JPH0431606A - 油圧式バルブタペット - Google Patents

油圧式バルブタペット

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Publication number
JPH0431606A
JPH0431606A JP13608790A JP13608790A JPH0431606A JP H0431606 A JPH0431606 A JP H0431606A JP 13608790 A JP13608790 A JP 13608790A JP 13608790 A JP13608790 A JP 13608790A JP H0431606 A JPH0431606 A JP H0431606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
plunger
oil
end wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13608790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sakakibara
秀和 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
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Publication of JPH0431606A publication Critical patent/JPH0431606A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、エンジンの動弁カムとバルブステムとの間
に介在される油圧式バルブタペットに関する。
〈従来の技術〉 周知のように、エンジンのバルブステムとタペットとの
間、又は動弁カムとタペットとの間は、バルブを閉じた
状態で僅かな隙間(バルブクリアランス)か生じるよう
に適正に調整しておく必要がある。これは、上記バルブ
クリアランスが少ない′と、バルブステムが熱膨脹した
場合に、バルブとバルブシートとの間に隙間が生じ、当
該隙間を通してガスが漏洩するためであり、また、バル
ブクリアランスが広過ぎると、バルブの開きが不充分と
なるためである。
ところが、バルブの開閉制御を行なうタペットと動弁カ
ムとは、加圧下で互いに摩擦接触するために、両者の接
触面において摩耗を生じ、ある程度摩耗が進行すると、
バルブの開きが不完全となる。このため、シムによって
バルブクリアランスを定期的に調整することが行われて
いる。しかし、上記バルブクリアランスの調整が面倒で
あるため、最近では、当該調整を不要にした油圧式バル
ブタペットが提供されている。
第3図は、このような油圧式バルブタペットの一例を示
す断面図である。上記タペットは、円筒状の胴部91g
の一端に、動弁カム92によって押圧される端壁91b
を一体に設けたバルブボディ91と、このバルブボディ
91の内部に軸方向へ摺動自在に嵌入されたプランジャ
93とを備えており、上記バルブボディ91の胴部91
a及びプランジャ93には、バルブボディ91の端壁9
1bと、これに対向するプランジャ93の一端部93g
との間にオイルを供給するための油路95が設けられて
いる。また、上記油路95の下流側の端部には、供給さ
れたオイルが逆流するのを防止するためのチエツクボー
ルバルブ94が配置されている。
上記油圧式バルブタペットによれば、エンジンの駆動に
伴って、油路95を通してバルブボディ91とプランジ
ャ93との間にオイルが供給され、このオイルによって
、バルブステム97と上記動弁カム92との間の隙間が
閉塞される。そして、この状態で、動弁カム92により
バルブボディ91を押圧することにより、オイル及びプ
ランジャ93を介して、バルブステム97を押圧スルコ
トができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記の構成の油圧式バルブタペットは、エンジンの駆動
か停止されると、バルブボディ91の自重が、当該バル
ブボディ91とプランジャ93との間に供給されたオイ
ルに負荷されるため、このオイルが、両者の隙間を通し
て徐々に漏洩する。
このため、最終的にバルブボディ91の端壁91bが、
オイルの粘性及び表面張力によってプランジャ93 (
7)一端部93 aに密着することがあり、この密着状
態で、エンジンを始動した場合、バルブボディ91とプ
ランジャ93との間にオイルが入り難く、動弁カム92
とバルブボディ91との隙間を迅速に閉塞することがで
きなくなる結果、両者が激しく衝突して、不快な衝撃音
が発生するという問題があった。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、バ
ルブボディ91とプランジャ93との間にオイルを迅速
に供給して、衝撃音が発生するのを防止することができ
る油圧式バルブタペットを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の油圧式バルブタペ
ットとしては、円筒状の胴部の一端に、動弁カムによっ
て押圧される端壁を設けたバルブボディと、このバルブ
ボディの内部に軸方向へ摺動自在に嵌入されたプランジ
ャとを備え、上記動弁カムによるバルブボディの押圧に
伴なって、バルブボディの端壁と当該端壁に対向するプ
ランジャの一端部との間に供給されるオイルを介してバ
ルブステムを押圧する油圧式バルブタペットにおいて、
上記バルブボディの端壁とプランジャの一端部とに、両
者を離反させる方向へ付勢する少なくとも一対の永久磁
石が配設されているものである。
く作用〉 上記の構成の油圧式バルブタペットによれば、バルブボ
ディの端壁とプランジャの一端部とが密着した状態であ
っても、両者間にオイルを供給する際に、両者間に、オ
イルの供給圧に加えて上記永久磁石による付勢力も負荷
されるので、両者を容易に離反させて、当該両者間にオ
イルを迅速に充満させることができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明の油圧式バルブタペットへの一実施
例を示す断面図である。このタペットAは、動弁カム3
によって押圧されるバルブボディ1と、このバルブボデ
ィ1の内部に、軸方向へ摺動自在に嵌入されたプランジ
ャ2とを備えている。
上記バルブボディ1は、円筒状の胴部11の上端部に、
動弁カム3と摩擦接触する端壁12を一体的に設けたカ
ップ状のものであり、プランジャ2は、円筒状の胴部2
1の上端部に、上記バルブボディ1の端壁12と対向す
る端壁22を一体的に設けたカップ状のものである。上
記プランジャ2の内部には、バルブ4に連設されたバル
ブステム41が導入されており、このバルブステム41
の上端面は、上記プランジャ2の端壁22の内面側に当
接させである。なお、上記バルブステム41は、圧縮ば
ね5によって、バルブ4を閉じる方向へ常時付勢されて
いる。
また、上記バルブボディ1及びプランジャ2には、それ
ぞれの端壁12,22間に構成される空間Bにオイルを
供給するための油路りが形成されており、この油路りの
下流側端部には、上記空間Bに供給されたオイルの逆流
を規制するチエツクボールバルブ23が設けられている
さらに、上記バルブボディ1の端壁12と、プランジャ
2の端壁22には、一対の永久磁石14゜24が配設さ
れている。この永久磁石14.24は、各端壁12.2
2の対向面から若干沈み込んだ状態で(第2図参照)、
その対向表面側の極性が互いに同極性になるように埋設
されている。この永久磁石14.24の磁力は、両者の
反発力によって、少なくとも各端壁12,22どうしが
バルブボディ1の自重により接触するのを阻止できる強
さに設定されている。
以上の構成であれば、エンジンの停止中において、バル
ブボディ1の自重により、空間Bに充填されたオイルが
、バルブボディ1とプランジャ2の隙間を通して漏洩し
たとしても、バルブボディ1の自重と永久磁石14.2
4の磁気反発力とが釣り合った時点で、当該オイルの漏
出が止まるので、バルブボディ1の端壁12と、プラン
ジャ2の端壁22との間に、空間Bが常に形成されるこ
とになる。したがって、エンジンを始動した際に、当該
空間Bに油路りを通してオイルをほとんど抵抗なく供給
することができる結果、上記空間B内にオイルを迅速に
充満させて、バルブボディ1の端壁12を即座に動弁カ
ム3に当接させることができる。
また、永久磁石14.24が、各端壁12.22の対向
面から若干沈み込んだ状態で埋設されているので、オイ
ルに含まれる金属粉を、永久磁石14.24に吸着して
、当該沈み込み部分に溜めておくことができる。
なお、上記永久磁石14.24としては、上記オイルの
漏洩によって、バルブボディ1の端壁12とプランジャ
2の端壁22との接触を許容する程度の磁力を有するも
のであってもよく、この場合でも、永久磁石14.24
によって、接触した端壁12,22どうしを離反させる
力が作用するので、オイルの供給に際して、両者を迅速
に離反させて、空間B内にオイルを迅速に供給すること
ができる。
さらに、永久磁石14.24としては、エンジンの停止
中において、バルブボディ1が下降するのを完全に阻止
することができる強力な磁力を有するものであってもよ
く、要するに、永久磁石14.24は、各端壁12,2
2を離反させる方向へ付勢するものであればよい。
上記バルブボディ1及びプランジャ2としては、非磁性
体材料で形成するのが好ましい。これは、両者が永久磁
石14.24によって磁化されて、オイルに含まれる金
属粉がこれらに付着するのを防止することができるから
である。但し、この場合には、バルブボディ1の端壁1
2の上面に、耐摩耗性に優れる鋼、セラミックス等を積
層しておくのが好ましい。
なお、この発明の油圧式バルブタペットは、上記実施例
に限定されるものでなく、例えば、永久磁石14.24
を複数対埋設しておく等、種々の設計変更を施すことが
できる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明の油圧式バルブタペットによれ
ば、バルブボディの端壁と、これに対向するプランジャ
の一端部との間に、オイルを迅速に供給することができ
るので、動弁カムとバルブボディとが激しく衝突して不
快な衝撃音が発生するのを防止することができるという
特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の油圧式バルブタペットの一実施例を
示す断面図、 第2図は要部拡大断面図、 第3図は従来例を示す断面図。 1・・・バルブボディ、11・・・胴部、12・・・端
壁、2・・・プランジャ、14.24・・・永久磁石、
3・・・動弁カム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、円筒状の胴部の一端に、動弁カムによって押圧され
    る端壁を設けたバルブボディと、このバルブボディの内
    部に軸方向へ摺動自在に嵌入されたプランジャとを備え
    、上記動弁カムによるバルブボディの押圧に伴なって、
    バルブボディの端壁と当該端壁に対向するプランジャの
    一端部との間に供給されるオイルを介してバルブステム
    を押圧する油圧式バルブタペットにおいて、上記バルブ
    ボディの端壁とプランジャの一端部とに、両者を離反さ
    せる方向へ付勢する少なくとも一対の永久磁石が配設さ
    れていることを特徴とする油圧式バルブタペット。
JP13608790A 1990-05-25 1990-05-25 油圧式バルブタペット Pending JPH0431606A (ja)

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JP13608790A JPH0431606A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 油圧式バルブタペット

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JP13608790A JPH0431606A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 油圧式バルブタペット

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Publication Number Publication Date
JPH0431606A true JPH0431606A (ja) 1992-02-03

Family

ID=15166954

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JP13608790A Pending JPH0431606A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 油圧式バルブタペット

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JP (1) JPH0431606A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482061B1 (ko) * 2002-03-22 2005-04-13 현대자동차주식회사 엔진의 저 소음형 오일 컨트롤 밸브 구조

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KR100482061B1 (ko) * 2002-03-22 2005-04-13 현대자동차주식회사 엔진의 저 소음형 오일 컨트롤 밸브 구조

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