JPH0434079Y2 - - Google Patents

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JPH0434079Y2
JPH0434079Y2 JP1989094352U JP9435289U JPH0434079Y2 JP H0434079 Y2 JPH0434079 Y2 JP H0434079Y2 JP 1989094352 U JP1989094352 U JP 1989094352U JP 9435289 U JP9435289 U JP 9435289U JP H0434079 Y2 JPH0434079 Y2 JP H0434079Y2
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magnet
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JP1989094352U
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  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ゼムクリツプを収納し、ゼムクリツ
プを連続的に取出口に引き出し保持するためのマ
グネツトボツクスに関する。
[従来の技術] 従来のこの種のマグネツトボツクスは、第4図
に示すように、略直方体に形成されており、マグ
ネツトボツクス50は、下ケース51と透明ある
いは半透明の上ケース52とからなるとともに、
両ケース51,52は、嵌合あるいは接着により
結合されていた。上ケース52には取出口53を
有し、その側壁54の内側にはマグネツト55が
固定されている。それにより、収納室56内のゼ
ムクリツプの1つが、側壁54を介してマグネツ
ト55に吸引されると、他のゼムクリツプが連続
して吸引され、引出し面57に沿つてゼムクリツ
プを取り出すと、連続してマグネツト55の部分
にゼムクリツプが保持される構成となつていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来のマグネツトボツクスにおい
ては、その構造上、ゼムクリツプの残量が少なく
なると、側壁54に吸着されているゼムクリツプ
と、収納室56の底部に残つているゼムクリツプ
の距離が次第に大きくなるため、マグネツト55
の吸引力の影響が少なくなり、ゼムクリツプが上
下に分離されることがある。その際には、容器を
手で持つて傾斜させる等、マグネツトに再び吸着
される操作が必要であつた。また、マグネツト5
5が引出し面57とは反対側にあるため、マグネ
ツト55に吸引されているゼムクリツプを引出し
面57に移すこととなり、取り出し操作が必ずし
も円滑に行われないことがあつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、従来のマグネツトケースの上記不具
合を解消するため、互いに嵌合する下ケースと上
ケースを備え、該上ケースに設けた取出口の傾斜
側壁を前記下ケースの底部近傍まで延設するとと
もに、前記傾斜側壁の裏面にマグネツトを固定し
たマグネツトボツクスにおいて、前記下ケースの
底部に回動自在のスタンドを設け、前記上ケース
に設けたゼムクリツプ投入口に回動自在の蓋を設
け、前記マグネツトの表裏両面に磁気作用を及ぼ
す両面着磁式マグネツトを用い、前記マグネツト
ボツクスを断面偏平形状にしたものであり、それ
により、マグネツトボツクス内に収納されたゼム
クリツプを、常に連続してマグネツト部分に吸着
保持するようにしたものである。
[作用] 本考案は、以上のように構成することにより、
マグネツトの吸着がマグネツトボツクス底部に近
くなり、ゼムクリツプの自重等により、マグネツ
トによつて吸着されたゼムクリツプとマグネツト
ボツクス底部のゼムクリツプが離れることなく連
続して引出される。更に、下ケースにスタンドを
回動して立設する時、マグネツトボツクスが傾斜
して支持される。また、上ケースに回動自在の蓋
を設け、ゼムクリツプのマグネツトボツクスへの
投入時には、蓋を開放して大きな開口から投入さ
れる。また、マグネツトを両面着磁式にすること
により、ケース外壁面にも磁気作用が及び、ケー
ス外壁も吸着面になる。更に、マグネツトボツク
スを断面偏平形状にして、マグネツトボツクス内
のゼムクリツプが容易に取出口に誘導される。
[実施例] 本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。マグネツトボツクス1は、下ケース2
と上ケース3及び蓋4とからなり、下ケース2と
上ケース3は、相互の係合突起5によつて嵌着し
ている。上ケース3は、取出口6とゼムクリツプ
の補充用開口7を有し、取出口6の傾斜側壁8の
裏面の溝9にはマグネツト10を固定している。
マグネツト10は、溝9内に接着により固定して
も良いが、溝9の周囲壁を開口側に開いた傾斜面
とし、マグネツト10を圧入することにより固定
する手段、それに加え、溝の底部に断面針状の小
突起の筋を多数設けておき、上記マグネツト10
の圧入時に、小突起の先端を押圧力に応じて変形
させ、変形時の反発力でマグネツト10の下面を
支持することによつて、マグネツト挿着時のガタ
つきを防止することもできる。マグネツト10
は、表裏に磁力を生ずる両面着磁式の磁石を2枚
重ねる。
充填用開口7の上部に設ける蓋4は、透明又は
半透明とし、両側部にリブ12を備えるととも
に、折曲した端部のリブ側面には、円形突起形状
の軸13を設け、上ケース3の対向側壁に設けた
軸孔に嵌合し回動自在となつている。蓋4の上面
は、上ケース3の上面とほぼ同一面とし、上ケー
ス3の上面の一部に溝14を設け、この溝14に
指をかけることにより、蓋4の他端部15を持ち
上げる部分を構成している。また蓋4の側部には
突起16を設け、上ケース3の蓋収納溝の側面に
形成した小溝と嵌合可能としており、蓋4を閉じ
た時、突起16と小溝によつて弾性的に係合し、
その状態では、マグネツトボツクス1を逆さにし
ても蓋4が開かない構成とする。また、傾斜側壁
8と連続する上ケース3の外側面及びそれに連続
する下ケース2の外側面は、曲面で連なるように
構成している。上記実施例では、蓋4を透明ある
いは半透明としたが、上ケース3をそのようにし
ても良い。
以上の構成により、下ケース2に上ケース3を
係合突起5で嵌入係合させ、蓋12の円形突起形
状の軸13を上ケース3の軸穴に嵌合すると、マ
グネツトボツクス1が形成される。このマグネツ
トボツクス1の使用に際しては、蓋4を開き、ゼ
ムクリツプを投入し、蓋4を突起16によりクリ
ツク動作によつて閉じる。ゼムクリツプの一部は
マグネツト10に吸引され、取出口6の傾斜側壁
8に付着する。
下ケース2の底面に凹部17を設け、その中に
スタンド20を収納している。スタンド20は、
第3図に示すように、支持板21の両側部にリブ
22を設け、リブ22の上端には、円形の突起と
しての回転軸23を設けるとともに、その下部に
小突起24を設ける。下ケース2には、スタンド
20のリブ22に対応する溝25を設け、また回
転軸23を嵌合する軸穴及び小突起24に対応し
た溝を設けている。これによりスタンド20の回
動軸23を軸穴に嵌合し、スタンド20を収納用
凹部17に向けて回動して押し込むと、小突起2
4に対応する溝とのクリツク動作によつて、以降
自重では飛び出すことはない。スタンド20の使
用時は、支持板21の切り欠き26に指をかけて
引き起こし、第2図中、鎖線のように回動する
と、小突起24は、その弾性により下ケース21
の底面30に出た時、クリツク作動し、それ以
降、スタンドの回動に抵抗を与えるストツパーと
しての機能をなす。
使用に際しては、マグネツトボツクスが偏平な
断面形状であるから、ゼムクリツプは、使用者が
指と平行する傾斜側面に沿つて滑らせることによ
つて取り出すことができ、取出し後には、連なつ
たゼムクリツプが傾斜側壁8に付着する。ケース
内に収納されたゼムクリツプが少なくなつても、
マグネツト10が底部に位置するので、連なるゼ
ムクリツプに自重があまり作用せず、マグネツト
10の吸引力によつて確実に傾斜側面に引き寄せ
られる。
一方、マグネツト10を図示のような両面着磁
式の磁石にしたので、マグネツト10の背面の磁
力線は、下ケース2及び上ケース3う透過して各
ケースの外面に作用するので、机等にこぼれたホ
ツチキスの針やゼムクリツプを、このマグネツト
ボツクス1を滑らせることによつて、ケースの外
面に付着させることができ、これらの収集作業が
容易となる。
また、このようにしてゼムクリツプを収集する
際には、ケース側面に付着したゼムクリツプを傾
斜側面に連続する曲面に沿つて滑らせ、取出口6
からケース内に入れることがてき、回収作業がき
わめて容易となる。更に、ケース外壁に及ぼす磁
気作用は比較的弱いので、収集したゼムクリツプ
の引き離し、あるいは壁面に沿つての移動が比較
的容易である。
スタンド20を回動して立設すると、下ケース
2の底面30における点32とスタンド23の端
面33とを結ぶ線34が机上面となり、マグネツ
トボツクス1は、角度αだけ傾斜して支持され
る。このようにすることにより、ケース内のゼム
クリツプは、マグネツト10側に集中し、取出口
6の傾斜側面8がより平坦になるので、ゼムクリ
ツプの取出しがより容易となり、また、ゼムクリ
ツプが少なくなつてきても、ケース内の底部のゼ
ムクリツプは、離れることなく確実に連続して取
出すことができる。
なお、上記実施例では、マグネツトボツクスは
全体として単に偏平な形状としたが、例えば、そ
の断面が低い三角形状とし、その底部付近にマグ
ネツトを備えた取出口を配置しても良い。また蓋
は、上ケースと一体化した構造にした際には、取
出口がゼムクリツプの投入口となる。
一方、本考案は、上記実施例のように各種の形
状に成形でき、かつ安価であるとともに、各部品
を容易に組立てられるので、ギフト用品として最
適であり、その際には、蓋、下ケースあるいは上
ケース等の表面または裏面に、PRを箔押し印刷
することができ、PR効果が良好となる。
[考案の効果] 本考案は、以上のように構成したので、マグネ
ツトが、マグネツトボツクスの底部近傍に位置す
るため、マグネツトに吸着されるゼムクリツプと
ケース底部のゼムクリツプが近接するので、従来
のもののように、これらが途中で二分することが
なく、マグネツトボツクス内のゼムクリツプは、
最後まで円滑に取出すことができる。
また、取出口の傾斜側面に両面着磁式マグネツ
トを設けたので、傾斜側壁は、ゼムクリツプを取
り出す指と平行に位置し、かつ、滑らせるのみで
ゼムクリツプを取出せるため、ゼムクリツプの取
出しが容易となる。そして、ケースの外部にマグ
ネツトの磁気作用が及び、マグネツトボツクスの
移動のみによつて机上等に落ちたゼムクリツプ等
をケース外壁に吸着させて収集することができ
る。
また、下ケースの底部にスタンドを設けたの
で、マグネツトボツクス内のゼムクリツプは、最
後まで円滑に取り出すことができる。
一方、上ケースに蓋を設けたので、ゼムクリツ
プの投入口が、取出口とは別設され、ゼムクリツ
プのケースへの投入が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す斜視図、第2
図は、その断面図、第3図は、そのスタンド部分
の正面図、第4図は、従来のマグネツトボツクス
の断面と共に示す斜視図である。 1……マグネツトボツクス、2……下ケース、
3……上ケース、4……蓋、5……係合突起、6
……取出口、7……開口、8……傾斜側壁、10
……マグネツト、17……凹部、22……スタン
ド、21……支持板、23……回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに嵌合する下ケースと上ケースを備え、該
    上ケースに設けた取出口の傾斜側壁を下ケースの
    底部近傍まで延設するとともに、前記傾斜側壁の
    裏面にマグネツトを固定したマグネツトボツクス
    において、前記下ケースの底部に回動自在のスタ
    ンドを設け、前記上ケースに設けたゼムクリツプ
    投入口に回動自在の蓋を設け、前記マグネツトの
    表裏両面に磁気作用を及ぼす両面着磁式マグネツ
    トを設けるとともに前記マグネツトボツクスを断
    面偏平形状にしたことを特徴とするマグネツトボ
    ツクス。
JP1989094352U 1989-08-14 1989-08-14 Expired JPH0434079Y2 (ja)

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JP1989094352U JPH0434079Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14

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JP1989094352U JPH0434079Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14

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Publication Number Publication Date
JPH0336498U JPH0336498U (ja) 1991-04-09
JPH0434079Y2 true JPH0434079Y2 (ja) 1992-08-13

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ID=31643684

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JP1989094352U Expired JPH0434079Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10710962B2 (en) 2010-05-21 2020-07-14 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Zwitterionic reagents

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JPS5823680U (ja) * 1981-08-05 1983-02-15 新日本製鐵株式会社 グリズリ
JPS5823679U (ja) * 1981-08-07 1983-02-15 押川 正勝 塗料付着防止クリップ

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JPH0336498U (ja) 1991-04-09

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