JPH04338443A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH04338443A
JPH04338443A JP3110496A JP11049691A JPH04338443A JP H04338443 A JPH04338443 A JP H04338443A JP 3110496 A JP3110496 A JP 3110496A JP 11049691 A JP11049691 A JP 11049691A JP H04338443 A JPH04338443 A JP H04338443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
switch
focus adjustment
endoscope
control member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3110496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2862188B2 (ja
Inventor
Keiichi Arai
敬一 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP3110496A priority Critical patent/JP2862188B2/ja
Publication of JPH04338443A publication Critical patent/JPH04338443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862188B2 publication Critical patent/JP2862188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のスイッチを有す
る内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて
処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いてい各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、電荷結合素子(CCD)等の固体撮
像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡も種々用いられて
いる。
【0004】前記内視鏡の挿入部の手元側には把持部を
兼ねた操作部が設けられている。この操作部には挿入部
先端に設けられた対物レンズ系の洗浄を行う送気・噴霧
ボタンやこの洗浄水を吸引する吸引ボタンやガスを体腔
内に送り込むガスボタン等が設けられている。更に、電
子内視鏡では、上記に加えてモニタに表示された観察画
像を静止させるためのフリ−ズスイッチやこの静止され
た画像を記録するレリ−ズスイッチや観察画像を動画記
録するVTRスイッチ等の複数のスイッチが設けられて
いる。
【0005】以下、従来例を図面を参照して説明する。 図18及び図19は従来例に係わり、図18は焦点調整
リングを有する操作部の説明図、図19は焦点調整リン
グの構成を説明する説明図である。
【0006】図18のように、操作部173の後端部に
は焦点調整部174が設けられており、更に、この焦点
調整部174の後部にはスイッチ部135が設けられて
いる。操作部173の側面には送気・噴霧ボタン128
と吸引ボタン129とが設けられており、操作部173
内には各ボタン128,129に接続されるチュ−ブ1
76が配設されている。操作部173内の後端面にはチ
ュ−ブ176等によって取付けが邪魔されないようにチ
ュ−ブ176等が取付けられる前に予めスイッチ部13
5を固定する長いネジ177が設けられている。
【0007】図19おいて、前記ネジ177は焦点調整
部174を構成する固定部材178を貫通するようにな
っている。この固定部材178の外周には焦点調整リン
グ179が回動自在に設けられている。この焦点調整リ
ング179の内周面には雌ネジ181が螺設されている
。固定部材178の外周面の一部には凹部182が設け
られており、この凹部182内には内視鏡挿入部の長手
方向に摺動自在に移動片183が設けられている。この
移動片183の外周側面には前記雌ネジ181に螺合す
るネジ部184が設けられており、操作部173側面に
は挿入部内を挿通された移動用ワイヤ172の後端部が
接続されている。
【0008】前記移動片183は焦点調整リング179
を回動することにより挿入部の長手方向に移動し、この
移動によって移動用ワイヤ172を牽引して、挿入部先
端に設けられた図示しない対物レンズ系の焦点を調整で
きるようになっている。
【0009】前記ネジ177のネジ部側であって固定部
材178から露出する部位には固定部材178内を挿通
された後にピン180が打込まれるようになっている。 このピン180はネジ177が予め取付けられているた
めに他の作業中にネジ177の落下を防止するようにな
っている。
【0010】前記ネジ177はスイッチ部135に螺入
されてスイッチ部135を固定するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、術者は
内視鏡による観察時には、まず、この焦点調整リング1
79を回動し対物レンズ系の焦点を調整する。そして、
所望の観察部位を観察し、必要に応じて送気・噴霧ボタ
ン128と吸引ボタン129を操作し、電子内視鏡にお
いては、観察画像を静止させるためのフリ−ズスイッチ
やこの静止された画像を記録するレリ−ズスイッチや観
察画像を動画記録するVTRスイッチ等の複数のスイッ
チを操作する。すなわち、焦点調整リング179の操作
の頻度はスイッチ部135の操作の頻度に比べ、極めて
低い。
【0012】従来の内視鏡は、焦点調整リング179等
より構成される焦点調整機構が操作部173後端に設け
られ、スイッチ部135が焦点調整リング179の後端
に設けられているので、操作部を把持する手の指で、こ
の複数のスイッチ及びボタンを操作することが困難であ
る。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、光学系焦点調整手段と複数の操作スイッチを有
していて、操作部を把持する手の指で、この複数のスイ
ッチを容易に操作することのできる内視鏡を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、操作
部に、複数のスイッチを設けた函体と、この函体の内部
に光学系調整手段の少なくとも一部を設けている。
【0015】
【作  用】前記操作部の複数のスイッチを設けた函体
を片手で把持し、この函体の内部に少なくとも一部を設
けた光学系調整手段を操作するとともに、この把持した
片手の指で前記複数のスイッチのうち、少なくとも1つ
のスイッチを操作する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0017】図1ないし図17は本発明の一実施例に係
わり、図1はスイッチ部の分解斜視図、図2は焦点調整
レバーの底面側の斜視図、図3は、内視鏡装置の概略の
構成を示す構成図、図4は内視鏡操作部の後端部の斜視
図、図5は図4のA−A’線断面図、図6は図5のB−
B’線断面図、図7はスイッチと信号線の接続手段を説
明する説明図、図8はスイッチ部内の信号線の状態を説
明する説明図、図9は移動片の構成を示す斜視図、図1
0は図5のX−X’線断面図、図11は図10のC−C
’線断面図、図12は咬合クラッチ形式による焦点調整
レバーと制御部材との連結状態を説明する説明図、図1
3は図12の変形例を説明する説明図、図14は内視鏡
の第1の変形例を示す操作部の斜視図、図15は内視鏡
の第2の変形例を示す操作部の斜視図、図16は内視鏡
の第3の変形例を示す操作部の斜視図、図17は内視鏡
の第4の変形例を示す操作部の斜視図である。
【0018】図3に示すように、内視鏡装置1は電子内
視鏡3と、この電子内視鏡3の照明光を供給する光源部
を内蔵し、前記電子内視鏡2から送出される画像信号を
信号処理する制御装置5と、この制御装置5から出力さ
れる画像信号を画面上に表示するテレビモニタ7と、前
記制御装置3に接続されるVTR等の複数の周辺機器5
a、5b、5c、…とから構成されている。
【0019】前記電子内視鏡3は細長で可撓性の挿入部
9を備え、この挿入部9の後端部には太径の操作部11
が連設されている。この操作部11の側部からはユニバ
−サルコ−ド25が延設されており、このユニバ−サル
コ−ド25の先端に設けられた光源及び信号用コネク2
7が前記制御装置5に接続されている。
【0020】前記挿入部9は長尺な可撓管部13と、こ
の可撓管部13の先端部に連設された上下/左右方向に
湾曲可能な湾曲部15と、この湾曲部15の先端部に連
設された先端部17とを備えている。
【0021】前記操作部11側部であって、挿入部7内
に設けられた図示しない処置具チャンネルに連通する処
置具挿入口19が設けられている。更に、この挿入口1
9の後方には挿入部13先端に設けられた図示しない対
物レンズ系の洗浄を行う送気・噴霧ボタン21と、この
洗浄水を吸引する吸引ボタン23が設けられている。ま
た、前記操作部11の他の側部には、前記湾曲部15を
上下/左右方向に湾曲させる2つの湾曲操作ノブ16a
、16bが設けられている。
【0022】更に、操作部11後端部には、スイッチ部
11aが設けられており、このスイッチ部11aの一方
の側面には、例えば、テレビモニタ7に表示された観察
画像を静止させるためのフリ−ズスイッチ装置20bが
設けられている。また、スイッチ部11aの後端面には
フリ−ズスイッチ装置20bによって静止された画像を
記録するレリ−ズスイッチ20aが設けられており、更
に、フリ−ズスイッチ装置20bに対向する他方の側面
には観察画像を動画記録するVTRスイッチ装置20c
が設けられている。
【0023】このスイッチ部11aは、図1に示すよう
に、突起部分を有する焦点調整レバー2と、固定部材4
と、前記焦点調整レバー2の回動範囲を制御する制御部
材6と、内壁にヘリコイドネジを形成したヘリコイド部
材8と、外壁部材10と、後述する移動片が上下に移動
する溝12aを有する中空路形成部材12と、底部材1
4とから、操作部11の中心軸O−O’上にこの順序で
主に構成されている。
【0024】焦点調整レバー2は、内側に図2に示すよ
うな複数の、例えば、36個の凸部2aを有していて、
制御部材6に上端面に設けられた18個の凹部6aの咬
合クラッチ形式で連結され、焦点調整レバー2側面の設
けられた複数、例えば、3つの孔2bから制御部材6の
側面に設けられた溝6cに図示しないネジを挿通させる
ことにより固定されている。また、この制御部材6は螺
合することによりヘリコイド部材8に連結されている。 さらに、中空路形成部材12は外壁部材10内に挿入さ
れ図示しないネジにより固定されている。さらにまた、
固定部材4と中空路形成部材12を図示しないネジによ
り固定することにより、制御部材6を回動自在に設けて
いる。
【0025】このようなスイッチ部11aを有する操作
部11後端部を図4に示す。図4(A)は操作部11後
端部を上面より見た上面図、図4(B)は操作部11後
端部を側面より見た側面図である。操作部11後端部側
面には、前記湾曲操作部16a、16bとユニバーサル
ケーブル25を備えていて、後端側に前記の底部材14
、外壁部材10、焦点調整部材2が設けられている。
【0026】次に、スイッチ部11aの詳細な構成を説
明する。図5は、図4(B)のA−A’線断面図である
。図6は、図5のB−B’線断面図である。
【0027】図6に示すように、スイッチ部11aは、
外壁部材10が固定用ネジ53により中空路形成部材1
2に固定されている。また、前記焦点調整レバー2に咬
合クラッチ形式で連結された前記制御部材6に螺合して
いるヘリコイド部材8が、回動する際に、外壁部材10
を摩耗するのを防止するために、摩耗防止部材52が設
けられている。また、前記の焦点調整レバー2、固定部
材4、制御部材6、ヘリコイド部材8、外壁部材10、
中空路形成部材12、底部材14は、Oリングにより密
閉した状態で連結されている。
【0028】さらに、スイッチ装置20aの構成におい
て、焦点調整部材2には取付け孔38が穿設されており
、この取付け孔38の周辺部外面側には凹部39が形成
されている。この凹部39には弾性材料のゴムで略帽子
状に形成された防水膜41が周辺のフランジ部42を接
合させて設けられている前記フランジ部42は前記取付
け孔38に嵌入された支持部材43によって固定されて
いる。この支持部材43には前記フランジ部42の内面
に当接する帯状の突起44と、前記フランジ部42の端
面と内面に接合する面を有する段部46が形成されてい
ると共に、前記取付け孔38から突出した部分にはネジ
47が形成されている。このネジ47にはナット体48
が螺合されている。したがって、このナット体48を締
め込めば防水膜41のフランジ部42が前記凹部39に
押え付けられる。
【0029】また、この場合フランジ部42は支持部材
43の段部46によって径方向に弾性変形するのが規制
されるから、これによってフランジ部42の外面が凹部
39に強く圧接することになる。更に、前記防水膜41
内面中央部分にはプランジャ49が突設され、このプラ
ンジャ49の先端は外壁部材10に設けられたスイッチ
18aに対向している。したがって、防水膜41を外面
から押圧して変形させれば、このスイッチ18aを動作
させることができる。なお、プランジャ49には金属製
の筒状体50が外嵌されており、このプランジャ49が
変形することを防止している。
【0030】尚、スイッチ装置20b、20cの構成は
、焦点調整部材2と、この焦点調整部材2に穿設された
取付け孔38と、この取付け孔38の周辺部外面側に形
成された凹部39の代わりに、外壁部材10に固定部材
51を一体的に設けている。その他の構成はスイッチ装
置20aと同じである。
【0031】図7(A)に示すように、スイッチ装置2
0bのスイッチ18bと信号線35との接続は、外壁部
材10のスイッチ固定位置30に接着剤等により直接固
定されたスイッチ18bの端子31を信号線35引き出
し方向に向けて折り曲げて、信号線35に半田付けされ
てなされている。このように、半田付けを行う前に通常
プリント基板に実装されるスイッチ18bの端子31を
折り曲げることにより、半田付けによる接続部の硬化で
端子31が折り曲げにくくなり接続部が損傷するという
ことなく、スイッチ18bと信号線35との接続をコン
パクトに行うことができる。
【0032】また、スイッチ装置20cのスイッチ18
cと信号線35との接続は、図7(B)に示すように、
例えば、スイッチ18cの端子32を折り曲げることな
く、信号線35を端子32と直角に半田付けにより接続
している。さらに、半田付けによる接続をコンパクトに
行うために、スペースに応じて、スイッチ装置20aの
スイッチ18aは、例えば、図7(C)に示すように、
スイッチ18aの端子33を折り曲げることなく、信号
線35を端子33に沿って半田付けにより接続されてい
る。尚、図7(D)に示すように、スイッチ装置20a
、20b、20cの各スイッチ18a、18b、18c
の不用端子34を切りとることにより、これらスイッチ
18a、18b、18cをさらにコンパクトに配設する
ことができる。
【0033】図8に示すように、このように半田塊36
により接続された信号線35は、中空路形成部材12に
設けられた中空路12b内を挿通して、前記操作部11
内に導かれ、前記ユニバーサルケーブル25を介して、
前記制御装置5に接続されている。中空路形成部材12
の上端部と外壁部材との間に硬性接着剤37を充填し信
号線35を固定することにより、信号線35と各スイッ
チの接続部に応力等の外力が直接働かないように防止し
ている。また、外壁部材10と底部材14との間に生じ
る間隙に硬性接着剤37を充填して、さらに、外壁部材
10と底部材14とを、例えば、軟性の接着剤55によ
り接着固定している。このようにすることにより、不用
な間隙がなくなるので、洗浄等のメンテナンスが容易と
なる。
【0034】また、図6において、前記中空路形成部材
12に設けられた溝12aには、前記ヘリコイド部材8
の内周面に設けられたヘリコイドネジ8aにより内視鏡
挿入部7の長手方向に摺動自在に移動する移動片60が
設けられている。
【0035】図9に示すように、この移動片60の外周
側面には前記ヘリコイドネジ8aに螺合するネジ部61
が設けられており、さらに、移動片60の中央部には移
動用ワイヤ64が挿通するように中空路60aが設けら
れている。この移動用ワイヤ64の後端部には固定部6
3が設けられていて、U字部材62により移動用ワイヤ
64は移動片60に対して回動自在に保持されている。
【0036】従って、前記移動片60は、焦点調整レバ
ー2を回動することにより挿入部の長手方向に移動し、
この移動によって前記移動用ワイヤ64を牽引して内視
鏡3の先端部に設けられた図示しない対物レンズ系の焦
点を調整できるようになっている。
【0037】次に、前記制御部材6による前記焦点調整
レバー2の回動範囲の制御及び咬合クラッチ形式による
連結について説明する。
【0038】前述の図5のX−X’線断面図である図1
0に示すように、まず、固定部材4はネジ65により中
空路形成部材12に固定されるとともに、固定部材4は
制御部材6を回動自在に保持している。制御部材6には
制御用ネジ66がねじ込まれていて、破線で示す中空路
形成部材12にねじ込まれ固定されている規制用ネジ6
7により、焦点調整レバー2の回動範囲が規制される。
【0039】図10のC−C’線断面図である図11に
示すように、焦点調整レバー2に咬合クラッチ形式で連
結された中空路形成部材12にねじ込まれ固定された規
制用ネジ67が、制御部材6の側面に設けられた複数、
例えば、36個の雌ネジの切られたネジ穴のうち、所望
のネジ穴にねじ込まれ固定された2つの制御用ネジ66
の間に設けられ、制御部材6の回動範囲を規制する。
【0040】すなわち、咬合クラッチ形式で連結してい
る焦点調整レバー2の回動範囲を、例えば、焦点調整レ
バー2の突起部分が湾曲操作ノブ16a、16bのある
側面側に位置し、術者がこの湾曲操作ノブ16a、16
bを操作する際に、いったん調整した焦点調整レバー2
の突起部分にふれ焦点調整が乱れることのないように回
動範囲に規制するようになっている。
【0041】図12に示すように、咬合クラッチ形式に
よる焦点調整レバー2と制御部材6との連結は、制御部
材6には前述したように複数、例えば、18個の凹部が
設けられている。これに対応して、焦点調整レバー2の
内側には、凹部の倍の36個の凸部が形成されている。 制御部材6の凹部は、凹部の幅と、凹部間の等間隔のピ
ッチは同じにしており、また、焦点調整レバー2の内側
の凸部間の等間隔のピッチは凹部間の等間隔のピッチの
半分にしている。
【0042】したがって、図12(A)に示すように、
例えば、制御部材6の凹部6a1に焦点調整レバー2の
凸部2a1を咬合させ、制御部材6の凹部6a2に焦点
調整レバー2の凸部2a2及び凸部2a3を咬合させて
、次に、焦点調整レバー2を回動させて、図12(B)
に示すように、制御部材6の凹部6a2に焦点調整レバ
ー2の凸部2a1及び凸部2a2が咬合させ凹部6a3
に焦点調整レバー2の凸部2a3を咬合させることがで
きるので、分解能10°で焦点調整レバー2を制御部材
6の所望の相対位置で咬合させることができる。 一般に、制御部材6の凹部の加工は、焦点調整レバー2
の凸部の形成より困難であるが、このように制御部材6
の凹部の個数を焦点調整レバー2の凸部の個数の半数に
しても、分解能を落とすことなく、焦点調整レバー2を
制御部材6の所望の相対位置に調整できる。尚、制御部
材6の凹部は図12に示すような茶さじ状としたが、こ
れに限らず、図13に示すような制御部材6’の円形状
の凹部6a’でも良い。この場合、焦点調整レバーの内
側に形成される凸部2a’の形状は、この円形状の凹部
6a’に対応した葉状となる。
【0043】上記のように構成された内視鏡の作用を説
明する。
【0044】術者は操作部8を把持して挿入部7を体腔
内に挿入する。術者はテレビモニタ4を観察しながら観
察部位を観察する場合、まず、焦点調整レバー2を回動
することにより、移動片61を移動させ、内視鏡3先端
部17に設けられた図示しない光学レンズ系の焦点を調
整する。次に、観察部位の静止画像を記録する場合には
、内視鏡3の操作部11を把持する一方、この把持した
手の指で、フリ−ズスイッチ装置20bを押して画像を
静止させた後にレリ−ズスイッチ装置20aを押して静
止画像を記録し、また、VTRに動画を記録する場合は
、VTRスイッチ装置20cを押して動画を記録する。 また必要に応じて、送気・噴霧ボタン21、吸引ボタン
23を操作する。
【0045】このように本一実施例の内視鏡は、焦点調
整レバー2の機構を操作部11のスイッチ部11a内に
コンパクトに構成したので、レリ−ズスイッチ装置20
a、フリ−ズスイッチ装置20b、VTRスイッチ装置
20c、送気・噴霧ボタン21、吸引ボタン23等の操
作を、内視鏡3の操作部11を把持する一方、この把持
した手の指で容易に行うことができる。
【0046】尚、本一実施例の第1の変形例として、図
14に示すように、図示しない接眼レンズ系をそなえた
接眼部80を有し、咬合クラッチ形式による焦点調整レ
バーの代わりに、前記接眼部80の接眼レンズ系の視度
調整リング80aを回動することにより接眼部80の接
眼レンズ系の視度調整を行う機構を操作部内に設けた複
数のスイッチ80b、80cを有する内視鏡でも良い。
【0047】本一実施例の第2の変形例として、図15
に示すように、操作部内に焦点調整機構を有し、咬合ク
ラッチ形式による焦点調整レバー81をスイッチ部11
aのユニバーサルケーブル25が設けられている側面に
配置しても良い。
【0048】また、本一実施例の第3の変形例として、
図16に示すように、接眼カメラ視度調整リング部84
を有し、この接眼カメラ視度調整リング部84に接続さ
れるテレビカメラのレンズ系の視度調整を行う機構を操
作部内に設け、テレビカメラを制御するレリ−ズスイッ
チ装置85a、フリ−ズスイッチ装置85bを備えた内
視鏡で、咬合クラッチ形式による焦点調整レバー86を
スイッチ部11aの湾曲操作ノブ16a、16bと同心
軸状に設けても良い。
【0049】さらに、本一実施例の第4の変形例として
、図17に示すように、操作部内に焦点調整機構を有し
、咬合クラッチ形式による焦点調整レバー83の突起部
83aを複数、例えば、3つ設け、複数の画像制御用ス
イッチ装置82a、82b、82c、82dを設けても
良い。
【0050】これらの変形例においても、内視鏡3の操
作部11内部に光学レンズ系の調整機構を設けているの
で、内視鏡3の操作部11を小型化でき、したがって、
内視鏡3の操作部11を把持する一方、この把持した手
の指で各スイッチ装置の操作を容易に行うことができる
ようになっているのはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の内視鏡は、操作部に、複数のスイッチを設けた函
体と、この函体の内部に光学系調整手段の少なくとも一
部を設けているので、前記操作部の複数のスイッチを設
けた函体を片手で把持し、この函体の内部に少なくとも
1部を設けた光学系調整手段を操作するとともに、この
把持した片手の指で前記複数のスイッチのうち、少なく
とも1つのスイッチを容易に操作できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  一実施例に係るスイッチ部の分解斜視図で
ある。
【図2】  一実施例に係る焦点調整レバーの底面側の
斜視図である。
【図3】  一実施例に係る内視鏡装置の概略の構成を
示す構成図である。
【図4】  一実施例に係る内視鏡操作部の後端部の斜
視図である。
【図5】  一実施例に係る図4のA−A’線断面図で
ある。
【図6】  一実施例に係る図5のB−B’線断面図で
ある。
【図7】  一実施例に係るスイッチと信号線の接続手
段を説明する説明図である。
【図8】  一実施例に係るスイッチ部内の信号線の状
態を説明する説明図である。
【図9】  一実施例に係る移動片の構成を示す斜視図
である。
【図10】一実施例に係る図5のX−X’線断面図であ
る。
【図11】一実施例に係る図10のC−C’線断面図で
ある。
【図12】一実施例に係る咬合クラッチ形式による焦点
調整レバーと制御部材との連結状態を説明する説明図で
ある。
【図13】一実施例に係る図12の変形例を説明する説
明図である。
【図14】一実施例に係る内視鏡の第1の変形例を示す
操作部の斜視図である。
【図15】一実施例に係る内視鏡の第2の変形例を示す
操作部の斜視図である。
【図16】一実施例に係る内視鏡の第3の変形例を示す
操作部の斜視図である。
【図17】一実施例に係る内視鏡の第4の変形例を示す
操作部の斜視図である。
【図18】従来例に係る焦点調整リングを有する操作部
の説明図である。
【図19】従来例に係る焦点調整リングの構成を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
2…焦点調整レバー 4…固定部材 6…制御部材 8…ヘリコイド部材 10…外壁部材 11…操作部 11a…スイッチ部 12…中空路形成部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  操作部に、複数のスイッチを設けた函
    体と、この函体の内部に光学系調整手段の少なくとも一
    部を設けたことを特徴とする内視鏡。
JP3110496A 1991-05-15 1991-05-15 内視鏡 Expired - Fee Related JP2862188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3110496A JP2862188B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3110496A JP2862188B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04338443A true JPH04338443A (ja) 1992-11-25
JP2862188B2 JP2862188B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=14537234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3110496A Expired - Fee Related JP2862188B2 (ja) 1991-05-15 1991-05-15 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2862188B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001046315A (ja) * 1999-08-16 2001-02-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の本体操作部
JP2012115542A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Hoya Corp ズーム式電子内視鏡
CN109744983A (zh) * 2019-01-31 2019-05-14 北京超维景生物科技有限公司 变焦式腔体内窥镜探测装置及激光扫描腔体内窥镜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61161570A (ja) * 1985-01-10 1986-07-22 Mitsubishi Electric Corp 日本語ワ−ドプロセツサ装置
JPS6232511A (ja) * 1985-07-16 1987-02-12 ジヤン−クロ−ド、バネ 産業設備を監視および管理する方法および装置
JPS63241513A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH02289222A (ja) * 1989-04-28 1990-11-29 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61161570A (ja) * 1985-01-10 1986-07-22 Mitsubishi Electric Corp 日本語ワ−ドプロセツサ装置
JPS6232511A (ja) * 1985-07-16 1987-02-12 ジヤン−クロ−ド、バネ 産業設備を監視および管理する方法および装置
JPS63241513A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JPH02289222A (ja) * 1989-04-28 1990-11-29 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001046315A (ja) * 1999-08-16 2001-02-20 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の本体操作部
JP2012115542A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Hoya Corp ズーム式電子内視鏡
CN109744983A (zh) * 2019-01-31 2019-05-14 北京超维景生物科技有限公司 变焦式腔体内窥镜探测装置及激光扫描腔体内窥镜
CN109744983B (zh) * 2019-01-31 2024-05-10 北京超维景生物科技有限公司 变焦式腔体内窥镜探测装置及激光扫描腔体内窥镜

Also Published As

Publication number Publication date
JP2862188B2 (ja) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3081628B2 (ja) 電子内視鏡
US5989182A (en) Device-steering shaft assembly and endoscope
US5594497A (en) Endoscope provided with a distally located color CCD
JPH0470898B2 (ja)
EP2110698B1 (en) Endoscopic image pickup device
JPH08122657A (ja) 内視鏡の本体操作部
JP2002330928A (ja) 内視鏡システム
JPH04338443A (ja) 内視鏡
JP2003290134A (ja) 内視鏡装置
JP2000166860A (ja) 内視鏡装置
JP3828286B2 (ja) 内視鏡
JP3713293B2 (ja) 電子内視鏡
JP3475778B2 (ja) 電子内視鏡の観察手段固定構造
JPH11197096A (ja) 拡大微細観察用電子内視鏡装置
JP2598431B2 (ja) 内視鏡装置
JPH0815614A (ja) 内視鏡装置
JP2000237120A (ja) 内視鏡スコープ
JPH0292333A (ja) 内視鏡
JPH085450Y2 (ja) 内視鏡装置
JP2836751B2 (ja) 内視鏡の先端アタッチメント取付装置
JPH04335611A (ja) 電子内視鏡用固体撮像素子の取付け構造
JP4042284B2 (ja) 内視鏡の観察ユニット装着機構
JP3380140B2 (ja) 内視鏡の対物駆動機構
JPH09187419A (ja) 内視鏡
JP3517294B2 (ja) 内視鏡の処置具起上装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees