JPH04339696A - プラスチックペン体 - Google Patents
プラスチックペン体Info
- Publication number
- JPH04339696A JPH04339696A JP3111720A JP11172091A JPH04339696A JP H04339696 A JPH04339696 A JP H04339696A JP 3111720 A JP3111720 A JP 3111720A JP 11172091 A JP11172091 A JP 11172091A JP H04339696 A JPH04339696 A JP H04339696A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen body
- melt flow
- flow amount
- polyimide resin
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所要のインキ誘導能力と
耐薬品性と耐熱性と優れた耐摩耗性と高い芯折れ強度お
よび座屈強度並びに硬度を要求される用途、特に高速細
字筆記に好適なプラスチックペン体に関する。
耐薬品性と耐熱性と優れた耐摩耗性と高い芯折れ強度お
よび座屈強度並びに硬度を要求される用途、特に高速細
字筆記に好適なプラスチックペン体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、熱可塑性樹脂を溶融押出し成
形したペン体は、特公昭56−17240、同49−2
132 号公報などに提案されている装置および方法を
利用して製造することができ、そのペン体の横断面構造
に関しても実公昭55−7418 、同58−3550
8号公報などに種々の構造が開示されている。
形したペン体は、特公昭56−17240、同49−2
132 号公報などに提案されている装置および方法を
利用して製造することができ、そのペン体の横断面構造
に関しても実公昭55−7418 、同58−3550
8号公報などに種々の構造が開示されている。
【0003】このような装置および方法により成形され
るペン体は、要約すれば、溶融樹脂を押出し成形機のダ
イスからペン体の横断面形状に押出して所要の径まで引
延し形成するか、押出し成形機における多数の孔を開口
したダイスから溶融樹脂を押出し、その直後に隣り合う
各フィラメントを相互に自着させて所要の径まで引延し
形成して、軸線方向に所望のインキ誘導路を形成した棒
状体となし、適宜寸法に切断して研磨することにより得
られるものである。
るペン体は、要約すれば、溶融樹脂を押出し成形機のダ
イスからペン体の横断面形状に押出して所要の径まで引
延し形成するか、押出し成形機における多数の孔を開口
したダイスから溶融樹脂を押出し、その直後に隣り合う
各フィラメントを相互に自着させて所要の径まで引延し
形成して、軸線方向に所望のインキ誘導路を形成した棒
状体となし、適宜寸法に切断して研磨することにより得
られるものである。
【0004】ところで、従来のこの種のペン体では、樹
脂にポリアセタール・コポリマーが主に使用されている
。理由は、該コポリマーが前記方法および装置による成
形加工性を満足させた上、さらに細字筆記に有効な適宜
の剛性と耐摩耗性を有していることに依存する。
脂にポリアセタール・コポリマーが主に使用されている
。理由は、該コポリマーが前記方法および装置による成
形加工性を満足させた上、さらに細字筆記に有効な適宜
の剛性と耐摩耗性を有していることに依存する。
【0005】そして、最近ではペン体自体の極細化に加
えて、プロッターや記録計等の機器への新しい用途開発
にともない、細字筆記の有効距離の延長化、高速筆記時
の摩擦熱に対応可能な耐熱性、各種成分のインキに対応
可能な耐薬品性、衝撃的な荷重に対応可能な座屈強度を
新たに要請され始めている。しかしながら、前記の汎用
結晶性ポリアセタール・コポリマーによるペン体のもの
では、その要請に応じ切れないでいる。
えて、プロッターや記録計等の機器への新しい用途開発
にともない、細字筆記の有効距離の延長化、高速筆記時
の摩擦熱に対応可能な耐熱性、各種成分のインキに対応
可能な耐薬品性、衝撃的な荷重に対応可能な座屈強度を
新たに要請され始めている。しかしながら、前記の汎用
結晶性ポリアセタール・コポリマーによるペン体のもの
では、その要請に応じ切れないでいる。
【0006】本願出願人は、これらの極細化,耐熱製,
耐摩耗製,座屈強度,芯折れ強度,耐薬品性について、
汎用結晶性ポリアセタール・コポリマー製のペン体を上
回る特性を有するプラスチックペン体を特開昭62−1
04799 号公報で提案している。このプラスチック
ペン体は溶融粘度が4000poise 以上であるポ
リエーテルエーテルケトン樹脂製のものであり、前記の
全ての面で優れているものである。
耐摩耗製,座屈強度,芯折れ強度,耐薬品性について、
汎用結晶性ポリアセタール・コポリマー製のペン体を上
回る特性を有するプラスチックペン体を特開昭62−1
04799 号公報で提案している。このプラスチック
ペン体は溶融粘度が4000poise 以上であるポ
リエーテルエーテルケトン樹脂製のものであり、前記の
全ての面で優れているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、耐摩耗性,芯折れ強度,硬度などが、汎用結晶性ポ
リアセタール・コポリマー製のペン体はもとより、溶融
粘度が4000poise 以上であるポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂製のペン体よりも優れているものを得
ることである。
は、耐摩耗性,芯折れ強度,硬度などが、汎用結晶性ポ
リアセタール・コポリマー製のペン体はもとより、溶融
粘度が4000poise 以上であるポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂製のペン体よりも優れているものを得
ることである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、ポリアセ
タールなどのエンジニアリングプラスチック(以下、エ
ンプラと称する)やその上の強度を有するポリエーテル
エーテルケトンなどのスーパーエンプラなどより更に強
度が優れているポリイミド樹脂に着目し、実験の結果、
熱硬化型のものを除く熱可塑性のものが良好な成形性を
有することを見出し、熱可塑性ポリイミド樹脂を選択し
たものである。
タールなどのエンジニアリングプラスチック(以下、エ
ンプラと称する)やその上の強度を有するポリエーテル
エーテルケトンなどのスーパーエンプラなどより更に強
度が優れているポリイミド樹脂に着目し、実験の結果、
熱硬化型のものを除く熱可塑性のものが良好な成形性を
有することを見出し、熱可塑性ポリイミド樹脂を選択し
たものである。
【0009】すなわち本発明のプラスチックペン体では
、インキ誘導路を軸線方向に有すると共に同誘導路の開
口端を筆記面に開口しているペン体が熱可塑性ポリイミ
ド樹脂で構成されていることを特徴とする。
、インキ誘導路を軸線方向に有すると共に同誘導路の開
口端を筆記面に開口しているペン体が熱可塑性ポリイミ
ド樹脂で構成されていることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の具体例を、プラスチックペン
体の押出し成形加工で汎用され且つ基本的な製造方法で
ある特公昭56−17240号公報に示された成形装置
を使用して説明する。
体の押出し成形加工で汎用され且つ基本的な製造方法で
ある特公昭56−17240号公報に示された成形装置
を使用して説明する。
【0011】成型するペン体1の所望横断面形状と相似
形状の整形開口部と、この整形開口部の後方にメルト流
量調整孔を設けたダイスから、溶融状態の熱可塑性ポリ
イミド樹脂を、メルト流量調整孔で流量調整して且つ整
形開口部で所定の横断面形状すなわち外郭部2と各突出
部3とインキ誘導路4の輪郭形状が整えられた態様に押
出し、所要の径まで延伸する。しかる後に、所要の長さ
に切断して、ペン先形状に研削して成形する。尚、ダイ
スにおける整形開口部の包絡線は円の連珠状であったり
直線状であっても良く、ペン体1のインキ濡れ面は相似
形状に成形される。
形状の整形開口部と、この整形開口部の後方にメルト流
量調整孔を設けたダイスから、溶融状態の熱可塑性ポリ
イミド樹脂を、メルト流量調整孔で流量調整して且つ整
形開口部で所定の横断面形状すなわち外郭部2と各突出
部3とインキ誘導路4の輪郭形状が整えられた態様に押
出し、所要の径まで延伸する。しかる後に、所要の長さ
に切断して、ペン先形状に研削して成形する。尚、ダイ
スにおける整形開口部の包絡線は円の連珠状であったり
直線状であっても良く、ペン体1のインキ濡れ面は相似
形状に成形される。
【0012】図1に例示したペン体1は、前記の成型装
置により成形したもので、諸特性を次表に示す。表中の
各比較例のものは横断面形状そして径は図1に例示した
ものと同一である。
置により成形したもので、諸特性を次表に示す。表中の
各比較例のものは横断面形状そして径は図1に例示した
ものと同一である。
【0013】
【表1】
【0014】表1の通り、比較例1のポリアセタール・
コポリマー製のもの(ジュラコン)では、成形性は良好
であるものの、芯折れ強度,耐摩耗性,硬度が劣ってい
る。比較例2のポリエーテルエーテルケトン製のもの(
VICTREXPEEK)では、成形性,芯折れ強度,
耐摩耗性,硬度の全てが良好であった。比較例3の熱硬
化性ポリイミド樹脂製のもの(ベスペル、デュポン製)
では、成形することができず、芯折れ強度,耐摩耗性,
硬度を測定不能であった。そして、本発明品である実施
例1の熱可塑性ポリイミド樹脂製のもの(TPI 50
0 、三井東圧化学製)では、成形性が良好であると共
に芯折れ強度,耐摩耗性,硬度については比較例2のも
のをさらに上回り、優れた特性を示した。
コポリマー製のもの(ジュラコン)では、成形性は良好
であるものの、芯折れ強度,耐摩耗性,硬度が劣ってい
る。比較例2のポリエーテルエーテルケトン製のもの(
VICTREXPEEK)では、成形性,芯折れ強度,
耐摩耗性,硬度の全てが良好であった。比較例3の熱硬
化性ポリイミド樹脂製のもの(ベスペル、デュポン製)
では、成形することができず、芯折れ強度,耐摩耗性,
硬度を測定不能であった。そして、本発明品である実施
例1の熱可塑性ポリイミド樹脂製のもの(TPI 50
0 、三井東圧化学製)では、成形性が良好であると共
に芯折れ強度,耐摩耗性,硬度については比較例2のも
のをさらに上回り、優れた特性を示した。
【0015】
【発明の効果】イ.所要のインキ誘導能力を有しながら
、耐薬品性,耐熱性,耐摩耗性,芯折れ強度,座屈強度
,硬度の全てについて、格段に優れた特性を有し、たと
えばプロッターや記録計などにおけるペン体のように、
前記諸特性を要求される用途、特に高速細字筆記用に好
適である。
、耐薬品性,耐熱性,耐摩耗性,芯折れ強度,座屈強度
,硬度の全てについて、格段に優れた特性を有し、たと
えばプロッターや記録計などにおけるペン体のように、
前記諸特性を要求される用途、特に高速細字筆記用に好
適である。
【0016】ロ.そして、溶融押出し成形による連続加
工条件を満たした上で、インキ誘導路が所要のインキ誘
導能力を有する所望の横断面形状のものに管理されてい
るから、ペン体の細径化に対応できて、ペン径の選択自
由度が高い。
工条件を満たした上で、インキ誘導路が所要のインキ誘
導能力を有する所望の横断面形状のものに管理されてい
るから、ペン体の細径化に対応できて、ペン径の選択自
由度が高い。
【図1】 本発明のペン体を例示した拡大横断面図。
1 ペン体
4 インキ誘導路
Claims (1)
- 【請求項1】 インキ誘導路を軸線方向に有すると共
に同誘導路の開口端を筆記面に開口しているペン体が熱
可塑性ポリイミド樹脂で構成されていることを特徴とす
るプラスチックペン体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111720A JPH04339696A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | プラスチックペン体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111720A JPH04339696A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | プラスチックペン体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339696A true JPH04339696A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14568459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111720A Pending JPH04339696A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | プラスチックペン体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04339696A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3061364A1 (en) | 2015-02-26 | 2016-08-31 | L'oreal | Applicator head for applying a fluid cosmetic product on skin |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111720A patent/JPH04339696A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3061364A1 (en) | 2015-02-26 | 2016-08-31 | L'oreal | Applicator head for applying a fluid cosmetic product on skin |
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