JPH0430677Y2 - - Google Patents

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JPH0430677Y2
JPH0430677Y2 JP3112885U JP3112885U JPH0430677Y2 JP H0430677 Y2 JPH0430677 Y2 JP H0430677Y2 JP 3112885 U JP3112885 U JP 3112885U JP 3112885 U JP3112885 U JP 3112885U JP H0430677 Y2 JPH0430677 Y2 JP H0430677Y2
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infrared light
resistor
voltage dividing
light emitting
input terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オープンリール式のテープレコーダ
のテープテンシヨン検出装置に好適な赤外線検出
装置に関し、更に詳細には、赤外線発光ダイオー
ドを使用した赤外線検出装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 赤外線発光ダイオードと赤外線受光素子とを対
向配置し、赤外線の有無又は変化を検出する装置
は既に知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、赤外線発光ダイオードの電源を投入
した時に、この発光量が安定するまでに数十秒間
要するという欠点がある。このため、受光素子の
出力も数十秒間安定せず、電源投入時に、例えば
テープテンシヨン検出を正確に行うことが出来な
い。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の如き問題点を解決することが出来る本考
案に係わる赤外線検出装置は、直流電源ラインに
接続された赤外線発光ダイオードと、前記直流電
源ラインに接続された赤外線受光素子と、前記受
光素子に直列に接続された負荷抵抗と、前記直流
電源ラインに接続され且つ互いに直列に接続され
た第1及び第2の電圧分割用抵抗と、一方の入力
端子が前記受光素子と前記負荷抵抗との接続点に
接続され、他方の入力端子が前記第1の電圧分割
用抵抗と前記第2の電圧分割用抵抗との接続点に
接続されている差動増幅器と、前記赤外線発光ダ
イオードの発光の立上りの遅れに基づく前記一方
の入力端子の電圧変化とほぼ同じ傾向の電圧変化
を前記他方の入力端子の電圧に与えるように時定
数が設定されて前記第1又は第2の電圧分割用抵
抗に並列接続されたCR時定数回路とから成る。
〔作用〕
電源投入時において、差動増幅器の一方及び他
方の入力電圧が同様に変化する。従つて、赤外線
発光ダイオードの発光の遅れを補正した出力電圧
を得ることが出来る。つまり、赤外線発光ダイオ
ードが電源投入に同期して急速に安定発光状態に
なつたと等価な出力を得ることが出来る。
〔実施例〕
次に、第1図〜第5図を参照して本考案の実施
例に係わるオープンリール式磁気記録再生機にお
ける赤外線テープテンシヨン検出装置について述
べる。第1図において、1,2は一対のリール、
3,4は一対のリールモータ、5は磁気テープ、
6は磁気ヘツド、7はピンチローラ、8はキヤプ
スタン、9,10は一対のガイドローラ、11,
12は一対のテンシヨンローラ、13,14は一
対のテンシヨンアーム、15はパネル、16,1
7はテンシヨンアーム13,14の軸18,19
を挿通させるための開口、20,21はテンシヨ
ンアーム13,14にテンシヨンを与える方向に
引張るためのバネである。これ等はいずれも公知
の部分であるので、詳しい説明は省略する。
22,23は本考案に従う赤外線発光ダイオー
ド(LED)であり、各テンシヨンアーム13,
14に固着されている。24,25は受光素子と
してのフオトトランジスタであり、各テンシヨン
アーム13,14の回動方向において赤外線発光
ダイオード22,23に対向配置されている。2
6,27は赤外線フイルタであり、赤外線は通過
させるが可視光は減衰又は阻止するものである。
この赤外線フイルタ26,27はフオトトランジ
スタ24,25の光入射面を覆うように配置され
ているので、フオトトランジスタ24,25には
赤外線以外の光が殆んど入射しない。
第2図は第1図の右側のテンシヨンアーム14
及びテンシヨン検出部を示す。赤外線発光ダイオ
ード23は軸28に回動自在に支持されたテンシ
ヨンアーム14の側面に固着されている。フオト
トランジスタ25は、赤外線発光ダイオード23
に対してほぼ同一高さ位置を有し、テンシヨンア
ーム14の回動方向において対向している。
第3図はテンシヨン検出及び制御部の回路構成
を示す。赤外線発光ダイオード23は電源ライン
29とグランドとの間に抵抗30を介して接続さ
れている。フオトトランジスタ25も同様に電源
ライン29とグランドとの間に負荷抵抗31を介
して接続されている。このフオトトランジスタ2
5のエミツタは抵抗31を通して接地されている
ので、エミツタの電位は赤外線入射量に応じて変
化する。32は第1の差動増幅器であり、非反転
入力端子がフオトトランジスタ25のエミツタに
抵抗40を介して接続され、反転入力端子が第1
及び第2の電圧分割用抵抗33,34の間に接続
されている。分割用抵抗33,34は電源ライン
29とグランドとの間に直列に接続されている。
35は抵抗、36はコンデンサであり、これ等は
赤外線発光ダイオード23の発光の立上りの遅れ
を本考案に従つて補正するために設けられてい
る。抵抗35とコンデンサ36との直列回路から
成るCR時定数回路は差動増幅器32の反転入力
端子とグランドとの間即ち第2の電圧分割用抵抗
34に並列に接続されている。37は第2の差動
増幅器であり、この非反転入力端子が前段の差動
増幅器32の出力端子に接続され、反転入力端子
は基準電圧源38に接続されている。39は制御
用トランジスタであり、そのベースが第2の差動
増幅器37の出力端子に接続され、エミツタが接
地され、コレクタがモータ3に接続されている。
次に、この装置の動作を説明する。
テープ5のテンシヨンが変化すると、テンシヨ
ンアーム14の回動角度も変化する。これによ
り、赤外線発光ダイオード23が、テンシヨンア
ーム14の軸28を中心にした円軌跡上を移動
し、フオトトランジスタ25に対する距離が変化
し、赤外線のフオトトランジスタ25に対する入
射量が変化し、フオトトランジスタ25の出力に
対応する電圧が第4図に示す曲線に沿つて変化
し、テープテンシヨンを検出することが出来る。
ところで、電源スイツチ(図示せず)を投入し
ても、赤外線発光ダイオード23の発光量が直ち
に落ち着かず、数十秒後に落ち着く。従つて、も
し、本考案に従つて第3図の抵抗35とコンデン
サ36が設けられていなければ、電源オン時に第
1の差動増幅器32の出力が第5図の点線で示す
ように立上る。従つて、出力電圧がV0からVC
至るまでの時間はテンシヨンを正確に検出するこ
とが出来ない。しかし、本実施例の回路では、第
1の差動増幅器32の反転入力端子とグランドと
の間に抵抗35とコンデンサ36との時定数回路
を有し、この時定数回路の時定数が赤外線発光ダ
イオード23の発光の立上りの遅れを補正するよ
うに設定されているので、第5図の実線で示す出
力電圧が得られる。即ち、差動増幅器32の両方
の入力電圧が電源投入時に第5図の点線で示すよ
うな傾向を有して変化するので、電源投入時にお
いても、安定時と同様な入力電位差を得ることが
出来、見掛け上赤外線発光ダイオード23が急速
に安定発光したと等価な出力が得られる。
なお、第1図の左側のテンシヨンアーム13に
おける動作は、右側のテンシヨンアーム14の動
作と全く同じである。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものでなく、更に変形可能
なものである。例えば、赤外線フイルタ27とフ
オトトランジスタ25との組み合せ体をテンシヨ
ンアーム14に固着し、赤外線発光ダイオード2
3を固定配置してもよい。また、フオトトランジ
スタ25のコレクタに負荷抵抗31を接続し、第
1の電圧分割用抵抗33に並列に抵抗35とコン
デンサ36とから成るCR時定数回路を接続して
もよい。また、テープテンシヨン検出以外にも勿
論適用可能である。
〔考案の効果〕
上述から明らかな如く、本考案によれば赤外線
発光ダイオードの電源投入時の発光の立上りの遅
れを補正した出力を容易に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる磁気記録再生
機の平面図、第2図は第1図のテンシヨンアーム
及びこの近傍を示す平面図、第3図はテンシヨン
制御回路を示す回路図、第4図はテンシヨンアー
ムの回動角度の変化とフオトトランジスタの出力
段の電圧との関係を示す特性図、第5図は電源投
入時における第3図の第1の差動増幅器の出力電
圧の変化を示す波形図である。 13,14……テンシヨンアーム、22,23
……赤外線発光ダイオード、24,25……フオ
トトランジスタ、26,27……赤外線フイル
タ、29……電源ライン、32……差動増幅器、
35……抵抗、36……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源ラインに接続された赤外線発光ダイオ
    ードと、 前記直流電源ラインに接続された赤外線受光素
    子と、 前記受光素子に直列に接続された負荷抵抗と、 前記直流電源ラインに接続され且つ互いに直列
    に接続された第1及び第2の電圧分割用抵抗と、 一方の入力端子が前記受光素子と前記負荷抵抗
    との接続点に接続され、他方の入力端子が前記第
    1の電圧分割用抵抗と前記第2の電圧分割用抵抗
    との接続点に接続されている差動増幅器と、 前記赤外線発光ダイオードの発光の立上りの遅
    れに基づく前記一方の入力端子の電圧変化とほぼ
    同じ傾向の電圧変化を前記他方の入力端子の電圧
    に与えるように時定数が設定されて前記第1又は
    第2の電圧分割用抵抗に並列接続されたCR時定
    数回路と から成る赤外線検出装置。
JP3112885U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0430677Y2 (ja)

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JP3112885U JPH0430677Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP3112885U JPH0430677Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JPS61149143U JPS61149143U (ja) 1986-09-13
JPH0430677Y2 true JPH0430677Y2 (ja) 1992-07-23

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