JPH0431459B2 - - Google Patents

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JPH0431459B2
JPH0431459B2 JP60110063A JP11006385A JPH0431459B2 JP H0431459 B2 JPH0431459 B2 JP H0431459B2 JP 60110063 A JP60110063 A JP 60110063A JP 11006385 A JP11006385 A JP 11006385A JP H0431459 B2 JPH0431459 B2 JP H0431459B2
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signal
resistor
circuit
transmission line
operational amplifier
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Publication of JPH0431459B2 publication Critical patent/JPH0431459B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
    • H04Q1/444Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
    • H04Q1/446Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies using one signalling frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本件のエネルギ検出回路は、フアクシミリ装置
のための自動ダイヤル装置/コントローラに用い
るように適合されている。そのようなコントロー
ラは、フアクシミリ装置を標準的な電話回線に相
互接続する。それは1日のうちの予めプログラム
された回数で多重ポーリングを実行しかつコマン
ドを送信し、これによつてオペレータの関わり合
いを最小限にしている。
コントローラがその目標とする遠隔の受信装置
へのその接続を一旦完了すると、それは局部のフ
アクシミリ装置へ制御を譲る。
先行技術の自動ダイヤル装置/コントローラ
は、発信音、話中信号または呼出音を検出する能
力を含んでいない。代わりに、それらは、呼出符
号をダイヤルした後に、発信音が有効になりまた
は広域電話サービス(Wide Area Telephone
Servise:以下、WATS)回線が利用可能になる
ということを前提とする。たとえば、先行技術の
自動ダイヤル装置がWATSラインをアクセスし
ようと試みるときに、それは呼出符号をダイヤル
し、さらにその後、それがダイヤリングを続ける
前に所定の時間待機する。所定の時間の後に
WATSラインは準備されそして話中ではなく、
それが通信しようとする受信機の番号をダイヤル
するものとする。もしもWATSラインが話中で
ありまたは準備されていなければ、それは呼出を
完了するための試みを続行する。明らかに、この
試みは成功しないであろう。
WATSまたは限定されていない電話回線への
アクセスを得るために、機密保護コードが自動ダ
イヤル装置によつて送信されることを要求する構
内交換装置とインターフエイスする先行技術の自
動ダイヤル装置について同様の問題が経験されて
いる。
自動ダイヤル装置の動作を制御するために、話
中信号、発信音および呼出音を検出できることが
望ましい。たとえば、もしもこれらの信号が検出
され得ると、そのときはマイクロプロセツサによ
つて制御される自動ダイヤル装置は、WATSラ
インに対する呼出符号をダイヤルすることができ
かつダイヤリングを続けるのに先立つて発信音が
受取られるまで待機することができる。もしも話
中信号が受取られると、そのときは自動ダイヤル
装置は数秒間待機しかつ再度回線をアクセスしよ
うと試みることができる。同様に、機密保護コー
ドを入力する際の上述の問題点も取除かれるであ
ろう。
発信音、呼出音、および話中信号に応答する自
動ダイヤル装置/コントローラは、改善された性
能をもたらしている。したがつて、所定の時間が
経過する前に発信音が利用可能であるときに、ダ
イヤリング前に所定の時間待機する必要はない。
さらに、もしも話中信号が検出されると、それは
フアクシミリシステムに制御を引き渡そうとは試
みないであろう。その代わり、接続がなされるま
で番号を再度ダイヤルし、その後にのみ局部のフ
アクシミリ装置に制御を引き渡すように設計され
得る。
後述の能力を実現するために、自動ダイヤル装
置/コントローラは、プログラムされたマイクロ
プロセツサを用いてもよく、このマイクロプロセ
ツサは、ユーザによつてその中にプログラムされ
たコマンドを実行することができる。したがつ
て、当業者は、番号をダイヤルし、さらにもしも
話中信号が検出されると、5秒以内に番号を再度
ダイヤルするようにマイクロプロセツサをプログ
ラムすることが非常に容易であるということを評
価するであろう。
そのようなマイクロプロセツサが制御された自
動ダイヤル装置/コントローラにおいて克服され
なければならない1つの問題は、電話回線上へ送
信されている信号が、遠隔のPBXまたは他の送
信機から受取られている信号と混同されることを
防止することである。したがつて、自動ダイヤル
装置/コントローラは、それが送信する信号を受
信信号と判断することを避けなければならない。
克服されなければならない他の問題点は、話中
音、発信音および呼出音の認識である。明らか
に、プログラムされたマイクロプロセツサは、こ
れらのアナログ信号が電話回線から受取られると
きにこれらの信号を容易に判断することができな
い。しかしながら、もしもこれらのアナログ信号
がデイジタル信号に変換されれば、マイクロプロ
セツサは、どのタイプの信号が受信されているか
を容易に判断することができる。
話中音、呼出音および発信音は、規定されたア
ナログエネルギのオン−オフパターンから構成さ
れる。これらのパターンは、特定のパワーレベル
および特定の帯域幅を有するアナログ信号によつ
て構成されている。これらの信号が帯域幅および
パワーレベルに適合することを保証することによ
つて、電話回線上のノイズは除去され、純粋なア
ナログ受信信号のみが残される。もしもこれらの
信号がその後、最小のパワーレベル以上のおよび
規定された帯域幅内のエネルギの存在または欠如
を示すデイジタル信号に変換されるならば、その
ときはこのデイジタル信号は、マイクロプロセツ
サによつて容易に分析されて、発信音、話中信
号、呼出音または他の何らかの信号が受信されて
いるかどうかが判断され得る。たてえば、発信音
は、2秒よりも長い連続エネルギの存在によつて
規定される。エネルギの存在を示すデイジタル信
号入力を与えると、マイクロプロセツサは、少な
くとも2秒間にわたつて連続エネルギが存在する
かどうかを容易に判断することができる。もしも
存在するならば、マイクロプロセツサは、それが
発信音を有していることを知り、さらにそれがア
クセスするようにプログラムされている番号のダ
イヤルを続行することができる。
この発明の一般的な目的は、遠隔のPBXから
送信された信号と関連する帯域幅およびパワーの
範囲内の電話回線上のエネルギを検出する、フア
クシミリ装置コントローラにおいて用いられる回
路を提供することによつて先行技術の欠点を克服
することである。
この発明の他の目的は、エネルギの存在または
欠如を示すデイジタル信号をその出力において提
供する、電話回線上のエネルギを検出するための
回路を提供することである。
この発明の付加的な目的は、単一電源によつて
駆動されるCMOS回路を利用する、電話回線上
のエネルギを検出するための回路を提供すること
である。
この発明の他の目的は、電線回線上のエネルギ
の存在を検出しさらに受信信号を分離する、フア
クシミリ装置のための自動ダイヤル装置に用いら
れる回路を提供することである。
この発明のこれらのおよび他の目的、特徴およ
び利点は、図面に関連して読むときに好ましい実
施例の詳細な説明からより明白となるであろう。
発明の概要 フアクシミリ装置のための自動ダイヤル装置/
コントローラに用いられるエネルギ検出回路が開
示されている。この回路は、絶縁トランスを介し
て電話回線に結合され、さらに自動ダイヤル装置
によつて電話回線上に送信されたDTMF音を受
取る。回路の出力において、特定のパワーレベル
以上のそして特定の帯域幅内のエネルギの受信を
示すデイジタル信号が与えられる。特に、検出さ
れたエネルギは、発信音、呼出音および話中信号
と関連するエネルギである。デイジタル信号は、
フアクシミリ自動ダイヤル装置/コントローラに
含まれるマイクロプロセツサに入力されるが、こ
のマイクロプロセツサは、エネルギのパターンを
評価して、受取られている信号のタイプを判断す
る。
回路の第1段において、自動ダイヤル装置/コ
ントローラから生じるDTMF音は、電話回線上
の信号から無効にされ、真の受信信号のみが残さ
れる。受信信号は増幅されかつ第2段へと通過さ
れ、この第2段は、予想される受信信号の帯域幅
の外側のノイズをろ波して取除く。第2段によつ
て出力された信号は、第4段に適合させるため
に、第3段において再度増幅される。第4段にお
いて、第3段の正弦波出力はコンデンサを充電
し、このコンデンサ上の電圧は、コンデンサにか
かる電圧を基準レベルと比較するコンパレータに
入力される。コンデンサの電圧が基準レベル以上
に進むときに、コンパレータの出力は負に変化し
て、特定の帯域幅内のそして特定のパワーレベル
以上のエネルギが存在するということを示す。コ
ンパレータへの正弦波入力の半サイクルごとにコ
ンパレータの出力が変動することを妨げるため
に、コンデンサに対して長い放電時定数が与えら
れている。
第4段への入力が基準レベル以下に降下しかつ
放電時間にわたつて基準レベル以下に留まるとき
に、コンパレータの出力は正に変化する。したが
つて、2つのレベルのみの間を変動することによ
つて、コンパレータ出力は、受信信号におけるエ
ネルギの存在または欠如を示すデイジタル信号を
与える。
このデイジタル信号は、フアクシミリ自動ダイ
ヤル装置/コントローラ内のマイクロプロセツサ
に入力され、これはエネルギのオン−オフ時間を
分析して、発信音、話中信号または呼出音信号の
いずれが受信されているかを判断する。
好ましい実施例の詳細な説明 図面を参照すると、第1図は、このエネルギ検
出回路の好ましい実施例を描いている。自動ダイ
ヤル装置から生じる送信信号VTXINは、入力ラ
イン30上でエネルギ検出回路によつて受信され
る。送信信号VTXINは、電話回線上の下り方向
に配された遠隔装置をダイヤリングするために自
動ダイヤル装置によつて利用されるデユアルトー
ン多重周波(DTMF)音を含んでいる。
このエネルギ検出回路は、600Ωの入力インピ
ーダンスRLを有する標準的な絶縁トランス32
を介して電話回線に結合されている。遠隔装置か
ら電話回線上で受信された信号VRXは、絶縁ト
ランス32を介してエネルギ検出回路中へと結合
されかつトランス32のタツプ4においてエネル
ギ検出回路に与えられる。自動ダイヤル装置によ
つて送信されたDTMF信号VTXINは、抵抗8を
介しかつトランス32のタツプ4に至る経路に追
従しかつさらにその後電話回線上に送信される。
当業者は、送信信号VTXIN(第2A図)およ
び受信信号VRT(第2C図)の双方が同一の周波
数範囲内にあるということを評価するであろう。
一般は、受信信号VRXの振幅は遠隔装置から自
動ダイヤル装置までの距離に依存しているので、
送信信号VTXINは、受信信号VRXよりも大き
い。一般に、受信信号VRXは−6dbmから−
30dbmの範囲内に存在する。以下の議論から明白
なように、送信VTXIN信号および受信信号
VRXの振幅は、この発明の動作にとつては重要
ではない。
受信信号VRXは、発信音、話中音または呼出
音に対応する信号を含んでいる。エネルギ検出回
路の第1段において、送信信号VTXINは無効に
され、このため、受信信号VRXにのみ対応する
信号が第1段の出力V1として与えられる。この
機能は、エネルギ検出回路の後段において、送信
信号VTXINを受信信号VRXとして判断するこ
とを避けるために必要である。
まず、第1段が、存在するかもしれない送信信
号VTXINをどのように無効にするかについて考
える。この送信信号VTXINは、抵抗11を介し
て演算増幅器(オペアンプ)の負の入力6に進
み、さらに抵抗10を介してフイードバツクされ
る。その結果、送信信号VTXINには、以下に示
す反転利得GIが与えられる。
(1) GI=R10/R11=1.96 送信信号VTXINはまた、抵抗8および6を介
して演算増幅器34の正の入力に進む。抵抗8を
介して通過した後に、送信信号は、絶縁トランス
32の実効インピーダンスのために変更される。
したがつて、送信信号VTXINに起因して抵抗6
に入りかつ電話回線上に送信される信号は、次の
式によつて与えられる。
(2) VTX=VTXINRL/RL+R8 この信号VTX(第2B図)にはその後、次の非
反転利得GNIが与えられる。
(3) GNI=1+R10(R9+R11)/R9(R11) =3.96 したがつて、VTXINによる第1段の出力にお
ける電圧V1は、次のようになる。
(4) VITX=GNI(VTX)−GI(VTXIN) 方程式1、2および3を方程式4に代入する
と、次の式を得ることができる。
(4a) VITX=3.96(VTXINRL/RL+R8)−1.96(VTXIN
)=3.96(VTXIN600/600+620) −1.96(VTXIN)=1.95VTXIN−1.96VTXIN=−0.01VTX
IN 送信信号VTXINに対する典型的なレベルがピ
ーク−ピークで1Vであることを考慮すると、そ
のときはVTXINによるV1への関与はほぼピー
ク−ピークで0.01Vであり、現実にはほぼ0であ
る。したがつて、このエネルギ検出回路の第1段
はどのような入力された送信信号VTXINをも無
効にするのに有効であるということが示されてい
る。
次に、絶縁トランス32のピン4を介して受取
られた、遠隔装置からの受信信号VRXが考慮さ
れる。そのような信号は、抵抗6は介して演算増
幅器34の正の入力5に至る経路に追従する。そ
の結果、第1段の出力において、受信信号VRX
は3.96の非反転利得を受ける。したがつて、ピー
ク−ピークで0.05Vの典型的な受信信号VRXレベ
ルに対して、第1段の出力において、VRXに起
因する、ピークピークで0.20Vの信号V1RXが得
られる。
V1TXは無視することができるので、第1段の
実効出力V1は専ら、3.96の利得によつて乗算さ
れた受信信号VRXから構成される。要約すると、
エネルギ検出回路の第1段は、どのような送信信
号VTXINをも無効にしかつどの受信信号VRX
にも4の利得を与えるのに有効である。
当業者はさらに、第1段が高周波信号を欠落さ
せるということを評価するであろう。すなわち、
コンデンサ48は、オクターブあたり6dbの周波
数の欠落を生じさせて、どのようなノイズも除去
する。
当業者はさらに、抵抗10および11の値を変
えることによつて、受信信号VRXに与えられた
利得が3.96から増大されまたは減少されるという
ことを認識するであろう。
エネルギ検出回路の第2段の入口において、4
の利得によつて乗算された受信信号VRXに対応
する信号V1(第2D図)に与えられる。エネルギ
検出回路の第2段ないし第4段は、−30dbmより
も大きくかつ360Hzないし2700Hzの帯域幅内にあ
るエネルギレベルの存在を検出する。エネルギ検
出回路の出力において、エネルギの存在または欠
如を示すデイジタル信号V4が与えられる。この
デイジタル信号V4は、マイクロプロセツサ(図
示せず)に入力され、かつ発信音、話中音、また
は呼出音のいずれかが受信されているかを決定す
るように判断される。したがつて、当業者は、電
話回線上のエネルギのオン−オフ時間を判断して
後者の3つの音のどれが受信されているかを判断
するようにソフトウエアが容易に設計されるとい
うことを評価するであろう。たとえば、もしもソ
フトウエアが、200および600ミリ秒の間のエネル
ギオフ時間がその後に続く、200および700ミリ砂
の間の電話回線上のエネルギ反復パターンを認識
するならば、そのときは、話中音(第3B図)が
受信されているという結論をもたらす。同様の態
様で、2秒以上にわたつて連続エネルギが存在す
るときに発信音(第3A図)が検出される。エネ
ルギオン−オフ時間は、利用されている構内交換
器(PBX)のタイプに従つて変化するので、呼
出音の存在の判断はいくらか困難である。
エネルギ検出回路の第2段は、930Hzおよび
2271Hzの3db周波数と、−0.5の中央の利得とを備
えたバンドパスフイルタである。その目的は、望
ましくないノイズ成分をV1信号からろ波するこ
とである。第2段において、直流オフセツトが抵
抗19および20を介して与えられて、入つてく
る信号V1のバイアスし、このため、信号V1は、
アース電位の上下に変動する代わりに、0Vと
7.5Vとの間で変動する。演算増幅器36には負
の電源が与えられていないので、オフセツトが必
要である。オフセツトは演算増幅器36の正の入
力10に与えられ、このため演算増幅器36はそ
の線形領域内で機能し、かつ演算増幅器36の出
力8はオフセツトの前後で変動するであろう。も
しも直流オフセツトが与えられていなければ、演
算増幅器36は負の電源を有していないので、演
算増幅器36が信号をアース電位以下に変動させ
ないために、入つてくる信号V1の負の部分はク
リツプされるであろう。
第2段の出力の後に、信号V2(第2E図)は、
第3段に入るときにコンデンサ40を通過する。
コンデンサ40は、第2段において与えられた直
流オフセツトを取除く直流阻止コンデンサであ
る。第3段は利得を与え、さらにもしも直流オフ
セツトがその上に残されていれば、それは、演算
増幅器38に信号が入力されていないときでさえ
エネルギがライン上に存在するということを第3
段の出力に誤つて表示させるので、直流オフセツ
トは取除かれる。
第2段の場合と同じ理由で、直流オフセツトが
抵抗16および18を介して演算増幅器38の正
の入力12に与えられる。すなわち、演算増幅器
38は負の電源を有していないので、直流オフセ
ツトは、演算増幅器38が、ピン13上の入力信
号がアース電位以下に変動するときでさえ、線形
領域内で動作するであろうということを保証す
る。
0.68Vの直流オフセツトを与えることに加え
て、第3段は、入力信号を100の係数(または
40db)によつて増幅し、この利得は、抵抗15
および17によつて制御される。第3段に入力さ
れた信号V2は−30dbmの範囲内にあり、これは
第4(すなわち最後の)段における回路をトリガ
するのに不十分であるので、この増幅は必要であ
る。その結果、第3段の出力における信号V3は、
0.68Vだけ直流オフセツトされ、さらにこの直流
オフセツトと4.95Vのピーク電圧との間で変動す
る。
第4(すなわち最後の)段への入口において、
V3(第2F図)は、ダイオード50を介して通過
する。ダイオード50は、第3段において与えら
れた直流オフセツトの通過を妨げる。直流オフセ
ツトは第4段によつてエネルギとして判断される
ので、これは必要である。このダイオード50は
さらに、信号が順方向に通過することができかつ
コンデンサ49を充電することができるというこ
とを保証するように機能する。
第4段の目的は、入力された正弦波信号を、エ
ネルギの存在または欠如を示す直流レベルに変換
することである。第4段は電圧コンパレータ52
を含んでいる。この直流比較電圧は、抵抗24−
27を含む電圧分割器によつて制御されかつ電圧
コンパレータ52のピン2に与えられる。電圧コ
ンパレータ52のピン3上の電圧がピン2上の比
較電圧よりも高くなるときに、第4段の出力V4
は降下するであろう。電圧V4が降下するときに、
電圧コンパレータ52のピン2における電圧も降
下する。これは、もしもピン2における電圧に近
い電圧がピン3に存在すれば、電圧コンパレータ
52の出力がトグルすることを防止している。し
たがつて、出力V4が再度変化するのは、ピン3
に与えられた電圧がピン2における新しいレベル
以下に降下するときだけである。好ましい実施例
において、電圧コンバレータ52のピン2におけ
るしきい値は以下のとおりである: 出力ピン7(ハイからローへ)−1.56V (ローからハイへ)−1.33V 第4段における+5Vの電源は、たとえ入力信
号が存在しなくてもコンパレータ52の出力ピン
7が5Vレベルにあるということを保証する。
コンデンサ49は、第3段からの正弦波信号
V3によつて充電される。V3によつて追従される
信号経路は、演算増幅器38のピン14から、ダ
イオード50を介して、抵抗13を介して、そし
てコンデンサ49に至る経路である。充電時定数
は、抵抗13およびコンデンサ49によつて制御
され、かつ1ミリ秒である。ダイオード50は逆
方向の信号の流れを阻止するので、放電経路はコ
ンデンサ49から抵抗13および14を介して戻
される。したがつて、放電時定数は11ミリ秒であ
り、これは充電時定数よりも非常に高い値であ
る。もしも充電および放電時定数が同一であれ
ば、コンパレータ52のピン3における電圧が
V3信号サイクルの2分の1にわたつて上昇しか
つ次の半サイクルで降下するので、これは必要で
ある。そのような場合、コンバレータ52のピン
2において設定されたしきい値は決して到達され
ない。
理解された第4段の動作について、信号V3が
第4段に入力されるときに何が起こるかについて
考える。信号がV3上に存在するときに、正弦波
信号がコンデンサ49を充電するであろう。コン
デンサ49上の電圧が、コンパレータ52のピン
2上でセツトされた直流しきい値レベル以上に充
電されるときに、V4は0まで変動して(第2G
図)エネルギの存在を示す。エネルギが消失した
ときに、コンデンサ49は放電しかつ出力V4は
正の直流レベルまで変動する。本質的に、正弦波
信号V3はデイジタル信号V4に変換され、このデ
イジタル信号V4は受信ライン上のエネルギの存
在を示す。既に論じられたように、このデイジタ
ル出力V4はマイクロプロセツサに入力され、こ
のマイクロプロセツサは、V4のエネルギのオン
−オフ時間を算出し、呼出音、発信音または話中
信号のどれかが遠隔装置から受信されているかど
うかを判断するであろう。
この発明の好ましい実施例を示しかつ説明した
が、当業者は、この発明の精神から離れることな
く、形態および細部における種々の省略、置換お
よび変更が可能であるということを認識するであ
ろう。それゆえに、この発明の範囲は、特許請求
の範囲によつて示された通りにのみ限定されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、CMOS回路で実現されたこの発明
の好ましい実施例の概略図である。第2A図ない
し第2G図は、第1図の回路に入力された典型的
な信号と、その回路の種々のポイントにおいてそ
の結果生じた信号とを描く図である。第3A図な
いし第3B図は、発信音および話中信号に関連す
るパワーのオン−オフパターンを示すデイジタル
化された波形図である。 図において、30は入力ライン、32は絶縁ト
ランス、34,36,38は演算増幅器、35は
電圧コンパレータを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フアクシミリシステムコントローラにおい
    て、伝送ラインの送信一受信経路に接続されて前
    記伝送ライン上の受信されたエネルギの存在を検
    出するためのエネルギ検出回路であつて、前記エ
    ネルギ検出回路は、下り方向に配された受信機に
    結合された信号源を含み、前記エネルギ検出回路
    は、 前記信号源および前記伝送ラインに結合され
    て、前記伝送ラインの前記送信−受信経路の構成
    要素である、前記信号源からのどのような信号も
    無効にする第1の手段を備え、これにより前記第
    1の手段は、前記受信されたエネルギのみを示す
    受信信号出力を有し、 前記第1の手段は、演算増幅器と、前記信号源
    を前記演算増幅器の非反転入力と前記伝送ライン
    とに結合する第1の結合手段と、前記信号源を前
    記演算増幅器の反転入力に結合する第2の結合手
    段と、前記演算増幅器の出力を前記演算増幅器の
    反転入力に戻すように結合するフイードバツク手
    段とを含み、 前記エネルギ検出回路はさらに、 前記受信信号を受取つて、前記受信信号におけ
    るエネルギの存在および欠如を示すデイジタル信
    号を発生するエネルギ検出手段を備えた、エネル
    ギ検出回路。 2 前記エネルギ検出手段は、 前記受信信号を受取つて特定の帯域幅の外にあ
    るノイズをろ波して除去する第2の手段と、 前記ろ波された受信信号を受取つて、前記ろ波
    された受信信号を増幅する第3の手段とを含み、
    これによつて増幅された信号が発生し、 前記増幅された信号を受取つて、前記増幅され
    た信号を基準電圧と比較しかつ前記増幅された信
    号が前記基準電圧よりも大きいときに第1の状態
    に変動するデイジタル出力を与える第4の手段を
    さらに含む、特許請求の範囲第1項記載の回路。 3 前記第1の手段は、非反転利得によつて前記
    受信信号を増幅する手段をさらに含む、特許請求
    の範囲第2項記載の回路。 4 前記第2の手段は、 直流オフセツトによつて前記受信信号をバイア
    スする手段をさらに含み、これによつて前記ろ波
    された受信信号は常に接地電位以上であり、 前記ろ波された受信信号を増幅する手段をさら
    に含む、特許請求の範囲第2項記載の回路。 5 前記第3の手段は、 前記直流オフセツトを前記ろ波された受信信号
    から取除く手段と、 前記増幅された信号に第2の直流オフセツトを
    与える手段とをさらに含む、特許請求の範囲第4
    項記載の回路。 6 前記第4の手段は、 前記増幅された信号を受取つて、順方向の信号
    の流れを許容しかつ前記第3の手段へ戻る信号の
    流れを阻止するダイオード手段と、 電圧コンパレータと、 前記コンパレータの基準入力に比較電圧を与え
    る手段と、 前記ダイオード手段の出力を受取りかつ前記電
    圧コンパレータに信号入力を与えるコンデンサ手
    段とをさらに含み、前記コンデンサ手段は、前記
    コンデンサ手段の充電時間よりもはるかに大きい
    放電時間を有する、特許請求の範囲第5項記載の
    回路。 7 前記送信−受信経路は、絶縁トランスを介し
    て前記伝送ラインに結合される、特許請求の範囲
    第2項記載の回路。 8 前記伝送ラインは電話回線でありかつ前記信
    号源はDTMF音を送信する、特許請求の範囲第
    2項記載の回路。 9 前記第1の結合手段は、 絶縁トランスを含み、前記絶縁トランスの1次
    側は前記伝送ラインに結合され、 第1の抵抗をさらに備え、前記第1の抵抗の第
    1の側部は前記信号源に結合され、前記第1の抵
    抗の第2の側部は、第2の抵抗の第1の側部と前
    記トランスの2次側の第1のタツプとに接続さ
    れ、前記第2の抵抗の第2の側部は、前記演算増
    幅器の非反転入力に接続され、かつ前記トランス
    の前記2次側の第2のタツプは第1のコンデンサ
    を介して接地されている、特許請求の範囲第6項
    記載の回路。 10 前記第2の手段は、 第3の抵抗を含み、前記第3の抵抗の第1の側
    部は、前記信号源と前記第1の抵抗の第1の側部
    とに接続され、前記第3の抵抗の第2の側部は、
    前記演算増幅器の反転入力に接続され、 第4の抵抗をさらに含み、前記第4の抵抗の第
    1の側部は、前記第3の抵抗の第2の側部と前記
    演算増幅器の反転入力とに接続され、前記第4の
    抵抗の第2の側部は第2のコンデンサを介して接
    地され、かつ 前記フイードバツク手段は第5の抵抗を含む、
    特許請求の範囲第9項記載の回路。
JP60110063A 1984-05-23 1985-05-21 エネルギ検出回路 Granted JPS60257650A (ja)

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US613341 1990-11-14

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JPS60257650A JPS60257650A (ja) 1985-12-19
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