JPH04315845A - デジタルvtr - Google Patents

デジタルvtr

Info

Publication number
JPH04315845A
JPH04315845A JP3082605A JP8260591A JPH04315845A JP H04315845 A JPH04315845 A JP H04315845A JP 3082605 A JP3082605 A JP 3082605A JP 8260591 A JP8260591 A JP 8260591A JP H04315845 A JPH04315845 A JP H04315845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
data
recording
processing circuit
vtr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3082605A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriyuki Kawaguchi
川口 守幸
Keiji Kanota
啓二 叶多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3082605A priority Critical patent/JPH04315845A/ja
Publication of JPH04315845A publication Critical patent/JPH04315845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をデジタルデ
ータ化して磁気テープ上に記録し再生するデジタルVT
Rに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカルスキャン型の回転ヘッド装置に
よって、磁気テープ上に映像信号などを単位時間毎に1
本ずつの斜めトラックを形成して記録し、これを再生す
る場合に、映像信号をデジタル化して記録再生するデジ
タルVTRが実用化されている。これは、デジタル化す
れば高品位の画像の記録・再生ができるからである。
【0003】ところで、この種のVTRは、通常1台の
VTRに装着できる磁気テープが1組だけであり、ダビ
ングしたり長時間の連続記録を行う場合などには、2台
以上のVTRを必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、デジタルV
TRはアナログ記録を行うアナログVTRよりも回路構
成が複雑であり、このようにダビングや連続記録のため
に複数台のデジタルVTRを用意すると、システム構成
が非常に複雑になってしまう不都合があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、複数台のデジタ
ルVTRを連動させて記録・再生する場合に、システム
構成を簡単にできるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、記録の制御データを作成する主制御手段2
8と、この主制御手段28からの制御データにより記録
の制御を行う副制御手段25と、映像信号を所定のデジ
タルデータ化するデジタル映像処理回路13と、このデ
ジタル映像処理回路13が出力するデジタルデータを記
録処理する記録処理回路102と、副制御手段25の制
御により記録処理されたデジタルデータの磁気テープへ
の記録を行う記録手段101とを有する主デジタルVT
R100と、主デジタルVTR100の主制御手段28
からの制御データが供給される副制御手段111,12
1‥‥と、主デジタルVTR100のデジタル映像処理
回路13からのデジタルデータが供給される記録処理回
路113,123‥‥と、記録処理されたデジタルデー
タの磁気テープへの記録を行う記録手段112,122
‥‥とを有する副デジタルVTR110,120‥‥と
より構成したものである。
【0007】また本発明は、例えば図1に示すように、
再生の制御データを作成する主制御手段28と、この主
制御手段28からの制御データにより再生の制御を行う
副制御手段25と、磁気テープに記録されたデジタルデ
ータの再生を行う再生手段101と、この再生手段10
1が出力する再生データを再生処理する再生処理回路1
02と、この再生処理回路102が出力する再生データ
を所定の映像信号とするデジタル映像処理回路40とを
有する主デジタルVTR100と、主デジタルVTR1
00の主制御手段28からの制御データが供給される副
制御手段111と、磁気テープに記録されたデジタルデ
ータの再生を行う再生手段112,122‥‥と、この
再生手段112,122‥‥が出力する再生データを再
生処理する再生処理回路113,123‥‥とを有し、
この再生処理回路113,123‥‥の出力データを主
デジタルVTR100のデジタル映像処理回路40に供
給する副デジタルVTR110,120‥‥とより構成
したものである。
【0008】また本発明は、例えば図6に示すように、
デジタルデータ化された映像信号を、チャンネル分割手
段90でnチャンネルに分割(nは2以上の整数)し、
このnチャンネルのそれぞれのデジタルデータをそれぞ
れ別の記録手段91,92,93‥‥によりn本の磁気
テープに同時に記録すると共に、再生時に、n本の磁気
テープに記録されたデジタルデータをそれぞれ別の再生
手段91,92,93‥‥により同時に再生し、この再
生したnチャンネルのデジタルデータをチャンネル合成
手段90で合成し、この合成されたデジタルデータより
元の映像信号を得るようにしたものである。
【0009】
【作用】主デジタルVTRと副デジタルVTRとを連動
させて記録するようにしたことで、主デジタルVTRの
主制御手段の制御により、各VTRで簡単に連動した記
録が行え、ダビングや長時間の連続記録などが簡単に行
える。
【0010】また、主デジタルVTRと副デジタルVT
Rとを連動させて再生するようにしたことで、主デジタ
ルVTRの主制御手段の制御により、各VTRで簡単に
連動した再生が行え、長時間の連続再生などが簡単に行
える。
【0011】また、デジタルデータ化された映像信号を
、nチャンネルに分割して記録・再生するようにしたこ
とで、1チャンネルで記録・再生する場合に比べ各チャ
ンネルで扱う情報量を減らすことができ、例えばハイビ
ジョン用の映像信号のように情報量が多く伝送レートが
高いデジタル映像信号を、良好に記録・再生できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。
【0013】本例はデジタル映像信号を記録するデジタ
ルVTRに適用したもので、図1に示すようにシステム
全体を構成する。即ち、図1において、100はVTR
本体を示し、110は第1の増設デッキ,120は第2
の増設デッキを示し、この増設デッキは必要により任意
の数だけVTR本体100に接続されるもので、図2に
示すように並べて配置して接続することで、VTR本体
100側の制御で一体となって記録・再生が行われる。
【0014】VTR本体100は、システム全体を制御
するメインシステムコントローラ28と、このメインシ
ステムコントローラ28の制御に基づいて各回路を制御
するサブシステムコントローラ25とを制御系として有
する。また、図中13は入力映像信号に記録用のデジタ
ル処理をするデジタル映像処理回路で、同じく40は再
生用のデジタル処理をするデジタル映像処理回路である
。そして、デジタル映像処理回路13で処理されたデジ
タル映像信号を、記録・再生用変復調部102で変調し
、変調されたデジタル映像信号を、メカデッキ101に
装着された磁気テープに記録する。また、メカデッキ1
01に装着された磁気テープより再生した信号を、記録
・再生用変復調部102で復調し、復調されたデジタル
映像信号を、デジタル映像処理回路40で再生用のデジ
タル処理を行う。
【0015】そして、このVTR本体100には増設デ
ッキ110,120‥‥が接続してあり、各増設デッキ
110,120‥‥は、VTR本体100のメインシス
テムコントローラ28から制御指令が供給されるように
してあり、この制御指令に基づいて各増設デッキ110
,120‥‥内のサブシステムコントローラ111,1
21‥‥が増設デッキ内の動作制御を行う。また、VT
R本体100の記録用デジタル映像処理回路13から各
増設デッキ110,120‥‥に、記録用のデジタル処
理が行われたデジタル映像信号が供給され、各増設デッ
キ110,120‥‥内の記録・再生用変復調部113
,123‥‥で変調し、変調されたデジタル映像信号を
、メカデッキ112,122‥‥に装着された磁気テー
プに記録する。また、メカデッキ112,122‥‥に
装着された磁気テープより再生した信号を、記録・再生
用変復調部113,123‥‥で復調し、復調されたデ
ジタル映像信号を、VTR本体100の再生用デジタル
映像処理回路40に供給する。そして、VTR本体10
0の再生用デジタル映像処理回路40で再生用のデジタ
ル処理を行う。
【0016】次に、VTR本体100の詳細な構成につ
いて、図3を参照して説明する。
【0017】まず、記録系回路について説明すると、入
力端子11に供給されるアナログ映像信号を、アナログ
/デジタル変換器12に供給してデジタル映像信号に変
換する。そして、アナログ/デジタル変換器12が出力
するデジタル映像信号をデジタル映像処理回路13に供
給して、所定のデジタル信号処理を行い、記録用のデー
タ構成のデジタル映像信号とする。この場合、デジタル
映像処理回路13には、増設デッキへ処理されたデジタ
ル映像信号を供給するための出力端子13aを備える。 そして、デジタル映像処理回路13が出力するデジタル
映像信号をパリティ発生回路14に供給し、訂正符号を
付加する。そして、パリティ発生回路14が出力するデ
ジタル映像信号を混合器15に供給し、後述する音声デ
ータ,サブコードを混合する。
【0018】また、図中16はアナログ音声信号入力端
子を示し、この入力端子16に得られる音声信号を、ア
ナログ/デジタル変換器17に供給してデジタル音声信
号に変換する。そして、アナログ/デジタル変換器17
が出力するデジタル音声信号をデジタルオーディオ処理
回路18に供給して、所定のデジタル信号処理を行い、
記録用のデータ構成のデジタル音声信号とする。この場
合、デジタルオーディオ処理回路18には、増設デッキ
へ処理されたデジタル音声信号を供給するための出力端
子18aを備える。そして、デジタルオーディオ処理回
路18が出力するデジタル音声信号をパリティ発生回路
19に供給する。また、20はサブコード生成回路を示
し、このサブコード生成回路20で生成されたサブコー
ドをパリティ発生回路19に供給する。この場合、サブ
コード化されるデータは、サブシステムコントローラ2
5から供給される。
【0019】そして、パリティ発生回路19では、供給
されるデジタル音声信号とサブコードとに訂正符号を付
加する。そして、パリティ発生回路19が出力するデジ
タル音声信号及びサブコードを混合器15に供給し、デ
ジタル映像信号とデジタル音声信号とサブコードとを、
同一系列のデジタルデータとする。
【0020】そして、混合器15が出力するデジタルデ
ータを変調回路21に供給し、記録用の変調を行う。そ
して、変調されたデジタルデータを混合器22に供給し
、端子23に得られるATF(自動トラック追従制御)
用のパイロット信号などを合成する。そして、混合器2
2が出力するデジタルデータをイコライザ24に供給し
、磁気テープの記録特性に適した等化を行う。そして、
イコライザ24の出力信号を記録アンプ26,27とロ
ータリートランス(図示せず)を介して回転ヘッドドラ
ムに取付けられた記録用の磁気ヘッド3,4に供給し、
磁気テープ2に記録する。この場合、磁気ヘッド3,4
は、後述する回転ヘッドドラムに取付けられた先行ヘッ
ドHL と後行ヘッドHT に相当するものである。
【0021】なお、この記録系回路では、後述するダブ
ルアジマスヘッドにより2トラック分ほぼ同時に記録す
るものであるので、実際には各回路が2系統の記録デー
タを同時に処理できるようにしてある。
【0022】次に、再生側の構成を説明すると、上述し
た記録用の磁気ヘッド3,4とは別の再生用の磁気ヘッ
ド5,6(後述する回転ヘッドドラムに取付けられた先
行ヘッドHL ′と後行ヘッドHT ′に相当)で磁気
テープ2から再生した信号を、ロータリートランス(図
示せず)及び再生アンプ31,32を介してイコライザ
33に供給し、このイコライザ33で元の信号に戻させ
る。 そして、イコライザ33の出力信号を復調回路35とP
LL回路(フェーズ・ロックド・ループ回路)36に供
給し、復調回路35でPLL回路36が再生信号より検
出したクロックに同期した復調を行う。さらに、復調回
路35で復調された再生データをタイムベースコレクタ
37に供給し、このタイムベースコレクタ37でPLL
回路36が検出したクロックに同期して時間軸の補正を
行って時間軸変動成分を除去する。そして、タイムベー
スコレクタ37が出力する再生データをエラー訂正回路
38,39に供給し、エラー訂正回路38で再生データ
中の映像データ(デジタル映像信号)のエラー訂正を行
い、エラー訂正回路39で再生データ中の音声データ及
びサブコードのエラー訂正を行う。
【0023】そして、エラー訂正回路38が出力するデ
ジタル映像信号をデジタル映像処理回路40に供給して
、所定のデジタル信号処理を行い、記録用のデータ構成
のデジタル映像信号から元のデジタル映像信号に変換す
る。この場合、デジタル映像処理回路40には、増設デ
ッキから処理されたデジタル映像信号が供給されるため
の入力端子40aを備える。そして、デジタル映像処理
回路40が出力するデジタル映像信号をデジタル/アナ
ログ変換器41に供給してアナログ映像信号に変換し、
変換されたアナログ映像信号を出力端子42に供給する
【0024】そして、エラー訂正回路39が出力する音
声データをデジタルオーディオ処理回路43に供給して
、所定のデジタル信号処理を行い、記録用のデータ構成
のデジタル音声信号から元のデジタル音声信号に変換す
る。この場合、デジタルオーディオ処理回路40には、
増設デッキから処理されたデジタル音声信号が供給され
るための入力端子40aを備える。そして、デジタルオ
ーディオ処理回路43が出力するデジタル音声信号をデ
ジタル/アナログ変換器44に供給してアナログ音声信
号に変換し、変換されたアナログ音声信号を出力端子4
5に供給する。
【0025】そして、エラー訂正回路39が出力するサ
ブコードをサブコード検出回路46に供給し、このサブ
コード検出回路46で再生して得たサブコードの内容を
判別する。そして、この判別したデータをサブシステム
コントローラ25に供給する。
【0026】また、再生アンプ31,32の出力信号を
ATF回路46に供給し、再生されたパイロット信号の
ビート成分のレベルからトラッキングエラー信号を発生
し、このトラッキングエラー信号を例えばキャプスタン
サーボの位相サーボ回路に供給する。
【0027】なお、この再生系回路は、後述するダブル
アジマスヘッドにより2トラック分ほぼ同時に再生する
ものであるので、実際には記録系回路と同様に各回路が
2系統の再生データを同時に処理できるようにしてある
【0028】また、図3の回路において、パリティ発生
回路14,19から記録アンプ26,27までの記録系
回路及び再生アンプ31,32からエラー訂正回路38
,39までの再生系回路が、図1のVTR本体100の
記録・再生用変復調部102に相当するもので、磁気ヘ
ッドが配された回転ヘッドドラムや磁気テープの走行系
(図示せず)がメカデッキ101に相当する。また増設
デッキ110,120‥‥は、このVTR本体100の
記録・再生用変復調部102とメカデッキ101とサブ
システムコントローラ25とに相当する部分だけを設け
たもので、VTR本体100のデジタル映像処理回路1
3,40やアナログ/デジタル変換器12,17及びデ
ジタル/アナログ変換器41,44に相当する部分は、
増設デッキ110,120‥‥は備えない。
【0029】ここで、本例のVTRで使用される磁気ヘ
ッド3,4,5,6の回転ヘッドドラムへの配置状態を
、図4を参照して説明すると、図4において1は回転ヘ
ッドドラムを示し、この回転ヘッドドラム1には、磁気
テープ2が180°周面に巻装され、それぞれアジマス
角が異なる磁気ヘッドHL 及びHT を近接させて取
付け1組のダブルアジマスヘッド(第1のダブルアジマ
スヘッド)が構成される。このとき、先行ヘッドHL 
と後行ヘッドHT との間隔をGLとし、この先行ヘッ
ドHL と後行ヘッドHT とは1トラックピッチ分高
さ方向(ドラムの回転軸方向)にずれて固定してある。 そしてさらに、この第1のダブルアジマスヘッドと18
0°対向する位置にもう1組のダブルアジマスヘッド(
第2のダブルアジマスヘッド)が構成される。この第2
のダブルアジマスヘッドは、第1のダブルアジマスヘッ
ドと同様にそれぞれアジマス角が異なる先行ヘッドHL
 ′と後行ヘッドHT ′とで構成され、それぞれの位
置関係も第1のダブルアジマスヘッドと同様(即ち間隔
GL,段差1トラックピッチ)とする。なお、両先行ヘ
ッドHL ,HL ′のアジマス角は同じとし、両後行
ヘッドHT ,HT ′のアジマス角も同じとする。そ
して本例においては、第1のダブルアジマスヘッドを構
成する先行ヘッドHL ,後行ヘッドHT を、図3に
示す記録用の磁気ヘッド3,4とし、第2のダブルアジ
マスヘッドを構成する先行ヘッドHL ′,後行ヘッド
HT ′を、図3に示す再生用の磁気ヘッド5,6とす
る。
【0030】これらのドラム構成は、VTR本体100
と各増設デッキ110,120‥‥とで同一構成とする
【0031】次に、図3の構成のVTRにて記録・再生
が行われるデータの磁気テープ上のトラックパターンに
ついて、図5を参照して説明する。
【0032】図5Aは、1トラック(或いは1セグメン
ト)に記録されるデータの配列を示す。図において、ト
ラックの左端がヘッド突入側であり、その右端がヘッド
離間側である。また、斜線を付した領域は、データが記
録されないマージン或いはIBG(インターブロックギ
ャップ)である。プリアンブル或いはポストアンブルに
は、例えばデータのビット周波数と等しい周波数のパル
ス信号が記録され、再生側に設けられているビットクロ
ック抽出のためのPLLのロックが容易とされている。
【0033】1トラックのヘッド突入側の端部にATF
用のパイロット信号が記録される。その次の区間に符号
化されたビデオデータ及びオーディオデータが記録され
る。更に、このビデオ及びオーディオ区間の後にオーデ
ィオデータのみの記録区間が設けられる。そして、最も
ヘッド離間側に近い記録区間にサブデータ(サブコード
)が記録される。
【0034】ビデオ及びオーディオ区間は、多数のシン
クブロックからなり、シンクブロックのより詳細なデー
タ配列が図5Bに示される。先頭には、ブロックの開始
を示すブロック同期信号が位置し、次にブロックの識別
のためのシンクブロックSBが位置し、更に次にADR
Cの割り当てビット数を決めるためのしきい値THRが
位置している。その後のブロックアドレスBAは、画面
上のアドレスのためのものである。更に、NEXTは、
ブロックの長さを示す。ADRCで発生した符号化デー
タとしては、ダイナミックレンジDR′、最小値MIN
′、各画素と対応するコード信号のまとまりBPLから
なる。また、オーディオデータは、この区間の中で、画
像データと分離した区間に挿入される。そして、シンク
ブロックの最後にエラー訂正符号のパリティが配される
。この図5Bに示すシンクブロックの配列は、一例であ
って、ビデオデータのデータ量、オーディオデータのデ
ータ量、パリティのデータ量を考慮して、図示しないデ
ータ配列のシンクブロックも使用される。
【0035】オーディオデータのみの記録区間及びサブ
データの記録区間も、上述と同様のデータ配列とされて
いる。図5Cは、サブデータの区間のシンクブロックの
データ配列を示す。
【0036】先頭には、ブロックの開始を示すブロック
同期信号が位置し、次にID信号が位置し、更に次にサ
ブデータ(サブコード)が位置している。シンクブロッ
クの最後にエラー訂正符号のパリティが配される。ID
信号は、サブデータの領域を識別するためのコード、ス
タートID、フレームID、トラックアドレス、スキッ
プID、プログラム番号、ブロック番号等が含まれる。 このID信号は、通常再生時のみならず、高速再生時に
再生データを使用して画像を復元する時に必要とされる
【0037】本例においては、デジタルVTRをこのよ
うに構成したことで、システム全体で複数台のデジタル
VTRを備えたものと同じになり、複数の磁気テープへ
の連続記録や連続再生、或いはダビングなどが効率良く
行われる。即ち、図1に示すようにVTR本体100と
複数台の増設デッキ110,120‥‥を接続すること
で、例えばVTR本体100に装着された磁気テープに
記録し終えたとき、増設デッキ110に装着された磁気
テープに続けて記録を行うような連続記録ができる。或
いは、VTR本体100に装着された磁気テープから再
生したデジタル映像信号を、各増設デッキ110,12
0‥‥に装着された磁気テープに記録させるダビングを
行うことができる。但し、ダビングの場合には、VTR
本体100から、各増設デッキ110,120‥‥の記
録・再生用変復調部113,123‥‥に供給する信号
を、記録側のデジタル映像処理回路13の出力の代わり
に、再生側のデジタル映像処理回路40に得られる再生
信号とするなどの伝送経路の変更を行う必要がある。
【0038】このように連動した記録や再生の動作が行
えることで、連続記録,連続再生,ダビングなどが簡単
に行えると共に、増設デッキ110,120‥‥側では
メカデッキと記録・再生用変復調部とそれぞれの回路の
直接の制御を行うサブシステムコントローラだけを設け
れば良く、デジタル映像用のメモリなどを使用した比較
的大規模な回路構成のデジタル映像処理回路13,40
を、各デッキに設ける必要がなく、通常のデジタルVT
Rを複数台用意する場合に比べ、大幅に回路構成を簡単
にすることができる。また、後からのシステムアップ(
即ち増設デッキの増設)も容易に行える。なお、連続記
録,連続再生やダビング時に各デッキを同期させるため
に、映像信号と共に記録されるサブコードのデータ(例
えばタイムコード)を利用するようにしても良い。 このサブコードを利用することで、フレーム単位で同期
をとることが簡単にでき、編集作業が容易に行える。
【0039】また、連続記録や連続再生を行う代わりに
、複数台のデッキで分割記録を行うようにしても良い。 図6はこの場合の原理を示す図で、VTR本体100内
のデジタル映像処理回路13をチャンネル分割回路90
として作動させる。即ち、例えばデジタル映像処理回路
13に240MBpsの伝送レートのデジタル映像信号
が供給されるとき、このデジタル映像信号をデジタル処
理により4チャンネルに分割し、各チャンネルの伝送レ
ートを60MBpsにする。そして、それぞれのチャン
ネルのデジタル信号を同時に、VTR本体100内の記
録・再生部91(記録・再生用変復調部102とメカデ
ッキ101に相当)で磁気テープに記録すると共に、3
台の増設デッキの記録・再生部92,93,94で磁気
テープに記録する。この場合、それぞれのデッキでの記
録は、回転ヘッドドラムに取付けられた先行ヘッドHL
 と後行ヘッドHT とで2チャンネルに分けて行うの
で、1個の磁気ヘッドでは60MBpsの半分の30M
Bpsのデータを記録すれば良い。この場合、チャンネ
ル分割回路90側から各チャンネルの記録・再生を同期
させる制御データも伝送させる。
【0040】また、再生時には、逆にVTR本体100
内の記録・再生部91と3台の増設デッキの記録・再生
部92,93,94とで同時に再生させ、各チャンネル
の再生データを、VTR本体100内のチャンネル分割
回路90でデジタル処理により合成させる。
【0041】このようにして分割記録を行うようにした
ことで、例えばハイビジョン用の映像信号のように非常
に伝送レートの高い信号を、比較的伝送レートの低い通
常の映像信号と同様に記録・再生することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、主デジタルVTRと副
デジタルVTRとを連動させて記録(再生)するように
したことで、主デジタルVTRの主制御手段の制御によ
り、各VTRで簡単に連動した記録(再生)が行え、ダ
ビングや長時間の連続記録,連続再生などが簡単に行え
る。
【0043】また、デジタルデータ化された映像信号を
、nチャンネルに分割して記録・再生するようにしたこ
とで、1チャンネルで記録・再生する場合に比べ各チャ
ンネルで扱う情報量を減らすことができ、例えばハイビ
ジョン用の映像信号のように情報量が多く伝送レートが
高いデジタル映像信号を、良好に記録・再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図である
【図2】本発明の一実施例による接続例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図4】一実施例に適用される回転ヘッドドラムの一例
を示す構成図である。
【図5】一実施例のデータ構成を示す説明図である。
【図6】他の実施例の原理を示す構成図である。
【符号の説明】
2  磁気テープ 11  アナログ映像信号入力端子 16  アナログ音声信号入力端子 25  サブシステムコントローラ 28  メインシステムコントローラ 42  アナログ映像信号出力端子 45  アナログ音声信号出力端子 100  VTR本体 110  第1の増設デッキ 120  第2の増設デッキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録の制御データを作成する主制御手
    段と、該主制御手段からの制御データにより記録の制御
    を行う副制御手段と、映像信号を所定のデジタルデータ
    化するデジタル映像処理回路と、該デジタル映像処理回
    路が出力するデジタルデータを記録処理する記録処理回
    路と、上記副制御手段の制御により記録処理されたデジ
    タルデータの磁気テープへの記録を行う記録手段とを有
    する主デジタルVTRと、上記主デジタルVTRの上記
    主制御手段からの制御データが供給される副制御手段と
    、上記主デジタルVTRのデジタル映像処理回路からの
    デジタルデータが供給される記録処理回路と、記録処理
    されたデジタルデータの磁気テープへの記録を行う記録
    手段とを有する副デジタルVTRとよりなるデジタルV
    TR。
  2. 【請求項2】  再生の制御データを作成する主制御手
    段と、該主制御手段からの制御データにより再生の制御
    を行う副制御手段と、磁気テープに記録されたデジタル
    データの再生を行う再生手段と、該再生手段が出力する
    再生データを再生処理する再生処理回路と、該再生処理
    回路が出力する再生データを所定の映像信号とするデジ
    タル映像処理回路とを有する主デジタルVTRと、上記
    主デジタルVTRの上記主制御手段からの制御データが
    供給される副制御手段と、磁気テープに記録されたデジ
    タルデータの再生を行う再生手段と、該再生手段が出力
    する再生データを再生処理する再生処理回路とを有し、
    該再生処理回路の出力データを上記主デジタルVTRの
    デジタル映像処理回路に供給する副デジタルVTRとよ
    りなるデジタルVTR。
  3. 【請求項3】  デジタルデータ化された映像信号を、
    nチャンネルに分割(nは2以上の整数)し、このnチ
    ャンネルのそれぞれのデジタルデータをそれぞれ別の記
    録手段によりn本の磁気テープに同時に記録すると共に
    、再生時に、上記n本の磁気テープに記録されたデジタ
    ルデータをそれぞれ別の再生手段により同時に再生し、
    この再生したnチャンネルのデジタルデータを合成し、
    この合成されたデジタルデータより元の映像信号を得る
    ようにしたデジタルVTR。
JP3082605A 1991-04-15 1991-04-15 デジタルvtr Pending JPH04315845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3082605A JPH04315845A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 デジタルvtr

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3082605A JPH04315845A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 デジタルvtr

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04315845A true JPH04315845A (ja) 1992-11-06

Family

ID=13779114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3082605A Pending JPH04315845A (ja) 1991-04-15 1991-04-15 デジタルvtr

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04315845A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0209047A2 (en) Apparatus for recording and/or reproducing an information signal
JP2753173B2 (ja) 複数セグメント記録におけるトラッキング制御装置
JPS5989085A (ja) デジタルテレビ信号再生装置
JPH04315845A (ja) デジタルvtr
US6349012B1 (en) Magnetic recording and/or reproducing apparatus
JP2542825B2 (ja) ビデオ信号再生装置
US5796912A (en) Digital signal recording/reproducing apparatus capable of recording sequence signals in slanted and longitudinal tracks on a magnetic tape
JP2961930B2 (ja) Vtr
JP3196645B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2664988B2 (ja) ディジタルビデオ信号記録装置
JPS6355274B2 (ja)
US5966265A (en) Information signal reproducing apparatus having means for tracking control
JP2522314B2 (ja) 記録再生装置
JP3094964B2 (ja) 磁気記録方法、磁気記録装置及び磁気記録媒体並びに磁気転写方法
JP2987962B2 (ja) Vtr装置
JPH04315885A (ja) Vtr
JP3311855B2 (ja) ディジタル磁気記録再生装置
JP3082641B2 (ja) ヘリキャルスキャン型磁気テープ装置
JP3565433B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0614726B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPS62137703A (ja) ビデオ信号記録装置
JP3594186B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP3414989B2 (ja) Vtr高倍速再生装置
JPH06189250A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05328274A (ja) 磁気記録再生装置