JPH04314978A - 流体圧力脈動吸収器 - Google Patents

流体圧力脈動吸収器

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JPH04314978A
JPH04314978A JP5925191A JP5925191A JPH04314978A JP H04314978 A JPH04314978 A JP H04314978A JP 5925191 A JP5925191 A JP 5925191A JP 5925191 A JP5925191 A JP 5925191A JP H04314978 A JPH04314978 A JP H04314978A
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JP
Japan
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pulsation
fluid
cylindrical body
pressure
fluid pressure
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JP5925191A
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English (en)
Inventor
Ko Yamaguchi
香 山口
Hisashi Goto
後藤 久
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は壁面に複数の孔を持つ第
一の筒状体と、この第一の筒状体の前記複数の孔と連通
する脈動吸収空間を備え脈動吸収室とからなり、例えば
流体を循環して発熱する被冷却体を冷却する冷却装置な
どの配管系統に挿入される流体圧力脈動吸収器に関する
【0002】
【従来の技術】配管によって液体または気体などの流体
を移送あるいは循環して用いる装置がしばしば使用され
ている。こうした装置では、流体の圧送のためのポンプ
装置が有限の羽根枚数を持つ羽根車によって圧力を発生
するため、また配管の曲がり部などで発生する乱流など
のため、流体の圧力に脈動を生ずる。この圧力脈動によ
って配管あるいは配管に接続された装置の機能に支障を
来さないようにするため、配管の適所に流体圧力脈動吸
収器を設置して圧力脈動を減じるようにするのが一般で
ある。図11にこのような配管系の一例として液体を循
環して発熱する被冷却体を冷却する冷却装置の配管系統
図を示す。図11において33は有限の羽根枚数の羽根
車を持つポンプ装置、34は流体圧力脈動吸収器、35
は熱交換器、36は被冷却体、37は貯液槽、38は配
管である。図12は図11においてポンプ装置33の吐
液口33aにおける液体の圧力の測定結果の一例のグラ
フである。羽根車の羽根枚数が有限であること、あるい
は配管の曲がり部などで発生する乱流などのために約0
.1kg/cm2 の圧力脈動が生じている。
【0003】図13はこのような圧力脈動を減じるため
の従来例による流体圧力脈動吸収器の断面図である。以
下図13に従って、従来技術による流体圧力脈動吸収器
について説明する。図13において、1は内側に流体1
0を通流させる流路を持ち壁面に複数の孔2と両端部に
接続用のネジ1a,1bを持つ金属製の第一の筒状体。 39は第一の筒状体1の複数の孔2と連通する脈動吸収
空間4を第一の筒状体1との間に形成する第二の筒状体
であり、ゴム等の弾性体の材料から製作されている。第
一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流体10が通流す
ると、流体10の一部10aは孔2を通って脈動吸収空
間4に流入するので、第二の筒状体39に圧力脈動が伝
達する。第二の筒状体39は弾性体製であるので、圧力
脈動の圧力上昇時にはその直径を増大させて脈動吸収空
間4の容積を増大することで圧力上昇を減少させ、圧力
降下時にはその直径を減少させて脈動吸収空間4の容積
を減少することで圧力降下を減少させる。すなわち圧力
脈動はいわゆる吸収効果によって低減される。また孔2
を経由した流体の一部10aは第一の筒状体1の中心部
を流れる流体10の一部10bよりも長い経路を通過す
るので、流体の一部10aの圧力脈動の位相は流体10
の一部10bの圧力脈動の位相よりも遅れる。この結果
、流体10の一部10aと流体10の一部10bとが合
流した位置での圧力脈動は、互いに相殺される。すなわ
ち圧力脈動はいわゆる干渉効果によっても低減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る流体圧力脈動吸収器においては、第一の筒状体との間
に脈動吸収空間を形成する脈動吸収室である第二の筒状
体が、ゴム等の機械的強度が低い弾性体から製作されれ
いるため、通常使用レベルの流体の使用圧力に対する耐
圧力(5〜10kG/cm2 )を持たせるためには弾
性体を厚肉にすることを要するので所要の吸収効果を持
たせることができないしまたゴム等の劣化があるため長
期耐久性が劣るなどの問題があった。
【0005】本発明は前述の従来技術の問題点に鑑みな
されたものであり、その目的は高い圧力脈動の吸収効果
を持ち、しかも長期耐久性を備えた流体圧力脈動吸収器
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では前述の目的は
【0007】1)内側に流体を通流し壁面に複数の孔を
持つ金属製の第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲
を覆い前記第一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成す
る第二の筒状体とから成る流体圧力脈動吸収器において
、前記第二の筒状体を剛体製とし、しかも前記脈動吸収
空間に弾性脈動吸収体を装填したこと、また
【0008
】2)内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ金属製
の第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲を覆い前記
第一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成する第二の筒
状体とから成る流体圧力脈動吸収器において、前記第二
の筒状体を剛体製とするとともに、前記第一の筒状体の
流体路に流体の流れ方向と平行する多数の小口径孔を有
する剛体製の整流体を装着したこと、また
【0009】
3)内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ金属製の
第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲を覆い前記第
一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成する第二の筒状
体とから成る流体圧力脈動吸収器において、前記第二の
筒状体を剛体製とし、しかも前記脈動吸収空間に弾性脈
動吸収体を装填するとともに、前記第一の筒状体の流体
路に流体の流れ方向と平行する多数の小口径孔を有する
剛体製の整流体を装着したこと、また
【0010】4)
前記1項または前記3項記載の手段において、弾性脈動
吸収体として多数の軟質膜製中空球体、または周囲を軟
質膜で覆われた中空円筒体、または周囲を軟質膜で覆わ
れた中空板状体、さらにまた発泡弾性体を用いたこと、
また
【0011】5)前記4項記載の手段において、前記発
泡弾性体として独立発泡された発泡弾性体、または連続
発泡された発泡弾性体を用いたこと、また、
【0012
】6)内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ金属製
の第一の筒状体と、前記複数の孔に連通する脈動吸収空
間を形成する脈動吸収室とから成る流体圧力脈動吸収器
において、前記脈動吸収室を剛体製とし、かつ前記脈動
吸収空間容積の可変手段を前記剛体製の脈動吸収室に連
通して備え、しかも前記脈動吸収空間の動作圧力の加圧
手段をその加圧力が前記可変手段に加わるように備えた
こと、また
【0013】7)前記6項記載の手段において、脈動吸
収空間容積の可変手段としてベローズまたはダイアフラ
ムを用いたこと、また
【0014】8)前記6項または前記7項記載の手段に
おいて、脈動吸収空間の動作圧力の加圧手段としてバネ
体または加圧気体を用いたこと、また
【0015】9)前記6項ないし前記8項記載の手段に
おいて、内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ金属
製の第一の筒状体の前記壁面の複数の孔の中間に流体の
抵抗手段を配設したこと、さらにまた
【0016】10)前記9項記載の手段において、流体
の抵抗手段がオリフィスであること、により達成される
【0017】
【作用】本発明においては前述の構成として、脈動吸収
室を剛体製とするとともに、この脈動吸収室と第一の筒
状体との間に形成される脈動吸収空間に、加圧手段によ
って加圧力が加えられる脈動吸収空間容積の可変手段を
連通して備えあるいは弾性脈動吸収体を装填し、さらに
は第一の筒状体の流体の流路に流体の流れ方向と平行す
る多数の小口径孔を持つ剛体製の整流体を装着し、さら
にまた、第一の筒状体に設けられた複数の孔の中間に流
体の抵抗手段を設けたことによって、脈動吸収室は流体
の使用圧力に対する所要の耐圧力を充分に持たせられる
し、老化を生じることはない。脈動吸収空間に装填した
弾性脈動吸収体は脈動吸収室によって覆われているので
耐圧力を考慮する必要はなく圧力脈動の低減だけを対象
として材質,形状,寸法を適切に定めることができる。 また、脈動吸収空間容積の可変手段あるいは弾性脈動吸
収体は圧力脈動の圧力上昇時にはその容積を減少させて
脈動吸収空間の容積を増大することで圧力上昇を減少さ
せ、圧力脈動の圧力降下時にはその容積を復元させて脈
動吸収空間の容積を減少することで圧力降下を減少させ
る。すなわち圧力脈動はいわゆる吸収効果によって低減
する。弾性脈動吸収体として多数の軟質膜製中空球体を
用いた場合には、軟質膜製中空球体相互の間には極めて
狭い隙間と比較的広い空間とが連結し合った複雑な空間
が形成され、この複雑な空間を通流することで液体の圧
力脈動は一層低減されるし、また弾性脈動吸収体として
発泡弾性体特に連続発泡の発泡弾性体を用いた場合には
、泡が相互に連結された複雑な空間を通流することで液
体の圧力脈動は一層低減される。また、多数の小口径孔
を持つ整流体を通流する流体は整流体の整流効果で乱流
が解消されて層流となるので乱流による圧力脈動が低減
される。さらにまた、第一の筒状体の壁に設けられた孔
を通って脈動吸収空間と連通する流体の一部の流量の第
一の筒状体1の中心部を流れる流体の一部の流量に対す
る割合を適切なものとして、圧力脈動の低減効果を向上
させる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例による流体圧力脈動
吸収器の断面図である。図13の従来例と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。3は、第一の筒
状体1の周囲を覆い、第一の筒状体1との間に脈動吸収
空間4を形成する脈動吸収室として、例えば金属あるい
は硬質合成樹脂などで製作された、剛体製の第二の筒状
体である。第二の筒状体3は剛体製であり、老化などを
起こさないしまた流体の使用圧力に対する所要の耐圧力
を充分持たせられる。5は脈動吸収空間4に収容された
例えばゴムあるいは軟質合成樹脂などで製作された多数
の軟質膜製中空球体5aから成る弾性脈動吸収体である
。第一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流体10が通
流すると、流体10の一部10aは孔2を通って脈動吸
収空間4と連通し弾性脈動吸収体5に圧力脈動が伝達す
る。軟質膜製中空球体5aは流体10による平均圧力で
加圧されてある程度圧縮されているうえに、圧力脈動の
圧力上昇時にはさらに圧縮されて流体10の圧力脈動を
吸収する空間の容積を増大することで圧力上昇を減少さ
せ、圧力降下時には直径を復元させて流体10の圧力脈
動を吸収する空間の容積を減少することで圧力降下を減
少させる。すなわち圧力脈動はいわゆる吸収効果によっ
て低減される。また軟質膜製中空球体5aの相互の間に
は軟質膜製中空球体5aが密着している付近の極めて狭
い隙間と軟質膜製中空球体5aの密着部から離れた比較
的広い空間とが連結し合った複雑な空間が形成され、こ
の複雑な空間を通流することで液体10の圧力脈動は整
流効果によって一層低減される。弾性脈動吸収体5は剛
体製の第二の筒状体3で覆われているため耐圧力を考慮
した厚肉ののものとする必要はなく、圧力脈動の低減に
適した材質,形状,寸法にすることができる。なお当然
、孔2の干渉効果による圧力脈動の低減は従来例と同様
に備えている。
【0019】図2は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一実施例
ならびに図13の従来例と同一部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。図2において6は例えばゴムあ
るいは軟質合成樹脂などで製作された軟質膜製中空円筒
体であり、脈動吸収空間4に装着され、弾性脈動吸収体
の役目をするものである。孔2を通って脈動吸収空間4
に流体10の圧力脈動が伝達すると、軟質膜製中空円筒
体6は流体10による平均圧力で加圧されてある程度内
径を拡大されているうえに、圧力脈動の圧力上昇時には
さらに内径が拡大されて流体10の圧力脈動を吸収する
空間の容積を増大することで圧力上昇を減少させ、圧力
降下時には内径を復元させて流体10の圧力脈動を吸収
する空間の容積を減少することで圧力降下を減少させる
。すなわち圧力脈動はいわゆる吸収効果によって低減さ
れる。なおいままでは、弾性脈動吸収体は軟質膜製中空
円筒体であるとして説明してきたが軟質膜製中空板状体
で有ってもよく、この場合は軟質膜製中空板状体を第一
の筒状体1の外側に巻き付けて装着するものとする。
【0020】図3は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一実施例
ならびに図13の従来例と同一部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。図3において7は例えばゴムあ
るいは軟質合成樹脂などの発泡体で製作された発泡弾性
円筒体であり、脈動吸収空間4に装着され、弾性脈動吸
収体の役目をするものである。孔2を通って脈動吸収空
間4に流体10の圧力脈動が伝達すると、発泡弾性円筒
体7は流体10による平均圧力で加圧されてある程度内
径を拡大されているうえに、圧力脈動の圧力上昇時には
さらに内径が拡大されて脈動吸収空間4の容積を増大す
ることで圧力上昇を減少させ、圧力降下時には内径を復
元させて脈動吸収空間4の容積を減少することで圧力降
下を減少させる。すなわち圧力脈動はいわゆる吸収効果
によって低減される。また、発泡弾性円筒体7は連続発
泡体であってもよく、この場合は泡7aが連続する空間
には泡7aの隣接部に出来る極めて狭い面積の孔と泡7
aの部分の比較的広い空間とが連結し合った複雑な空間
が形成され、この複雑な空間を通流することで液体の圧
力脈動は整流効果によって一層低減される。なおいまま
では、弾性脈動吸収体は発泡弾性円筒体であるとして説
明してきたが発泡弾性板状体で有ってもよく、この場合
は発泡弾性板状体を第一の筒状体1の外側に巻き付けて
装着するものとする。
【0021】図4は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の構成図であり、(a)は横断面図、(b
)は(a)におけるA−A断面図である。図1の本発明
の一実施例ならびに図13の従来例と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図4において8およ
び9はそれぞれ第一の筒状体1の流体10の流路の入口
部および流体10の流路の出口部に装着された、流体1
0の流れ方向と平行する多数の小口径孔8aおよび9a
を持つ例えば金属,硬質合成樹脂あるいはセラミックス
などの剛体製の入口部整流体および出口部整流体である
。流体には狭い空間を通流する場合には乱流が解消され
るという性質があり、この整流効果を利用して圧力脈動
を低減するものである。整流効果の度合いによっては整
流体は入口部あるいは出口部のいずれか一方に設置する
ことでもよい。なお、多数の小口径孔8aおよび9aの
形状は丸孔または多角形状孔が好ましい。
【0022】図5は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一実施例
、図4の本発明の異なる実施例、ならびに図13の従来
例と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する
。本実施例は図4の本発明の異なる実施例の脈動吸収空
間4に弾性脈動吸収体5を充填しものである。
【0023】図6は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の構成図である。図1の本発明の一実施例
ならびに図13の従来例と同一部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。図6において11は流体10の
流路の入口部側に接続用のフランジ11aを持ち、流体
10の流路の出口部側に接続用のネジ11bを持つ第一
の筒状体である。図6において第一の筒状体11は、流
体10の流路の入口部側に接続用のフランジ11aを持
ち、流体10の流路の出口部側に接続用のネジ11bを
持つとしたが、流体10の流路の入口部側に接続用のネ
ジを持ち、流体10の流路の出口部側に接続用のフラン
ジを持ってもよいし、流体10の流路の入口部側ならび
に出口部側の両方に接続用のフランジを持ってもよい、
ただし、後者の場合には第二の筒状体3は少なくとも第
一の筒状体11の中心軸と平行する面で2分割とし、例
えばネジ止めあるいは接着などの方法によって第一の筒
状体11に装着されるものとする。
【0024】図7は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一実施例
ならびに図13の従来例と同一部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。図7において、12は、脈動吸
収空間容積の可変手段13としてのベローズ13aとと
もに脈動吸収空間4を形成する脈動吸収室をなし、しか
も孔2と連通する貫通孔12aを備えた金属あるいは硬
質合成樹脂などで製作された、剛体製の容器である。 ベローズ13aは金属製または合成樹脂製であり、脈動
吸収空間4側が開口し、反脈動吸収空間4側が閉塞され
て、その内側空間13bが連通孔14aを通して脈動吸
収空間4に連通するよう支持板14に装着されている。 支持板14はベローズ13aを気密に装着し支持するも
ので、貫通孔14aがベローズ13aの装着位置に設け
られている。15はベローズ13aを加圧する加圧端側
のバネ受けであり、加圧手段16であるバネ体16aか
らの力をベローズ13aに伝達する。バネ受け15は、
ベローズ13aが複数有る場合にも、バネ体16aから
の力を一体にしてベローズ13aに伝達する。17は反
加圧端側のバネ受けであり、折曲部17aによりベロー
ズ13aに誤って過大な力が加わらぬようにするための
ストッパにもなっている。18は、バネ体16aからの
力を受け止めるとともに、ベローズ13a、バネ体16
aを保護する剛体製のカバーである。容器12、支持板
14およびカバー18は一体に、ネジ等の締め付け手段
19で気密に組立られる。20は孔2と貫通孔12aと
を接続するパイプである。21は、第一の筒状体1に、
第一の筒状体1に設けられた複数の孔2の中間に設けら
れる、オリフィス等の流体の抵抗手段である。流体の抵
抗手段21によって、孔2を通って脈動吸収空間4と連
通する流体10の一部10aの流量の第一の筒状体1の
中心部を流れる流体10の一部10bの流量に対する割
合を適切なものとして、圧力脈動の低減効果を向上させ
る。なお、流体10の一部10aの流量の流体10の一
部10bの流量に対する割合を適切なものとするために
、必要に応じて前記貫通孔12aもオリフィスとするこ
ともできる。
【0025】第一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流
体10が通流すると、流体10の一部10aは孔2から
パイプ20を通って脈動吸収空間4に連通し、貫通孔1
4aからベローズ13aに圧力脈動が伝達する。ベロー
ズ13aを加圧するバネ体16aは流体10による平均
圧力で加圧されてある程度圧縮されているうえに、圧力
脈動の圧力上昇時にはさらに圧縮されて流体10の圧力
脈動を吸収するベローズ13aの内側空間13bの容積
を増大することで圧力上昇を減少させ、圧力降下時には
圧縮から開放されて流体10の圧力脈動を吸収するベロ
ーズ13aの内側空間13bの容積を減少することで圧
力降下を減少させる。すなわち圧力脈動はいわゆる吸収
効果によって低減される。なお当然、孔2の干渉効果に
よる圧力脈動の低減は従来例と同様に備えている。22
は必要に応じて設けるバネ体16の初期力調整用の調整
ネジである。調整ネジ22は先端部にネジ径よりも小さ
い直径のガイド部22aを形成することが好ましい。調
整ネジ22を用いる場合、カバー18にはバネ体16a
の中心に対応する位置に、調整ネジ22のネジ径と一致
する雌ネジ18aを設け、また、バネ受け17にはバネ
体16aの中心に対応する位置に、調整ネジ22のガイ
ド部21aの直径よりも大きく、調整ネジ22のネジ径
よりも小さい径の貫通孔17bを設けるものとする。調
整ネジ22を調整することにより、バネ体16aで生じ
る加圧力を、例えば流体圧力脈動吸収器よりも下流側の
圧力降下に対応する値とするなど、適切な値に設定する
ことができる。
【0026】図8は本発明の異なる実施例による流体圧
力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一実施例
、図7の本発明の異なる実施例ならびに図13の従来例
と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 図8において、23は金属製または合成樹脂製のベロー
ズである。ベローズ23の脈動吸収空間4側はバネ受け
24で気密に閉塞され、また、反脈動吸収空間4側には
、反加圧端側のバネ受け17の外径よりも大きい内径を
持ち、反脈動吸収空間側を気密に閉塞するための座板2
5が気密に装着される。座板25には、反脈動吸収空間
側を気密に閉塞するため、例えばOリング25aなどが
備えられる。ベローズ23は、バネ16a、バネ受け1
7、バネ受け24、座板25と一体となって、ネジ等の
締め付け手段26でカバー18の下面に気密に装着され
る。第一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流体10が
通流すると、流体10の一部10aは孔2からパイプ2
0を通って脈動吸収空間4に連通し、ベローズ23に圧
力脈動が伝達する。ベローズ23を加圧するバネ体16
は流体10による平均圧力で加圧されてある程度圧縮さ
れているうえに、圧力脈動の圧力上昇時にはさらに圧縮
されてベローズ23の内側空間23aの容積を減少させ
ることで、脈動吸収空間4の容積を増大させ圧力上昇を
減少させ、圧力降下時には圧縮から開放されてベローズ
23の内側空間23aの容積を増大することで、脈動吸
収空間4の容積を減少させ圧力降下を減少させる。 すなわち圧力脈動はいわゆる吸収効果によって低減され
る。なお当然、孔2の干渉効果による圧力脈動の低減は
従来例と同様に備えている。
【0027】図9は本発明のさらに異なる実施例による
流体圧力脈動吸収器の断面図である。図1の本発明の一
実施例、図7の本発明の異なる実施例ならびに図13の
従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図9において27は金属製または合成樹脂製のダ
イアフラムである。ダイアフラム27は、容器12、お
よびカバー18とともに一体に、ネジ等の締付け手段1
9で気密に組立られ、ダイアフラム27と容器12との
間に脈動吸収空間4を形成する。ダイアフラム27の反
脈動吸収空間側の中央部には、加圧端側のバネ受けを兼
ねるストッパ28が、また、ダイアフラム27の脈動吸
収空間4側の中央部にはストッパを兼ねるガイド体29
が、ダイアフラム27を挟んで、例えばネジ等の締付け
手段30で一体にかつ気密に組立られる。また、ストッ
パ28は、折曲部28aがカバー18に突き当たること
で、ダイアフラム27の反脈動吸収空間側への過大な変
位を防止する。さらにガイド体29は、容器12の脈動
吸収空間4側の中央部にガイド体29と相対して固着さ
れたガイド体受け29aによって、バネ体16の伸縮方
向と平行する方向に移動自在に支持されるとともに、そ
の先端が容器12に突き当たることで、ダイアフラム2
7の脈動吸収空間4側への過大な変位を防止される。第
一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流体10が通流す
ると、流体10の一部10aは孔2からパイプ20を通
って脈動吸収空間4に連通し、貫通孔14aからダイア
フラム27に圧力脈動が伝達する。ダイアフラム27を
加圧するバネ体16は流体10による平均圧力で加圧さ
れてある程度圧縮されているうえに、圧力脈動の圧力上
昇時にはさらに圧縮されて流体10の圧力脈動を吸収す
る脈動吸収空間4の容積を増大することで圧力上昇を減
少させ、圧力降下時には圧縮から開放されて流体10の
圧力脈動を吸収する脈動吸収空間4の容積を減少するこ
とで圧力降下を減少させる。すなわち圧力脈動はいわゆ
る吸収効果によって低減される。なお当然、孔2の干渉
効果による圧力脈動の低減は従来例と同様に備えている
【0028】図10は本発明のさらにまた異なる実施例
による流体圧力脈動吸収器の断面図である。図1の本発
明の一実施例、図7の本発明の異なる実施例、図9の本
発明の異なる実施例ならびに図13の従来例と同一部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。図10にお
いて、31は、ガス封入口である細管31a、ガス封入
口31aに接続される必要に応じて設ける閉切バルブ3
1b、および必要に応じて設ける封入ガス圧を計測する
圧力計31cを備えた剛体製のカバーである。32は、
ダイアフラム27とカバー31で隔成された空間に加圧
充填された、空気,窒素ガス等のガス体であり、ダイア
フラム27を反脈動吸収空間側から加圧する加圧手段を
なす。容器12、ダイアフラム27、およびカバー31
は一体に、その接合部で溶接などの方法で気密に結合さ
れる。第一の筒状体1の内側に圧力脈動を持つ流体10
が通流すると、流体10の一部10aは孔2からパイプ
20を通って脈動吸収空間4に連通し、貫通孔14aか
らダイアフラム27に圧力脈動が伝達する。ダイアフラ
ム27を加圧するガス体32は流体10による平均圧力
で加圧されてある程度圧縮されているうえに、圧力脈動
の圧力上昇時にはさらに圧縮されて流体10の圧力脈動
を吸収する脈動吸収空間4の容積を増大することで圧力
上昇を減少させ、圧力降下時には圧縮から開放されて流
体10の圧力脈動を吸収する脈動吸収空間4の容積を減
少することで圧力降下を減少させる。すなわち圧力脈動
はいわゆる吸収効果によって低減される。なお当然、孔
2の干渉効果による圧力脈動の低減は従来例と同様に備
えている。なお、今までの説明では、カバー31は閉切
バルブ31b、圧力計31cを備えるとしたが、これら
は必ずしもカバー31に装着する必要はない。その場合
、圧力計31cは加圧ガス源側に備えればよく、また、
細管31aの端末は封じ切り処理を施せばよい。
【0029】
【発明の効果】本発明においては、脈動吸収室を形成す
る容器および第二の筒状体を剛体製とするとともに、脈
動吸収空間に加圧手段によって加圧力が加えられる脈動
吸収空間容積の可変手段を配設あるいは弾性脈動吸収体
を装填し、あるいはまた第一の筒状体の流体の流路に流
体の流れ方向と平行する多数の小口径孔を持つ剛体製の
整流体を装着し、さらにまた、第一の筒状体に設けられ
た複数の孔の中間に流体の抵抗手段を設けたことによっ
て、容器および第二の筒状体は流体の使用圧力に対する
所要の耐圧力を充分に持たせられるし、ゴム等において
問題となった老化を生じることはない。また脈動吸収空
間容積の可変手段および弾性脈動吸収体は剛体製の容器
、カバーあるいは第二の筒状体によって覆われているの
で耐圧力を考慮する必要はなく圧力脈動の低減だけを対
象として材質,形状,寸法を適切に定めることができる
。また脈動吸収空間に装填した加圧手段によって加圧力
が加えられる脈動吸収空間容積の可変手段および弾性脈
動吸収体によって、圧力脈動はいわゆる吸収効果によっ
て低減されるし、また、多数の小口径孔を持つ整流体の
整流効果で乱流が解消されて圧力脈動が低減される。 さらにまた、第一の筒状体の壁に設けられた孔を通って
脈動吸収空間と連通する流体の一部の流量の第一の筒状
体1の中心部を流れる流体の一部の流量に対する割合を
適切なものとして、圧力脈動の低減効果を向上させる。 これらによって、長期耐久性を備えながら、圧力脈動を
従来例に対してほぼ半減できる高い脈動低減効果が得ら
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による流体圧力脈動吸収器の
断面図
【図2】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図3】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図4】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の構成図
【図5】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図6】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図7】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図8】本発明の異なる実施例による流体圧力脈動吸収
器の断面図
【図9】本発明のさらに異なる実施例による流体圧力脈
動吸収器の断面図
【図10】本発明のさらにまた異なる実施例による流体
圧力脈動吸収器の断面図
【図11】配管系の一例としての液体を循環する冷却装
置の配管系統図
【図12】液体の圧力の測定結果の一例のグラフ
【図1
3】従来例による流体圧力脈動吸収器の断面図
【符号の説明】
1    第一の筒状体 3    第二の筒状体 4    脈動吸収空間 5    弾性脈動吸収体 8    整流体 12    容器 13    脈動吸収空間容積の可変手段16    
加圧手段 21    オリフィス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ
    金属製の第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲を覆
    い前記第一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成する第
    二の筒状体とから成る流体圧力脈動吸収器において、前
    記第二の筒状体を剛体製とし、しかも前記脈動吸収空間
    に弾性脈動吸収体を装填したことを特徴とする流体圧力
    脈動吸収器。
  2. 【請求項2】内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ
    金属製の第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲を覆
    い前記第一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成する第
    二の筒状体とから成る流体圧力脈動吸収器において、前
    記第二の筒状体を剛体製とするとともに、前記第一の筒
    状体の流体路に前記流体の流れ方向と平行する多数の小
    口径孔を有する剛体製の整流体を装着したことを特徴と
    する流体圧力脈動吸収器。
  3. 【請求項3】内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ
    金属製の第一の筒状体と、この第一の筒状体の周囲を覆
    い前記第一の筒状体との間に脈動吸収空間を形成する第
    二の筒状体とから成る流体圧力脈動吸収器において、前
    記第二の筒状体を剛体製とし、しかも前記脈動吸収空間
    に弾性脈動吸収体を装填するとともに、前記第一の筒状
    体の流体路に前記流体の流れ方向と平行する多数の小口
    径孔を有する剛体製の整流体を装着したことを特徴とす
    る流体圧力脈動吸収器。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項3記載のものにおい
    て、弾性脈動吸収体として多数の軟質膜製中空球体を用
    いたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項3記載のものにおい
    て、弾性脈動吸収体として周囲を軟質膜で覆われた中空
    円筒体を用いたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項3記載のものにおい
    て、弾性脈動吸収体として周囲を軟質膜で覆われた中空
    板状体を用いたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項3記載のものにおい
    て、弾性脈動吸収体として発泡弾性体を用いたことを特
    徴とする流体圧力脈動吸収器。
  8. 【請求項8】請求項7記載のものにおいて、発泡弾性体
    として独立発泡された発泡弾性体を用いたことを特徴と
    する流体圧力脈動吸収器。
  9. 【請求項9】請求項7記載のものにおいて、発泡弾性体
    として連続発泡された発泡弾性体を用いたことを特徴と
    する流体圧力脈動吸収器。
  10. 【請求項10】内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持
    つ金属製の第一の筒状体と、前記複数の孔に連通する脈
    動吸収空間を形成する脈動吸収室とから成る流体圧力脈
    動吸収器において、前記脈動吸収室を剛体製とし、かつ
    前記脈動吸収空間容積の可変手段を前記剛体製の脈動吸
    収室に連通して備え、しかも前記脈動吸収空間の動作圧
    力の加圧手段をその加圧力が前記可変手段に加わるよう
    に備えたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  11. 【請求項11】請求項10記載のものにおいて、脈動吸
    収空間容積の可変手段としてベローズを用いたことを特
    徴とする流体圧力脈動吸収器。
  12. 【請求項12】請求項10記載のものにおいて、脈動吸
    収空間容積の可変手段としてダイアフラムを用いたこと
    を特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  13. 【請求項13】請求項10ないし請求項12記載のもの
    において、脈動吸収空間の動作圧力の加圧手段としてバ
    ネ体を用いたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  14. 【請求項14】請求項10ないし請求項12記載のもの
    において、脈動吸収空間の動作圧力の加圧手段として加
    圧気体を用いたことを特徴とする流体圧力脈動吸収器。
  15. 【請求項15】請求項10ないし請求項14記載のもの
    において、内側に流体を通流し壁面に複数の孔を持つ金
    属製の第一の筒状体の前記壁面の複数の孔の中間に流体
    の抵抗手段を配設したことを特徴とする流体圧力脈動吸
    収器。
  16. 【請求項16】請求項15記載のものにおいて、流体の
    抵抗手段がオリフィスであることを特徴とする流体圧力
    脈動吸収器。
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