JPH0431463B2 - - Google Patents

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JPH0431463B2
JPH0431463B2 JP60265240A JP26524085A JPH0431463B2 JP H0431463 B2 JPH0431463 B2 JP H0431463B2 JP 60265240 A JP60265240 A JP 60265240A JP 26524085 A JP26524085 A JP 26524085A JP H0431463 B2 JPH0431463 B2 JP H0431463B2
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JP
Japan
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pair
guide
slopes
movable base
guide member
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JP60265240A
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JPS62125774A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、大型フアクシミリ装置の原稿台駆
動系等への適用に好適な直線運動案内装置に関す
る。
従来の技術 フアクシミリ等の光学装置においては、原稿を
読み取るために原稿台または光学系を移動させる
必要があり、これらを駆動する直線運動案内装置
が備えられている。
従来の直線運動案内装置は、第3図に示すよう
に、固定台1に設けられた一対のロツド2,3に
移動台4を摺動可能に取り付けた構造のものが一
般的である。また、工作機械等においては、第4
図に示すように、固定台1に一対の台形状のレー
ル2,3を設け、このレールに移動台4に設けた
台形状の溝5,6を嵌合させた構造のものが用い
られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のこのような直線運動案内
装置においては、接触案内となつているため、部
品精度や組立精度に直接的な影響を受け、移動台
4の移動精度を向上させるためにはそれだけコス
ト高になつていた。また、接触案内のため摺擦に
よる摩耗によつて精度が低下し、所期の移動精度
が得られなくなる場合がある。摩耗防止のための
処理を施せば、それだけコスト高になる。
そこでこの発明の目的は、低コストで高精度が
得られる改良された直線運動案内装置を提供する
ことにある。
問題点を解決するための手段 この発明による直線運動案内装置は、上方に広
がつて形成される一対の斜面を形成する磁力を帯
びているガイド部材と、ガイド部材と同じ角度の
一対の斜面を形成するガイド部材と反発するよう
な磁力を帯びている浮上部材とを有する構成であ
る。
作 用 固定台側のガイド部材および移動台側の浮上部
材が共に上方に向かつて広がる一対の斜面を形成
し、また互いに反発する磁力を帯びているため、
移動台が非接触の状態で案内される。
実施例 第1図には、この発明の一実施例が示され、第
2図は第1図に示す装置の側面図である。固定台
11上面の長手方向に沿う両側には、楔形の枕部
材12を介して一対のガイド部材13,14が固
定され、ガイド部材13,14は斜めに互に対向
している。ガイド部材13,14のそれぞれの上
面にはN極が着磁され、その表面に対向する端面
が同じ角度に形成されそれぞれN極に着磁された
浮上部材15,16は、移動台17の下面に固着
されて配置されている。移動台17は、その一方
の端面で自在継手18を介して連結棒19に連結
され、連結棒19の他端は、ブラケツト20を介
して固定台11に取り付けられた駆動源21の往
復移動する駆動軸に連結されている。
移動台17は、浮上部材15,16によつてガ
イド部材13,14表面から僅かに浮上して非接
触の状態に保たれ、駆動源21によりガイド部材
13,14表面を移動する。ガイド部材13,1
4および浮上部材15,16は共に逆ハ字形に形
成されているため、移動台17の重力により両者
は常に良好に適合されるが、移動台17の重力バ
ランスを適切に設定することにより、移動台17
はほんの僅かな駆動力により移動可能になる。移
動台17は、ガイド部材13,14に対し非接触
の状態で移動するので、接触状態で移動する場合
に比べて高度の面精度を必要とせず、移動台17
の移動精度は、ガイド部材13,14の取付精度
によつて大部分が決まる。また、駆動源21によ
る振動等は、その連結部の自在継手18によつて
吸収される。
簡略化する場合は、ガイド部材13,14を固
定台11に直接形成してもよく、浮上部材15,
16を移動台17に直接形成してもよい。さら
に、移動台17を駆動する手段は、ワイヤー、ベ
ルト、チエーン、リンク等、種々の手段が用いら
れうる。
発明の効果 以上のように、この発明による直線運動案内装
置は、固定台のガイド部材及び移動台に設置され
ている浮上部材を一対の上方に広がる斜面を形成
し、移動台は一対のガイド部材の上を非接触の状
態で移動しているため、従来例での非接触状態で
移動する場合と比べて高度の面精度を必要としな
い。また、従来例は接触案内のため、時間と共に
摺動による摩耗で移動精度が低下し、初期の移動
精度が得られなくなる場合があり、この防止のた
めの処理を施せば、それだけコスト高になるが、
本発明の非接触案内であると、そのような処理を
施す必要はなく長期間使用しても移動精度の高い
案内装置を実現することができる。また、浮上部
材とガイド部材とが互いに反発するような磁力を
帯びて、さらにガイド部材は上方に広がる一対の
斜面を形成し、浮上部材は同じ間隔をあけ、同じ
角度をもつ一対の斜面を形成し、バランスをとつ
てガイド部材の斜面に沿つて浮上、移動するた
め、比較的構成が簡単に、また非常に安定してい
る浮上状態を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す直線運動
案内装置の概略斜視図、第2図は、第1図に示す
装置の側面図、第3図は、従来の直線運動案内装
置の一例を示す概略斜視図、第4図は、従来の直
線運動案内装置の他の例を示す概略斜視図であ
る。 11……固定台、12……枕部材、13,14
……ガイド部材、15,16……浮上部材、17
……移動台、18……自在継手、19……連結
棒、20……ブラケツト、21……駆動源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定台と、この固定台の上に設置され、間隔
    をあけて平行に並びかつ上方に広がつている一対
    の斜面を形成し、磁力を帯びているガイド部材
    と、前記ガイド部材の前記一対の斜面の各々に対
    し対向面の各々が平行になる一対の斜面を形成
    し、前記ガイド部材と反発する磁力を帯びている
    浮上部材と、前記ガイド部材に沿つて移動可能で
    あり、前記浮上部材の上に設置されている移動台
    と、この移動台を移動させる動力源と、この動力
    源からの動力を前期移動台に伝達する動力伝達手
    段とを備える直線運動案内装置。
JP60265240A 1985-11-26 1985-11-26 直線運動案内装置 Granted JPS62125774A (ja)

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JP60265240A JPS62125774A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 直線運動案内装置

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JP60265240A JPS62125774A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 直線運動案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62125774A JPS62125774A (ja) 1987-06-08
JPH0431463B2 true JPH0431463B2 (ja) 1992-05-26

Family

ID=17414471

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951657A (ja) * 1982-06-04 1984-03-26 デイジタイズド・インフオメ−シヨン・システムズ・コ−ポレ−シヨン(デイ−・アイ・エス・シ−) 自動走査装置及び制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951657A (ja) * 1982-06-04 1984-03-26 デイジタイズド・インフオメ−シヨン・システムズ・コ−ポレ−シヨン(デイ−・アイ・エス・シ−) 自動走査装置及び制御方法

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JPS62125774A (ja) 1987-06-08

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