JPH0431785Y2 - - Google Patents

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JPH0431785Y2
JPH0431785Y2 JP6489488U JP6489488U JPH0431785Y2 JP H0431785 Y2 JPH0431785 Y2 JP H0431785Y2 JP 6489488 U JP6489488 U JP 6489488U JP 6489488 U JP6489488 U JP 6489488U JP H0431785 Y2 JPH0431785 Y2 JP H0431785Y2
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JP
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cable
conduit
pipe
information transmission
drawn
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電力あるいは通信ケーブル等の電気
ケーブルを引き入れ布設するケーブル管路に関し
たもので、特に地中埋設線路の如き監視及び保全
が簡単に行い難いケーブル管路において、それの
監視を容易に行えるように改良したケーブル管路
の提供に関する。
〔従来の技術・考案が解決しようとする問題点〕
管路内に引き入れられた地中線路用ケーブルに
ついて異常の有無を検知する場合には、一般に電
気的試験を行う方法が知られているが、このもの
では、電気ケーブルの局部的な損傷や管路の異常
を検知することはできなかつた。
このため、ケーブル及び/または管路に異常の
疑いがある場合には、ケーブルを管路内から引き
抜き撤去して同ケーブル及び管路内を点検するこ
とや、地面を掘削して管路を露出させ、外見の状
態を確認する必要があつた。
これらの方法は、実際的で無く、保守監視の為
に大きな損害を被つていた。
そこで、従来では、ケーブルを引き入れ布設し
た管路内に、小型テレビカメラや光フアイアバス
コープなどのセンサーを挿入し、これを管路内を
移動させてケーブルの引き入れ布設状況及び管路
の状態を直接監視する方法が提案されている。
しかして、この観察方式では、状態観察用機器
を管路内にケーブルを意識しつつ走行させること
が必要であるが、それにしてもケーブルの屈曲等
で当該機器の自力走行が行えなず、新に索引用用
の紐またはケーブルを引き入れることを困難にす
ることがあり、このこと故に実用上に多くの問題
を抱えていて、なかなか採用し難いのが現状であ
つた。
本考案は、上記した従来技術の問題点に鑑み、
管路内の状況監視が容易に行える機能を具備した
ケーブル管路の提供を目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を成就するためになされた本考案のケ
ーブル管路は、ケーブルを引き入れ布設する管路
本体内に、スリツトまたは穴を有する情報伝達部
材通過用パイプを具備せしめたものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案にかかるケーブル管路の一実
施例を示し、1は管路本体、2はその管路内に引
き入れられ布設された電力ケーブル等のケーブル
であり、さらに3が本考案により新に提供され、
そして管路内に引き入れられた情報伝達部材通過
用パイプである。
しかして、情報伝達部材通過用パイプ3は、第
2図イに示すように、円筒状のパイプ本体にその
周方向及び軸方向に多数の貫通穴3a,3a…を
形成したものや同図ロに示すように、スパイラル
ダクトとして、スパイラルダクト状の隙3b,3
bを形成したものにより、スリツトまたは穴を有
するパイプとされる。
上記のように構成したことで、いまケーブル2
を引き込み布設し且つ情報伝達部材通過用パイプ
3を引き込んでいる管路において、今当該パイプ
3内に超小型テレビカメラやフアイバスコープ等
のセンサーを引き入れこれをパイプの長手方向に
沿つて移動させることにより、その移動とともに
パイプ3に有する貫通穴3aまたはスリツト3b
を通じてケーブルの布設状況や管路本体の状況を
観察することができるものとなる。
上記のような情報伝達部材としては、上記観察
装置以外に、例えば繊維質の紐状体としてこれを
パイプ内に引き込んでおき、引き込むケーブルが
OFケーブルの場合には、油漏れがあつた時にパ
イプの貫通穴を通してかかる紐状体に吸わせ、そ
して保守作業時に紐状体を引き抜くことにより、
油漏れ箇所の確認を行うことができる。
あるいは、温度の変化で色が変わる示温性物質
で構成した紐状体を引き入れておき、保守点検時
にかかる紐状体を引き抜くことで、該紐状体の色
の変化により、管路内の長さ方向の温度分布や局
部温度上昇の異常点の有無の確認を行うことがで
きる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のケーブル管路によ
れば、ケーブルを引き込む管路本体内にスリツト
または穴を有する情報伝達部材通過用パイプを具
備せしめたものとしているため、線状センサーの
如き情報伝達部材を管路内に引き込むだけで、ケ
ーブルの布設状況や管路本体自身の状況を監視す
ることができ、而もその場合には管路内に引き込
み布設されたケーブルを気にせず、任意に行え、
ケーブルの屈曲によりそれ以降の管路内観察が不
可能となるといつた不具合が無くなり、近年益々
重要視されている地中線路の保守監視システムの
確立の上で実用上の価値は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるケーブル用管路の一
実施例を示す横断面的説明図、第2図イ及びロ
は、同管路において用いられる情報伝達部材通過
用パイプの二様の例を示す側面的説明図である。 符号において、1は管路本体、2はケーブル、
3は情報伝達部材通過用パイプ、3aは貫通穴、
3bは隙(スリツト)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルを引き入れ布設する管路本体内に、ス
    リツトまたは穴を有する情報伝達部材通過用パイ
    プを具備せしめたことを特徴とするケーブル管
    路。
JP6489488U 1988-05-17 1988-05-17 Expired JPH0431785Y2 (ja)

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JPH01171527U JPH01171527U (ja) 1989-12-05
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