JPH04332892A - 二次監視レーダ装置 - Google Patents
二次監視レーダ装置Info
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- JPH04332892A JPH04332892A JP3104283A JP10428391A JPH04332892A JP H04332892 A JPH04332892 A JP H04332892A JP 3104283 A JP3104283 A JP 3104283A JP 10428391 A JP10428391 A JP 10428391A JP H04332892 A JPH04332892 A JP H04332892A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 33
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 12
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
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- 235000018734 Sambucus australis Nutrition 0.000 description 1
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- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S13/00—Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
- G01S13/74—Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
- G01S13/76—Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted
- G01S13/765—Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted with exchange of information between interrogator and responder
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S13/00—Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
- G01S13/87—Combinations of radar systems, e.g. primary radar and secondary radar
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モードA/C及びモ
ードSの運用機能を具備し、航空機の監視及び空対地間
データリンク通信に供される二次監視レーダ(Seco
ndary Surceillance Radar:
SSR)装置に関する。
ードSの運用機能を具備し、航空機の監視及び空対地間
データリンク通信に供される二次監視レーダ(Seco
ndary Surceillance Radar:
SSR)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、SSRモードSは、航空
機アドレスを選択指定して行う個別質問応答の機能を生
かし、監視性能を向上させると共に、空対地間のデータ
リンク通信機能を具備するようにした、次世代のSSR
運用モードである。特に、従来の監視専用モード(A/
C)に加えてモードSによる運用機能を具備するSSR
装置をモードSセンサという。
機アドレスを選択指定して行う個別質問応答の機能を生
かし、監視性能を向上させると共に、空対地間のデータ
リンク通信機能を具備するようにした、次世代のSSR
運用モードである。特に、従来の監視専用モード(A/
C)に加えてモードSによる運用機能を具備するSSR
装置をモードSセンサという。
【0003】モードSセンサの代表的な実現方式は、図
4(a)に示すように、従来のモードA/C専用SSR
と同じく、機械的に定速回転するアンテナ系11を用い
て水平面内でアンテナビーム12を形成する。そして、
このアンテナビーム12が航空機目標13を照射してい
る時間(ビームドウェル時間という)を分割して、同図
(b)に示すように、モードA/C及びモードSの一括
質問応答とモードSの個別質問応答にそれぞれ充てるも
のである。
4(a)に示すように、従来のモードA/C専用SSR
と同じく、機械的に定速回転するアンテナ系11を用い
て水平面内でアンテナビーム12を形成する。そして、
このアンテナビーム12が航空機目標13を照射してい
る時間(ビームドウェル時間という)を分割して、同図
(b)に示すように、モードA/C及びモードSの一括
質問応答とモードSの個別質問応答にそれぞれ充てるも
のである。
【0004】上記の機械回転方式は、アンテナビーム1
2が定速で全周をくまなく走査するため、監視性能に優
れている。しかしながら、定速回転であるがゆえ、アン
テナビーム12の照射範囲内に航空機目標13が入るま
で時間がかかり、通信可能となるまでデータを格納して
おく必要がある。このため、データ通信容量の限界と、
通信の要求を生じてから通信が完了するまでの遅延時間
特性の限界が大きな問題となる。
2が定速で全周をくまなく走査するため、監視性能に優
れている。しかしながら、定速回転であるがゆえ、アン
テナビーム12の照射範囲内に航空機目標13が入るま
で時間がかかり、通信可能となるまでデータを格納して
おく必要がある。このため、データ通信容量の限界と、
通信の要求を生じてから通信が完了するまでの遅延時間
特性の限界が大きな問題となる。
【0005】上記の欠点を補うものとして、図5(a)
に示すように、アンテナアレイを円筒状に配列して電子
走査アンテナ系14を形成し、このアンテナ系14を電
子的に走査することによって、任意の方位に任意の時点
で水平面内にビーム15を指向させ、航空機目標16と
の一括及び個別質問応答を行うモードSセンサが案出さ
れている。その詳細は、レーダ空中線の電子走査化の研
究報告書(航空振興財団,昭61−03)に記載されて
いる。
に示すように、アンテナアレイを円筒状に配列して電子
走査アンテナ系14を形成し、このアンテナ系14を電
子的に走査することによって、任意の方位に任意の時点
で水平面内にビーム15を指向させ、航空機目標16と
の一括及び個別質問応答を行うモードSセンサが案出さ
れている。その詳細は、レーダ空中線の電子走査化の研
究報告書(航空振興財団,昭61−03)に記載されて
いる。
【0006】この電子走査方式は、データ通信容量及び
遅延時間特性の大幅な向上を可能にする。しかしながら
、アンテナアレイの配列形状から、図5(b)に示すよ
うに、不可避的に水平ビーム幅の仰角に変化を生ずる。 このことから、仰角によっては不要応答の増加を招き、
またモードSの必須要件であるモノパルス測角特性の劣
化をもたらす懸念がある。これを避けるためには、円筒
アレイの直径を、例えば10数メートル程度以上に大き
くし、かつ多数のアレイを用いてアレイ間隔を短縮する
等の手段が必要となると考えられる。しかし、これでは
物理的及び経済的に実現不可能に近く、大きな制約とな
る。
遅延時間特性の大幅な向上を可能にする。しかしながら
、アンテナアレイの配列形状から、図5(b)に示すよ
うに、不可避的に水平ビーム幅の仰角に変化を生ずる。 このことから、仰角によっては不要応答の増加を招き、
またモードSの必須要件であるモノパルス測角特性の劣
化をもたらす懸念がある。これを避けるためには、円筒
アレイの直径を、例えば10数メートル程度以上に大き
くし、かつ多数のアレイを用いてアレイ間隔を短縮する
等の手段が必要となると考えられる。しかし、これでは
物理的及び経済的に実現不可能に近く、大きな制約とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の二次監視レーダ装置では、モードSの実現に際し、機
械回転方式によれば、アンテナビームを定速回転させて
いるため、データ通信容量の限界と、通信遅延時間特性
の限界が大きな問題となり、電子走査方式によれば、ア
ンテナアレイの配列形状が円筒状のため、不可避的に水
平ビーム幅の仰角に変化を生じ、不要応答の増加を招き
、またモノパルス測角特性の劣化をもたらす懸念がある
。
の二次監視レーダ装置では、モードSの実現に際し、機
械回転方式によれば、アンテナビームを定速回転させて
いるため、データ通信容量の限界と、通信遅延時間特性
の限界が大きな問題となり、電子走査方式によれば、ア
ンテナアレイの配列形状が円筒状のため、不可避的に水
平ビーム幅の仰角に変化を生じ、不要応答の増加を招き
、またモノパルス測角特性の劣化をもたらす懸念がある
。
【0008】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、高精度な監視機能を保ちつつ、高速かつ
大容量の空対地データリンク通信機能を実現し得るモー
ドS用の二次監視レーダ装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、高精度な監視機能を保ちつつ、高速かつ
大容量の空対地データリンク通信機能を実現し得るモー
ドS用の二次監視レーダ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る二次監視レーダ装置は、機械的に定速
回転する第1のアンテナ系と、水平面内でビームを電子
的に走査する第2のアンテナ系とを具備し、少なくとも
第1のアンテナ系は監視データ処理を行う機能を有し、
第2のアンテナ系はモードSの個別質問応答を行う機能
を有することを特徴とする。
にこの発明に係る二次監視レーダ装置は、機械的に定速
回転する第1のアンテナ系と、水平面内でビームを電子
的に走査する第2のアンテナ系とを具備し、少なくとも
第1のアンテナ系は監視データ処理を行う機能を有し、
第2のアンテナ系はモードSの個別質問応答を行う機能
を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による二次監視レーダ装置は、機械的
に定速回転する第1のアンテナ系で監視データ処理を行
うため、同じ処理を電子走査式で行う場合に生じるモノ
パルス測角精度の劣化及びその仰角依存性、並びに仰角
によって不要応答の混入の確率の増大等を防ぐことがで
き、また、電子走査による第2のアンテナ系側は一括質
問応答に時間を割り当てる必要がないので、データリン
ク通信容量及び通信遅延時間の面で優れたものとなり、
高速かつ大容量の空対地データリンク通信機能を実現す
ることができる。
に定速回転する第1のアンテナ系で監視データ処理を行
うため、同じ処理を電子走査式で行う場合に生じるモノ
パルス測角精度の劣化及びその仰角依存性、並びに仰角
によって不要応答の混入の確率の増大等を防ぐことがで
き、また、電子走査による第2のアンテナ系側は一括質
問応答に時間を割り当てる必要がないので、データリン
ク通信容量及び通信遅延時間の面で優れたものとなり、
高速かつ大容量の空対地データリンク通信機能を実現す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照してこの発明の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0012】図1はその構成を示すもので、1aは機械
回転式アンテナ、1bはアンテナアレイを円筒状に配列
した電子走査式アンテナである。各アンテナ1a,1b
はそれぞれ系統別に送受信機1c,1dに接続される。 各送受信機1c,1dはそれぞれ目標検出処理部1e,
1fに接続される。機械走査系の目標検出処理部1eは
監視データ処理部1gに接続され、この監視データ処理
部1gは監視データファイルに接続される。電子走査系
の目標検出処理部1fは質問応答制御及びデータリンク
通信処理を行う通信制御部1iに接続される。この通信
制御部1iは監視データファイル1hの格納データを参
照する。
回転式アンテナ、1bはアンテナアレイを円筒状に配列
した電子走査式アンテナである。各アンテナ1a,1b
はそれぞれ系統別に送受信機1c,1dに接続される。 各送受信機1c,1dはそれぞれ目標検出処理部1e,
1fに接続される。機械走査系の目標検出処理部1eは
監視データ処理部1gに接続され、この監視データ処理
部1gは監視データファイルに接続される。電子走査系
の目標検出処理部1fは質問応答制御及びデータリンク
通信処理を行う通信制御部1iに接続される。この通信
制御部1iは監視データファイル1hの格納データを参
照する。
【0013】すなわち、上記構成の二次監視レーダ装置
は、機械回転式アンテナ1a、送受信機1c、目標検出
処理部1e及び監視データ処理部1gで機械走査式モー
ドSセンサを構成する。監視データ処理部1gは覆域内
のモードA/C及びモードSで航空機目標を追尾し、監
視データファイル1hを更新・維持する。尚、送受信機
1c、目標検出処理部1eまたは監視データ処理部1g
は、機械走査系の質問制御機能を含むものとする。
は、機械回転式アンテナ1a、送受信機1c、目標検出
処理部1e及び監視データ処理部1gで機械走査式モー
ドSセンサを構成する。監視データ処理部1gは覆域内
のモードA/C及びモードSで航空機目標を追尾し、監
視データファイル1hを更新・維持する。尚、送受信機
1c、目標検出処理部1eまたは監視データ処理部1g
は、機械走査系の質問制御機能を含むものとする。
【0014】一方、電子走査式アンテナ系1b、送受信
機1d、目標検出処理部1f及び通信制御部1iは電子
走査式モードSセンサを構成する。通信制御部1iは監
視データファイル1hの内容に基づいてモードS質問応
答のスケジューリング及び電子走査アンテナ系1bのビ
ーム指向制御を行う。
機1d、目標検出処理部1f及び通信制御部1iは電子
走査式モードSセンサを構成する。通信制御部1iは監
視データファイル1hの内容に基づいてモードS質問応
答のスケジューリング及び電子走査アンテナ系1bのビ
ーム指向制御を行う。
【0015】尚、この通信制御部1iには、上記の機能
の他、システム管理、ネットワーク管理等、モードSセ
ンサに必要とされる機能が搭載されているものとする。 また、送受信機1d、目標検出処理部1fまたは通信制
御部1iは、機械回転式アンテナ1aのビーム指向方位
を検出して、電子走査式アンテナ1bを同じ方位へ同時
に指向させないように制御する機能を含むものとする。
の他、システム管理、ネットワーク管理等、モードSセ
ンサに必要とされる機能が搭載されているものとする。 また、送受信機1d、目標検出処理部1fまたは通信制
御部1iは、機械回転式アンテナ1aのビーム指向方位
を検出して、電子走査式アンテナ1bを同じ方位へ同時
に指向させないように制御する機能を含むものとする。
【0016】機械走査系、電子走査系の各アンテナ1a
,1bは、図2(a)に示すように、重畳形式で設置す
ることができる。また、同図(b)に示すように、一次
レーダ用アンテナ2と共に重畳して設置することもでき
る。既に配置された機械走査系に電子走査系を付加する
場合には、図3に示すように、それぞれ分離した状態で
設置するようにしてもよいことは勿論である。上記構成
において、以下、その動作について説明する。
,1bは、図2(a)に示すように、重畳形式で設置す
ることができる。また、同図(b)に示すように、一次
レーダ用アンテナ2と共に重畳して設置することもでき
る。既に配置された機械走査系に電子走査系を付加する
場合には、図3に示すように、それぞれ分離した状態で
設置するようにしてもよいことは勿論である。上記構成
において、以下、その動作について説明する。
【0017】まず、機械走査系では、従来と同様に、機
械回転式アンテナ1aを定速で回転させ、航空機目標を
検出して、その検出結果を監視データとしてファイルす
る。さらに、ビームドウェル時間を分割して、モードA
/C及びモードSの一括質問応答とモードSの個別質問
応答にそれぞれ充てる。
械回転式アンテナ1aを定速で回転させ、航空機目標を
検出して、その検出結果を監視データとしてファイルす
る。さらに、ビームドウェル時間を分割して、モードA
/C及びモードSの一括質問応答とモードSの個別質問
応答にそれぞれ充てる。
【0018】ここで、機械走査系では、前述したように
、定速で回転しているため、アンテナビームの照射範囲
内に航空機目標が入るまで時間がかかる。そこでこの発
明では電子走査系を付加し、監視データファイル1hを
参照しつつ電子走査式アンテナ1bを電子的に走査する
ことによって、任意の時点で通信しようする航空機目標
の方位にビームを指向させ、個別質問応答を行うように
している。
、定速で回転しているため、アンテナビームの照射範囲
内に航空機目標が入るまで時間がかかる。そこでこの発
明では電子走査系を付加し、監視データファイル1hを
参照しつつ電子走査式アンテナ1bを電子的に走査する
ことによって、任意の時点で通信しようする航空機目標
の方位にビームを指向させ、個別質問応答を行うように
している。
【0019】したがって、上記構成による二次監視レー
ダ装置は、通常は従来通り機械走査系でモードA/C及
びモードSの一括質問応答とモードSの個別質問応答を
行い、監視データ処理に当たるため、同じ処理を電子走
査式で行う場合に生じるモノパルス測角精度の劣化及び
その仰角依存性、並びに仰角によって不要応答の混入の
確率が増す等の目標の発生を防ぐことができる。
ダ装置は、通常は従来通り機械走査系でモードA/C及
びモードSの一括質問応答とモードSの個別質問応答を
行い、監視データ処理に当たるため、同じ処理を電子走
査式で行う場合に生じるモノパルス測角精度の劣化及び
その仰角依存性、並びに仰角によって不要応答の混入の
確率が増す等の目標の発生を防ぐことができる。
【0020】また、電子走査系側は一括質問応答に時間
を割り当てる必要がないので、データリンク通信容量及
び通信遅延時間の面で一層その特徴を発揮することがで
きる。特に、電子走査系が行うのは個別質問応答に限ら
れるので、ある程度ビーム幅の仰角依存性が許容され、
サイドローブ特性に対する要求も緩和される。さらに、
機械走査系によって高精度な監視データが得られている
ので、この監視データを基づくことにより正確な電子走
査及びビーム指向制御を実現することができる。この結
果、電子走査式アンテナ1bの設計の自由度は大幅に改
善され、小型化及び経済性の向上を図ることも可能にな
る。尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
い。
を割り当てる必要がないので、データリンク通信容量及
び通信遅延時間の面で一層その特徴を発揮することがで
きる。特に、電子走査系が行うのは個別質問応答に限ら
れるので、ある程度ビーム幅の仰角依存性が許容され、
サイドローブ特性に対する要求も緩和される。さらに、
機械走査系によって高精度な監視データが得られている
ので、この監視データを基づくことにより正確な電子走
査及びビーム指向制御を実現することができる。この結
果、電子走査式アンテナ1bの設計の自由度は大幅に改
善され、小型化及び経済性の向上を図ることも可能にな
る。尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
い。
【0021】例えば、上記実施例では、機械走査系、電
子走査系でそれぞれ別個に送受信機1c,1d、目標検
出処理部1e,1fを備えるようにしたが、それぞれ物
理的にまたは実質的に一体化して構成することも可能で
ある。監視データ処理部1gと通信制御部1iは互いに
共通する部分が多いため、これも一体化して構成するこ
とが可能である。監視データ処理部1gは監視処理機能
以外のモードSセンサに必要な機能、例えばデータリン
ク通信処理機能等を含むように構成してもよい。
子走査系でそれぞれ別個に送受信機1c,1d、目標検
出処理部1e,1fを備えるようにしたが、それぞれ物
理的にまたは実質的に一体化して構成することも可能で
ある。監視データ処理部1gと通信制御部1iは互いに
共通する部分が多いため、これも一体化して構成するこ
とが可能である。監視データ処理部1gは監視処理機能
以外のモードSセンサに必要な機能、例えばデータリン
ク通信処理機能等を含むように構成してもよい。
【0022】電子走査系側でもモードSの一括質問応答
が可能なので、機械走査系の構成及び処理機能をモード
A/Cの一括質問応答に限定してもよい。但し、この場
合には、電子走査系側でモードSの一括質問応答を行う
のに必要なモードS搭載機(航空機目標)の情報(現行
では24ビットアドレス)を予め取得しておく必要があ
る。
が可能なので、機械走査系の構成及び処理機能をモード
A/Cの一括質問応答に限定してもよい。但し、この場
合には、電子走査系側でモードSの一括質問応答を行う
のに必要なモードS搭載機(航空機目標)の情報(現行
では24ビットアドレス)を予め取得しておく必要があ
る。
【0023】また、図1の実施例と同構成の機械走査系
において、その処理機能をモードA/C及びモードSの
一括質問応答に限定し、個別質問応答は全て電子走査系
にまかせるようにしてもよい。この場合、機械走査系側
でモードS搭載機の情報をモードS一括質問応答によっ
て取得することができる。但し、いったん捕捉したモー
ドS搭載機を一括質問に対してロックアウトせず、継続
してモードS一括質問に応答させるようにする必要があ
る。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても、同様に実施可能であることはいうまでもない
。
において、その処理機能をモードA/C及びモードSの
一括質問応答に限定し、個別質問応答は全て電子走査系
にまかせるようにしてもよい。この場合、機械走査系側
でモードS搭載機の情報をモードS一括質問応答によっ
て取得することができる。但し、いったん捕捉したモー
ドS搭載機を一括質問に対してロックアウトせず、継続
してモードS一括質問に応答させるようにする必要があ
る。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても、同様に実施可能であることはいうまでもない
。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、高精度
な監視機能を保ちつつ、高速かつ大容量の空対地データ
リンク通信機能を実現し得るモードS用の二次監視レー
ダ装置を提供することができる。
な監視機能を保ちつつ、高速かつ大容量の空対地データ
リンク通信機能を実現し得るモードS用の二次監視レー
ダ装置を提供することができる。
【図1】この発明に係る二次監視レーダ装置の一実施例
を示すブロック構成図。
を示すブロック構成図。
【図2】同実施例のアンテナ設置構成を示す概念図。
【図3】同実施例の他のアンテナ設置構成を示す概念図
。
。
【図4】従来の機械回転式アンテナを用いたモードSセ
ンサの構成を示す概念図。
ンサの構成を示す概念図。
【図5】従来の電子走査式アンテナを用いたモードSセ
ンサの構成を示す概念図。
ンサの構成を示す概念図。
1a…機械回転式アンテナ、1b…電子走査式アンテナ
、1c,1d…送受信機、1e,1f…目標検出処理部
、1g…監視データ処理部、1h…監視データファイル
、1i…通信制御部、2…一次レーダアンテナ。
、1c,1d…送受信機、1e,1f…目標検出処理部
、1g…監視データ処理部、1h…監視データファイル
、1i…通信制御部、2…一次レーダアンテナ。
Claims (5)
- 【請求項1】 機械的に定速回転する第1のアンテナ
系と、水平面内でビームを電子的に走査する第2のアン
テナ系とを具備し、少なくとも第1のアンテナ系は監視
データ処理を行う機能を有し、第2のアンテナ系はモー
ドSの個別質問応答を行う機能を有することを特徴とす
る二次監視レーダ装置。 - 【請求項2】 前記第1のアンテナ系はモードA/C
の一括質問応答の機能のみを有することを特徴とする請
求項1記載の二次監視レーダ装置。 - 【請求項3】 前記第1のアンテナ系はモードA/C
及びモードSのそれぞれについての一括質問応答機能の
みを有することを特徴とする請求項1記載の二次監視レ
ーダ装置。 - 【請求項4】 前記第1のアンテナ系はモードA/C
及びモードSのそれぞれについての一括質問応答機能及
びモードSの個別質問応答機能を有することを特徴とす
る請求項1記載の二次監視レーダ装置。 - 【請求項5】 前記第1、第2のアンテナ系は重畳形
式で設置されることを特徴とする請求項1記載の二次監
視レーダ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104283A JPH04332892A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 二次監視レーダ装置 |
FR929205666A FR2680581B1 (fr) | 1991-05-09 | 1992-05-07 | Systeme de radar de surveillance secondaire. |
US07/879,918 US5196855A (en) | 1991-05-09 | 1992-05-08 | Secondary surveillance radar system |
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