JPH04312339A - 電動機ブラシの変位計測装置 - Google Patents

電動機ブラシの変位計測装置

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Publication number
JPH04312339A
JPH04312339A JP7511391A JP7511391A JPH04312339A JP H04312339 A JPH04312339 A JP H04312339A JP 7511391 A JP7511391 A JP 7511391A JP 7511391 A JP7511391 A JP 7511391A JP H04312339 A JPH04312339 A JP H04312339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
ultrasonic sensor
electric motor
motor
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7511391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Tanaka
洋次 田中
Kenichi Oriki
大力 健市
Ryuichi Honda
隆一 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7511391A priority Critical patent/JPH04312339A/ja
Publication of JPH04312339A publication Critical patent/JPH04312339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄道会社の電車区や検
車区、及び鉄鋼ライン等の一般工場の直流電動機のブラ
シの摩耗保守点検作業の合理化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の直流電動機のブラシの摩耗
保守点検作業を示す図である。図において1は直流電動
機のブラシ、2は直流電動機の整流子、3は直流電動機
のケース、4は直流電動機のカバー、5は点検作業者、
6はスケール、hはブラシ高さである。
【0003】従来の直流電動機のブラシ点検作業は、電
車の場合には電車区や検車区において、停車車両の床下
に点検作業者5が潜り込み、電動機カバー4を取外した
後に直流電動機のブラシ1をそのままの状態でスケール
6を用いてブラシ高さhを測定するか、又はブラシ1を
1個づつ直流電動機のケース3の外に取り出してスケー
ル6を用いてブラシ高さhを測定していた。上記ブラシ
1は整流子2に直接接触しており、整流子2の回転によ
りブラシ1は経時的に摩耗するため、定期的にブラシ1
の摩耗量を点検測定し、不良品と次の点検時期までに不
良品となる可能性のあるブラシを交換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の直
流電動機のブラシ1の点検作業は、作業環境や作業効率
が悪く、点検に要する費用も多く発生し、測定したブラ
シ高さhの統計的な管理が十分にできないという課題が
あった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、直流電動機のブラシ点検作業を遠
隔自動で行い、計測摩耗データは車両や電動機ごとに記
憶保存し、計算機を用いた統計管理を行うことにより、
ブラシの摩耗予測、交換時期予測を行い、保守検査の最
適化を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明における電動機
ブラシの変位計測装置においては、電動機内部のブラシ
上部の空間部に超音波センサを保持機構部とともに取り
付けたものである。
【0007】また、超音波センサの保持機構部は超音波
センサに接続される送信部、及び受信部の電気回路と絶
縁するために、電気絶縁材料を用いている。
【0008】また、各車両ごと、及び各電動機ごとの計
測データを管理できるように車両ごとに接続箱を備えて
いる。
【0009】そして、各車両ごと、及び各電動機ごとの
計測データを遠隔自動で集中管理できるように運転室に
集中計測部を備えたものである。
【0010】
【作用】この発明は電動機内部のブラシ上部の空間部に
超音波センサを保持機構部とともに取り付けているため
、電動機カバーを取外さないで遠隔操作により各ブラシ
の摩耗計測を行う事ができ、さらに、車両運転室の集中
計測部において、各ブラシの交換時期予測を含めた統計
的管理ができる。
【0011】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
断面図であり、1〜3及びhは上記従来装置とまったく
同一のものである。7はブラシの整流子接触面と反対側
の昇降軸A上の空間部に取付けられた超音波センサ、8
は電気絶縁材料から成る超音波センサの保持機構部、9
は超音波センサ7に電気信号を供給する送信部、10は
超音波センサ7からの信号を受信増幅する受信部、11
は送信信号から受信信号までの時間を計測して上記超音
波センサ7とブラシ1間の空間距離に変換してブラシの
高さhを計測・記憶・表示する計測記憶表示部、12は
超音波センサ7と送信部9及び受信部10間のセンサケ
ーブル、13は超音波センサ7とブラシ1間を伝搬する
超音波信号、L1は超音波センサ7とブラシ1間の空間
距離、L2は超音波センサ7と整流子2間の空間距離で
ある。
【0012】上記のように構成された電動機ブラシの変
位計測装置においては送信部9から超音波センサ7にセ
ンサケーブル12を介して電気信号を送ることにより超
音波センサ7から超音波信号13が発生する。上記超音
波信号13は空間中を伝搬しブラシ1の頭部で反射して
再び超音波センサ7に戻る。この時に、超音波センサ7
と整流子2間の距離L2をあらかじめ求めておくことに
より、超音波センサ7とブラシ1間の距離L1を計測す
ることによりブラシ高さhの変位量を算出できる。超音
波センサ7で受信された超音波信号13は再びセンサケ
ーブル12を介して受信部10に伝送され、ここで十分
な振幅レベルまで増幅され、さらに計測記憶表示部11
に伝送されて超音波センサ7とブラシ1間の空間距離に
変換されてブラシの高さhを計測・記憶・表示する。ま
た、電動機には駆動電圧として数百Vから2KV程度の
電圧が印加されるため、超音波センサ7をブラシ1や整
流子2から絶縁するために保持機構部8は所定の耐圧を
維持できる絶縁体から構成されている。
【0013】実施例2.図2は電車に搭載した電動機ブ
ラシの変位計測装置の図を示すもので、14は電車、1
5は超音波センサ7が内臓された電動機、16はセンサ
ケーブル12を車両ごとに1ヶ所で集中結束するための
接続箱、17は全車両の電動機ブラシ1の摩耗を集中計
測する集中計測部、18は各車両に設けられた接続箱1
6と集中計測部17を接続する接続ケーブル、19は鉄
道の軌道レール、20は電気供給用の架線である。
【0014】上記のように構成された電動機ブラシの変
位計測装置においては各車両ごとに超音波センサ7が内
臓された電動機15と接続箱16を備え、かつ、電車1
4の運転室内に集中計測部17を備えている。図1では
ブラシ1を1個しか図示していないが、一般には実際の
電動機15内には8個のブラシ1が取付けられおり、さ
らに1車両14に電動機15を4台取付けてあることか
ら最大で超音波センサ7が1車両14に32個必要とな
るため、センサケーブル12を1ヶ所に集中結束させる
接続箱16が必要となる。また、集中計測部17は図1
に示した送信部9と受信部10と計測記憶表示部11に
加えて統計処理機能を有し、各車両14ごとの電動機1
5、及びブラシ1番号ごとにブラシ高さhを集中計測部
17から遠隔自動で計測し、ブラシ1の摩耗管理データ
からブラシ1の交換時期や点検周期等を算出し、出力す
る機能を有するものである。
【0015】ところで上記説明では、この発明を電車の
電動機に利用する場合について述べたが、一般の工場で
使用されている電動機等にも利用できることは言うまで
もない。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を有する。
【0017】電動機内部に超音波センサを取付けている
ため、点検作業として車両の床下に潜って、かつ、電動
機カバーを取外し、さらにブラシを1個づつ取出してブ
ラシ高さを測定する作業を完全に省略できる。
【0018】超音波センサの保持機構部が電気絶縁材料
から構成されているため、電動機駆動用の高電圧により
超音波センサ、送信部、及び受信部が損傷を受けるのを
防止できる。
【0019】1車両1ヶ所に集中結束用の接続箱が備え
られているため、1車両1ヶ所でブラシの摩耗計測を短
時間で行うことができる。
【0020】集中計測部が備えられているため、1編成
に保有される電動機の全てのブラシの摩耗データを集中
的に統計管理することができ、上記統計管理データから
ブラシの交換時期や点検周期を算出でき、保全作業の大
幅な改善ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す図である。
【図3】従来の電動機のブラシ点検作業を示す図である
【符号の説明】
1  ブラシ 7  超音波センサ 8  保持機構部 9  送信部 10  受信部 11  計測記憶表示部 16  接続箱 17  集中計測部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電動機内の回転する電機子の整流子と
    接触して摺動するブラシの整流子接触面と反対側の昇降
    軸上に空間を介して配置した超音波センサと、上記超音
    波センサの保持機構部と、上記超音波センサに電気信号
    を供給する送信部と、上記超音波センサからの信号を受
    信して増幅する受信部と、送信信号から受信信号までの
    時間を計測して上記超音波センサとブラシ間の空間距離
    に変換してブラシの高さ変位を計測・記憶・表示する計
    測記憶表示部とを備えたことを特徴とする電動機ブラシ
    の変位計測装置。
  2. 【請求項2】  超音波センサと超音波センサの保持機
    構部を電動機内に収納し、センサケーブルを1ヶ所で集
    中結束するための接続箱を電車の車両毎に設けたことを
    特徴とする請求項第1項記載の電動機ブラシの変位計測
    装置。
  3. 【請求項3】  電車1編成の運転室内に編成車両毎の
    ブラシの高さ変位を計測したデータを伝送し、集中計測
    を行う集中計測部を備えたことを特徴とする請求項第1
    項記載の電動機ブラシの変位計測装置。
JP7511391A 1991-04-08 1991-04-08 電動機ブラシの変位計測装置 Pending JPH04312339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7511391A JPH04312339A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 電動機ブラシの変位計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7511391A JPH04312339A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 電動機ブラシの変位計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312339A true JPH04312339A (ja) 1992-11-04

Family

ID=13566801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7511391A Pending JPH04312339A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 電動機ブラシの変位計測装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04312339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK178607B1 (en) * 2012-02-22 2016-08-15 Gen Electric Method and system for monitoring electric brushes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DK178607B1 (en) * 2012-02-22 2016-08-15 Gen Electric Method and system for monitoring electric brushes

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