JPH04303932A - 酸化膜の除去方法 - Google Patents
酸化膜の除去方法Info
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- JPH04303932A JPH04303932A JP9323091A JP9323091A JPH04303932A JP H04303932 A JPH04303932 A JP H04303932A JP 9323091 A JP9323091 A JP 9323091A JP 9323091 A JP9323091 A JP 9323091A JP H04303932 A JPH04303932 A JP H04303932A
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Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC,LSI等に用い
られるシリコンウェハ上に生成した自然酸化膜の除去方
法に関する。
られるシリコンウェハ上に生成した自然酸化膜の除去方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリコンウェハ上に存在する自然
酸化膜の除去はASTM:F612−80(1981)
に記載のように非イオン系界面活性剤による脱脂スクラ
バ−処理、H2 O2 による酸化を行った後、49±
0.25%のフッ化水素酸水溶液を満たしたテフロンビ
ーカー中に5±0.5分浸漬し、その後純水洗浄を行い
、疏水性のチェックパーティクルの検査などを行うとい
う方法が用いられていた。
酸化膜の除去はASTM:F612−80(1981)
に記載のように非イオン系界面活性剤による脱脂スクラ
バ−処理、H2 O2 による酸化を行った後、49±
0.25%のフッ化水素酸水溶液を満たしたテフロンビ
ーカー中に5±0.5分浸漬し、その後純水洗浄を行い
、疏水性のチェックパーティクルの検査などを行うとい
う方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、湿式で洗浄を
行っていた為、フッ酸水溶液による洗浄を行った後乾燥
する必要があり、一度酸化膜を除去しても雰囲気中に含
まれる酸素などの影響で、再度酸化膜が形成されてしま
い、その後の工程で酸化反応を行ってもシリコン−シリ
コン酸化膜界面の電気的特性が劣化するという問題があ
った。
行っていた為、フッ酸水溶液による洗浄を行った後乾燥
する必要があり、一度酸化膜を除去しても雰囲気中に含
まれる酸素などの影響で、再度酸化膜が形成されてしま
い、その後の工程で酸化反応を行ってもシリコン−シリ
コン酸化膜界面の電気的特性が劣化するという問題があ
った。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、自然酸化膜の再形成を抑えることができる酸化
膜の除去方法を提供することを目的とする。
であり、自然酸化膜の再形成を抑えることができる酸化
膜の除去方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、シリコン基板上に形成された自然酸化膜の
除去方法において、被除去面を有する基板を水素雰囲気
の反応器内に設置し、基板温度を900゜C以上に昇温
して一定時間放置し、然る後に雰囲気ガスを不活性ガス
に置換する手段を設けたものである。
するために、シリコン基板上に形成された自然酸化膜の
除去方法において、被除去面を有する基板を水素雰囲気
の反応器内に設置し、基板温度を900゜C以上に昇温
して一定時間放置し、然る後に雰囲気ガスを不活性ガス
に置換する手段を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、高温水素雰囲気下で水素が自
然酸化膜に対して還元剤として作用する為、酸化膜の除
去が可能で、次に雰囲気ガスを水素から不活性ガスに置
換することにより、基板表面のシリコン原子と結合して
いる水素原子及び水酸基を脱離させることが可能である
。
然酸化膜に対して還元剤として作用する為、酸化膜の除
去が可能で、次に雰囲気ガスを水素から不活性ガスに置
換することにより、基板表面のシリコン原子と結合して
いる水素原子及び水酸基を脱離させることが可能である
。
【0007】
【実施例】次に図1を用いて本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明の一実施例である酸化膜の除去
方法を実施するための概略装置図である。図1に示す装
置は、炉芯管12と炉芯管12を加熱するためのヒータ
14と有する水素燃焼式の横型酸化炉10と、水素ガス
ボンベ16と、アルゴンガスボンベ18と、水素ガスと
アルゴンガスの流量を調整するバルブ20a,20bと
を備える。
説明する。図1は本発明の一実施例である酸化膜の除去
方法を実施するための概略装置図である。図1に示す装
置は、炉芯管12と炉芯管12を加熱するためのヒータ
14と有する水素燃焼式の横型酸化炉10と、水素ガス
ボンベ16と、アルゴンガスボンベ18と、水素ガスと
アルゴンガスの流量を調整するバルブ20a,20bと
を備える。
【0008】次に本実施例の酸化膜の除去方法について
説明する。先ず、横型酸化炉10の炉芯管12内に湿式
洗浄で表面を清浄化したシリコンウェハ1を直列に多数
枚並べてシールし、バルブ20a開いて炉芯管12内部
を脱気して水素ガスに置換する。その後、水素ガスを流
通させつつ1000゜Cまで5゜C/minで昇温し、
所定の温度に達したら水素ガスを流通させたまま60分
間放置し、バルブ20aを閉じてバルブ20bを開き、
供給ガスを水素ガスからアルゴンに切り替え再び60分
間放置する。そのままアルゴンガスを流通させ続け、3
°C/min程度で室温まで降温し、大気にさらさずに
、窒素封じのウェハキャリアボックスに収納し、次の工
程に運搬する。
説明する。先ず、横型酸化炉10の炉芯管12内に湿式
洗浄で表面を清浄化したシリコンウェハ1を直列に多数
枚並べてシールし、バルブ20a開いて炉芯管12内部
を脱気して水素ガスに置換する。その後、水素ガスを流
通させつつ1000゜Cまで5゜C/minで昇温し、
所定の温度に達したら水素ガスを流通させたまま60分
間放置し、バルブ20aを閉じてバルブ20bを開き、
供給ガスを水素ガスからアルゴンに切り替え再び60分
間放置する。そのままアルゴンガスを流通させ続け、3
°C/min程度で室温まで降温し、大気にさらさずに
、窒素封じのウェハキャリアボックスに収納し、次の工
程に運搬する。
【0009】次工程が酸化膜形成であれば、室温まで降
温する必要はなく、アルゴンガスを流通させたまま所定
の酸化温度になるよう調節し、供給ガスをアルゴンから
所定の酸化反応ガスに切り替えればよい。
温する必要はなく、アルゴンガスを流通させたまま所定
の酸化温度になるよう調節し、供給ガスをアルゴンから
所定の酸化反応ガスに切り替えればよい。
【0010】本実施例では、シリコンウェハ1を高温水
素ガス雰囲気中に一定時間保持することにより酸化膜を
還元して除去することができ、更に不活性ガスであるア
ルゴンガス雰囲気内で室温まで降温した後、窒素封じの
ウェハキャリアボックスに収納するので、自然酸化膜が
再形成されるのを確実に防止することができる。
素ガス雰囲気中に一定時間保持することにより酸化膜を
還元して除去することができ、更に不活性ガスであるア
ルゴンガス雰囲気内で室温まで降温した後、窒素封じの
ウェハキャリアボックスに収納するので、自然酸化膜が
再形成されるのを確実に防止することができる。
【0011】また、本実施例のように水素燃焼式の横型
酸化炉を用いれば、アルゴンガスラインを付加するだけ
で、旧来の設備をそのまま使用して本発明を実施するこ
とができる。更にこの場合、置換したアルゴンガスを図
示しない酸素ガスに切り替えることにより容易にシリコ
ンウェハ表面に酸化膜を形成することが可能になり、良
質な酸化膜が得られる。
酸化炉を用いれば、アルゴンガスラインを付加するだけ
で、旧来の設備をそのまま使用して本発明を実施するこ
とができる。更にこの場合、置換したアルゴンガスを図
示しない酸素ガスに切り替えることにより容易にシリコ
ンウェハ表面に酸化膜を形成することが可能になり、良
質な酸化膜が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板を水素雰囲気ガス内に配置し、基板温度を一定温度以
上で所定時間放置した後、水素雰囲気ガスを不活性ガス
に変化させることにより、基板表面の酸化膜を除去する
ので、従来の方法に比べて基板に自然酸化膜が再形成さ
れるのを効率的に抑えることができる酸化膜の除去方法
を提供することができる。
板を水素雰囲気ガス内に配置し、基板温度を一定温度以
上で所定時間放置した後、水素雰囲気ガスを不活性ガス
に変化させることにより、基板表面の酸化膜を除去する
ので、従来の方法に比べて基板に自然酸化膜が再形成さ
れるのを効率的に抑えることができる酸化膜の除去方法
を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例である酸化膜の除去方法を実
施するための概略装置図である。
施するための概略装置図である。
1 シリコンウェハ
10 横型酸化炉
12 炉芯管
14 ヒータ
16 水素ガスボンベ
18 アルゴンガスボンベ
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に形成された酸化膜の除去方法
において、前記基板を水素雰囲気ガス内に配置し、基板
温度を一定温度以上で所定時間放置し、次に、前記水素
雰囲気ガスを不活性ガスに変化させることを特徴とする
酸化膜の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9323091A JPH04303932A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 酸化膜の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9323091A JPH04303932A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 酸化膜の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04303932A true JPH04303932A (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=14076745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9323091A Withdrawn JPH04303932A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 酸化膜の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04303932A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5986594A (en) * | 1996-09-11 | 1999-11-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image compression by arithmetic coding with learning limit |
JP2010118464A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法 |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP9323091A patent/JPH04303932A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5986594A (en) * | 1996-09-11 | 1999-11-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image compression by arithmetic coding with learning limit |
JP2010118464A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコンエピタキシャルウェーハの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |