JPH04325788A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH04325788A
JPH04325788A JP3096988A JP9698891A JPH04325788A JP H04325788 A JPH04325788 A JP H04325788A JP 3096988 A JP3096988 A JP 3096988A JP 9698891 A JP9698891 A JP 9698891A JP H04325788 A JPH04325788 A JP H04325788A
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三起夫 松田
Mitsuo Inagaki
光夫 稲垣
Kazuhide Uchida
和秀 内田
Takahiro Oki
恭弘 沖
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Soken Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
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    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型圧縮機に関
し、例えば自動車用空調装置用の冷媒圧縮機として用い
て有効である。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機では、図13
に示すように可動スクロール部材100 および固定ス
クロール部材101 の軸方向長さを大きくすることが
できず、そのため所定の吐出容量を得るためには両スク
ロール部材100 および101 の径方向の大きさを
大きくせざるを得なかった。その結果、スクロール型圧
縮機全体の外径が大きくなり、そのため特に自動車用空
調装置の冷媒圧縮機として用いる場合には、エンジンル
ームへの搭載性が悪くなるという問題があった。
【0003】この従来のスクロール型圧縮機の問題につ
いて以下にさらに詳しく説明する。図13に示すように
、可動スクロール部材100 を所定方向に公転させる
際には、作動室102 内の冷媒を圧縮させつつ行なわ
なければならず、そのため圧縮により発生する反力F1
 が可動スクロール部材100 に加わることになる。 換言すれば、シャフト103 は上記可動スクロール部
材100 に加わる反力F1 に対応する力F2 にて
可動スクロール部材100 を変位させなければならな
い。ここで、反力F1 と駆動力F2 とはその作用方
向が相違するため、可動スクロール部材100 を回転
(傾斜)させる方向のモーメントが生じることになる。 この回転モーメントはスラスト支持部104 ,105
 に加わる反力X1 ,X2 により生じるモーメント
によって受けられることになる。ここでスラスト反力X
1 ,X2 の和は作動室102 内の冷媒が可動スク
ロール部材100 を押圧する押圧力X3 に等しいこ
とになる。ところで、この押圧力X3 は作動室102
 の容積によりほぼ一定になるため、反力F1 と駆動
力F2 とによるモーメントが大きくなりすぎれば(図
14図示)支持力X1 ,X2 によるモーメントもそ
れに等しくならなければならない。そのため図14のよ
うに可動スクロール部材100 に対して支持部105
 側へ押圧する力を発生させることができなくなる。そ
の結果可動スクロール部材100 が固定スクロール部
材101 側に接触し、その部位で反力X2 が生じる
ことになる。換言すれば、可動スクロール部材100 
は軸線に対して傾いて一部が支持部105 から引き離
されることになる。
【0004】このように可動スクロール部材100 が
固定スクロール部材101 と接触しながら公転し始め
るようになれば、可動スクロール部材100 と固定ス
クロール部材101との間の接触面圧が大きくなり、可
動スクロール部材100 の回転に要する駆動力が必要
以上に大きくなるのみならず、可動スクロール部材10
0 および固定スクロール部材101の耐久性も劣化さ
せることになる。さらに、可動スクロール部材100 
が傾斜することとなる結果、可動スクロール部材100
 と固定スクロール部材101 との間から漏れが発生
する恐れも生じる。したがって、従来のスクロール型圧
縮機では、反力F1 および駆動力F2 によるモーメ
ントが過大になるような形状に可動スクロール部材10
0 および固定スクロール部材101 を設計すること
ができず、その結果として可動スクロール部材および固
定スクロール部材の幅が小さなものとならざるを得なか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みて案出されたもので、可動スクロール部材および固
定スクロール部材のスクロール部歯丈を大きくしても、
可動スクロール部材がスラスト支持部材から引き離され
ないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、吸入ポートと吐出ポートを有するハウジ
ングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウジ
ング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上に
形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と中
心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロー
ル部材と、前記ハウジングの開口部を覆うように一体的
に取付けられたフロントハウジングと、該フロントハウ
ジングに回転自在に支持されるとともに、軸心に対して
所定量偏心したクランク部を有し、前記可動スクロール
部材に公転運動を与えるシャフトと、前記可動スクロー
ル部材の公転のみを許容し、自転を阻止する回り止め機
構と、前記可動スクロール部材が前記固定スクロール部
材から離れる方向の変位を規制するスラスト支持部材を
備えるとともに、前記可動スクロール部材を前記スラス
ト支持部材に押圧する押圧手段を有することを特徴とす
るスクロール型圧縮機を提供する。
【0007】
【作用】上記構成により、本発明のスクロール型圧縮機
では、可動スクロール部材を安定的にスラスト支持部材
に押し付けることができ、可動スクロール部材が傾斜し
てスラスト支持部材の一部から引き離され、固定スクロ
ール部材に大きな面圧で接触するということが良好に防
止できる。
【0008】
【実施例】以下本発明圧縮機の実施例を図に基づいて説
明する。第1実施例を示す図1において、200 はア
ルミニウム合金製のフロントハウジングで、段付け円筒
状部201 および202 を有し、この円筒状部にベ
アリング203 および204 を保持する。そしてベ
アリング204 によりシャフト103 の小径部を回
転自在に支持し、またベアリング203 によりシャフ
ト103 の大径部110 を回転自在に支持する。シ
ャフト103 はさらに中径部111 を有し、この中
径部111 外周に配設されたシャフトシール205 
によって圧縮機内部の冷媒および潤滑油がシャフト10
3 に沿って外部に漏洩するのを防止する。シャフト1
03 にはクランク部114 が一体的に形成されてお
り、前記クランク部114 には磁石310 がエポキ
シ樹脂で接着する等の方法で取付けられている。このク
ランク部114 はシャフト103 の回転軸より所定
量偏心して配設される。また、シャフト103 には可
動スクロール部材100 の偏心を補うべくバランスウ
ェイト112 が固定されている。
【0009】可動スクロール部材100 はクランク部
114 にベアリング210 を介して回転自在に係合
している。従ってクランク部114 の回転を受けて可
動スクロール部材100はリアハウジング211内で公
転を行なうことになる。 また、前記可動スクロール部材100 には前記磁石3
10 と対向する面に磁性体からなるプレート320 
が取付けられている。リアハウジング211 には固定
スクロール部材101 がボルト212 によって固定
されている。またリアハウジング211 には吸入ポー
ト213 および吐出ポート214 が開口している。 吸入ポート213 および吐出ポート214 の間は固
定スクロール部材101 によって区画されている。 図中固定スクロール部材101 の外側空間は吸入圧空
間となり、固定スクロール部材101 の右側空間は吐
出圧空間となる。また固定スクロール部材101 には
吐出弁215 が弁カバー216 とともにボルト21
7 によって固定されている。
【0010】フロントハウジング200 とリアハウジ
ング211 との間にはスラスト支持板220が挟持さ
れ、スラスト支持板220 には可動スクロール部材1
00 と対向する面に軸受鋼よりなる第2支持プレート
222 が取付けられている。可動スクロール部材10
0 のうちスラスト支持板220 と対向する面には、
支持板220 と同様に、軸受鋼よりなる第1支持プレ
ート221 が取付けられ、第1支持プレート221 
と第2支持プレート222 の間には鋼球223 が挟
持されている。
【0011】なお、鋼球223 は図2に示すような自
転防止規制板230 によって保持されている。この自
転防止規制板230 は鋼球223 を保持すべく一対
の板部材よりなり、かつ各板部材には可動スクロール部
材100 の公転半径に対応した径を有する保持孔23
1 が形成されている。
【0012】次に上記構成よりなる圧縮機の作動を説明
する。フロントハウジングの円筒状部202 の外面に
配設される図示しない電磁クラッチを介して自動車走行
用エンジンの回転駆動力がシャフト103 に伝達され
る。その駆動力を受けてシャフト103はその回転軸周
りにフロントハウジング200 内で回転する。ここで
クランク部114 はシャフト103の回転軸に対して
所定量偏心しているため、可動スクロール部材100 
はリアハウジング211 内で公転を行なうことになる
。この際、可動スクロール部材100 に生じる自転は
自転規制板230 と鋼球223との係合によって防止
される。
【0013】図3の(a)乃至(d)はこの可動スクロ
ール部材100 の公転運動を示す。この公転運動に伴
い可動スクロール部材100 と固定スクロール部材1
01 との間に形成される作動室102 はその容積を
増減させることになる。可動スクロール部材100 の
外部は吸入圧空間であるため、可動スクロール部材10
0 と固定スクロール部材101 との間の空間150
 より冷媒が作動室102 内に吸入される。次いで作
動室102 の容積減少とともに冷媒の圧縮がなされ、
圧縮された冷媒が所定圧以上の高圧となれば、吐出口1
51 より吐出弁215を押し開いて吐出室152 に
吐出される。なお、本例の圧縮機では可動スクロール部
材100 が約2.2回転することにより圧縮を完了す
ることとなる。吐出室152 に吐出された高圧の冷媒
は吐出ポート214より冷凍サイクルの図示しないコン
デンサに向って吐出される。
【0014】作動室102 内における冷媒の圧縮によ
って圧縮反力F1 が可動スクロール部材100 に発
生する。この反力F1に相当する駆動力F2 は図4に
示すようにクランク部114 に生じることになる。本
例の圧縮機では可動スクロール部材100 および固定
スクロール部材101 のスクロール部歯丈を35mm
程度と比較的大きく設定してあるため、この反力F1 
および駆動力F2 により生じる回転モーメントも大き
なものとなる。
【0015】この回転モーメントはスラスト支持部10
4 ,105 に加わる反力X1 ,X2 により受け
られることになる。前記スラスト力X1 とX2 との
和は作動室102 内の冷媒が可動スクロール部材10
0 を押圧する押圧力X3 と前記磁石310 が前記
プレート320 を吸引する力X4 との和に等しくな
る。
【0016】本発明の効果を図5に示す。図中横軸は可
動スクロール部材100 および固定スクロール部材1
01 のスクロール部歯丈を示し、縦軸はスラスト力X
2 を示す。従来例のように磁石310 が設けられて
おらず、磁力による吸引力X4 が働いていない場合(
図中破線)は、スラスト力X2 が正となり可動スクロ
ール部材100 がスラスト支持部材240 から引き
離されないためには、スクロール部歯丈はおよそ32m
m以下でなければならない。本例では、希土類を含む強
力な磁石310 を用い、20kgf 程度の吸引力を
発生しているため、図中実線に示すように、スクロール
部歯丈を35mmというように大きく設定することがで
きる。また、その結果として可動スクロール部材100
および固定スクロール部材101 の径方向長さを縮小
することができ、ハウジング200 および211 の
外径も従来は 118mmであったものが、1割減の 
105mm程度と小さくすることができる。
【0017】なお、上述の例では、クランク部114 
に磁石310を可動スクロール部材100 にプレート
320 を取付けているが、それとは逆に、クランク部
114 にプレート320を可動スクロール部材100
 に磁石310 を取付けてもよい。さらに、図6に示
すように、クランク部114 および可動スクロール部
材100 にともに、対向する面の極性が反対となるよ
うな第1の磁石310 及び第2の磁石311 を取付
けてもよい。
【0018】本発明の第2実施例を図7に示す。この第
2実施例では、可動スクロール部材100 にホルダ2
50 がサークリップ226 によって取付け固定され
ている。そして、ホルダ250 に環状の磁石310 
を、シャフト103 に形成された磁性体つば状部11
3と対向するように取付けることによって、第1実施例
と同様の効果を奏することができる。その他の構造は第
1実施例と同様であるから、詳細な説明は省略する。
【0019】本発明の第3実施例を図8に示す。本実施
例においては第2実施例と同様に、磁石310 が取付
けられたホルダ250 が可動スクロール部材100 
に固定されるが、これに対向してフロントハウジング2
00 の内面に磁性体のプレート320 を取付ける構
成としている。
【0020】本発明の第4実施例を図9に示す。上述の
第1実施例から第3実施例は磁石の吸引力を利用した例
であるが、本例は磁石どうしの反発力を利用し、第1実
施例と同様の効果を奏するものである。ホルダ250 
に取付けられた第1の磁石310 とスラスト支持板2
20 のホルダ250 に対向する面に第1の磁石31
0 と向い合う面の極性が同じとなるよう第2の磁石3
11 が取付けられている。その他の構造は第1実施例
を示す図1と同様でよい。この例の場合は、第1の磁石
310 と第2の磁石311 が反発する結果、可動ス
クロール部材100 をスラスト支持板220 の方へ
押圧することができる。
【0021】本発明の第5実施例を図10に示す。この
第5実施例では、可動スクロール部材100 のシャフ
ト103 側端面にボス部410 が形成され、このボ
ス部410 に軸受鋼よりなるリング420が嵌合固定
されている。シャフト103 には一体的に円筒状のク
ランク部114 が形成され、前記クランク部内側にベ
アリング210 が配設される。そして前記可動スクロ
ール部材100 は、前記クランク部114 に前記ベ
アリング210 を介して、回転自在に係合している。 また、前記ボス部410 には磁石310 が取付けら
れ、前記クランク部114 には磁性体のプレート32
0 が取付けられている。
【0022】本実施例においても、第1実施例と同様の
効果を奏することができる。また、本実施例においてク
ランク部114 の材質を磁性体とすれば、磁性体のプ
レート320 を設ける必要はない。
【0023】本発明の第6実施例を図11に示す。前述
の第1実施例では、シャフト103 にクランク部11
4 が一体的に形成されているが、クランク部をシャフ
トと別体としても第1実施例と同様の効果を奏すること
ができる。 すなわち、図11に示す第6実施例では、シャフト10
3 に対して偏心した位置ピン510 が一体的に形成
され、クランク部材520 はサークリップ530 に
より前記ピン510 に取付け固定されている。
【0024】本発明の第7実施例を図12に示す。この
実施例は前述の第4実施例(図9参照)における互いに
反発する磁石310 及び311 に代えてスプリング
を用いた例である。すなわち、この例では圧縮ばね61
0がスラスト支持板220 とホルダ250 の間に配
設され、可動スクロール部材100 をスラスト支持部
240 に押圧している。前記圧縮ばね610 はスラ
スト支持板220 の円周上に設けられた溝によってそ
の位置が規制されており、前記圧縮ばね610 とホル
ダ250は相対運動をするため、摺動抵抗を小さくすべ
く、ホルダ250 には表面処理が施されている。
【0025】第7実施例のように、スプリングは使い方
によっては磁石と同様な作用をするから、前述の各実施
例の磁石をスプリングに置き換えることが可能であり、
それによって第1実施例と同様な効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】本発明のスクロール型圧縮機では、可動
スクロール部材に加わる圧縮反力および駆動力によって
生じる回転モーメントの大きさを従来のスクロール型圧
縮機より大きく設計することができる。そのため、本発
明のスクロール型圧縮機では、可動スクロール部材およ
び固定スクロール部材のスクロール部歯丈を大きく設定
することができ、可動スクロール部材および固定スクロ
ール部材の径方向長さを縮めることができる。その結果
としてスクロール型圧縮機全体の直径を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明圧縮機の第1実施例を示す断面図である
【図2】図1における自転規制板を示す側面図である。
【図3】(a)乃至(d)は図1の圧縮機における作動
室の作動状態を示す説明図である。
【図4】図1の圧縮機の圧縮反力および駆動力等を示す
説明図である。
【図5】本発明の効果を示す説明図である。
【図6】図1の圧縮機の磁石および磁性体プレートの他
の実施例を示す部分断面図である。
【図7】本発明圧縮機の第2実施例を示す断面図である
【図8】本発明圧縮機の第3実施例を示す断面図である
【図9】本発明圧縮機の第4実施例を示す断面図である
【図10】本発明圧縮機の第5実施例を示す断面図であ
る。
【図11】本発明圧縮機の第6実施例を示す断面図であ
る。
【図12】本発明圧縮機の第7実施例を示す断面図であ
る。
【図13】従来の圧縮機における圧縮反力および駆動力
等を図示する説明図である。
【図14】従来の圧縮機における問題点を解明するため
の説明図である。
【符号の説明】
100 …可動スクロール部材 101 …固定スクロール部材 102 …作動室 103 …シャフト 114 …クランク部 240 …スラスト支持部 223 …鋼球 310 …磁石 320 …磁性体プレート 610 …圧縮ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸入ポートと吐出ポートを有するハウ
    ジングと、端板上に形成された渦巻体からなり前記ハウ
    ジング内部に固定された固定スクロール部材と、端板上
    に形成された渦巻体からなり前記固定スクロール部材と
    中心をずらして噛み合うように組み込まれた可動スクロ
    ール部材と、前記ハウジングの開口部を覆うように一体
    的に取付けられたフロントハウジングと、該フロントハ
    ウジングに回転自在に支持されるとともに、軸心に対し
    て所定量偏心したクランク部を有し、前記可動スクロー
    ル部材に公転運動を与えるシャフトと、前記可動スクロ
    ール部材の公転のみを許容し、自転を阻止する回り止め
    機構と、前記可動スクロール部材が前記固定スクロール
    部材から離れる方向の変位を規制するスラスト支持部材
    を備えるとともに、前記可動スクロール部材を前記スラ
    スト支持部材に押圧する押圧手段を有することを特徴と
    するスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】  前記押圧手段が1個以上の磁石、また
    は1個以上の磁石と1個以上の磁性体よりなることを特
    徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】  前記押圧手段がスプリングよりなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
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