JPH04319696A - 原子力設備の格納容器の圧力放出方法と装置 - Google Patents

原子力設備の格納容器の圧力放出方法と装置

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JPH04319696A
JPH04319696A JP4048056A JP4805692A JPH04319696A JP H04319696 A JPH04319696 A JP H04319696A JP 4048056 A JP4048056 A JP 4048056A JP 4805692 A JP4805692 A JP 4805692A JP H04319696 A JPH04319696 A JP H04319696A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格納容器の内部に配置
され洗浄液を含むフィルタを介して原子力設備の格納容
器の圧力を放出する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力設備の格納容器内の圧力がすべて
の予想に反して格納容器の設定値を超えるおそれがある
とき、その格納容器の圧力を放出する必要がある。原子
力設備の格納容器の圧力を低減するためには、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第3806872号公報に記載さ
れている方法および装置の使用が有効である。ここでは
格納容器の内部にフィルタの一部として湿式洗浄器が設
けられており、格納容器の内部に生ずるガス・蒸気混合
物はその湿式洗浄器によって毒性ないし放射性成分が大
気に放散される前に浄化される。
【0003】湿式洗浄器の特別な形態がドイツ連邦共和
国特許出願公開第3815850号公報に記載されてい
る。この装置ではベンチュリノズルの内部でガス・蒸気
混合物と洗浄液との混合が行われるので、非常に緊密な
混合従って非常に良好な洗浄効果が保証される。
【0004】格納容器の内部におけるガス・蒸気混合物
は、その発生原因に関係なく格納容器の設定圧力に到達
した際、その約70%は水蒸気と圧縮された空気と格納
容器内部で形成された他のガスとから成っている。その
ガスには無視できない量の純粋な水素も含まれている。
【0005】格納容器の内部に収納されている湿式洗浄
器による従来提案されている方式では、湿式洗浄器は熱
絶縁されて加熱されないか、あるいは熱絶縁されず従っ
て常時加熱されている。そのために洗浄液例えば水の温
度はガス・蒸気混合物の温度よりもかなり低いので、少
なくともこの装置が始動した際にガス・蒸気混合物が洗
浄液を通過するとき、水蒸気の望ましくない激しい凝縮
が生じるおそれがある。この水蒸気の凝縮には特別な技
術でしか対処できない。洗浄液における水蒸気の凝縮の
他の欠点は、湿式洗浄器から流出するガス・蒸気混合物
内における純粋な水素ガスの按分量が望ましくない高い
按分量になることである。湿式洗浄器が常時加熱される
場合の付加的な欠点は、洗浄液が大量に連続して蒸発し
てしまうので、補充しなければならないことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、始動
過程中にどんな場合でも被ろ過物内に含まれる水蒸気を
僅かしか凝縮しない湿式フィルタを格納容器の内部に設
けるようにした原子力設備の格納容器の圧力放出方法と
装置を提供することにある。洗浄液としては好ましくは
水が使用されるので、洗浄液の温度はほぼ被ろ過物の温
度と同じにしなければならない。他方では連続運転にお
いて洗浄液の蒸発をできるだけ少なくしなければならな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、冒頭に述べた形式の圧力放出方法において、洗浄液
がフィルタを始動する前に格納容器を充満する加熱容量
を持つガス・蒸気混合物によって熱的短絡路を介して加
熱され、この熱的短絡路はフィルタの運転中はほとんど
作用しないようにされ、駄目にされ、洗浄液に対しては
ろ過作用にとって重要でない連続加熱容量だけが与えら
れることによって解決される。
【0008】本発明に基づく方法の有利な実施態様は、
連続加熱容量が加熱容量の01倍以下であること、洗浄
液が加熱容量で加熱される際に遅くとも8時間後好まし
くは2時間後にその運転温度に達すること、洗浄液の運
転温度が100℃〜150℃であり、加圧水を案内する
回路を直接放圧した場合に260℃に上昇することであ
る。
【0009】本発明に基づく方法の別の実施態様は、連
続加熱容量によって導入される熱量が洗浄液の蒸発によ
って奪取される熱量よりも小さく、フィルタの運転温度
がガス・蒸気混合物の入口温度よりも低いことである。
【0010】本発明に基づく方法は、洗浄液内における
凝縮が回避されることによって被ろ過物の容積が顕著に
変化することなく確実な始動が保証され、更にフィルタ
に対してコンパクトな構造および洗浄液の非常に少ない
消費が可能であるので、極めて有利である。
【0011】本発明に基づく方法を実施するためのフィ
ルタ容器は少なくとも部分的に二重壁構造をしており、
二重壁構造を形成する壁間に存在する空間は加熱時間中
に少なくとも部分的に熱伝導液で満たされ、熱伝導液の
少なくとも半分はフィルタの運転温度の到達後に蒸発さ
れる。その場合、熱伝導液が充填されていないフィルタ
容器の二重壁構造部分の熱伝導抵抗は、熱伝導液が充填
されている場合のそれよりも少なくとも10倍大きい。
【0012】本発明に基づく装置の好適な実施態様にお
いては、フィルタ容器は垂直軸心を取り囲み2つの同じ
壁から構成され二重壁構造に作られた好適には円筒状の
中央部分を有し、この中央部分は下側が湾曲底によって
上側が湾曲蓋によって固く閉じられている。これによっ
て、フィルタ容器は内側室と二重壁中央部分の全高さに
わたって延びる横断面環状の第2の室とを有し、この第
2の室は内部室に蓋の直ぐ下に配置された開口を介して
接続されている。
【0013】
【発明の効果】フィルタ容器のこのような構成は、内部
室を洗浄液で広い限界内で変動可能に充填することを可
能にし、フィルタ容器の周囲とフィルタ内容物との間の
熱的短絡路となる熱伝導液で第2の室の少なくともその
下側部分を充填することを可能にし、その第2の室内に
おける熱伝導液の蒸発を可能にする。第2の室から熱伝
導液が焼失することによってフィルタ容器の周囲とその
内容物との間の熱的短絡路が中断され、これによって上
述した利点が得られる。第2の室から熱伝導液が消失し
た後、この第2の室はガス・蒸気混合物からのろ過済み
の放射性廃棄物を収容するために利用され、従ってこの
放射性廃棄物は格納容器の中に留まるので有利である。
【0014】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0015】原子力設備の格納容器1の内部にフィルタ
2が配置されている。このフィルタ2は重大な事故が起
きた際に格納容器1の内部に生ずるガス・蒸気混合物を
ろ過するために設けられている。そのような事故の場合
、かなりの熱量が発散されることが考えられるので、格
納容器1の内部に存在する水の大部分は蒸発され、格納
容器1内の圧力は増加する。格納容器1の計算上の設定
圧力に達すると、その圧力を放出するためにガス・蒸気
混合物がフィルタ2を通してろ過されて外に排出される
【0016】フィルタ2は同心的な壁4、5から成る円
筒状中央部分を持った容器を有している。それらの壁4
、5の下端は湾曲底8によって互いに結合され、上端は
同様に湾曲した蓋9によって互いに結合され、外側に対
して閉じられている。壁4、5は両者の間に環状空間6
を形成し、この環状空間6はフィルタ容器の内部室10
を包囲している。この内部室10は蓋9のすぐ下側に位
置する開口を介して環状空間6に接続されている。
【0017】内部室10の内部においてその上端に壁5
にある開口の直前に液滴分離器13が取り付けられてい
る。環状空間6の内部にはその上側半部にフィルタマッ
ト11が配置されている。このフィルタマット11の半
径方向内側面は図示していない方式で液滴分離器13に
よって覆われた開口に接続され、半径方向外側面は排出
開口18に接続されている。ろ過済みのガス・蒸気混合
物はその排出開口18から格納容器1を貫通する管19
を通って格納容器1の外に導き出される。半径方向外側
の壁4は更に過圧配管32で貫通されている。環状空間
6は許容できない大きな内圧が生じた際に過圧配管32
を通して過圧弁33を介して放圧される。
【0018】環状空間6の全高さにわたる対流を避ける
ために、フィルタマット11の直ぐ下側に孔明きおよび
又はスリット付きの対流阻止板12が設けられている。
【0019】内部室10はフィルタ2の始動前に30〜
80%好適には約半分まで洗浄液3で充填される。壁4
、5間における環状空間6は対流阻止板12の下側がほ
ぼ完全に熱伝導液7で満たされている。洗浄液3並びに
熱伝導液7としてこの実施例の場合、水が用意されてい
る。
【0020】格納容器1の内部室からフィルタ2への被
ろ過物即ちガス・蒸気混合物の導入は、水平管部分15
を介して内部室10の中央に配置された垂直管14に向
けて行われる。この垂直管14の下端は水平に延び星形
に配置された短ベンチュリノズル17の供給管16を支
持している。
【0021】特に原子力設備が設計通りに運転している
間は通常、水平管部分15は配管21にある逆止弁22
並びに破裂板23によって格納容器1の内部室に対して
遮断されている。フィルタ2の内部は図示していない方
式で原子力設備の一次回路に接続されており、通常運転
においてはこの接続も遮断されている。原子力設備の通
常運転の間、排出開口18から出ている管19も閉じら
れている。このために遮断弁25が使用されている。こ
の遮断弁25は管19を絞り28、破裂板26および煙
突27に向けて開放できる。絞り28に対して並びに絞
り28と破裂板26との間に位置する別の遮断弁29に
対して並列に測定フィルタ30が設けられている。
【0022】洗浄液3の補給配管24がフィルタ容器の
底8を通して内部室10に接続されている。補給配管2
4は格納容器1を貫通し、その自由端は通常運転におい
ては遮断弁31によって閉じられている。
【0023】格納容器1の内部に重大な事故が起きた場
合、既に上述したように格納容器1の内部に冷却材とし
て存在する水のかなりの部分が蒸発し、従って事故が起
きた際に直ちに外部に対して気密に閉じられた格納容器
1の内部の圧力は増大する。水の一部の蒸発と並行して
別の多くの反応が進行し、これらの反応によって同様に
ガスないし蒸気が発生ないし発散される。これらのすべ
ての現象によって発生熱量にほぼ関係して、格納容器1
の内部における圧力は遅かれ早かれ格納容器1の設定圧
力に達するおそれがある。
【0024】圧力と同時に格納容器1の内部における温
度も上昇する。これによって格納容器1の全構成要素即
ちフィルタ2も加熱される。格納容器1の構成要素の温
度は計算上の設定圧力に近づく前に既に100℃に達す
る。フィルタ2の内部は外に対して気密に閉じられ、不
活性ガスのクッションが洗浄液3の上に生じるので、フ
ィルタ容器の内部および密閉配管要素の内部圧力も増加
し、従って熱伝導液7および洗浄液3として用意された
水はまだ蒸発しない。壁4から熱伝導液7への熱伝達お
よびこの熱伝導液7から壁5への熱伝達を良くするため
に壁4、5に熱伝達フィン20が設けられているので、
壁4を通しての熱伝導液7への熱の導入は特に良好であ
り、従って例えば150℃の格納容器温度が速やかに得
られる。
【0025】従って破裂板23が応動する際の洗浄液3
の温度は、格納容器1の内部が達している温度例えば1
50℃である。配管21、水平管部分15、垂直管14
および供給管16を通して短ベンチュリノズル17に流
れるガス・蒸気混合物は、洗浄液3よりもあまり熱くな
い。従って短ベンチュリノズル17においてガス・蒸気
混合物が洗浄液3と混合する際、ガス・蒸気混合物内の
水蒸気は僅かしか凝縮しないので、洗浄液3から上に流
れ出て液滴分離器13およびフィルタマット11を通し
て排出開口18に流出するガス・蒸気混合物は、配管2
1を通ってフィルタ2に流入する混合物とほぼ同じ組成
をしている。
【0026】短ベンチュリノズル17を通してフィルタ
2に流入するガス・蒸気混合物はその場合2000から
200hPaへの圧力降下を生ずるので、破裂板23の
応動直後において洗浄液3および熱伝導液7は蒸発する
。熱伝導液7は洗浄液3に比べて充満度が少ないので、
これは直ちに蒸発し、これによって格納容器1の内部と
フィルタ2の内部との間の熱的短絡路は中断される。洗
浄液3の温度は蒸発熱の奪取によって流入するガス・蒸
気混合物の温度よりも約10°〜2°低い。
【0027】破裂板23の応動後においてフィルタ2内
には上述した値だけ低下した圧力が生じ、この圧力は格
納容器1の内部における圧力にほぼ相応しているので、
比較的小さな容積流のガス・蒸気混合物をろ過するだけ
で済み、その場合更に、内部室10を環状に包囲する空
間6の中にフィルタマット11を収納することによって
、フィルタ2の空間を節約し非常にコンパクトな構造に
できる。
【0028】フィルタ2を長時間運転する場合、空間6
の下側部分にフィルタマット11から滴下した被ろ過物
が集まり、これによって新たに洗浄液3への熱的短絡路
が形成される。しかしこの現象は非常にゆっくり進行す
るので危険はなく、ろ過作用はほとんど害されない。い
ずれにしてもフィルタ2を連続運転する場合も、被ろ過
物内に含まれる熱量だけがフィルタ2を通して流れるの
で、洗浄液3の損失は比較的僅かである。しかしガス・
蒸気混合物における水蒸気の分圧が洗浄液3の温度に相
応した沸騰圧よりも低い間は、洗浄液3の一部が蒸発す
る。これによって洗浄液3は熱を奪取され、即ち沸騰圧
が分圧に等しくなるまで温度が低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく原子力設備の格納容器の圧力放
出装置の概略構成図。
【符号の説明】
1  格納容器 2  フィルタ 3  洗浄液 4、5  壁 6  壁4、5間の環状空間 7  熱伝導液 8  フィルタ容器の底 9  フィルタ容器の蓋 10  フィルタ容器の内部室 11  フィルタマット 12  対流阻止板 13  液滴分離器 14  垂直管 15  水平管部分 16  供給管 17  短ベンチュリノズル 18  排出開口 19  管 20  熱伝達フィン 21  配管 22  逆止弁 23、26  破裂板 24  補給配管 25、29、31  遮断弁 27  煙突 28  絞り 30  測定フィルタ 32  過圧配管 33  過圧弁

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  格納容器(1)の内部に配置され洗浄
    液(3)を含むフィルタ(2)を介して原子力設備の格
    納容器(1)の圧力を放出する方法において、洗浄液(
    3)がフィルタ(2)を始動する前に格納容器(1)を
    充満する加熱容量を持つガス・蒸気混合物によって熱的
    短絡路(4、5、7)を介して加熱され、この熱的短絡
    路(4、5、7)はフィルタ(2)の運転中はほとんど
    作用しないようにされ、洗浄液(3)に対してはろ過作
    用にとって重要でない連続加熱容量だけが与えられるこ
    とを特徴とする原子力設備の格納容器の圧力放出方法。
  2. 【請求項2】  連続加熱容量が加熱容量の01倍以下
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  洗浄液(3)が加熱容量で加熱される
    際に遅くとも8時間後好ましくは2時間後にその運転温
    度に達するようにすることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  洗浄液(3)の運転温度は100℃〜
    150℃であり、原子力設備の一次回路から直接圧力を
    放出した場合260℃に達するようにし、洗浄液として
    水が用意されていることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】  連続加熱容量によって導入される熱量
    が洗浄液(3)の蒸発によって奪取される熱量よりも小
    さく、フィルタ(2)の運転温度がガス・蒸気混合物の
    入口温度よりも低いことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】  フィルタ(2)の容器が少なくとも部
    分的に二重壁構造をしており、二重壁構造を形成する壁
    (4、5)間に存在する空間(6)が加熱時間中に少な
    くとも部分的に熱伝導液(7)で満たされており、熱伝
    導液(7)の少なくとも半分が運転温度に到達後に蒸発
    されるように構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれか1つに記載の方法を実施するための
    装置。
  7. 【請求項7】  熱伝導液(7)が充填されていない場
    合のフィルタ容器の二重壁構造部分の熱伝導抵抗が、熱
    伝導液(7)が充填されている場合のそれよりも少なく
    とも10倍大きいことを特徴とする請求項6記載の装置
  8. 【請求項8】  フィルタ(2)の容器が垂直軸心を取
    り囲み壁(4、5)から構成され二重壁構造に作られた
    好適には円筒状の中央部分を有し、この中央部分の下側
    が湾曲底(8)によって上側が湾曲蓋(9)によって固
    く閉じられていることを特徴とする請求項6又は7記載
    の装置。
  9. 【請求項9】  フィルタ(2)の容器が内部室(10
    )と二重壁中央部分の全高さにわたって延びる横断面環
    状の第2の室(6)とを有し、この第2の室が内部室(
    10)に蓋(9)の直ぐ下に配置された開口を介して接
    続されていることを特徴とする請求項6ないし8のいず
    れか1つに記載の装置。
  10. 【請求項10】  内部室(10)が30〜80%まで
    好適には約50%まで洗浄液(3)を充填され、第2の
    室(6)がその下側部分を熱伝導液(7)で充填され少
    なくとも上側部分をフィルタマット(11)で充填され
    ていることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1
    つに記載の装置。
  11. 【請求項11】  第2の室(6)が熱伝導液(7)を
    包囲する壁部分の範囲に熱伝達フィン(20)で増大さ
    れた表面を少なくとも部分的に有していることを特徴と
    する請求項6ないし10のいずれか1つに記載の装置。
  12. 【請求項12】  水が洗浄液(3)並びに熱伝導液(
    7)として使用されることを特徴とする請求項6ないし
    11のいずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】  第2の室(6)内の熱伝導液(7)
    の上側に、孔明きおよび又はスリット付きの水平中間壁
    の形をした対流阻止板(12)が設けられていることを
    特徴とする請求項6ないし12のいずれか1つに記載の
    装置。
  14. 【請求項14】  内部室(10)の上側部分に第2の
    室(6)に通じる開口の前に液滴分離器(13)が配置
    されていることを特徴とする請求項6ないし13のいず
    れか1つに記載の装置。
  15. 【請求項15】  ろ過すべきガス・蒸気混合物の導入
    が、内部室(10)の中央に配置された垂直管(14)
    によって行われ、この垂直管(14)の上端が水平に延
    びる管部分(15)を介して格納容器(1)の内部に接
    続され、下端が底(8)の直ぐ上にある短ベンチュリノ
    ズル(17)の水平に星形に配置された供給管(16)
    に開口していることを特徴とする請求項6ないし14の
    いずれか1つに記載の装置。
  16. 【請求項16】  ろ過済みのガス・蒸気混合物の排出
    が第2の室(6)からフィルタマット(11)の約半分
    の高さにおいて外側壁(4)を通して行われ、その排出
    開口(18)が格納容器(1)を貫通する管(19)に
    接続されていることを特徴とする請求項6ないし15の
    いずれか1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】  フィルタ(2)の内部が通常運転に
    おいて過圧弁(33)で閉じられている過圧配管(32
    )を介して原子力設備の一次回路に接続されていること
    を特徴とする請求項6ないし16のいずれか1つに記載
    の装置。
  18. 【請求項18】  フィルタ(2)の内部が通常運転に
    おいて過圧弁(33)で閉じられている過圧配管(32
    )を介して格納容器(1)の内部室に接続されているこ
    とを特徴とする請求項6ないし17のいずれか1つに記
    載の装置。
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