JPH0430009Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430009Y2 JPH0430009Y2 JP2227487U JP2227487U JPH0430009Y2 JP H0430009 Y2 JPH0430009 Y2 JP H0430009Y2 JP 2227487 U JP2227487 U JP 2227487U JP 2227487 U JP2227487 U JP 2227487U JP H0430009 Y2 JPH0430009 Y2 JP H0430009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearings
- potter
- arm
- lever
- pronged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 2
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（考案の利用分野）
ろくろ回転テーブル上に載せられている円形容
器の芯出しを容易にする装置に関する。
器の芯出しを容易にする装置に関する。
（従来の技術）
従来、円形容器（以下容器という）の水研ぎ工
程や中仕上工程などを行う際、ろくろ回転テーブ
ル上に載せた容器を低速回転させながら両手で軽
く触れ、目視で振れ具合を見て該テーブルと芯合
せを行つた後に真空吸着させるという操作をして
いた。
程や中仕上工程などを行う際、ろくろ回転テーブ
ル上に載せた容器を低速回転させながら両手で軽
く触れ、目視で振れ具合を見て該テーブルと芯合
せを行つた後に真空吸着させるという操作をして
いた。
そのため作業中、若干の芯づれで容器が外れた
り、飛ばされたりすることなどから、この段階の
作業は熟練者でなければ容易に出来ずまた、芯出
し精度のばらつきなどで仕上り具合にむらが出来
るなどの欠点があつた。
り、飛ばされたりすることなどから、この段階の
作業は熟練者でなければ容易に出来ずまた、芯出
し精度のばらつきなどで仕上り具合にむらが出来
るなどの欠点があつた。
（考案が解決しようとする問題点：目的）
本考案は従来の市販ろくろ機に芯出し装置を付
加することで経験の浅い作業者にも簡単に、しか
も短時間にセツト出来る様、またさらに、仕上げ
工程の品質向上を計つたものである。
加することで経験の浅い作業者にも簡単に、しか
も短時間にセツト出来る様、またさらに、仕上げ
工程の品質向上を計つたものである。
（問題を解決するための手段）
本考案は以上の問題点を解決する目的で下記諸
要素、即ち、ろくろ回転テーブル９中心鉛直上に
上下にスライドの出来るシヤフト１を設け、その
シヤフト１の下部と中間部に（等分割三叉形）軸
受２，２′のいずれか一方を固定、他方をスライ
ド出来る様嵌合させ、下部側軸受２′三叉部には、
くの字形アーム４の曲折部穴、中間側軸受２の三
叉部には、レバー３の両端部穴の部穴のいずれか
一方と、それぞれピン１３，１３′で嵌合させ、
該アーム４の短辺側端部穴及びレバー３の他方の
穴とをピン１４で嵌合し、該軸受２，２′間を連
結し三脚状に配置する該軸受２，２′一方のスラ
イド側軸受を上下させる事でくの字アーム下端の
正三角形内接円直径を自由に変える事が出来、任
意の位置に固定出来る装置５が施されている。
要素、即ち、ろくろ回転テーブル９中心鉛直上に
上下にスライドの出来るシヤフト１を設け、その
シヤフト１の下部と中間部に（等分割三叉形）軸
受２，２′のいずれか一方を固定、他方をスライ
ド出来る様嵌合させ、下部側軸受２′三叉部には、
くの字形アーム４の曲折部穴、中間側軸受２の三
叉部には、レバー３の両端部穴の部穴のいずれか
一方と、それぞれピン１３，１３′で嵌合させ、
該アーム４の短辺側端部穴及びレバー３の他方の
穴とをピン１４で嵌合し、該軸受２，２′間を連
結し三脚状に配置する該軸受２，２′一方のスラ
イド側軸受を上下させる事でくの字アーム下端の
正三角形内接円直径を自由に変える事が出来、任
意の位置に固定出来る装置５が施されている。
（作用）
本考案は以上の構成よりなるため、アーム下端
の内接円直径を容器の大きさにあわせてセツト
し、シヤフトを降下させる事で３本のアーム下端
が容器外周に接触させる事により該テーブル中心
軸に向つて容器が移動し、ついには容器中心とテ
ーブル中心軸が一致する。
の内接円直径を容器の大きさにあわせてセツト
し、シヤフトを降下させる事で３本のアーム下端
が容器外周に接触させる事により該テーブル中心
軸に向つて容器が移動し、ついには容器中心とテ
ーブル中心軸が一致する。
（実施例）
以下実施例により、考案具体化の諸態様を説明
するが例示は当然説明用のものであつて考案精神
の限定を意図したものではない。
するが例示は当然説明用のものであつて考案精神
の限定を意図したものではない。
第１図において、ろくろ機の一端にピラー６を
立て、その上部にアーム７を設け、その先端に本
考案のシヤフト１を回転テーブル軸と同芯となる
様配置したものである。
立て、その上部にアーム７を設け、その先端に本
考案のシヤフト１を回転テーブル軸と同芯となる
様配置したものである。
また、アーム７は作業員が芯出し終了後、水研
ぎ作業の邪魔にならない様に約45度位回転移動可
能としてある。
ぎ作業の邪魔にならない様に約45度位回転移動可
能としてある。
容器の芯合せは、下部または中間部に設けた軸
受２，２′のいずれか一方、ここでは該軸受間
２′を固定２をスライド出来る様にしてある。ま
た、シヤフト１をスライド出来る構造とし、その
スライドを容易にするためバランサレバー１０を
介してバランサ１１を設け軽い力で上下可能にし
ている。
受２，２′のいずれか一方、ここでは該軸受間
２′を固定２をスライド出来る様にしてある。ま
た、シヤフト１をスライド出来る構造とし、その
スライドを容易にするためバランサレバー１０を
介してバランサ１１を設け軽い力で上下可能にし
ている。
さらに、アーム４の正三角形内接円直径を容易
に決められる様目盛１２表示を施してあり、容器
外周に当て合せずにスライド側軸受２をローレツ
トつまみ５にて、セツト出来る様にしたものであ
る。
に決められる様目盛１２表示を施してあり、容器
外周に当て合せずにスライド側軸受２をローレツ
トつまみ５にて、セツト出来る様にしたものであ
る。
第２図は、滑車式による吊り下げバランサを示
す。
す。
第３図は、ろくろ機を低速回転させながら容器
８を傷つけることなく、芯出しが可能な様にアー
ム下部先端に回転コマを付けてある。
８を傷つけることなく、芯出しが可能な様にアー
ム下部先端に回転コマを付けてある。
（考案の効果）
以上により、芯出し作業が熟練者でなければ容
易に出来なかつたのが経験の浅い作業者にも一定
の精度の芯出しが容易となり、また品質向上にも
つながる両面の課題解決となるものである。
易に出来なかつたのが経験の浅い作業者にも一定
の精度の芯出しが容易となり、また品質向上にも
つながる両面の課題解決となるものである。
第１図は、本考案のろくろ芯出し装置の斜視
図、第２図は、アーム下部先端に回転コマを取付
けした実例図、第３図は、滑車式吊り下げバラン
サを取付けした実例図。各図面中の主要な符号の
名称は、次の通り １……シヤフト、２，２′……三叉形軸受、３
……レバー、４……くの字形アーム、５……固定
ツマミ、６……ピラー、７……アーム、８……容
器、９……回転テーブル、１０……バランサレバ
ー、１１……バランサ、１２……目盛り、１３，
１３′……ピン、１４……ピン、１５……ろくろ
機、１６……回転コマ、１７，１７′……滑車。
図、第２図は、アーム下部先端に回転コマを取付
けした実例図、第３図は、滑車式吊り下げバラン
サを取付けした実例図。各図面中の主要な符号の
名称は、次の通り １……シヤフト、２，２′……三叉形軸受、３
……レバー、４……くの字形アーム、５……固定
ツマミ、６……ピラー、７……アーム、８……容
器、９……回転テーブル、１０……バランサレバ
ー、１１……バランサ、１２……目盛り、１３，
１３′……ピン、１４……ピン、１５……ろくろ
機、１６……回転コマ、１７，１７′……滑車。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下記の諸要素即ち： ａ ろくろ回転テーブル９中心鉛直上にシヤフト
１を設ける。 ｂ そのシヤフト１の下部と中間部に等分割三叉
形軸受２，２′（以下軸受という）をいずれか
一方を固定、他方はスライド出来る様嵌合させ
る。 ｃ 下部側軸受２′三叉部には、くの字形アーム
４の曲折部穴、中間側軸受２の三叉部には、レ
バー３の両端部穴のいずれか一方とそれぞれピ
ン１３，１３′で嵌合させ、該アーム４の短辺
側端部穴及びレバー３の他方の穴とをピン１４
で嵌合し、軸受２，２′を連結し三脚状に配置
する。 ｄ 該軸受２，２′のスライド側軸受とする方に
は、任意の位置に固定出来る様、装置５が施さ
れている。 以上の構成からなる三脚形ろくろ芯出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227487U JPH0430009Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227487U JPH0430009Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130203U JPS63130203U (ja) | 1988-08-25 |
| JPH0430009Y2 true JPH0430009Y2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=30819502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2227487U Expired JPH0430009Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0430009Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010196387A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Takafumi Tsuzuki | 芯出し装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2554154Y2 (ja) * | 1993-02-26 | 1997-11-12 | 旭工機株式会社 | 陶芸用ろくろの心出し調整器具 |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP2227487U patent/JPH0430009Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010196387A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Takafumi Tsuzuki | 芯出し装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130203U (ja) | 1988-08-25 |
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