JPH04306614A - サングラス - Google Patents
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- JPH04306614A JPH04306614A JP9803791A JP9803791A JPH04306614A JP H04306614 A JPH04306614 A JP H04306614A JP 9803791 A JP9803791 A JP 9803791A JP 9803791 A JP9803791 A JP 9803791A JP H04306614 A JPH04306614 A JP H04306614A
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Links
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色状態から褪色状態
へ、あるいは、褪色状態から着色状態へ極めて短時間内
に切り替えることのできるサングラスに関する。
へ、あるいは、褪色状態から着色状態へ極めて短時間内
に切り替えることのできるサングラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来利用されているサングラスには、(
1) 常時着色されているものと、 (2)光の照射を
受けたときにだけ着色するものとがある。
1) 常時着色されているものと、 (2)光の照射を
受けたときにだけ着色するものとがある。
【0003】前記(1) の常時着色されているサング
ラスには、ガラスに透明顔料が混合されているものや、
ガラスに対して蒸着法等による金属蒸着膜が形成されて
いるものが利用されている。
ラスには、ガラスに透明顔料が混合されているものや、
ガラスに対して蒸着法等による金属蒸着膜が形成されて
いるものが利用されている。
【0004】また、 (2)の光の照射を受けたときに
だけ着色するタイプのサングラスは、フォトクロミック
機能を利用するものであって、ガラスにハロゲン化銀結
晶等の成分を含有させたものが利用されている。
だけ着色するタイプのサングラスは、フォトクロミック
機能を利用するものであって、ガラスにハロゲン化銀結
晶等の成分を含有させたものが利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前述の(1
) 項によるサングラスは、屋内においても1部の可視
光線がカットされてしまうために、屋内で眼鏡を掛けた
ままの状態にすると暗く感ずるという欠点を有する。
) 項によるサングラスは、屋内においても1部の可視
光線がカットされてしまうために、屋内で眼鏡を掛けた
ままの状態にすると暗く感ずるという欠点を有する。
【0006】また、前記 (2)項によるサングラスは
、フォトクロミック機能が利用されている関係から、太
陽光を受けてから着色する迄に、30秒〜数分間という
長時間を要する。
、フォトクロミック機能が利用されている関係から、太
陽光を受けてから着色する迄に、30秒〜数分間という
長時間を要する。
【0007】これに対して本発明は、極めて短時間内に
着色状態と褪色状態との切り替えが行なえるサングラス
を提供する。
着色状態と褪色状態との切り替えが行なえるサングラス
を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のサングラスは、
眼鏡の左,右のレンズに相当する部分のフレーム内に、
エレクトロクロミックデバイスが装着されており、該エ
レクトロクロミックデバイスに電位を印加する電源と、
前記エレクトロクロミックデバイスに印加する電位の極
性を切り替えるスイッチとが配設されている構成からな
る。
眼鏡の左,右のレンズに相当する部分のフレーム内に、
エレクトロクロミックデバイスが装着されており、該エ
レクトロクロミックデバイスに電位を印加する電源と、
前記エレクトロクロミックデバイスに印加する電位の極
性を切り替えるスイッチとが配設されている構成からな
る。
【0009】また、本発明のサングラスにおいては、前
記エレクトロクロミックデバイスとして、第1のガラス
層と、第1の透明電極層と、電解質層と、発色層と、第
2の透明電極層と、第2のガラス層とが順次積層されて
なる積層体が利用され得る。
記エレクトロクロミックデバイスとして、第1のガラス
層と、第1の透明電極層と、電解質層と、発色層と、第
2の透明電極層と、第2のガラス層とが順次積層されて
なる積層体が利用され得る。
【0010】また、本発明のサングラスにおいては、前
記エレクトロクロミックデバイスとして、第1の透明プ
ラスチック層と、第1の透明電極層と、電解質層と、発
色層と、第2の透明電極層と、第2の透明プラスチック
層とが順次積層されてなる積層体が利用され得る。
記エレクトロクロミックデバイスとして、第1の透明プ
ラスチック層と、第1の透明電極層と、電解質層と、発
色層と、第2の透明電極層と、第2の透明プラスチック
層とが順次積層されてなる積層体が利用され得る。
【0011】さらに、本発明においては、電解質層とし
て、ポリエーテル及び電解質の混合物による高分子固体
電解質層が利用され、ポリエーテルとして、ポリエチレ
ンオキサイドとポリテトラヒドロフランとのランダムコ
ポリマーが利用され得る。
て、ポリエーテル及び電解質の混合物による高分子固体
電解質層が利用され、ポリエーテルとして、ポリエチレ
ンオキサイドとポリテトラヒドロフランとのランダムコ
ポリマーが利用され得る。
【0012】
【作用】本発明のサングラスは、スイッチの切り替えに
より、電源を通じてエレクトロクロミックデバイスに例
えば−電位を印加すると、エレクトロクロミック機構に
よってエレクトロクロミックデバイスが着色し、通常の
着色したサングラスと同様になり、反対に+電位を印加
すると、同じくエレクトロクロミック機構によってエレ
クトロクロミックデバイスが無色に褪色し、通常の透明
ガラスと同様の状態になり、これらの両状態の切り替え
がスイッチの切り替えに連動して行なわれることから、
例えば、数秒間というような極めて短時間内に着色と褪
色との相互の切り替えが行なえる。
より、電源を通じてエレクトロクロミックデバイスに例
えば−電位を印加すると、エレクトロクロミック機構に
よってエレクトロクロミックデバイスが着色し、通常の
着色したサングラスと同様になり、反対に+電位を印加
すると、同じくエレクトロクロミック機構によってエレ
クトロクロミックデバイスが無色に褪色し、通常の透明
ガラスと同様の状態になり、これらの両状態の切り替え
がスイッチの切り替えに連動して行なわれることから、
例えば、数秒間というような極めて短時間内に着色と褪
色との相互の切り替えが行なえる。
【0013】
【実施例】本発明のサングラスの具体的な構成を実施例
を以って説明する。
を以って説明する。
【0014】実施例1
[図1]〜[図3]に示される本発明の1実施例品たる
サングラスは、眼鏡の左,右のレンズに相当する部分に
エレクトロクロミックデバイス2が装着され、眼鏡のフ
レーム1に、直流電源9と、スイッチ10とが配設され
ている。
サングラスは、眼鏡の左,右のレンズに相当する部分に
エレクトロクロミックデバイス2が装着され、眼鏡のフ
レーム1に、直流電源9と、スイッチ10とが配設され
ている。
【0015】エレクトロクロミックデバイス2は、[図
2]及び[図3]に示されるように、第1のガラス層3
と、第1の透明電極層4と、電解質層5と、発色層6と
、第2の透明電極層7と、第2のガラス層8とを順次積
層させてなる積層体で形成されている。
2]及び[図3]に示されるように、第1のガラス層3
と、第1の透明電極層4と、電解質層5と、発色層6と
、第2の透明電極層7と、第2のガラス層8とを順次積
層させてなる積層体で形成されている。
【0016】前記第1のガラス層3及び第2のガラス層
8は、通常の透明ガラスで形成されている。
8は、通常の透明ガラスで形成されている。
【0017】また、第1の透明電極層4及び第2の透明
電極層7は、酸化インジウム錫化合物、酸化錫化合物、
酸化亜鉛等による薄膜層からなり、前述の第1のガラス
層3及び第2のガラス層8の一方の面に対して、蒸着法
等によって形成される。
電極層7は、酸化インジウム錫化合物、酸化錫化合物、
酸化亜鉛等による薄膜層からなり、前述の第1のガラス
層3及び第2のガラス層8の一方の面に対して、蒸着法
等によって形成される。
【0018】なお、第1の透明電極層4及び第2の透明
電極層7は、その表面抵抗率が10Ω/ □以下とされ
ていることが望ましい。
電極層7は、その表面抵抗率が10Ω/ □以下とされ
ていることが望ましい。
【0019】電解質層5は、ポリエーテル及び電解質を
混合した高分子固体電解質層で形成されており、第1の
透明電極層4における第1のガラス層3の反対側の面に
対して、スピンコート法等によって形成されている。な
お、電解質層5の誘電率は、10−5Scm−1 以上
とされていることが望ましく、電解質には、例えば、L
iClO4,KClO4 ,LiSCN4,KSCN,
NaSCN 等が利用し得る。ポリエーテルには、ポリ
エチレンオキサイドとポリテトラフランのランダムコポ
リマーを利用するのが好ましい。
混合した高分子固体電解質層で形成されており、第1の
透明電極層4における第1のガラス層3の反対側の面に
対して、スピンコート法等によって形成されている。な
お、電解質層5の誘電率は、10−5Scm−1 以上
とされていることが望ましく、電解質には、例えば、L
iClO4,KClO4 ,LiSCN4,KSCN,
NaSCN 等が利用し得る。ポリエーテルには、ポリ
エチレンオキサイドとポリテトラフランのランダムコポ
リマーを利用するのが好ましい。
【0020】発色層6は、第2の透明電極層7における
第2のガラス層8の反対側の面に対して、エレクトロク
ロミック機能を有する材料、例えば、プルシアンブルー
,酸化タングステン,酸化イリジウム等によって形成さ
れている。なお、発色層6としてのプルシアンブルーは
電解法によって、酸化タングステンは真空法によって、
さらに、酸化イリジウムは陽極酸化法を利用することに
よって、容易に形成される。
第2のガラス層8の反対側の面に対して、エレクトロク
ロミック機能を有する材料、例えば、プルシアンブルー
,酸化タングステン,酸化イリジウム等によって形成さ
れている。なお、発色層6としてのプルシアンブルーは
電解法によって、酸化タングステンは真空法によって、
さらに、酸化イリジウムは陽極酸化法を利用することに
よって、容易に形成される。
【0021】直流電源9には、水銀電池等の小型かつ軽
量の乾電池が利用され、本実施例においては、[図1]
に示されるように、ボタン型の乾電池が眼鏡のフレーム
の一方に取り付けられている。
量の乾電池が利用され、本実施例においては、[図1]
に示されるように、ボタン型の乾電池が眼鏡のフレーム
の一方に取り付けられている。
【0022】また、スイッチ10には、本実施例ではス
ライド式のものが利用されている。スイッチ10は、[
図2]及び[図3]に示されるように、イ位置からロ位
置への、またロ位置からイ位置への切り替え自在に構成
されており、さらに、エレクトロクロミックデバイス2
と直流電源9間に接続されている。
ライド式のものが利用されている。スイッチ10は、[
図2]及び[図3]に示されるように、イ位置からロ位
置への、またロ位置からイ位置への切り替え自在に構成
されており、さらに、エレクトロクロミックデバイス2
と直流電源9間に接続されている。
【0023】そして、スイッチ10が[図2]に示され
るように、イ位置に切り替えられたときには、直流電源
9からエレクトロクロミックデバイス2の第1の透明電
極層4側に−電位が印加され、第2の透明電極層7側に
は+電位が印加される。また、[図3]に示されるよう
に、スイッチ9がロ位置に切り替えられたときには、直
流電源9からエレクトロクロミックデバイス2の第1の
透明電極層4側に+電位が印加され、第2の透明電極層
7側には−電位が印加される。
るように、イ位置に切り替えられたときには、直流電源
9からエレクトロクロミックデバイス2の第1の透明電
極層4側に−電位が印加され、第2の透明電極層7側に
は+電位が印加される。また、[図3]に示されるよう
に、スイッチ9がロ位置に切り替えられたときには、直
流電源9からエレクトロクロミックデバイス2の第1の
透明電極層4側に+電位が印加され、第2の透明電極層
7側には−電位が印加される。
【0024】さらに、より具体的なサングラスの構成を
実施例1及び実施例2によって説明する。
実施例1及び実施例2によって説明する。
【0025】実施例1
下記の構成によるエレクトロクロミックデバイス2を形
成した。
成した。
【0026】第1のガラス層2
厚さ1mmのガラス
第1の透明電極層4
真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 電解質層5 ポリエーテル/ 電解質(重量比=100/10)ポリ
エーテル・・・・ポリエチレンオキサイド/ ポリテト
ラヒドロフラン (重量比=1/1 ,分子量1800 )電解質=Li
ClO4 発色層6 電解法によって形成したプルシアンブルー第2の透明電
極層7 真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 第2のガラス層8 厚さ1mmのガラス
抵抗率10Ω/ □) 電解質層5 ポリエーテル/ 電解質(重量比=100/10)ポリ
エーテル・・・・ポリエチレンオキサイド/ ポリテト
ラヒドロフラン (重量比=1/1 ,分子量1800 )電解質=Li
ClO4 発色層6 電解法によって形成したプルシアンブルー第2の透明電
極層7 真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 第2のガラス層8 厚さ1mmのガラス
【0027】前記構成からなるエレクトロクロミックデ
バイス2によって、眼鏡のレンズに相当する部分を成形
し、眼鏡のフレーム1に組み込んだ。
バイス2によって、眼鏡のレンズに相当する部分を成形
し、眼鏡のフレーム1に組み込んだ。
【0028】さらに、符号10で表示されるスイッチを
[図2]に示されるイ位置にセットし、直流電源9から
エレクトロクロミックデバイス2の第2の透明電極層7
側に対して第1の透明電極層4側に−1.5Vの電位を
印加すると、無色のエレクトロクロミックデバイス2が
3秒以内に青色に着色し、遮光状態になった。なお、[
図2]において、エレクトロクロミックデバイス1が着
色している状態を斜線で表示した。
[図2]に示されるイ位置にセットし、直流電源9から
エレクトロクロミックデバイス2の第2の透明電極層7
側に対して第1の透明電極層4側に−1.5Vの電位を
印加すると、無色のエレクトロクロミックデバイス2が
3秒以内に青色に着色し、遮光状態になった。なお、[
図2]において、エレクトロクロミックデバイス1が着
色している状態を斜線で表示した。
【0029】次に、スイッチ10を[図3]に表示され
るロ位置に切り替え、直流電源9から前記エレクトロク
ロミックデバイス2の第2の透明電極層7側に対して、
第1の透明電極層4側に+1.5Vを印加すると、青色
のエレクトロクロミックデバイス2が3秒以内に無色に
褪色した。
るロ位置に切り替え、直流電源9から前記エレクトロク
ロミックデバイス2の第2の透明電極層7側に対して、
第1の透明電極層4側に+1.5Vを印加すると、青色
のエレクトロクロミックデバイス2が3秒以内に無色に
褪色した。
【0030】実施例2
下記の構成によるエレクトロクロミックデバイス1を形
成した。
成した。
【0031】第1のガラス層2
厚さ1mmのガラス
第1の透明電極層4
真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 電解質層5 ポリエーテル/ 電解質(重量比=100/10)ポリ
エーテル・・・・ポリエチレンオキサイド/ ポリテト
ラヒドロフラン (重量比=1/1 ,分子量1800 )電解質=Li
ClO4 発色層6 真空蒸着法によって形成した酸化タングステン第2の透
明電極層7 真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 第2のガラス層8 厚さ1mmのガラス
抵抗率10Ω/ □) 電解質層5 ポリエーテル/ 電解質(重量比=100/10)ポリ
エーテル・・・・ポリエチレンオキサイド/ ポリテト
ラヒドロフラン (重量比=1/1 ,分子量1800 )電解質=Li
ClO4 発色層6 真空蒸着法によって形成した酸化タングステン第2の透
明電極層7 真空蒸着法を利用して形成した酸化インジウム錫(表面
抵抗率10Ω/ □) 第2のガラス層8 厚さ1mmのガラス
【0032】前記構成からなるエレクトロクロミックデ
バイス2によって、眼鏡のレンズに相当する部分を成形
し、眼鏡のフレーム1に組み込んだ。
バイス2によって、眼鏡のレンズに相当する部分を成形
し、眼鏡のフレーム1に組み込んだ。
【0033】さらに、符号10で表示されるスイッチを
[図2]に示されるイ位置にセットし、直流電源9から
エレクトロクロミックデバイス2の第2の透明電極層7
側に対して第1の透明電極層4側に−1.5Vの電位を
印加すると、無色のエレクトロクロミックデバイス2が
3秒以内に青色に着色し、遮光状態になった。
[図2]に示されるイ位置にセットし、直流電源9から
エレクトロクロミックデバイス2の第2の透明電極層7
側に対して第1の透明電極層4側に−1.5Vの電位を
印加すると、無色のエレクトロクロミックデバイス2が
3秒以内に青色に着色し、遮光状態になった。
【0034】次に、スイッチ10を[図3]に表示され
るロ位置に切り替え、直流電源9から前記エレクトロク
ロミックデバイス2の第2の透明電極層7側に対して、
第1の透明電極層4側に+1.5Vを印加すると、青色
のエレクトロクロミックデバイス2が3秒以内に無色に
褪色した。
るロ位置に切り替え、直流電源9から前記エレクトロク
ロミックデバイス2の第2の透明電極層7側に対して、
第1の透明電極層4側に+1.5Vを印加すると、青色
のエレクトロクロミックデバイス2が3秒以内に無色に
褪色した。
【0035】さらに、[図4]は、本発明の他の実施例
を示すものであって、本実施例によるサングラスでは、
フレーム1の一方にスイッチ10と併設されている太陽
電池11が直流電源として利用されており、本実施例に
おけるその他の構成は、前述の[図1]〜[図3]に示
される実施例の対応する構成と同一の構成からなる。
を示すものであって、本実施例によるサングラスでは、
フレーム1の一方にスイッチ10と併設されている太陽
電池11が直流電源として利用されており、本実施例に
おけるその他の構成は、前述の[図1]〜[図3]に示
される実施例の対応する構成と同一の構成からなる。
【0036】本発明のサングラスにおいては、さらに、
(1) エレクトロクロミックデバイス2における第1
のガラス層3及び第2のガラス層8を、透明プラスチッ
ク層で置き換えても良く、この場合には、エレクトロク
ロミックデバイス2の破損時の安全性が向上する。 (2) 直流電源9とスイッチ10とを、例えば、胸ポ
ケットに挿入するように構成し、直流電源9とスイッチ
10との1組を、眼鏡のレンズに相当エレクトロクロミ
ックデバイス2にコードで接続するようにしても良い。
(1) エレクトロクロミックデバイス2における第1
のガラス層3及び第2のガラス層8を、透明プラスチッ
ク層で置き換えても良く、この場合には、エレクトロク
ロミックデバイス2の破損時の安全性が向上する。 (2) 直流電源9とスイッチ10とを、例えば、胸ポ
ケットに挿入するように構成し、直流電源9とスイッチ
10との1組を、眼鏡のレンズに相当エレクトロクロミ
ックデバイス2にコードで接続するようにしても良い。
【0037】なお、この場合には、サングラスを軽量化
し得るだけでなく、直流電源9として容量の高いものを
利用できる。
し得るだけでなく、直流電源9として容量の高いものを
利用できる。
【0038】さらに、直流電源9とスイッチ10との一
方をフレームに取り付け、他方を胸ポケットに挿入する
ようにしても良い。 (3) スイッチ10は、スライド式であっても、押し
ボタン式であっても、さらには、回転式であっても良い
。
方をフレームに取り付け、他方を胸ポケットに挿入する
ようにしても良い。 (3) スイッチ10は、スライド式であっても、押し
ボタン式であっても、さらには、回転式であっても良い
。
【0039】
【発明の効果】本発明のサングラスは、眼鏡の左,右の
レンズに相当する部分に、エレクトロクロミックデバイ
スと、該エレクトロクロミックデバイスに電位を印加す
る電源と、前記エレクトロクロミックデバイスに印加す
る電位の極性を切り替えるスイッチとを具備するもので
あって、エレクトロクロミックデバイスのエレクトロク
ロミック機能を利用して該エレクトロクロミックデバイ
スを着色させ、通常の着色ガラスと同様の遮光性能を有
する構造体として使用し得る。
レンズに相当する部分に、エレクトロクロミックデバイ
スと、該エレクトロクロミックデバイスに電位を印加す
る電源と、前記エレクトロクロミックデバイスに印加す
る電位の極性を切り替えるスイッチとを具備するもので
あって、エレクトロクロミックデバイスのエレクトロク
ロミック機能を利用して該エレクトロクロミックデバイ
スを着色させ、通常の着色ガラスと同様の遮光性能を有
する構造体として使用し得る。
【0040】また、遮光を必要としない場合には、エレ
クトロクロミックデバイスのエレクトロクロミック機能
を利用して該エレクトロクロミックデバイスを無色に褪
色させ、通常の透明ガラスと同様に利用し得る。
クトロクロミックデバイスのエレクトロクロミック機能
を利用して該エレクトロクロミックデバイスを無色に褪
色させ、通常の透明ガラスと同様に利用し得る。
【0041】しかも、本発明のサングラスにおいては、
着色状態から褪色状態へ、あるいは、褪色状態から着色
状態への切り替えが、前述の通り、スイッチによって行
なわれるものであることから、着色ー褪色及び褪色ー着
色の切替が極めて短時間内になされる。
着色状態から褪色状態へ、あるいは、褪色状態から着色
状態への切り替えが、前述の通り、スイッチによって行
なわれるものであることから、着色ー褪色及び褪色ー着
色の切替が極めて短時間内になされる。
【図1】本発明のサングラスの1実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】[図1]に示される眼鏡のレンズに相当するエ
レクトロクロミックデバイスの構成と、該エレクトロク
ロミックデバイスとスイッチと直流電源との接続関係を
示す説明図である。
レクトロクロミックデバイスの構成と、該エレクトロク
ロミックデバイスとスイッチと直流電源との接続関係を
示す説明図である。
【図3】図2のスイッチを切り替えた状態の作用を説明
する図である。
する図である。
【図4】本発明のサングラスの他の実施例を示す斜視図
である。
である。
1 眼鏡のフレーム
2 眼鏡のレンズに相当するエレクトロクロミックデ
バイス 3 エレクトロクロミックデバイスの第1のガラス層
4 エレクトロクロミックデバイスの第1の透明電極
層5 エレクトロクロミックデバイスの電解質層6
エレクトロクロミックデバイスの発色層7 エレク
トロクロミックデバイスの第2の透明電極層8 エレ
クトロクロミックデバイスの第2のガラス層9 直流
電源として利用されているボタン型の乾電池10 ス
イッチ
バイス 3 エレクトロクロミックデバイスの第1のガラス層
4 エレクトロクロミックデバイスの第1の透明電極
層5 エレクトロクロミックデバイスの電解質層6
エレクトロクロミックデバイスの発色層7 エレク
トロクロミックデバイスの第2の透明電極層8 エレ
クトロクロミックデバイスの第2のガラス層9 直流
電源として利用されているボタン型の乾電池10 ス
イッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 眼鏡の左,右のレンズに相当する
部分に、エレクトロクロミックデバイスが装着されてお
り、該エレクトロクロミックデバイスに電位を印加する
直流電源と、前記エレクトロクロミックデバイスに印加
する電位の極性を切り替えるスイッチとが配設されてい
ることを特徴とするサングラス。 - 【請求項2】 エレクトロクロミックデバイスが
、第1のガラス層と、第1の透明電極層と、電解質層と
、発色層と、第2の透明電極層と、第2のガラス層とが
順次積層されてなる積層体で形成されている請求項1記
載のサングラス。 - 【請求項3】 エレクトロクロミックデバイスが
、第1の透明プラスチック層と、第1の透明電極層と、
電解質層と、発色層と、第2の透明電極層と、第2の透
明プラスチック層とが順次積層されてなる積層体で形成
されている請求項1記載のサングラス。 - 【請求項4】 電解質層が、ポリエーテル及び電
解質を混合してなる高分子固体電解質層である請求項2
または請求項3記載のサングラス。 - 【請求項5】 ポリエーテルが、ポリエチレンオ
キサイドとポリテトラヒドロフランとのランダムコポリ
マーからなる請求項4記載のサングラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803791A JPH04306614A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | サングラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9803791A JPH04306614A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | サングラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306614A true JPH04306614A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=14208858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9803791A Pending JPH04306614A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | サングラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04306614A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471554A (en) * | 1993-11-12 | 1995-11-28 | Ppg Industries, Inc. | Primer for electrochromic device with plastic substrate |
US5471338A (en) * | 1993-11-12 | 1995-11-28 | Ppg Industries, Inc. | Electrochromic device with plastic substrate |
US5520851A (en) * | 1993-11-12 | 1996-05-28 | Ppg Industries, Inc. | Iridium oxide film for electrochromic device |
US5798860A (en) * | 1996-01-16 | 1998-08-25 | Ppg Industries, Inc. | Iridium oxide film for electrochromic device |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP9803791A patent/JPH04306614A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471554A (en) * | 1993-11-12 | 1995-11-28 | Ppg Industries, Inc. | Primer for electrochromic device with plastic substrate |
US5471338A (en) * | 1993-11-12 | 1995-11-28 | Ppg Industries, Inc. | Electrochromic device with plastic substrate |
US5520851A (en) * | 1993-11-12 | 1996-05-28 | Ppg Industries, Inc. | Iridium oxide film for electrochromic device |
US5618390A (en) * | 1993-11-12 | 1997-04-08 | Ppg Industries, Inc. | Iridium oxide film for electrochromic device |
US5798860A (en) * | 1996-01-16 | 1998-08-25 | Ppg Industries, Inc. | Iridium oxide film for electrochromic device |
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