JPH04329834A - 真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置 - Google Patents

真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置

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Publication number
JPH04329834A
JPH04329834A JP9914391A JP9914391A JPH04329834A JP H04329834 A JPH04329834 A JP H04329834A JP 9914391 A JP9914391 A JP 9914391A JP 9914391 A JP9914391 A JP 9914391A JP H04329834 A JPH04329834 A JP H04329834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
vacuum
speed
strip
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9914391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Naruse
豊 成瀬
Takayuki Naoi
直井 孝之
Kaizo Okamoto
改造 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP9914391A priority Critical patent/JPH04329834A/ja
Publication of JPH04329834A publication Critical patent/JPH04329834A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空室内で冷延鋼帯等
のストリップに連続処理を行う設備における、ストリッ
プ搬送ロールの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストリップを真空室内で連続的に処理す
る場合、真空室内にストリップを支持,搬送するための
サポートロールを設置し、これを駆動することが必要で
ある。従来、この駆動を真空室外から行なう場合、真空
室の真空度が10−5Torr程度であれば、一般に図
4に示すように、真空室2の壁に穴をあけ、サポートロ
ール1の駆動シャフト3を貫通させ、ベアリング4で支
持し、真空室側オイルシール5aと大気側オイルシール
5bの間に真空グリース14を圧入することで真空シー
ル部8を構成し、駆動シャフト3をカップリング6を介
して電動機11の駆動シャフト7で回転させていた。
【0003】図5は、本方式によるサポートロール1の
駆動系の全体構成を示す概略図である。ところで実際の
生産ラインでは、ラインの生産性はその成品コストに大
きな影響をおよぼすため、より生産性の高いラインが要
求される。ストリップの連続処理ラインでは、ストリッ
プの処理速度、すなわち搬送速度が生産性を決定するた
め、ストリップの高速搬送が要求される。このためには
真空室内のサポートロール1を高速回転させることが必
要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示し
た機構で真空シールを行なう場合、シャフト回転数が高
くなると、グリース部でシールしきれずにシール性が悪
くなり、リークを発生して真空が破壊され、処理不良が
発生するという問題があった。なお、シャフト回転数が
高い場合の真空シールとして、磁気シール方式が開発さ
れているが、まだ高価なものであり、実用ラインの多数
の搬送ロールに使用するのは経済的ではない。
【0005】また、電動機ごと真空室内に収める方式も
あるが、小型なものなら可能であるが、大型設備では真
空容器が大きくなり、設備費,動力コストが高価となる
こと、電動機自体からの粉塵やガスが真空保持を妨害す
ること、処理作業に有害であること、メンテナンス性が
劣ること等のため実用的でない。本発明は、このような
問題を解決した真空室内のストリップ搬送ロールの駆動
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空室内でス
トリップを連続的に処理する設備におけるストリップ搬
送ロールの駆動装置において、前記真空室の外に、前記
ストリップ搬送ロールの駆動モータ及び該駆動モータの
減速機を設置する一方、前記真空室内又は真空室に付設
した真空区画内に、前記ストリップ搬送ロールに連結し
て増速機構を設置し、前記減速機と増速機構を連結する
シャフトに真空シール部を設けることにより、真空シー
ル部におけるシャフトの回転速度を低速にするとともに
、前記ストリップ搬送ロールの回転速度を高速にするこ
とを特徴とする真空室内におけるストリップ搬送ロール
の駆動装置である。
【0007】
【作用】本発明は前記問題点を解決するために、■真空
室外に減速機を設置し、正規の駆動回転数より回転数を
下げ、真空シール部に問題のない回転数とする。■上記
により下げた回転数でシール部のシャフトを回転駆動す
る。
【0008】■真空室内に増速機構を設置し、正規の回
転数まで上げる。以上の構成により、シール性を保ちロ
ールの高速回転を達成するものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本発明の一実施例の一部断面側面図である。図
1において、電動機11により真空室2内のサポートロ
ール1を駆動するのに、真空室2の外に設置した減速機
10を介して、真空シール部駆動シャフト3の回転数を
、通常のグリース・オイルシール式真空シール部8で問
題のない回転数まで下げる。そして、真空室2内で増速
機構9を用いて再び正規回転数まであげてロール1を駆
動する。各機構間はカップリング6によりメカニカルに
連結されている。図中7は、電動機11のシャフトであ
る。
【0010】なお、図1の実施例では、減速,増速する
機構としてギヤボックスを用いたが、本発明はもちろん
これに限定されない。図2は、本発明の別の実施例を示
したものである。図2の実施例では、真空室内の増速機
構としてタイミングベルト12と大プーリ13a,小プ
ーリ13bを用いたものである。図中、他の部番は図1
と同じものを示す。
【0011】いずれの機構を用いても、真空シール部駆
動シャフト3の回転数を通常の真空シール機構で問題の
ないレベルに下げて駆動することにより、真空シール部
8からのリークを発生することなくサポートロール1の
高速回転を可能としたものである。次に図3は、更に本
発明の別の実施例を示したものである。図1及び図2の
実施例では、増速機構を真空室2内に収容しているが、
図3の実施例は、増速機9を収容する真空区画2′を、
真空室2に付加したものである。図中4はシール用ベア
リング、8は真空シール部である。
【0012】なお、一般論として、増速によって速度制
御精度は低下するが、電動機自体の制御精度が向上して
おり、実用レベルでは問題ない。本発明の装置を連続真
空処理ラインで実施したところ、従来、凡用の真空グリ
ースによるシール方式を用いて、真空シール部の劣化を
生じない板速として5〜10m/分で操業していたが、
本発明により真空シール部はそのままで、板速20〜5
0m/分が実用的に可能となった。
【0013】
【発明の効果】本発明により、特殊な真空シール機構を
用いることなく、真空室内のストリップ搬送用サポート
ロールを高速で回転させることができ、ラインの生産性
を向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部断面側面図である。
【図2】本発明の別の実施例の一部断面側面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施例の一部断面側面図で
ある。
【図4】従来のロール駆動シャフトの真空シール機構を
示す断面図である。
【図5】従来のロール駆動装置を示す一部断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1  サポートロール 2  真空室 2′  真空区画 3  シール部駆動シャフト 4  シール部ベアリング 5  オイルシール 6  カップリング 7  電動機シャフト 8  真空シール部 9  増速機構 10  減速機 11  電動機 12  ベルト 13a  大プーリ 13b  小プーリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空室内でストリップを連続的に処理
    する設備におけるストリップ搬送ロールの駆動装置にお
    いて、前記真空室の外に、前記ストリップ搬送ロールの
    駆動モータ及び該駆動モータの減速機を設置する一方、
    前記真空室内又は真空室に付設した真空区画内に、前記
    ストリップ搬送ロールに連結して増速機構を設置し、前
    記減速機と増速機構を連結するシャフトに真空シール部
    を設けることにより、真空シール部におけるシャフトの
    回転速度を低速にするとともに、前記ストリップ搬送ロ
    ールの回転速度を高速にすることを特徴とする真空室内
    におけるストリップ搬送ロールの駆動装置。
JP9914391A 1991-04-30 1991-04-30 真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置 Pending JPH04329834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914391A JPH04329834A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置

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JP9914391A JPH04329834A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04329834A true JPH04329834A (ja) 1992-11-18

Family

ID=14239482

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9914391A Pending JPH04329834A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 真空室内におけるストリップ搬送ロールの駆動装置

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JP (1) JPH04329834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7955005B2 (en) * 2006-05-15 2011-06-07 Harmonic Drive System Inc. Roll rotation mechanism
JP2020059912A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社ヒラノK&E 成膜装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7955005B2 (en) * 2006-05-15 2011-06-07 Harmonic Drive System Inc. Roll rotation mechanism
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