JPH0431038Y2 - - Google Patents

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JPH0431038Y2
JPH0431038Y2 JP1986056355U JP5635586U JPH0431038Y2 JP H0431038 Y2 JPH0431038 Y2 JP H0431038Y2 JP 1986056355 U JP1986056355 U JP 1986056355U JP 5635586 U JP5635586 U JP 5635586U JP H0431038 Y2 JPH0431038 Y2 JP H0431038Y2
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suction
suction pipe
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barber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は髪の刈り取りと同時に毛屑を吸引する
吸引理髪具に関する。
〔従来の技術〕
電気バリカンなどの理髪具本体の上面に、吸引
パイプをその吸込み口が理髪具本体の刃部に対向
するようにして着脱自在に取付けてなる吸引理髪
具は、実公昭39−35815号公報で知られている。
この吸引理髪具が備える吸引パイプには、一般家
庭で使用されている電気掃除機等の吸引装置が接
続ホースを介して接続され、理髪具本体による髪
の刈取りと同時に吸引装置の真空吸引力で刈取ら
れた毛屑を吸引するようになつている。
ところで、上記公報に記載の吸引理髪具は、理
髪具本体の上面両側にリブ状の案内を立設すると
ともに、吸引パイプの後部下面に肩部を設けて、
吸引パイプを理髪具本体の後方から上記案内に沿
つて滑り込ませ、その肩部が理髪具本体の後端に
当るところまで押込むことによつて、この吸引パ
イプを理髪具本体の上面に着脱自在に取付ける構
成である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような吸引パイプの取付け構造に
よれば、吸引パイプに後方への引張り力が作用し
た場合に、吸引パイプが正規の取付け位置から後
方にずれてしまい易いという問題がある。
そこで本考案は、理髪具本体に対して着脱自在
な吸引パイプを後方にずれ動くことがないように
正規の取付け状態を保持できることと併せて、左
右方向へのがたつきも同時に防止でき、更には毛
屑の吸込みを円滑化できる吸引理髪具の提供を目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、理髪具本体と、この本体の上部に着
脱自在に取付けられる吸引パイプとを備え、この
吸引パイプ後端の接続口を吸引装置に接続して上
記理髪具本体の刃部で刈取つた毛屑を上記吸引パ
イプの先端吸込み口で吸取るようにした吸引理髪
具において実施され、上記理髪具本体を、その先
端部に左右方向に沿う細長い形状をなすとともに
上記刃部が通る刃部通口を有して形成し、この刃
部通口の上側口縁に着脱自在に係合する左右一対
の引掛け爪を、上記吸引パイプにその吸込み口の
左右両側壁から上記刃部側に向けて一体に延設す
るとともに、これら一対の引掛け爪の外面間の幅
を上記刃部通口の左右両側壁内面間の幅と略同一
に形成したことを特徴とする。
〔作用〕
吸引パイプは、刃部を突出させるために理髪具
本体が必然的に備える刃部通口を利用して、この
刃部通口の上側口縁に、左右一対の引掛け爪を掛
合して理髪具本体の上部に取付けられる。これに
より、吸引パイプに後方への引張り力が作用した
場合、上記上側口縁と引掛け爪との爪掛合によつ
て吸引パイプの後方向へのずれを防止する。これ
とともに、刃部通口の左右両側壁内面と左右一対
の引掛け爪外面との係合によつて吸引パイプの左
右方向への動きも防止する。そして、左右一対の
引掛け爪が吸込み口の左右両側壁から延設されて
既述のように刃部通口の両側壁内面に重なつて設
けられるから、刃部から吸込み口に至る風を案内
して、毛屑の吸込みを円滑化する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第9図中1は吸引装置で、図示の装置1は吸込
み口に吸込みホース2が着脱自在に接続された一
般家庭用の電気掃除機からなる。なお、図示の吸
込みホース2はリモートコントロール用の手元ス
イツチ3を備えている。同図中4は可撓性のホー
ス本体の両端に夫々軟質な嵌合筒4aを設けてな
る接続ホースである。このホース4の一方の嵌合
筒4aは吸込みホース2の先端部に着脱自在に嵌
合して接続されるとともに、他方の嵌合筒4aは
吸引理髪具5に着脱自在に嵌合して接続されるよ
うになつている。
吸引理髪具5は第1図、第3図、および第4図
等に示すように理髪具本体6の上部に吸引パイプ
7を着脱自在に取付けて形成されている。
理髪具本体6の先端部には、第5図および第6
図に示すように左右方向に沿つて細長い開口形状
をなす刃部通口8が設けられているとともに、こ
の通口8を挿通する刃部9が設けられている。本
実施例は理髪具本体6として電気バリカンを示し
ており、第1図、第4図、第5図、および第6図
中6aは上記本体6の一部を構成するとともに上
記刃部通口8の下側口縁を形取る着脱可能な刃ブ
ロツクで、これは固定刃とこの上面に重ねられた
可動刃からなる上記刃部9を支持している。そし
て、刃部9の可動刃は理髪具本体6に内蔵した図
示しないモータによつて回転される偏心回転軸を
介して固定刃の上面に沿つて左右に往復摺動され
るようになつている。また、理髪具本体6の後部
例えば後端面にはプラグ受12の両側に位置して
例えば凹部からなる爪受け部14が形成されてい
る。
なお、第1図、第3図、および第4図中10は
上記モータを動作させるために上記本体6の一側
面に設けたスイツチ、11は電源コードである。
この電源コード11が備える差込みプラグ12は
理髪具本体6の後端部に設けられたプラグ受13
(第1図、第7図、第8図参照)に着脱自在に差
込んで接続されるようになつているが、電源コー
ド11は理髪具本体6の後端面にコードプロテク
タを介して挿通固定することによつて、上記差込
みプラグ12およびプラグ受13を省略しても差
支えない。
上記吸引パイプ7は、硬質合成樹脂製であつ
て、第1図から第8図に詳しく示すように先端部
に吸込み口15および左右一対の引掛け爪16を
設けるとともに、後部下面に当接部17を突設
し、かつこの当接部17よりも後側においてホー
ス接続部18を設けて形成されている。そして、
第5図および第6図に示すように一対の引掛け爪
16は上記理髪具本体6の刃部通口8における上
側口縁8aに着脱自在に係合されるものであつ
て、吸込み口15の左右両側壁から上記刃部9側
に向けて一体に延設されている。しかも、吸引パ
イプ7の上側壁部前壁7a(第2図参照)は左右
一対の引掛け爪6の前側上部にわたつて設けら
れ、それによつて吸込み口15を上記刃部9によ
り近ずけるようになつている。さらに、第6図に
示すように一対の引掛け爪16の外面間の幅Aと
上記刃部通口8の左右両側壁8bの内面間の幅B
とは略同一に形成してあつて、それにより引掛け
爪16を上記上側口縁8aに引掛けて係合させる
と、刃部通口8の左右両側壁8bの内面に引掛け
爪16の外面が重ね合わされるようになつてい
る。
そして、当接部17はリブ状をなしてやや斜め
に設けられ、理髪具本体6の後端面に係合される
ようになつている。これとともに、当接部17の
先端部には上記爪受け部14に係脱自在な係合爪
19が前向きに突設されているとともに、これら
爪19間において上記差込みプラグ12(なお、
このプラグを使用しない場合にはコードプロテク
タ)の外形形状に略合致して、これに丁度嵌合す
る嵌合溝20が形成されている。また、上記ホー
ス接続部18には上記接続ホース4の嵌合筒が着
脱自在に接続されるようになつている。
上記構造の吸引パイプ7を理髪具本体6の上面
に取付けるには、まず、吸引パイプ7を理髪具本
体6に対して第4図中二点鎖線で示すように斜め
にして、その引掛け爪16を理髪具本体6の刃部
通口8における上側口縁8aに引掛ける。次に、
上側口縁8aと引掛け爪16との爪掛合部を回動
支点として、吸引パイプ7を理髪具本体6の上面
に沿わせるように回動させる。そうすると、当接
部17を弾性変形させながら、この当接部17に
設けられている係合爪19が理髪具本体6の後端
面に沿つて押下げられるから、吸引パイプ7に理
髪具本体6の上面に丁度面接触すると同時に、当
接部17の弾性によつて係合爪19が爪受け部1
4に引掛けられ、かつ嵌合溝20が差込みプラグ
12に嵌合する。以上の手順によつて理髪具本体
6の上面への吸引パイプ7の取付けが完了する。
なお、以上の取付け作業において、引掛け爪16
の外面は刃部通口8の左右両側壁8bの内面に重
ね合わされて、これら左右両側壁8b内面が吸引
パイプ7の回動を案内する。このため、吸引パイ
プ7が左右方向に位置決めされて左右方向にがた
つくことなく回動操作されることになり、従つて
係合爪19を確実に爪受け部14に係合させるこ
とができる。また、吸引パイプ7の取外しは以上
の取付け手順を逆に行なえばよい。
そして、以上のようにして取付けられた吸引パ
イプ7は、その引掛け爪16が刃部通口8の上側
口縁8aに掛合していることによつて、この爪掛
合部が、接続ホース4を介して後向きの引張り力
が吸引パイプ7に作用した場合のストツパとなる
から、吸引パイプ7が不用意に正規の取付け位置
から後方にずれ動くことが防止される。
また、吸引パイプ7の当接部17が理髪具本体
6の後端面に当接していることにより、接続ホー
ス4を介して前向きの力が吸引パイプ7に作用し
た場合のストツパとなるから、吸引パイプ7が不
用意に正規の取付け位置から前方にずれ動くこと
が防止される。
さらに、上記の爪掛合により吸引パイプ7の前
端部が理髪具本体6から上向きに外れることが防
止されるとともに、係合爪19と爪受け部14と
の係合によつて、僅かな力で吸引パイプ7の後部
が理髪具本体6から上向きに外れることが防止さ
れる。
しかも、左右一対の引掛け爪16の外面が刃部
通口8の左右両側壁8bの内面に係合していると
ともに、嵌合溝20が差込みプラグ12の左右両
端に丁度係合していることにより、吸引パイプ7
の前後両側における左右方向に沿うがたつきが防
止される。
したがつて、吸引パイプ7を前後、左右、およ
び上方向のいずれにもがたつきなく取付けて、正
規の取付け状態に安定して保持できるものであ
る。
なお、この吸引理髪具5は接続ホース4に接続
され、吸引装置1の動作下において駆動され、そ
れによつて毛を刈るものである。そうすると、吸
引装置1の真空吸引力によつて、刈取られた毛屑
は刈取られるそばから吸引パイプ7の吸込み口1
5に吸込まれるから、毛屑が周囲に飛散すること
を防止しつつ散髪を行なうことができる。そし
て、この場合において、刃部通口8の両側壁8b
の内面に重なつて吸込み口15に連なる引掛け爪
16は、吸込み口15に至る風の案内をするか
ら、刈り取られた毛屑を円滑に吸込むことができ
る。
また、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案において理髪具本体6は手動バリカン
でも、また手動で扱うすき刃カツターを備えたも
のであつてもよいとともに、理髪具本体6の後部
に対する吸引パイプ7の取付け構造はいかなる構
造にしてもよい。その他、本考案の要旨に反しな
い限り、理髪具本体、刃部通口、吸引パイプ、引
掛け爪等の具体的な構造、形状、位置等は、上記
一実施例に制約されることなく、種々の態様に構
成して実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、理髪具本体の刃部通口
を利用して、その上側口縁に吸引パイプの設けた
引掛け爪を掛合させて、この吸引パイプを理髪具
本体の上部に取付けたから、吸引パイプが正規の
取付け位置から後方に引き動かされることがない
ようにこのパイプを取付け保持でき、そして、上
記引掛け爪と刃部通口の両側壁内面との重なり合
いによつて、吸引パイプの前側が左右方向にがた
つくことを防止できるとともに、刃部通口から吸
引パイプの吸込み口に至る風の流れを引掛け爪で
案内して、毛屑の吸込みを円滑化できる等の実用
上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は理髪
具本体と吸引パイプとを分離した状態の斜視図、
第2図は吸引パイプの側面図、第3図は平面図、
第4図は側面図、第5図は正面図、第6図は理髪
具本体と吸引パイプとを分離した状態の正面図、
第7図は後面図、第8図は理髪具本体と吸引パイ
プとを分離した状態の後面図、第9図は使用状態
を示す斜視図である。 1……吸引装置、5……吸引理髪具、6……理
髪具本体、7……吸引パイプ、8……刃部通口、
8a……刃部通口の上側口縁、8b……刃部通口
の側壁、9……刃部、16……引掛け爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 理髪具本体と、この本体の上部に着脱自在に取
    付けられる吸引パイプとを備え、この吸引パイプ
    後端の接続口を吸引装置に接続して上記理髪具本
    体の刃部で刈取つた毛屑を上記吸引パイプの先端
    吸込み口で吸取るようにした吸引理髪具におい
    て、 上記理髪具本体を、その先端部に左右方向に沿
    う細長い形状をなすとともに上記刃部が通る刃部
    通口を有して形成し、この刃部通口の上側口縁に
    着脱自在に係合する左右一対の引掛け爪を、上記
    吸引パイプにその吸込み口の左右両側壁から上記
    刃部側に向けて一体に延設するとともに、これら
    一対の引掛け爪の外面間の幅を上記刃部通口の左
    右両側壁内面間の幅と略同一に形成したことを特
    徴とする吸引理髪具。
JP1986056355U 1986-04-15 1986-04-15 Expired JPH0431038Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986056355U JPH0431038Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JP1986056355U JPH0431038Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JPS62168879U JPS62168879U (ja) 1987-10-26
JPH0431038Y2 true JPH0431038Y2 (ja) 1992-07-27

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399277U (ja) * 1977-01-13 1978-08-11

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JPS62168879U (ja) 1987-10-26

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