JPH04326161A - データ解析装置における事例検索・表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、データ解析装置（回帰
分析等の統計的手法によるデータ解析を行うコンピュー
タ）に関し、特に解析対象の問題に類似する問題に係る
既存の事例に関するデータ（事例データ）を検索して表
示画面上に表示するデータ解析装置における事例検索・
表示方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、上述のようなデータ解析装置にお
けるサポート機能（データ解析の実行に必要な知識を利
用者に提供する機能）としては、統計手法の理論の内容
に関する知識およびパラメータの属性や入力方法等の装
置操作方法に関する知識等を表示画面上に表示する機能
が存在するにすぎなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
解析装置では、統計手法の理論の内容に関する知識およ
びパラメータの属性や入力方法等の装置操作方法に関す
る知識等を表示画面上に表示するサポート機能しか存在
しないので、解析対象の問題へのデータ解析装置の適用
技術に関する知識（解析対象の問題に適合する統計手法
の選択方法に関する知識等）が利用者に提供されないと
いう欠点があった。

【０００４】本発明の目的は、上述の点に鑑み、解析対
象の問題へのデータ解析装置の適用技術に関する知識を
利用者に提供することができるデータ解析装置における
事例検索・表示方式を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のデータ解析装置
における事例検索・表示方式は、事例データの集合を記
憶するデータファイルと、キーワードのリストおよび各
キーワードと前記データファイル内の事例データとを対
応付ける情報を記憶するキーワードリストテーブルと、
キーワードウィンドウの表示に基づいて利用者により指
定される検索対象のキーワードを入力し前記データファ
イルおよび前記キーワードリストテーブルを参照してそ
のキーワードに対応する事例の表題および表示項目を表
示項目選択ウィンドウに表示するキーワード入力部と、
このキーワード入力部により表示された表示項目選択ウ
ィンドウの表示に基づいて利用者により選択される表題
および表示項目を入力する表示項目入力部と、この表示
項目入力部により入力された表題および表示項目に基づ
いて前記データファイルを検索し利用者による指定およ
び選択に対応する事例データを取り出すデータ検索部と
、このデータ検索部により取り出された事例データを事
例ウィンドウに表示する結果表示部と、前記キーワード
入力部，前記表示項目入力部，前記データ検索部および
前記結果表示部を制御する全体制御部とを有する。

【０００６】

【作用】本発明のデータ解析装置における事例検索・表
示方式では、データファイルが事例データの集合を記憶
し、キーワードリストテーブルがキーワードのリストお
よび各キーワードとデータファイル内の事例データとを
対応付ける情報を記憶し、キーワード入力部がキーワー
ドウィンドウの表示に基づいて利用者により指定される
検索対象のキーワードを入力しデータファイルおよびキ
ーワードリストテーブルを参照してそのキーワードに対
応する事例の表題および表示項目を表示項目選択ウィン
ドウに表示し、表示項目入力部がキーワード入力部によ
り表示された表示項目選択ウィンドウの表示に基づいて
利用者により選択される表題および表示項目を入力し、
データ検索部が表示項目入力部により入力された表題お
よび表示項目に基づいてデータファイルを検索し利用者
による指定および選択に対応する事例データを取り出し
、結果表示部がデータ検索部により取り出された事例デ
ータを事例ウィンドウに表示し、全体制御部がキーワー
ド入力部，表示項目入力部，データ検索部および結果表
示部を制御する。

【０００７】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。

【０００８】図１は、本発明のデータ解析装置における
事例検索・表示方式の一実施例の構成を示すブロック図
である。

【０００９】本実施例のデータ解析装置における事例検
索・表示方式は、全体制御部１と、キーワード入力部２
と、表示項目入力部３と、データ検索部４と、結果表示
部５と、データファイル６と、キーワードリストテーブ
ル７と、表示画面８とを含んで構成されている。

【００１０】表示画面８は、利用者により参照され、デ
ータ解析の実行のための表示が行われる分析ウィンドウ
８１と、検索対象のキーワードの指定のための表示（キ
ーワードの一覧の表示）が行われるキーワードウィンド
ウ８２と、キーワードによって検索された事例の表題（
例えば、「Ａ食品会社における利潤と売上との関係」と
いう表題）およびその表示項目（「ダイジェスト」，「
本文」，「データ」および「手続き」という項目）の選
択のための表示が行われる表示項目選択ウィンドウ８３
と、事例データの内容の表示が行われる事例ウィンドウ
８４とを含んで構成されている。

【００１１】図２は、データファイル６およびキーワー
ドリストテーブル７の構成ならびに両者の関係を示す図
である。

【００１２】データファイル６は、１以上の事例ポイン
タ（事例の表題およびその事例に対応する項目ポインタ
の項目ポインタ格納領域６２における格納領域を示すポ
インタを有する情報。図２では「＜事例（１１）＞」の
ような表現で示す）を有するエントリが各キーワードに
対応して複数存在する事例ポインタ格納領域６１と、事
例ポインタ格納領域６１内の各エントリに対応するエン
トリを有し各エントリ中に事例ポインタに係る事例に対
応する項目ポインタ（各表示項目（「データ」という項
目はない場合もある）の識別情報およびその表示項目に
対応する事例データの事例データ格納領域６３における
格納領域を示すポインタを有する情報。図２では「＜ダ
イジェスト（１１）＞」のような表現で示す）を持つ項
目ポインタ格納領域６２と、各表示項目に対応する事例
データの内容の集合を有している事例データ格納領域６
３とを含んで構成されている。データファイル６は、キ
ーワード入力部２およびデータ検索部４により参照され
る。

【００１３】キーワードリストテーブル７は、キーワー
ドと、そのキーワードに対応する事例の数と、そのキー
ワードに対応する事例に係る事例ポインタを持つ事例ポ
インタ格納領域６１中のエントリの格納領域を示すポイ
ンタ（このポインタによりデータファイル６とキーワー
ドリストテーブル７とがリンクされている）とを持つエ
ントリをキーワード数分記憶している。キーワードリス
トテーブル７は、キーワード入力部２により参照される
。

【００１４】次に、このように構成された本実施例のデ
ータ解析装置における事例検索・表示方式の動作につい
て説明する。

【００１５】以下に説明する動作において、全体制御部
１は、キーワード入力部２，表示項目入力部３，データ
検索部４および結果表示部５の統括的な制御を行う（以
下の説明では全体制御部１の制御に関しては言及しない
）。

【００１６】表示画面８上の分析ウィンドウ８１により
利用者とのインタフェースが持たれてデータ解析が実行
されている際に、利用者が事例データの取得を望んだ場
合には、利用者は表示画面８上のキーワードウィンドウ
８２を参照して検索対象のキーワードを指定する。

【００１７】キーワード入力部２は、利用者により指定
されたキーワードを入力し、データファイル６およびキ
ーワードリストテーブル７を参照してそのキーワードに
対応する事例ポインタ格納領域６１中のエントリおよび
項目ポインタ格納領域６２中のエントリを取得する。

【００１８】キーワード入力部２は、取得したエントリ
に基づいて、入力したキーワードに対応する事例の表題
および表示項目を表示画面８上の表示項目選択ウィンド
ウ８３に表示する。

【００１９】利用者は、その表示を参照し、取得したい
事例データに関する表題および表示項目を選択する。

【００２０】表示項目入力部３は、利用者により選択さ
れた表題および表示項目を入力し、データ検索部４にそ
の表題および表示項目を渡す。

【００２１】データ検索部４は、表示項目入力部３によ
り入力された表題および表示項目に基づいてデータファ
イル６内の事例ポインタ格納領域６１および項目ポイン
タ格納領域６２を辿って事例データ格納領域６３中の事
例データを検索し、その表題および表示項目に対応する
事例データの内容を取り出す。

【００２２】結果表示部５は、データ検索部４により取
り出された事例データを表示画面８上の事例ウィンドウ
８４に表示する。

【００２３】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、利用者に
より指定されたキーワードに基づいて解析対象の問題に
類似する問題に係る既存の事例に関する事例データを検
索して表示することにより、解析対象の問題に適合する
統計手法の選択方法，パラメータの決定方法および分析
時に発生した問題点の解決方法等のデータ解析装置の適
用技術に関する知識を利用者に提供することができ、デ
ータ解析装置の適用技術に関する予備知識を持っていな
い利用者でも適切なデータ解析を行うことができるよう
になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【図２】図１中のデータファイルおよキーワードリスト
テーブルの構成ならびに両者の関係を示す図である。

【符号の説明】

１　　全体制御部 ２　　キーワード入力部 ３　　表示項目入力部 ４　　データ検索部 ５　　結果表示部 ６　　データファイル ７　　キーワードリストテーブル ８　　表示画面 ６１　　事例ポインタ格納領域 ６２　　項目ポインタ格納領域 ６３　　事例データ格納領域 ８１　　分析ウィンドウ ８２　　キーワードウィンドウ ８３　　表示項目選択ウィンドウ ８４　　事例ウィンドウ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　事例データの集合を記憶するデータフ
   ァイルと、キーワードのリストおよび各キーワードと前
   記データファイル内の事例データとを対応付ける情報を
   記憶するキーワードリストテーブルと、キーワードウィ
   ンドウの表示に基づいて利用者により指定される検索対
   象のキーワードを入力し前記データファイルおよび前記
   キーワードリストテーブルを参照してそのキーワードに
   対応する事例の表題および表示項目を表示項目選択ウィ
   ンドウに表示するキーワード入力部と、このキーワード
   入力部により表示された表示項目選択ウィンドウの表示
   に基づいて利用者により選択される表題および表示項目
   を入力する表示項目入力部と、この表示項目入力部によ
   り入力された表題および表示項目に基づいて前記データ
   ファイルを検索し利用者による指定および選択に対応す
   る事例データを取り出すデータ検索部と、このデータ検
   索部により取り出された事例データを事例ウィンドウに
   表示する結果表示部と、前記キーワード入力部，前記表
   示項目入力部，前記データ検索部および前記結果表示部
   を制御する全体制御部とを有することを特徴とするデー
   タ解析装置における事例検索・表示方式。