JPH04321492A - 滑走路の構造 - Google Patents

滑走路の構造

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Publication number
JPH04321492A
JPH04321492A JP11221391A JP11221391A JPH04321492A JP H04321492 A JPH04321492 A JP H04321492A JP 11221391 A JP11221391 A JP 11221391A JP 11221391 A JP11221391 A JP 11221391A JP H04321492 A JPH04321492 A JP H04321492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind
landing
water
runway
nozzles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11221391A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Taguchi
典生 田口
Hidezo Kobayashi
小林 秀造
Koji Yanagisawa
柳沢 孝次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP11221391A priority Critical patent/JPH04321492A/ja
Publication of JPH04321492A publication Critical patent/JPH04321492A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、滑走路の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】着陸態勢に入った航空機は推進力をほと
んど失っているから、横風を受けることは極めて危険で
ある。特に最近の航空機は高速飛行時の安定性の向上の
ために垂直尾翼が大型化している。そのために低速飛行
の場合には横風安定性が低下している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記したような航空
機の傾向から、次のような問題点が発生している。 <イ>そうした垂直尾翼の大型化によって低速飛行の場
合には横風安定性が低下している。 <ロ>しかし今後は航空機の需要が急増するために運行
量も増え航空機の着陸間隔が狭まることが予想される。 そのために横風を受ける状況でも安全でかつ迅速に着陸
できることが望まれる。
【0004】
【本発明の目的】本発明はこのような問題を改善するた
めになされたもので、横風の有無に関係なく安全に着陸
できる滑走路の構造を提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、滑走路の着
陸側の端部、およびその延長上に航空機の侵入進路と平
行に、水を噴射するノズルを配置した、滑走路の構造で
ある。さらに本発明は、滑走路の着陸側の端部、および
その延長上に、航空機の侵入進路と平行に、水を噴射す
るノズルと、空気を噴射するノズルを配置した、滑走路
の構造である
【0006】
【本発明の構成】以下図面を参照しながら本発明につい
て説明する。 <イ>滑走路の端部 本発明の特徴は、滑走路1の着陸側の端部における横風
遮断構造に存在するものである。そのために滑走路1の
着陸側の端部と、およびその延長上であって、航空機の
進入路の両側、あるいは風向きが一定であれば片側にウ
オーターカーテン2用の噴射ノズルを配置する。
【0007】<ロ>ウオーターカーテン2侵入路の両側
に配置するウオーターカーテン2用のノズルには加圧水
を供給するためのポンプを接続する。このポンプによっ
て加圧する水は、滑走路1の路面の下の空間に配置した
地下のタンク3に貯水しておく。水噴射用のノズルの配
置は、滑走路1および滑走路1を外れた海域、その他の
用地に配置する。ノズルから噴射して形成するウオータ
ーカーテン2の高さは、たとえば30メートル程度の高
度に達するようにポンプの出力を設定する。このウオー
ターカーテン2は、航空機の侵入路を挟んで両側の1列
づつ配置すればその目的を達成するが、横風の強い地方
においては2列あるいはそれ以上のウオーターカーテン
2を形成することも可能である。さらに地形等によって
年間を通して同一方向からのみ風が吹く場所では、風上
側にだけ一列、あるいは複数列設置することも可能であ
る。
【0008】<ハ>エアカーテン4 航空機の侵入進路の一側に、あるいは進路を挟んでその
両側に水を噴射して形成したカーテンが横風によって変
形し、水が不必要な範囲や方向に飛散する場合が予想さ
れる。その様な場合や横風の強い地方においては、水噴
射用のノズルとならんで、圧縮空気を噴射するエアカー
テン4用のノズルを配置することができる。するとこの
エアカーテン4の空気圧によってウオーターカーテン2
の水の飛沫が滑走路1側に飛散することを阻止すること
ができる。したがってこのエアカーテン4は、最も外側
のウオーターカーテン2よりも、侵入路側に設けること
が望ましい。
【0009】
【作用】次に航空機の侵入時の状況について説明する。 風のない場合にはもちろんウオーターカーテン2は不要
である。風の状況に応じて風上側のみのウオーターカー
テン2を形成する。通常、航空機は約3度の角度で侵入
して着陸するから、高度30メートル以下に降りてきた
所から防風効果を発揮させるために、ウオーターカーテ
ン2の形成長さを600メートルとし、航空機の高度の
低下に合わせて噴水の高さを変えて行く。この場合の噴
射の水は、地上部では真水を、海上部では海水を使用す
る。噴射に使用するポンプの電源には、空港全体に太陽
電池を敷き詰めてその電力を使用することができる。滑
走路1の流れた水は雨水の処理と同じ方法によって地下
のタンク3に回収し、再度利用することができる。さら
に風がきわめて強い場合には、ウオーターカーテン2に
沿って高圧の空気を噴射してエアカーテン4を形成し、
この上昇力によって横風に抵抗させる。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ>風を遮るには固定した壁面を滑走路1の両側に形
成する方法も考えられるが、この方法では壁が原因で巻
風を発生してしまう。しかし本発明のウオーターカーテ
ン2を使用すればこうした巻風を発生することがないの
で航空機に悪影響を及ぼすことがなく、安全に横風を減
衰させることができる。 <ロ>噴水には海水や回収した雨水を使用すれば良いか
ら極めて経済的である。 <ハ>噴水を高く上げることによって空港周辺の景観の
価値を高めることができる。さらに落下した水によって
水面で曝気効果が生じ、海水を浄化することができる。 <ニ>風の状況に応じてウオーターカーテン2やエアカ
ーテン4を使い分け、その高さを調節することができる
から最適な状況で航空機の着陸を補助することができる
。 <ホ>太陽電池をポンプの電源として使用すれば安価な
経費で航空機の着陸時の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑走路の平面図
【図2】その側面図
【図3】その断面図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】滑走路の着陸側の端部、およびその延長上
    に航空機の侵入進路と平行に、水を噴射するノズルを配
    置した、滑走路の構造
  2. 【請求項2】滑走路の着陸側の端部、およびその延長上
    に、航空機の侵入進路と平行に、水を噴射するノズルと
    、空気を噴射するノズルを配置した、滑走路の構造
JP11221391A 1991-04-18 1991-04-18 滑走路の構造 Pending JPH04321492A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2497778A (en) * 2011-12-21 2013-06-26 Uyioghosa Leonard Igie Reducing aero-engine emissions within an airport
JP6811508B1 (ja) * 2020-08-27 2021-01-13 株式会社エアロネクスト 着陸設備
JP6928991B1 (ja) * 2020-08-27 2021-09-01 株式会社エアロネクスト 着陸設備

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WO2022044212A1 (ja) * 2020-08-27 2022-03-03 株式会社エアロネクスト 着陸設備
JP2022039967A (ja) * 2020-08-27 2022-03-10 株式会社エアロネクスト 着陸設備

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