JPH04340178A - 侵入監視装置 - Google Patents

侵入監視装置

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Publication number
JPH04340178A
JPH04340178A JP3158295A JP15829591A JPH04340178A JP H04340178 A JPH04340178 A JP H04340178A JP 3158295 A JP3158295 A JP 3158295A JP 15829591 A JP15829591 A JP 15829591A JP H04340178 A JPH04340178 A JP H04340178A
Authority
JP
Japan
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area
feature
time
processing unit
intrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshikawa
寛 吉川
Shinichi Kuroda
伸一 黒田
Hideto Fujiwara
秀人 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像処理
を用いて、不許可侵入者や不注意侵入者の有無を検知し
警報を発報する侵入監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は例えば第32回情報処理学会全
国大会論文集(昭和61年前期、P.P2043−20
44)に示された従来の侵入監視装置の構成を示すブロ
ック図であり、図において、1はカメラ、2はこのカメ
ラ1から送られてくるアナログ映像信号をディジタル画
像データ(以下画像データという)に変換するA/D変
換器、3は画像データを背景画像として記憶する背景メ
モリ、4は該背景画像と新たに入力された画像データと
の差分を計算する差分処理部、5は差分処理部4の出力
をある閾値で2値化する2値化処理部、9は2値化処理
部5から出力される2値画像データを処理して侵入者の
有無を判断する判断処理部、10は判断の結果侵入者が
あったと認められた場合に警報を発報する警報出力部で
ある。
【0003】次に動作について説明する。カメラ1によ
って撮影された画像はアナログ映像信号としてA/D変
換器2へ入力され、A/D変換器2は該映像信号をディ
ジタル化し画像データに変換する。背景メモリ3は該画
像データを背景画像データとして記憶しておく。差分処
理部4では該背景画像データと順次入力される画像デー
タとの差分処理を各画素対応にて行う。2値化処理回路
5は差分処理部4の出力を、予め設定されている閾値で
2値化する。判断処理部9は2値化処理部4から送出さ
れる2値画像データに対して例えば、変化領域の面積を
求め、(その画素数をカウント)、その大きさにより侵
入者の有無を判断する。警報出力部10では、判断処理
部9により侵入者があったと判断された場合に警報を発
報する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の侵入監視装置は
以上のように構成されているので、画像中で木の枝が風
で揺れた場合や単なる通行人がいても、画像変化として
検出してしまい、誤って侵入者が有ったものと判断し誤
警報を発報するなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、木の枝が風で揺れても、単なる
通行人がいても誤報を発報することなく、真の侵入者の
みを発見し警報を発報する信頼性の高い侵入監視装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係る侵
入監視装置は、予めメモリに記憶された侵入監視区域の
背景画像データと順次入力されてくる侵入監視区域の画
像データとの差分を計算して2値化処理を行い、両画像
間の変化の有無より侵入発生を判定するものにおいて、
2値化データに対し、予め特定した変化領域の特徴量(
例えば面積或いは重心等)を時間差を置いて抽出する特
徴量抽出処理部と、上記抽出した特徴量を比較し同一物
体が移動したものとしての対応をとる特徴量対応付処理
部と、対応付けされた変化領域の位置とその時間差によ
り動き情報を求める動き量抽出処理部とを設けたもので
ある。
【0007】また、この第2の発明に係る侵入監視装置
は、予めメモリに記憶された侵入監視区域の背景画像デ
ータと順次入力されてくる侵入監視区域の画像データと
の差分を計算して2値化処理を行い、両画像間の変化の
有無より侵入発生を判定するものにおいて、2値化デー
タに対し、予め特定した変化領域の特徴量(例えば面積
或いは重心等)を時間差を置いて抽出する特徴量抽出処
理部と、抽出された変化領域をある時間の間累積する変
化領域累積処理部と、該累積された変化領域の特徴量(
例えば面積や重心等)を抽出する特徴量抽出処理部と、
この特徴量と累積時間により動き情報を求める動き量抽
出処理部とを設けたものである。
【0008】また、この第3の発明に係る侵入監視装置
は、2値化データに対し、予め特定した変化領域の特徴
量(例えば面積或いは重心等)を時間差をおいて抽出す
る特徴量抽出処理部と、画像データに対し対象物の輪郭
を抽出する輪郭情報抽出部と、上記抽出した特徴量と輪
郭情報を用い特徴量を統合する特徴量統合処理部と、上
記統合された特徴量を比較し、同一物体が移動したもの
としての対応をとる特徴量対応付処理部と、対応付けさ
れた変化領域の位置とその時間差により動き情報を求め
る動き量抽出処理部とを設けたものである。
【0009】また、この第4の発明に係る侵入監視装置
は、2値化データに対し、予め特定した変化領域の特徴
量(例えば面積或いは重心等)を時間差をおいて抽出す
る特徴量抽出処理部と、上記抽出した特徴量を比較し同
一物体が移動したものとしての対応をとる特徴量対応付
け処理部と、過去に複数フレームにわたって連続して対
応付けされてきた変化領域の内最も古い(時刻が小さい
)時点での変化領域の位置を示すデータ(例えば重心)
と連続して対応付けされてきたフレーム数を現時刻での
特徴量と共に記憶しておく領域追跡テーブルと、連続し
て対応付けされてきた変化領域の現時刻での位置データ
と領域追跡テーブル内に記憶されている最も古い時点で
の位置データとフレーム数から複数フレーム間での全体
の動き情報を求める動き量抽出処理部とを設けたもので
ある。
【0010】
【作用】この第1の発明における侵入監視装置は、画像
が変化する領域の特徴量を時間差のある複数の処理画像
間で比較対応付け、変化領域の移動量(移動方向と大き
さなど)を求め、該移動特徴量により、画像変化の原因
が侵入者によるものなのか、木の枝の揺れ等によるもの
なのかどうかを判断し、侵入者と判断した場合、警報を
発報する。
【0011】また、この第2の発明によれば変化領域累
積処理部により、画素の変化領域が時間と共に累積され
、その移動が軌跡として得られるため、時間差のある処
理画像間で特徴量の対応付け処理を行わなくても、変化
領域の移動量を求めることができる。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、1〜5及び、9,10は上記従来装置と
全く同一のものである。6は2値化処理部5から送出さ
れる2値画像データに対して、その面積や重心位置等の
特徴量を抽出する特徴量抽出処理部、7は該特徴量を時
間差のある処理画像間で比較、対応付けする特徴量対応
付処理部、8は対応付けの結果により移動量を求める動
き量抽出処理部である。また、図2の(a),(b)は
本発明の動作を説明する説明図であり、21は時刻t=
1の時点での侵入者、22は時刻t=2の時点での侵入
者を示す。
【0013】次に動作について説明する。カメラ1によ
って撮影されたアナログ映像信号が各種処理され、2値
化処理部5により2値画像データを得るところまでは従
来装置と同様である。該2値画像データに対して特徴量
抽出部6により、時刻t=1における面積S1 と重心
位置X1 ,Y1等の特徴量を求める。面積S1 は変
化領域の画素数をカウントすれば求められ、重心位置X
1 ,Y1 は各々変化領域である画素のアドレス(X
,Y)を各々加えてゆき面積S1 で割ったものとして
求めることができる。
【0014】次に、時刻t=2における面積S2 と重
心位置X2 ,Y2 等の特徴量も同様にして求める。 該特徴量を特徴量対応付処理部7にて比較し同一のもの
と判断できるものに対して対応付けを行う。例えば、面
積差|S1 −S2 |がある値より小さく、移動距離
d(d2 =(X1 −X2 )2 +(Y1 −Y2
 )2 )もある値より小さい時には、同一物体が移動
したものとして対応付けを行う。動き量抽出処理部8で
は、対応付けされた変化領域の移動速度(移動距離dを
時間差で割ったもの)やその方向等を抽出し、判断処理
部9にてその移動速度と方向が予め設定してある侵入者
が侵入する速度とその方向に似かよっているかどうかを
判断し、侵入者があったと判断された場合、警報出力部
10により警報が発報される。
【0015】実施例2.上記実施例では画像変化領域が
一つの場合に侵入者を発見する構成を示したが、本実施
例では画像変化領域が複数の場合にも侵入者を発見する
ことができる。図3は本実施例の構成を示すブロック図
であり、1〜10は上記実施例と同一のものである。ま
た、図4の(a),(b)は本実施例の動作を説明する
説明図であり、21と22は上記実施例と同一のもので
、23は時刻t=1の時点での木の揺れなどの変化領域
を、24は時刻t=2の時点での木の揺れなどの変化領
域を各々示す。
【0016】領域総合処理部11では、2値化処理部5
から送力される2値画像データを連結領域毎にひとまと
めにする処理(例えば領域のラベル付け処理、長尾真著
、コロナ社「画像認識論」P.85)が行われる。時刻
t=1においては、侵入者21と木の揺れ23が、時刻
t=2においては侵入者22と木の揺れ24が各々ひと
まとまりの領域として得られ、さらに特徴量抽出処理部
6により、領域毎の特徴量が計算される。(例えば時刻
t=1での侵入者21の面積S1や重心位置X1 ,Y
1 、時刻t=2での木の揺れ24の面積S4 や重心
位置X4 ,Y4 等である。次にt=1とt=2との
間のこれらの全ての領域に対して対応付けを行う(侵入
者21に対して侵入者22および、木の揺れ24、木の
揺れ23に対して侵入者22および木の揺れ24)。
【0017】この場合、面積差や移動距離などの条件か
ら侵入者21と22が、木の揺れ23と24が対応付け
られる。次に動き量抽出処理部8にて、これらの動き量
を求め、判断処理部9にて侵入者の動きがあるかどうか
を判断し、侵入者のあった場合に警報出力部10にて警
報を発報する。この場合、木の揺れ23と24の動き量
は小さく侵入者のものと判断されないが、侵入者21と
22の動き量により侵入者があったものとし、警報が発
報される。本実施例では画像変化領域が複数の場合にお
いても侵入者を発見することができ、より一層信頼性の
高い侵入監視装置が得られる効果がある。
【0018】実施例3.判断処理部9にて、侵入者があ
ったかどうかを判断する際に、領域別特徴量設定部12
にて予め設定してある、監視領域の特徴量を用いて侵入
者があったかどうかを判定しても良い。図5は、本実施
例の構成を示すブロック図であり、1〜10は上記実施
例1と同一のもので、領域別特徴量設定部12は判断処
理部9に接続されている。また、図6は本実施例の動作
を説明する説明図であり、同図において例えば、監視領
域に、近くの通路領域A、壁やフェンス領域B、遠くの
通路領域Cがあったとする。この場合、侵入者が侵入す
る位置(A.B,C)により、その大きさや移動量(方
向とその大きさ)が異なる。
【0019】つまり、近くの通路Aにいる侵入者は遠く
の通路Cにいる侵入者よりも大きく撮影され、変化領域
の大きさとしては大きく得られるし、また、その移動量
の大きさも大きい。また、侵入者の侵入する方向につい
ても、通路AとCでは壁に向かう右から左方向であり、
壁部Bでは壁をよじ登る下から上方向である。そこで、
監視領域をA,B,Cの3つの領域に分割し、各々の領
域に異なる特徴量(面積;Sa,Sb,Scや移動量(
大きさと方向);Va,Vb,Vc)(81〜83)を
(Sa>Scや|Va|>|Vc|等と)設定しておく
【0020】画像変化やその移動があった場合、領域別
特徴量設定部12にて、画像変化の特徴量(面積や移動
量)を画像変化があった領域に予め設定してある特徴量
と比較し、判断処理部9にて、その変化が侵入者による
ものかどうかを判断する。その結果、侵入者であったと
判断された場合には、警報出力部10より警報を発報す
る。領域別に画像変化の大きさや、変化領域の移動量等
が設定しているために、より一層信頼性の高い侵入監視
装置が得られる効果がある。
【0021】実施例4.実施例1では、時間差のある複
数の処理画像間で領域の対応付け処理を行ったが、この
代わりに、変化領域をある時間にわたって累積する変化
領域累積処理部13を、2値化処理部5の後に設けても
良い。図7は本実施例の構成を示すブロック図であり、
1〜6及び8〜10は上記実施例と同一のものである。 また、図8の(a)は変化領域累積処理部13を実現す
るための一回路例の図であり、101は2値化処理部の
出力とメモリ出力データを一時記憶していたデータのう
ち少なくとも一方が”1”(変化領域を示す、”0”は
変化していない領域を示す)の場合、”1”を出力する
OR回路、102はOR回路101の出力を記憶するメ
モリ、103はメモリ102の出力データを一時記憶す
るデータラッチである。
【0022】また、図8の(b)は上記回路の動作を説
明するためのタイムチャート図であり、111は時刻t
=10の時点でのメモリ102へ供給するアドレスの値
、112はそのアドレス値に記憶されているメモリ10
2のデータ内容、113はデータラッチ103の出力、
114はt=10の時点での2値化処理結果、115は
OR回路101の出力データ結果を各々示す。また、図
9は本実施例の動作を説明する説明図であり、図におい
て、21はt=1の時点での画像変化部分を取り込んだ
変化領域累積処理部の内容、25はt=2の時点での画
像変化部分を上記21の画像変化部分に加えた変化領域
累積処理部の内容を示す。
【0023】先ず最初に、メモリ102の内容を1画面
全てにわたり零クリアしておく。これには、データラッ
チ103のクリア(CLR)入力を零とし、一画面画像
を取り込めば良い。次にt=1の時点での2値化処理部
5の出力結果をメモリ102に取り込む(このときデー
タラッチ103のクリア入力は1とする)。更に、t=
2の時点での2値化処理部5の出力結果をメモリ102
に取り込む。すると、t=1とt=2の時点で変化した
領域が累積されメモリ102に記憶される。
【0024】この時のデータのタイミングを図8の(b
)により説明する。t=10は、t=2の時点で画像を
取り込んでいる間のある時点で、ある画素を取り込もう
としているポイントで、アドレスは111で示される。 また、t=14は次の画素を取り込もうとするポイント
である。先ず、メモリ102は読み出しモード(t=1
0〜t=13)となり、t=1の時点で記憶したデータ
dを読み出し、データラッチ103にて一時的(t=1
3以降)に記憶する(113)。次にメモリ102は書
き込みモード(t=13〜t=14)となり、t=2の
時点での2値化処理部5の出力114と該データラッチ
103の出力113がOR回路101に入力され、その
結果115がメモリ102に書き込まれる。
【0025】このOR回路の結果t=1またはt=2の
時点で少なくともどちらか一方で画像に変化があった場
合には、変化領域として変化領域累積処理部に記憶され
る。つまり、変化領域が時間と共に累積記憶されるため
、移動物体による変化領域が、移動物体の軌跡として得
られることになる。この結果、特徴量抽出処理部6で変
化領域の特徴量(面積S25やフィレ径;変化領域の外
接四角形の縦長a25と横長b25等)を求め、累積さ
れた領域の面積がある値以上あった場合やフィレ径があ
る値以上あった場合には、ある値以上の移動量があった
ことになり、侵入者があったと判断し警報を発報する。 本実施例は、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0026】実施例5.上記実施例では、累積された画
像変化領域が一つの場合に侵入者を発見する構成を示し
たが、本実施例は累積された画像変化領域が複数の場合
にも侵入者を発見することができる様に構成した。図1
0は本実施例の構成を示すブロック図であり、1〜6、
8〜10及び、13は上記実施例4と同一のものである
。実施例2と同様の領域統合処理部11を変化領域累積
処理部13と特徴量抽出処理部6の間に入れた構成とな
っており、その動作も実施例2とほぼ同様である。2値
化処理部5の出力を領域統合処理部11に入力する代り
に、変化領域累積処理部13の出力結果を領域統合処理
部11に入力するようにしたものである。
【0027】また、図11は本実施例の動作を説明する
説明図であり、25は上記と同様に侵入者が入った事に
より得られた累積変化領域で、26は木の揺れにより生
じた累積変化領域である。累積変化領域についてひとま
とまりの領域毎にその特徴量が得られることは上記実施
例2で変化領域についてひとまとまりの領域毎にその特
徴量が得られることと同様である。次に各特徴量を比較
してから警報出すまでの処理は上記実施例4と同様であ
り、累積された画像変化領域が複数の場合においても侵
入者を発見することができるため、より一層信頼性の高
い侵入監視装置が得られる効果がある。
【0028】実施例6.判断処理部9にて、侵入者があ
ったかどうかを判断する際に、領域別特徴量設定部12
にて予め設定してある監視領域毎の特徴量を用いて侵入
者があったかどうかを判定しても良い。図12は本実施
例の構成を示すブロック図であり、1〜6、8〜10と
13は上記実施例4と同一のもので、領域別特徴量設定
部12は判断処理部9に接続されている。領域別特徴量
設定部12で設定する特徴量が、画像の変化領域の特徴
ではなく累積された画像の変化領域の特徴量である事以
外は上記、実施例3と同様であり、上記実施例4に比べ
、より一層信頼性の高い侵入監視装置が得られる効果が
ある。
【0029】実施例7.実施例1から実施例6は背景メ
モリの画像には侵入者がなく、時刻t=1,t=2の画
像の入力があったときに侵入者が発見できるように構成
されているが、図13のように構成することにより、背
景メモリの画像に侵入者がいる場合にt=1の画像の入
力があると侵入者の発見ができる。図13は本実施例の
構成を示すブロック図であり、1〜4および6〜10は
上記実施例と同一のものである。本実施例においては2
値化処理部の代わりに領域抽出処理部122を用いる構
成とした。
【0030】図14(a)123のように背景メモリに
侵入者が存在し、t=1のとき図14(b)124の位
置に移動したとする。このとき差分処理部4の出力を符
号付きにすることにより、差分結果には図15のように
正の領域125と、負の領域126が現れる。侵入者の
濃度レベルが背景の濃度レベルより高い場合、入力画像
から背景画像を差分すると、濃度が正の場合は入力画像
の侵入者、負の領域は背景画像に侵入者であり、侵入者
は負の領域から正の領域に移動したと判定できる。
【0031】図16の131は1次元信号で表した入力
画像、132は背景画像である。131から132を差
分することにより133が得られるが、正負2つの閾値
134、135を予め設定しておくことにより正負の領
域の抽出を行うことができる。可視光では侵入者と背景
の濃度レベルの反転が起きる場合もあるが、赤外照明1
21を用いることにより侵入者濃度レベルが背景の濃度
レベルより高い画像を得ることができる。上記のような
構成にすることにより、背景メモリに画像を取り込んだ
あと1枚の画像に入力だけで侵入者の移動方向が得られ
る効果がある。
【0032】実施例8.上記実施例1では、特徴量対応
付処理部7および動き量抽出処理部8にて、時刻t=1
、t=2という2フレーム間での対応付けおよび移動速
度・方向の算出を行う構成を示したが、本実施例では、
任意のNフレーム間で対応付けおよび移動速度・方向の
算出を行う構成を示す。図17は本実施例の構成を示す
ブロック図であり、1〜10は上記実施例1と同一のも
ので、200は侵入者の動きをNフレームに渡って追跡
するための領域追跡テーブルである。また、図18の(
a)、(b)、(c)、(d)は本実施例の動作を説明
する説明図であり、21と22は上記実施例1と同一の
もので、300は時刻t=3の時点での変化領域、30
1は時刻t=Nの時点での変化領域を各々示す。また、
図19は領域追跡テーブル200の構成と追跡中の動作
を示す図であり、201はテーブル内の特徴量記憶部で
あり、202はテーブル内の初期位置記憶部であり、2
03はテーブル内の追跡フレーム数記憶部である。
【0033】領域追跡テーブル200は、装置の電源投
入時に初期化される(例えば全てを0にする)。特徴量
対応付処理部7は、時刻t=1において特徴量抽出処理
部6から変化領域21の特徴量(例えば面積S1 や重
心位置X1 ,Y1 等)が送られてくると、領域追跡
テーブル200の追跡フレーム数記憶部203を参照し
、その内容が0であれば、特徴量抽出処理部6で抽出さ
れた上記特徴量を領域追跡テーブル200の特徴量記憶
部201に記憶し、該特徴量の内重心X1 ,Y1 を
初期位置記憶部202に記憶し、追跡フレーム数記憶部
203に1を記憶する。
【0034】次に、時刻t=2において特徴量抽出処理
部6から変化領域22の特徴量(面積S2 、重心位置
X2 、Y2 等)が送られてくると、特徴量対応付処
理部7は領域追跡テーブル200の追跡フレーム数記憶
部203を参照し、その内容が0以外なら該時刻t=2
における特徴量面積S2 、重心位置X2 、Y2 と
特徴量記憶部201に記憶されたt=1における特徴量
面積S1 、重心位置X1 、Y1 との間で前記実施
例1と同様の特徴量対応付け処理を行い、その結果、時
刻t=1における変化領域21と時刻t=2における変
化領域22が同一物体の移動と判断されれば、特徴量記
憶部201の内容を時刻t=2における特徴量で置き換
え、追跡フレーム数記憶部203の内容に1を加え2と
し、初期位置記憶部202の内容はそのままとする。
【0035】時刻t=3において特徴量抽出処理部6か
ら変化領域300の特徴量(面積S3 、重心位置X3
 ,Y3 等)が送られてくると、特徴量対応付処理部
7は領域追跡テーブル200の追跡フレーム数記憶部2
03を参照し、その内容が0以外なら該時刻t=3にお
ける特徴量面積S3 、重心位置X3 ,Y3 と特徴
量記憶部201に記憶されたt=2における特徴量面積
S2 、重心位置X2 ,Y2 との間で前記実施例1
と同様の特徴量対応付け処理を行い、その結果、時刻t
=2における変化領域22と時刻t=3における変化領
域300が同一物体の移動と判断されれば、特徴量記憶
部201の内容を時刻t=3における特徴量で置き換え
、追跡フレーム数記憶部203の内容に1を加え3とし
、初期位置記憶部202の内容はそのままとする。
【0036】ここで、時刻t=1の変化領域21と時刻
t=2の変化領域22が同一物体の移動であると判断さ
れ、時刻t=2の変化領域22と時刻t=3の変化領域
300も同一物体の移動である判断されたので、時刻t
=3の変化領域300と時刻t=1の変化領域21は同
一物体の移動であると間接的に判断でき、このときの領
域追跡テーブル200の内容としては、特徴量記憶部2
01には現時刻t=3の特徴量が記憶され、初期位置記
憶部202には時刻t=1の重心位置が記憶され、追跡
フレーム数記憶部203には時刻t=1から現時刻t=
3までのフレーム数3が記憶されていることになる。
【0037】つまり、現時刻の変化領域と1つ前の時刻
の変化領域という2フレーム間の対応付けの結果が常に
同一物体の移動であると判断できるならば、現時刻の変
化領域と時刻t=1における変化領域は同一物体の移動
であると間接的に判断でき、領域追跡テーブル200は
、現時刻の特徴量が特徴量記憶部201に、最初に変化
領域が検出された時点(t=1)での重心位置が初期位
置記憶部202に、最初に変化領域が検出された時刻(
t=1)から現時刻までのフレーム数が追跡フレーム数
記憶部203に各々記憶されていることになる。したが
って、時刻t=Nの時点での領域追跡テーブル200は
、時刻t=Nの特徴量が特徴量記憶部201に、時刻t
=1の重心位置が初期位置記憶部202に、時刻t=1
から時刻t=Nまでのフレーム数Nが追跡フレーム数記
憶部203に各々記憶されていることになる。
【0038】一方、動き量抽出処理部8は、特徴量記憶
部201を常に参照し、追跡フレーム数記憶部203の
内容(同一物体の移動が連続していると判断されたフレ
ーム数)があらかじめ設定しているしきい値を越えてい
ると判断したときに、その時点で特徴量記憶部201に
記憶されている現時刻の重心位置XN ,YN と、初
期位置記憶部202に記憶されている時刻t=1の重心
位置X1 ,Y1 からNフレーム間での移動速度(移
動距離d=(XN −X1 )+(YN −Y1 )2
 をフレーム数Nで割ったもの)と移動方向等を算出し
、判断処理部9にてその移動速度と方向があらかじめ設
定してある侵入者が侵入する速度と方向に似かよってい
るかどうかを判断し、似通っている場合には侵入者が有
ったと判断し、警報出力部10により警報を発報する。
【0039】なお、時刻t=1からt=Nの間に、一度
でも変化領域がない(特徴量抽出処理部6から特徴量が
送られてこない)状態になれば、その時点で領域追跡テ
ーブル200の内容を初期化(例えば全て0)し、ある
いは領域対応付け処理の結果が同一物体の移動と判断さ
れなければ、その時点で領域追跡テーブル200の特徴
量記憶部201にその時刻の特徴量を記憶すると共に、
初期位置記憶部202の内容をその時刻の重心位置で置
き換え、追跡フレーム数記憶部203の内容を1に置き
換える。これは、一度対応付けが失敗したのでその時点
までの変化領域は侵入者ではなかったと判断し、その時
刻における変化領域をスタートとして再度領域の追跡を
開始することを意味する。本実施例では、変化領域を複
数フレームにわたって追跡することができ、結果として
移動速度や方向なども2フレーム間での移動速度や方向
に比べてより大局的な値となり、より一層信頼性の高い
侵入監視装置が得られる効果がある。
【0040】実施例9.上記実施例8では変化領域が1
つの場合に複数フレームにわって変化領域の追跡を行い
侵入者を発見する構成を示したが、本実施例では、変化
領域が複数の場合にも複数フレームにわたって変化領域
の追跡を行い侵入者を発見することができる。図20は
本実施例の構成を示すブロック図であり、1〜10は上
記実施例と同一のものであり、11は上記実施例2と同
一のものであり、200は上記実施例における領域追跡
テーブルを複数領域向けに拡張したものである。また、
図21の(a)、(b)、(c)、(d)は本実施例の
動作を説明する説明図であり、21、22、23、24
は前記実施例2と同一のものであり、300、301は
上記実施例8と同一のものであり、302は時刻t=3
の時点での木の揺れなどの変化領域を、303は時刻t
=Nの時点での木の揺れなどの変化領域を各々示す。ま
た、図22は領域追跡テーブル200の構成と追跡中の
動作を示す図であり、201−1はテーブル内のバンク
1の特徴量記憶部であり、201−2はテーブル内のバ
ンク2の特徴量記憶部であり、202−1はテーブル内
のバンク1の初期位置記憶部であり、202−2はテー
ブル内のバンク2の初期位置記憶部であり、203−1
はテーブル内のバンク1の追跡フレーム数記憶部であり
、203−2はテーブル内のバンク2の追跡フレーム数
記憶部である。
【0041】領域追跡テーブル200は上記実施例8と
同様に電源投入時に初期化される。領域統合処理部11
は、上記実施例2と同様に2値画像データを連結領域毎
にひとまとめにする。また、特徴量抽出処理部6も前記
実施例2と同様に領域毎の特徴量を計算する。特徴量対
応付処理部7は、特徴量抽出処理部6から送られてくる
各変化領域の特徴量と領域追跡テーブル200のバンク
1側の追跡フレーム数記憶部203−1が0以外である
全ての番地の特徴量とで特徴量対応付け処理を行う。時
刻t=1の時点では、領域追跡テーブル200の内容が
全て0なので時刻t=1における各変化領域21と23
は領域追跡テーブル200ないのどれとも対応付けされ
ない。したがって、領域追跡テーブル200内のバンク
2の特徴量記憶部201−2に時刻t=1における各変
化領域の特徴量(面積S11,S12、重心位置X11
,X12,Y11,Y12)が記憶され、初期位置記憶
部202−2に重心位置X11,X12,Y11,Y1
2が記憶され、追跡フレーム数記憶部203−2にそれ
ぞれ1が記憶される。
【0042】時刻t=2の時点では、各変化領域22、
24の特徴量(面積S21,S22、重心位置X21,
X22,Y21,Y22)は領域追跡テーブル200内
のバンク2に記憶されている特徴量(面積S11,S1
2、重心位置X11,X12,Y11,Y12)の全て
と特徴量対応付け処理され、結果として変化領域21と
22が、変化領域23と24がそれぞれ同一物体の移動
と判断され、領域追跡テーブル200内のバンク1の特
徴量記憶部201−1に時刻t=2における特徴量が記
憶され、初期位置記憶部202−1にはバンク2の初期
位置記憶部202−2に記憶されている重心位置の内、
時刻t=2の変化領域22、24と対応付けされた時刻
t=1の変化領域21、23の重心位置がコピーされる
(変化領域22の初期位置記憶部202−1には変化領
域21の初期位置記憶部202−1の内容が、変化領域
24の初期位置記憶部202−1には変化領域23の初
期位置記憶部202−2の内容が各々コピーされる)。 また、追跡フレーム数記憶部203−1にはバンク2の
追跡フレーム数記憶部203−2に記憶されているフレ
ーム数の内、時刻t=2の変化領域22、24と対応付
けされた時刻t=1の変化領域21、23のフレーム数
が1加算された後記憶される(変化領域22の追跡フレ
ーム数記憶部203−1には変化領域21の追跡フレー
ム数記憶部203−2の内容に1加算したものが、変化
領域24の追跡フレーム数記憶部203−1には変化領
域23の追跡フレーム数記憶部203−2の内容に1加
算したものが各々記憶される)。そしてバンク2側の特
徴量記憶部201−2や初期位置記憶部202−2や追
跡フレーム数記憶部203−2を全てクリアする。もし
、時刻t=2における変化領域の内、時刻t=1の変化
領域といずれとも対応がとれないものがあれば、領域追
跡テーブル200のバンク2の特徴量記憶部201−2
のある番地にはその変化領域の特徴量が、初期位置記憶
部202−2にはその変化領域の重心位置が、追跡フレ
ーム数記憶部203−2には1が各々記憶される。
【0043】時刻t=3の時点では、その時刻での変化
領域300、302の特徴量を領域追跡テーブル200
のバンク1の特徴量と特徴量対応付け処理を実行し、結
果を今度はバンク2に記憶し、バンク1をクリアする。 このように、時刻t=Nまで領域追跡テーブル200内
のバンクを切り替えながら特徴量対応付け・追跡処理を
行えば、時刻t=Nの時点では、例えばバンク1の特徴
量記憶部201−1には時刻t=Nにおける各変化領域
の特徴量が、初期位置記憶部202−1には時刻t=1
の時の重心位置が、追跡フレーム数記憶部203−1に
は対応付けされてきたフレーム数Nが記憶されている事
になる。一方、動き量抽出処理部8は、上記実施例8と
同様に領域追跡テーブル200内の現時点で書き込みさ
れているバンク側(バンク1)を参照し、追跡フレーム
数がしきい値を越えている変化領域があれば、特徴量記
憶部201−1に記憶されている重心位置と初期位置記
憶部202−1に記憶されている重心位置から移動速度
と方向を算出し、侵入者かどうか判断処理部9にて判断
し、侵入者であれば警報を発報する。本実施例では、複
数の変化領域に対して複数フレームにわたる追跡処理を
実行し、複数フレームでの移動速度や方向が算出できる
ので木の揺れなど一定位置で左右に揺れるものと侵入者
のように大きな距離を一定方向に移動するものとでは結
果として移動速度に大きな差ができ、より一層信頼性の
高い侵入監視装置が得られる効果がある。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば侵入者
を画像の変化のみで検出するのではなく、画像の変化部
分がどの様に動く(移動距離とその方向等)を調べ、そ
の動きが侵入者のものかどうかを比較しているため、精
度が良く信頼性の高い侵入監視装置を得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の実施例1の動作を説明する説明図で
ある。
【図3】この発明の実施例2の動作を説明するブロック
図である。
【図4】この発明の実施例2の動作を説明する説明図で
ある。
【図5】この発明の実施例3の動作を説明するブロック
図である。
【図6】この発明の実施例3の動作を説明する説明図で
ある。
【図7】この発明の実施例4の動作を説明するブロック
図である。
【図8】この発明の実施例4の構成要素である、変化領
域累積処理部13を実現するための一回路図及び動作を
説明する説明図である。
【図9】この発明の実施例4の動作を説明する説明図で
ある。
【図10】この発明の実施例5の動作を説明するブロッ
ク図である。
【図11】この発明の実施例5の動作を説明する説明図
である。
【図12】この発明の実施例6の動作を説明するブロッ
ク図である。
【図13】この発明の実施例7の動作を説明するブロッ
ク図である。
【図14】この発明の実施例7の動作を説明する説明図
である。
【図15】この発明の実施例7の動作を説明する説明図
である。
【図16】この発明の実施例7の波形図である。
【図17】この発明の実施例8の構成を示すブロック図
である。
【図18】この発明の実施例8の動作を説明する説明図
である。
【図19】この発明の実施例8の領域追跡テーブルの構
成と追跡中の動作を示す説明図である。
【図20】この発明の実施例9の構成を示すブロック図
である。
【図21】この発明の実施例9の動作を説明する説明図
である。
【図22】この発明の実施例9の領域追跡テーブルの構
成と追跡中の動作を示す説明図である。
【図23】この発明の実施例10の構成を示すブロック
図である。
【図24】この発明の実施例10の動作を説明する説明
図である。
【図25】この発明の実施例11の構成を示すブロック
図である。
【図26】従来の侵入監視装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
6  特徴量抽出処理部 7  特徴量対応付け処理部 8  動き量抽出処理部 11  領域統合処理部 12  領域別特徴量設定部 13  変化領域累積処理部 200  領域追跡テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予めメモリに記憶された侵入監視区域
    の背景画像データと順次入力されてくる侵入監視区域の
    画像データとの差分を計算して2値化処理を行い、画面
    像間の変化の有無より侵入発生を判定する侵入監視装置
    において、2値化データに対し、予め特定した変化領域
    の特徴量(例えば面積或いは重心等)を時間差を置いて
    抽出する特徴量抽出処理部と、上記抽出した特徴量を比
    較し同一物体が移動したものとしての対応をとる特徴量
    対応付処理部と、対応付けされた変化領域の位置とその
    時間差により動き情報を求める動き量抽出処理部とを備
    えたことを特徴とする侵入監視装置。
  2. 【請求項2】  予めメモリに記憶された侵入監視区域
    の背景画像データと順次入力されてくる侵入監視区域の
    画像データとの差分を計算して2値化処理を行い、両画
    像間の変化の有無より侵入発生を判定する侵入監視装置
    において、2値化データに対し、予め特定した変化領域
    の特徴量(例えば面積或いは重心等)を時間差を置いて
    抽出する特徴量抽出処理部と、抽出された変化領域をあ
    る時間の間累積する変化領域累積処理部と、該累積され
    た変化領域の特徴量(例えば面積や重心等)を抽出する
    特徴量抽出処理部と、この特徴量と累積時間により動き
    情報を求める動き量抽出処理部とを備えたことを特徴と
    する侵入監視装置。
  3. 【請求項3】  予めメモリに記憶された侵入監視区域
    の背景画像データと順次入力されてくる侵入監視区域の
    画像データとの差分を計算して2値化処理を行い、両画
    像間の変化の有無より侵入発生を判定する侵入監視装置
    において、2値化データに対し、予め特定した変化領域
    の特徴量(例えば面積或いは重心等)を時間差をおいて
    抽出する特徴量抽出処理部と、画像データに対し対象物
    の輪郭を抽出する輪郭情報抽出部と、上記抽出した特徴
    量と輪郭情報を用い特徴量を統合する特徴量統合処理部
    と、上記統合された特徴量を比較し、同一物体が移動し
    たものとしての対応をとる特徴量対応付処理部と、対応
    付けされた変化領域の位置とその時間差により動き情報
    を求める動き量抽出処理部とを備えたことを特徴とする
    侵入監視装置。
  4. 【請求項4】  予めメモリに記憶された侵入監視区域
    の背景画像データと順次入力されてくる侵入監視区域の
    画像データとの差分を計算して2値化処理を行い、両画
    像間の変化の有無より侵入発生を判定する侵入監視装置
    において、2値化データに対し、予め特定した変化領域
    の特徴量(例えば面積或いは重心等)を時間差をおいて
    抽出する特徴量抽出処理部と、上記抽出した特徴量を比
    較し同一物体が移動したものとしての対応をとる特徴量
    対応付け処理部と、過去に複数フレームにわたって連続
    して対応付けされてきた変化領域の内最も古い(時刻が
    小さい)時点での変化領域の位置を示すデータ(例えば
    重心)と連続して対応付けされてきたフレーム数を現時
    刻での特徴量と共に記憶しておく領域追跡テーブルと、
    連続して対応付けされてきた変化領域の現時刻での位置
    データと領域追跡テーブル内に記憶されている最も古い
    時点での位置データとフレーム数から複数フレーム間で
    の全体の動き情報を求める動き量抽出処理部とを備えた
    ことを特徴とする侵入監視装置。
JP3158295A 1991-03-11 1991-06-28 侵入監視装置 Pending JPH04340178A (ja)

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JP7049891 1991-03-11
JP3-70498 1991-03-11
JP3158295A JPH04340178A (ja) 1991-03-11 1991-06-28 侵入監視装置

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