JPH04323551A - 金属材リモートフィールド渦流探傷装置 - Google Patents

金属材リモートフィールド渦流探傷装置

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Publication number
JPH04323551A
JPH04323551A JP3090691A JP9069191A JPH04323551A JP H04323551 A JPH04323551 A JP H04323551A JP 3090691 A JP3090691 A JP 3090691A JP 9069191 A JP9069191 A JP 9069191A JP H04323551 A JPH04323551 A JP H04323551A
Authority
JP
Japan
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flaw detection
signal
excitation
reference signal
detection data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3090691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Hosohara
靖治 細原
Kiwamu Suzuki
究 鈴木
Shigeru Fujiwara
茂 藤原
Shunei Kawabe
河部 俊英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C X R KK
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
C X R KK
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by C X R KK, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical C X R KK
Priority to JP3090691A priority Critical patent/JPH04323551A/ja
Publication of JPH04323551A publication Critical patent/JPH04323551A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属材探傷装置に係わり
、特に埋設ガス配管、化学プラント配管、熱交換器配管
等の管路の保守、管理をリモートフィールド渦流法で行
なう金属材探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】リモー
トフィールド渦流法を用いて、金属材の探傷を行うには
、励磁コイルと一つ又はそれ以上の受信コイルを管径の
2倍程度以上離して管軸方向に配置して構成した渦流セ
ンサを信号伝送用のケーブルに取り付け、管路内に挿入
し、励磁コイルに励磁信号を印加する。印加される励磁
信号は比較的低い周波数(数10Hz〜数100Hz)
で、電圧は数V〜数10Vが用いられる。
【0003】励磁信号により発生した電磁波は、供試管
路の肉厚を通過するものと、管路内を伝播するものにわ
けられ、管路内を伝播する電磁波は管路を導波管と考え
たときの遮断周波数よりはるかに低い周波数であるから
、急激に減衰してほとんど伝播しない。一方、管路の肉
厚を通過するものは間接伝播波と呼ばれ、管外を管路に
沿って伝播し、ゆっくり減衰し、同時に一部は管路肉厚
を再度通過し、管路内に浸透して受信コイルに検知され
る。
【0004】受信コイルにより検知された信号(以下、
受信信号という)は管路肉厚を2度通過していることか
ら非常に微弱(数μV〜数10μV)であり、管路肉厚
通過による表皮効果の影響で位相変化を受ける。リモー
トフィールド渦流法においては、管路肉厚とのリニアリ
ティーのよい位相変化を情報として用いることが多い。
【0005】上記リモートフィールド渦流法で、励磁コ
イルと受信コイルからなる渦流センサを供試管路内に挿
入し、一定速度で漸進させると、供試管の健全部並びに
欠陥部の状態と漸進による渦流センサの振動と相俟って
受信信号の振幅が変動し、位相検波された探傷データに
位相検波雑音が混入される。このため、探傷データが異
常な探傷データに変移する等の難点がある。
【0006】また、複数の受信コイルを管路内壁に環状
に配置した渦流センサを用いた場合累積された異常な探
傷データにより精度の高い管路の診断ができない等の難
点がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述した難点に鑑みなされたも
ので健全部から出力される受信信号を除去し、かつ、欠
陥部の受信信号だけを抽出するリミッター回路を設ける
ことにより、欠陥部の位相検波能率の向上、位相検波雑
音の減少、位相検波雑音の減少による探傷データのS/
Nの改善が図れる金属材探傷装置を提供することを目的
とする。
【0008】また、複数の受信コイルを設けたリモート
渦流センサを使用することにより多探傷データに含まれ
る位相検波雑音による異常な探傷データの累積の防止を
図った金属材探傷装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による金属材探傷
装置は、基準信号を発生する基準信号発生手段と、基準
信号と同相の励磁信号を印加し、供試金属材にリモート
フイールド渦流を発生させる励磁コイルと、励磁コイル
から所定の間隔離れて設けられリモートフイールド渦流
を受信し受信信号を出力する受信コイルと、受信コイル
から出力される受信信号が所定レベルの振幅を越えた部
分の受信信号を通過させるリミッター手段と、リミッタ
ー手段を通過した受信信号と基準信号とを比較し探傷デ
ータを出力する探傷データ生成手段とで構成する。
【0010】また、本発明による金属材探傷装置は、複
数の受信コイル、リミッター除去手段、探傷データ生成
手段で構成する。
【0011】
【作用】図1に示す励磁信号送出回路1からペア心線P
0を経由して渦流センサPRBの励磁コイルECに励磁
信号f0を送出する。受信コイルRC1〜RC9から出
力された受信信号f1〜f9はペア心線P1〜P9で受
信信号回路RCCの受信信号処理モジュールRQ1〜R
Q9へ送出される。一方、励磁信号送出回路1の参照信
号生成回路4から受信信号処理モジュールRQ1〜RQ
9へ送出される参照信号F0は位相比較器12で位相比
較されるが受信信号f1〜f9はリミッター回路10で
振幅が所定レベル以上にならないと波形整形器11に出
力されない。 この所定レベルは供試管の健全部では受信信号f1〜f
9が波形整形器11に出力されないように設定される。 このため欠陥部では位相検波能率が向上し、S/N比が
改善された探傷データが生成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明による金属材探傷装置の一実施
例を図1について詳述する。本発明による金属材探傷装
置は図1に示すように、励磁コイルECと複数の受信コ
イルRCn(説明のためnを1〜9とする)を設けた渦
流センサPRB、基準信号発生器2、励磁信号出力増幅
器3、参照信号生成回路4を設けた励磁信号送出回路1
及び受信信号処理モジュールRQ1〜RQ4を有する受
信信号回路RCCで構成され、励磁信号送出回路1の励
磁側端子T0、受信信号回路RCCの受信信号処理モジ
ュールRQ1〜RQ9の受信側端子RT1とRT2・・
・・・・はケーブルCBLのそれぞれのペア心線P0〜
P9で接続され、ペア心線P0から送出される励磁信号
は励磁コイルECで、受信コイルRC1〜RC9で発生
した受信信号f1〜f9はペア心線P1〜P9で送受さ
れる。
【0013】励磁信号送出回路1の基準信号発生回路2
で発振された励磁信号f0は励磁信号出力増幅器3で増
幅されて励磁側端子T0へ、参照信号生成回路4で生成
された参照信号F0は励磁側端子T1を介して受信信号
回路RCCのそれぞれの受信側端子RT4へ送出される
。 受信信号回路RCCの受信信号処理モジュールRQ1〜
RQ9のそれぞれの受信端子RT1〜RT2は受信信号
インタフェース5の差動増幅器6の入側に接続され、差
動増幅器6の出側はローパスフィルタ7、受信アンプ8
、バンドパスフィルタ9を介してリミッター回路10の
入側と接続される。ペア心線P1〜P9に発生した同極
性の雑音は差動増幅器で除去される。また、差動増幅器
6から出力される受信信号f1〜f9の高周波成分はロ
ーパスフィルタ7で除去される。ローパスフイルタ7で
高周波成分を除去された受信信号f1〜f9はバンドパ
スフィルタ9を経由してリミッター回路10の入側へ送
出される。リミッター回路10の出側は波形整形器11
の入側と接続され、波形整形器11の出側は位相比較器
12の一方の入側と接続される。位相比較器12の他方
の入側は受信側端子RT4と接続され、位相比較器12
の出側は探傷信号出力器13を介して受信側端子RT3
と接続される。
【0014】受信信号処理モジュールRQ1〜RQ9の
それぞれの受信側端子RT4・・・・・・は励磁信号送
出回路1の励磁側端子T1と接続され、それぞれの位相
比較器12・・・・・は一方の入側に入力される受信信
号f1〜f9と他方の入側に入力される参照信号F0を
比較する。上記構成の金属材探傷装置では、バンドパス
フィルタ9の出側の受信信号f1〜f9はリミッター回
路10により振幅が所定レベル以上にならないと波形整
形器11に出力されない。この所定レベルは供試管の透
磁率により定められ、供試管の健全部では受信信号f1
〜f9が波形整形器11に出力されないように設定され
る。このため欠陥部の受信信号だけを検波するので検波
能率が向上し、S/N比の良い探傷データが生成される
【0015】
【発明の効果】本発明による金属材探傷装置は、基準信
号を発生する基準信号発生手段と、基準信号と同相の励
磁信号を印加し、供試金属材にリモートフイールド渦流
を発生させる励磁コイルと、励磁コイルから所定の間隔
離れて設けられリモートフイールド渦流を受信し受信信
号を出力する受信コイルと、受信コイルから出力される
受信信号が所定レベルの振幅を越えた部分の受信信号を
通過させるリミッター手段と、リミッター手段を通過し
た受信信号と基準信号とを比較し探傷データを出力する
探傷データ生成手段とで構成されているので、欠陥部の
受信信号だけを検波することによる位相検波能率の向上
、位相検波能率の向上による位相検波雑音の減少及び探
傷データのS/N比の改善が図れる効果がある。
【0016】また、本発明による金属材探傷装置は、複
数の受信コイル、リミッター手段、探傷データ生成手段
を設ければ抽出された欠陥部に含まれる位相検波雑音に
よる異常な探傷データの累積の防止が図れる効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金属材探傷装置の一実施例を示す
ブロック図
【符号の説明】
2・・・・・・基準信号発生器(基準信号発生手段)1
0・・・・・・リミッター回路(リミッター手段)12
・・・・・・位相比較器(探傷データ生成手段)EC・
・・・・・励磁コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準信号を発生する基準信号発生手段と、
    前記基準信号と同相の励磁信号を印加し、供試金属材に
    リモートフイールド渦流を発生させる励磁コイルと、前
    記励磁コイルから所定の間隔離れて設けられ前記リモー
    トフイールド渦流を受信し受信信号を出力する受信コイ
    ルと、前記受信コイルから出力される受信信号が所定レ
    ベルの振幅を越えた部分の受信信号を通過させるリミッ
    ター手段と、前記リミッター手段を通過した受信信号と
    前記基準信号とを比較し探傷データを出力する探傷デー
    タ生成手段とを備えたことを特徴とする金属材探傷装置
  2. 【請求項2】複数の前記受信コイル、前記リミッター手
    段、前記探傷データ生成手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の金属材探傷装置。
JP3090691A 1991-04-22 1991-04-22 金属材リモートフィールド渦流探傷装置 Pending JPH04323551A (ja)

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Effective date: 20010410