JPH0432735A - 地中埋設管路のリーク点検出方法 - Google Patents
地中埋設管路のリーク点検出方法Info
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- JPH0432735A JPH0432735A JP14118790A JP14118790A JPH0432735A JP H0432735 A JPH0432735 A JP H0432735A JP 14118790 A JP14118790 A JP 14118790A JP 14118790 A JP14118790 A JP 14118790A JP H0432735 A JPH0432735 A JP H0432735A
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- conduit
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- flow
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- Pending
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、地中に埋設された管路のリーク点を、地上
から検出する方法に関するものである。
から検出する方法に関するものである。
従来の技術
地中に埋設された管路を流れる流体がリークしているか
否かの検査は、管路の検査区間の」1流側の流量と下流
側の流量とを測定し、下流側の流量が減少していれば検
査区間内で流体がリークしていることとなる。したがっ
て、流体のリークの有無は、管路が地中に埋設されてい
ても比較的簡単に検査することができる。しかし、地中
に埋設されている管路のどの位置からリークしているか
を調べるのは困難で、従来においては、例えば、地中の
管路に向けて試掘を繰返し行なって、何回目かの試掘に
よってリーク点を検出するのが一般的であった。
否かの検査は、管路の検査区間の」1流側の流量と下流
側の流量とを測定し、下流側の流量が減少していれば検
査区間内で流体がリークしていることとなる。したがっ
て、流体のリークの有無は、管路が地中に埋設されてい
ても比較的簡単に検査することができる。しかし、地中
に埋設されている管路のどの位置からリークしているか
を調べるのは困難で、従来においては、例えば、地中の
管路に向けて試掘を繰返し行なって、何回目かの試掘に
よってリーク点を検出するのが一般的であった。
このように、埋設された管路のリーク点(流体がリーク
している点)の検出は困難で、特に検査区間の管路が長
い場合には大変手間がかかった。
している点)の検出は困難で、特に検査区間の管路が長
い場合には大変手間がかかった。
また、埋設された管路の上の地盤が舗装されている場合
には試掘も容易には行なえず、また試掘後に埋め戻して
再び舗装しなければならず、そのため大変手間がかかっ
た。
には試掘も容易には行なえず、また試掘後に埋め戻して
再び舗装しなければならず、そのため大変手間がかかっ
た。
そこで、試掘せずにリーク点を検出する方法として、都
市ガス配管のガス洩れや、上水道本管の水洩れ等の検出
の際には、地中の管路の周囲に向けて細孔を穿設し、熟
練した検査員が前記細孔へ細管を挿入して、この細管を
介して地中の管路の周辺の臭や音を検査し、ガス臭がす
ればガス洩れが、ま水音が聞えれば水洩れが検出される
。
市ガス配管のガス洩れや、上水道本管の水洩れ等の検出
の際には、地中の管路の周囲に向けて細孔を穿設し、熟
練した検査員が前記細孔へ細管を挿入して、この細管を
介して地中の管路の周辺の臭や音を検査し、ガス臭がす
ればガス洩れが、ま水音が聞えれば水洩れが検出される
。
発明が解決しようとする課題
しかし、前述した細管を介して臭や音で検出する従来の
リーク検出方法の場合には、微量の臭を嗅ぎ分けたり、
水音の聞こえる方向を聞き分けたりするために熟練度が
要求されるとともに、リフ点の特定が難しいという問題
があり、そのため、地中に埋設された管路のリーク検査
を、試掘や細孔を穿設せずに地上から行なう方法の開発
が望まれていた。
リーク検出方法の場合には、微量の臭を嗅ぎ分けたり、
水音の聞こえる方向を聞き分けたりするために熟練度が
要求されるとともに、リフ点の特定が難しいという問題
があり、そのため、地中に埋設された管路のリーク検査
を、試掘や細孔を穿設せずに地上から行なう方法の開発
が望まれていた。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、地中に
埋設された管路のリーク点を、地上から容易に検出でき
る検出方法を提供することを目的としている。
埋設された管路のリーク点を、地上から容易に検出でき
る検出方法を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するための手段としてこの発明は、流体
の流通する管路の所定の区間内のリーク箇所を検出する
地中埋設管路のリーク点検出方法において、管路のリー
ク検査区間の両端を閉塞し、密閉された検査区間の管路
内に流体を注入して内圧を高め、リーク点から流体が漏
洩することにより発生する管路内の流体の流れを、地上
よりドツプラー式超音波流速計を管路の敷設方向へ移動
させながら検出し、流体の流れる方向の変化あるいは流
速の変化から、地中の管路のリーク点を検出することを
特徴としている。
の流通する管路の所定の区間内のリーク箇所を検出する
地中埋設管路のリーク点検出方法において、管路のリー
ク検査区間の両端を閉塞し、密閉された検査区間の管路
内に流体を注入して内圧を高め、リーク点から流体が漏
洩することにより発生する管路内の流体の流れを、地上
よりドツプラー式超音波流速計を管路の敷設方向へ移動
させながら検出し、流体の流れる方向の変化あるいは流
速の変化から、地中の管路のリーク点を検出することを
特徴としている。
作 用
この発明の方法によりリーク点の検出を行なう場合には
、先ず、管路の検査区間の両端を閉塞し。
、先ず、管路の検査区間の両端を閉塞し。
て流体の流通を遮断した後、密閉した管路内に流体を圧
入して内圧を高める。内圧が上昇すると管路内の流体が
リーク点から漏洩し、管路内にはリーク点に向う流体の
流れが発生する。したがって、管路内の流体の流れる方
向は、リーク点を境に逆転する。
入して内圧を高める。内圧が上昇すると管路内の流体が
リーク点から漏洩し、管路内にはリーク点に向う流体の
流れが発生する。したがって、管路内の流体の流れる方
向は、リーク点を境に逆転する。
したがって、埋設された管路の上方となる地上部より、
ドツプラー式超音波流速計を管路の敷設方向に移動させ
ながら、管路内の流体の流速およびその方向の検出を行
なう。
ドツプラー式超音波流速計を管路の敷設方向に移動させ
ながら、管路内の流体の流速およびその方向の検出を行
なう。
そして、ドツプラー式超音波流速計によって流体の流速
あるいは流れる方向に変化が検出されれば、その位置の
下方の管路にリーク点が存在する。
あるいは流れる方向に変化が検出されれば、その位置の
下方の管路にリーク点が存在する。
実 施 例
以下、この発明の方法の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図はこの発明のリーク点検出方法の一実施例を示す
もので、地中に埋設された管路1は、その一端側(第1
図において左端側)の地上に延出させた部分に介設され
た仕切弁2を閉塞するとともに、他端側に介設された仕
切弁3を閉塞し、両仕切弁2.3間の管路1内を密閉す
る。次に、密閉状態の管路1内に、この管路1内に封入
された流体と同じ流体を注入して内圧を上昇させる。
もので、地中に埋設された管路1は、その一端側(第1
図において左端側)の地上に延出させた部分に介設され
た仕切弁2を閉塞するとともに、他端側に介設された仕
切弁3を閉塞し、両仕切弁2.3間の管路1内を密閉す
る。次に、密閉状態の管路1内に、この管路1内に封入
された流体と同じ流体を注入して内圧を上昇させる。
その結果、内圧が上昇することによりリーク量が増加し
、管路内の流体はリーク点4に向けて流れ始める。した
がって、管路内の流体の流れは、リーク点4の付近では
、リーク点4に近接するに従って流速が低下し、また流
れる方向はリーク点4を境に逆転する。
、管路内の流体はリーク点4に向けて流れ始める。した
がって、管路内の流体の流れは、リーク点4の付近では
、リーク点4に近接するに従って流速が低下し、また流
れる方向はリーク点4を境に逆転する。
そして、リーク点の検出を実際に行なう場合には、埋設
された管路1の上方となる地上部より、ドツプラー式超
音波流速計の検出端子5を管路の敷設方向、すなわち、
第1図においてA〜夏乙の順に移動させながら、管路1
内の流体の流速およびその流れる方向の検出を行なう。
された管路1の上方となる地上部より、ドツプラー式超
音波流速計の検出端子5を管路の敷設方向、すなわち、
第1図においてA〜夏乙の順に移動させながら、管路1
内の流体の流速およびその流れる方向の検出を行なう。
なお、符号6は圧力計で、内圧を高めるための流体はこ
の部分を経由して管路1内に注入される。
の部分を経由して管路1内に注入される。
またドツプラー式超音波流速計は、管路1内を流れる流
体に向けて地」二より発せられた超音波が、流体中に浮
遊して流れている微粒子や微細な気泡に衝突して、跳ね
返ってくる反射波のドツプラ効果による周波数のシフト
量から流速を求める計器である。
体に向けて地」二より発せられた超音波が、流体中に浮
遊して流れている微粒子や微細な気泡に衝突して、跳ね
返ってくる反射波のドツプラ効果による周波数のシフト
量から流速を求める計器である。
ドツプラー式超音波流速計によって流体の流速あるいは
流れる方向の変化が検出されれば、その位置の下方の管
路上にリーク点が存在することとなる。
流れる方向の変化が検出されれば、その位置の下方の管
路上にリーク点が存在することとなる。
そして、上記のようにして検出した流体の速度および方
向を線図で表すと第2図のようになる。
向を線図で表すと第2図のようになる。
第2図から解るように、リーク点を境に流れる方向が逆
になるとともに、リーク点に接近するにしたがって流速
が低下し、リーク点で流速が0となった後、また徐々に
流速が上昇する。
になるとともに、リーク点に接近するにしたがって流速
が低下し、リーク点で流速が0となった後、また徐々に
流速が上昇する。
したがって、ドツプラー式超音波流速計によって流体の
流速と流れの方向とを測定して、流速が0となる点、ま
たは流体の流れる方向が逆転する点から、地中の管路1
のリーク点を高精度に確定することができる。
流速と流れの方向とを測定して、流速が0となる点、ま
たは流体の流れる方向が逆転する点から、地中の管路1
のリーク点を高精度に確定することができる。
発明の効果
以上のようにこの発明の地中埋設管路のリーク点検出方
法は、管路内を昇圧して流体をリークさせ、流体にリー
ク点に向う流れを生じさせ、この流れの速度あるいは流
れる方向を、地上よりドツプラー式超音波流速計で検出
して、流れる方向と流速の変化からリーク点を検出する
ので、地中に埋設された管路のリーク点を地上から容易
に検出することができる。
法は、管路内を昇圧して流体をリークさせ、流体にリー
ク点に向う流れを生じさせ、この流れの速度あるいは流
れる方向を、地上よりドツプラー式超音波流速計で検出
して、流れる方向と流速の変化からリーク点を検出する
ので、地中に埋設された管路のリーク点を地上から容易
に検出することができる。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はリーク点検出方法を示す模式図、第2図は流
体の流速および方向と、リーク点との関係を示す線図で
ある。 1・・・管路、 2.3・・・仕切弁、 4・・・リー
ク点、5・・・ドツプラー式超音波流速計の検出端子、
6・・・圧力計。
、第1図はリーク点検出方法を示す模式図、第2図は流
体の流速および方向と、リーク点との関係を示す線図で
ある。 1・・・管路、 2.3・・・仕切弁、 4・・・リー
ク点、5・・・ドツプラー式超音波流速計の検出端子、
6・・・圧力計。
Claims (1)
- 流体の流通する管路の所定の区間内のリーク箇所を検出
する地中埋設管路のリーク点検出方法において、管路の
リーク検査区間の両端を閉塞し、密閉された検査区間の
管路内に流体を注入して内圧を高め、リーク点から流体
が漏洩することにより発生する管路内の流体の流れを、
地上よりドップラー式超音波流速計を管路の敷設方向へ
移動させながら検出し、流体の流れる方向の変化あるい
は流速の変化から、地中の管路のリーク点を検出するこ
とを特徴とする地中埋設管路のリーク点検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14118790A JPH0432735A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 地中埋設管路のリーク点検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14118790A JPH0432735A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 地中埋設管路のリーク点検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432735A true JPH0432735A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15286186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14118790A Pending JPH0432735A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 地中埋設管路のリーク点検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432735A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003513237A (ja) * | 1999-10-26 | 2003-04-08 | マルティネック・ペーター | 給水系内で測定を行う方法と測定ヘッド |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP14118790A patent/JPH0432735A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003513237A (ja) * | 1999-10-26 | 2003-04-08 | マルティネック・ペーター | 給水系内で測定を行う方法と測定ヘッド |
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