JPH0430503Y2 - - Google Patents

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JPH0430503Y2
JPH0430503Y2 JP1984170330U JP17033084U JPH0430503Y2 JP H0430503 Y2 JPH0430503 Y2 JP H0430503Y2 JP 1984170330 U JP1984170330 U JP 1984170330U JP 17033084 U JP17033084 U JP 17033084U JP H0430503 Y2 JPH0430503 Y2 JP H0430503Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 開示技術は、確率と統計理論に基づきマイクロ
コンピユータを用いたスーパーマーケツトのパツ
クセンター等に於ける商品に対するプラス最小オ
ーバー量の重量計量を行う組合せ計量装置の次段
パツケージ工程への集合シユートの構造の技術分
野に属する。
而して、この出願の考案は、上部の分散テーブ
ルから放射トラフを介し、プールホツパから計量
ホツパに送給されて重量を測定され、それらの重
量の内、マイクロコンピユータにより設定重量値
に対し等しいか、プラス最小オーバー量の組合せ
を決定する組合せ計量装置の該計量ホツパからの
排出商品に対する截頭錐形の1つの内側集合シユ
ートと、その外側に設けられた面対称の一対の外
側集合シユートにその両側の各排出口に上部で接
続すると共に、下側の1つの排出口を有する共役
排出シユートが設けられて内側集合シユートの1
つの排出口を有する排出シユートに対して側位し
て併設されている集合シユート構造に関する考案
であり、特に、該内側集合シユートの排出口と外
側集合シユートの2つの排出口にそれぞれタイミ
ングホツパが設けられて、上記外側集合シユート
は共役排出シユートに、又、内側集合シユートは
1つの排出シユートに接続されている組合せ計量
装置の集合シユート構造に係る考案である。
<従来の技術> 周知の如く、詳述するまでもなく、流通市場に
おいて出回つている多くの商品はその重量が設定
重量、即ち、表示しているパツケージ重量の量目
より少いことは、当然のことながら、避けねばな
らず、さりとて、はるかにオーバーする重量では
販売側にも問題があるために、設定重量値に対し
等しいか、可及的に少くオーバーするべくプラス
最小オーバー量の量目重量にするように、統計と
確率の論理に従い、マイクロコンピユータの高速
演算による組合せ計量装置が著しい進歩で流通市
場に採用されるようになつてきている。
而して、第18図に示す様に、該種組合せ計量
装置1は、例えば、14ヘツド等の多くのヘツド
を円形配列にされた上部から下部にかけての重力
利用滑落降下方式の機構を採用しており、上部の
コーン状の分散テーブル2に投下供給された所定
の商品は、該分散テーブル2の周囲に等間隔で所
定ヘツド数に応じて設けられた各放射トラフ3を
介して対応するプールホツパ4の供給され、所定
タイミングで開閉される該プールホツパ4の下部
に設けられて図示しないロードセル等の重量検知
装置に支持された計量ホツパ5により各々供給重
量を測定されてマイクロコンピユータにより、設
定目標値の単位重量の対し、上記プラス最小オー
バー量の量目になる重量の組合せが決定されて、
決定に選出された計量ホツパ5,5…は開放され
て、その計量された商品を下側の集合シユート6
に排出されてタイミングホツパ7を介して次段の
パツケージ工程へコンベヤを介して送給される
か、直接パツケージのノズルに供給されて所定に
パツケージされるようにされている。
而して、該種組合せ計量装置1はマイクロコン
ピユータによる組合せ演算を行われることでも明
らかなように、高速計量がその眼目とされてい
る。
而して、電子技術による高速化を助成するべ
く、中心線に対して円形配列に設けられているプ
ールホツパ4や計量ホツパ5の径方向の配列位置
を内側に集約するように、即ち、装置の径方向大
きさを小さくすることにより、滑落降下面の摺動
経路を短くして商品の装置内での流過速度を速
め、又、上下方向を低く抑えることにより低重心
化し、商品の落下経路を短くして高速化を図るよ
うにしている。
さりながら、上述組合せ計量装置1では、当該
第18図に示す様に、多くのヘツド数に配列され
ているプールホツパ4,4…及び、計量ホツパ
5,5…の配列から該計量ホツパ5の組合せに与
かつたものを開いてタイミングホツパ7よりパツ
ケージ工程輸送する集合シユート6の勾配はサイ
ズが装置全体からみて最も大きく、上述の如く、
ヘツドが円形配列にされている関係上、その直径
は小さくするには限度があり、又、高さを低くす
ると、集合シユート6の緩勾配になり、摺動抵抗
が大きくなつて却つて高速化を妨げることにな
る。
これに対処するに、該第18図に示す様に、集
合シユート6をして上位する計量ホツパ5の開閉
蓋の内外両方向への開閉が出来る機構が設計的に
可能であることから、内側開き用の内側集合シユ
ートと外側開き用の外側集合シユートとの2つの
集合シユートのダブル方式にしては計量ホツパ5
の内側開き外側開きを交互に間欠的に用いること
により、高速化を図るような技術が開発改良され
てきている。
そして、このようなダブルタイプの集合シユー
トにおいて、更に、高速化を促進し、又、その阻
害条件を排除する構造としては、計量ホツパ5か
らの排出される商品の内外集合シユートの流過経
路の摺動抵抗の最も小さい直線距離を辿る構造が
可能である。
しかしながら、集合シユートが内外ダブルタイ
プであるために、その排出口は2つの設けざるを
得ず、したがつて、同軸状の構成される内外集合
シユートの下側ツインの排出口に対していかに流
過する商品の経路を最短距離にするかが問題であ
り、これまで様々な改良研究がなさてきた。
そして、発明者らにおいても多くの開発がなさ
れ、例えば、出願人の考案の第19図に示す様
に、ダブルタイプの集合シユート6を截頭円錐形
の内側集合シユート8と、該内側集合シユート9
の中心を通る1つの対称面19に面対称な略半円
形コーン型の外側集合シユート10,10を設け
て、内側集合シユート9の排出口11は偏心して
傾斜する排出シユート12,13に接続して中心
軸線よりオフセツトし、又、該一対の外側集合シ
ユート10,10の内側集合シユート8との排出
間隙14,14に接続する排出口15,15は所
謂はんごう型の下側先細りの排出シユート16に
接続して、内側集合シユート8の排出口17と該
はんごう型の排出シユート16の排出口18は可
及的に近接して側位するようにされており、内側
集合シユート8に落下する商品と上記間隙14に
排出される商品とが可及的速やかに最短距離を滑
落降下するように内外集合シユート8,10,1
0の形状、サイズ、位置をほぼ等しくなるように
されている。
<考案が解決しようとする課題> さりながら、該種ダブルタイプの集合シユート
6は、理論上は内外集合シユート8,10,10
での商品の速やかなる滑落降下が保証され、内外
共に等速、等時間で排出口17,18に到達する
ようにはされているが、現実にはその流過する斜
面が断面円形の湾曲面にされているため、商品相
互の衝突等が確率的に生ずると、相互に衝突を介
し跳ね合つて蛇行したり、回り込む等の異常経路
を辿つて流過する虞があり、特に、外側集合シユ
ート10,10の間隙14を降下する商品が排出
口15,15より下はんごう型の排出シユート1
6より1つの排出口18に降下していくプロセス
では、内側で湾曲する経路が生じ、したがつて、
商品に回り込みを生じ、排出口18の直前にて擾
乱が生じ、スムースに滑落降下していく内側集合
シユート8の排出シユート12,13に比べて降
下速度や所要時間にバラツキが生ずるという欠点
があつた。
又、外側集合シユート10,10に対する対称
面9に直交する面9′に対しては、外側集合シユ
ート10,10は面対称になつておらず、したが
つて、対称面は1面しかないことになり、非対称
面9′から見ると、その左右に於いて降下する商
品の流過経路に差が生じ、その結果、その面から
見た場合の左右の降下速度所要時間が異なるとい
う難点もあつた。
<考案の目的> この出願の考案の目的は上述従来技術に基づく
組合せ計量装置の最も大きなサイズを有する集合
シユートの理論的には面対称のダブル構造の優れ
た点を有しながらも、現実には回り込みや非対称
面を有する非対称性の構造から来る問題点を解決
すべき技術的課題とし、内側集合シユートの何等
軸対称性を損わずにこれを生かし、又、外側集合
シユートについては対称面を1つならず2つとし
て完全に面対称とし、内外集合シユート共に滑落
降下する商品の流過速度、所要時間を可及的に一
致するようにし、流通産業における計量技術利用
分野に益する優れた組合せ計量装置の集合シユー
ト構造を提供せんとするものである。
<課題を解決するための手段・作用> 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの出願の考案の構成は、前述課題を
解決するために、上部供給口より投下供給された
商品は分散テーブルより各ヘツドの放射トラフに
分配され、更に、各ヘツド毎にプールホツパを経
て計量ホツパにて在来態様同様にその収納重量を
計測されて、マイクロコンピユータを介し設定目
標重量値に対するプラス最小オーバー量の組合演
算をされ、所定にその開閉蓋が開閉されて各選定
された計量ホツパから排出される商品は、内側集
合シユートと外側集合シユートに交互に排出され
て高速計量が行われるようにされ、而して、内側
集合シユートに排出された商品は該内側集合シユ
ートが軸線に線対称に截頭錐形に形成されている
ことにより、中央集約的に最短距離、即ち、最も
速い速度で排出されていき、その排出口がタイミ
ングホツパを介して僅かに側方にオフセツトされ
る排出シユートに接続されていることにより商品
あパツケージ工程へと排出されていき、一方、互
いに90°交叉する一対の対称面に対して面対称に、
該内側集合シユートの外側に形成されている一対
の外側集合シユートに排出された商品はその各々
の排出口に対し、同じく最短距離で最も速い速度
で排出されていき、各排出口に設けられたタイミ
ングホツパにより、更に、排出タイミングを同期
され、共役排出シユートを介して上記内側集合シ
ユートの軸心にオフセツトされた排出シユートに
対し、同じくオフセツトされて面対称に排出され
て、外側用の次段パツケージ工程へ送給するよう
にされ、したがつて、計量された商品は内側集合
シユート、外側集合シユート共に最短距離で最も
速い速度で排出されるようにされ、而して、その
流過プロセスにて回り込み等の擾乱は生ぜず、特
に、その流過面を排出口による曲折集合体とする
ことにより、流過商品は曲折する谷間に沿つて降
下するとにより、回り込みは積極的に阻止される
ようにした技術的手段を講じたものである。
<実施例> 次に、この出願の考案の1実施例を第1〜17
図に基づいて説明すれば以下の通りである。尚、
第18,19図と同一態様部分は同一符合を用い
て説明するものとする。
而して、この出願の考案の要旨を成す集合シユ
ート19は、第1図に示す様に、当該態様におい
ては、14ヘツドの組合せ計量装置について示さ
れており、したがつて、該第1図に示す截頭角錐
形の内側集合シユート20、及び、外側集合シユ
ート21は半分が示されており、よつて、7ヘツ
ド分の仕切にその側面が形成されているものであ
り、内側集合シユート20は上部内側集合シユー
ト22と下部内側集合シユート23と14角筒型
の排出シユート24より成り、その下部に排出口
25を有しており、一方、外側集合シユート21
も又、上部外側集合シユート26、及び、一対の
下部外側集合シユート27,27から成り、該下
部外側集合シユートに27はその下端に方形の排
出口28を有しており、該外側集合シユート21
と内側集合シユート20の半分とを接合する縦型
の上部平面パネル29、下部平面パネル30によ
り内側集合シユート20と外側集合シユート21
の排出間隙31が形成されている。
したがつて、前述した如く、各計量ホツパ5の
内開きの開閉蓋の開放により排出される商品は内
側集合シユート20の上部集合シユート22と下
部内側集合シユート23を経て排出シユート2
4、排出口25から降下していき、又、外開きの
開閉蓋から排出される商品は内側集合シユート2
0と外側集合シユート21の間の排出間隙31を
通り、上部外側集合シユート26、下部外側集合
シユート27を経て断面方形の排出口28から降
下するようにされ、そのため、半分づつの集合シ
ユート19の排出間隙31から内側集合シユート
20へは上述の如く、両者を郭成する上部平面パ
ネル29、下部平面パネル30によつて遮断さ
れ、したがつて、集合シユート19は内外集合シ
ユート20,21共に2つの対称面を有している
ことになる。
尚、内側集合シユート20と外側集合シユート
21について、その下部内側集合シユート23と
下部外側集合シユート26を斜視図で示せば、第
2図に示す通りであり、下部内側集合シユート2
3、及び、その排出口32は軸対称的であり、こ
れに対し、一対の下部外側集合シユート27,2
7については、その排出口28,28はそれぞれ
方形に形成されている。
勿論、下部内側集合シユート23の排出口32
は前記排出シユート24に接続している。
而して、該第1,2図に示す内側集合シユート
20、外側集合シユート21について、該外側集
合シユート21は、第3,4図にその上部外側集
合シユート26、及び、下部外側集合シユート2
7の四半分が示されており、又、第5,6図につ
いては、上部内側集合シユート22、及び、下部
内側集合シユート23の四半分がそれぞれ平面図
的に示されており、又、第7,8図については、
上部外側集合シユート26、下部内側集合シユー
ト27の四半分の外側面図が示されており、又、
第9,10図については、上部内側集合シユート
22、及び、下部集合シユート23が四半分の外
側面がそれぞれ示されている。
そして、第11図については、上下部の外側集
合シユート26,27が、又、上下部の内側集合
シユート22,23が重ね図的に四半分を平面図
で示しており、又、第12図は四半分の側面図の
重ね図が示されており、第13では正面図の重ね図
が示されている。
そして、これらの全ての上下部の集合シユート
22,23,26,27は全て平面パネル33の
稜線を介しての曲折集合体として示されており、
内外の集合シユート20,21の隔壁29,30
については、該内外集合シユート20,21の一
方に対する重ね代を有しているものである。
そして、外側集合シユートの21下部集合シユ
ート27の排出口28と内側集合シユート20の
下部内側集合シユート23の排出シユート24の
排出口25には、第14,15図に示す様に、タ
イミングホツパ34,34が接続されて、従来態
様同様に周知の図示はしない適宜エアシリンダタ
イプの開閉機構に接続されている。
したがつて、該第14図に示す中心線が表わす
様に、側面図に於いて、各外側集合シユート21
の下部外側集合シユート27には各々一つづつの
タイミングホツパ34が接続され、内側集合シユ
ート20の下部内側集合シユート23の排出シユ
ート24には1つのタイミングホツパ34が接続
され、したがつて、外側集合シユート21には一
対のタイミングホツパ34,34が、内側集合シ
ユート20については、1つのタイミングホツパ
34が接続されており、第14,15図に示す様
に、90°直交する対称面について、外側集合シユ
ート21も内側集合シユート20もその上側の計
量ホツパ5から下側のタイミングホツパ34まで
全て外側集合シユート21については、同じ流過
経路が形成され、又、内側集合シユート20につ
いては、全て軸対称的な同一流過経路を有するも
のである。
又、内側集合シユート20についても、外側集
合シユート21についても、全てその流過面は平
面パネル33の曲折集合体で形成されているた
め、各ヘツドについて全て上端から下端まで平面
パネル33の流過面が形成され、各流過面の平面
パネル33相互は1つの折曲げによる稜線が形成
されていることになり、したがつて、流過する商
品は該稜線を1つの谷間として該谷間に沿つて、
即ち、稜線に沿つて強制的にガイドされて最短距
離を流過していくことになる。
そのため、各平面パネル33が、即ち、稜線間
の平面が商品の流過プロセスでの回り込みを阻止
するように機能していることになる。
而して、内側集合シユート20のタイミングホ
ツパ34からは、第16,17図に示す様に、一
側寄りにオフセツトされて排出シユート35が設
けられ、その先端の内側排出口37は図示しない
パツケージ工程の包装機能ノズルに接続され、他
方、外側集合シユート21の一対のタイミングホ
ツパ34,34に対しては同じく第16図に示す
様に、共役排出シユート36が設けられて臨まさ
れており、その先端の外側排出口38は外側集合
シユート21,21の対称面に対して同じように
他側寄りにオフセツトされており、該外側排出口
38は次段パツケージ工程の包装機の他のノズル
に接続されている。
したがつて、内側排出口37と外側排出口38
とは一種の心対称に形成されていることになる。
尚、外側集合シユート21のタイミングホツパ
34から共役排出シユート36の外側排出口38
に至る経路は、第16,17図に示す様に、若干
相違する傾斜角度を有しているが、各タイミング
ホツパ34,34からの実質的な距離はほとんど
変りはなく、又、予め分つていることによる該両
タイミングホツパ34,34の適宜電気的な開閉
制御により、外側排出口38からは商品が同期的
に排出し得るものであり、したがつて、時間遅れ
による次段パツケージ工程への影響は実質的にな
い。
又、内側集合シユート20のタイミングホツパ
34に対しては、その排出シユート35の内側排
出口37がオフセツトされていても、該タイミン
グホツパ34からの実質的な影響はほとんどない
ことは勿論のことである。
上述構成において、組合せ計量装置1の上部供
給口から投入された所定の商品は、第18図に示
す様に、在来態様同様に分散テーブル2により、
各ヘツドの放射トラフ3を経て対応する各プール
ホツパ4より各計量ホツパ5に投入されて、各々
ロードセルによりその重量を計測されて計測信号
はマイクロコンピユータに入力されて比較演算さ
れ、設定目標重量値かプラス最小オーバー量の組
合せになる組合せの計量ホツパ5,5…が選定さ
れて所定の制御によりその内外の開閉蓋は交互に
開かれて内側集合シユート20、外側集合シユー
ト21に排出され、然る後、集合シユート19に
於て内側集合シユート20に排出された商品は、
前述の如く該内側集合シユート20が軸対称に形
成されていることにより、その排出シユート24
から排出口25へは軸対称に全て均一に流過し、
しかも、各平面パネル33は稜線によつて区切ら
れていることにより、最短距離の流過経路を辿つ
て同一経路、同一タイミングで可及的速やかに、
排出口25からタイミングホツパ34に投入さ
れ、所定タイミングで開放される該タイミングホ
ツパ34から排出シユート35を経てその排出口
37から図示しないパツケージ工程の包装機のノ
ズルに供給されて所定にパツケージされる。
而して、先述した如く、高速化により計量ホツ
パ5の外側開閉蓋が開放されて外側集合シユート
21、即ち、内側集合シユート20との間隙31
に排出され、面対称に二分割されている外側集合
シユート21,21に各々投入された商品は、間
隙31の稜線によつて形成される平面パネル33
の面をヘツド毎に降下し、したがつて、何等回り
込むことなく、相互に跳ね合う擾乱を起こすこと
もなく、スムースに下部外側集合シユート27の
排出口28から各々タイミングホツパ34に供給
される。
而して、外側集合シユート21,21は90°に
交叉する一対の対称面に対して面対称に形成され
ているため、しかも、各々の流過プロセスにて平
面パネル33と稜線により回り込むことなく、擾
乱を生ぜず、跳ね合いもなく、同一の流過経路を
辿り、同一タイミングで各々のタイミングホツパ
34,34に到達する。
而して、該各タイミングホツパ34から共役排
出シユート36に投入されるプロセスで、各タイ
ミングホツパ34から排出口38に至る経路の長
さが、第16,17図に示す様に異なるために、
該経路の違い方のタイミングホツパ34を設定タ
イミングで速く開き、近い方のタイミングホツパ
34をこれに応じて遅く開くように制御すること
により、排出口38に到達する一対の外側集合シ
ユート21,21からの流過商品は排出口38に
同一タイミングで同期的に到達し、パツケージ工
程の包装機のノズルに供給されてパツケージされ
るものである。
したがつて、内外集合シユート20,21の流
過する商品の流線を上方より見るとすれば、各タ
イミングホツパ34に至る流線は全て直線状に集
約して示されることになる。
尚、この出願の考案の実施態様は上述実施例に
限るものでないことは勿論であり、例えば、各内
外集合シユートの流過面の形成は平面パネルのみ
ならず、平面パネルに近似し、したがつて、稜線
が明瞭に形成されなくても一種の谷が形成される
ような、つまり、商品の流過プロセスで回り込み
が生じないように形成された態様であれば良く、
内側集合シユートに対する一対の外側集合シユー
トの離隔の量を適宜設計によつて定めることが出
来る等種々の態様が採用可能である。
<考案の効果> 以上、この出願の考案によれば、基本的に、確
率と統計の理論に基づいて迅速な演算の出来るマ
イクロコンピユータ制御を利用する組合せ計量装
置の集合シユートにおいて、装置にとつて最も大
きなサイズを示す集合シユートがその内側集合シ
ユートを軸対称に形成し、又、外側集合シユート
については2つの対称面を有するXY方向の面対
称に形成していることにより、両方の外側集合シ
ユートを流過する組合せ計量済みの商品は計量ホ
ツパから放出されてその排出シユートの排出口に
到達する落下プロセスで直線的な最短距離の流過
経路を辿り、したがつて、一対づつ離隔されても
集合シユートでありながら、その流過経路は同一
になり、その降下タイミングは最も短く、最大の
速度で流過していくことが出来、したがつて、組
合せ計量装置と本命とする高速計量がより向上し
てなされることが出来るという優れた効果が奏さ
れる。
又、一対に分割される外側集合シユートはその
各々の排出口からの商品の排出速度が異なること
は避けねばならないが、その各々の排出口を共役
排出シユートに臨ませ、その1つの外側排出口
は、内側集合シユートの軸対称に形成された排出
口に接続する排出シユートの内側排出口と近接し
て側位するようにしたことにより、外側集合シユ
ートについてはこの出願の考案においては、各外
側集合シユートの排出口と共役排出シユートの間
に各々タイミングホツパを設けたために、該タイ
ミングホツパまでの流過経路が全く同一であつ
て、上述の如く同一経路を最短距離で最も速い速
度で降下し、そして、各排出口から共役排出シユ
ートの排出口に至る経路を異なるようにされてい
ても、タイミングホツパの時間差制御により共役
排出シユートの外側排出口に対して各外側集合シ
ユートを流過する商品は全く同じタイミングで、
該共役排出シユートの1つの外側排出口に到達す
ることが出来るという優れた効果が奏される。
又、設計によつて共役排出シユートの外側排出
口の位置を各外側集合シユートの排出口から等距
離にし、更には、内側集合シユートの1つの排出
口と軸心に対して同程度に反対側にオフセツトす
るようにすることも出来る設計の柔軟さがある効
果がある。
而して、共役排出シユートが1つの外側排出口
を有しても、上述の如く分割されている外側集合
シユートが90°交叉している2つの対称面を有し
ているために、全く回り込みがなく、そのため、
流過商品の相互の跳ね返り等も生ぜずに落下する
という優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の考案の1実施例の集合シユ
ートの四半分の斜視図、第2図は内外の下部集合
シユートの斜視図、第3図は上部外側集合シユー
トの平面図、第4図は下部外側集合シユートの平
面図、第5図は下部内側集合シユートの平面図、
第6図は上部内側集合シユートの平面図、第7図
は上部外側集合シユートの側面図、第8図は下部
外側集合シユートの側面図、第9図は上部内側集
合シユートの側面図、第10図は下部内側集合シ
ユートの側面図、第11図は集合シユートの四半
分の平面重ね図、第12図は同側面重ね図、第1
3図は同正面重ね図、第14図は外側集合シユー
トと内側集合シユートのタイミングホツパの接続
正面図、第15図は同側面図、第16図は内外の
排出口に対する排出シユートの接続平面図、第1
7図は同正面図、第18図は組合せ計量装置の一
般機構側面図、第19図は従来技術に基づくダブ
ルタイプの集合シユートの透視斜視図である。 19……集合シユート、21……外側集合シユ
ート、28……排出口、38……外側排出口、3
7……内側排出口、36……共役排出シユート、
20……内側集合シユート、25……排出口、3
5……排出シユート、34……タイミングホツ
パ、33……平面パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 截頭錐形の軸対称の内側集合シユートに対し
    外設された面対称の一対の外側集合シユートが
    それらの下側の各排出口に接続されると共に更
    にその下側の1つの排出口を有する共役排出シ
    ユートを有しており該共役排出シユートは上記
    内側集合シユートの下側に設けられその排出口
    に接続する排出シユートに側立して併設されて
    いる集合シユート構造において、上記各外側集
    合シユート及び内側集合シユートの各排出口に
    タイミングホツパが付設され、該内側集合シユ
    ートの排出口の1つのタイミングホツパからは
    一側寄りにシフトした位置に設けた内側排出口
    を下端に有する排出シユートを下延して接続さ
    れ、一方、外側集合シユートの各排出口に設け
    た各タイミングホツパには他側寄りにシフト位
    置に設けた外側排出口を下端に有する共役排出
    シユートを下延して接続され、而して上記一対
    の外側集合シユートの対称面が直交する2面に
    されていることを特徴とする組合せ計量装置の
    集合シユート構造。 (2) 上記内側集合シユートと外側集合シユートが
    平面パネルの曲折集合体で形成されていること
    を特徴とする上記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の組合せ計量装置の集合シユート構造。 (3) 上記外側集合シユートに対する共役排出シユ
    ートと内側集合シユートに対する排出シユート
    が平面パネルの曲折集合体で形成されているこ
    とを特徴とする上記実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の組合せ計量装置の集合シユート構
    造。 (4) 上記内側集合シユート及び外側集合シユート
    が上下複段にされていることを特徴とする上記
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の組合せ計
    量装置の集合シユート構造。
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