JPH04305198A - 放射線の遮蔽構造体 - Google Patents
放射線の遮蔽構造体Info
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- JPH04305198A JPH04305198A JP9487791A JP9487791A JPH04305198A JP H04305198 A JPH04305198 A JP H04305198A JP 9487791 A JP9487791 A JP 9487791A JP 9487791 A JP9487791 A JP 9487791A JP H04305198 A JPH04305198 A JP H04305198A
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- shielding
- radiation
- shielding structure
- shielding material
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- Pending
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に産業用、研究用
、医療用等、広範囲に応用されている放射線発生装置、
放射線取扱い施設等における放射線の遮蔽構造体に関す
るものである。
、医療用等、広範囲に応用されている放射線発生装置、
放射線取扱い施設等における放射線の遮蔽構造体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放射線遮蔽構造体は、コンクリー
トを用いることが多く、ブロック化したり、構造躯体と
兼用されていることが多い。
トを用いることが多く、ブロック化したり、構造躯体と
兼用されていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブロック化した
遮蔽構造体は、移動する際に、クレーンやホイスト等を
用いた重量物の取扱いが伴う。また、構造躯体と兼用し
た場合は、移動時に解体作業が必要となる。従って、従
来は、遮蔽構造体の設置、変更、撤去等の作業が大掛か
りとなり、能率が悪かった。
遮蔽構造体は、移動する際に、クレーンやホイスト等を
用いた重量物の取扱いが伴う。また、構造躯体と兼用し
た場合は、移動時に解体作業が必要となる。従って、従
来は、遮蔽構造体の設置、変更、撤去等の作業が大掛か
りとなり、能率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、遮蔽構造体の
設置、変更、撤去等の作業を能率良く行うことができる
放射線の遮蔽構造体を提供することを目的とする。即ち
、本発明は、放射線発生装置等の周囲に設置し、放射線
が外部に漏出しないよう遮蔽する構造体において、粉粒
体とこの粉粒体を固化させない性質の液体とを混合した
遮蔽材と、この遮蔽材を充填及び抜取可能に構成した遮
蔽構造体の外殻とよりなることを特徴とした、放射線の
遮蔽構造体である。また、上記遮蔽構造体において、遮
蔽材に混入した液体は中性子吸収体を含有する放射線の
遮蔽構造体である。
問題点を解決するためになされたもので、遮蔽構造体の
設置、変更、撤去等の作業を能率良く行うことができる
放射線の遮蔽構造体を提供することを目的とする。即ち
、本発明は、放射線発生装置等の周囲に設置し、放射線
が外部に漏出しないよう遮蔽する構造体において、粉粒
体とこの粉粒体を固化させない性質の液体とを混合した
遮蔽材と、この遮蔽材を充填及び抜取可能に構成した遮
蔽構造体の外殻とよりなることを特徴とした、放射線の
遮蔽構造体である。また、上記遮蔽構造体において、遮
蔽材に混入した液体は中性子吸収体を含有する放射線の
遮蔽構造体である。
【0005】
【実施例】以下、図1を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。 <イ>遮蔽構造体の外殻 外殻1は、遮蔽構造体の所定の形状に作製した中空体で
ある。この外殻1は、鉄板等の剛性を有する部材で作製
する。また、外殻1には、後述の遮蔽材の充填口と抜取
口を設ける。例えば、外殻1の天井部等に充填口11を
開設し、この充填口11には連結管12を取り付ける。 この連結管12には、遮蔽材の充填用ポンプ13を連結
する。一方、外殻1の下部側面等には抜取口14を開設
し、上記と同様に連結管15を取り付け、遮蔽材の抜取
用ポンプ16を連結する。また、遮蔽材の充填用ポンプ
13及び抜取用ポンプ16は、外殻1内から抜き取った
遮蔽材を貯蔵するためのタンクに連結する。
例について説明する。 <イ>遮蔽構造体の外殻 外殻1は、遮蔽構造体の所定の形状に作製した中空体で
ある。この外殻1は、鉄板等の剛性を有する部材で作製
する。また、外殻1には、後述の遮蔽材の充填口と抜取
口を設ける。例えば、外殻1の天井部等に充填口11を
開設し、この充填口11には連結管12を取り付ける。 この連結管12には、遮蔽材の充填用ポンプ13を連結
する。一方、外殻1の下部側面等には抜取口14を開設
し、上記と同様に連結管15を取り付け、遮蔽材の抜取
用ポンプ16を連結する。また、遮蔽材の充填用ポンプ
13及び抜取用ポンプ16は、外殻1内から抜き取った
遮蔽材を貯蔵するためのタンクに連結する。
【0006】<ロ>遮蔽材
放射線を遮蔽する材料としては、γ線やX線に対しては
、比重の大きいものが有効であり、中性子線に対しては
、中性子を吸収できる物質が有効である。本発明の遮蔽
材2は、上記の条件を満たすものとして、粉粒体とこの
粉粒体の固化を阻止する液体との混合体を用いる。例え
ば、粉粒体にセメントを用い、液体にはセメントの固化
を阻止する油性材料、砂糖水等を用い、これらを混練し
てスラリー状の遮蔽材2を作製する。その他、セメント
に限らず、諸鉱石の粉粒体を、それらの固化を阻止する
液体でスラリー状に混練したものも使用できる。また、
液体には、必要に応じて、例えばホー素等の中性子吸収
体を含有させる。 なお、遮蔽材2の比重は、粉粒体
の混合量を調節することによって、任意に変更すること
ができる。
、比重の大きいものが有効であり、中性子線に対しては
、中性子を吸収できる物質が有効である。本発明の遮蔽
材2は、上記の条件を満たすものとして、粉粒体とこの
粉粒体の固化を阻止する液体との混合体を用いる。例え
ば、粉粒体にセメントを用い、液体にはセメントの固化
を阻止する油性材料、砂糖水等を用い、これらを混練し
てスラリー状の遮蔽材2を作製する。その他、セメント
に限らず、諸鉱石の粉粒体を、それらの固化を阻止する
液体でスラリー状に混練したものも使用できる。また、
液体には、必要に応じて、例えばホー素等の中性子吸収
体を含有させる。 なお、遮蔽材2の比重は、粉粒体
の混合量を調節することによって、任意に変更すること
ができる。
【0007】
【作用】上記のように構成した遮蔽構造体を設置する場
合は、先ず、外殻1のみを所定の位置まで運搬して固定
する。次に、ポンプ13を連結管12に連結し、タンク
内の遮蔽材2を充填口11から外殻1内に充填し、設置
を完了する。また、遮蔽構造体を変更あるいは撤去のた
めに移動する場合は、ポンプ16を連結管15に連結し
、外殻1内の遮蔽材2をタンク内に抜き取る。そして、
軽量化した外殻1のみを所定の位置に移動させる。
合は、先ず、外殻1のみを所定の位置まで運搬して固定
する。次に、ポンプ13を連結管12に連結し、タンク
内の遮蔽材2を充填口11から外殻1内に充填し、設置
を完了する。また、遮蔽構造体を変更あるいは撤去のた
めに移動する場合は、ポンプ16を連結管15に連結し
、外殻1内の遮蔽材2をタンク内に抜き取る。そして、
軽量化した外殻1のみを所定の位置に移動させる。
【0008】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるため
、次のような効果を得ることができる。 <イ>遮蔽構造体の移動時には、外殻内から遮蔽材を抜
き取ることによって、軽量化した外殻と遮蔽材を別々に
運ぶことができる。従って、移動が極めて容易に行える
ため、遮蔽構造体の設置、変更、撤去等の作業能率を向
上させることができる。 <ロ>従来、遮蔽壁の配管ダクトや配線ダクト等の貫通
部では、迷路を構成する方法がとられていたが、放射線
のストリーミングは避けられなかった。しかし本発明は
、配管ダクトや配線ダクト等の貫通部にも遮蔽を施すこ
とができ、メンテナンスも可能な遮蔽体を提供すること
ができる。 <ハ>遮蔽材に中性子吸収体を含有させることにより、
中性子線も遮蔽できる遮蔽体の提供が可能となる。
、次のような効果を得ることができる。 <イ>遮蔽構造体の移動時には、外殻内から遮蔽材を抜
き取ることによって、軽量化した外殻と遮蔽材を別々に
運ぶことができる。従って、移動が極めて容易に行える
ため、遮蔽構造体の設置、変更、撤去等の作業能率を向
上させることができる。 <ロ>従来、遮蔽壁の配管ダクトや配線ダクト等の貫通
部では、迷路を構成する方法がとられていたが、放射線
のストリーミングは避けられなかった。しかし本発明は
、配管ダクトや配線ダクト等の貫通部にも遮蔽を施すこ
とができ、メンテナンスも可能な遮蔽体を提供すること
ができる。 <ハ>遮蔽材に中性子吸収体を含有させることにより、
中性子線も遮蔽できる遮蔽体の提供が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 放射線発生装置等の周囲に設置し、放
射線が外部に漏出しないよう遮蔽する構造体において、
粉粒体とこの粉粒体を固化させない性質の液体とを混合
した遮蔽材と、この遮蔽材を充填及び抜取可能に構成し
た遮蔽構造体の外殻とよりなることを特徴とした、放射
線の遮蔽構造体。 - 【請求項2】 遮蔽材に混入した液体は中性子吸収体
を含有する請求項1記載の放射線の遮蔽構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9487791A JPH04305198A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 放射線の遮蔽構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9487791A JPH04305198A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 放射線の遮蔽構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305198A true JPH04305198A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14122284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9487791A Pending JPH04305198A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 放射線の遮蔽構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04305198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010073782A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | 三菱重工業株式会社 | 放射線遮蔽方法および放射線遮蔽装置 |
JP2010281647A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Taisei Corp | 放射化低減方法 |
JP2013170888A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Ihi Corp | 放射線遮蔽容器 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP9487791A patent/JPH04305198A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010073782A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | 三菱重工業株式会社 | 放射線遮蔽方法および放射線遮蔽装置 |
JP2010156615A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 放射線遮蔽方法および放射線遮蔽装置 |
US8569725B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-10-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Radiation shielding method and radiation shielding device |
JP2010281647A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Taisei Corp | 放射化低減方法 |
JP2013170888A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Ihi Corp | 放射線遮蔽容器 |
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