JPH04322206A - 中心芯材とポリマー被覆層からなる長尺部材の仮接続方法 - Google Patents

中心芯材とポリマー被覆層からなる長尺部材の仮接続方法

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JPH04322206A
JPH04322206A JP3116672A JP11667291A JPH04322206A JP H04322206 A JPH04322206 A JP H04322206A JP 3116672 A JP3116672 A JP 3116672A JP 11667291 A JP11667291 A JP 11667291A JP H04322206 A JPH04322206 A JP H04322206A
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JP
Japan
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coating layer
long
polymer coating
core material
elongated member
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Pending
Application number
JP3116672A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Shizuka Yamaguchi
静 山口
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心芯材とポリマー被
覆層からなる長尺部材の仮接続方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】例えば光ケーブルには、図16および図
17に示すような、光ファイバ心線収納用の長尺部材が
使用されている。この長尺部材11は、中心テンション
メンバー12の外周に、らせん状の溝14を有するプラ
スチック被覆層13を設けたものである。この長尺部材
11を用いて光ケーブルを製造する場合には、長尺部材
11を撚線機の中心を通して所定の速度で走行させると
共に、その撚線機から光ファイバ心線をサプライして、
光ファイバ心線をらせん溝14の中に落とし込むという
方法がとられる。
【0003】このようにして光ケーブルを製造する場合
、長尺部材は長さが限られているため、1本の長尺部材
について光ケーブルの製造が終わると、次の長尺部材を
送り込む必要がある。この場合、先行の長尺部材を撚線
機から完全に引き抜いてしまってから後続の長尺部材を
送り込むと、時間がかかり、設備稼働率が低下するので
、これを回避するため通常は、先行の長尺部材の後端に
後続の長尺部材を仮接続して、後続の長尺部材を撚線機
に引き込むことが行われている。
【0004】また光ファイバ心線収納後において、保護
シースを被覆する工程でも、同様の仮接続を行ってシー
ス装置への後続の長尺部材の引込みを行っている。
【0005】光ファイバ心線収納用の長尺部材の仮接続
はこのような場合に行われるのであるが、従来この仮接
続は次のようにして行っていた。すなわち、中心テンシ
ョンメンバーが鋼線である場合には、図18に示すよう
に、長尺部材11の端部のプラスチック被覆層13をは
ぎ取り、中心の鋼線12aを露出させ、その鋼線12a
を中間リング15 (これは省略する場合もある) に
通してUターンさせ、鋼線12aのラップ部分に針金1
6を巻き付けることで仮接続を行っていた。
【0006】また中心テンションメンバーがFRP線で
ある場合には、図19に示すように、長尺部材11の端
部のプラスチック被覆層13をかなり長めにはぎ取り、
露出したFRP線12bを約30cmにわたってオーバ
ーラップさせた後、その部分に透明粘着テープ17を巻
き付けて締めつけることで仮接続を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような仮接
続は手作業で行われていたため、時間がかかり、作業者
の負担も大きかった。このため長尺部材の仮接続を機械
的に行うことが検討されていたが、接続すべき長尺部材
のサイズは必ずしも一様ではなく、特に中心テンション
メンバーは鋼線の場合でも単線と撚線があり、またFR
P線の場合でもその外径は様々であり、さらに鋼線とF
RP線を仮接続する場合もあるなど、仮接続の組合せが
多岐にわたるため、圧縮スリーブなどにより機械的に接
続することが困難であった。
【0008】このような問題は種々のサイズの電線を同
じ装置で次々に製造する場合などにも生じる。電線の場
合は導体が前記光ケーブル用長尺部材の中心テンション
メンバーに相当し、絶縁層がプラスチック被覆層に相当
しており、やはり同様の仮接続が行われる。
【0009】この明細書では、中心テンションメンバー
や導体などを総称するときは中心芯材といい、プラスチ
ック被覆層や絶縁層などを総称するときはポリマー被覆
層ということとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した、中心芯材とポリマー被覆層を有する長
尺部材の仮接続方法を提供するもので、その方法は、長
尺部材の端部付近のポリマー被覆層にその肉厚の中間部
まで全周にわたってカッターを食い込ませ、その後カッ
ターまたは長尺部材を軸線方向に移動させてポリマー被
覆層の端部を肉厚の中間部まで削り取り、このようにし
て接続すべき長尺部材の端部にそれぞれ中心芯材の露出
しない同じ外径のポリマー被覆層の減径部を形成し、こ
の減径部を接続スリーブに挿入して圧縮接続することを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】この方法は、長尺部材の端部のポリマー被覆層
を全部はぎ取ってしまうのではなく、カッターを一定の
外径のところまで食い込ませて軸線方向に移動させるこ
とによりポリマー被覆層の端部を同じ外径に削り取るの
である。このようにすれば、長尺部材の接続端部は中心
芯材の外径や種類に関係なく、同じ外径に成形されるか
ら、一様な内径を有する単純な接続スリーブで簡単に圧
縮接続することができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。まず図1および図2を参照して本発明の仮
接続方法を実施するのに好適な装置の概要を説明する。 この装置は、光ファイバ心線収納用の長尺部材11の仮
接続を行うもので、作業台21上に、長尺部材11の切
断機23と、長尺部材11の端部のプラスチック被覆層
13を所定の外径に削り取る端部処理機25と、長尺部
材11の端部にスリーブを圧着する圧着機27を設置し
たものである。
【0013】切断機23は油圧シリンダ29により、成
形機25は二つの油圧シリンダ31、33により、圧着
機27は油圧シリンダ35によりそれぞれ動作し、各油
圧シリンダ29〜35には油圧発生器37から油圧が供
給されるようになっている。
【0014】仮接続にあたっては、まず長尺部材11の
端部を切断機23に挿入して、端面が軸線に垂直になる
ように切断する。この切断作業は長尺部材11の端面が
予め軸線に垂直に切断されている場合は省略することが
できる。
【0015】次に切断を終えた長尺部材11の端部を端
部処理機25に挿入する。図3および図4はそのときの
状態を示す。図3および図4において、39A、39B
は上側と下側のチャック、41A、41Bは上側と下側
のチャックホルダー、43A、43Bは上側と下側のカ
ッター、45A、45Bは上側と下側のカッターホルダ
ー、47は押し付けブロック、49は固定フレーム、5
1はスライドブロック、31は押し付けブロック47を
上下させる油圧シリンダ、33はスライドブロック51
を前進後退させる油圧シリンダである。
【0016】長尺部材11の端部を端部処理機25に挿
入するときは図示のように上側チャック39Aおよび上
側カッター43Aは押し付けブロック47に保持されて
上昇位置にあり、上下のカッター43A、43Bはスラ
イドブロック51に位置決めされて前進位置 (チャッ
ク39A、39Bに接近した位置) にある。なお上側
カッターホルダー45Aは押し付けブロック47に保持
されたままスライドブロック51によって長尺部材11
の軸線方向へ移動可能になっている。
【0017】またカッター43A、43Bの刃は図4に
示すように半円形になっており、それを合わせたときの
内径は、長尺部材11のプラスチック被覆層13の外径
より小さく、中心テンションメンバー12の外径より大
きくなっている。
【0018】さて長尺部材11の端部を端部処理機25
に挿入したならば次は、油圧シリンダ31を動作させて
図5および図6に示すように押し付けブロック47を押
し下げる。するとチャック39A、39Bが長尺部材1
1を把持する (爪がプラスチック被覆層13に食い込
む) と共に、カッター43A、43Bが長尺部材11
のプラスチック被覆層13の肉厚の中間部まで全周にわ
たって食い込む。
【0019】この状態で油圧シリンダ33を動作させ図
7に示すようにスライドブロック51を後退させる (
チャック39A、39Bから遠ざかる方向に移動させる
) と、カッター43A、43Bはプラスチック被覆層
13に食い込んだまま移動させられるため、プラスチッ
ク被覆層13の端部は図8のように肉厚の中間部まで削
り取られ、カッターの刃の内径と同じ外径の減径部13
aが形成される。なお図8において13bはプラスチッ
ク被覆層13から削り取られたプラスチック片である。 以上のような端部処理を仮接続するもう一方の長尺部材
についても行う。
【0020】次に図9に示すようにプラスチック被覆層
13の減径部13aを金属製接続スリーブ53の一端側
に挿入し、これを図10に示すように圧着機27にセッ
トして圧着作業を行う。なお図10および図11におい
て、55Aは内面に突起57Aを有する上側圧着ダイス
、55Bは内面に突起57Bを有する下側圧着ダイス、
59A、59Bは上側と下側のダイスホルダー、61は
固定フレーム、35は上側ダイス55Aを上側ダイスホ
ルダー59Aと共に上下させる油圧シリンダである。
【0021】油圧シリンダ35により上側圧着ダイス5
5Aを押し下げると、突起57A、57Bが接続スリー
ブ53に食い込んで、接続スリーブ53と減径部13a
とが圧着される。圧着後の状態を図12および図13に
示す。
【0022】このあと接続スリーブ53の他端側に、も
う一方の長尺部材の減径部を挿入して圧着を行うと図1
4のようになり、先行と後続の長尺部材11が仮接続さ
れた状態となる。図14は長尺部材11のプラスチック
被覆層13が同じサイズの場合であるが、減径部13a
は同じ内径のカッターで削り取って形成するものである
から、図15に示すようにプラスチック被覆層13の外
径が異なる長尺部材11も同じスリーブ53で接続する
ことができる。
【0023】以上は本発明の一実施例であり、本発明は
これに限られるものではなく、例えば絶縁電線に保護層
などを被覆する工程で、先行と後続の絶縁電線を仮接続
する場合などにも適用できるものである。また接続スリ
ーブの圧着形状も特に図示のものに限定されるものでは
なく、適宜の圧着形状にすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
心芯材とポリマー被覆層からなる長尺部材を直管状の接
続スリーブを用いて簡単にしかも確実に仮接続すること
ができ、仮接続作業の効率が大幅に向上すると共に、作
業者の負担も軽減できる。特に本発明によれば、長尺部
材のサイズが異なっても同じ接続スリーブで接続するこ
とができるので、仮接続作業の機械化が容易であり、か
つ接続スリーブの適用範囲が広く、コスト安である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係る長尺部材の仮接続方法を実施
するのに好適な装置の一例を示す正面図。
【図2】  図1の装置の側面図。
【図3】  本発明の仮接続方法の一実施例で用いる端
部処理機の処理前の状態を示す断面図。
【図4】  図3の状態における端部処理機のカッター
と長尺部材の関係を示す側面図。
【図5】  図3の端部処理機の処理中の状態を示す断
面図。
【図6】  図5の状態における端部処理機のカッター
と長尺部材の関係を示す側面図。
【図7】  図3の端部処理機の処理後の状態を示す断
面図。
【図8】  図7の状態における長尺部材を示す正面図
【図9】  図8の長尺部材の端部を接続スリーブに挿
入した状態を示す断面図。
【図10】  本発明の仮接続方法の一実施例で用いる
圧着機を示す断面図。
【図11】  図10のA−A線における断面図。
【図12】  長尺部材の端部に接続スリーブを圧着し
た状態を示す一部切開正面図。
【図13】  図12のB−B線における断面図。
【図14】  本発明の一実施例により同径の長尺部材
を仮接続した状態を示す一部切開正面図。
【図15】  本発明の一実施例により異径の長尺部材
を仮接続した状態を示す一部切開正面図。
【図16】  光ファイバ心線収納用の長尺部材の一例
を示す正面図。
【図17】  図16のC−C線における断面図。
【図18】  光ファイバ心線収納用の長尺部材の、従
来の仮接続方法の一例を示す正面図。
【図19】  光ファイバ心線収納用の長尺部材の、従
来の仮接続方法の他の例を示す正面図。
【符号の説明】
11:光ファイバ心線収納用の長尺部材12:中心テン
ションメンバー (中心芯材)13:プラスチック被覆
層 (ポリマー被覆層)     14:らせん状の溝 23:切断機    25:端部処理機    27:
圧着機 39A、39B:チャック 43A、43B:カッター    47:押し付けブロ
ック  51:スライドブロック 53:接続スリーブ    55A、55B:圧着ダイ
ス    57A、57B:突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中心芯材とポリマー被覆層からなる長
    尺部材を仮接続するに際し、長尺部材の端部付近のポリ
    マー被覆層にその肉厚の中間部まで全周にわたってカッ
    ターを食い込ませ、その後カッターまたは長尺部材を軸
    線方向に移動させてポリマー被覆層の端部を肉厚の中間
    部まで削り取り、このようにして接続すべき長尺部材の
    端部にそれぞれ中心芯材の露出しない同じ外径のポリマ
    ー被覆層の減径部を形成し、この減径部を接続スリーブ
    に挿入して圧縮接続することを特徴とする中心芯材とポ
    リマー被覆層からなる長尺部材の仮接続方法。
JP3116672A 1991-04-22 1991-04-22 中心芯材とポリマー被覆層からなる長尺部材の仮接続方法 Pending JPH04322206A (ja)

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