JPH04327814A - アップライト形電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、じゅうたん等の床面を
掃除する回転ブラシを備えたアップライト形電気掃除機
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図１１は従来のアップライト形電気掃除
機（以下「電気掃除機」という）の構成を示すもので、
１は上部カバー２の底部を裏板３で塞いでなる床ノズル
部、４は、長辺が図１１に対して垂直になるようにして
、裏板３の前部に開設した長方形の吸込口、５は吸込口
４の上部に形成した吸入室、６は、回転軸の取付方向が
吸込口４の長辺と平行で且つブラシの先端部が吸込口４
の下に突出するようにして、吸入室５の中に回転自在に
取り付けた回転ブラシ、７は、回転軸の取付方向が図１
１に対して垂直になるようにして、裏板３の前部下側に
取り付けた前後移動用の小ローラ、８は上部に集塵室（
図示しない）を、下部にファンモータ９をそれぞれ内装
した掃除機本体で、この掃除機本体８の下部は床ノズル
部１の後部に回動自在に軸着されている。１０は、回転
軸の取付方向が図１１に対して垂直になるようにして、
掃除機本体８の下側に取り付けた前後移動用の大ローラ
、１１は吸入室５と掃除機本体８の集塵室とを連通する
吸込ホース、１２は回転ブラシ６とファンモータ９との
間に張架した動力伝達用のベルト、１３は掃除機本体８
の上部に突設したハンドル軸、１４はハンドル軸１３の
先端部に設けた把手、１５は、掃除機本体８を床ノズル
部１に略垂直に起こした位置（以下「スタンド位置」と
いう）で固定するロック機構（図示しない）のロック状
態を解除するためのフットペダルで、このフットペダル
１５は床ノズル部１に取り付けられている。

【０００３】このように構成された従来例によってじゅ
うたん等の床面を掃除するときには、フットペダル１５
を足で踏んで、スタンド位置にある掃除機本体８と床ノ
ズル部１とのロック状態を解除した上、ハンドル軸１３
を持って床ノズル部１を前後に移動させると、掃除機本
体８が床ノズル部１に対して自由に屈折して、床ノズル
部１が常に床面に沿って移動するので、回転ブラシ６，
小ローラ７及び大ローラ１０が床面に常に接触する。こ
のため、回転ブラシ６をファンモータ９と共に駆動させ
ると、回転ブラシ６によって床面から掃き出された塵埃
は、ファンモータ９によって吸込口４から吸入室５及び
吸込ホース１１を通って集塵室に流れる空気に乗って、
集塵室に集められる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、掃除の途中
で、床ノズル部１と掃除機本体８とのロック状態を解除
したまま、電気掃除機を転回させると、回転ブラシ６，
小ローラ７及び大ローラ１０と床面とが擦れ合って、電
気掃除機の転回が重く且つ小回りが効かないという問題
がある上、床面を傷付けるという問題があった。

【０００５】又、この問題を解決するため、電気掃除機
を転回させる都度、掃除機本体８をスタンド位置まで起
こして、床ノズル部１にロックした上、ハンドル軸１３
を押し下げて大ローラ１０を軸に床ノズル部１を床面か
ら浮かせながら、電気掃除機を転回させた後、ハンドル
軸１３を持ち上げて、大ローラ１０を軸に床ノズル部１
を床面に降ろした上、足でフットペダル１５を踏んで、
床ノズル部１と掃除機本体８とのロック状態を解除しな
ければならないので、電気掃除機の転回操作が煩雑にな
るという問題があった。

【０００６】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、掃除の途中で転回させるときに、転回操作が
簡単で、転回が軽く且つ小回りが効き、しかも、床面に
傷を付けないアップライト形電気掃除機を提供するもの
である。

【０００７】

【課題を解決する手段】本発明は、ハンドル軸に装着し
たロックスイッチと、掃除機本体において回動の軸近傍
に穿設したピン穴と、掃除機本体の回動の軸を中心に移
動するピン穴の軌跡に沿うように床ノズル部の壁面に円
弧状に配設した複数の穴と、突起をピン穴に挿入したピ
ンと、ロックスイッチを操作すると、ピンを移動させて
、突起を複数の穴の何れかに挿脱させることにより、掃
除機本体を床ノズルに所望の屈折角度で固定したり、床
ノズル部から解放したりするピン駆動機構とからなるも
のである。

【０００８】又、掃除機本体の下部中央に上下に移動自
在に取り付けたローラと、ロックスイッチを操作すると
、ピン駆動機構と連動して、ローラを上下に移動させる
ことにより、掃除機本体を昇降させるローラ昇降機構と
からなるものである。

【０００９】

【作用】本発明によれば、掃除の途中で電気掃除機を転
回させる都度、従来のように、ハンドル軸と共に掃除機
本体をスタンド位置まで起こして、掃除機本体を床ノズ
ル部に固定した上、電気掃除機を転回させた後、足を伸
ばしてフットペダルを踏んで掃除機本体を床ノズル部か
ら解放するという操作をすることなく、ハンドル軸の手
元のロックスイッチを操作して、掃除をしているときの
屈折状態のまま掃除機本体を床ノズル部に固定したり、
掃除機本体を床ノズル部から解放することができるので
、電気掃除機の転回操作が極めて簡単に行える。

【００１０】又、本発明によれば、掃除の途中で電気掃
除機を転回させるときに、ロックスイッチを操作すると
、屈折状態のまま掃除機本体を床ノズル部に固定すると
同時に、ローラが大ローラの中央後方に大ローラの位置
よりも低い位置まで下降するので、このローラを軸に床
ノズル部を床面から浮かせて、電気掃除機を転回させる
と、電気掃除機が転回方向に傾倒して、中央のローラと
転回方向側の大ローラとが床面に接触する。この結果、
電気掃除機の転回方向への誘導が簡単になると共に、ロ
ーラと大ローラとの回転中心方向の間隔が２つの大ロー
ラによるよりも狭くなって、小回りが効く上、転回時に
手にかかる負荷が小さくなると共に、転回のときに床面
を傷付けない。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の実施例について図１乃至図１
０を参照にしながら説明する。

【００１２】図１及び図２は本発明の一実施例を具備し
たアップライト形電気掃除機（以下「電気掃除機」とい
う）の構成を示し、図３は本発明の一実施例におけるス
ライド棒及びピンの構成を示し、図４は図３における２
つの部品の組合せた状態を示し、図５は本発明の一実施
例の動作状態を示すもので、図１１の符号と同一符号の
ものは同一部分を示しており、又、１６は把手１４に図
中上下方向に移動自在に取り付けたロックスイッチ、１
７は掃除機本体８の上部に図中左右方向に揺動自在に内
装したピン反動板、１８は、一端をロックスイッチ１６
に、他端をピン反動板１７に連結した状態で、ハンドル
軸１３に上下方向に移動自在に内装したスイッチ連動軸
である。１９は開口部の幅が底部の幅よりも狭い断面が
台形の案内溝２０を下端の斜面に沿って凹設した断面が
四角形のスライド棒（図３参照）で、このスライド棒１
９は掃除機本体８において回動の軸近傍の図中左側壁に
上下方向に移動自在に内装されている。２１はスライド
棒１９の上部に突設したピン連動軸で、このピン連動軸
２１の先端はピン反動板１７の図中左端側に連結されて
いる。２２は掃除機本体８において図中左側壁の回動の
軸近傍に穿設したピン穴、２３は掃除機本体８の回動の
軸を中心に移動するピン穴２２の軌跡に沿うように上部
カバー２の壁面に円弧状に配設した複数の穴（図２参照
）で、この穴２３の内径はピン穴２２の内径よりも若干
大きい。２４は円柱状の突起２５を一端に突設し、基底
部の幅が上面部の幅よりも狭い断面が逆台形の突起２６
を他端の斜面に沿って凸設した断面が四角形のピン（図
３参照）で、このピン２４は、突起２５をピン穴２２に
遊嵌した上、突起２６を案内溝２０に挿入して、スライ
ド棒１９と連結することにより、上下方向の動きが規制
されるため、スライド棒１９が上下方向に移動すると、
左右方向に移動する（図４参照）。

【００１３】このように構成された本実施例において、
電気掃除機を単に移動したり、片付けるときには、掃除
機本体８を床ノズル部１に対して略垂直のスタンド位置
まで起こして、ロックスイッチ１６を上方に移動させる
と、スイッチ連動軸１８がピン反動板１７の図中右端側
を上方に引き上げると同時に、ピン反動板１７の図中左
端側を下方に押し下げて、ピン連動軸２１と共にスライ
ド棒１９を下方に押し下げる。すると、スライド棒１９
の斜面がピン２４の斜面を押圧して、ピン２４を図中左
方向に移動させるので、突起２５がピン穴２２からスタ
ンド位置の穴２３に挿入されて、掃除機本体８が床ノズ
ル部１にスタンド位置で固定される（図２参照）。

【００１４】そこで、電気掃除機を移動させるときには
、大ローラ１０を軸にハンドル軸１３を押し下げて、床
ノズル部１を床面から浮かせればよく、又、電気掃除機
を片付けるときには、そのまま立てておけばよい。

【００１５】又、掃除をするときには、ロックスイッチ
１６を下方に移動させると、スイッチ連動軸１８がピン
反動板１７の図中右端側を下方に押し下げると同時に、
ピン反動板１７の図中左端側を上方に持ち上げて、ピン
連動軸２１と共にスライド棒１９を上方に引き上げる。 すると、スライド棒１９の傾斜した案内溝２０がピン２
４の傾斜した突起２６を引き上げて、ピン２４を図中右
方向に移動させるので、突起２５が穴２３から抜け出て
、掃除機本体８が床ノズル部１から解放される（図５参
照）。

【００１６】そこで、ハンドル軸１３を持って電気掃除
機を前後方向に移動させると、掃除機本体８が床ノズル
部１に対して自由に屈折して、床ノズル部１が常に床面
に沿って移動するので、回転ブラシ６，小ローラ７及び
大ローラ１０が床面に常に接触する。このため、ファン
モータ９と共に回転ブラシ６を駆動させると、回転ブラ
シ６によって掃き出された塵埃がファンモータ９によっ
て集塵室に集められる。

【００１７】更に、掃除の途中で電気掃除機を転回させ
るときには、掃除機本体８を床ノズル部１に対して傾倒
させたままの状態で、ロックスイッチ１６を上方に移動
させると、前述の如く、突起２５がピン穴２２からスタ
ンド位置以外の穴２３に挿入されて、掃除機本体８が床
ノズル部１に対して傾斜した状態で固定される。

【００１８】そこで、大ローラ１０を支点にしてハンド
ル軸１３を押し下げて、床ノズル部１を床面から浮かし
た上、ハンドル軸１３を転回方向と逆の方向に転回させ
て、２つの大ローラ１０で支持された電気掃除機を所望
の方向に転回させる。そして、ハンドル軸１３を持ち上
げて、大ローラ１０を床ノズル部１を床面に降ろした上
、ロックスイッチ１６を下方に移動させて、突起２５を
穴２３から抜き出せば、掃除機本体８が床ノズル部１か
ら解放されて、再び掃除を続行することができる。

【００１９】図６及び図７は本発明の他の実施例を具備
したアップライト形電気掃除機の構成を示し、図８乃至
図１０は本発明の他の実施例の動作状態を示すもので、
図１乃至図５の符号と同一符号の部分は同一部分を示し
ており、又、２７は掃除機本体８の上部に前後方向（図
７において左右方向）に揺動自在に内装したローラ反動
板で、このローラ反動板２７の前端側（図７において右
端側）はピン反動板１７の図中右端側と近接した位置に
直角の向きに設置されている（図８参照）。２８は掃除
機本体８の背面中央下部に上下方向に凹設したローラ引
込溝、２９はローラ引込溝２８の左右側壁に図中上下方
向に穿設した細長い案内穴、３０はローラ引込溝２８の
左右側壁の外側に沿って配設した二股状のローラホルダ
、３１はローラホルダ３０の付け根に突設したローラ連
動軸で、このローラ連動軸３１の先端はローラ反動板２
７の後端側（図７において左端側）に連結されている。 ３２はローラ引込溝２８に挿入したローラ３３と案内穴
２９とを貫通し、且つ、その両端をローラホルダ３０の
先端部の取付穴に固定したシャフトである。

【００２０】このように構成された本実施例において、
電気掃除機を単に移動したり、片付けるときには、掃除
機本体８を床ノズル部１に対して略垂直のスタンド位置
まで起こして、ロックスイッチ１６を上方に移動させる
と、前述の実施例で説明したように、ピン２４の突起２
５がピン穴２２からスタンド位置の穴２３に挿入されて
、掃除機本体８が床ノズル部１にスタンド位置で固定さ
れる（図７参照）。

【００２１】同時に、スイッチ連動軸１８がローラ反動
板２７の前端側も上方に引き上げて、ローラ反動板２７
の後端側を下方に押し下げた上、ローラ連動軸３１と共
にローラホルダ３０も下方に押し下げて、ローラ３３を
下降させるが、ローラ３３の下端は大ローラ１０の下端
より高い位置にある（図８及び図９参照）。

【００２２】そこで、電気掃除機を移動させるときには
、大ローラ１０を軸にハンドル軸１３を押し下げて、床
ノズル部１を床面から浮かせればよく、又、電気掃除機
を片付けるときには、そのまま立てておけばよい。

【００２３】又、掃除をするときには、ロックスイッチ
１６を下方に移動させると、前述の実施例で説明したよ
うに各部品が動作して、ピン２４がスライド棒１９の傾
斜した案内溝２０により図中右方向に引き込まれるので
、突起２５が穴２３から抜け出て、掃除機本体８が床ノ
ズル部１から解放される（図８参照）。

【００２４】同時に、前述の説明とは逆に、ローラ３３
がローラホルダ３０と共に上方に引き上げられて、ロー
ラ引込溝２８に収納される（図９参照）。

【００２５】そこで、ハンドル軸１３を持って電気掃除
機を前後方向に移動させると、掃除機本体８が床ノズル
部１に対して自由に屈折して、床ノズル部１が常に床面
に沿って移動するので、回転ブラシ６，小ローラ７及び
大ローラ１０が床面に常に接触する。このため、ファン
モータ９と共に回転ブラシ６を駆動させると、回転ブラ
シ６によって掃き出された塵埃がファンモータ９によっ
て集塵室に集められる。

【００２６】更に、掃除の途中で電気掃除機を転回させ
るときには、掃除機本体８が床ノズル部１に対して傾倒
させたままの状態で、ロックスイッチ１６を上方に移動
させると、突起２５がピン穴２２からスタンド位置以外
の穴２３に挿入されて、掃除機本体８が床ノズル部１に
対して傾斜した状態で固定される。

【００２７】同時に、ローラ３３がローラホルダ３０と
共に下方に押し下げられて、ローラ引込溝２８から押し
出される（図１０参照）。

【００２８】ところで、ローラ３３は２つの大ローラ１
０の中心から後方に離れた位置に設けられているため、
掃除機本体８を床ノズル部１に対して屈折させたときの
ローラ３３の下端から床面までの距離は、掃除機本体８
がスタンド位置にロックしたときのローラ３３の下端か
ら床面までの距離よりも小さくなる。

【００２９】この結果、掃除機本体８が床ノズル部１に
対して傾倒させたままの状態で、ロックスイッチ１６を
上方に移動させると、ローラ３３の下端は大ローラ１０
の下端よりも低い位置まで下降して、掃除機本体８を床
面から上方に押し上げるので、大ローラ１０が少し浮き
上がって、電気掃除機は２つの小ローラ７と１つのロー
ラ３３とによって支持された状態になる。

【００３０】そこで、ローラ３３を支点にしてハンドル
軸１３を押し下げて、床ノズル部１を床面から浮かした
上、ハンドル軸１３を転回方向と反対の方向に転回させ
ると、電気掃除機全体が転回方向に傾いて、２つの大ロ
ーラ１０の内の転回方向の大ローラ１０が床面に接触す
るので、床ノズル部１はローラ３３と転回方向の大ロー
ラ１０とに支持された状態で転回する。

【００３１】この場合、電気掃除機の転回方向への誘導
が簡単になると共に、従来のように２つの大ローラ１０
で転回する場合に比べると、ローラ３３が後方に位置す
る分だけローラ３３の転回軌跡が２つの大ローラ１０の
中央の転回軌跡よりも内側になって、大ローラ１０及び
ローラ３３と床面とが擦れ難くなる。

【００３２】そして、ハンドル軸１３を転回方向と逆の
方向に転回させた後は、床ノズル部１を床面に降ろした
上、ロックスイッチ１６を下方に移動させて、突起２５
を穴２３から抜き出せば、掃除機本体８が床ノズル部１
から解放されて、再び掃除を続行することができる。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
掃除の途中で電気掃除機を転回させる都度、従来のよう
に、ハンドル軸と共に掃除機本体をスタンド位置まで起
こして、掃除機本体を床ノズル部に固定した上、電気掃
除機を転回させた後、足を伸ばしてフットペダルを踏ん
で掃除機本体を床ノズル部から解放するという操作をす
ることなく、ハンドル軸の手元のロックスイッチを操作
して、掃除をしているときの屈折状態のまま掃除機本体
を床ノズル部に固定したり、掃除機本体を床ノズル部か
ら解放することができるので、電気掃除機の転回操作が
極めて簡単に行えるという効果を奏する。

【００３４】又、本発明によれば、掃除の途中で電気掃
除機を転回させるときに、ロックスイッチを操作すると
、屈折状態のまま掃除機本体を床ノズル部に固定すると
同時に、ローラが大ローラの中央後方に大ローラの位置
よりも低い位置まで下降するので、このローラを軸に床
ノズル部を床面から浮かせて、電気掃除機を転回させる
と、電気掃除機が転回方向に傾倒して、中央のローラと
転回方向側の大ローラとが床面に接触する。この結果、
電気掃除機の転回方向への誘導が簡単になると共に、ロ
ーラと大ローラとの回転中心方向の間隔が２つの大ロー
ラによるよりも狭くなって、小回りが効く上、転回時に
手にかかる負荷が小さくなると共に、転回のときに床面
を傷付けないという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を具備したアップライト形電
気掃除機を正面からみたときの要部断面図である。

【図２】本発明の一実施例を具備したアップライト形電
気掃除機を右側面からみたときの要部部分断面図である
。

【図３】本発明の一実施例におけるスライド棒とピンと
の構成を示す外観図である。

【図４】本発明の一実施例におけるスライド棒とピンと
を組み合わせたときの外観図である。

【図５】本発明の一実施例の動作状態を示す斜視図であ
る。

【図６】本発明の他の実施例を具備したアップライト形
電気掃除機を正面からみたときの要部断面図である。

【図７】本発明の他の実施例を具備したアップライト形
電気掃除機を右側面からみたときの要部部分断面図であ
る。

【図８】本発明の他の実施例の動作状態を示す斜視図で
ある。

【図９】本発明の他の実施例におけるローラの動作状態
を示す掃除機本体下部の要部断面図である。

【図１０】本発明の他の実施例におけるローラを下降さ
せたときの掃除機本体下部の要部断面図である。

【図１１】従来のアップライト形電気掃除機の要部断面
図である。

【符号の説明】

１…床ノズル部、　　６…回転ブラシ、　　８…掃除機
本体、　　９…ファンモータ、１３…ハンドル軸、　　
１６…ロックスイッチ、　　１７…ピン反動板（ピン駆
動機構）、１８…スイッチ連動軸（ピン駆動機構及びロ
ーラ昇降機構）、　　１９…スライド棒（ピン駆動機構
）、　　２０…案内溝（ピン駆動機構）、　　２１…ピ
ン連動軸（ピン駆動機構）、　　２２…ピン穴、　　２
３…穴、　　２４…ピン、　　２５，２６…突起、　　
２７…ローラ反動板（ローラ昇降機構）、　　３０…ロ
ーラホルダ（ローラ昇降機構）、　　３１…ローラ連動
軸（ローラ昇降機構）、　　３３…ローラ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　床面の塵埃を掃き出す回転ブラシを設
   けた床ノズル部に、前記回転ブラシを駆動し且つ前記塵
   埃を吸引するファンモータ及び吸引した前記塵埃を集め
   る集塵室を設けた掃除機本体を、回動自在に軸着すると
   共に、前記掃除機本体の上部にハンドル軸を突設したア
   ップライト形電気掃除機において、前記ハンドル軸に装
   着したロックスイッチと、前記掃除機本体において回動
   の軸近傍に穿設したピン穴と、前記掃除機本体の回動の
   軸を中心に移動する前記ピン穴の軌跡に沿うように前記
   床ノズル部の壁面に円弧状に配設した複数の穴と、突起
   を前記ピン穴に挿入したピンと、前記ロックスイッチを
   操作すると、前記ピンを移動させて、前記突起を前記複
   数の穴の何れかに挿脱させることにより、前記掃除機本
   体を前記床ノズルに所望の屈折角度で固定したり、前記
   床ノズル部から解放したりするピン駆動機構とが具備さ
   れているアップライト形電気掃除機。
2. 【請求項２】　　前記掃除機本体の下部中央に上下に移
   動自在に取り付けたローラと、前記ロックスイッチを操
   作すると、前記ピン駆動機構と連動して、前記ローラを
   上下に移動させることにより、前記掃除機本体を昇降さ
   せるローラ昇降機構とが更に具備されている請求項１の
   アップライト形電気掃除機。