JPH04316291A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Publication number
JPH04316291A
JPH04316291A JP3083818A JP8381891A JPH04316291A JP H04316291 A JPH04316291 A JP H04316291A JP 3083818 A JP3083818 A JP 3083818A JP 8381891 A JP8381891 A JP 8381891A JP H04316291 A JPH04316291 A JP H04316291A
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JP
Japan
Prior art keywords
period
time series
signal
storage means
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3083818A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Ochi
厚雄 越智
Masayuki Yoneyama
匡幸 米山
Yasuo Hamamoto
康男 浜本
Akihiro Takeuchi
明弘 竹内
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3083818A priority Critical patent/JPH04316291A/ja
Publication of JPH04316291A publication Critical patent/JPH04316291A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号あるいは音声
信号など入力された信号の周波数特性を処理する信号処
理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号を記録再生するビデオテープレ
コーダなどにおいては、周波数変復調系ではFM伝送路
のノイズをホワイトノイズとすると、復調された信号に
加わるノイズは周波数の増加に伴ってノイズレベルも増
加する、いわゆる三角ノイズ特性を示す。これを軽減す
るために周波数変調する前に入力された信号の中・高域
のレベルを増大させ(いわゆるエンファシスをかけて周
波数偏移幅を増大させる)、周波数復調後に中・高域の
レベルを低下させる(いわゆるディエンファシス)信号
処理を行っている。しかし、FM伝送路の帯域について
は電磁変換系などにより帯域制限を受けるためエンファ
シス量による周波数偏移幅の増大に限度があり、それに
より再生された信号のSN比が制限されるという問題が
あった。なお、この問題はビデオテープレコーダのみな
らず衛星放送などのように映像信号を周波数変調して伝
送する系すべてにおいて生じる問題である。
【0003】(図3)は従来例のエンファシス回路であ
る。(図3)において入力端子10に加えられた映像信
号はエンファシス処理されて出力端14に出力される。 (図3)における従来のエンファシス回路はコンデンサ
11(容量値C)、抵抗12(抵抗値Rb)、抵抗13
(抵抗値Ra)で構成されている。このような回路に(
図4)のaに示すような信号が入力された場合、出力端
14には(図4)のbに示すような信号が得られる。 ビデオテープレコーダの場合、(図4)のbに示すよう
な信号を周波数変調して磁気テープに記録するのである
が、FM伝送路である電磁変換系の周波数帯域に限度が
あるため(図4)のbの破線S1,S2に示すようなレ
ベルでクリップして周波数変調する。このため周波数復
調した信号は波形歪を生じるという課題があり、クリッ
プされないようにエンファシス量(Ra+Rb)/Ra
を1/2とするとエンファシスの効果が1/2となり、
その分再生信号のSN比が低下するという課題があった
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題は、信号
の伝送において周波数変調を含むすべての系にて顕著な
問題である。すなわち周波数変調におけるSN改善のた
めのエンファシス量を増加させるとクリップにより波形
再現性が劣化し、波形再現性を良好とするためにエンッ
ファシス量を減少させるとSN改善量も低下するという
困難があった。
【0005】本発明は上記の欠点を解消し、十分のエン
ファシス量を使用して、なおかつ、信号処理回路の規模
を増大させることなく良好な波形再現性を得る信号処理
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の信号処理装置は、伝達特性がGである第1
の伝送回路を有し、前記第1の伝送回路のインパルス応
答持続期間αの少なくとも2倍以上の期間Mの記憶容量
を持ち、期間M毎に入力信号を記憶された時系列と逆の
時系列で順に出力する第1の記憶手段と、前記第1の記
憶手段の出力に接続された伝達特性Gを持つ第2の伝送
回路と、前記第1の記憶手段の入力に接続され、期間M
の記憶容量を持ち、第1の記憶手段よりも期間αから期
間(Mーα)までの時間遅れを持ち期間M毎に入力信号
を記憶された時系列と逆の時系列で順に出力する第2の
記憶手段と、前記第2の記憶手段の出力に接続された伝
達特性Gを持つ第3の伝送回路と、各期間M内の信号が
欠落しないように前記第2および第3の伝送回路の出力
信号を切り換えるスイッチと、少なくともM/2の記憶
容量を持ち、前記スイッチの出力信号を切り換え期間毎
に記憶された時系列と逆の時系列で順に出力する第3の
記憶手段と、前記第1の伝送回路を前記第3の記憶手段
に接続するように構成されている。
【0007】
【作用】本発明の、上記した構成を取ることにより、回
路規模を大きく増大させることなく従来の問題点を解決
し、同一のFM伝送路で有れば従来と同一の周波数偏移
幅でもって従来以上のエンファシス量を使用可能にする
。あるいは、従来と同一のエンファシス量でもって波形
のピークが従来より大幅に低くなる信号処理装置を実現
できる。さらにはプリシュートとオーバーシュートを持
った任意の伝達特性を有する信号処理装置を提供できる
。また、伝送回路の有する位相特性を補償し、処理後の
信号の位相変化を零とすることを実時間で行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による信号処理装置の一実施例
を図面を参照しながら説明する。(図1)は、本発明の
信号処理装置の一例を示すブロック図である。また(図
2)は、(図1)の信号処理装置の各部の信号波形を示
す波形図である。
【0009】(図1)において、1は入力端子、8は伝
達特性Gを持つ第1の伝送回路、2は伝送回路のインパ
ルス応答持続期間αの少なくとも2倍以上の期間Mの記
憶容量を持ち、期間M毎に入力信号を記憶された時系列
と逆の時系列で順に出力する第1の記憶手段、4は伝送
回路2のインパルス応答持続期間αの少なくとも2倍以
上の期間Mの記憶容量を持ち、第1の記憶手段よりも期
間αから期間(Mーα)までの時間遅れを持ち期間M毎
に入力信号を記憶された時系列と逆の時系列で順に出力
する第2の記憶手段、3および5は第1の伝送回路8と
同一の伝達特性を持つ第2の伝送回路、6は各期間M内
の信号が欠落しないように前記伝送回路3および5の出
力信号を切り換えるスイッチ、7は前記スイッチ6の出
力信号を切り換え期間毎に記憶された時系列と逆の時系
列で順に出力する記憶手段である。
【0010】1に(図2)のaに示すような信号が入力
された場合を考える。記憶手段2では、t0〜t2、t
2〜t4、t4〜t6毎(各期間は伝送回路のインパル
ス応答持続期間αのすくなくとも2倍以上に設定されて
いる。)に入力信号を記憶し、記憶した時系列と逆の時
系列で読みだされる。その波形を(図2)のbに示す。 記憶手段2の出力信号は、Gの伝達特性を持つ伝送回路
3に入力され、(図2)のcに示すようなオーバーシュ
ートがついた波形となる。記憶手段4に入力された信号
は、記憶手段2の時間軸反転を行う周期に対して、M/
2の時間だけ遅れて、記憶した時系列と逆の時系列で読
みだされる。(図2)のdに示すようにt1〜t3、t
3〜t5、t5〜t7毎に時系列が逆転される。記憶手
段4の出力信号は、Gの伝達特性を持つ伝送回路5に入
力され、(図2)のeに示すようなオーバーシュートが
ついた波形となる。
【0011】伝送回路3および5の出力信号は、スイッ
チ6に入力されて、期間t1〜t2、t3〜t4、t5
〜t6は伝送回路3の出力信号を、t2〜t3、t4〜
t5、t6〜t7は伝送回路5の出力信号を選択し出力
する。こうして得られた信号は、(図2)のfに示すよ
うな波形となる。さらに、第2の記憶手段7にて期間M
/2毎に時間軸を逆転することによって(図2)のgに
示すようなプリシュートがついた波形が得られる。さら
に、記憶手段7の出力信号は、伝達特性Gを持つ伝送回
路8に入力されて、(図2)のhに示すように両エッジ
にプリシュートとオーバーシュートが形成される。(図
2)のhは、入力信号に対してプリシュートとオーバー
シュートを有するエンファシス波形が得られていること
を示している。ここで、エンファシスのプリシュートと
オーバーシュートは、従来のオーバーシュートに対して
小さくすることができるので、クリップレベルに掛から
ないためFM復調後の再生波形の歪は全く発生しない。
【0012】なお、上述の説明では、期間M毎に時間軸
を逆転する処理を同一期間内で行っているが、所定の期
間たとえばMだけ遅れて処理してもよい。
【0013】さらに、上述の説明では、第1の記憶手段
と第2の記憶手段の処理期間のずれをM/2としている
が、伝送回路インパルス応答持続期間αから期間(Mー
α)までの時間であれば同様の結果が得られる。また、
スイッチの切り換えタイミングもM/2としているが、
期間M内の信号が欠落しないようなタイミングで伝送回
路3および5の出力信号を切り換える場合であってもよ
い。
【0014】なお、第2の記憶手段はスイッチの後に1
個だけ設けられているが、伝送回路の出力にそれぞれ設
けても同じ効果が得られるのは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の信号処理装置によ
れば、一度、正の時系列で伝送回路に信号を通し、次に
逆の時系列で同じ伝達特性を有する伝送回路に通して出
力する事により、伝送回路の持つ位相特性を零位相とす
る効果を持ち、映像信号においては特に有用である。ま
た、連続信号を区切って処理する際に、伝送回路のイン
パルス応答の持続期間αの少なくとも2倍以上の期間に
渡って処理するため、信号の不連続部分に発生する不要
な波形変化を避ける事ができる。また、以上の処理を2
系列に分けて実施する事により、連続信号を区分信号に
分割して処理した後、再び連続信号として出力するとい
う作業を実時間で実行できる。
【0016】また、上述したように本発明の信号処理装
置を周波数変復調系のエンファシス回路として用いた場
合には、波形にプリシュートとオーバーシュートをもた
せる事により、従来と同一のエンファシス量を有し、か
つ波形のピーク値が従来より低くなるエンファシス回路
が実現でき、エンファシス量を低下させる事なく、周波
数偏移幅を従来より大幅に低下させる効果がある。ある
いは、従来より以上のエンファシスを加える事ができ、
再生された信号の波形再現性を向上する事ができる。
【0017】さらに、オーバーシュートを付ける伝送回
路をプリシュートを付けた後で行うことにより、プリシ
ュートを付ける回路ブロックの必要ビット数を減らすこ
とが可能になり回路規模を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置を示すブロック図
【図2
】本発明の信号処理装置の各部の信号波形を示す波形図
【図3】従来の例を示すブロック図
【図4】信号波形を示す波形図
【符号の説明】
1  入力端子 2  第1の記憶手段 3  第1の伝送回路 4  第2の記憶手段 5  第2の伝送回路 6  スイッチ 7  第2の記憶手段 8  第2の伝送回路 9  出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  伝達特性がGである第1の伝送回路を
    有し、前記第1の伝送回路のインパルス応答持続期間α
    の少なくとも2倍以上の期間Mの記憶容量を持ち、期間
    M毎に入力信号を記憶された時系列と逆の時系列で順に
    出力する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段の出力
    に接続された伝達特性Gを持つ第2の伝送回路と、前記
    第1の記憶手段の入力に接続され、期間Mの記憶容量を
    持ち、第1の記憶手段よりも期間αから期間(Mーα)
    までの時間遅れを持ち期間M毎に入力信号を記憶された
    時系列と逆の時系列で順に出力する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段の出力に接続された伝達特性Gを持
    つ第3の伝送回路と、各期間M内の信号が欠落しないよ
    うに前記第2および第3の伝送回路の出力信号を切り換
    えるスイッチと、少なくともM/2の記憶容量を持ち、
    前記スイッチの出力信号を切り換え期間毎に記憶された
    時系列と逆の時系列で順に出力する第3の記憶手段と、
    前記第1の伝送回路を前記第3の記憶手段に接続したこ
    とを特徴とする信号処理装置。
JP3083818A 1991-04-16 1991-04-16 信号処理装置 Pending JPH04316291A (ja)

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