JPH04328762A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04328762A
JPH04328762A JP3098951A JP9895191A JPH04328762A JP H04328762 A JPH04328762 A JP H04328762A JP 3098951 A JP3098951 A JP 3098951A JP 9895191 A JP9895191 A JP 9895191A JP H04328762 A JPH04328762 A JP H04328762A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
image
photoreceptor belt
process cartridge
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Application number
JP3098951A
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English (en)
Inventor
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Shizuo Morita
森田 静雄
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式によって感
光体ベルト上にトナー像を形成する画像形成装置におい
て、感光体ベルトの支持を改良した画像形成装置に関す
る。
【0002】
【発明の背景】感光体上のトナー画像を転写する転写紙
は、給紙カセットから排紙皿までの間で紙詰まり、いわ
ゆるジャムを生ずることがよくある。そのためにジャム
を発生しない様な構造に設計することの他に、ジャムが
発生した場合でも容易に詰った紙を取り除ける様な構造
に設計することが行われている。その一つとして、耐用
寿命のある各種感光体、現像剤キャリア、クリーニング
部材とか消耗する現像剤トナーの交換、補給のために、
画像形成手段の一部をカートリッジ化して、これらの画
像形成手段の要部を一体化した部材を装置外へ取り出し
、メンテナンス或は交換を行なうよう構成されたいわゆ
るプロセスカートリッジを採用している装置がある。 そして本プロセスカートリッジ方式は、カートリッジを
転写或が露出する様に引き出した場合、同時に画像形成
手段によって像形成される転写紙の搬送路を開放し、ジ
ャム処理時にジャム紙を取り出しやすくする様にも構成
されている。
【0003】一方プリンタや複写機などの画像形成装置
の小型化、軽量化あるいは高機能化などにともない、画
像形成装置の高密度化、複雑化が進んでいる。そこで、
一般ユーザーであるオペレータでも簡単に保守・管理が
行えるように、感光体と現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一方とを一体化したプロセスカートリッジを
有する画像形成装置が開発されている。
【0004】このプロセスカートリッジを有するプリン
タや複写機などの画像形成装置は、プロセスカートリッ
ジ内の感光体などが消耗、劣化した場合、そのプロセス
カートリッジ自体を交換することにより、専門知識を有
しないオペレータ自身が画像形成装置の保守・管理を容
易に行うことができるというものである。そのために、
装置本体にプロセスカートリッジの案内部材が設けられ
ており、プロセスカートリッジをこの案内部材に沿って
挿入するだけで最適な画像が得られるように装填できる
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】上記の様にプロセス
カートリッジ方式の画像形成装置では、転写紙がその搬
送路で、特に転写器周辺で紙詰まり、いわゆるジャムを
起こした場合、あるいはプロセスカートリッジ内の感光
体、現像剤などが劣化、消耗した場合は、プロセスカー
トリッジを装置本体より引き出したり、取り外したりす
ることになる。あるいは転写器の放電ワイヤが汚れたり
、転写器が劣化した場合も上記と同様にプロセスカート
リッジを引き出したり取り外したりすることになる。 そして転写紙搬送路のジャム紙を取り除いたり、プロセ
スカートリッジ内の消耗品、劣化品を補充交換したり、
さらにはプロセスカートリッジごと交換したり、あるい
は転写器を装置本体より外して転写器の放電ワイヤを清
掃部材で清掃したり、劣化した転写器を交換したりする
ことになる。
【0006】プロセスカートリッジの感光体ベルトは、
特に転写器と対向している部分は通常外部に露出してい
る状態になっている。そのため、プロセスカートリッジ
を上記の様に装置本体より引き出したり、取り外したり
して、上記で述べた様な処置をいろいろ行った場合は、
露出している感光体ベルトの表面に不用意に手、指等を
触れてしまうことはほとんど避けることは不可能である
。この様に感光体表面に手、指が触れると、手、指の脂
や付着している小さなゴミ等が感光体表面に付着し、こ
れらの影響により、この部分の画像は不鮮明なものとな
る。
【0007】また、上記の様にプロセスカートリッジの
感光体は、特に転写器と対向している部分は外部に露出
した状態となっているので、上記の様にプロセスカート
リッジを装置本体より引き出したり、取り出したりする
と、感光体は外部の比較的に強い外光に曝されることに
なる。感光体がこのように外光に曝されると、曝された
感光体表面はその表面電位が下がってメモリー状態とな
る。この様な感光体の表面状態ではトナー画像は濃度低
下が生じ、画質は低下する。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものである。すなわち、ジャム処理時やプロセスカ
ートリッジのメンテナンス時や交換時、あるいは転写器
の清掃、交換時等に、神経を使わなくても感光体に手、
指等を触れずにすみ、感光体に触れることによる画像の
不鮮明を防止し、また感光体を外光に曝すことによるト
ナー画像の濃度低下を防止し、これらによって高画質の
画像形成が容易に可能な画像形成装置を提供することを
目的としたものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、すくなく
とも、2本の支持ローラにより張設支持した無端状の感
光体ベルトと、該感光体ベルトの表面をクリーニングす
るクリーナを含み、画像形成装置本体に着脱可能とした
プロセスカートリッジを有する画像形成装置において、
前記支持ローラによる前記感光体ベルトの張設及び張設
の解除を行う張設/解除手段を設けたことを特徴とする
画像形成装置であって、(イ)前記張設/解除手段は、
前記プロセスカートリッジの前記画像形成装置への着/
脱に連動して作動すること。
【0010】(ロ)前記プロセスカートリッジを前記画
像形成装置へ装着時に、前記画像形成装置の所定の位置
に前記プロセスカートリッジを固定するロック手段を設
け、前記張設/解除手段は、前記ロック手段のロック/
アンロックに連動して作動すること。
【0011】(ハ)前記画像形成装置の上部外装部材は
上方に開放可能であって、前記張設/解除手段は、前記
上部外装部材の閉/開に連動して作動すること。
【0012】(ニ)前記画像形成装置にはジャム検知手
段が設けられ、前記張設/解除手段は、前記ジャム検知
手段の非検知/検知に連動して作動すること。
【0013】(ホ)前記張設/解除手段は、前記画像形
成装置の電源のオン/オフに連動して作動すること。
【0014】の以上(イ)項から(ホ)項までのいずれ
か1項以上を含む画像形成装置によって達成される。
【0015】
【実施例】本発明の画像形成装置の一実施例を図1から
図8に示す図面により説明する。図1は、プロセスカー
トリッジの感光体ベルトが画像形成可能の様に張設され
た状態を示す図である。
【0016】1はベルト状像担持体たる可撓性の感光体
ベルトで、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の
間に架設されていて回動ローラ3の駆動により時計方向
に搬送される。
【0017】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定した支持体すなわちガイド部材であって、
前記感光体ベルト1は回動ローラ2の外側への付勢作用
によって緊張状態とされることによりその内周面を前記
ガイド部材4に摺擦させる。従って前記感光体ベルト1
の外周面の感光体は搬送中にも常に前記ガイド部材4の
表面に対し一定の関係位置に保たれ、安定した画像形成
面を構成することを可能としている。
【0018】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザ書込み系ユニット、8から11
はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像手段す
なわち現像器であって、これ等の各像形成手段はガイド
部材4を背面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向
して配設される。
【0019】前記レーザ書込み系ユニット7には図示の
光学系のものの他に、発光部と収束性光伝送体を一体と
した光学系等も使用される。
【0020】前記各現像器8,9,10,11は例えば
黒色、シアン、マゼンタ、イエローの各現像剤をそれぞ
れ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を保
つ各現像スリーブ8A,9A,10A,11Aを備え、
感光体ベルト1上の潜像を非接触現像法により顕像化す
る機能を有している。この非接触現像は接触現像と異な
り、感光体ベルトの移動を妨げない長所を有する。
【0021】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bは画像形成中には感光体ベルト1の表面よ
り離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング時の
み図示の如く感光体ベルト1の表面に圧接される。
【0022】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0023】まず本実施例による多色像の形成は、次の
像形成システムに従って遂行される。即ちオリジナル画
像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部で得ら
れたデータを、画像データ処理部で演算処理して画像デ
ータを作成し、これは一旦画像メモリに格納される。次
いで該画像メモリは、記録時とり出されて記録部である
例えば図1の実施例で示したカラー画像形成装置へと入
力される。
【0024】すなわちプリンタとは別体の画像読取装置
から出力される色信号が前記レーザ書込み系ユニット7
に入力されると、レーザ書込み系ユニット7においては
半導体レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームは
駆動モータ7Aにより回転されるポリゴンミラー7Bに
より回転走査され、fθレンズ7Cを経てミラー7Dお
よび7Eにより光路を曲げられて、予め帯電手段たる帯
電器6によって電荷を付与された感光体ベルト1の周面
上に投射され輝線を形成する。
【0025】一方では走査が開始されるとビームがイン
デックスセンサによって検知され、第1の色信号による
ビームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光
体ベルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームに
よる主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により
感光体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形
成されて行く。この潜像は現像手段の内黒色(BK)の
トナー(顕像媒体)の装填された現像器8により現像さ
れて、感光体ベルト表面にトナー像が形成される。得ら
れたトナー像は感光体ベルト面に保持されたまま感光体
ベルト1の周面より引き離されている清掃手段たるクリ
ーニング装置13の横を通過し、つぎのコピーサイクル
に入る。 なお、黒色(BK)のトナーは半導体レーザ光を透過す
るように赤外に透過性を有する分光特性を有している。
【0026】前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力され、前
述した第1の色信号の場合と同様にして感光体ベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてシアン(C)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0027】このシアン(C)のトナー像はすでに形成
されている前述の黒色(BK)のトナー像の存在下に形
成される。
【0028】10はマゼンタ(M)のトナーを有する現
像器で、信号処理部で発生される制御信号に基づいて感
光体ベルト表面にマゼンタ(M)のトナー像を形成する
【0029】さらに11はイエロー(Y)のトナーを有
する現像器であって、同様の処理により感光体ベルト表
面にイエロー(Y)のトナー像を重ね合わせて形成する
。これ等各現像器8,9,10および11の各スリーブ
には直流あるいはさらに交流のバイアスが印加され、顕
像手段である2成分現像剤によるジャンピング現像が行
われ、基体が接地された感光体ベルト1には非接触で現
像が行われるようになっている。なお現像としては、一
成分現像剤を用いた非接触現像を用いることもできる。
【0030】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部において給紙カセッ
ト14より給紙ガイド15を経て送られてきた転写紙に
転写される。
【0031】すなわち、給紙カセット14に収容された
転写紙は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が
搬出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1
上の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給
される。
【0032】画像の転写を受けた転写紙は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して上方に向かい、定着ローラ18によって
画像を溶着したのち排紙ローラ19を経て上部の外装部
材たる上蓋20に形成したトレイ上に排出される。
【0033】一方、転写紙への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置1
3において残留したトナーの除去を行いその終了をまっ
て再び前記ブレード13Aを引き離し、それより少し後
にトナー搬送ローラ13Bがブレード13Aの先端部に
堆積したトナーをならした後に、トナー搬送ローラ13
Bを引き離し新たな画像形成のプロセスに入る。
【0034】前記の感光体ベルト1とガイド部材4なら
びにスコロトロン帯電器6、さらにクリーニング装置1
3の各像形成手段は図4に示すように前面と背面の各基
板30Aと30B及びカバー板30Cとから構成される
プロセスカートリッジ30に組込まれユニットとして装
置本体に着脱される。
【0035】前記プロセスカートリッジ30は、前後の
基板30Aと30Bとをカバー板30Cとガイド部材4
とさらに2本のステー31を介して一体とし、その間に
前記の各像形成手段を保持して装置本体の前方より水平
に挿入して収納される。
【0036】一方前記各現像器は、図5に示すような一
体で可撓性の現像容器41にそれぞれ仕切られた状態で
組込まれた上、支持台42に載置されて現像ユニット4
0として装置本体に着脱される。
【0037】前記現像容器41は現像器8および11に
相当する底面と前記支持台42との間でそれぞれ前後方
向に配置した複数個の圧縮バネ43を挟着していて、各
現像スリーブの周面が接して形成する曲面の曲率が前記
ガイド部材4によって形成される感光体ベルト1の画像
形成面の曲率より小となるよう爪部42Aによって係止
された状態で装置本体の前方よりほぼ水平の姿勢で挿入
し収納される。
【0038】前記のプロセスカートリッジ30と現像ユ
ニット40とは、図6に示す装置本体の前カバー100
を、その支持軸100Aを支点として手前側にほぼ直角
に開放することによって装置本体の内部に挿入される。
【0039】図7および図8はそれぞれ図4に示したプ
ロセスカートリッジ30のAA断面図と図5に示した現
像ユニット40のBB断面図を示したものである。
【0040】前記プロセスカートリッジ30は前後の各
基板30Aと30Bを貫通する各一対の係合穴Hを互い
に対向する位置に備えており、一方装置本体側において
は前記前カバー100と本体の背面側板110Bの内側
面にそれぞれ前記係合穴Hに嵌合する各一対の係合ピン
P1およびP2が取付けられている。
【0041】前記カートリッジ30の装着に当たっては
先ず基板30B側の係合穴Hを前記背面側板110Bの
係合ピンP2に嵌合し、基板30Aの一部を前面側板1
10Aの折り曲げ部によって支持した状態とし、しかる
後、前カバー100を閉蓋することにより前記係合ピン
P1が基板30A側の係合穴Hに嵌合してカートリッジ
30は装置本体内の所定の収納位置にセットされる。
【0042】これに対し前記現像ユニット40は前記支
持台42の前面中央の折曲げ部42Bに係合ピンP3を
、また後面の一対の折曲げ部42Cにはそれぞれ係合ピ
ンP4を備え、一方装置本体側には前記係合ピンP3お
よびP4を押圧して現像ユニット40を前記プロセスカ
ートリッジ30側に移動するための付勢装置が設けられ
ている。
【0043】図8において101は前記前カバー100
の内面に取付けた現像ユニット40の係合ピンP3の上
限位置を規制するストップ板、102は傾斜面102A
を備え引張バネ103の作用によって上方にスライドす
るよう案内された圧着板であって現像ユニット40が挿
入されていない場合には該圧着板102は図示位置より
若干上方の位置に保たれている。
【0044】一方111は前記係合ピンP4を嵌合する
べく設けた背面側板110Bの長穴、112は傾斜面1
12Aを有し引張バネ113の作用によって上方にスラ
イドするよう案内された圧着板で現像ユニット40が挿
入されていない場合には該圧着板112は図示位置より
若干上方の位置に保たれている。
【0045】前記現像ユニット40の装着に当たっては
先ず後面の係合ピンP4を前記背面側板110Bの長穴
111に挿入し次いで前面中央の折曲げ部42Bを前面
側板110Aの上縁に載置させる。前記係合ピンP4は
長穴111への挿入に際し傾斜面112Aを押して圧着
板112を下方にスライドさせるが係合後には該圧着板
112の押圧力によって前記長穴111の上端に圧接さ
れる。
【0046】従って前記現像ユニット40は前面側を下
げた傾斜した姿勢にあって、各現像器の現像スリーブ8
A〜11Aを前記プロセスカートリッジ30に組込まれ
た感光体ベルト1に対し離間した位置に保つこととなり
その結果前記プロセスカートリッジ30は現像ユニット
40と全く干渉することなく装置本体に対し着脱される
こととなる。
【0047】前記現像ユニット40はプロセスカートリ
ッジ30と同様前記前カバー100の閉蓋によって自動
的に所定の収納位置にセットされ、それによって前記の
各現像スリーブは感光体ベルト1と所定の現像間隔を構
成する位置に設定される。
【0048】すなわち前カバー100はその閉蓋の過程
において前記圧着板102が傾斜面102Aによって前
面側板110Aによって支えられている現像ユニット4
0の係合ピンP3を押し上げ、閉蓋終了時には図示の如
く前記係合ピンP3を圧着板102とストップ板101
の間に挟着支持する状態とする。
【0049】その結果前記現像ユニット40は水平に保
たれた上、プロセスカートリッジ30に向け圧接される
ことから各現像器の突当コロが前記ガイド部材4に圧接
されて各現像スリーブと感光体ベルト1との間隔が設定
される。なお現像ユニット40の圧接にあたっては現像
容器41自体の可撓性と該現像容器41に作用する前記
の圧縮バネ43の弾性とによって各現像スリーブの突当
コロがガイド部材4の曲面に対し一様な荷重をもって適
確に圧接される。
【0050】図1に戻って、本発明の画像形成装置の説
明を行う。
【0051】プロセスカートリッジ30には2ケのソレ
ノイドSが取り付けられ、プランジャPの先端はばね2
Bを介して回動ローラ2の軸2Aを軸の両端部で外側へ
押圧出来るようになっている。回動ローラ2の軸2Aの
両端部の軸受は長穴となっているので軸2Aは長穴方向
に遊動可能である。
【0052】一方、回動ローラ2および3の間に架設さ
れている感光体ベルト1は、円筒形に復帰しようとする
弾性をもった可撓性の材料で出来ている。
【0053】図1の状態は、ソレノイドSに所定の電流
を流してプランジャPが回動ローラ2の軸2Aをばね2
Bを介して外側へ押圧し、感光体ベルト1を画像形成が
可能の様に張設した状態を示している。この状態では感
光体ベルト1は回動ローラ2に押されて、転写可能の様
にこの部分はカバー板30Cより図示の様に若干突出し
ている。そして上記の様な画像形成のプロセスによって
感光体ベルト1の表面にはトナー画像が形成され、転写
器12によって転写紙上にトナー画像が転写され、定着
ローラ18によって画像が溶着されて排紙ローラ19を
経て上蓋20に形成されたトレイ上に排出される。
【0054】図3は下記に説明する各種の信号により、
マイクロコンピュータが感光体ベルト張設/解除制御回
路を制御してソレノイドを作動するブロック回路図を示
している。左側のケースIからケースVまでの装置又は
スイッチは、感光体ベルトの張設/解除手段である本実
施例のソレノイドを作動する信号源となっている。そし
て本発明の画像形成装置は、これらの信号源のケースI
からケースVまでのいずれか1つ以上を有する様になっ
ている。本実施例では、ケースIからケースVまでのす
べての信号源を有する場合について説明する。
【0055】先ず図3のケースIIについて説明する。 図1のロックレバーLは、ピンP1とP2の間を回動可
能の様に画像形成装置へ取り付けられている。そしてロ
ックレバーLがピンP1に当接した本図の状態では、プ
ロセスカートリッジ30は画像形成装置に装着した状態
で、ロックレバーLによりロックされている。ロックレ
バーLの他端では、同じく画像形成装置に取り付けられ
たマイクロスイッチM1のアクチエータM1Aを作動し
ている。そしてマイクロスイッチM1のオン/オフ信号
によりマイクロコンピュータは感光体ベルト張設/解除
制御回路を制御し、ソレノイド電源をオンした時はソレ
ノイドSのプランジャPを作動して上記の様に感光体ベ
ルト1を張設することになる。
【0056】次にケースIIIについて説明する。上蓋
20の先端にはマイクロスイッチM3のアクチエータM
3Aを作動する突起20Aが設けてある。そして上蓋2
0は例えばジャム等が発生していなければ閉蓋している
ので上蓋20の突起20AはマイクロスイッチM3のア
クチエータM3Aを作動している。従ってマイクロスイ
ッチM3のオン/オフ信号によりマイクロコンピュータ
は感光体ベルト張設/解除制御回路を制御し、ソレノイ
ド電源をオンした時はソレノイドSのプランジャPを作
動して感光体ベルト1を張設する。
【0057】次にケースIVについて説明する。本画像
形成装置には図示していない公知のジャム検知装置が設
けられていて、このジャム検知装置がジャムを検知して
いない間は、プロセスカートリッジ30を着脱させる必
要が無いのでその非検知信号によりマイクロコンピュー
タは感光体ベルト張設/解除制御回路を制御し、ソレノ
イド電源をオンした時はソレノイドSのプランジャPを
作動して感光体ベルト1を張設する。
【0058】次にケースVについて説明する。画像形成
装置の主電源の図示していないオン/オフスイッチをオ
ンした時は、オン信号によりマイクロコンピュータは感
光体ベルト張設/解除制御回路を制御し、ソレノイド電
源をオンした時はソレノイドSのプランジャPを作動し
て感光体ベルト1を張設する。
【0059】次にケースIについて図7により説明する
。図7で示す様に、背面側板110Bにはマイクロスイ
ッチM2が取り付けられている。プロセスカートリッジ
30が図の様に画像形成装置に装着されると、プロセス
カートリッジ30の基板30BがマイクロスイッチM2
のアクチエータM2Aを作動する。
【0060】そしてマイクロスイッチM2のオン/オフ
信号によりマイクロコンピュータは感光体ベルト張設/
解除制御回路を制御し、ソレノイド電源をオンした時は
ソレノイドSのプランジャPを作動して感光体ベルト1
を張設する。
【0061】そしてケースIからケースVまでにおいて
、ケースIではプロセスカートリッジの装着信号、ケー
スIIではプロセスカートリッジのロック信号、ケース
IIIでは上蓋の閉蓋信号、ケースIVではジャムの非
検知信号、ケースVでは画像形成装置の電源のオン信号
、これらの信号条件のすべてがマイクロコンピュータに
インプットされた時のみマイクロコンピュータは感光体
ベルト張設/解除制御回路を制御し、ソレノイド電源を
オンしてソレノイドSのプランジャPを作動して感光体
ベルト1を張設することになる。
【0062】図2はソレノイドSへの電流を切った状態
を示した図である。
【0063】ソレノイドSへの電流を切ると、感光体ベ
ルト1の円筒形に復帰しようとする弾性により回動ロー
ラ2は内側へ押圧され、ブランジャPは回動ローラ2の
軸2Aとばね2Bを介して押し戻されて内側へ引込むこ
とになる。このためプロセスカートリッジ30のカバー
板30Cより突出していた感光体ベルト1の突出部は、
図示の様に内側に引っ込むことになる。この様な感光体
ベルト1の状態では、プロセスカートリッジ30を画像
形成装置に脱着しても手、指が感光体ベルト1に触れる
ことはない。
【0064】図4は上記の様に画像形成装置本体より取
り外したプロセスカートリッジの単体の状態を示してい
る。この状態では感光体ベルト1は基板30Aと30B
及びカバー板30Cで囲まれた箱状のケース中に収まっ
ている。従って左側と下側の解放部に手、指を差し込ま
ない限り感光体ベルト1に手、指を触れることは無い。
【0065】また、通常の室内では照明光源は上方にあ
るので感光体ベルト1が直接外部の比較的に強い外光に
曝されることもない。従ってこの様な状態のままプロセ
スカートリッジ30を画像形成装置へ装着した後感光体
ベルト1を張設すれば、感光体ベルト1には高画質の画
像形成が可能となる。そして図3において説明したケー
スIからケースVまでの信号のうちどれか1つでも反対
の信号条件の時にはこの様な状態となる。すなわち、こ
の様な信号条件ではマイロコンピュータは感光体ベルト
張設/解除制御回路を制御し、ソレノイド電源をオフし
てソレノイドSのプランジャPを戻して感光体ベルト1
を図2で示す様にゆるめ、カバー板30Cより内側に引
込めることになる。
【0066】
【発明の効果】本発明により、ジャム処理時やプロセス
カートリッジのメンテナンス時や交換時、あるいは転写
器の清掃、交換時等に、神経を使わなくても感光体に手
、指を触れずにすみ、感光体に触れることによる画像の
不鮮明を防止し、また感光体を外光に曝すことによるト
ナー画像の濃度低下を防止し、これらによって高画質の
画像形成が容易に可能な画像形成装置が提供されること
とになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した画像形成装置の、プ
ロセスカートリッジの感光体ベルトが画像形成可能の様
に張設された状態を示す図。
【図2】図2は、感光体ベルトをゆるめ、感光体ベルト
がカバー板より内側に引込んだ状態を示す図。
【図3】図3は、各種の信号によりマイクロコンピュー
タが感光体ベルト張設/解除制御回路を制御してソレノ
イドを作動するブロック回路図。
【図4】図4は、プロセスカートリッジの単体の状態を
示している図。
【図5】図5は、現像ユニットの図。
【図6】図6は、画像形成装置の概略全体構成図。
【図7】図7は、プロセスカートリッジのAA断面図。
【図8】図8は、現像ユニットのBB断面図。
【符号の説明】
1・・・感光体ベルト          2,3・・
・回動ローラ4・・・ガイド部材          
  12・・・転写器20・・・上蓋        
          30・・・プロセスカートリッジ 30A,30B・・・基板          30C
・・・カバー板40・・・現像ユニット L・・・ロックレバー          M1,M2
,M3・・・マイクロスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すくなくとも、2本の支持ローラにより張
    設支持した無端状の感光体ベルトと、該感光体ベルトの
    表面をクリーニングするクリーナを含み、画像形成装置
    本体に着脱可能としたプロセスカートリッジを有する画
    像形成装置において、前記支持ローラによる前記感光体
    ベルトの張設及び張設の解除を行う張設/解除手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記張設/解除手段は、前記プロセスカー
    トリッジの前記画像形成装置への着/脱に連動して作動
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記プロセスカートリッジを前記画像形成
    装置へ装着時に、前記画像形成装置の所定の位置に前記
    プロセスカートリッジを固定するロック手段を設け、前
    記張設/解除手段は、前記ロック手段のロック/アンロ
    ックに連動して作動することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記画像形成装置の上部外装部材は上方に
    開放可能であって、前記張設/解除手段は、前記上部外
    装部材の閉/開に連動して作動することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記画像形成装置にはジャム検知手段が設
    けられ、前記張設/解除手段は、前記ジャム検知手段の
    非検知/検知に連動して作動することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記張設/解除手段は、前記画像形成装置
    の電源のオン/オフに連動して作動することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記張設/解除手段の作動は、前記請求項
    2及至6に記載の2つ以上の作動を含むことを特徴とす
    る請求項1及至6のいずれか1項に記載の画像形成装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6085053A (en) * 1997-11-26 2000-07-04 Nec Corporation Recording device
US6623196B1 (en) 2000-05-22 2003-09-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for replacing photosensitive belt, method of communicating information concerning photosensitive belt, and printer employing the same

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US6085053A (en) * 1997-11-26 2000-07-04 Nec Corporation Recording device
US6623196B1 (en) 2000-05-22 2003-09-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for replacing photosensitive belt, method of communicating information concerning photosensitive belt, and printer employing the same

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