JPH04305132A - 輪荷重センサ - Google Patents

輪荷重センサ

Info

Publication number
JPH04305132A
JPH04305132A JP6995491A JP6995491A JPH04305132A JP H04305132 A JPH04305132 A JP H04305132A JP 6995491 A JP6995491 A JP 6995491A JP 6995491 A JP6995491 A JP 6995491A JP H04305132 A JPH04305132 A JP H04305132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
inner ring
inner race
cylindrical inner
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6995491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Obayashi
大林 博明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6995491A priority Critical patent/JPH04305132A/ja
Publication of JPH04305132A publication Critical patent/JPH04305132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、輪荷重センサの改良
に関し、更に詳しくは、車体に結合したサスペンション
のアッパマウント部で、車輪に加わる方向の荷重を検出
する輪荷重センサに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車体に結合したサスペンショ
ンのアッパマウントにおいて、車輪に加わる上下方向の
荷重を検出する装置として、従来は、図7に示す構成の
輪荷重センサ20が用いられている。すなわち、サスペ
ンションのアッパマウント部1に、車体2に支持された
シェル1aを設け、シェル1aの内側に支えられたケー
シング4c内にボールベアリング(転動体)11を収容
したベアリング部4の中央開口4dに、ストラットロッ
ド3のねじ部3aを挿通し、ストラットロッド3の上端
段部3bと中央開口4d間および中央開口4dの上部と
ねじ部3aの上端に締結したナット5間にそれぞれ起歪
体6a、6bを配置し、起歪体6bからナット5で締付
け、ストラットロッド3を、サスペンションのアッパマ
ウント部1に組み込んでいる。
【0003】したがって、車体の荷重は起歪体6a、6
bに加わり圧縮変形され、起歪体内に歪が生じ、電気抵
抗が変化するから、標準の起歪体について荷重対電気抵
抗の関係を予め調べておけば、サスペンションに加わる
輪荷重が検出でき、ショックアブソーバ(Shock 
 Absorber)の減衰力の制御などに利用できる
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の輪荷重センサ20は、輪荷重の検知素子として、サ
スペンションアッパマウント部にストラットロッドの長
手方向に挟み込んだ形にケーシング4cの上下にそれぞ
れ起歪体を挿入するため、検知素子(起歪体)の厚み分
(0.5mm×2)だけストラット長が短かくなり、乗
り心地が悪くなる。
【0005】また、サスペンションアッパマウント部の
取り付けは高さが上方へ持ち上ることになり、ボンネッ
トの高さが高くなり、所望の車体造形がしにくくなる。
【0006】また、ストラットロッドのねじ部3aに起
歪体を2個も組み込むため、製造工数が多くなる等の難
点があった。
【0007】そこでこの発明は、荷重センサに対する(
ナット)締付加重に影響されること無く、ナット締め付
けによる荷重の影響も検出でき、正確で信頼性の高い荷
重計測を行うことができるのみならず、製造工数が少な
く、しかもボンネット高さが余りに高くならない輪荷重
センサを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、この発明の輪荷重センサを、一実施例を示す図1に
対応づけて説明すると、車体2に結合するサスペンショ
ンのアッパマウント部1で車輪に加わる上下方向の荷重
を検出する輪荷重センサにおいて、サスペンションのア
ッパマウントに組み込まれるストラットロッド3を固定
するベアリング部4aを、外周に外輪軌道部10bを有
する円筒状内輪10aと、外輪軌道部10b上に配列し
た転動体11で構成するとともに、円筒状内輪10aの
外壁面上、下にそれぞれ、内輪の中心軸を対称軸とする
対の歪検出手段を設けたものである。
【0009】
【作用】以上のように、サスペンションのアッパマウン
ト部に組み込まれているストラットロッドを固定する円
筒状内輪の外輪軌道部上下の内輪外壁面にそれぞれ、内
輪の中心軸を軸対称とする対の歪検出手段を設けるため
、ナット締め付けによりストラットロッドに加わる荷重
も検出することができる。
【0010】また、ストラット長が、所望の長さよりも
短くなることはない。
【0011】さらにまた、歪検出手段が円筒状内輪の外
輪軌道部上、下の内輪外壁面に、内輪の中心軸を軸対象
として対に設けるため、直列接続などの方法により歪検
出手段の電気抵抗変化を容易に相殺でき、偏荷重の影響
を相殺することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の輪荷重センサの実施例を、
図1ないし図5を用いて説明する。
【0013】本実施例の輪荷重センサは、図1に示すよ
うに、車体2に結合するサスペンションのアッパマウン
ト部1に組み込まれているストラットロッド3を固定す
るベアリング部4aの円筒状内輪10a外周の外輪軌道
部10b上、下の内輪壁面にそれぞれ、円筒状内輪10
aの中心軸を対称軸とする対の歪ゲージ(歪検出手段)
16a、16a;:16a´、16a´、および16b
、16b;16b´、16b´を設けた(図4参照のこ
と)ものである。
【0014】このベアリング部4aは、サスペンション
のアッパマウント部1の内側シェル1bに支持されたケ
ーシング4c内に組み込まれており、図2に示すように
、ケーシング4c内においてボールベアリング11が転
動できるようにガイドする外輪軌道部10bを備えた円
筒状内輪10aが収容され、円筒状内輪10aの内側開
口部内を、ストラットロッド3のねじ部3aが回転可能
に挿通されている。また、ねじ部3aのベアリング部4
aのストラットロッドのねじ部3aの挿通端側にはスペ
ーサを介してナット5が螺合し、このナット5を締め付
けることにより、ストラットロッド3をアッパマウント
部1に結合している。
【0015】また、図1中の7はバンパーラバー、8は
サスペンションスプリングであり、9はバンパーラバー
7およびサスペンションスプリング8の上端が係合する
受部材である。
【0016】さらに円筒状内輪10aの外周壁面には、
外輪軌道部10bの上下にそれぞれ、図4に示すように
、2対の歪ゲージ16b、16b;16b´、16b´
および16a、16a、16a´、16a´が、円筒状
内輪10aの中心軸に対し軸対称に設けられている。 そして、これら2対の歪ゲージ16b、16b;16b
´、16b´、および16a、16a;16a´、16
a´はそれぞれ、図5に示すように接続され、4組の歪
ゲージ対でブリッジを構成している。
【0017】すると、円筒状内輪10aに偏荷重が加わ
っても、内輪10aの中心軸を対称軸とする歪ゲージ対
、例えば16b´、16b´において、歪は、仮に一方
の16b´においてΔε増えると、他方の対の16b´
にはΔε減るため、対の歪ゲージ16b´と16b´の
直列接続における抵抗変化は、互いに相殺されることに
なる。また、構造上のアンバランスにより、相殺されず
に抵抗変化が生じたとしても、外輪軌道部10bに対し
16b´、16b´の下方の円周方向の同じ位置にある
歪ゲージ対16a、16aにおいても同様の抵抗変化が
生じるため、上述したブリッジの出力端子には偏荷重の
影響による出力電圧は現われず、効果的に偏荷重の影響
をキャンセルすることができる。
【0018】上述した歪ゲージ対16b、16b;16
b´、16b´の各歪ゲージに接続したリード線17に
よって内輪10aの上端外周に設けた円板状の追加基板
10c上面の端子に導かれブリッジを形成する。また、
外輪軌道部10b下方の内輪壁面に設けた2対の歪ゲー
ジ16a、16a;16a´、16a´に接続されたリ
ード線は、図3の一部切欠き斜視図に示されるように、
内輪10cの内壁面に沿って円筒軸と並行に形成した溝
10d内をガイドされて、追加基板10c上に導かれ、
上述した歪ゲージ対16b、16b;16b´、16b
´に接続したリード線17は、ブリッジを形成するよう
に接続される。
【0019】このようにして構成される本実施例の輪荷
重センサにおいて、車体2に結合するサスペンションの
アッパマウント部1における車輪の上下方向に作用する
荷重の伝達経路は、ストラットロッド3を経由するもの
と、スプリング8を経由するものの2つがある。
【0020】そして、これら2つの経路で伝達される輪
荷重は、図7に示すように、ベアリングの内輪10aの
下部で合成され、1つになる。この輪荷重は、円筒状内
輪10aの下部を伝わって外輪軌道部10b、ボールベ
アリング11を経由して車体2に伝達される。この力は
図7では、符号F3 で示される。
【0021】一方、輪荷重センサは、ストラットロッド
3固定のため、ストラットロッド上端(ねじ部3b)が
内輪10aを介して、ナット5で締め付けられているか
ら、このナットの締め付けに伴なう荷重も、円筒状内輪
10aに加えられるため、ベアリング部4aの円筒状内
輪10aには、ナット5の締め付けに伴なう荷重と、車
輪から伝達される加重とが混在する。
【0022】すなわち、ボールベアリング支持部よりも
上方の部材に作用する荷重をF1 、下方の部材に作用
する荷重をF2 とすると、 F2 −F1 =F3  の関係が成立する。
【0023】したがって、F2 による歪と、F1 に
よる歪とを計測し、その差を演算することにより輪荷重
を求めることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明の輪荷重センサ
によれば、従来より用いられている円筒状内輪1個をベ
アリング部に用い、当該円筒状内輪の外壁面に、内輪の
中心軸に対し軸対称に歪検出手段対を上、下に設けるこ
とにより、従来の輪荷重による2個の歪検出手段による
輪荷重検出センサに比べ、1個の部材により検出できる
ため、組み立て工程が極めて簡単になり、製造コストが
低減できる。
【0025】また、歪検出手段の配置が正確になり、か
つ、ナット締め付けによるストラットロッドのねじ部方
向に逃げる荷重の影響をも考慮に入れた演算を行うこと
ができ、正確な輪荷重が計測できる。
【0026】また、ベアリングを交換するだけでセンサ
の組み込みが完了でき、かつ寸法の変化も最小限のため
、従来設計のサスペンションにも容易に組み込むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の輪荷重センサの要部断面
図である。
【図2】図1に示す輪荷重センサのベアリング部の構成
を示す要部断面図である。
【図3】図1に示す輪荷重センサのベアリング部内内輪
の一部切欠け要部斜視図である。
【図4】図2に示す内輪の外壁面上に配置する歪ゲージ
対の態様を示す要部斜視図である。
【図5】図3に示す内輪外壁面の歪ゲージ対のブリッジ
形成電気配線図である。
【図6】実施例の輪荷重センサによるサスペンションの
アッパマウント部における荷重伝達経路を示す要部断面
図である。
【図7】従来の輪荷重センサの要部断面図である。
【符号の説明】
1  サスペンションのアッパマウント部2  車体 3  ストラットロッド 3a  ねじ部 4  ベアリング部(従来例) 4a  ベアリング部(本発明) 5  ナット 6a、6b  歪検出手段(従来例) 7  バンパーラバー 8  サスペンションスプリング 9  受部材 10a  ベアリング部(実施例)の内輪10b  ベ
アリング部内輪の外輪軌道部11  転動体(ボールベ
アリング) 16a、16a´、16b、16b´、16c、16c
´  歪ゲージ(実施例) 20  輪荷重センサ(従来例) 20a  輪荷重センサ(本発明)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体に結合するサスペンションのアッ
    パマウント部で車輪に加わる上下方向の荷重を検出する
    輪荷重センサにおいて、サスペンションのアッパマウン
    トに組み込まれるストラットロッドを固定するベアリン
    グ部を、外周に外輪軌道部を有する円筒状内輪と、外輪
    軌道部上に配列した転動体で構成するとともに、円筒状
    内輪の外壁面上、下にそれぞれ、内輪の中心軸を軸対称
    とする対の歪検出手段を設けたことを特徴とする輪荷重
    センサ。
JP6995491A 1991-04-02 1991-04-02 輪荷重センサ Pending JPH04305132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6995491A JPH04305132A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 輪荷重センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6995491A JPH04305132A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 輪荷重センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04305132A true JPH04305132A (ja) 1992-10-28

Family

ID=13417559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6995491A Pending JPH04305132A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 輪荷重センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04305132A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041395A1 (ja) * 2008-10-09 2010-04-15 パナソニック株式会社 重量センサ
JP2011058813A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Panasonic Corp 重量センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041395A1 (ja) * 2008-10-09 2010-04-15 パナソニック株式会社 重量センサ
US8569635B2 (en) 2008-10-09 2013-10-29 Panasonic Corporation Tubular weight sensor with an inner projection
USRE45883E1 (en) 2008-10-09 2016-02-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Tubular sensor with an inner projection
JP2011058813A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Panasonic Corp 重量センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5412986A (en) Accelerometer with improved strain gauge sensing means
US3365689A (en) Strain gage apparatus
US4800751A (en) System for detecting load applied to suspension
US3426586A (en) Aircraft weight measurements
KR102641681B1 (ko) 토크 전달 샤프트에 인가되는 힘 및/또는 토크를 결정하기 위한 측정 시스템 및 방법
WO2007066593A1 (ja) センサ付車輪用軸受
JP5306577B2 (ja) 自動車ホイール用の軸受及び荷重測定方法
US3625053A (en) On-board aircraft transducer
WO2018042571A1 (ja) 力覚センサ
EP0977977A1 (en) Helical load cell
US7819017B2 (en) Dynamometer element
US3261204A (en) Force measuring apparatus
US11644373B2 (en) Piezoelectric strain sensor unit for a rolling bearing
JPH04305132A (ja) 輪荷重センサ
US3636760A (en) Force measuring apparatus
US2488348A (en) Electric load weighing device
US3554026A (en) Load cell
US4416163A (en) Strain gage load cell insensitive to external pressure
WO2024004095A1 (ja) ロードセル及びロードセルの出力調整方法
CN106461477A (zh) 应变传感器以及使用了该应变传感器的载荷检测装置
JP4121169B2 (ja) 圧縮力測定装置
JP2650058B2 (ja) 力検出装置
US4148219A (en) Strain gage load cell
CN113029312A (zh) 基于球状支座的桥梁通过车辆的轴重检测方法
CN114001855A (zh) 一种六维力传感器及标定装置