JPH0430030Y2 - - Google Patents

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JPH0430030Y2
JPH0430030Y2 JP5974685U JP5974685U JPH0430030Y2 JP H0430030 Y2 JPH0430030 Y2 JP H0430030Y2 JP 5974685 U JP5974685 U JP 5974685U JP 5974685 U JP5974685 U JP 5974685U JP H0430030 Y2 JPH0430030 Y2 JP H0430030Y2
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spout
clamper
insertion hole
chuck
lower arm
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JP5974685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば清酒等の液体を樹脂被膜等で
表面処理た紙製容器に充填し、容器上部に取り出
し口を穿設して口栓を熱融着する場合に、口栓を
把持及び熱融着後把持解除する口栓チヤツク装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の口栓チヤツク装置は、チヤツク本体に口
栓を嵌入する口栓嵌入孔を穿設し、該口栓嵌入孔
の内壁にコイルバネ或は板バネを装着し、この係
止用バネに抗して口栓を口栓嵌入孔に押し込み把
持するのである。
そして、チヤツク本体シリンダー或は適宜手段
によつて昇降可能としてあり、チヤツク本体の上
昇時に口栓を嵌入把持すると共に、把持した口栓
融着面を加熱し、直下に搬送されて来た紙製容器
の口栓部へチヤツク本体が降下押圧して口栓を融
着するのである。
一方、チヤツク本体が降下押圧すると共に、口
栓嵌入孔の天井面に設けた通風孔より圧縮空気を
送り、風圧で係止用バネに抗して口栓を口栓嵌入
孔から押し出し、把持を解除するのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記口栓チヤツク装置では、口栓を把持係止す
る手段としてバネを利用し、バネで直接口栓を当
圧している。
従つて、当圧する係止力の微調節は困難であ
り、安定した係止力の保持は容易でなく、確実な
係止を得るため強めの当圧での係止となる。
そして、解除するために圧縮空気を利用するの
であるが、係止用バネが働いている状態に抗して
口栓を下方へ押し出すのであるから、相当の圧力
を要し、又口栓が紙容器に融着後に圧縮空気を送
り、解除状態でチヤツク本体を上昇せしめるた
め、各部材の作動タイミングを調節する必要があ
り、機構的に複雑化を免れないのである。
本考案は斯る従来の口栓チヤツク装置に鑑み、
簡易な機械的構成で確実な装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
口栓嵌入孔2を有する昇降可能なチヤツク本体
1に口栓嵌入孔2へ連通する窓3を穿設し、該窓
3にクランパー4をクランパー軸7で軸着し、軸
着したクランパー4の上部腕5はチヤツク本体1
の外側へ突出し、下部腕6は口栓嵌入孔2に突入
すべくクランパー軸7に巻着したネジリコイルバ
ネ8に付勢され、又チヤツク本体1にはクランパ
ー4の下部腕6に突合し、下部腕6の口栓嵌入孔
2への突入巾をネジリコイルバネ8に抗して規制
するストツパー9を有し、更にクランパー4の上
部腕5下にチヤツク本体1と共に降下する上部腕
5が当たる解除用ドツグ10を設置したものであ
る。
更に、クランパー4の下部腕6下端は円弧面6
aとしてもよく、ストツパー9は調節可能とする
こともできる。
〔作用〕
口栓14はチヤツク本体1に穿設した口栓嵌入
孔2へ嵌入し、係止するのであるが、本考案では
口栓嵌入孔2内へ窓3に軸着したクランパー4の
下部腕6がクランパー軸7に巻着したネジリコイ
ルバネ8で付勢されているから、嵌入した口栓1
4を下部腕6下端で押圧係止でき、又口栓14の
挿入時には下部腕6が押され外側へ回動するから
挿入に支障はない。
そして、下部腕6の口栓嵌入孔2内への突入巾
はストツパー9を調節して適宜決定することがで
きる。
又、口栓14を紙製容器16へ融着するために
チヤツク本体1が下降すると、クランパー4の上
部腕5が直下にあるドツグ10に当たり、ネジリ
コイルバネ8に抗してクランパー4を回動させる
ため、下部腕6がチヤツク本体1の外側へ働き、
口栓14から離反するので口栓14は把持状態を
解かれ、融着後のチヤツク本体1の上昇と共に口
栓嵌入孔2から離脱するのである。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は口栓チヤツク装置の正面図であり、チ
ヤツク本体1は、固定アーム11に貫通して鉛直
方向に上下動をガイドされたロツド12の下端に
取り付けられ、固定アーム11はジヨイント13
を介して回動ロツド15に連結してある。
したがつて、回動ロツド15の回動によつてロ
ツド12に従動するチヤツク本体1は鉛直方向へ
昇降するのである。
第2図はチヤツク本体1の縦断正面図であり、
チヤツク本体1は下端面に開口した口栓嵌入孔2
を有し、口栓嵌入孔2は口栓14を緩挿できる口
径を有し、口栓14を緩挿した状態で孔上部に空
間を残存する高さとなつている。
又、チヤツク本体1には口栓嵌入孔2に通じる
窓3が穿設してあり、略L字型のクランパー4の
中央部のクランパー軸7で軸着し、該クランパー
4の下部腕6は前記窓3から口栓嵌入孔2内に出
入自在となり、他方クランパー4の上部腕5はチ
ヤツク本体1の外側へ突出している。
更に、クランパー軸7にはネジリコイルバネ8
を巻着し、クランパー4に下部腕6を口栓嵌入孔
2内へ突入すべく付勢している。一方この下部腕
6の口栓嵌入孔2内への突入に対し、ストツパー
9が突合し、下部腕6の突入状態を規制し、口栓
嵌入孔2内に挿入される口栓14を下部腕6の下
端で押圧係止するものである。
下部腕6の下端は円弧面6aとなつて、口栓1
4の挿着を円滑とし、又、ストツパー9は窓3の
対向部、上方にボルトを螺入し装着する口栓14
の上方を通つてクランパー4の下部腕6に突合
し、螺入を調節することで、ストツパー9と下部
腕6の突合状態を調節し、口栓14の係止力を変
えられる。
又、前記固定アーム11に下設したブラケツト
に解除用ドツグ10が設けられ、チヤツク本体1
の降下時に、クランパー4の上部腕5が当たり、
クランパー軸7のネジリコイルバネ8の付勢力に
抗してクランパー4を回動させるものである。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案は、口栓の係止をネジリコイ
ルバネ8の付勢力を利用してクランパー4で行う
こと、及びネジリコイルバネ8の強さに応じて、
係止部であるクランパー4の下部腕6の口栓嵌入
孔2への突入をストツパー9で調整できるから、
安定した係止力を簡単に得ることができる。
又、係止部である下部腕6の先端を円弧面6a
とすることで、口栓14のチヤツクへの装着時の
クランパー4の回動は円滑となる。
更に、口栓14の係止解除は、チヤツク本体1
の降下を利用し、設置したドツグ10にクランパ
ー4の上部腕が衝突し回動することで行うため、
解除のために係止力に抗して外圧を与えるもので
なく、直接係止押圧を解くから、確実に解除でき
ると共に、特別の解除機構を付設する必要がな
く、構成の単純化、経済性に富むチヤツク装置と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は同要部断面図、第3図は同底面図である。 符号、1はチヤツク本体、2は口栓嵌入孔、3
は窓、4はクランパー、5は上部腕、6は下部
腕、7はクランパー軸、8はネジリコイルバネ、
9はストツパー、10はドツグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 口栓嵌入孔2を有する昇降可能なチヤツク本
    体1に、口栓嵌入孔2へ連通する窓3を穿設
    し、該窓3にクランパー4をクランパー軸7で
    軸着したこと、軸着したクランパー4の上部腕
    5はチヤツク本体1の外側へ突出し、下部腕6
    は口栓嵌入孔2に突入すべくクランパー軸7に
    巻着したネジリコイルバネ8に付勢されている
    こと、又チヤツク本体1にはクランパー4の下
    部腕6に突合し、口栓嵌入孔2への突入巾をネ
    ジリコイルバネ8に抗して規制するストツパー
    9を有すること、及びクランパー4の上部腕5
    下にチヤツク本体1と共に降下する上部腕5が
    当たる解除用ドツグ10を設置したことを特徴
    とする紙製容器の口栓装置に於ける口栓チヤツ
    ク装置。 2 クランパー4の下部腕6の下端を円弧面6a
    とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の紙
    製容器の口栓装置に於ける口栓チヤツク装置。 3 下部腕6の口栓嵌入孔2への突入巾を規制す
    るストツパー9を調節可能とした実用新案登録
    請求の範囲第1項及び第2項記載の紙製容器の
    口栓装置に於ける口栓チヤツク装置。
JP5974685U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0430030Y2 (ja)

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JP5974685U JPH0430030Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JP5974685U JPH0430030Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS61175436U JPS61175436U (ja) 1986-11-01
JPH0430030Y2 true JPH0430030Y2 (ja) 1992-07-21

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