JPH04330982A - 輪郭の低い水蒸留器 - Google Patents

輪郭の低い水蒸留器

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JPH04330982A
JPH04330982A JP4006660A JP666092A JPH04330982A JP H04330982 A JPH04330982 A JP H04330982A JP 4006660 A JP4006660 A JP 4006660A JP 666092 A JP666092 A JP 666092A JP H04330982 A JPH04330982 A JP H04330982A
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JP
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housing
water
air
steam
condenser
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Application number
JP4006660A
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English (en)
Inventor
Thomas J Weber
トーマス・ジェイ・ウェバー
Richard E Forrest
リチャード・イー・フォーレスト
Dale L Garrison
デール・エル・ガリソン
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Emerson Electric Co
Original Assignee
Emerson Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Emerson Electric Co filed Critical Emerson Electric Co
Publication of JPH04330982A publication Critical patent/JPH04330982A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/02Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping in boilers or stills
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • C02F1/04Treatment of water, waste water, or sewage by heating by distillation or evaporation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S203/00Distillation: processes, separatory
    • Y10S203/17Saline water conversion

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Water Supply & Treatment (AREA)
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水蒸溜器に関する。
【0002】
【従来の技術】井戸および地域給水所から家庭に供給さ
れる水は、水に溶解しあるいは懸濁する鉱物、化学物質
、生物および有機物の故にしばしば味が悪く、あるいは
飲用に危険である。このような情報の広範囲な認識は、
開発されて特許が与えられた種々の家庭用水浄化装置を
もたらしている。しかし、家庭における水浄化装置の使
用は、問題の範囲に照らして期待するほど広く行き渡っ
ていない。
【0003】家庭用に開発された大半の水蒸溜装置は、
住居の給水本管からボイラー蒸溜器へ供給される生の(
即ち、蒸溜されない)水中に浸漬される電気加熱要素を
有する。結果として生じる蒸気はフィン型の凝縮器コイ
ルへ送られ、これから蒸留分が出てくる。ある設計にお
いては、モータで駆動されたファンが、蒸気を冷却して
凝縮するため周囲の空気を凝縮器のフィンに強制的に送
る。他の設計においては、生水がボイラーへ送られる前
に生の比較的冷たい水がボイラーへ送られるチャンバ内
に凝縮器コイルを配置することにより、凝縮器コイルが
冷却されて廃水をもたらす結果となる。市販される大半
の蒸溜器は、場合により要求に従って、連続的ではなく
回分方式で蒸溜する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまで存在する蒸溜
器設計の装置は、このような大きな需要があるにも拘わ
らず数が少なかった理由には、水が通常家庭において消
費される台所の流し付近の隠れた目立たないように蒸溜
器が取付けることを困難にするような形態であることと
が含まれる。現在ある形式の蒸溜器は、通常は台所の流
し付近に取付けられるため、1つの可能性は、従来技術
の形式の蒸溜器を流しの隣のカウンタ面上に立てること
である。大部分の居住者たちは、通常はほとんどの住居
で第1に不充分であると思われている貴重なカウンタ面
領域を蒸溜器に占有させることを嫌がる。設置の不便さ
は、現在市場にあるどんな蒸溜器も購入しないと決めさ
せる一要因となっている。その外、例え全てではないに
しても大部分の従来技術の蒸溜器は欠点を補う美的な特
性に欠けるものと特徴付け得る。
【0005】従来技術の蒸溜器が設置される別の場所は
、台所の流し付近のキャビネット内である。この場合の
問題は、従来技術の蒸溜器が縦方向に置かれる、即ち、
これら蒸溜器が1つの要素を他の要素に重ねられて、そ
のため背の高い輪郭あるいは異常に大きな高さ寸法を有
することである。実際問題として、このことは、これら
蒸溜器がカウンタ面下方のキャビネットの空間の多くを
占有することを必要として、キャビネット内、上方、下
方あるいは蒸溜器の側方における空間の使用が不可能と
なることを意味する。
【0006】美的な特性の欠如および過大な空間の占有
の外、従来技術の蒸溜器は、特に沈殿物および湯垢を蒸
溜器の内部部品から洗浄することの難しさの故に、良好
な使用条件に維持することが困難である。大部分の従来
の蒸溜器は、ボイラーから湯垢を完全に洗浄するために
は、多数の部品のかなりの量の分解取扱い作業を要する
。このことは、蒸溜器が定格容量まで蒸溜水を作ること
ができない時のみユーザが実感する腹立たしい要因とな
り得る。容易かつ簡単な湯垢除去および洗浄作業の容易
化は、しばしば試みられるが従来技術の蒸溜器設計では
決して解決されなかった問題である。
【0007】
【発明の概要】本発明の1つの目的は、蒸溜器が他の目
的のため使用できる空間の犠牲を最小限度に抑えて台所
のキャビネット内に設置することを可能にする低い輪郭
ならびに全形態を持ち得るように、水処理要素、電気加
熱要素、水と冷却気の流路、清掃用取出しトレーなどが
水平方向に置かれる蒸溜器を提供することにある。
【0008】一実施態様において、本発明は、高さより
大きな水平長さおよび幅員を持つハウジングを含む水浄
化装置を提供する。ハウジングは、その長さより大きな
水平長さおよび幅員を持つ引出し空間の略々限度内に収
まるような寸法を有する。有効な浄化装置は、生水を浄
化し浄化された水を外部の水栓から供給するハウジング
の長さ、高さおよび幅員内に完全に配置される。
【0009】一実施態様において、有効な浄化装置は、
生水を蒸留により浄化し、生水を受取りこれを蒸気に変
換する蒸気チャンバと、蒸気を蒸留水に凝縮する凝縮器
と、冷却気を凝縮器に引込む空気循環装置とを含む。蒸
気チャンバ、凝縮器および空気循環装置は、完全にハウ
ジングの高さ内に相互に水平方向に隔てられて配置され
ている。
【0010】望ましい実施態様においては、蒸気チャン
バは、その垂直高さより大きな水平寸法を有する。凝縮
器は、その垂直高さより大きな水平寸法を有し、凝縮器
の垂直高さは蒸気チャンバの垂直高さと略々同じである
。ハウジング内の生水導管装置は、略々水平面内に延長
している。ハウジング内部の蒸気導管装置は、蒸気を蒸
気チャンバから凝縮器へ送る。蒸気導管装置は、略々水
平面内で生水導管装置の略々水平面と平行に延長してい
る。空気循環装置は、冷却気を凝縮器を経て生水導管装
置および蒸気導管装置の略々水平面と平行である略々水
平な経路内に引込む。このような構成においては、蒸気
チャンバ、凝縮器、生水導管装置、蒸気導管装置および
空気循環装置が、ハウジングの前記高さ以内で相互に略
々水平方向に隔てられている。
【0011】この新規な低い輪郭の水蒸留器の上記およ
び他の更に特定の目的および特徴が如何に達成され構成
されるかについては、次に添付図面に関して更に詳細に
記述されよう。
【0012】
【実施例】本発明は、以降の記述に記載されあるいは図
面に示される部分の構造および配置の細部に限定されな
い。本発明は、他の実施態様および色々な他の方法で実
施することが可能である。用語および語句は記述のため
に使用されるものであり、限定と見做すべきではない。
【0013】図1は、典型的な住居の台所に見出される
如きキャビネット10を示している。典型的な2槽の流
し11が、キャビネットのカウンタ頂部12に設置され
ている。通常の汎用首振り水栓13が可能な軟水化はさ
れるも他の処理は行わない熱水および冷水を提供するた
め流し11に隣接して取付けられている。キャビネット
10は、キャビネット内部の収納空間に接近するための
煽りドア14を含む。
【0014】図1および図2は、キャビネット10内部
に望ましい設置方法で本発明の諸特徴を具現した新しい
一体の低輪郭水蒸留器15を示す。
【0015】図1および図2に設置されるように、蒸留
器15は、キャビネットの引出しで既に占有された空間
を占有するものと考えられる。蒸留器15の比較的小さ
な部分が、一方のキャビネット煽りドア14上方に配置
された前面パネル16を介して露出される。
【0016】蒸留器15は、建物の給電本線から得られ
る交流電流で作動する。図1が示すように、蒸留器15
は、キャビネット内部の便利なコンセント18に差込む
ことができる電力コード17を有する。あるいはまた、
電力コード17は、キャビネット10内部の電線と実配
線することができる。
【0017】図1は、蒸留器15に対して水を供給する
ための建物の冷水供給管路と結合するパイプ20を示す
。更に詳細に以後に述べるように、蒸留器15は蒸留に
よって水を浄化する。パイプ23は、(図1および図2
に示される如く)水栓22を蒸留器15と結合している
。水栓22は、蒸留器15からの浄化された水を供給す
る。水栓22については、後で更に詳細に説明する。
【0018】図1が示すように、キャビネット10に蒸
留器15を設置しても、キャビネットの煽りドア14の
背後において蒸留器15の下方にかなりの大きさの使用
可能な収納空間が依然として残る。蒸留器15の化粧前
面パネル16のいがキャビネット10の前方から見える
。図2の矢印が示すように、空気は蒸留器15から前面
パネル16の開口を介して取入れ排出される。このよう
な蒸留器の作動状態については以下に更に詳細に説明す
る。
【0019】蒸留器15は、そのコンパクトな低輪郭設
計の故に、典型的な台所のキャビネット内部に幾つかの
異なる配置で容易に設置することができる。図1および
図2に示されるキャビネットの引出しの取付けの代わり
に、同じ蒸留器15がキャビネット10の基部に設置す
ることができる(図33が示すように)。この設置にお
いては、依然として図示しない棚部を蒸留器頂部のすぐ
上に置くことができ、その結果キャビネット10内の多
くの空間が他の用とのため依然として利用できる。この
ような設置は、更に詳細に後で述べるように、キャビネ
ットの下部を介して蒸留器15に出入りするよう空気を
循環させる別の配置を使用する。他の点では、この設置
は図1および図2に示したものとほとんど同じである。
【0020】また、蒸留器15は、そのコンパクトな低
輪郭設計の故に、典型的な台所の他の部分に容易に設置
することができる。例えば、別の代替的な設置(図示せ
ず)においては、蒸留器の構成要素は、冷却した浄化水
を供給しあるいは浄化水から作られた氷を容易するため
従来の冷蔵庫内部に配置し直して取付けことができる。
【0021】蒸留器15のコンパクトな低い輪郭の設計
は、供給水を蒸気に変換し、蒸気を浄化水に凝縮し、浄
化水を供給する内部の構成部分の意図的な配置によるも
のである。図3および図4は、主要な内部構成部分およ
び蒸留器15内部のその全体的な配置を示している。
【0022】蒸留器15は、主要な内部構成部分を収容
する内部領域を一緒に包囲するベース24と取付けられ
たカバー部材25とを含む。化粧前面パネル16が、内
部領域を更に包囲するためカバー部材25に取付けられ
ている。内部領域は、蒸気チャンバ組立体26、凝縮器
組立体27、浄化水供給組立体28、および作動制御モ
ジュール29を収容している。貯蔵タンク30は、ベー
ス24と取外し自在に結合し、浄化水供給組立体28の
一部をなしている。
【0023】I.蒸気チャンバ組立体 蒸気チャンバ組立体26の詳細について最初に説明する
。この蒸気チャンバ組立体26は、管路20から水を受
取り、この水を蒸気に換える。蒸気チャンバ組立体26
は、水加熱チャンバ31を含む。ベースに取付けられた
直立シュラウド32が、水加熱チャンバ31の側壁部を
形成する。蒸気チャンバ・カバー33は、水加熱チャン
バ31の頂部を形成している。蒸気チャンバ・カバー3
3は、水加熱用電気要素34を支持している。
【0024】引出し35は、水加熱チャンバ31の底部
を形成している。引出し35は、内部で水加熱用電気要
素34の作用により水が沸騰されて蒸気に変換されるト
レー36を支持する。蒸気チャンバ・カバー33はこの
蒸気を受取り、これを後で更に詳細に述べるように、凝
縮器組立体27へ送る。
【0025】図6、図7および図10乃至図16は、蒸
気チャンバ組立体26の構造の更なる詳細を示している
。生水(即ち、蒸留されない水)が、弁37の入口と結
合するパイプ20を経て供給される。この弁37は、ソ
レノイド21により電気的に付勢される。入口管路38
は、蒸気チャンバ・カバー33内部に形成された流入ポ
ート39(図14に最もよく示される)を介して水を水
加熱チャンバ31へ供給するため、弁37の出口と結合
している。ソレノイド21は、後で更に詳細に説明する
ように、マイクロコントローラ・モジュール29により
与えられる指令信号に基いて、弁37を作動させて水を
加熱チャンバ31へ供給する。
【0026】図10乃至図12は、蒸気チャンバ・カバ
ー33の構造の更に細部を示している。蒸気チャンバ・
カバー33は、シュラウド32と固定される外部シェル
40を含む。この外部シェル40は、水加熱チャンバ3
1の上方に配置された蒸気受取りチャンバ41の内容積
を画成する逆ドームを形成する(図10参照)。外部シ
ェル40は、熱に対して比較的大きい耐性を持つプラス
チックまたは非腐食性金属材料から作られることが望ま
しい。
【0027】A.蒸気チャンバ内部の蒸気分散の制御反
らせ板42が、水加熱チャンバ31と蒸気受取りチャン
バ41との間に延長している。この反らせ板42もまた
、比較的高い耐熱性を持つ非腐食性金属から作られるこ
とが望ましい。反らせ板42は、外部シェル40の内方
に延長する柱体43に対して(非腐食性ボルトまたはね
じを用いて)適当に固定されている。図10が最もよく
示すように、柱体43は、固定された時反らせ板42の
頂部内面44が水加熱チャンバ31に対してある角度で
延長するように等しくない長さで延長している。また図
10が最もよく示すように、反らせ板42の側壁部45
もまた、面44の勾配を補償し略々同じ水平面に沿って
終了するように頂部の反らせ板面44から等しくない長
さで延長している。反らせ板の側壁部45は、(図12
Aおよび図12Bが最もよく示すように)頂部反らせ板
面との接合付近で水平方向に長いスロット46を含む。 この反らせ板の側壁部45もまた、後で述べる蒸留運転
中反らせ板42の温度を緩和するため水中に延長してい
る。
【0028】加熱要素34が付勢すると、水加熱チャン
バ31内部のその面において水の激しい沸騰および撹拌
が生じる(図10参照)。この結果、蒸気と共に蒸気受
取りチャンバ41に向かって上方へ指向される水の小滴
を生じる。蒸気は、スロット46から蒸気受取りチャン
バ41内に逃げる。しかし、比較的大きな水滴が反らせ
板の頂部内面44に衝突し、この面が水滴が蒸気受取り
チャンバ41へ通過することを阻止する。水滴は、反ら
せ板面44の勾配に追従して水加熱チャンバ31内へ落
下する。
【0029】従って、反らせ板42は、反らせ板42に
形成蒸気のみが進入することを許す。反らせ板42は、
蒸気に変換するため沸騰プロセスにおいて生じる水滴を
連続的に加熱チャンバ31内へ戻す。
【0030】B.蒸気チャンバ内部の温度制御図10乃
至図12が最もよく示すように、蒸気チャンバ・カバー
33は、係合クランプ49により加熱用電気要素34が
固定される内方に延長するヒート・シンク48を含む。 固定されると、クランプ49はヒート・シンク体部全体
の熱伝達部分を形成する。クランプ49は、底部面49
aを含む。
【0031】図10および図12Aが示すように、加熱
要素34は、水平方向に向いた加熱要素34の残部の面
から偏向される短い部分50を有する。クランプ49は
、加熱要素34のこの偏向部分50をヒート・シンク4
8に結合する(図16Aおよび図16Bも示すように)
【0032】ヒート・シンク48は、頂部の腔部51を
有する(図16Aおよび図16B参照)。この腔部51
は、熱センサ素子52を保持する。熱センサ素子52は
、ヒート・シンク体部48全体と熱交換関係にある。 2本の電線53が、熱センサ素子52から伸び、作動制
御モジュール29と作用的に結合されている。
【0033】ヒート・シンク48内に支持された熱セン
サ素子52は、抵抗値が露呈される温度と一次的関係で
変化する市販のソリッド・ステート素子であることが望
ましい。センサ52の特定動作および制御モジュール2
9とのその関係については、後で更に詳細に述べる。
【0034】2つの加熱要素部分34および50間のず
れが、底部クランプ面49aと加熱要素34の主要部分
の底部面との間に垂直方向の空間即ち間隙(図16Aお
よび図16Bにおいて記号Gで示される)を形成する。 以降の事例が示すように、この間隙Gの垂直高さが、蒸
留プロセスにおいて加熱要素34に対して水が水加熱チ
ャンバ31に保持されるレベルに直接的に影響を及ぼす
【0035】水加熱チャンバ31内の水レベル47が蒸
留プロセス中の蒸発のため下降するに伴い、ヒート・シ
ンク49が徐々に露呈される。水のメニスカスが底部ク
ランプ面49aから離れる(図16Bに示されるように
)と、素子52により検出される温度が急激に上昇する
。しかし、ヒート・シンク49が要素34上方へずれる
ため、例えヒート・シンク49と接触しなくとも、水は
依然として要素54と接触状態にある。このため、ヒー
ト・シンク49の温度が上昇すると、要素54自体はそ
の蒸留温度(約100℃)において比較的一定のままと
なる。要素34における膜沸騰が継続する。
【0036】素子52により検出される急激に上昇する
温度は、予め定めた高い最終制御温度(約110℃)に
達することになる。作動制御モジュール29は、ソレノ
イド・コイル21を付勢することによりこの状態に応答
して流入弁37を開く。これは、(前に述べた管路38
およびポート39を介して)水加熱チャンバ31に対す
る未蒸留水供給源の流れを開始する。
【0037】加熱チャンバ31内で水レベルが上昇する
に伴い、水はヒート・シンク49と再び接触する(図1
6Aが示すように)。ヒート・シンク体部48および4
9は、急激な温度降下を生じることになる。センサ52
は、温度が高い最終制御温度より降下する時、即ち高い
最終制御温度より低い予め定めた制御温度を検出する。 作動制御モジュール29は、ソレノイド・コイル21を
消勢して流入弁37を閉じることによりこの状態に応答
する。これは、(先に述べた管路38およびポート39
を介して)水加熱チャンバ31に対する蒸留された供給
水の流れを停止する。
【0038】この制御サイクルは、ヒート・シンク体部
48および49内部に密閉されたずれセンサ素子52の
制御下で、蒸発した水を供給水で連続的に補充する。
【0039】間隙Gの垂直高さは、加熱チャンバ31内
の水レベルの変化を直接制御する。メニスカスが底部ク
ランプ面49aから離れる時ヒート・シンク体部48、
49の温度の急激な上昇の故に、補充用供給水が加熱チ
ャンバ31内に形成される水レベルは厳密に制御するこ
とができる。要素34は水と常に接触する状態に保持さ
れて、膜沸騰が継続する。水が要素34より下方に降下
させられた場合に生じる顕著な輻射熱の発生が回避され
る。輻射熱の発生は、周囲の材料を疲労させるため望ま
しくない。
【0040】補充水が再びクランプ49と再び接触する
時温度の急激な降下の故に、補充供給水の供給が終了さ
れる水レベルもまた厳密に制御される。
【0041】望ましい図示された実施例においては、間
隙Gの大きさは、蒸留プロセス中水レベルが加熱要素3
4の中心線の上方および下方に約3.175mm(1/
8インチ)以内に保持されるように選定される。このレ
ベルでは、膜沸騰のための最適の条件が存在する。
【0042】図示された実施例においては、要素34は
約1.588mm(1/16インチ)の直径を有する。 要素34とずれ部分との中心線間のずれは約4.763
mm(3/16インチ)である。底部クランプ面49は
、ずれ部分50の底部面の下方約1.588mm(1/
16インチ)に下がり、約3.175mm(1/8イン
チ)の間隙Gを生じる。蒸発中、未蒸留水のメニスカス
もまた、水の中間面上に約3.175mm(1/8イン
チ)だけ上昇することが観察される。
【0043】ヒート・シンク体部48およびクランプ4
9が作られた材料もまた保持される水のレベルに影響を
及ぼすことになる。図示された望ましい実施態様におい
ては、体部48、49は銅の如き非腐食性の熱伝達材料
から作られている。
【0044】蒸留されない供給水が加熱チャンバ51内
に送られる流速もまた、補充時間に影響を及ぼすことに
なる。望ましい構成(後で更に詳細に述べるように)に
おいては、要素54は、高い最終制御温度に達する時に
(流入弁37の開口と同時に)遮断されて、ヒート・シ
ンク49を冷却するのに要する時間を短縮する。このよ
うな構成においては、要素54は、高い最終制御温度あ
るいは別の予め定めた更に低い温度より低く降下する時
に再び投入される。
【0045】以降の事例は、本発明のこのような特質の
利点を示すものである。
【0046】事    例 テスト#1 図16Aおよび図16Bに示されるものと類似の銅製の
ヒート・シンクが、加熱用電気要素に対して緊締された
。しかし、図16Aおよび図16Bに示される加熱要素
とは異なり、テスト#1における加熱要素は、全体の形
態が略々同一面内に置かれた(即ち、ずれ部分50を含
まない)。ヒート・シンクの底面(クランプ49の底面
と対応する)は、加熱要素の底面より約1.588mm
(1/16インチ)下方に延長していた。マイクロスイ
ッチTD5A  RTDを含む熱センサ素子52がヒー
ト・シンク内部に支持された。
【0047】加熱要素およびヒート・シンク組立体が蒸
気チャンバ内の水中に浸漬され、水を沸騰させるため要
素に対して電力が加えられた。
【0048】水が蒸発するに伴い、水レベルは水のメニ
スカスが要素の底面から離れる地点まで降下した(メニ
スカスが水の通常面より約3.175mm(1/8イン
チ)上方に上昇したことが観察された)。しかし、ヒー
ト・シンクの下方に延長する底面が水中に浸漬され続け
、依然として熱検出要素を冷却した。結果として、ヒー
ト・シンクが約110℃に設定されたその高い最終制御
温度に達する前に、要素の表面温度は約600℃まで急
激に上昇した。
【0049】このような構成は、(i)充分な量の輻射
熱が蒸気チャンバ内に発生し、(ii)水のメニスカス
が加熱要素から離れた後、および加熱要素がその高い最
終制御温度に達して更に多くの水を蒸気チャンバ内へ進
入させる前には膜沸騰が生じず、(iii)蒸気チャン
バ内の水レベルは加熱要素の中心線より上方および下方
に著しく変動した(この場合、最も有効な膜沸騰条件が
存在する)ため、満足できるものではなかった。
【0050】テスト#2 このテストにおいては、ずれ部分50を有する加熱要素
が使用された。ずれ部分50の中心線は、要素の残部の
中心線の上方に約6.35mm(1/4インチ)隔てら
れていた。図16Aおよび図16Bに示されものと類似
の銅製ヒート・シンクがずれ部分に対して緊締された。 ヒート・シンクの下面(即ち、クランプ49の底部)は
、ずれ部分の底面の下方約1.588mm(1/16イ
ンチ)まで延長して、ヒート・シンクの下面と前記要素
の主要部の下面との間に約4.763mm(3/16イ
ンチ)の間隙を生じた。マイクロスイッチTD5A  
RTDを含む熱センサ素子52は、ヒート・シンク内部
に支持された。
【0051】テスト#1におけるように、加熱要素およ
びヒート・シンク組立体は蒸気チャンバ内の水中に浸漬
され、水を沸騰させるため要素に電力が加えられた。
【0052】この構成においては、沸騰水のメニスカス
はヒート・シンクの底面から離れたが、加熱要素の主要
部は依然として水中に浸漬されていた。熱センサが11
0℃のその高い最終制御温度に達した(これによりより
多くの水を蒸気チャンバ内に導入した)時、加熱要素の
主要部は依然として約100℃の所要の膜沸騰温度にあ
った。
【0053】顕著な輻射熱の発生(テスト#1において
観察された)はテスト#2においては除かれた。しかし
、蒸気チャンバ内の水レベルは依然として加熱要素の中
心線の所要のレベルのやや上下に変動していたことが観
察されたが、変動の範囲はテスト#1において観察され
た変動と比較して著しく減少した。
【0054】テスト#3 テスト#2におけるように、ずれ部分50を持つ加熱要
素が使用された。しかし、(再び、ずれ部分と主要素部
分の中心線間で測定された如き)ずれは、約4.763
mm(3/16インチ)まで減少された。図16Aおよ
び図16Bに示されたものと類似する銅製ヒート・シン
クがずれ部分に対して緊締された。ヒート・シンクの下
面(即ち、クランプ49の底部)は依然としてずれ部分
の下面の下方に約1.588mm(1/16インチ)延
長して、主要素の下面と要素の主要部分の下面との間に
約3.175mm(1/8インチ)の間隙(テストにお
いて観察された水のメニスカスの略々垂直高さである)
を生じた。マイクロスイッチTD5A  RTDを含む
熱センサ素子52が、ヒート・シンク内部に支持された
【0055】他のテストにおける如く、加熱要素および
ヒート・シンク組立体は、蒸気チャンバ内の水中に浸漬
され、水を沸騰させるため要素に対して電力が加えられ
た。
【0056】この構成においては、沸騰水のメニスカス
はヒート・シンクの底面から離れたが、加熱要素の主要
部は依然として水中に浸漬されていた。熱センサが11
0℃のその高い最終制御温度に達した(これにより多く
の水を蒸気チャンバ内に導入した)時、加熱要素の主要
部は依然として100℃のその所要の膜沸騰温度にあっ
た。
【0057】テスト#2におけるように、顕著な輻射熱
の発生(テスト#1において観察された)が除かれた。 更に、蒸気チャンバ内の水レベルは、加熱要素の中心線
の上下約3.175mm(1/8インチ)に維持された
【0058】テスト#1、#2および#3は、主要加熱
要素の表面上方のヒート・シンク体部内に熱検出要素を
配置した利点を示している。ずれを用いることで、水と
加熱要素の主要部との間に接触を連続的に維持すること
により蒸留サイクル中に蒸気チャンバ内の高い輻射熱の
発生を防止した。テスト#1、#2、#3はまた、ずれ
の量が蒸留プロセス中の加熱要素に対する水レベルにお
ける変動を制御することを示している。ずれを用いるこ
とが、膜沸騰のための最適の範囲に蒸気チャンバ内の水
レベルを制御することを可能にする。
【0059】センサ素子52は、要素34の主要部の上
方に置かれる要素34の偏向された短い部分50におけ
る温度、およびチャンバ31内に存在する水レベルを検
出することにより、加熱要素34の主要部に沿った温度
の上昇および降下を予期する。蒸留器15は、これによ
り、蒸気を発生するため理想的な要素34の主要部上に
一貫した水レベルを維持することができる。蒸留器15
は、加熱要素を過度に浸漬しないが、その代わり、加熱
要素34の中心線に沿って薄い水膜を維持し、これにお
いてこの水膜を連続的に蒸気に変換することができる。
【0060】C.蒸気チャンバの洗浄 蒸留器15の制御モジュール29は、ちょうど述べたば
かりのように、センサ素子52の通常の作動を無効化す
る自己洗浄モードで周期的に作動することが望ましい。 この自己洗浄モードにおいては、流入弁37を閉鎖する
ことにより、制御モジュール29が水レベル47を図1
6Bに示したレベルより下方に降下することを許容する
。自己洗浄モードの間、加熱要素34は蒸留のため必要
な温度より高い温度(例えば、150℃を越える温度)
を生じるに充分な期間作動する。この高い温度は、蓄積
した湯垢を要素34から剥離させてトレー36に落下さ
せる。自己洗浄モードは、予め定めた温度に達した後に
終了する。
【0061】引出し35は、ここで述べた自己洗浄モー
ドの間沈積した湯垢の洗浄および処理のためトレー36
を取外すため蒸気チャンバ組立体26を周期的に開くよ
う操作することができる。
【0062】図10および図19乃至図25は、引出し
35および取外し自在なトレー36の細部を最もよく示
している。引出し35は、トレー36を取外し自在に収
受する(図25が示す如く)。(トレー36を支持する
)引出し35は、完全に閉めた位置(図10および図1
9参照)と、完全に開いた位置(図21および図22参
照)との間で運動可能である。
【0063】蒸留器15は、ユーザにより操作されるた
め化粧前面パネル16上に支持された係止機構54を含
む。この係止機構54を操作することにより、ユーザは
引出し35をその完全に開いた位置と完全に閉じた位置
との間に運動させることができる。
【0064】係止機構54は、1対の側方翼部56を含
む引出しの煽り前部55を含んでいる。側方翼部56は
それぞれ、ピン57によりパネル16に枢動自在に取付
けられている。従って、引出し前部55は、ピン57の
周囲で完全に閉じた位置(図19が示す如き)と完全に
開いた位置(図24が示す如き)との間に揺動する。各
側方翼部56は、引出し35の各前縁部に支持されたピ
ン59を収受するカム溝58を含む(図3参照)。
【0065】引出し35は更に、引出し35がその完全
に開いた位置と閉じた位置間に運動する時、カム・ロー
ラ軸61に沿って移動する湾曲した後方カム面60を含
む。カム軸61は、シュラウド32(図3参照)上の2
つの側方に隔てられた支持部70上で回転運動するよう
に取付けられている。軸61上の2つのゴムのOリング
71がカム面60に対して弾性的に当接している。
【0066】ユーザは、パネル16上の揺動する引出し
前部55の開閉により蒸留器15内部で引出し35を運
動させることができる。
【0067】更に、引出し前部55がその閉鎖位置へ進
む時、引出し35(トレー36を支持した)もまたその
完全に閉じた位置へ進む。湾曲面60のローラ軸61(
およびOリング71)に沿ったカム動作が、蒸留器15
のベース24から引出し35を持上げる。これは更に、
引出し35の頂部面をガスケット62へ押圧する(図1
9参照)。引出し35は、その完全に閉じた位置に達す
ると、蒸気チャンバ・カバー33の外部シェル40と完
全に封止する位置関係に落着く。
【0068】引出し前部55がその開いた位置へ進むと
、引出し35(トレー36と共に)もまたその完全に開
いた位置へ進む。湾曲面60のローラ軸61(およびO
リング71)に沿ったカム作用が、引出し35を徐々に
蒸留器15のベース24に向けて降下させる。これは更
に、引出し35と蒸気チャンバ・カバー33の外部シェ
ル40との間の封止関係を破壊する。引出し35は、そ
の完全に開いた位置に達すると、蒸留器15の蒸気チャ
ンバ組立体26と関連する状態から滑らせることにより
取外すことができる。
【0069】図示された望ましい実施態様においては、
係止機構54は、揺動する引出し前部55をその完全に
閉じた位置に維持するロック組立体63を含む。図19
および図20が最もよく示すように、ロック組立体63
は、前面パネル16から延長するロック・ボタン64を
含む。このロック・ボタン64は、通常位置(図19に
示される)と、押下げた位置(図20に示される)との
間で運動自在である。ばね(図示せず)が、このボタン
64をその通常位置に偏倚させる。
【0070】ロック組立体63はまた、横に伸びる部分
がボタン64の内端部に形成されたカム面66上に載置
するロック・ピン65を含む。ボタン64がその通常位
置にある時、ロック・ピン65は揺動する引出し前部5
5の頂部の係止開口67を通って下方に延長している。 ピン65の開口67内での干渉が、引出し前部55をそ
の完全に閉じた位置に固定する。ボタン64が押される
(図20参照)と、ピン65は開口67からカム面66
に沿って移動し、ユーザが引出し前部55を開くことを
可能にする。
【0071】図示された望ましい実施態様(図21乃至
図23参照)においては、係止機構54はまた、一旦ロ
ックが解かれて開かれると、引出し前部55が直ちに完
全に開いた位置へなることを阻止する「子供のいたずら
防止」係止特性を含む。
【0072】更に、係止機構54は、各側方翼部56に
形成された1対の外側に伸びるタブ68を含む。このタ
ブ68は、引出し前部55がその完全に開いた位置と完
全に閉じた位置(図21および図22に示される)との
間の中間位置に達する時、パネル16の隣接する側縁部
69と当接する。タブ68はこれにより、引出し前部5
5がこれ以上開くことを阻止する。この構成は、誰か、
特に子供が内部に熱水がある事実にも拘わらず、引出し
35を引出すことを禁止する。
【0073】側方翼部56は、タブ68を包囲する領域
にいる大人のユーザによって弾性的に動かすことが可能
である。側方翼部56を相互に動かすことにより、大人
のユーザはタブ68を側縁部69から自由な状態にする
ことができ(図23B参照)、これにより引出し前部5
5がその完全に開いた位置へ移動されることを可能にす
る。
【0074】後で述べるように、制御モジュール29は
、ユーザに対して引出し35を開いて洗浄のためトレー
36を取外す時を通知する。
【0075】取外し自在なトレー36(図25参照)は
、耐熱性のプラスチック材料から作られることが望まし
い。このように、プラスチック・トレー36は、各自己
洗浄モードの後に処分して清潔なトレー36と置換する
ことができる。
【0076】あるいはまた、トレー36は、繰返し使用
のための更に耐久性のある材料から作ることができる。 この実施態様においては、トレー36は、沈殿物を除去
するため洗浄することができ、あるいは洗浄のため自動
皿洗い機に入れることができる。
【0077】生水から生じる鉱物その他の固形物を含む
全ての沈殿物がトレー36にのみ蓄積し得るため、蒸留
器の清掃のためユーザはこれ以上の仕事を行う必要がな
い。
【0078】D.蒸気チャンバ内部および外部における
汚染管理 図示した望ましい実施態様(図25が示す如き)におい
ては、トレー36は、水溶性の消毒剤を保有するための
内部の腔部72を含む。図示した実施態様においては、
この消毒剤は腔部72に入れられる錠剤73の形態を呈
する。取外し自在な当て材74がこの錠剤を保持する腔
部72に重なる。この当て材74は、トレー36が使用
のため引出し35に入れられる時ユーザにより取外すこ
とができる。あるいはまた、当て材74は、水と接触す
る時溶解する不活性材料から作ることができる。
【0079】水加熱チャンバ内の水は、消毒剤を溶かす
ことになる。この消毒剤は、最後には蒸留プロセスによ
り蒸留器15の他の部分に運ばれ、これによりこれら部
分を消毒する。
【0080】蒸気チャンバ組立体26は、蒸気を蒸気受
取りチャンバ41から凝縮器組立体27へ送る管路75
を含む。管路75は、外部シェル40の一体部分を形成
し、水平面にに沿って凝縮器組立体27まで延長するチ
ューブ76と結合している。
【0081】蒸気チャンバ組立体26は、蒸気が存在す
る時のみ、蒸気受取りチャンバ41と凝縮器組立体27
間の流通を開くための逆止弁78を含む。蒸気圧力が存
在しないと、逆止弁78は、蒸気受取りチャンバ41と
凝縮器組立体27との間の流通を阻止する。
【0082】図15は、逆止弁78の詳細を示す。管路
75は、逆止弁チャンバ79を形成する。チャンバ79
内に通常の大気圧条件が存在する時、逆止弁78は環状
の傾斜した座80上に静置して管路75を閉鎖する。
【0083】蒸気が生じつつある時は、チャンバ41内
の蒸気圧力は大気圧より僅かに高く上昇する。この上昇
した蒸気圧力は逆止弁78を図15に仮想線で示した位
置まで上昇させる。この上昇した逆止弁78は、管路7
5を開いて蒸気が凝縮器管路38へ流れることを許容す
る。蒸気が流れ続けると、逆止弁78は、蒸気あるいは
液体に凝縮して体積が減少する高温蒸気の故に、凝縮器
組立体27内部に生じる負圧により更にその持上げられ
た位置に押圧される。
【0084】逆止弁78を使用する1つの重要な理由は
、周囲の空気が凝縮器組立体27へ自由に流れることを
阻止するためである。これは更に、周囲の空気が汚染物
質を貯蔵タンク30内へ運ぶ結果となり得る。このこと
が起こる可能性は、引出し前部55が開いて引出し35
が引出される時最も大きくなる。周囲の空気は、悪臭と
して検出され、あるいは蒸留された飲用水に不快な味を
与える分子で汚染され得る。また、蒸留水中に蔓延する
おそれがある微生物が空気中に存在し得る。逆止弁78
は、蒸留器の内部に汚染物質が付着することを阻止する
ように働く。
【0085】II.凝縮器組立体 図3、図4および図6は、凝縮器組立体27の詳細を最
もよく示す。
【0086】凝縮器組立体27は、フィンを設けた凝縮
器コイル81を含む。先に述べたように、蒸気受取りチ
ャンバ41からの蒸気は、管路75、76を経て凝縮器
コイル81の入口82へ排出される。凝縮器コイル81
は、幾つかの略々垂直方向を向いた冷却フィン83を有
する。蒸気は、螺旋経路84に従って冷却フィン83を
通過し、ここで蒸留水に凝縮する。凝縮した蒸留水は経
路84から出口84aを経て貯蔵タンク30に出る(図
4および図7に最もよく示される)。
【0087】凝縮プロセスの間、蒸留器15は、空気を
フィン83に連続的に循環させてこのフィン83を冷却
する。図2、図3、図4および図6における矢印は、蒸
留器15内の空気流を示している。ファン85は空気を
カバー25の背後の取入れ口86に吸引する。フィルタ
141がこの取入れ口86にあることが望ましい。
【0088】周囲の空気は、前面パネル16(図2参照
)上に嵌合する面パネル160に形成された1組の吸気
口87を経て蒸留器15の取入れ口86へ送られる。 ファン85は、空気をフィン83に指向させ、次いでシ
ュラウド32を流過する。空気は前面パネル16の排出
口88から出る。各図は、1つ以上を設けることができ
るが、1つの排出口88を示す。図2および図4が最も
よく示すように、空気はフィン83を略々水平面内に流
れ蒸留器15の内部を流過する。
【0089】図29乃至図32は、吸気口87を含む前
面化粧パネル160の構造の詳細を示している。蒸留器
15の前面パネル16は、面パネル160に形成された
開口165に嵌合している。図30が示すように、面パ
ネル160は、ほとんどの家庭用キャビネットの引出し
寸法に一致する水平方向幅を有する。更に、図31が示
すように、パネル160の幅はブラケット162により
取付けられた任意のパネル延長部161により拡大する
ことができる。
【0090】パネル160の垂直高さは、一連の破壊し
得るルーバ部163により側部で調整可能である。折り
取り線164が、各ルーバ部163間でパネル160の
背後に作られている。図12が示すように、取付けのた
め要求される垂直高さを得るため1つ以上のルーバ部1
63をユーザが適当に折り取ることができる。前面から
見ると、破壊し易いルーバ部163は化粧パターンを形
成している。
【0091】図33乃至図35は、キャビネット10の
ベースに設置される時、蒸留器15に出入り循環するた
めの別の構成を示す。この構成においては、周囲の空気
がキャビネット10の基部に切込まれた流入管路150
を通って蒸留器15へ送られる。図33に示される蒸留
器15内部の空気流は、図4および図6に示されるもの
と同じである。
【0092】排出口88を経て蒸留器から流出する空気
は、キャビネット10の基部に切込まれた流出管路15
2を通る外部反らせ板151により導かれる。この反ら
せ板151は、図33乃至図35に示される設置に蒸留
器を適合させるため取外すことができる蒸留器ベース2
4上の板153を介して嵌合する。
【0093】III.浄化水供給組立体浄化水供給組立
体28は、水栓22を経て供給される蒸留された浄化水
を受取るタンク30を含む。この貯蔵タンク30は、人
間により摂取される材料と接触ため受入れ得るプラスチ
ックから作られることが望ましい。貯蔵タンク30は、
組込みバクテリア・フィルタを含む通気口93を含む。 望ましい実施態様においては、タンク30は約7.57
l(2ガロン)の蒸留水を保有する。
【0094】A.貯蔵タンクにおける水レベルの制御図
3、図4および図7が最もよく示すように、浄化水供給
組立体28は、浮きスイッチ組立体90の作用によって
制御モジュール29により制御される蒸留水供給ポンプ
89を含む。図8および図9は、浮きスイッチ組立体9
0の更に詳細を示す。
【0095】浮きスイッチ組立体90は、貯蔵タンク3
0内まで予め定めた距離だけ延長するサイフォン・チュ
ーブ91を含む。ポンプ89の吸入側は、配管92をサ
イフォン・チューブ91と結合して、タンク30からサ
イフォン・チューブ91を経て水を吸込む。ポンプ89
の吐出側は、水栓22まで伸びる管路23と結合してい
る。
【0096】浮きスイッチ組立体90はまた、サイフォ
ン・チューブ91に隣接するサンプル・チューブ94を
含む。水質プローブ95がこのサンプル・チューブ94
を占有している。このプローブ95は、浄化された水の
導電性を連続的に測定することにより、存在する全溶解
固体量を検出する。センサ95は、以下に更に詳細に述
べる方法で使用される制御モジュール29に対してこの
情報を送る。
【0097】図9A、図9B同じ図9Cが示すように、
サンプル・チューブ94はまた96、97、98出示し
た一連の3つのリード・スイッチを含む。部材99が、
サイフォン・チューブ91およびサンプル・チューブ9
4を包囲している。部材99は、タンク30内の水上に
浮き、従ってタンク30内に存在する水レベルに従って
昇降する。浮き部材99は、磁石100を有する。この
磁石100は、浮き部材99が図9Aに示される低い水
レベル位置にある時、リード・スイッチ98を作動させ
る。磁石100は、浮き部材99が図9Bに示される中
間の水レベル位置にある時、リード・スイッチ97を作
動させる。磁石100は、浮き部材99が図9Cに示さ
れる高い水レベル位置にある時、リード・スイッチ96
を作動サせる。96、97、98は、情報を制御モジュ
ール29に対して送る。制御モジュール29は、この情
報を用いて後で更に詳細に述べる方法で蒸留を制御する
【0098】しかし、一般に、制御モジュール29は、
浮き部材99が低い水レベル位置(図9A)に達する時
、最大速度で蒸留水を生成するように蒸気チャンバ組立
体26を全能力で作動することになる。制御モジュール
29は、浮き部材99が中間水レベル位置(図9B)に
達する時、蒸留水が作られる速度を低下させる。制御モ
ジュール29は、浮き部材99が高い水レベル位置(図
9C)に達する時、蒸気チャンバ組立体26の作動を停
止することになる。
【0099】B.取外し自在な貯蔵タンク図26、図2
7および図28は、貯蔵タンク30を保守および洗浄の
ため蒸留器15のベース24から取外すことができるこ
とを示す。
【0100】特に、ベース24の後部は1対のフック部
材101を含む。この貯蔵タンク30の後部は、フック
部材101と係合する1対の外方に張出したタブ102
を有する。貯蔵タンク30は、係合されると、ベース2
4の下側に対して略々水平な位置へ枢動することができ
る(図26、図27が示すように)。タンク30の前方
にある掛け金103が、タンク30をベース24に当接
する位置に固定するためベース24の下側胴部における
下方に下垂したフック104と取外し自在に係合する。 ガスケット110が、タンク30とベース24の下側と
の間の境界面を封止する。
【0101】図28が示すように、掛け金103を解除
することにより、係合フック101とタブ102を解放
するため貯蔵タンク30をベース24から揺動させるこ
とができ、これによりタンク30をベース24から取外
す。
【0102】C.浄化水供給水栓 図17および図18は、浄化水栓22の細部を最もよく
示している。
【0103】水栓22は、飲用水を吸引するよう作動可
能であることの他に幾つかの目的に供する。この水栓は
、蒸留水に対する最終フィルタ105を含む。この最終
フィルタ105は、蒸留水中に溶解するかもしれない気
体を吸着する。最終フィルタ105はまた、水に添加さ
れた殺菌剤73の痕跡を除去する。
【0104】水栓22はまた、ユーザに対して表示する
制御モジュール29から信号を受取る。この目的のため
、水栓22は小さな表示パネル106(図5にも示され
る)を含む。この表示パネルは、図示された実施例にお
いては3つの107、108、109である幾つかの発
光ダイオード(LED)を含んでいる。多くの導体ケー
ブル123が、ダイオード107、108、109を制
御モジュール29と接続している。このダイオード10
7、108、109は、ベース24の制御下で点滅を行
って蒸留器15において優勢なある作動条件を表示する
。ダイオード107、108、109はまた、鉱物また
は沈殿物を除去しあるいは水栓フィルタ105を交換す
るため、引出し35を取出すなどのある保守動作を行う
ことをユーザに対して信号表示する。ダイオード107
、108、109の作動については、後で更に詳細に説
明する。
【0105】水栓22は、内部で弁部材112がハンド
ル113により回転されるベース111を含む。弁部材
112は、貫通孔114を有する。ハンドル113を回
転させることにより、この孔114は流入管路23の内
孔と整合されて、蒸留水がフィルタ105を通って注口
115に流入することを許容する。
【0106】図17および図18は、ハンドル113お
よび弁部材112が左手または右手の操作を許容するよ
うに配置できることを示している。
【0107】フィルタ105は、炭素粒子116を含ん
でいる。開口したセルの発泡体ディスク117が水は注
口115へ通過させるが、炭素粒子116は水流に流れ
ることを阻止する。
【0108】水栓22は、カウンタ頂部12(図1およ
び図2参照)における適当な開口に取付けられ、所定位
置にナット118で固定される。
【0109】化粧ハウジング119が、フィルタ105
を収容する。注口115は、ナット122によりハウジ
ング119に対して側方に枢動運動するように取付けら
れる。ハウジング119は、フィルタ105の容易な取
外しおよび交換を可能にするため、水栓ベース111を
結合離反するようねじ込むことができる。フィルタ10
5は、ハウジング119が所定位置にねじ込まれてフィ
ルタ105をハウジング119内に拘束する時、弁部材
112と注口115に対して着座される頂部および底部
のOリング120を有する。
【0110】フィルタ105は、使用されて炭素フィル
タ材料を飽和させるに充分な有機物または揮発性の有機
汚染物を同伴する水を吸収した後に容易に交換すること
ができる。この作業のためには工具は不要である。また
、フィルタ105は弁部材112と注口115との間に
配置されるため、フィルタ105は、吸入ポンプ89を
消勢しあるいは浄化水流入管路23を減圧することなく
取外すことができる。
【0111】逆止弁124(図4および図5参照)は、
ポンプ89と水栓22の弁部材112間の管路23内の
圧力を保持する。
【0112】IV.低い輪郭形態 図4および図6が最もよく示すように、蒸留器15のコ
ンパクトな低い輪郭の設計は、供給水を蒸気に変換し、
蒸気を浄化水に凝縮し、浄化水を供給する内部の構成部
品の略々水平方向の配置によってもたらされる。このコ
ンパクトな低い輪郭の設計は、使用中蒸留器内の略々水
平方向の水および空気の流れによってももたらされる。
【0113】図4および図6が示すように、蒸気チャン
バ組立体26は、その垂直高さより大きな水平方向寸法
を有する。凝縮器組立体27もまた、その垂直高さより
大きな水平方向寸法を有する。凝縮器組立体27の全垂
直高さは、蒸気チャンバ組立体26の全垂直高さと略々
同じである。
【0114】生水(蒸留されない水)は、略々水平面に
沿って配置された経路内の蒸気チャンバ組立体26へ送
られる。蒸気もまた、蒸気チャンバ組立体26から凝縮
器組立体27に対して生水供給源の略々水平面と平行で
ある略々水平面に沿って配置された経路において送られ
る。
【0115】冷却空気もまた、生水および蒸気供給路の
略々水平な面と平行である略々水平な経路に凝縮器組立
体27を介して吸引される。
【0116】V.作動制御モジュール 図36は、作動制御モジュール29の細部を示し、この
モジュールについては残りの図面に関して次に説明する
【0117】このモジュール29は、DC電源300を
含む。図36の左隅部には、回線L1およびL2が電源
の供給電圧の入力部である。これは、蒸留器15が設置
される住居における通常の120ボルトACである。入
力線におけるヒューズは、通常の回路の過負荷保護機能
を供する。
【0118】降圧変圧器130の一次側巻線(図3も参
照)は、線L1およびL2に跨がって接続されている。 二次側巻線の出力リードは、DC電源300に対する入
力である。電源300は、整流ブリッジと集積回路の電
圧調整器とを含む点で周知のものであるが、そのいずれ
も示されず、電子回路設計者には周知である。低電圧D
Cは線301により制御モジュール29に対して供給さ
れ、この線はDC電源300の出力端子と結合されてい
る。別の線302はグラウンド300に伸びている。
【0119】グラウンド300の出力電圧は、制御モジ
ュール29の種々の回路構成要素の作動電圧に依存する
。図示された実施例においては、出力電圧は5ボルトD
Cである。
【0120】制御回路の心臓部は、参照番号304で更
に示したるマイクロコントローラである。このマイクロ
コントローラ304は、空気流路において蒸留器15の
ベース24に対して取付けられた回路板上に支持されて
いる(図3および図4に最もよく示す如く)。
【0121】適当なマイクロコントローラが幾つかの供
給源から入手可能である。製品に使用されるため選定さ
れるマイクロコントローラ304は、Motoroll
aMC  68  HC  05  P8P形式である
。これは、オンボード読出し/書込みメモリー、読出し
専用メモリー、およびアナログ/ディジタル(A/D)
コンバータを有する。無論、これは、マイクロコンピュ
ータの通常の構成要素を含む。アプリケーション・プロ
グラムは、マイクロコントローラ・チップ上のオンボー
ド・読出し専用メモリーに格納される。
【0122】正5ボルトDCが線305によりマイクロ
コントローラ304へ与えられる。あるシステム機能の
タイミングは、四角いブロック306で「クロック」と
して示されるクロック・パルス・ジェネレータにより支
配される。このクロック信号は、線307によりマイク
ロコントローラ304へ送られる。クロック306の1
つの端子は、グラウンド線308と接続している。
【0123】図36の右側部分は、120ボルトACが
加えられる電気的構成要素を示している。これら構成要
素は、水加熱要素34、水流入弁37を作動させるソレ
ノイド・コイル21、冷却用ファン85に対するモータ
、オン水栓22に浄化水を供給するポンプ89を含む。 これら構成要素は、共通線L1により120ボルトAC
が供給される。
【0124】加熱要素34、ソレノイド21、ファン・
モータ85およびポンプ89は、それらの出力線310
、311、312および313が個々の切換え回路によ
りL2と接続されるようになる。この切換え回路は、全
体的に参照番号314、315、316および317に
より表わされる。切換え回路314〜317は類似して
おり、従って回路314のみについて説明する。
【0125】切換え回路314は、加熱要素34の出力
線をAC線L2に接続するトライアック318を含む。 トライアック318は、その制御電極319がトライア
ック駆動回路320からのトリガー・パルスが与えられ
る時、導通状態となる。駆動回路320は、低電力線周
波数になる、換言すれば、5ボルトDCの電源電圧と比
較して低い論理レベルになる時、その関連する線321
へトリガー信号をトライアック制御電極319へ送る。 切換え回路314および他の切換え回路315、316
、317は、共通線322を持つことによりDC電圧が
加えられる。
【0126】線321は、ブロック323により「イン
ターフェース・ドライバ」として表わされる集積回路の
作動の結果低い論理レベルになる。線321をグラウン
ドに接続する信号は、無論、マイクロコントローラ30
4からインターフェース・ドライバ回路の入力ピンに至
る線324により送られる対応信号により始動される。
【0127】電子回路の設計者には周知のように、イン
ターフェース・ドライバはしばしば非常に低レベルの電
流を吸収できるマイクロコントローラの問題を克服する
ため使用される。このため、ドライバはマイクロコント
ローラ304からの信号に応答して、グラウンド結線を
マイクロコントローラから絶縁状態にすることにより、
この線を接地する。図示の如く、トライアックと関連し
てトライアック動作に付随する無線周波干渉電圧をフィ
ルタするコンデンサおよび抵抗がある。
【0128】図36を調べれば、他の切換え回路がイン
ターフェース・ドライバ集積回路の出力ピンと結合され
た線321と対応する線を有することが明らかになるで
あろう。同様に、これらの切換え回路におけるトライア
ックは、マイクロコントローラ304により始動される
信号により導通状態になる。
【0129】図示しないリレーをトライアックの代わり
に使用して加熱要素34、流入弁制御ソレノイド21、
ファン・モータ85およびポンプ・モータ89の線L1
に対する断続を行うことができる。
【0130】A.蒸留サイクル 蒸留水の生成は、蒸留器15の引出し前部パネル55が
閉じられて引出し35が水加熱チャンバ31内のその完
全に封止された位置(図10および図19に示される位
置)に来るまで開始しない。図36の上部は、このよう
な目的に供する2個のインターロック・スイッチ330
および331を示す。スイッチ330は、蒸留器15の
前方のトレーの接近ドアが閉じられる時閉路位置にセッ
トされる。スイッチ331は、引出し35が加熱チャン
バ31内でその完全に封止された関係になる時に閉路さ
れる。
【0131】図示された実施例(図10および図19参
照)においては、スイッチ330は、引出しパネル55
に支持された磁石131、および係止機構63付近でパ
ネル16に支持された関連する磁気近接スイッチ132
の形態を有する。スイッチ331は、引出し35の後方
に支持された磁石133、およびカバー25の後壁部に
支持された関連する磁気接近スイッチ134の形態を有
する。
【0132】スイッチ330および331は、正のDC
線301で始まり線333によりマイクロコントローラ
304まで続く回路に直列に接続される。もしインター
ロック・スイッチ330または331のいずれか一方が
開路されるならば、マイクロコントローラ304のピン
19は正のDC電圧が加えられ、この場合、マイクロコ
ントローラ304は水の蒸留のため必要な蒸留器15の
これら機能を不能にする。
【0133】蒸留器15を付勢するための別の必要な条
件は、「運転」スイッチ334を蒸留器の前面からの手
動操作により閉路することである(図4および図22参
照)。これは、前面パネル16に配置された「運転」L
ED135をオンにして(これも図4および図22に示
される)、蒸留器15が作動開始の用意ができたことを
示す。LED135は、緑色光を出すものであることが
望ましい。
【0134】「運転」スイッチ334を閉じると、これ
も線335を接地状態に接続する。マイクロコントロー
ラ304は、適当な指令を発することにより蒸留器の運
転が可能であることを信号表示される。
【0135】図36の左側は、貯蔵タンク30内の先に
述べた浮きで作動する3個のリード・スイッチ96、9
7、98を示す。これらスイッチ96、97、98もま
た図36におけるそれらの回路により示され、それぞれ
スイッチA、B、Cが付されている。
【0136】始動状態においては、貯蔵タンク30が排
水されるため、浮き99はタンク30内のその最も低い
位置にある。リード・スイッチ98(スイッチC)はこ
のように閉路される。マイクロコントローラ304は、
水栓22のLED109(図5参照)を表示「空」に隣
接してオンにさせることによりスイッチCの閉路に応答
する。
【0137】「空」のLED109は、破線のブロック
336により示されるように、印刷回路板336上に取
付けられる。このLED109は、オンになると、貯蔵
タンク30が空であり、水が水栓22から引出すことが
できないことを表示する。「空」のLED109は色が
赤であることが望ましい。
【0138】水栓22における先に述べたLED107
、108(図5に示される)もまた、回路板336上に
取付けられている。水栓のLED108は、緑色の光を
発することが望ましく、表示「使用可能」がその隣りに
置かれている。このLED108は、ユーザに対して蒸
留器が水栓22から水を取出す用意があることを通知す
る。水栓LED107は、これが付勢されると黄色の光
を発することが望ましく、表示「監視」の隣に置かれる
。「監視」および「使用可能」LEDにとってオンにな
るため満たさねばならない特定の条件については、後に
更に詳細に論述する。
【0139】マイクロコントローラ304は、スイッチ
Cが閉路される時蒸留水の出力ポンプ89が稼働するこ
とを阻止する。しかし、マイクロコントローラ304は
、加熱要素の切換え回路314の線321を低い論理レ
ベルにさせて、要素34を加熱する。センサ52(これ
も、図36にRTD2−ヒータとして示される)は、要
素34の偏向部分50の領域における温度を監視する。 RTD2は、露呈される温度に応答して一次的に変化す
る抵抗により例示される。RTD2は、加熱要素34に
露呈されて、常に要素34の偏向部分50の温度を反映
する。
【0140】その時、マイクロコントローラ304もま
た、切換え回路315の線を論理的にローのレベルにさ
せてソレノイド21を短時間(例えば、1または2秒)
付勢してある量の水を加熱チャンバ31へ送る。その時
、ソレノイド21は遮断されるが、要素34の偏向部分
50は予め定めた高い蒸留温度まで加熱され、この温度
は図示された実施例では110±3℃である。この時フ
ァン85のモータもまた付勢されて、蒸気チャンバ組立
体26から出る熱を発散するのを助ける。
【0141】要素34の偏向部分50が予め定めた蒸留
温度に達すると、ソレノイド21は生水(蒸留されない
水)の流入弁37を飛来いて水加熱チャンバ31に対す
る水の供給を開始する。要素34およびセンサ52は、
水が加熱チャンバ31に流入するに伴い冷却する。偏向
部分50の検出された温度は予め定めた中間レベル(図
示された実施例では、103±3℃である)まで下がる
と、ソレノイド21はチャンバ31に対する水流を停止
するため閉じる。要素34の偏向部分50の温度が予め
定めた低レベル(図示された実施例では、96±3℃)
まで降下するならば、110±3℃の予め定めた高い蒸
留温度に達するまで、要素34は再びオンにされる。次
いで、より多量の水が(ソレノイド21を開くことによ
り)加熱チャンバ31へ送られる。
【0142】上記のシーケンスは、引出し35における
水レベルが加熱要素34の低い面と接触するまで反復さ
れる。この時、蒸留水に凝縮される蒸気の生成が開始す
る。ファン85は、凝縮器組立体27を通るようにより
低い室温の空気を吸引し続けて蒸気を貯蔵タンク30に
集まる浄化水に凝縮する。
【0143】蒸留プロセスの間水が要素34から沸騰す
るに伴い、センサ52(RTD2)は加熱要素34の偏
向部分50における温度の上昇を検出する。偏向部分5
0の温度が110±3℃に達すると、加熱要素34はオ
フにされ、流入弁37を制御するソレノイド21が再び
付勢されてより多くの水をチャンバ31内へ送る。水が
加熱チャンバ31へ流入する(要素34を冷却する)に
伴い、RTD2により検出された温度は予め定めた中間
レベル(103±3℃)に達する。ソレノイド21は閉
路する。
【0144】要素34の偏向部分50における温度を検
出することにより、マイクロコントローラ304は要素
34の残部に対する所要の水レベルを維持する。更に、
加熱チャンバ31内の水は、要素34の中心線の約3.
175mm(1/8インチ)上下であるレベルに維持さ
れる。このレベルは、加熱要素34が膜沸騰で最も効率
的に作動するために望ましい。
【0145】蒸留プロセスの間要素34の温度が予め定
めた低レベル(96±3℃)より降下すると、予め定め
た高い温度(110±3℃)に再び達するまで、要素3
4はオンにされる。
【0146】前の3節で述べたサイクルが蒸留サイクル
の間反復される。蒸留器15は、浮き99がリード・ス
イッチ96(図36のスイッチA)を閉路するまで、浄
化水の生成を続けることになる。この位置あ、図9Cに
示される。この時、貯蔵タンク30は水で充満状態であ
る。加熱要素34、ソレノイド21および冷却ファン8
5が遮断される。水が貯蔵タンク30から引出されるま
で、蒸留サイクルは完全に不作動状態に留まる。
【0147】リード・スイッチ98(スイッチC)の閉
路により開始される空の貯蔵タンク30を補充する作動
の間、蒸留プロセスは、要求と同時にユーザが再び浄化
水を貯蔵タンク30から引出すことを許容するようにマ
イクロコントローラ304が浄化水供給ポンプ89を使
用可能状態にする前に、指定された補充期間(例えば、
1時間)進行する。この時、マイクロコントローラは、
水栓22における「使用可能」LED108(緑色)を
付勢する。蒸留器15の前面パネル16に配置された対
応する緑色発光LED139もまたオンにされる(図4
および図22参照)。
【0148】貯蔵タンク30における低い水レベルの故
に浮きで作動されるリード・スイッチ98(スイッチC
)が閉路される時、加熱要素34は、蒸留プロセスの間
、最初は高電力条件(例えば、500ワットのレベル)
で作動させられることにより、蒸留プロセスの速度を最
適化する。より多くの浄化水が蒸留されるに伴い、水レ
ベルは貯蔵タンク30内で上昇する。ポンプ・モータ8
9は、水栓22に対する出力管路23を加圧するため周
期的にオンになる。この圧力は、逆止弁124により維
持される。
【0149】貯蔵タンク30内の浄化水の蓄積が、リー
ド・スイッチ97(図36に「B」として示される)と
接触するまで浮き99を上昇させる。この位置は、図9
Bに示されている。この接触は、リード・スイッチ97
「スイッチB」を閉路する。スイッチBのこの状態は、
スイッチBから伸びる線によりマイクロコントローラ3
04によって検出される。マイクロコントローラ304
は、加熱要素34に対するトライアック318がトリガ
ーされる位相角度を切換えることにより応答して、加熱
要素34のみがこれを少ない電力条件(例えば、250
ワットのレベル)で加熱するに充分な電流を受取るよう
にする。この時、凝縮器ファン85の速度もまた少ない
熱条件に照らして減少させることもできる。
【0150】無論、本発明の実施例において選択される
500および250ワットの加熱レベルは他の値を取っ
てもよいことを知るべきである。蒸留器の市販例におい
て選択された加熱値を単に例示するため、具体的数字を
記述において選択された。
【0151】変動する加熱要素の電力消費に対する別の
試みは、タンクにおける予期される最上から最低の水レ
ベルの貯蔵タンク30内に延長する導通センサ(図示せ
ず)の形態のプローブの使用を含み得る。特に、導通セ
ンサは、相互に隔てられた2本の垂直方向に延長する導
体を含み、また導体が水中に浸漬される程度で変化する
それらの間の電気抵抗を持つことができる。このため、
抵抗値は水レベルの変化と共に連続的に変化する。マイ
クロコントローラ304は、これら電圧の変化または電
流レベルの変化を検出して、対応する信号を処理のため
のディジタル形態に変換する。信号は、高低のワット限
度間で連続的に加熱要素により消費されるワット値を変
化させるため使用することができ、従って貯蔵タンク3
0内の水レベルが低下するとワット値が増加して、タン
ク30の水が少なくなる時蒸留水が高速で生成されるよ
うに、あるいはその反対にする。加熱要素に対して供給
される電力即ちワット値は、位相の変化によって変化さ
せられる。図面には示さないが、マイクロコントローラ
304に対してゼロ交差(即ち、正と負の間で交番する
電流波形態の交差)を表わす信号を送るための装置が設
けられ、時間ゼロがトリガー信号の変化量、従って加熱
要素に対して与えられる電力量を確保するための基準値
として用いられるようにする。
【0152】水が貯蔵タンク30から引出される時、図
36の最も右側に示された圧力スイッチ136が閉路す
る。このスイッチ136は、低い圧力に応答して閉路し
、逆止弁124と水栓22間に高い圧力が存在する時に
開路する。
【0153】ユーザは、浮き99がリード・スイッチ9
8(図36のスイッチC)を閉じるに充分なだけ降下す
るまで、貯蔵タンク30から水を引出し続けることがで
きる。リード・スイッチ97(図36のスイッチB)が
降下する浮き99で閉路される時、蒸留器15は250
ワットの電力レベルで再び浄化水を生成し始めることに
なる。降下する浮きがリード・スイッチ98(スイッチ
C)を閉路する時、本装置は500ワットの電力レベル
で水を作る状態に戻ることになる。
【0154】B.溢流センサ 図面に示される別の浮きで作動するスイッチ136(図
36のスイッチD)がある。この浮きスイッチ136は
、蒸留器15のベース24に形成されたサンプ137(
図3および図10参照)に取付けられる。このサンプ1
37は、システム内の漏洩あるいは溢流の結果である水
を収集する。浮きスイッチ136(スイッチD)は、検
出される溢流に応答して付勢される。このスイッチ13
6は、これをマイクロコントローラ304のグラウンド
電位までのピン7と接続する線とつながる。この状態が
生じると、マイクロコントローラ304はソレノイド2
1を消勢することにより蒸留器15を消勢させる。
【0155】C.監視水フィルタ信号 先に述べたように、水栓22は、蒸留水に残る物質を吸
収するためのフィルタ105を含む。蒸留器15により
処理される水量の関数として信号が得られ、この信号は
更に蒸留器15の電力レベルおよび作動時間の関数であ
る。この信号は、予め定めた水量が蒸留された時に生じ
、これはフィルタ105が揮発性物質で飽和状態となり
交換が望ましいことを示す。マイクロコントローラ30
4は、パルスをカウントし時間およびメモリーを蓄積す
ることにより時間の関数として水の消費を得る。予め定
めた時間は、特定形式の生水で得た経験の結果から適正
な時間の実験結果に依存することになる。一旦予め定め
た時間に達すると、マイクロコントローラ304は予め
定めた水フィルタ「監視」信号を生じる。
【0156】水フィルタの「監視」信号は、「監視」L
ED107および138の点滅シーケンス動作である。 この一義的な信号は、「リセット」スイッチ337が再
び押されるまで継続する。これは、LED107および
138をオフにし、水栓フィルタ105の新しい使用条
件を監視し始めるためメモリーのこの部分をリセットす
る。
【0157】D.トレー清掃監視信号 図36が示すように、蒸留器15は、水加熱チャンバ3
1に流入する全溶解固体を検出するためのセンサ140
を含む。図6はまた、弁37の上流側の蒸留されない流
入水パイプ20内の所定位置にあるセンサ140を示し
ている。このセンサ140もまた図36においてTDS
1トレーと示される。センサ140は、トレー36に流
入する水の導電性に応じて変化する可変抵抗で例示され
る。その目的は、トレー36が廃棄あるいは清掃のため
取外されるべきことの表示を生じることである。
【0158】トレー36を清掃する必要の一義的な信号
表示が行われる。例えば、トレー36を清掃する必要は
、マイクロコントローラ304の制御下にある間に連続
的に示される「監視」LED107および138により
表示される。
【0159】トレー36を清掃すべきことを表わす信号
は、処理される水量および流入する水の全溶解固体の関
数である。トレー清掃信号が得られる2つの方法がある
。1つは、処理される水量に依存することである。別の
方法は、処理された水量を全溶解固体センサ140(T
DS1)から得られる信号に基く生水(蒸留されない水
)の量と関連付けることである。マイクロコントローラ
304は、要素34がこれも本質的に装置の作動時間お
よび作動電力レベルの機能である250または500ワ
ットで作動する時間を関連付けることによりこれらの関
係を得ることができる。
【0160】例えば、蒸留器あ、中間の鉱物成分を有し
かつ約300ppmの全溶解固体レベルで約189l(
50ガロン)の水を処理した水を使用する時、マイクロ
コントローラ304は自己洗浄モードを開始して、トレ
ー「監視」シーケンスを開始する内部信号を生じる。 このような場合、蒸留器15は、蒸留水が貯蔵タンク3
0を充満させて浮き作動スイッチAが閉路されるまで、
蒸留水を生成し続けることになる。
【0161】E.自己洗浄モード 蒸留水貯蔵タンク30が充満状態になると、閉路するリ
ード・スイッチ96(スイッチA)により示されるよう
に、蒸留器15は水の生成を停止する。蒸留器15は、
先に述べた自己洗浄モードに自動的に入る。このモード
においては、加熱要素34の温度はRTD2検出器によ
り検出される如き約146℃(293F゜)まで上昇す
ることが許される。この温度は、加熱要素上に形成した
鉱物即ち湯垢を破壊して取外し自在のトレー36に落下
させるに充分である。マイクロコントローラ304によ
り測定される如き予め定めた時間の後、加熱要素34は
オフにされる。ファン85は、RTD2が要素34の温
度が約45℃(113F゜)まで下がることを検出する
まで、装置を冷却するため約1.5時間作動状態にある
。この時間中、浄化水は貯蔵タンク30から排出される
が、蒸留器は新しい水の生成を始めない。
【0162】この時間的遅延が満了した後、水栓22に
おける「監視」LED107(図5参照)がオンとなり
その状態を続ける。前面パネル16に取付けられた別の
「監視」LED138(黄色)もまたオンとなる(図4
および図22参照)。「監視」LED107および13
8がオンとなると、引出し35が開かれて「リセット」
スイッチ337(図4および図22参照)が瞬時に閉路
されるまで、蒸留器15は再び水を生成することを許さ
れない。
【0163】「監視」LED107および138は、ユ
ーザが引出し前部55を開いてトレー36を清掃のため
引出すべきことを表示する。リセット・ボタンが付勢さ
れると、「監視」LED107および138は消え、蒸
留器15は蒸気の生成および蒸留水の生成が可能状態に
される。
【0164】DC路線電圧プラスVが線301からPC
回路板336および前面パネル16の双方に見出される
種々のLEDのアノードに加えられることが判るであろ
う。LEDのカソードは、マイクロコントローラのピン
24および26がローの論理レベル状態になることによ
りこれらをオンにするためグラウンドに取付けられ、こ
の状態がインターフェース・ドライバ323におけるド
ライバをして線338、339を接地させることにより
戻り線337、338、339の接地を生じる。同様に
、赤色LED109(貯蔵タンク30が空であるか、貯
蔵タンク30から引出すことができる水のレベルより下
であることを示す)が線340をマイクロコントローラ
304のピン23がロー論理レベルに切換わることに応
答して接地されるLEDのカソードと結合させる。
【0165】F.空気フィルタ監視信号蒸留器15はま
た、凝縮器組立体27(図6が示す如き)内の流路内に
空気フィルタ141および空気温度センサ142を含む
ことが望ましい。空気フィルタ141は、洗浄可能な網
または多孔質材料から作られることが望ましく、凝縮器
組立体27の上流側の空気流中に配置される。空気温度
センサ142(これも図36においてRTD1として示
される)は、凝縮器組立体27の下流側の空気流中に配
置される(図6が示すように)。
【0166】センサ142により検出される温度が予め
定めたレベル(例えば、約55±3℃)より高い時、マ
イクロコントローラ304は、LED107、138を
用いて指定された空気フィルタ「監視」発光シーケンス
を生じる。例えば、「監視」LED107、138は、
空気フィルタ141が洗浄されあるいは交換されるべき
であることを示すためには2回発光して休むようにして
もよい。
【0167】指定された空気フィルタ「監視」信号は、
幾つかのあり得る作動条件を示す。1つは、空気フィル
タ141が空気流を制限するほど閉塞し即ち汚れ、従っ
て流路における空気温度を上昇させることである。これ
はまた、流入する室内の空気が正常状態より高いことを
表示する。暖かい流入する室内空気は、蒸留器15内部
の適正な冷却を保証するため空気フィルタ141の更に
頻繁な清掃を必要とすることがある。もし空気ファン・
モータが故障するかあるいは他の保守を要求するならば
、空気フィルタ「監視」信号はマイクロコントローラ3
04によっても生成されることになる。
【0168】空気フィルタ「監視」信号に応答して、ユ
ーザは「運転」スイッチ334を押して蒸留器15を停
止させる。空気フィルタ141の清掃あるいは交換の後
、ユーザは「運転」スイッチ334を再び押して蒸留器
15を始動させる。ユーザはまた、「リセット」スイッ
チ337を押して「監視」指示灯の点滅をオフにする。
【0169】マイクロコントローラ304は、センサ1
42(RTD1)が予め定めた高温度、例えば60±3
℃を検出する時は常に蒸留器15を自動的に停止するよ
うにプログラムされることが望ましい。蒸留器15は、
RTD1センサが空気温度が予め定めた高いレベルより
降下したことを検出する時は、通常自動的に再始動して
作動することになる。
【0170】G.貯蔵タンク清掃監視信号蒸留器15は
また、貯蔵タンク30内の全溶解固体量を連続的に監視
するためのセンサ96が設けられている。 このセンサ95もまた、図36にTDS2貯蔵として示
される。プローブ95は、導電性に応じてアナログ信号
を生じる市販の導通センサである。この信号は、マイク
ロコントローラ304のピン18に送られる。
【0171】マイクロコントローラ304は、センサ9
5により検出された全溶解固体量が百万部(ppm)単
位の予め定めた閾値レベルを越える時は常に蒸留器を停
止して、浄化水ポンプ・モータ89を作動不能にする。 この閾値レベルを越えると、マイクロコントローラ30
4はまた緑色の「使用可能」LED108、139をオ
フにすることにより応答する。その代わり、マイクロコ
ントローラ304は、補正措置が取られるまで、3回点
灯−休みのサイクルで「監視」LED107、138を
繰返し作動させる。
【0172】TDS2から得たアナログ信号は、マイク
ロコントローラ304におけるアナログ/ディジタル・
コンバータに対して入力となる1つのピン18と結合さ
れる。TDS1、RTD2およびRTD1からの信号も
また、マイクロコントローラ304のピン15、16、
17に対する入力であるアナログ信号であり、これは更
にアナログ/ディジタル・コンバータに入力される。
【0173】本発明の諸特徴を具現した蒸留器15は、
要求に応じて連続的に水を浄化する。蒸留器15はまた
、連続的な実時間ベースで自らを監視する。その作動は
自動的であり、周期的な保守を除いて、どんなユーザ環
境からも独立的である。
【0174】本発明の諸特徴は、頭書の特許請求の範囲
に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】台所の流しが設置され新規な低い輪郭の水蒸留
器が設置されるキャビネットを示す斜視図である。
【図2】キャビネット内に取付けられ(図2に示される
)、蒸留器に出入りする空気流路を示す水蒸留器の拡大
斜視図である。
【図3】図2に示された水蒸留器の主要構成要素の分解
斜視図である。
【図4】頂部および側部の壁面を取外したた状態の図2
に示された水蒸留器の頂部を示す斜視図である。
【図5】図1に示された蒸留器の水栓に取付けられた状
態および監視用指示灯を示す図である。
【図6】図4に示された水蒸留器を示す平面図である。
【図7】図6の線7−7に関する図4に示された水蒸留
器の右側を示す立面図である。
【図8】図4に示された蒸留器と関連する貯蔵タンクに
対する水レベル制御装置を示す拡大斜視図である。
【図9】Aは、貯蔵タンク内に存在する水のレベルに従
って異なる位置における図8に示された水レベル制御装
置の浮きを示す一連の図である。Bは、貯蔵タンク内に
存在する水のレベルに従って異なる位置における図8に
示された水レベル制御装置の浮きを示す一連の図である
。Cは、貯蔵タンク内に存在する水のレベルに従って異
なる位置における図8に示された水レベル制御装置の浮
きを示す一連の図である。
【図10】図6における線10−10に関する水蒸留器
のボイラー領域を示す側面図である。
【図11】水蒸留器の蒸気チャンバ領域を示す頂部組立
て斜視図である。
【図12】Aは、水蒸留器の蒸気チャンバ領域の分解斜
視図である。Bは、水蒸留器の蒸気チャンバ領域の底部
組立て斜視図である。
【図13】水蒸留器の蒸気チャンバを示す底面図である
【図14】ボイラー領域への水の通路を示す水蒸留器の
蒸気チャンバ領域の側面図である。
【図15】前記ボイラー領域からの蒸気の通路を示す水
蒸留器の蒸気チャンバ領域の側面図である。
【図16】Aは、加熱チャンバにおける異なる水のレベ
ルで使用される水蒸留器の蒸気チャンバ領域における水
レベル制御装置を示す一連の図である。Bは、加熱チャ
ンバにおける異なる水のレベルで使用される水蒸留器の
蒸気チャンバ領域における水レベル制御装置を示す一連
の図である。
【図17】図1に示される水蒸留器と関連する水栓を示
す分解斜視図である。
【図18】図17に示される水栓の側面図である。
【図19】引出しが閉められた位置で示される図2およ
び図3に示した水蒸留器の蒸気チャンバ領域と関連する
引出しおよび取外し自在なトレー組立体の断面側面図で
ある。
【図20】引出しが最初に開かれた位置で示される図2
および図3に示した水蒸留器の蒸気チャンバ領域と関連
する引出しおよび取外し自在なトレー組立体の断面側面
図である。
【図21】引出しが特に開かれた位置で示される図2お
よび図3に示した水蒸留器の蒸気チャンバ領域と関連す
る引出しおよび取外し自在なトレー組立体の断面側面図
である。
【図22】部分的に開かれた位置で示される蒸留器の蒸
気チャンバ領域と関連する引出しおよび取外し自在なト
レーの前面図である。
【図23】Aは、蒸留器の蒸気チャンバと関連する引出
しおよび取外し自在なトレーと関連する子供のいたずら
防止用係止機構の図22の線23−23に関する拡大側
面図である。Bは、蒸留器の蒸気チャンバと関連する引
出しおよび取外し自在なトレーと関連する子供のいたず
ら防止用係止機構の図22の線23−23に関する拡大
側面図である。
【図24】引出しが完全に開かれた位置で示される水蒸
留器のボイラー領域と関連する引出しおよび取外し自在
なトレー組立体の断面側面図である。
【図25】蒸留器から取出された図19の24で示され
る引出しおよび取外し自在なトレーの分解平面斜視図で
ある。
【図26】図2および図3に示された水蒸留器と関連す
る取外し自在な貯蔵タンクの底部を示す底面図である。
【図27】使用中の水蒸留器の残部と係合された時の図
26に示した取外し自在な貯蔵タンクを示す断面側面図
である。
【図28】保守のため水蒸留器の残部から切離された時
の図26に示した取外し自在な貯蔵タンクを示す断面側
面図である。
【図29】蒸留器により使用されるキャビネット内に空
気を循環させるダクトを示す図1に示される水蒸留器と
関連する外側の前面パネルを示す拡大図である。
【図30】図29に示される外側前面パネルを示す斜視
図である。
【図31】任意の延長部材を有する外側前面パネルを示
す斜視図である。
【図32】遮断ルーバを示す図30に示されるパネルの
側面図である。
【図33】台所の流しが設置され、新しい低い輪郭の水
蒸留器が図1に示されるものと異なる位置に設置される
キャビネットを示す斜視図である。
【図34】図33に示される水蒸留器のキャビネットの
設置と関連する空気ダクト装置を示す分解図である。
【図35】図32に示された空気ダクト装置を示す断面
側面図である。
【図36】本発明の特徴を具現する水蒸留器と関連する
マイクロプロセッサに基く制御回路を示す概略図である
【符号の説明】
10  キャビネット 11  流し 13  首振り水栓 14  煽りドア 15  低輪郭水蒸留器 16  前面パネル 17  電力コード 18  コンセント 20  パイプ 21  流入弁制御ソレノイド 22  水栓 23  管路 24  ベース 25  カバー 26  蒸気チャンバ組立体 27  凝縮器組立体 28  浄化水供給組立体 29  作動制御(マイクロコントローラ)モジュール
30  貯蔵タンク 31  水加熱チャンバ 32  シュラウド 33  蒸気チャンバ・カバー 34  水加熱用電気要素 35  引出し 36  トレー 37  流入弁 38  管路 39  ポート 40  外部シェル 41  蒸気受取りチャンバ 42  反らせ板 43  柱体 45  側壁部 46  スロット 47  水レベル 48  ヒート・シンク 49  ヒート・シンク 50  偏向部分 51  腔部 52  熱センサ素子 54  係止機構 55  揺動する引出し前部 56  側方翼部 57  ピン 59  ピン 60  後方カム面 61  カム・ローラ軸 63  係止機構組立体 64  ロック・ボタン 65  ロック・ピン 66  カム面 67  係止開口 68  タブ 70  支持部 71  Oリング 72  腔部 73  殺菌剤 74  当て材 75  管路 78  逆止弁 79  逆止弁チャンバ 81  凝縮器コイル 82  入口 83  冷却フィン 84  螺旋経路 85  ファン 86  取入れ口 87  吸気口 88  排出口 89  蒸留水供給ポンプ 90  浮きスイッチ組立体 91  サイフォン・チューブ 93  通気口 94  サンプル・チューブ 95  プローブ 96  リード・スイッチ 97  リード・スイッチ 98  リード・スイッチ 99  浮き部材 100  磁石 101  フック部材 102  タブ 103  掛け金 104  フック 105  蒸留水最終フィルタ 106  表示パネル 107  「監視」LED 108  「使用可能」LED 109  「空」のLED 111  ベース 112  弁部材 113  ハンドル 115  注口 116  炭素粒子 119  ハウジング 120  Oリング 123  導体ケーブル 124  逆止弁 130  降圧変圧器 131  磁石 132  磁気近接スイッチ 133  磁石 134  磁気接近スイッチ 135  LED 136  浮き作動スイッチ 137  サンプ 138  「監視」LED 140  全溶解固体センサ 141  空気フィルタ 142  空気温度センサ 150  流入管路 151  外部反らせ板 152  流出管路 153  板 160  前面化粧パネル 161  パネル延長部 162  ブラケット 163  ルーバ部 164  折り取り線 165  開口 300  グラウンド 304  マイクロコントローラ 6の1  クロック30 308  グラウンド線 314  切換え回路 315  切換え回路 316  切換え回路 317  切換え回路 318  トライアック 319  トライアック制御電極 320  トライアック駆動回路 330  インターロック・スイッチ 331  インターロック・スイッチ 334  「運転」スイッチ 336  印刷回路板 337  「リセット」スイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高さより大きく嵌合する寸法を有する
    水平方向長さおよび幅を有し、高さより大きな水平方向
    長さおよび幅を有する引出し空間の制限内にあるハウジ
    ングと、完全にハウジングの長さ、高さおよび幅以内に
    配置されて生水を浄化しかつ外部の水栓から浄化水を供
    給する浄化手段とを設けてなることを特徴とする水浄化
    装置。
  2. 【請求項2】  前記浄化手段が、蒸留により生水を浄
    化し、生水を受取りこれを蒸気に変換っする蒸気チャン
    バと、蒸気を蒸留水に凝縮する凝縮器と、該凝縮器を経
    て冷却空気を吸引する空気循環手段とを含み、前記蒸気
    チャンバ、凝縮器および空気循環手段は、前記ハウジン
    グの完全に高さ以内で相互に略々水平方向に間隔をおい
    て配置されることを特徴とする請求項1記載の水浄化装
    置。
  3. 【請求項3】  水蒸留器において、高さより大きな水
    平方向長さおよび幅を有するハウジングと、垂直高さよ
    り大きな水平方向寸法を有する該ハウジング内の蒸気チ
    ャンバと、垂直高さより大きな水平方向寸法を有する前
    記ハウジング内の凝縮器とを設け、該凝縮器の垂直高さ
    が前記蒸気チャンバの垂直高さと略々同じであり、前記
    ハウジング内にあって、蒸留される水を前記蒸気チャン
    バ内へ供給する生水管路手段を設け、該生水管路手段は
    略々水平面内に延長しており、蒸気を前記蒸気チャンバ
    から前記凝縮器へ供給する前記ハウジング内の蒸気管路
    手段を設け、該蒸気管路手段は生水管路手段の略々水平
    面と平行な略々水平な面内に延長し、前記ハウジング内
    にあって、前記生水管路手段および蒸気管路手段の略々
    水平面と経て平行な略々水平経路内の凝縮器を経て冷却
    空気を吸引する空気循環手段とを設け、前記蒸気チャン
    バ、凝縮器、生水管路手段、蒸気管路手段および空気循
    環手段が、前記ハウジングの前記高さ以内で相互に略々
    水平方向に間隔をおいて配置されていることを特徴とす
    る水蒸留器。
  4. 【請求項4】  前記凝縮器が、複数の略々垂直方向に
    向いた冷却フィンと、一連の略々水平に重ねられた経路
    における前記冷却フィンと直交する管路とを含むことを
    特徴とする請求項3記載の水蒸留器。
  5. 【請求項5】  水蒸留器において、ハウジングと、該
    ハウジング内にあって、その垂直高さより大きな水平寸
    法を有する蒸気チャンバと、前記ハウジング内にあって
    、その垂直高さより大きな水平寸法を有する凝縮器とを
    設け、該凝縮器の垂直高さは前記蒸気チャンバの垂直高
    さと略々同じであり、前記ハウジング内にあって、蒸留
    される水を蒸気チャンバ内へ供給する略々水平面内に延
    長する生水管路手段と、前記ハウジング内にあって、蒸
    気を前記蒸気チャンバから凝縮器へ供給する蒸気管路手
    段とを設け、該蒸気管路手段は前記生水管路手段の略々
    水平な面と平行な略々水平な面内に延長し、前記ハウジ
    ング内にあって、前記生水管路手段および蒸気管路手段
    の略々水平な面と平行な略々水平な経路において凝縮器
    を通って冷却空気を吸引する空気循環手段を設け、前記
    空気循環手段は、前記ハウジング内の空気入口と、該ハ
    ウジング内の空気出口と、ハウジング内で空気入口と空
    気出口との間に取付けられるファンと、該ファンの作用
    下で空気入口から空気出口に至る水平な経路に沿って空
    気を案内するチャンネルを画成する壁部手段とを含むこ
    とを特徴とする水蒸留器。
  6. 【請求項6】  水蒸留器において、ハウジングと、該
    ハウジング内にあって、その垂直高さより大きな水平寸
    法を有する蒸気チャンバと、前記ハウジング内にあって
    、その垂直高さより大きな水平寸法を有する凝縮器とを
    設け、該凝縮器の垂直高さは前記蒸気チャンバの垂直高
    さと略々同じであり、前記ハウジング内にあって、蒸留
    される水を蒸気チャンバ内へ供給する略々水平面内に延
    長する生水管路手段と、前記ハウジング内にあって、蒸
    気を前記蒸気チャンバから凝縮器へ供給する蒸気管路手
    段とを設け、該蒸気管路手段は前記生水管路手段の略々
    水平な面と平行な略々水平な面内に延長し、前記ハウジ
    ング内にあって、前記生水管路手段および蒸気管路手段
    の略々水平な面と平行な略々水平な経路において凝縮器
    を通って冷却空気を吸引する空気循環手段を設け、前記
    ハウジングは、前部と後部とを持ち、前記蒸気チャンバ
    は、前記ハウジングの前部に配置され、前記凝縮器は、
    前記ハウジングの後部にあり、前記空気循環手段は、ハ
    ウジングの後部の空気入口と、ハウジングの後部の空気
    出口と、ハウジング内で空気入口と空気出口との間に取
    付けられたファンと、該ファンの作用下で後部の空気入
    口から前部の空気出口に至る水平経路に沿って空気を案
    内するチャンネルを画成する壁部手段とを含むことを特
    徴とする水蒸留器。
  7. 【請求項7】  水浄化組立体において、高さより大き
    な水平高さおよび幅を有する引出し空間を画成する内壁
    部を有するキャビネットと、該キャビネット内にあって
    、供給源からの生水を搬送する供給管路と、前記キャビ
    ネットに取付けられた水栓と、生水を受取るため供給管
    路に取付けられた水浄化装置とを設け、該装置は高さよ
    り大きな水平長さおよび幅を有し、かつ前記キャビネッ
    トの引出し空間の略々輪郭内に嵌合する寸法を有するハ
    ウジングと、完全に該ハウジングの長さ、高さおよび幅
    内に配置されて浄化水を水栓を経て供給する手段とを含
    むことを特徴とする水浄化組立体。
  8. 【請求項8】  水浄化装置が、前記ハウジング内にあ
    って前記浄化手段の上方に空気を循環させる手段を含み
    、前記キャビネットが、空気を空気循環手段に対して引
    出し空間内に伝達する少なくとも1つの空気取入れ口と
    、空気を空気循環手段からの引出し空間から空気を伝達
    する少なくとも1つの空気出口とを含む引出し空間の前
    部の面パネルを含むことを特徴とする請求項7記載の水
    浄化組立体。
  9. 【請求項9】  前記浄化手段が蒸留により生水を浄化
    し、かつ生水を受取ってこれを蒸気に変換する蒸気チャ
    ンバと、蒸気を蒸留水に凝縮する凝縮器と、該凝縮器を
    経て冷却空気を吸引する空気循環手段とを含み、前記蒸
    気チャンバ、凝縮器および空気循環手段は、完全に前記
    ハウジングの高さ以内で略々相互に水平方向に間隔をお
    いて配置され、前記キャビネットが、空気循環装置に対
    して空気を引出し空間内に伝達する少なくとも1つの空
    気取入れ口と、空気循環手段からの引出し空間から空気
    を伝達する少なくとも1つの空気出口とを含む引出し空
    間の前面の前面パネルを含むことを特徴とする請求項7
    記載の水浄化組立体。
  10. 【請求項10】  水浄化装置が、前記浄化手段上にあ
    って浄化手段に対する接近を許容するよう開口しかつこ
    のような接近を阻止するよう閉鎖する接近引出しを含み
    、前記水浄化装置が前記キャビネットの引出し空間内に
    嵌合される時、前記接近引出しがユーザにより操作され
    るようにキャビネットの引出し空間の前部から露呈され
    ることを特徴とする請求項7記載の水浄化組立体。
  11. 【請求項11】  水蒸留組立体において、前部と後部
    を有するキャビネットと、該キャビネット内にあって生
    水を供給源から供給する供給管路と、キャビネットの前
    部に隣接して取付けられた前方部分を有する、キャビネ
    ットに取付けられた蒸留器ハウジングと、前記ハウジン
    グの前部内に支持され、垂直高さより大きな水平寸法を
    有する蒸気チャンバと、前記ハウジングの後部内に支持
    され、垂直高さより大きな水平寸法を有する凝縮器とを
    設け、該凝縮器の垂直高さは前記蒸気チャンバの垂直高
    さと略々同じであり、前記ハウジング内にあって、前記
    供給管路に取付けられて蒸留される水を前記蒸気チャン
    バへ伝達する生水管路手段を設け、該生水管路手段が略
    々水平面内に延長し、前記ハウジング内に支持され、蒸
    気を前記蒸気チャンバから凝縮器へ伝達する蒸気管路手
    段を設け、該蒸気管路手段は、生水管路手段の略々水平
    な面と平行な略々水平な面内に延長し、前記ハウジング
    内にあって、前記生水管路手段および蒸気管路手段の略
    々水平な面と平行な略々水平な経路における凝縮器を経
    て冷却空気を吸引する空気循環手段を設け、該空気循環
    手段が、前記ハウジングの後部における空気入口と、該
    ハウジングの前部における空気出口と、前記空気入口と
    空気出口との間で前記ハウジング内に取付けられたファ
    ンと、前記ハウジング内にあってファンの作用下で空気
    を後部空気入口から前部空気出口に至る水平経路に沿っ
    て案内するチャンネルを画成する壁部手段とを含み、前
    記蒸留器ハウジングの前部に取付けられた面パネルを含
    み、該面パネルが、周縁部に延長して空気を蒸留器の空
    気入口に通過させるよう前記キャビネット内へ空気を伝
    達する複数の空気取入れ口を含み、該面パネルが更に空
    気をキャビネットから伝達するため蒸留器の空気出口と
    整合する空気排出口を含むことを特徴とする水蒸留組立
    体。
  12. 【請求項12】  水蒸留組立体において、前部、後部
    および底部を有するキャビネットと、該キャビネット内
    へあって、供給源から生水を伝達する供給管路と、前記
    キャビネットに取付けられた蒸留器ハウジングとを設け
    、該ハウジングは、該キャビネットの前部に面する前部
    と前記キャビネットの後部に面する後部とを有し、前記
    ハウジングの前部内に支持され、その垂直高さより大き
    な水平寸法を有する蒸気チャンバと、前記ハウジングの
    後部内に支持され、垂直高さより大きな水平寸法を有す
    る凝縮器とを設け、該凝縮器の垂直高さは前記蒸気チャ
    ンバの垂直高さと略々同じであり、前記ハウジング内に
    支持され、前記供給管路に取付けられて蒸留される水を
    前記蒸気チャンバへ供給する生水管路手段を設け、該生
    水管路手段が略々水平な面内に延長し、前記ハウジング
    内に支持され、蒸気を前記蒸気チャンバから凝縮器へ伝
    達する蒸気管路手段を設け、該蒸気管路手段は、前記生
    水管路手段の略々水平面と平行な略々水平な面内に延長
    し、前記ハウジング内にあって、前記生水管路手段およ
    び蒸気管路手段の略々水平な面と平行な略々水平な経路
    における凝縮器を経て冷却空気を吸引する矢印循環手段
    を設け、該空気循環手段が、前記ハウジングの後部にお
    ける空気入口と、該ハウジングの前部における空気出口
    と、ハウジング内で該空気入口と出口との間に取付けら
    れたファンと、ハウジング内で前記ファンの作用下で前
    記後部入口から前部空気出口に至る水平経路に沿って空
    気を案内するチャンネルを画成する壁部手段とを含み、
    前記キャビネットの底部にあって、蒸留器の空気入口に
    対して通過するように空気をキャビネットに伝達する空
    気取入れ口とを含み、前記蒸留器の空気出口と整合する
    一端部と、前記キャビネットの底部を通過してキャビネ
    ットからの空気を伝達する別の端部とを有する空気出口
    を設けてなることを特徴とする水蒸留組立体。
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