JPH04301199A - ブロアファン制御方式 - Google Patents

ブロアファン制御方式

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Publication number
JPH04301199A
JPH04301199A JP8994291A JP8994291A JPH04301199A JP H04301199 A JPH04301199 A JP H04301199A JP 8994291 A JP8994291 A JP 8994291A JP 8994291 A JP8994291 A JP 8994291A JP H04301199 A JPH04301199 A JP H04301199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
drive
drive current
blower fan
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8994291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ideno
義之 出野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP8994291A priority Critical patent/JPH04301199A/ja
Publication of JPH04301199A publication Critical patent/JPH04301199A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用自動空調装置
におけるブロアファンの風量を制御する方式に関し、特
に始動時等の低回転域における振動音を防止したブロア
ファン制御方式に関するものである。
【0002】自動車用自動空調装置における送風用のブ
ロアファンは、一般にチョッピング制御によってファン
モータの回転数を変化させることによって、必要とする
風量を得るように構成されている。
【0003】このような自動車用自動空調装置における
ブロアファンは、低回転時、特に始動時において、ファ
ンモータのトルク変動に基づく振動音を発生しないもの
であることが望ましい。
【0004】
【従来の技術】従来、自動車用自動空調装置における送
風用のブロアファンを回転させるファンモータは、一定
周波数,可変パルス幅のチョッピング駆動を行われるの
が普通である。この場合、ブロアファンの風量を変化さ
せるためには、ファンモータ駆動電流におけるチョッピ
ング波形のデューティを変化させることによってファン
モータの回転数を変化させ、これによって所望の風量を
得るように制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなチョッピン
グ駆動のブロアファンにおいては、ファンモータの低回
転時、特に始動時において、チョッピング駆動に基づく
駆動電流の断続によってトルク変動が生じるため、振動
音が顕著に発生するという問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであって、自動車用自動空調装置
における送風用のブロアファンを駆動するファンモータ
において、始動時等の低回転時における、ファンモータ
のチョッピング駆動に起因する振動音を防止したブロア
ファン制御方式を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファンモータ
1の駆動制御指令を発生する駆動制御手段2と、この駆
動制御指令に応じてファンモータ1に対する駆動電流を
発生する駆動電流発生手段3とを備え、ファンモータ1
に対する駆動電流のデューティを変化させることによっ
てブロアファンの風量を制御するブロアファン制御方式
において、駆動制御手段2から複数の異なる駆動電流レ
ベルに対応する駆動制御指令値を発生させるとともに、
この駆動制御指令値をアナログ値に変換するディジタル
アナログ変換手段4を設け、このアナログ値に応じて駆
動電流発生手段3を制御することによって、低回転域に
おいてファンモータ1を順次異なるレベルの駆動電流に
よって連続駆動するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】マイコン等からなる駆動制御手段2は、ファン
モータ1に対する駆動制御指令を発生し、駆動電流発生
手段3は、この駆動制御指令に応じてファンモータ1に
対する駆動電流を発生する。そして、ファンモータ1に
対する駆動電流のデューティを変化させることによって
ブロアファンの風量を制御する。このようなブロアファ
ン制御方式において、駆動制御手段2から複数の異なる
駆動電流レベルに対応する駆動制御指令値を発生させる
とともに、ディジタルアナログ変換手段4を設けて、こ
の駆動制御指令値をアナログ値に変換し、このアナログ
値に応じて駆動電流発生手段3を制御して、低回転域に
おいてファンモータ1を順次異なるレベルの駆動電流に
よって連続駆動することによって、ブロアファンの始動
,停止を行う。
【0009】このように本発明のブロアファン制御方式
では、ファンモータの低回転域においては、順次異なる
レベルの駆動電流によって連続駆動を行って、ファンモ
ータの始動,停止を行うようにしたので、従来のように
ファンモータの低回転域において、ファンモータのチョ
ッピング駆動に起因するトルク変動に基づいて振動音が
発生することを防止できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示したもの
であって、11は自動車用自動空調装置におけるブロア
ファンの送風量の制御を行うマイコン、12はディジタ
ル信号からなるマイコン11の出力をアナログ信号に変
換するディジタルアナログ変換回路(D/A)、13は
ブロアファンを駆動するファンモータ(M)、14はフ
ァンモータ13の駆動電流を制御するブロアファンドラ
イバ、15はブロアファンドライバ14を制御するため
のドライブ信号を発生する演算増幅器(O.P)、16
はファンモータ13の端子電圧を検出する差動増幅回路
、R1〜R4は抵抗である。
【0011】マイコン11は、始動時は予め設定されて
いる始動特性に従って、また運転中は自動空調装置から
与えられる風量制御信号に従って、ファンモータ13に
対する駆動制御用指令値をディジタル信号によって出力
し、D/A変換回路12は、このディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して、演算増幅器15の一方の端子Dに
入力する。
【0012】ブロアファンドライバ14は、演算増幅器
15からのドライブ信号に応じて、ファンモータ13に
対する駆動電流を流し、ファンモータ13はこの駆動電
流によって定まる回転数で回転してブロアファンを駆動
し、これによってブロアファンからその回転数で定まる
風量で送風が行われる。差動増幅回路16は、この際に
おけるファンモータ13の両端子A,A’間における電
圧を抵抗R1,R2およびR3,R4からなる回路を経
て取り出し、フィードバック信号として演算増幅器16
の一方の端子Cに供給する。
【0013】演算増幅器15は、両端子C,Dの入力電
圧の差に応じて前述のドライブ信号を発生して、ブロア
ファンドライバ14に供給する。これによって一巡の帰
還制御が行われて、両端子C,Dの入力電圧が等しくな
るようにドライブ信号が出力されて、ファンモータ13
はマイコン11からの駆動制御用指令値に対応する回転
数で回転し、ブロアファンから所定の風量で送風が行わ
れる。
【0014】図2は、図1の実施例におけるブロアファ
ン制御フローの例を示したものである。すなわち、まず
ブロアファンに対するファンモードの読み込みが行われ
る(S1)。次にファンOFF→0N?の判定によって
、ファンモードがブロアファン始動か、ブロアファンの
風量出力中かを判断する(S2)。ブロアファンの風量
出力中は、風量設定の更新があった(S3)場合は、フ
ァンモータ13に対してその駆動電流のデューティを、
もとの設定値から1/16デューティずつ順次増減させ
て、新しい設定値まで変化させる(S4)。チョッピン
グ駆動は、マイコン11からの駆動制御用指令値を、D
/A変換回路12を経て一定周波数可変デューティの矩
形波に変換し、この矩形波のドライブ信号を演算増幅器
15からブロアファンドライバ14に対して出力するこ
とによって行われる。
【0015】ブロアファン始動状態のときは、風量の設
定を行い(S5)、ブロアファンの始動モードに移行す
る(S6)。始動モードでの風量は、ステップ1〜ステ
ップ3の3段階によって変化させるが、その間のファン
モータ13の駆動は、ドライブ信号値を変化させるアナ
ログ駆動によって行われる。
【0016】まずステップ1のレベルの電圧をD/A変
換回路12から0・8秒間出力し(S7)、次にステッ
プ2のレベルの電圧を0・8秒間出力し(S8)、さら
にステップ3のレベルの電圧を0・8秒間出力する(S
9)。その後、ファンモータ13をチョッピング駆動す
るためのフルレベルの矩形波のドライブ信号からなるチ
ョッピング信号を出力し、3/16デューティから始め
て、1/16デューティずつ順次増加させて設定値まで
変化させ(S10)、以後、最初に戻ってファンモード
の読み込み待ちの状態となる。
【0017】図3は、ファンモータの動作タイミングチ
ャートの例を示したものであって、(a)はブロアファ
ン始動時を示し、(b)は風量を増加させる設定更新の
場合を示し、(c)は風量を減少させる設定更新の場合
を示し、(d)はブロアファン停止時を示している。
【0018】(a)に示す始動時には、ファンモータ1
3の駆動電流は、アナログ駆動によってステップ1〜ス
テップ3の3段階に増加する。その後、チョッピング駆
動によって順次、駆動電流のデューティを増加させる。 (b)に示す風量を増加させる設定更新時には、“HI
”の風量設定更新に応じて順次、駆動電流のデューティ
を増加させる。(c)に示す風量を減少させる設定更新
時には、“LO”の風量設定更新に応じて順次、駆動電
流のデューティを減少させる。(d)に示す停止時には
、OFFの風量設定更新に応じて、順次、駆動電流のデ
ューティを減少させるとともに、3/16デューティ以
下になったときは、アナログ駆動によって、ステップ3
〜ステップ1の順に3段階にファンモータ13の駆動電
流を減少させ、最後に駆動電流を0にして停止させる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァンモータの低回転域においては、順次異なるレベルの
駆動電流によってファンモータを連続駆動するようにし
たので、ファンモータの低回転時、特に始動時に、ファ
ンモータのチョッピング駆動に起因するトルク変動に基
づいて振動音が発生することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の実施例におけるブロアファン制御フロー
の例を示す図である。
【図3】ファンモータの動作タイミングチャートの例を
示す図である。
【符号の説明】
11  駆動制御手段 12  ディジタルアナログ変換手段 13  ファンモータ 15  駆動電流発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ファンモータの駆動制御指令を発生す
    る駆動制御手段と、該駆動制御指令に応じて該ファンモ
    ータに対する駆動電流を発生する駆動電流発生手段とを
    備え、ファンモータに対する駆動電流のデューティを変
    化させることによってブロアファンの風量を制御するブ
    ロアファン制御方式において、前記駆動制御手段から複
    数の異なる駆動電流レベルに対応する駆動制御指令値を
    発生させるとともに、該駆動制御指令値をアナログ値に
    変換するディジタルアナログ変換手段を設け、該アナロ
    グ値に応じて前記駆動電流発生手段を制御することによ
    って、低回転域において前記ファンモータを順次異なる
    レベルの駆動電流によって連続駆動することを特徴とす
    るブロアファン制御方式。
JP8994291A 1991-03-28 1991-03-28 ブロアファン制御方式 Pending JPH04301199A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8994291A JPH04301199A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ブロアファン制御方式

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JP8994291A JPH04301199A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ブロアファン制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04301199A true JPH04301199A (ja) 1992-10-23

Family

ID=13984760

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8994291A Pending JPH04301199A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ブロアファン制御方式

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JP (1) JPH04301199A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018038266A (ja) * 2010-03-02 2018-03-08 アガベ セミコンダクター エルエルシー ブラシレス直流モータ用位置補正パルス幅変調

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018038266A (ja) * 2010-03-02 2018-03-08 アガベ セミコンダクター エルエルシー ブラシレス直流モータ用位置補正パルス幅変調

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000420