JPH04299049A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPH04299049A
JPH04299049A JP3062899A JP6289991A JPH04299049A JP H04299049 A JPH04299049 A JP H04299049A JP 3062899 A JP3062899 A JP 3062899A JP 6289991 A JP6289991 A JP 6289991A JP H04299049 A JPH04299049 A JP H04299049A
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JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
partial discharge
insulator
stator winding
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP3062899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Inoue
正史 井上
Akira Sumita
住田 昭
Shigeo Kitamura
北村 重雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3062899A priority Critical patent/JPH04299049A/ja
Publication of JPH04299049A publication Critical patent/JPH04299049A/ja
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Relating To Insulation (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定子巻線の絶縁劣
化等による異常を探知する監視装置を内蔵した回転電機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般産業のプラントの規模は大型
化の一途をたどっており、これに従って回転電機も大型
化すると共にその設置数も増大している。従って、この
ような回転電機にあっては高い信頼性が特に要求される
ので保守点検を確実に行い、絶縁破壊等の突発事故を未
然に防止する必要がある。
【0003】従来、回転電機の絶縁劣化を判断する方法
として、例えば固定子についは、回転電機の運転を停止
した後、巻線に高電圧を印加して電気的諸特性(絶縁抵
抗、交流電流、誘電体損失角、部分放電など)を測定し
各部位の絶縁物の劣化度を推測する電気的方法が用いら
れており、また、回転子については、回転電機を分解し
て回転子を取り出し、目視や打音により絶縁部位の機械
的損傷状態、巻線固定力の劣化状態を判断する機械的な
方法が用いられている。ところが、これらの方法により
劣化判定を行うには、回転電機の運転の停止に止まらず
線路接続の切離しを必要とし、さらに場合によっては、
回転子の抜取りなどの作業も必要とする。このため、こ
のような一連の方法により劣化判定を行うには、多大な
時間、労力、費用が必要となり、頻繁な劣化判定試験の
実施が困難な欠点があった。また、このような方法を実
施するには、準備に時間がかかることもあるので、劣化
が急速に進行するような場合には、十分に対処できない
欠点もあった。そこで、従来、このような不都合を除去
する目的で回転電機の線路側に結合コンデンサを恒久的
に挿入しこの結合コンデンサを介して部分放電に基づく
高周波電流を検出するとともに、固定子巻線の中性点又
は、電源線路より負荷電流を検出するようになっていて
、これら負荷電流と高周波電流の相関関係を監視する装
置が提案されている。
【0004】図7は、例えば、特開平1−191072
号公報に示された従来の回転電機の監視装置の構成図で
ある。図において、30は回転電機、例えば電動機で、
この電動機30は固定子巻線28としてU,V,W相の
各巻線を有している。この固定子巻線28にはU,V,
W相からなる電源線路33が接続されている。このよう
な電動機30の固定子巻線28の中性点にセンサ、例え
ば変流器32を接続して負荷電流を取出し、これをA/
D変換器31によりデジタル信号に変換し記録計36に
記録する。一方、固定子巻線28に接続される電源線路
33の各U,V,W相に高周波特性の優れた固体コンデ
ンサからなる結合コンデンサ26a,26b,26cを
接続し、これら結合コンデンサ26a〜26cを介して
、放電に基づく高周波電流を取出し、検出器34に与え
る。そして、この検出器34からの出力を切替えスイッ
チ29を介してフィルタ10に与える。このフィルタ1
0は、電源からの雑音、放送波、電磁誘導などによる雑
音を除去するものである。そして、フィルタ10を通し
た出力を、抵抗減衰器35を介して部分放電測定回路1
1に与える。ここで、部分放電測定回路11の測定結果
はオシロスコープ37により波形観察されるとともに、
スペクトルアナライザ12により信号解析される。また
、部分放電測定回路11からの出力を、記録計36に与
え、上述した負荷電流とともに記録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転電機の監視
装置は、以上のように構成されているので、高電圧電源
線路に結合コンデンサを恒久的に設けなければならず、
そのために既説線路の改造などが必要となり、回転電機
が高価となる問題とともに、結合コンデンサの信頼性が
回転電機の信頼性を低下させる要因となり、発電機など
の高信頼性が求められる回転電機には適用が困難である
などの問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、信頼性を低下させることなく、
安価で高感度の部分放電監視装置を内蔵した回転電機を
得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転電機
は、固定子巻線と、この固定子巻線に連結された相分離
母線と、該相分離母線の内部導体に静電的に結合され、
運転中に上記固定子巻線に発生する部分放電に基づく高
周波電流を検出する検出手段と、この検出手段に接続さ
れ、検出出力を連続的に監視する監視手段とを備えたも
のである。
【0008】さらに、碍子を1点で相分離母線の外被に
接地し、碍子に高周波変流器を設けたものである。
【0009】
【作  用】この発明においては、相分離母線の内部導
体支え部が結合コンデンサの機能を有し、相分離母線の
内部導体を伝幡する部分放電電流を内部導体の支え部と
相分離母線の外被の間に設けた検出手段で検出し、固定
子巻線の絶縁劣化を連続監視することができる。
【0010】さらに、内部導体支え部を1点で接地する
事により、接地点に流れる部分放電に基づく高周波電流
を検出し、固定子巻線の絶縁劣化を連続監視することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。 実施例  1 図1はこの発明による回転電機例えば発電機及び相分離
母線の部分断面図である。図1において1は相分離母線
、2は高圧ブツシング、3はフレキシブル導体、4は相
分離母線外被、5は相分離母線内部導体、6a,6b,
6cは碍子、7a,7b,7cは絶縁板、8は検出回路
、9は測定導線である。相分離母線1は内部導線5、碍
子6a,6b,6c、外被4等から成り、内部導線5は
フレキシブル導線3により高圧ブツシング2と接続され
る。高圧ブツシング2は回転電機フレーム27に結合さ
れ、内部で固定子巻線28と接続されている。10は商
用周波成分及び雑音を除去するフイルタ、11はフイル
タ10に接続された部分放電測定回路、12はフィルタ
10に接続されたスペクトラムアナライザ、13は部分
放電測定回路11及びスペクトラムアナライザ12に接
続された劣化判定回路、14,15,16は夫々劣化判
定回路に接続された警報器、異常表示装置及びインター
フェース、17は測定導線である。
【0012】図2は本実施例の要部を示す断面図である
。図2において、内部導体は締結具18aにより碍子6
aに固定されており、碍子6aは締結具18b、絶縁管
19、絶縁座金20により絶縁板7aを介して、相分離
母線の外被4に強固に固定されている。碍子6aには検
出回路8のリード線8aおよび検出信号を取り出すため
の測定導線9が締結具21aで導通状態に締結されてい
る。検出回路8のリード線8bは相分離母線の外被4に
締結具21bで締結されている。相分離母線の外被4は
接地されており、リード線8bも接地状態となっている
。測定導線9は相分離母線の外被4と絶縁された端子板
23を介して外被4の外部に導かれ、測定導線17によ
り、フィルタ10に接続されている。フィルタ10から
の信号は部分放電測定回路11に伝送され、部分放電量
が測定されると共にスペクトルアナライザ12にも伝送
され、スペクトル解析が行なわれる。この2つの信号は
劣化判定回路13に伝送され、予め登録されたデータと
比較し、異常と判定した場合には警報器14、異常表示
装置15に警報信号が伝送される。また、劣化判定回路
13の信号は常時、インターフェース16に送られ、運
転記録と共に常時監視が行なわれる。
【0013】次に本実施例の動作について説明する。発
電機の運転中には、固定子巻線28に高電圧が発生する
。 運転中に固定子巻線28が劣化すると固定子巻線28で
部分放電が発生し、その部分放電による高周波電流が固
定子巻線28内を伝幡し、固定子巻線28に連結した相
分離母線の内部導体5に伝幡する。この時、内部導体5
と外被4は碍子6aを介して静電的に結合しており、結
合コンデンサの機能を有する。この時の静電容量は相分
離母線の内部導体5と外被4の碍子6aとの接続面積及
び碍子6aの形状及び誘電率で決定されるが、高周波電
流を検出するためには例えば10pF〜20,000p
F程度であれば良く、碍子6aの静電容量で十分である
。碍子6aに誘起された高周波電流は検出回路8により
検出され、測定電線9を介してフィルタ10に伝送され
る。フィルタ10では商用周波成分及び雑音が除去され
、部分放電に基づく高周波成分のみが部分放電測定回路
11及びスペクトラムアナライザ12に伝送され、両検
出信号が劣化判定回路13に伝送される。劣化判定回路
13では入力された両検出信号と予め登録された絶縁劣
化データとを比較すると、その結果をインターフェース
16に送り、コンピュータによる運転記録と共に常時監
視が行なわれる。また、劣化判定回路20で異常を判定
した場合には警報器14、異常表示装置15に警報信号
が伝送される。
【0014】実施例  2 なお上記実施例では碍子6aと相分離母線の外被4との
間を絶縁板7aで絶縁して検出する場合について説明し
たが、図3に示すように碍子6aの1ケ所を外被4に締
結具18bで接続して、碍子6aに誘起した高周波電流
25が外被4に流れるのを高周波変流器24で検出して
も同様の効果を奏する。尚、上記構成では碍子6aは低
周波的には相分離母線の外被4と同電位であり、別の碍
子6b,6cも同じであるので相分離母線1の信頼性が
低下する事は全くない。
【0015】実施例  3 また、上記実施例では高周波電流を検出するために碍子
6aの静電容量を結合コンデンサとして代用することを
説明したが、信頼性の高いコンデンサが開発された場合
は、図4に示す通り、碍子6aの代りに結合コンデンサ
26aを相分離母線の内部導体5と外被4の間に締結具
18a,18bで固定することにより同様の効果を奏す
る。なお、結合コンデンサ26aの静電容量は検出回路
8,フィルタ10,部分放電測定回路11の機能により
、任意に選択できる。
【0016】実施例  4 結合コンデンサ26aと検出回路8で検出した信号から
商用周波成分及び雑音を除去するためのフィルタ10を
相分離母線の内部に設置した場合を図5に示す。フィル
タ10を相分離母線の内部に設置することによって、発
電機以外から伝幡あるいは誘導されるノイズを相分離母
線の外被44で遮蔽することができるので、部分放電検
出感度が向上する効果がある。本実施例は実施例1,2
,3にも適用可能である。
【0017】実施例  5 実施例1,2,3で説明した検出回路8を相分離母線の
各相に複数設置する場合を図6に示す。固定子巻線28
より発生した部分放電による高周波電流は各相の相分離
母線の内部導体5を伝幡し、各検出回路を通り、切換え
スイッチ29に導かれる。切換えスイッチ29で切換え
られた各々の信号はフィルタ10を通り、部分放電測定
回路11、スペクトロアナライザ12へ送られる。各相
の信号の減衰度、方向性が得られることにより部分放電
発生位置が特定出来る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば固定子
巻線と、この固定子巻線に連結された相分離母線と、該
相分離母線の内部導体に静電的に結合され、運転中に上
記固定子巻線に発生する部分放電に基づく高周波電流を
検出する検出手段と、この検出手段に接続され、検出出
力を連続的に監視する監視手段とを備えたので、信頼性
を低下させることなく、安価で高感度の部分放電監視装
置を内蔵した相分離母線を有する回転電機を得ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による発電機及び相分離母
線の部分断面図である。
【図2】この発明の一実施例の要部を示す碍子取付け部
の断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す碍子取付けの断面
図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す結合コンデンサ取
付け部の断面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す相分離母線の部分
断面図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す発電機,相分離母
線の接続図である。
【図7】従来の回転電機の監視装置を示す構成図である
【符号の説明】
1    相分離母線 4    相分離母線外被 5    相分離母線内部導体 6a 6b    }碍子 6c 8    検出回路 10    フィルタ 11    部分放電測定回路 12    スペクトラムアナライザ 13    劣化判定回路 14    警報器 15    異常表示装置 16    インターフェース 28    固定子巻線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定子巻線と、この固定子巻線に連結
    された相分離母線と、該相分離母線の内部導体に静電的
    に結合され、運転中に上記固定子巻線に発生する部分放
    電に基づく高周波電流を検出する検出手段と、この検出
    手段に接続され、検出出力を連続的に監視する監視手段
    とを備えたことを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】  相分離母線の内部導体を支える碍子が
    1点で上記相分離母線の外被に接地されており、上記碍
    子に誘起し、上記外被に流れる高周波電流を高周波変流
    器で検出することを特徴とする請求項第1項記載の回転
    電機。
JP3062899A 1991-03-27 1991-03-27 回転電機 Pending JPH04299049A (ja)

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JP3062899A JPH04299049A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 回転電機

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