JPH04299612A - 高周波近接スイッチによる複数個所の感知方法及び装置 - Google Patents

高周波近接スイッチによる複数個所の感知方法及び装置

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JPH04299612A
JPH04299612A JP8745491A JP8745491A JPH04299612A JP H04299612 A JPH04299612 A JP H04299612A JP 8745491 A JP8745491 A JP 8745491A JP 8745491 A JP8745491 A JP 8745491A JP H04299612 A JPH04299612 A JP H04299612A
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JP
Japan
Prior art keywords
sensing
section
frequency
switch
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP8745491A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hayashida
建一 林田
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TSUUDEN KK
Tsuden KK
Original Assignee
TSUUDEN KK
Tsuden KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波近接スイッチ
において、1個の発振器により複数個所を感知する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波を利用する近接スイッチの例は、
例えば特公昭63−14137号公報に示されるシャワ
ー用スイッチのように、人が通過する場所に設置された
感知部と、この感知部に直接又は同軸ケーブル等で接続
された高周波発振回路と、この高周波発振回路の出力レ
ベルを検知して人の有無を検出するスイッチ回路とから
構成される。このような構成において、高周波発振回路
の発振周波数は人がいない時に上下の感知板の共振点に
近づけて調整されており、安定な発振をさせることがで
きる。この時、発振回路からの出力SGによってスイッ
チ回路はオフ信号を出力する。また、人が接近した時に
は、人と感知板間の浮遊容量や抵抗損失などによって発
振周波数が変化すると共に、尖鋭度Qの変化に従って出
力SGのレベルが低下する。この時、スイッチ回路はオ
ン信号を出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような高周波近接
スイッチを使用する場合、感知すべき場所の面積が広か
ったり、或いはスイッチの使用目的から複数個所を感知
する必要があるときには、上記の構成のものを必要な数
だけ個々に設置しなければならなかった。また、周波数
の異なる回路系が至近距離内に共存するので、互いに干
渉して誤動作することを防ぐためには、タンク回路を設
けて調整するなどの必要があった。
【0004】この発明は上述した事情から成されたもの
であり、この発明の目的は、従来の高周波近接スイッチ
を改造し、発振器を複数設けなくても簡単に複数個の感
知部を接続でき、またタンク回路も必要としない方法及
び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述のような感知板をコ
ンデンサとして同調回路を形成するタイプのものは、発
振部を共通にして複数個所の感知に用いる時には、感知
板と発振回路との間にローディングコイルを介挿するこ
とによって、周辺の影響を受けず一義的に発振周波数を
設定できることが特公平2−26414号公報に開示さ
れている。
【0006】図1は同軸ケーブルなどフィーダを使用し
ない高周波近接スイッチの回路の一部を示し、感知板1
と高周波発振回路との間にローディングコイル2が介挿
されている。図1の発振回路と感知板1の共振系の等価
回路を示すと図2のようになる。発振部3側の共振周波
数をf01、感知部4側の共振周波数f02で示せば、
周波数f02はその感知板1の、例えば形、大きさ、厚
さ等によって、容量が異なるのでローディングコイルL
2又はコンデンサC3の容量を調整することにより周波
数f02をf01に近づければ感知板の違いに依らず感
度の良い近接スイッチが得られる。
【0007】従って、図3のように発振部3に複数個の
感知部41〜4nをそれぞれスイッチS1〜Snを介し
て接続し、スイッチS1〜Snを時間的に切換え、出力
側もこのスイッチと同期した出力が得られるようにすれ
ば1つの発振器で複数個所の感知が可能になる。
【0008】すなわち、この発明の上記目的は、高周波
近接スイッチの感知板容量、デバイドコンデンサ及びロ
ーディングコイルから成る共振回路を感知部とし、複数
個の前記感知部をそれぞれスイッチを介して1つの発振
回路に並列に接続し、前記スイッチを時間的に切換える
ことによって前記各感知部から順次出力する信号を得、
更に前記スイッチの切換えと同期させて前記信号から前
記各感知部ごとの信号を分離して取出すことによって達
成される。
【0009】また、この発明の装置は、高周波近接スイ
ッチを形成する複数の感知部と、前記複数の感知部をス
イッチ手段を介して駆動する発振部と、前記発振部の出
力を検波する検波部と、前記検波部の出力を弁別して前
記複数の感知部に対応した出力部に与える弁別部と、前
記スイッチ手段及び弁別部を同期して切換える同期手段
とを設けることによって達成される。
【0010】
【作用】上記の方法によれば各感知板の容量Cc1〜C
cnが異なっても、ローディングコイルL21〜L2n
又はデバイドコンデンサC31〜C32を調整して、各
共振周波数f021〜f02nをf01に近づけること
により個別に感度の良い近接スイッチが得られ、またそ
れぞれの出力変化を個別に得ることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による具体例として感知部が
2個所の場合について説明する。図4は本発明の構成例
を示すブロック図であり、また図5はその具体的な回路
図である。図5の回路は感知板■、■及び発振回路を含
む感知板側5と制御器側6とから構成されており、端子
1、1’は電源のプラス、端子2、2’は検波出力、端
子3、3’はアース、端子4、4’は同期信号をそれぞ
れ接続する。コイルL1、コンデンサC6、トランジス
タQ1などで構成される部分はコルピッツ型発振器でイ
ンダクタンスL1、容量C6により決められた周波数f
01で発振する。
【0012】図6は感知板側5の一例を示す斜視図であ
り、感知板■、■の間に発振部3が置かれ、2枚の極板
7の間には高周波絶縁性の良い発泡樹脂8などが充填さ
れている。この例は感知板■、■を近くに置く必要のあ
るときの構造で、車のバンパ等への使用に適している。 感知板■は極板7で作られる静電容量Cc1とインダク
タンスL21又は容量C31により、周波数f021を
f01に近づけて調整する。また、感知板■は極板7′
で作られる静電容量Cc2とインダクタンスL22又は
容量C32により、周波数f022をf01に近づけて
調整する。
【0013】一方、制御器側6からインバータINV3
、INV4、コンデンサC10、抵抗R9によってくり
返し周波数fAの矩形波を発生し、感知板側5のアナロ
グスイッチAG1及びAG3をON、OFFさせる。 アナログスイッチAG2、AG4はなくてもよいが、も
し漏れ電流がある場合アナログスイッチAG1がOFF
の時、アナログスイッチAG2をONさせて感知板■の
影響をなくす為である。アナログスイッチAG3とアナ
ログスイッチAG4との関係も同じである。この回路は
アナログスイッチでなくとも、図7のようにトランジス
タを用いても良い。但し、その場合にはカップリングコ
ンデンサC2は感知板の数だけ必要となり、C2<<C
6の条件が必要である。
【0014】信号のタイムチャートは図8のようになる
。Aは同期信号fA、Bは高周波出力OT、Cは感知板
■の検波出力O1、Dは感知板■の検波出力O2を示す
。高周波検波出力OTDはアナログスイッチAG5、A
G6で分離されコンデンサC91、C92で平滑された
後OP2、OP3の直流増幅器で別々に増幅される。 同期信号fAは検出する物体が、近づく速さ等によって
異なるが、自動ドアや近距離の自動車バンパー等であれ
ばくり返し周波数は50〜1KHz位である。
【0015】このチョッパー信号が端子4、4′から感
知板側5のコイルL4を通してアナログスイッチAG1
、AG4の制御入力へ入力されると共に、インバータI
NV1を通して位相を逆にしてアナログスイッチAG2
、AG3に入力される。今アナログスイッチの制御入力
へ正で入力した時にアナログスイッチがONしたとする
と、同期信号が正の時アナログスイッチAG1、AG4
がONし、カップリング容量C2はアナログスイッチA
G1を通してコイルL21、コンデンサC31及び感知
板容量Cc1と接続され、また高周波発振器C6、L1
(f01)のタンク回路がカップリングされ図9の様な
組合せとなり、物体が近づいて周波数f021が矢印の
方向に変化すればその出力は低下する。
【0016】次に同期信号が負の時アナログスイッチA
G1、AG4はOFFとなって切離される一方、インバ
ータINV1を通してアナログスイッチAG2、AG3
は正入力となりONする。このときコンデンサC2はコ
イルL22、コンデンサC32及びCc2と接続され、
図10のような近接スイッチが形成される。
【0017】以上のようなことが繰り返され、発振器の
出力は図8のBのような変調信号が得られる。これを検
波してコイルL2、端子2、2′に接続され、ボルテー
ジフォロワOP1を通してアナログスイッチAG5、A
G6に入力される。ここで同期信号により弁別され、各
信号はコンデンサC91及びC92で平滑されて直流信
号が得られる。以下復帰型直流増幅器OP2及びOP3
で増幅されコンパレータComp1及びComp2によ
り2値化してリレーを駆動する。なお、上記回路の変形
例として、検波器と弁別器とは順序を入換えてもよい。
【0018】ここにおいて、バンパに取付けて障害物セ
ンサとして使用する例は特開昭60−186773号公
報に示されているが、その方式によれば感知した個所を
明確にするためには、1つのバンパに対して感知板を数
個に分割しなければならない。そのため、その数に応じ
た配線が必要になって煩雑になるが上記のように分割す
れば1本の線(2芯シールド線)で済む。また、フィー
ダ無し方式は検波後の出力となるので引出し線には長さ
の制限がなく、車の配線に支障をきたさず自由に引くこ
とができる。
【0019】以上に説明した近接スイッチはフィーダを
使用しない方式のものであるが、フィーダを使用した方
式も同様に用いることができる。フィーダを使用するタ
イプは自動ドア等に使用されるように感知板を地中に埋
設されるため、半導体等のアクチブな部品を入れずに行
なう方法で、その解決策が特開昭62−82189号公
報に記されている。すなわち感知板容量及びフィーダと
で共振回路f02を形成し、発振回路f01との間をカ
ップリングコンデンサで結べば良い。
【0020】この場合の感知部と発振部との接続を回路
図により説明すれば図11のようになる。但し、特開昭
62−82189号公報ではバリキャップVCを使って
自動調整しているが、ここでは説明を簡単にするため手
動の可変容量器とする。また、感知板は複数個が可能で
あるが2個とした。発振回路のタンク回路の共振周波数
f01に、例えばアナログスイッチAG1、AG2の制
御入力が正のとき感知板■側が接続されていればVC1
により周波数f021をf01に近づければ良く、また
アナログスイッチAG2、AG3の制御入力が正のとき
VC2によりf022をf01に近づければ感知板■側
が調整される。このようにすれば動作は図5の回路と同
じで感知板■及び■は分離される。
【0021】フィーダを使用した時の実施例を、自動ド
アについて図12で説明する。出入口マット10、11
及びドア9の下部に安全マット12を設ける。マット1
0又は11がONするとドア9が開き、マット12は動
作状態に入る。マット12に近づくとONして、ドア9
近くで立ち止まってもドア9は閉まらないようにする。 マット12がOFFし、マット11又は10を通り過ぎ
るとマット11又は10はOFFし、ある時間後にマッ
ト12を禁止状態にすれば、ドア9の誤動作はなくなる
。以上のマット10、11及び12を1つの発振器及び
制御器で行なうことができる。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明によれば、
複数個所の感知に発振器が1つで済むので回路が簡素化
される。また、感知板どうしが周波数干渉しないので、
2〜3枚近くで使用する場合に周波数の調整をする必要
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波近接スイッチの感知部及び発振部の回路
図である。
【図2】図1の等価回路である。
【図3】発振部と複数個の感知部とを接続する方法を示
す図である。
【図4】本発明の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の1例を示す回路図である。
【図6】感知板の1例を示す斜視図である。
【図7】発振部と複数の感知部とを接続する他の方法を
示す図である。
【図8】各信号のタイムチャートである。
【図9】スイッチ切換えによる作動を説明する図である
【図10】スイッチ切換えによる作動を説明する図であ
る。
【図11】本発明の他の例を示す回路図である。
【図12】自動ドア感知部の配置を示す図である。
【符号の説明】
1    感知板 2    ローディングコイル 3    発振部 4    感知部 5    感知板側 6    制御器側 7    極板 7′  極板 8    発泡樹脂 9    ドア 10  マット 11  マット 12  安全マット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高周波近接スイッチの感知板容量、デ
    バイドコンデンサ及びローディングコイルから成る共振
    回路を感知部とし、複数個の前記感知部をそれぞれスイ
    ッチを介して1つの発振回路に並列に接続し、前記スイ
    ッチを時間的に切換えることによって前記各感知部から
    順次出力する信号を得、更に前記スイッチの切換えと同
    期させて前記信号から前記各感知部ごとの信号を分離し
    て取出すようにしたことを特徴とする高周波近接スイッ
    チ複数感知方法。
  2. 【請求項2】  高周波近接スイッチを形成する複数の
    感知部と、前記複数の感知部をスイッチ手段を介して駆
    動する発振部と、前記発振部の出力を検波する検波部と
    、前記検波部の出力を弁別して前記複数の感知部に対応
    した出力部に与える弁別部と、前記スイッチ手段及び弁
    別部を同期して切換える同期手段とを具備したことを特
    徴とする高周波近接スイッチ複数感知装置。
JP8745491A 1991-03-27 1991-03-27 高周波近接スイッチによる複数個所の感知方法及び装置 Pending JPH04299612A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395280A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Matsushita Electric Works Ltd Numeral high frequency induction type touch switch

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395280A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Matsushita Electric Works Ltd Numeral high frequency induction type touch switch

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