JPH0431113Y2 - - Google Patents

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JPH0431113Y2
JPH0431113Y2 JP14751186U JP14751186U JPH0431113Y2 JP H0431113 Y2 JPH0431113 Y2 JP H0431113Y2 JP 14751186 U JP14751186 U JP 14751186U JP 14751186 U JP14751186 U JP 14751186U JP H0431113 Y2 JPH0431113 Y2 JP H0431113Y2
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JP
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opening
spring
closing
pincer
mouth
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JP14751186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は一人が開閉体を開閉する間に、他の
一人が開閉体内にある物を素早く抜き取れるか、
抜き取らさないかを競うゲーム玩具に関するもの
である。
〔考案の背景〕
遊び道具の豊富で無かつた時代には身の廻り品
を使つた種々の遊びが考えられた。その一つに
「ハンカチ取り」がある。これは一人が片手を開
き、その手にハンカチを掛けておき、他の一人が
そのハンカチを抜き取るというもので、ハンカチ
を握り閉める前にハンカチを抜き取ると、抜き取
つた方が勝、握り閉める方が早くてハンカチが抜
き取れなかつた場合はハンカチを持つ方が勝とな
るという単純な遊びであるが、相手のスキをつく
タイミングと相手の動きを読む勘の働きが要求さ
れる面白さがあつた。
しかしながら、昨今ではこのような遊びは行わ
れない。それは遊び道具が豊富であるばかりでな
く、手とハンカチだけを使うため、それ自身に動
きの面白さがないためである。
〔考案の目的〕
この考案は上記点に鑑み、「ハンカチ取り」と
同様に相手のスキをつくタイミングと相手の動き
を読む勘の働きが要求される面白さに加えて、動
きに面白さのある挟み体の抜き取りゲーム玩具を
提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するため、この考案はハンド
ルの操作により開閉する開閉体と、該開閉体の開
口内に離脱可能に装着され、平時は第一バネによ
り開口方向に付勢された挟み体とを設け、該挟み
体はその口内に、開口時にはその前方に係止さ
れ、指で押圧すると解除されて、第二バネの弾圧
により前記挟み体を開口方向に回動させる摺動体
を備え、開閉体の開閉中に、挟み体に指を挟ませ
て挟み体を抜き取るか、抜き取らせないかで勝負
を決する他に、開閉体や挟み体の動きの面白さ、
挟み体が指を噛付くときの面白さ、開閉体の動き
に合わせて適当な言葉を添えて遊べる面白さが得
られるように構成したものである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
図において、1はお祖母さんを模した人形の口
の形態をした開閉体で、該開閉体1は適当な長さ
の中空管2の上端に備えた固定部材3と該固定部
材3にヒンジ部4を介して結合され、かつ、開放
勝手にバネ5により付勢された可動部材6とから
なる。固定部材3は手足を備えた胴体3aと顎3
bにて構成され、可動部材6は上唇から上の顔面
6a及び頭部6bにて構成されている。この可動
部材6は中空管2の下端に取付けた握り部7に軸
8を介して軸支したハンドル9に中空管2内を挿
通した連結部材10を介して連結されている。従
つて、握り部7を持つ手の指をハンドル9に掛け
て引くと、可動部材6はバネ5に抗して下向きに
動く一方、ハンドル9から指を放すと、可動部材
6はバネ5の作用で上向きに動くようになり、恰
も人形の口が閉じたり、開いたりする動きとな
る。
11は前記開閉体1内に着脱自在に装着された
入れ歯を模した挟み体で、該挟み体11は第3図
示の如くヒンジ部12を介して連結した上部材1
1aと下部材11bとからなり、上部材11aは
ヒンジ部12に巻設した第一バネ13のバネ力に
より開放方向に付勢されている。
14は前記挟み体11の下部材11bの底板下
面に設けた支持部材15に前後方向に摺動可能に
支持された摺動体で、該摺動体14はその上面の
摺動方向中央部には下部材11bの底板奥側に設
けた透孔16より上方に突出した逆L字状の突片
17が一体に設けられている。該突片17は下部
材11bの底板上に立設したピン18に基部を巻
設し、一端を下部材11bの歯を模した縁枠11
b′に係止した第二バネ19の他端が係止し、該第
二バネ19の弾圧により後方(矢印方向)に付勢
されている。この第二バネ19は前記第一バネ1
3に比して強いバネ力をもつている。しかして前
記摺動体14の後端は前記上部材11aの後端部
下面にほぼ直角に突設した楔状の突起20の尖端
に当接している。従つて、第二バネ19の弾圧に
より摺動体14が後方に向けて摺動したときは突
起20を介して上部材11aを第一バネ13に抗
して閉じさせるようになつている。また、上部材
11aを開けた場合はその突起20の尖端により
摺動体14は後端が押され、第二バネ19に抗し
て前方に向けて摺動する。
21は摺動体14を前方位置で仮固定するため
のストツプ手段で、該ストツプ手段21は摺動体
14の上面に設けた突起21aと、下部材11b
の底板下面に設けた穴21bとにより構成されて
いる。このストツプ手段21は下部材11bの縁
枠11b′より高くなるように摺動体14の突片1
7の先端上部に突設した突子17′を下向きに押
すことにより解除されるようになつている。
即ち、前記挟み体11はその上部材11aを開
け、摺動体14を第二バネ19に抗して前進さ
せ、その前方位置でストツプ手段21の作用で第
4図Aの如く仮固定すると、第二バネ19は不作
用状態になるから、上部材11aは独自に第一バ
ネ13の作用で矢印のように開閉できる。しかし
て、挟み体11内に同図Bの二点鎖線で示すよう
に指を挿入して摺動体14の突片17の先端上部
に突設した突子17′を下向きに押すと、前記ス
トツプ手段21が解除されることとなり、摺動体
14は第二バネ19の弾圧により後方に向けて摺
動し、その後端で上部材11aの突起20の尖端
を押し、同図Cの如く上部材11aを第一バネ1
3に抗して閉じることとなる。この閉じ時に先に
挿入した指が二点鎖線のように挟まれる。
従つて、この挟み体11を開放した状態にして
前記開閉体1内に装着し、開閉体1を一人がハン
ドル9の操作で開閉を繰り返すと、その開閉に連
動して挟み体11も開閉するから、丁度入れ歯を
嵌めたお祖母さんが口を大きく開けて喋つている
恰好が醸し出される。そして、他の一人が口を開
けた瞬間を狙つて口内に指を挿入して素早く摺動
体14に設けた突子17′を押してストツプ手段
21を解除させて入れ歯を指に噛みつきかせ、そ
の指を口が閉じる前に口内より引き出せば、指を
噛みついた状態で入れ歯を抜き取ることができ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、この考案はハンドルの操作により
開閉すると開閉体と、該開閉体の開口内に離脱可
能に装着され、平時は第一バネにより開口方向に
付勢された挟み体とを設け、該挟み体はその口内
に、開口時にはその前方に係止され、指で押圧す
ると解除されて、第二バネの弾圧により前記挟み
体を閉口方向に回動させる摺動体を備えたことを
特徴としているから、一人が開閉体を操作する側
になり、他の一人が挟み体を抜き取る側になつて
対峙し、抜き取り側の者が首尾良く挟み体を抜き
取れれば勝、抜き取れなければ負けというゲーム
が楽しめる。しかも、このゲームは相手のスキを
つくタイミングと相手の動きを読む勘の働きが要
求される面白さがあるとともに開閉体(人形)や
挟み体(入れ歯)の動きの面白さ、挟み体が指を
噛付くときの面白さ、開閉体の動きに合わせて適
当な言葉を添えて遊べる面白さが得られるなど、
各種の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は一部を
省略した斜視図、第2図は同断面図、第3図は挟
み体の斜視図、第4図A,B,Cは挟み体の作用
を示す断面図である。 1……開閉体、2……中空管、3……固定部
材、4……ヒンジ部、5……バネ、6……可動部
材、7……握り部、9……ハンドル、10……連
結部材、11……挟み体、12……ヒンジ部、1
3……第一バネ、14……摺動体、19……第二
バネ、21……ストツプ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハンドルの操作により開閉する開閉体と、該
    開閉体の開口内に離脱可能に装着され、平時は
    第一バネにより開口方向に付勢された挟み体と
    を設け、該挟み体はその口内に、開口時にはそ
    の前方に係止され、指で押圧すると解除され
    て、第二バネの弾圧により前記挟み体を閉口方
    向に回動させる摺動体を備えたことを特徴とす
    る挟み体の抜き取りゲーム玩具。 (2) 前記開閉体が、中空管の上端に備えた固定部
    材と、該固定部材にヒンジ結合され、かつ開放
    勝手にバネ付勢された可動部材とからなり、可
    動部材は中空管の下端に取付けた握り部に軸支
    したハンドルに中空管内に挿通した連結部材を
    介して連結されたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の挟み体の抜き取りゲーム玩
    具。 (3) 前記摺動体が、その前方に設けた突起と、該
    突起に対応して挟み体の下部材に設けた穴とで
    係止されるものである実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の挟み体の抜き取りゲー
    ム玩具。 (4) 前記開閉体が人形の口、挟み体が入れ歯を模
    したものである実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の挟み体抜き取りゲーム玩具。
JP14751186U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0431113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14751186U JPH0431113Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JP14751186U JPH0431113Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6353584U JPS6353584U (ja) 1988-04-11
JPH0431113Y2 true JPH0431113Y2 (ja) 1992-07-27

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