JPH0430944A - インデックス装置 - Google Patents

インデックス装置

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JPH0430944A
JPH0430944A JP13273090A JP13273090A JPH0430944A JP H0430944 A JPH0430944 A JP H0430944A JP 13273090 A JP13273090 A JP 13273090A JP 13273090 A JP13273090 A JP 13273090A JP H0430944 A JPH0430944 A JP H0430944A
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JP
Japan
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rotation
rotation amount
amount
rotating body
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP13273090A
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English (en)
Inventor
Makoto Hirabayashi
平林 真
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0430944A publication Critical patent/JPH0430944A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、回転体を位置決めするインデックス装置にあ
って、特に、装置構成か簡素化し、保守が容易な、しか
も位置決めを迅速に行なえるインデックス装置に関する
(従来の技術) 近年の自動化技術の進歩に伴って、例えば自動車生産工
場には、トランスファマシンと呼ばれる自動生産ライン
が備えられているものかある。
このトランスファマシンは、自動車を構成するワークの
各種加工を専用に行なう工作機械の集合体であり、夫々
の工作機械は、予め設定されている加工工程に従って順
次ワークに各種加工を行ない、ワークを完成させるよう
になっている。
このようなトランスファマシンには、夫々の工作機械に
よる加工の合間にワークが適性に加工されているか否か
を検査する検査工程が備えられているものがある。
この検査工程には、例えば基準となる寸法に加工された
ゲージをワークに当接させてワークの加工精度を測定す
る自動測定機が備えられている場合があり、このような
自動測定機においては、ワークの種類に応じてゲージを
交換する必要があるために、従来、第5,6図に示すよ
うなインデックス装置によって、ゲージの交換を自動的
に行なっているものがある。
図示するように、従来のインデックス装置は、ワークの
種類に応じた各種ゲージ(図示省略する)が端部に取付
けられている円板状の回転板1が、回転軸2により回転
自在に支持部材3に軸支されている。(回転板1の端部
は図示省略しである。)この回転板1に取付けられてい
る各種ゲージは、回転板1の円周を8等分した夫々の位
置に取付けられている。つまり、回転板1には、8種類
のケージが取付けられている。
そして、回転軸2には、回転板1を駆動するサーボモー
タ4が減速機5を介して取付けられており、このサーボ
モータ4には、エンコーダ6が取付けられている。
エンコーダ6は、サーボモータ4の出力軸、つまり回転
軸2の回転に応じたパルス信号を制御装置7に出力する
ようになっている。
そして、制御装置7は、このパルス信号をカウントする
ことによって、回転軸2の回転角度、つまり現在の回転
板1の回転11度を検出することができるようになって
いる。
又、il+御装置7は、図示省略する外部制御装置、つ
まりこのインデックス装置が備えられた自動測定機を含
む生産システム全体を総括的に制御する総括制御装置に
接続されている。
この総括制御装置は、新たに測定するワークに対応する
ゲージを指定する指定信号を制御装置7に出力するよう
になっており、制御装置7は、この指定信号を入力する
と、エンコーダ6により検出した回転板1の現在の回転
角度に基づいて、指定されたゲージを所定位置に移動さ
せる回転角度量を算出し、エンコーダ6によりいわゆる
フィードバック制御を行ないつつサーボモータ4を作動
させ、その回転角度量たけ回転板lを回転させるように
なっている。
これにより、新たなワークに対応するゲージが所定位置
に位置決めされ、前記測定に使用されるされるようにな
っている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような従来のインデックス装置において
は、制御装置のカウンタの容量がh゛限であり、制御装
置かカウントすることができるカウント量が有限である
ために、エンコーダによって検出する回転板の回転角度
がこの容量に相当する所定角度以上になると、例えば、
長時間連続してインデックス装置が可動した場合には、
カウンタがリセットされ、制御装置は、現在の回転板の
回転角度を正確に検出することかできす、前述したよう
なゲージの選択が行なえなくなってしまうという問題が
あった。
又、回転板を駆動するサーボモータは、回転板を駆動す
る充分なトルクを発生させるために減速機を介して回転
軸に接続されており、この減速機や、サーボモータの出
力軸を保持するベアリンク等の可動部材は、インデック
ス装置の稼働に応じて消耗するので、長時間インデック
ス装置を可動した場合には、このような可動部材の交換
作業か必須となり、このような保守作業が拍雑であった
又、このような保守作業を行なうにあたって、す−ホモ
ータが支持部材の外側に突出しており、これが他の機械
との間隔を狭めることになるので、そのような保守作業
が行ないにくい等の問題もあった。
さらに、回転板は、エンコータか出力するパルス信すに
基づいて制御装置かサーボモータをフィードバック制御
することによって、所定の回転角度に正確に位置決めさ
れるようになっているのでミサーボモータの回転速度は
、このようなフィードバック制御が行なえる程度の速度
に制限されてしまう。したがって、回転板をより高速に
移動させることによって、ゲージを選択する時間を短縮
して生産性の向上を図ることが困難であった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、可動時間にかかわらず回転板を迅速
に位置決めすることができ、保守作業が容易なインデッ
クス装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明は、支持部材に軸支さ
れ、該支持部材の所定の位置決め位置に対して位置決め
される複数の設定位置が設定された回転体と、前記位置
決め位置に位置決めされている前記設定位置を検出する
設定位置検出手段と、前記回転体の表面に回転中心から
所定側離隔てた同心円となるように設けられたステータ
コアと該ステータコアに対向して前記支持部材に取付け
られたムーバとにより構成され、該ムーバに取付けられ
たコイルに給電することによって、前記ステータコアと
共に前記回転体を回転させるリニアステッピングモータ
と、前記位置決め位置に位置決めする設定位置を指定す
る指定信号を入力した場合に、該指定信号が示す指定設
定位置と前記設定位置検出手段が検出する現在の設定位
置とに基づいて、前記回転体を一方の方向に回転させて
前記指定設定位置を前記位置決め位置に一致させるまで
の正回転量と、前記回転体を他方の方向に回転させて前
記指定設定位置を前記位置決め位置に一致させるまでの
負回転量とを算出する回転量算出手段と、前記正回転量
と前記負回転量とを比較し、いずれか少ない方の回転量
を選択し、該回転量に対応する回転方向を示す回転方向
値−」−と該回転量を示す回転はデータとを出力する回
転方向判断手段と、該回転方向値す及び回転量データに
基づいて、前記回転方向判断手段か選択した回転量に対
応する回転方向に、該回転量たけ前記回転体を回転させ
る駆動電力を前記コイルに供給する駆動手段とを備えた
ことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成された本発明のインデックス装置は、
以下のように作用する。
回転量算出手段は、指定信号を入力すると、この指定信
号が示す指定設定位置と設定位置検出手段か検出した現
在の設定位置とに基づいて、正回転量と負回転量とを算
出する。例えば、回転量算出手段は、回転体の回転軸方
向から見て、回転体が左回転することによって指定設定
位置を位置決め位置に一致させるまでの正回転量と、回
転体が右回転することによって指定設定位置を位置決め
位置に一致させるまでの負回転量とを算出する。
そして、回転量算出手段は、算出したこれらの正回転量
及び負回転量を回転方向判断手段に出力する。
回転方向判断手段は、入力した正回転量と負回転量とを
比較し、いずれか少ない方の回転量を選択する。例えば
、正回転量が負回転量よりも少ない回転量であれは、回
転方向判断手段は、正回転量を選択する。そして、回転
方向判断手段は、この正回転口に対応する回転方向、つ
まり、左回りに回転させる回転方向信号とその正回転量
示す回転量データを駆動手段に出力する。
すると、駆動手段は、それらの回転方向信号及び回転量
データに基づいて、回転体を左回りに正回転量だけ回転
させる駆動電力をリニアステッピングモータのコイルに
供給する。
これにより、ムーバは、ステータコアを左回転させる磁
力を出力し、指定設定位置が位置決め位置に一致するま
で回転体を左回転させる。
したがって、回転体は、指定信号により指定された指定
設定位置が位置決め位置に一致するように位置決めされ
る。
(実施例) 以下に、本発明のインデックス装置を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図及び第2図は、本発明のインデックス装置のイン
デックス機構の外観図であり、第3図は、第1図に示す
制御装置の概略構成図である。又、第4図は、本発明の
インデックス装置の動作フローチャートである。尚、第
1図及び第2図に示す部材のうち従来の技術で説明した
部材と同一部材には同一符号が付しである。
本発明のインデックス装置は、第1図及び第2図に示す
ように、従来と同様に8種類のゲージが取付けられ、こ
れらを所定の位置に位置決めするインデックス機構10
と、このインデックス機構10を制御する制御装置11
とによって構成されている。
インデックス機構10は、従来のものと同様に、8種類
のゲージが端部に均等に取付けられた円板状の回転板1
を回転軸2により回転自在に支持部tr)I3に軸支し
て構成されている(回転板1の端部は図示省略しである
。)。
そして、このインデックス機構10には、回転板1を回
転させる駆動部月としていわゆるリニアステッピングモ
ータ12が備えられている。
回転板1には、リニアステッピングモータ12を構成す
るステータコア1Bが設けられており、このステータコ
ア13は、回転板1の一方の表面に、回転軸2から所定
距離隔てて回転板1と同心円になるように設けられてい
る。
一方、支持部材3には、このステータコア13に対向し
てムーバ14が取付けられている。
このムーバ14は、コイルが巻つけられたコアと永久磁
石(共に図示省略する。)とにより構成されており、コ
イルに電流を供給すると、ステータコア13に対して回
転板1を回転させる方向に磁力を発生させ、回転板1を
回転させるようになっている。
このように、リニアステッピングモータ12は、支持部
413の内側に取付けられており、支持部祠3の外側に
は、突出するようなものがなく、保守作業が容晶に行な
えるようになっている。又、ステータコア13は、回転
軸2の中心から所定距離隔てた位置に設けられているの
て、ステータコア13とムーバ14とにより生じる励磁
力は、回転板1を回転させるのに充分なトルクを発生さ
せることができ、従来の減速機のような機構が不必要に
なっている。
さらに、回転板1には、回転軸2の周囲に位置してテー
パ穴15が形成されている。
このテーパ穴15は、回転板1の端部に均等配置された
8種類のケージの夫々の対応し、回転板1と同心円」二
に均等に8個所形成されている。
このテーパ穴15は、侵入するにつれて穴径が小さくな
るように形成されている。
一方、支持部祠3には、電磁弁16により動作制御され
るエアシリンダ17が取付けられている。
このエアシリンダ17は、電磁弁16を介して圧縮空気
か供給されるとロットが突出するようになっており、突
出したロットがそのテーパ穴15に侵入することによっ
て回転板1を正確に位置決めするようになっている。つ
まり、エアシリンダ17のロッドかテーパ穴15に侵入
すると、このテーパ穴15に対応するゲ〜シが正確に所
定の位置に位置決めされるようになっている。
さらに、回転板1には、端部に均等配置された8種類の
ケーンの夫々の対応する位置検出穴18か形成されてい
る。夫々の位置検出穴18は、回転軸2を中心として放
射状に配置され、隣接するものとうしと回転軸2の中心
とかなす角度が夫々均等になっている。具体的には、3
60°/8−45゜となっている。
そして、これらの位置検出穴18は、回転軸2の中心か
らの距離か夫々異なっており、夫々のケシに対応するよ
うになっている。
ここで、図示省略している8種類のゲージを第1ゲージ
〜第8ゲージとし、夫々の位置検出穴18を回転軸2の
中心に遠い順に、第1ケージに対応する第1位置検出穴
18a、第2ケージに対応する第2位置検出穴18b、
第3ケージに対応する第3位置検出穴18c、以下同様
に・・・、第8ケージに対応する第8位置検出穴18h
とする。
そして、支持部材3には、これらの位置検出穴18を検
出する位置検出センサ19が取付けられている。
この位置検出センサ19は、夫々の位置検出穴18a−
hを専用に検出するセンサ19a−hにより構成されて
おり、これらのセンサ19a−hは、夫々の位置検出穴
18a−hに対応して回転板1の半径方向に一列になる
ように配置されている。
そして、これらのセンサ19a−hは、いずれかのゲー
ジが所定の位置に位置決めされることによって、このゲ
ージに対応する位置検出穴18を、対応する位置検出セ
ンサ19が検出し、これがONするようになっている。
例えば、第1ゲージが所定の位置に位置決めされている
場合には、センサ19aが第1位置検出穴18aを検出
するようになっている。つまり、位置検出センサ19は
、これが取付けられている位置決め位置に位置決めされ
ている位置検出穴18を検出することによって、現在、
所定の位置に位置決めされているゲージが、どのゲージ
であるかを検出するようになっている。
これらの位置検出穴18と位置検出センサ19との位置
関係は、テーパ穴15エアシリンダ17の位置関係に対
応しており、例えは、エアシリンダ17が第1ゲージを
所定の位置に位置決めするテーパ穴15に侵入して回転
板1を位置決めした場合には、位置検出センサ19のう
ちのセンサ19aが、第1位置検出穴18aを検出する
ようになっている。
これにより、位置検出センサ19は、回転板1が何回転
してもエアシリンダ17により位置決めされたゲージを
常に確実に検出することができる。
そして、ムーバ14のコイル、電磁弁16及び位置検出
センサ19の夫々は、制御装置11に接続されており、
制御装置11は、これらに基づいてこのインデックス機
構lOの動作を制御するようになっている。
制御装置11は、第3図に示すように構成されている。
制御装置11は、従来と同様にインデックス機構10か
組込まれるシステムを総括的に制御する総括制御装置2
0に接続されており、この総括制御装置20は、そのシ
ステムによって生産するワークに対応するケージを指定
する指定信号をmlI御装置11に出力するようになっ
ている。例えは、総括制御装置20は、第1ゲージを指
定する指定信号を11」、第2ゲージを指定する指定信
号を「2」というように、指定するゲージをこれに対応
する数値の指定信号にして制御部11に出力する。
mlj御部11には、この指定信号を入力する回転量算
出部21か備えられている。
この回転量算出部21には、インデックスn 4M10
に取付けられた位置検出センサ19の夫々センサ19a
−hが接続されており、回転量算出部21は、これらの
センサ19a−hのON、OFF状態を入力するように
なっている。
そして、回転量算出部21は、ONtたセンサによって
、現在、所定の位置に位置決めされているケージを判断
し、このケージを示すケージ数値を設定するようになっ
ている。例えば、センサ19aかONした場合には、第
1ゲージが所定の位置に位置決めされているものと判断
し、ゲージ数値をrlJに、センサ19bかONL、た
場合には、第2ケージか所定の位置に位置決めされてい
るものと判断し、ケージ数値を「2」に、以下同様に判
断する。
そして、回転量算出部21は、設定したケージ数値と入
力した指定信号の数値とが異なった場合、つまり、回転
板1を回転させる必要がある場合には、後述する駆動部
23に回転始動信号を出力するようになっている。
さらに、回転量算出部21は、設定したケージ数値と入
力した指定信号の数値とに基づいて、回転板1を回転軸
方向から見て(第2図に示すように見て)、左回転した
場合と右回転した場合との夫々の場合について、指定信
号−の数値をゲージ数値に一致させるまでの夫々の回転
量を示す回転量データを算出するようになっている。こ
こで、回転板1を左回転させて指定信号の数値をゲージ
数値に一致させるまでの回転量を正回転量データといい
、回転板1を右回転させて指定信号の数値をゲージ数値
に一致させるまでの回転量を負回転量データという。
回転量算出部21は、指定信号の数値jとケシ数値iを
比較し、ゲージ数値iが指定信号の数値jよりも小さい
場合には、指定信号の数値jからゲージ数値iを減算し
て正回転量データAを算出する(A−lj−if)。こ
れは、指定信号の数値及びゲージ数値の夫々の数値は、
夫々の位置検出穴18a−hに対応しており、これらの
位置検出穴18a−hが、予め設定された位置、つまり
、前述したように回転軸2を中心として放射状に配置さ
れ、隣接するものどうしと回転軸2の中心とがなす角度
が夫々45°で均等になっているため、指定信号の数値
jからゲージ数値iを減算すると正回転量データAとな
るからである。
又、回転量算出部21は、ゲージ数値iに、夫々の数値
の最大値N(この場合は8になる。)から指定数値jを
減算した値を加算して負回転量ブタBを算出する(B=
 l i十N−j l)。これは、回転板1が右回転し
た場合であり、ゲージ数IP、i fFiが減少する方
向に回転することになるので、ゲージ数値iと基準とな
る最大値Nとの差、つまりiと、指定信号の数値jと最
大値Nとの差とを加算することによって負回転量データ
Bか算出されるからである。
一方、同様に回転量算出部21は、ゲージ数値iが指定
信号の数値jよりも小さくない場合には、指定信号の数
値jに、最大値N=8からゲージ数値iを減算した値を
加算して正回転量データAを算出する(A−1j+N−
i l)。
又、回転量算出部21は、ケージ数値iから指定信号の
数値jを減算して負回転量データBを算出する(B=l
 i−j l)。
そして、回転量算出部21は、このように算出した正回
転量データA及び回転量データBを回転方向判断部22
に出力するようになっている。
この回転方向判断部22は、入力した正回転量データA
と負回転量データBとを比較し、いずれか少ない方の回
転量データを選択する。尚、正回転量データAと負回転
量データBとか同一値である場合には、正回転量データ
Aを選択するようになっている。
そして、回転方向判断部22は、選択した回転量データ
と、これに対応する回転方向に回転板1を回転させる回
転方向信号とを駆動部23に出力するようになっている
。例えば、回転方向判断部22は、正回転量データAを
選択した場合には、回転板1を左回転させる(+)方向
信号を、負回転ff1Bを選択した場合には、回転板l
を右回転させる(−)方向信号を夫々駆動部23に出力
する。
この駆動部23は、回転量算出部21から前記回転始動
信号が出力されると、エアシリンダ17のロッドを引込
ませる引込信号を電磁弁に16に出力し、ロッドを引込
ませることによって回転板1を回転可能な状態にするよ
うになっている。
さらに、駆動部23には、入力する回転量ブタに対応す
る回転板1の移動角度量か予め設定されているメモリ2
4が接続されており、駆動部23は、入力した回転量デ
ータに対応する移動fi1度量をこのメモリ24から読
み出すようになっている。
この移動角度量は、図示するように回転量ブタ1,2,
3.4に対して45°、90°、135゜180°とな
っている。これは、前述したようにケシ数値か示す夫々
の位置検出穴18か、隣接するものとうしと回転軸2の
中心とのなす角度が夫々45°で均等になっているため
、回転量データか示す数値は、1に対して45°の移動
角度量となるからである。例えは、駆動部23は、入力
した回転量データか13」であれは、メモリ24から「
135°」を読み出す。
そして、駆動部23は、この移動角度量と入力した回転
方向信号とに基づいて、回転方向信号か示す回転方向に
、読み出した移動角度量たけ回転板1を回転させるパル
ス信−′J−1つまり読み出した移動角度量に相当する
パルス数のパルス信号をムーバ14のコイルに出力する
ようになっている。
さらに、駆動部23は、そのパルス数のパルス信号を出
力し終ると、回転板1がその移動角度量たけ移動したと
判断し、エアシリンダ17のロッドを突出させる突出信
号を電磁弁に16に出力し、回転板1を正確に位置決め
させるようになっている。
このように構成されたインデックス装置は、第4図に示
すフローチャートに従って動作する。
総括制御装置20が生産するワークに対応するゲージを
指定する指定信号を制御装置11に出力すると、回転量
算出部21は、位置検出センサ19の夫々のセンサ19
a−hのON、OFF状態を入力し、ONしているセン
サに対応するゲージ数値iを設定する(ステップ1)。
そして、回転量算出部21は、設定したゲージ数値iと
入力した指定信号の数値jと比較して夫々の数値が異な
るまで、つまり、回転板1を回転させる必要がある状態
になるまで待機し、夫々の数値が異なった場合に、駆動
部23に回転始動信号を出力する(ステップ2)。
次に、回転量算出部21は、同様にゲージ数値iと指定
信号の数値jとを比較し、ゲージ数値iが指定信号の数
値jよりも小さい値であるか否が判断する(ステップ3
)。
回転量算出部21は、ゲージ数値iか指定信号−の数値
jよりも小さい値である場合には、指定信号の数値jか
らゲージ数値iを減算して正回転量データA=lj−i
lを算出し、又、ゲージ数値iに、最大値N=8から指
定信号の数値Jを減算した値を加算して負回転量データ
B=li+Nj1を算出し、これらの正回転量データA
及び回転量データBを回転方向判断部22に出力する(
ステップ4)。
一方、回転量算出部21は、ケージ数値iが指定信号の
数値jよりも小さい値でない場合には、指定信号の数値
jに、最大値N=8からゲージ数値iを減算した値を加
算して正回転量データA−j十N−11を算出し、又、
ケージ数値iから指定信号の数値」を減算して負回転量
データB−i−jlを算出し、これらの正回転量データ
A及び回転量データBを回転方向判断部22に出力する
(ステップ5)。
回転/7向判断部22は、入力した正回転量ブタAか負
回転量データB以下であるか否か判断しくステップ6)
、正回転量データAか負回転量ブタB以下の値である場
合には、回転板1を左回りに回転させた方か、ケージ数
値を指定信号゛の数値にするまでの回転量が少ないと判
断し、(+)方向倍電と正回転量データAを駆動部23
に出力する(ステップ7)。
一方、回転方向判断部22は、入力した正回転量データ
Aか負回転量データB以下でない場合には、回転板1を
右回りに回転させた方が、ゲージ数値を指定信号の数値
にするまでの回転量か少ないと判断し、(−)方向信号
と負回転量データBを駆動部23に出力する(ステップ
8)。
すると、駆動部23は、回転量算出部21から回転始動
信号か出力されているので、電磁弁16に引込信号を出
力し、エアシリンダ17のロッj・を引込ませることに
よって回転板1を回転可能な状態にする(ステップ9)
さらに、駆動部23は、入力した回転量データに対応す
る移動角度量をメモリ24から読み出しくステップ10
)、この移動角度量と入力した回転方向信号とに応じた
パルス信号をムーバ14のコイルに出力することによっ
て、回転板Jを回転方向信号が示す回転方向に、その移
動角度量たけ回転させる(ステップ11)。
そして、駆動部23は、読み出した移動角度量に相当す
るパルス信号を出力し終ると、回転板1がその移動角度
量たけ移動したと判断し、突出信号を電磁弁に16に出
力してエアシリンダ17のロッドを突出させ、回転板]
を位置決めする(ステップ12)。
このように、回転板1は、回転量算出部21及び回転方
向判断部22により得た回転量の少ない方向に回転し、
総括制御装置20か指定したケーンを所定の位置に迅速
に位置決することになる。
ここで、現在、第1ゲージか所定の位置に位置決めされ
ている状態にあって、総括制御装置20から第4ケージ
を指定する指定信号「4」か出力された場合を例に−1
−記動作を具体的に説明する。
回転量算出部21は、位置検出センサ19のセンサ19
aかONしているので、ケージ数値iを「1」に設定す
る(ステップ1)。
そして、回転量算出部21は、このケージ数値1=rl
Jと指定信号の数値j=r4Jとが異なるので、駆動部
23に回転始動信号を出力する(ステップ2)。
次に、回転量算出部21は、ケージ数値rlJが指定信
号の数値「4」よりも小さい値であるので、正回転量デ
ータA=l j−i 1=14−1−3とし、又、負回
転量データB=li+N−j= 11+8−41 =5
としてこれらを回転方向判断部22に出力する(ステッ
プ3,4)。
すると、回転り向側断部22は、正回転量データA=3
が負回転量データB=5以下であるので、(+)方向信
号と正回転量データA=3を駆動部23に出力する(ス
テップ6.7)。
駆動部23は、回転量算出部21から回転始動信号か出
力されているので、電磁弁16に引込信号を出力し、エ
アシリンタ17のロッドを引込ませる(ステップ9)。
さらに、駆動部23は、入力した正回転量ブタA=3で
あるので、これに対応する移動角度量を135’とする
(ステップ10)。そして、駆動部23は、この移動角
度量135°に相当するパルス信号をムーバ14のコイ
ルに出力することによって、回転板1を左回転で135
°だけ回転させる(ステップ11)。
そして、駆動部23は、そのパルス信号を出力しつくす
と、回転板1が135°左に回転移動したと判断し、突
出信号を電磁弁に16に出力してエアシリンタ17のロ
ッドを突出させ、回転板1を位置決めする(ステップ1
2)。
これにより回転板1は、第4ゲージを所定の位置に位置
決めしたことになる。
このように、回転板1は、予め位置が設定され、夫々の
ケージに対応する位置検出穴18を位置検出センサ19
か検出することによって得られるケン数値と、総括制御
装置20か出力する指定信5Jの数値とに基ついて位置
決めされることになるので、夫々の位置検出穴18と位
置検出センサ19とか夫々のケージに対して専用に設定
されていることから、制御装置11は、回転板1が何回
転しても現在位置決めされているケージを確実に認識す
ることかできる。つまり、制御装置1は、回転板1の回
転数にかかわらず、現在位置決めされているゲージを確
実に認識することができる。これによりインデックス装
置の可動時間にかかわらず回転板1を正確に位置決めす
ることができるようになる。
又、リニアステッピングモータ12は、ムーバ14とス
テータコア13とが非接触状態を保ちつつ回転板1を回
転させることができ、しかもステータコア13か回転板
1の表面に回転中心から所定距離隔てた同心円となるよ
うに設けられていることから、このステータコア13と
ムーバ14とにより生じる励磁力は、回転板1を回転さ
せるのに充分なトルクを発生させることかでき、従来の
減速機のような機構か不必要となる。したかって、リニ
アステッピングモータ12には、回転板1か回転するこ
とによって可動する部材かなく、これに対する保守作業
等が不要になり、又、ムーバ14は、回転板1に設けら
れたステータコア13に対向して支持部材3に取付けら
れているので、従来のように支持部材3より外側にモー
タか突出することなく、その他の部祠に対する保守作業
の作業性も向−1−させることかできる。
さらに、リニアステッピングモータ12は、ムーバ14
のコイルに必要な回転量の駆動電力を供給するいわゆる
オーブンルーブホ1j御によって回転板1を回転させる
ので、ムーバ14とステータコア13とが脱調しない程
度の高速度で回転板1を回転させることができ、しかも
、回転量算出部21と回転り向側断部22とにより、回
転量の少ない方向に回転板1を回転させるので、より迅
速に次に使用するケージを所定の位置に位置決めするこ
とかでき、生産性か向I−することになる。
[発明の効果コ 以上の説明により明らかように、本発明にあっては以下
のような効果を奏す。
回転量算出手段か、設定位置検出手段が検出する現在の
設定位置を指定信号か示す指定設定位置にするために、
回転体を一方の方向及び他方の方向に回転させた場合の
正回転量と負回転量とを算出し、回転方向判断手段がこ
れらの正回転量と負回転量とを比較して、いずれか少な
い方の回転量を駆動手段に出力し、リニアステッピング
モータによって指定設定位置が位置決め位置に一致する
まで回転体を回転させるので、回転体は、予め回転体に
対して設定されている設定位置のうち、設定位置検出手
段が検出する現在の設定位置と新たに入力した指定設定
位置とに基づいて位置決めされることになり、従来のよ
うに回転体の現在の回転位置を検出することができなく
なるようなことがな(なり、インデックス装置の可動時
間にかかわらず回転体を正碇に位置決めすることかでき
る。
又、リニアステッピングモータは、ムーバとステータコ
アとが非接触状態を保ちつつ回転体を回転させることが
でき、しかもステータコアが回転体の表面に回転中心か
ら所定側離隔てて同心円となるように設けられているの
て、ステータコアとムーバとの励磁力は、回転体を回転
させるのに充分なトルクを発生させることかでき、従来
の減速機のような機構が不必要である。これによりリニ
アステッピングモータには回転体が回転することによっ
て可動する部祠がないので、これにかがる保守作業等が
不要になる。又、ムーバは、回転体に設けられたステー
タコアに対向して支持部材に取付けられているので、支
持部材外側には突出するものかなく、このインデックス
装置に隣接するその他の部材等に対する保守作業の作業
性が向上する。
さらに、リニアステッピングモータは、ムーバのコイル
に必要な回転量の駆動電力を供給するいわゆるオーブン
ループ制御によって回転体を回転させるので、ムーバと
ステータコアとか脱調しない程度の高速度で回転体を回
転させることができ、しかも、回転量算出手段と回転方
向判断手段により得た回転量の少ない方向に回転体を回
転させ、回転体をより迅速に位置決めすることかできる
ので、生産性か向上することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のインデックス装置のインデ
ックス機構の外観図、第3図は第1図に示す制御装置の
概略構成図、第4図は本発明のインデックス装置の動作
フローチャート、第5図及び第6図は従来のインデック
ス装置の説明図である。 1・・・回転板(回転体)、3・・・支持部祠、10・
・・インデックス機構、11・・・制御装置、12・・
・リニアステッピングモータ、13・・・ステータコア
、14・・ムーバ 18・・・位置検出穴(設定位置検
出手段)1つ・・・位置検出センサ(設定位置検出手段
)、21・・回転量算出部(回転量算出手段)、22・
・・回転り向側断部 (回転方向判断手段) 23・・・駆 動部 (駆動手段) 24・・・メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持部材に軸支され、該支持部材の所定の位置決め位置
    に対して位置決めされる複数の設定位置が設定された回
    転体と、 前記位置決め位置に位置決めされている前記設定位置を
    検出する設定位置検出手段と、 前記回転体の表面に回転中心から所定距離隔てた同心円
    となるように設けられたステータコアと該ステータコア
    に対向して前記支持部材に取付けられたムーバとにより
    構成され、該ムーバに取付けられたコイルに給電するこ
    とによって、前記ステータコアと共に前記回転体を回転
    させるリニアステッピングモータと、 前記位置決め位置に位置決めする設定位置を指定する指
    定信号を入力した場合に、該指定信号が示す指定設定位
    置と前記設定位置検出手段が検出する現在の設定位置と
    に基づいて、前記回転体を一方の方向に回転させて前記
    指定設定位置を前記位置決め位置に一致させるまでの正
    回転量と、前記回転体を他方の方向に回転させて前記指
    定設定位置を前記位置決め位置に一致させるまでの負回
    転量とを算出する回転量算出手段と、 前記正回転量と前記負回転量とを比較し、いずれか少な
    い方の回転量を選択し、該回転量に対応する回転方向を
    示す回転方向信号と該回転量を示す回転量データとを出
    力する回転方向判断手段と、該回転方向信号及び回転量
    データに基づいて、前記回転方向判断手段が選択した回
    転量に対応する回転方向に、該回転量だけ前記回転体を
    回転させる駆動電力を前記コイルに供給する駆動手段と
    を備えたことを特徴とするインデックス装置。
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Cited By (1)

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WO2003002771A1 (fr) * 2001-06-28 2003-01-09 Nippon Steel Corporation Tole d'acier a faible teneur en carbone, piece en acier coule a faible teneur en carbone et son procede de production

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