JPH04306509A - 絶縁電線 - Google Patents

絶縁電線

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Publication number
JPH04306509A
JPH04306509A JP3098250A JP9825091A JPH04306509A JP H04306509 A JPH04306509 A JP H04306509A JP 3098250 A JP3098250 A JP 3098250A JP 9825091 A JP9825091 A JP 9825091A JP H04306509 A JPH04306509 A JP H04306509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumite
aluminum coating
insulated wire
insulation cable
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3098250A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sunatsuka
砂塚 英夫
Mitsutaka Tanida
谷田 光隆
Seiju Maejima
前島 正受
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP3098250A priority Critical patent/JPH04306509A/ja
Publication of JPH04306509A publication Critical patent/JPH04306509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸湿時などにおいても
、高い絶縁性が得られる、アルマイト部を形成したアル
ミニウム被覆を施した不燃性ないし難燃性の絶縁電線に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、不燃性絶縁電線としては、無機粉
末絶縁体を用いた無機粉末絶縁(MI)電線があり、ま
た、難燃性絶縁電線としては、難燃剤を添加した有機ポ
リマーやポリマー自体が燃えにくい難燃性有機ポリマー
を用いた電線が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記MI電
線の場合、電線端末処理が難しく、処理が不完全である
と、電線端末から吸湿してその絶縁性が低下するという
問題があった。また、上記難燃性絶縁電線では、難燃性
といっても、火災時など、その火力が強いと、最終的に
燃焼してしまうという欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明の特徴とす
る点は、金属導体上に直接もしくは他の絶縁物を介して
少なくとも片面にアルマイト部を形成したアルミニウム
被覆を施し、また、必要により、アルマイト部に有機シ
ランによる封孔処理を施したり、さらに、このアルミニ
ウム被覆をコルゲート形状に形成したりした絶縁電線に
ある。
【0006】
【作用】このアルマイト部を有するアルミニウム被覆、
有機シランによる封孔処理、およびアルミニウム被覆の
コルゲート化により、後述の如く、高絶縁性で、可撓性
に富み、優れた不燃性ないし難燃性の絶縁電線が得られ
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3は、本発明に係る絶縁電線の各実
施例を示したものである。
【0008】これらの図において、1は銅線やアルミ線
、あるいは錫、銀、ニッケルなどのメッキ銅線などの撚
線(単線も可)などからなる金属導体、2はアルマイト
部3の形成されたアルミニウム被覆、4は絶縁物である
【0009】上記アルミニウム被覆2の場合、図1にお
いてはアルマイト部3が両面に形成され、図2〜図3に
おいては外側の片面のみに形成されている。このアルマ
イト部3の形成にあたっては、所謂アルマイト処理によ
る場合やアルマイト溶射処理による場合などが挙げられ
る。そしてさらに、このアルマイト部3には、好ましく
は有機シランによる封孔処理を施すとよい。
【0010】上記絶縁物4としては、MgOなどの無機
粉末や、ガラスクロス、セラミックペーパーなどの無機
絶縁物、あるいは熱可塑性樹脂、ゴムなどの有機絶縁物
が用いられる。
【0011】そしてまた、上記アルミニウム被覆2の施
し方としては、図4に示したようにストレート(平坦)
に被覆してもよいが、可撓性を考慮して図5に示したよ
うにコルゲート状(蛇腹状)に被覆するとよい。
【0012】このようにしてなる絶縁電線の場合、先ず
、アルミニウム被覆2により高い不燃性ないし難燃性が
得られ、また、そのアルマイト部3自体の高い絶縁性に
より吸湿した場合でも、著しい絶縁低下は起こらない。 さらに、このアルマイト部3に有機シランによる封孔処
理を施しておくと、より一層の優れた耐水性が得られる
【0013】また、内側に絶縁物4を介在させた場合に
は、外側がアルミニウム被覆2により覆われ、それ自体
が高い絶縁性を有することから、より優れた絶縁電線が
得られる。その効果は、不燃性の無機絶縁物においてよ
り大きい。また、有機絶縁物の場合でも、上記のように
外側がアルミニウム被覆2により保護てれているため、
その高い絶縁性が十分発揮される。つまり、火災時など
において外部より加熱されて仮に有機絶縁物が熱分解し
たとしても、外層のアルミニウム被覆2により封じ込め
られ、保護されるため、絶縁電線としての機能が発揮さ
れる。
【0014】また、上記したようにアルミニウム被覆2
をコルゲート状(蛇腹状)に被覆すると、良好な可撓性
が得られ、曲げなどの多い用途にも十分対応することが
できる。
【0015】なお、上記実施例では、アルミニウム被覆
2が裸のままで、この状態での使用も可能であるが、本
発明では、用途によっては、必要によりシースなどを施
すことももちろん可能である。また、通常の電線で用い
る構成(介在、押さえ、半導電層など)を採用すること
も可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る絶縁電線によれば、次のような効果が得られる。 (1)アルマイト部を有するアルミニウム被覆により、
吸湿などによっても、著しく絶縁性が低下することのな
い、絶縁性が高く、不燃性ないし難燃性に優れた絶縁電
線が得られる。 (2)アルマイト部への有機シランによる封孔処理によ
り、より一層優れた耐吸湿性の不燃性ないし難燃性絶縁
電線が得られる。 (3)アルミニウム被覆のコルゲート化により、可撓性
に富んだ不燃性ないし難燃性絶縁電線が得られる。 (4)また、上記アルマイト部を有するアルミニウム被
覆が、金属導体とは別体として用いられているため、従
来のアルミナ絶縁アルミ線とは異なり、口出しを簡単に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る絶縁電線の一実施例を示した断面
図である。
【図2】本発明に係る絶縁電線の他の実施例を示した断
面図である。
【図3】本発明に係る絶縁電線のさらに別の実施例を示
した断面図である。
【図4】本発明に係る絶縁電線のアルミニウム被覆の形
成状態を示した縦断側面図である。
【図5】本発明に係る絶縁電線のアルミニウム被覆の形
成状態を示した他の縦断側面図である。
【符号の説明】
1        金属導体 2        アルミニウム被覆 3        アルマイト部 4        絶縁物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属導体上に直接もしくは他の絶縁物
    を介して少なくとも片面にアルマイト部を形成したアル
    ミニウム被覆を施したことを特徴とする絶縁電線。
  2. 【請求項2】  前記アルマイト部に有機シランによる
    封孔処理を施したことを特徴とする請求項1記載の絶縁
    電線。
  3. 【請求項3】  前記アルミニウム被覆をコルゲート形
    状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の
    絶縁電線。
JP3098250A 1991-04-03 1991-04-03 絶縁電線 Pending JPH04306509A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3098250A JPH04306509A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 絶縁電線

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JP3098250A JPH04306509A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 絶縁電線

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JPH04306509A true JPH04306509A (ja) 1992-10-29

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JP3098250A Pending JPH04306509A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 絶縁電線

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