JPH04301167A - アニュラー型スターリング機関 - Google Patents

アニュラー型スターリング機関

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Publication number
JPH04301167A
JPH04301167A JP8740891A JP8740891A JPH04301167A JP H04301167 A JPH04301167 A JP H04301167A JP 8740891 A JP8740891 A JP 8740891A JP 8740891 A JP8740891 A JP 8740891A JP H04301167 A JPH04301167 A JP H04301167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
stirling engine
heat
space
outer periphery
Prior art date
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Pending
Application number
JP8740891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ouchi
大内弘之
Shinji Hayashi
林真司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP8740891A priority Critical patent/JPH04301167A/ja
Publication of JPH04301167A publication Critical patent/JPH04301167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes

Landscapes

  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリング機関に関
し、特に作動ピストンの外周に環状に蓄熱器と放熱器を
配設したスターリング機関に関する。
【0002】
【従来の技術】作動ピストンの外周に環状に蓄熱器と放
熱器を配設すると共に、作動ピストンの上端側空間に膨
張空間を、また下端側空間に圧縮空間を形成したスター
リング機関のシリンダーに於いては、膨張空間から蓄熱
器へのヒートリークが大きく、その為スターリング機関
の熱効率が低下するという問題があった。
【0003】そこで、このヒートリークを低減すること
によりスターリング機関の熱効率を向上させることを目
的に、従来、米国特許第4,478,042号明細書に
記載される技術がすでに提案されている。即ち、この従
来技術は、シリンダを二重円筒構造としてその間に真空
層を設け、この真空層の作用で熱伝導を防止したもので
ある。
【0004】しかしながら、シリンダを二重円筒構造に
したこの従来技術に於いては、シリンダの内外周は作動
ガスの高圧がかかり、内周および外周の円筒の間の空間
は真空であるため、両シリンダを耐圧構造すなわち肉厚
にしなければならず、更に真空層のスペースを確保する
必要がある。その結果、シリンダ全体が厚くなり、小型
化を計る上での障害になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記した従来技術の問題を解決するために、シリンダを肉
厚構造にすることなく、膨張室から蓄熱器へのヒートリ
ークを低減することを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明に於いて講じた技術的手段は、シリンダ
の外周に多数の縦溝を設けた、ことである。
【0007】
【作用】上記の如く、シリンダの外周に多数の縦溝を設
けたことにより、シリンダと蓄熱器の接触面積が小さく
なり、両者間の熱伝導が低減する。その結果、シリンダ
を肉厚構造にすることなく、膨張空間から蓄熱器へのヒ
ートリークを低減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について、添付図面に基づき説明する。
【0009】図1は本発明の適用されるスターリング機
関の基本構造を示す断面図である。スターリング機関1
0は、1本のクランク軸11により、作動ピストン12
と図示しない作動ピストンが互いに90°の位相差でも
って往復動されるようになっている。クランク軸11に
平行に配設された図示はしないもう1本のクランク軸に
より互いに90°の位相差でもって往復動される2個の
作動ピストンが設けられており、これにより所謂U型2
軸クランク構造を有している。計4個の各作動ピストン
は、中心軸が正方形を描くように配設されると共に、各
クランク軸は各々の軸端に設けられたギヤ11a、13
が互いに噛合うことにより、力の合成と回転の同時が行
われるようになっている。また、各作動ピストンは、互
いに隣合うピストンが互いに90°の位相差を持つよう
にされている。
【0010】次に作動ピストン12を代表して説明する
と、該作動ピストン12はシリンダ14内に往復動可能
に且つ気密的に嵌挿されており、シリンダ14内にその
上端面側に膨張空間15を、またその下端両側に圧縮空
間16を区画形成している。
【0011】シリンダ14の上端部にはヒータヘッド1
7が設けられており、またシリンダ14の外周にはその
上部に蓄熱器18が環状に配設されると共に、その下部
に放熱器19が環状に配設されている。ヒータヘッド1
7は、膨張空間15と蓄熱器18の間にあり、燃料噴射
弁20から噴射される燃料と空気予熱器21で予熱され
た燃焼空気が燃焼室22で混合して燃焼し、その燃焼熱
をヒータチューブ23にてヒータチューブ23を流れる
作動ガスと熱交換するものである。蓄熱器18はヒータ
ヘッド17と圧縮空間16との間にあって、シリンダ1
4の外周に環状に配設されている。蓄熱器18は、例え
ば多数の積層された金網から構成されていて、行き来す
る作動ガスと熱交換して蓄熱、放熱して当該スターリン
グ機関の熱効率を高める。また、放熱器19は蓄熱器1
8と圧縮空間19との間にあって、蓄熱器18と同様に
シリンダ14の外周に環状に配設されている。放熱器1
9は多数の細管から成り、該細管内を流れる作動ガスの
圧縮仕事により生じた熱を細管の外部を流れる冷却水と
熱交換する。以上の様に、他の3個の作動ピストンも同
様に夫々シリンダに嵌挿されており、各シリンダの上端
部にはヒータヘッドが、また各シリンダの周囲には環状
の蓄熱器及び放熱器が同様に配設されている。
【0012】膨張空間15はポート24、膨張空間側マ
ニホールド25、ヒータチューブ26、隣合うシリンダ
の蓄熱器側マニホールド27、ポート28を介して、隣
合うシリンダの外周に配設される図示しない蓄熱器に連
通されている。また、圧縮空間16は、ガイド部材31
とハウジング32間に形成される環状通路30を介して
放熱器19に連通されている。尚、他の3個の膨張空間
も同様に、夫々膨張空間側マニホールドが隣合うシリン
ダの外周に配設された蓄熱器に連通される蓄熱器側マニ
ホールド34に連通されており、また他の3個の圧縮空
間も同様に各圧縮空間を形成するシリンダの外周に配設
された放熱器に環状通路を介して連通しており、作動ガ
スが夫々充填された4個の作動空間が形成されている。
【0013】図2は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、図3は図2に於けるA−A断面(中心線より上方)
とB−B断面(中心線より下方)を示す。図2、図3に
於いて、シリンダ14の外周には、多数の縦溝101が
設けられ、積層メッシュから成る蓄熱器18とシリンダ
14との接触は縦溝101の頂点104だけとなり、両
者の接触面積が大幅に低減される。その為、膨張空間1
5側からシリンダ14を通ってきた熱は、小さな接触面
積を介してのみ伝達されるので、熱は蓄熱器18に少し
しか伝達されず蓄熱器18へのヒートリークが大幅に低
減される。尚、縦溝101の上下および中間の数ケ所に
は、全ての作動ガスが蓄熱器18を通って流れるように
するために、盲部102が設けられている。例えば、縦
溝101の深さは、シリンダ径80mmの場合、1〜2
mm以下であり、小型化を十分に計ることができる。ま
た、従来技術に於いては、真空層の空気不良による断熱
性低下が心配されたが、本発明に於いてはこの様な心配
はない。
【0014】また、蓄熱器18からヘッドシリンダ10
3へもヒートリークが存在し、これもスターリング機関
の熱効率を低下させる原因にもなっている。この様なヒ
ートリークはアニュラー型に限らず、全てのスターリン
グ機関に存在するものである。そこで、その対策として
、図4、図5に示す様に、ヘッドシリンダ103の内周
にも縦溝101および盲部102を設けた実施例がある
【0015】
【発明の効果】上述の如く本発明に従うと、シリンダの
肉厚を薄くでき小型化を計ることが可能である。また、
断熱効果は安定的であり、真空層に於ける様な気密不良
による断熱性低下がない。更に、構造がシンプルであり
製造コストが安く、縦溝は鋳物等で簡単に設けられる等
の実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるアニュラー型スターリング
機関の基本構造を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】図2のA−A断面とB−B断面を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】図4のA−A断面とB−B断面を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10  アニュラー型スターリング機関12  作動ピ
ストン 14  シリンダ 15  膨張空間 16  圧縮空間 18  蓄熱器 19  放熱器 101  縦溝 102  盲部 103  ヘッドシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のシリンダ内に夫々気密的に互い
    に所定の位相差で往復動可能に嵌挿される作動ピストン
    と、前記各シリンダの外周上部に環状に配設される蓄熱
    器と、前記各シリンダの外周下部に環状に配設される放
    熱器と、前記各作動ピストンによって前記各シリンダ内
    の上部に夫々区画形成される膨張空間と、前記各作動ピ
    ストンによって前記各シリンダ内の下部に夫々区画形成
    される圧縮空間とを有するスターリング機関に於いて、
    前記シリンダの外周に多数の縦溝を設けた、アニュラー
    型スターリング機関。
  2. 【請求項2】  前記縦溝の上下およびその間の数ケ所
    に盲部を設けた、請求項1に記載のスターリング機関。
  3. 【請求項3】  前記シリンダの外周およびヘッドシリ
    ンダの内周に夫々縦溝を設けた,請求項1に記載のスタ
    ーリング機関。
JP8740891A 1991-03-28 1991-03-28 アニュラー型スターリング機関 Pending JPH04301167A (ja)

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JP8740891A JPH04301167A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 アニュラー型スターリング機関

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JP8740891A JPH04301167A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 アニュラー型スターリング機関

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JPH04301167A true JPH04301167A (ja) 1992-10-23

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JP8740891A Pending JPH04301167A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 アニュラー型スターリング機関

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