JPH0429880Y2 - - Google Patents

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JPH0429880Y2
JPH0429880Y2 JP18235587U JP18235587U JPH0429880Y2 JP H0429880 Y2 JPH0429880 Y2 JP H0429880Y2 JP 18235587 U JP18235587 U JP 18235587U JP 18235587 U JP18235587 U JP 18235587U JP H0429880 Y2 JPH0429880 Y2 JP H0429880Y2
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connecting rod
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power sprayer
type power
hose
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホースの巻取時に該ホースに付着し
ている泥水が動力エンジン及び動力噴霧機に滴り
落ちるのを防止したホース巻取機を備えたセツト
型動力噴霧機に関するものである。なお、本明細
書において「セツト型動力噴霧機」とは、動力エ
ンジンと、動力噴霧機とが一体にセツトされた形
式のものをいう。
〔従来の技術及びその問題点〕
ホース巻取機を備えたセツト型動力噴霧機にお
いて、走行台車を構成している下フレームの部分
にセツト型動力噴霧機を載置すると共に、走行台
車を構成している上フレームの部分にホース巻取
機を取付け、セツト型動力噴霧機の直上にホース
巻取機を配置して、自在に走行できるようにした
構成のものは公知である。
このセツト型動力噴霧機は、動力噴霧機の直上
にホース巻取機が配置されているので、運搬等の
際に面積を取らないという利点はあるが、ホース
の巻取時に該ホースに付着している泥水が動力エ
ンジン及び動力噴霧機に滴り落ちるという問題が
ある。
本考案は、この問題点に鑑み、ホースの巻取時
に該ホースに付着している泥水が動力エンジン及
び動力噴霧機に滴り落ちるのを防止することを目
的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、走行用の車輪を備えた下フレーム
と、この下フレームに連結される上フレームとで
セツト型動力噴霧機の走行台車が構成され、パイ
プをU字状にわん曲して形成される各平行部の途
中を垂直に起立させてパイプの両端部に連結部を
形成した下フレームにセツト型動力噴霧機を載置
し、パイプをU字状にわん曲して形成される各平
行部を互いに平行を維持したままでわん曲させて
パイプの両端部に連結部を形成した上フレームに
ホース巻取機を取付け、上フレームの各連結部に
挿入固定した各連結ロツドを、下フレームの各連
結部にそれぞれ挿入することにより、セツト型動
力噴霧機の直上にホース巻取機を配置した構成の
ホース巻取機を備えたセツト型動力噴霧機であつ
て、前記連結ロツドを、上フレームの連結部に挿
入固定される第1連結ロツドと、この第1連結ロ
ツドにピンを介して連結される第2連結ロツドと
で構成し、下フレームの連結部に第2連結ロツド
を挿入したままで、上フレームを後方に倒すこと
ができるようにしたことを特徴とするものであ
る。
〔考案の作用〕
下フレームを構成しているパイプの両端の連結
部は垂直となつている。ホース巻取機を取付けた
上フレームの連結部に挿入固定されている第1連
結ロツドと、この第1連結ロツドにピンを介して
連結されている第2連結ロツドとの双方を、下フ
レームの連結部に挿入すると、第1連結ロツド及
び第1連結ロツドを介して下フレームと、上フレ
ームとが連結されて、セツト型動力噴霧機の直上
にホース巻取機が配置される。
ホースを巻取る場合には、第1連結ロツドと第
2連結ロツドとを連結しているピンが、下フレー
ムの連結部から抜け出るまで、ホース巻取機が取
付けられている上フレームを僅かに上方に引上げ
る。この状態では、第2連結ロツドは下フレーム
の連結部に挿入されているが、ホース巻取機が取
付けられている上フレームは、前記ピンを中心に
して自在に回動できる状態になつている。
上フレームを後方に回動させて倒すと、ホース
巻取機は大きく後方に移動するため、この状態で
ホースの巻取作業を行うと、ホースに付着してい
る泥水がセツト型動力噴霧機に滴り落ちることは
ない。
ホースの巻取りを終えたならば、上フレームの
連結部がほぼ垂直となるまで、上フレームを前方
に引き起こすと、下フレームの連結部から突出し
ていた各第1連結ロツドは、ホース巻取機の自重
によつて下フレームの連結部にそれぞれ挿入され
て、下フレームと上フレームとが連結され、セツ
ト型動力噴霧機の直上にホース巻取機が配置され
る。
〔実施例〕
第1図ないし第11図に本考案の実施例が示さ
れている。
第1図及び第2図において、動力エンジン2と
動力噴霧機4とから成るセツト型動力噴霧機A
は、取付板6に固定して取付けられ、両者2,4
は取付板6を介して下フレームF1に載置される。
ホース巻取機8は上フレームF2に取付けられる。
車輪16を備えた下フレームF1と、上フレー
ムF2とは、いずれも金属パイプで構成されてお
り、両者F1,F2は、第1連結ロツドR1及び第2
連結ロツドR2を介して互いに連結され、連結さ
れた状態ではセツト型動力噴霧機の走行台車とな
る。
下フレームF1は、金属パイプをU字状にわん
曲して形成される各平行部10の途中を上方に直
角にわん曲させて互いに平行となるように起立さ
せ、起立された部分の先端部(金属パイプの端
部)が連結部12となつている。各平行部10の
わん曲部分には車輪軸14が固定され、車輪軸1
4の両端部に車輪16が取付けられている。
下フレームF1の各平行部10の間に板体18
が掛け渡されており、この板体18の上面に複数
個の突起体20が取付けられている。取付板6に
固定して取付けられたセツト型動力噴霧機Aは、
前記突起体20を介して下フレームF1に移動し
ないように載置される。下フレームF1の先端部
の下面には一対のゴム足22が取付けられてい
る。
上フレームF2は、同じく金属パイプをU字状
にわん曲して形成される各平行部24の途中をほ
ぼ直角にわん曲させると共に、各平行部24の先
端部分(金属パイプの両端の部分)を上記と逆の
方向に僅かにわん曲させて、この部分を連結部2
6としたものである。上フレームF2の各平行部
24を直角にわん曲させた部分の内側にドラムカ
ラー28が取付けられ、このドラムカラー28を
介してホース巻取機8が上フレームF2に取付け
られる。上フレームF2の各平行部24を連結し
ている部分は、走行台車として使用する場合のハ
ンドル部30となつている。
第7図ないし第11図に示されるように、上フ
レームF2の連結部26に、金属棒から成る第1
連結ロツドR1が挿入されて溶接により固定され
ている。第1連結ロツドR1は、上フレームF2
連結部26から所定長さ突出しており、突出して
いる部分の先端部は半割状になつていると共に、
先端面は円弧状に形成されている。
第2連結ロツドR2の一端部は、第1連結ロツ
ドR1と同様に半割状に形成されていると共に、
その端面は円弧状に形成されている。第1連結ロ
ツドR1及び第2連結ロツドR2の半割状になつて
いる部分の外側は抉られており、この部分におい
て第1連結ロツドR1と及び第2連結ロツドR2
は、皿ビスから成るピン32によつて連結されて
いる。
第7図及び第10図に示されるように、上フレ
ームF2の連結部26に挿入固定された第1連結
ロツドR1の突出部分と、この第1連結ロツドR1
にピン32を介して連結された第2連結ロツド
R2とを、下フレームF1の連結部12に挿入する
と、第1連結ロツドR1及び第2連結ロツドR2
介して下フレームF1と上フレームF2とが連結さ
れ、第3図に示されるように、セツト型動力噴霧
機Aの直上にホース巻取機8が配置される。
ホース巻取機8から巻戻されたホース34を巻
取るには、第10図及び第11図において、第1
連結ロツドR1と第2連結ロツドR2とを連結して
いるピン32が下フレームF1の連結部12から
抜け出るまで、ホース巻取機8が取付けられてい
る上フレームF2を僅かに上方に引上げる。
この状態では、第2連結ロツドR2は下フレー
ムF1の連結部12に挿入されているが、上フレ
ームF2は前記ピン32を中心にして回動できる
状態となつている。このままの状態で、ハンドル
部30が接地するまで、ホース巻取機8を取付け
た上フレームF2を後方に回動させて倒すと、第
1図及び第4図に示されるように、ホース巻取機
8は大きく後方に移動する。この位置でホース3
4の巻取作業を行うと、ホース34に付着してい
る泥水がセツト型動力噴霧機Aに滴り落ちること
はない。
ホース34の巻取りを終えたならば、連結部2
6がほぼ垂直となるまで上フレームF2を引き起
こすと、下フレームF1の連結部12から突出し
ていた第1連結ロツドR1は、ホース巻取機8の
自重によつて下フレームF1の連結部12に挿入
されて下フレームF1と上フレームF2とが連結さ
れ、セツト型動力噴霧機Aの直上にホース巻取機
8が配置される。
また、セツト型動力噴霧機Aの直上にホース巻
取機8が配置された状態でこれを移動させるに
は、第5図に示されるように、上フレームF2
ハンドル部30を押付けることにより、下フレー
ムF1に取付けられたゴム足22を持ち上げ、こ
の二輪状態で走行させる。更に、第6図に示され
るように、下フレームF1の連結部12から第2
連結ロツドR2を完全に抜き去ることにより、セ
ツト型動力噴霧機Aを取付けた下フレームF1と、
ホース巻取機8を取付けた上フレームF2とを分
離して収納しておくこともできる。
また、第1連結ロツドR1と第2連結ロツドR2
の連結部分の構造は、上記のものに限定されない
が、上記のように各連結部分を半割状にすること
により、連結部の強度を確保することができると
いう利点がある。
なお、図中36は、ホース巻取機8のハンドル
を示す。
〔考案の効果〕
本考案によれば、下フレームから上フレームを
完全に分離することなく、ピンを介して第1連結
ロツドに連結された第2連結ロツドが下フレーム
の連結部に挿入された状態で、ホース巻取機を取
付けた上フレームを後方に倒してホースの巻取作
業を行うことができるので、ホースに付着した泥
水がセツト型動力噴霧機に滴り落ちるのを防止す
ることができると同時に、上フレームを引き起こ
して下フレームと連結する作業を極めて簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、上フレームF2を倒してホース34
を巻取つている状態におけるセツト型動力噴霧機
Aの斜視図、第2図は、セツト型動力噴霧機Aを
取外して上フレームF2を倒した状態の斜視図、
第3図は、セツト型動力噴霧機Aの直上にホース
巻取機8が配置されている状態の側面図、第4図
は、ホース34の巻取状態の側面図、第5図は、
セツト型動力噴霧機Aを移動させている状態の側
面図、第6図は、下フレームF1と上フレームF2
とを分離した状態の側面図、第7図は、下フレー
ムF1と上フレームF2との連結部分の車輪軸14
に沿つた方向の縦断面図、第8図は、第2連結ロ
ツドR2を下フレームF1の連結部12から抜き取
つた状態における第7図に相当する図、第9図
は、第8図のX−X線拡大断面図、第10図は、
下フレームF1と上フレームF2との連結部分の車
輪軸14と直角な方向の縦断面図、第11図は、
同じく上フレームF2を倒した状態の縦断面図で
ある。主要部分の符号の説明は以下の通りであ
る。 A……セツト型動力噴霧機、B……走行台車、
F1……下フレーム、F2……上フレーム、R1……
第1連結ロツド、R2……第2連結ロツド、2…
…動力エンジン、4……動力噴霧機、8……ホー
ス巻取機、10……下フレームの平行部、12…
…下フレームの連結部、24……上フレームの平
行部、26……上フレームの連結部、32……ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行用の車輪を備えた下フレームと、この下フ
    レームに連結される上フレームとでセツト型動力
    噴霧機の走行台車が構成され、パイプをU字状に
    わん曲して形成される各平行部の途中を垂直に起
    立させてパイプの両端部に連結部を形成した下フ
    レームにセツト型動力噴霧機を載置し、パイプを
    U字状にわん曲して形成される各平行部を互いに
    平行を維持したままでわん曲させてパイプの両端
    部に連結部を形成した上フレームにホース巻取機
    を取付け、上フレームの各連結部に挿入固定した
    各連結ロツドを、下フレームの各連結部にそれぞ
    れ挿入することにより、セツト型動力噴霧機の直
    上にホース巻取機を配置した構成のホース巻取機
    を備えたセツト型動力噴霧機であつて、前記連結
    ロツドを、上フレームの連結部に挿入固定される
    第1連結ロツドと、この第1連結ロツドにピンを
    介して連結される第2連結ロツドとで構成し、下
    フレームの連結部に第2連結ロツドを挿入したま
    まで、上フレームを後方に倒すことができるよう
    にしたことを特徴とするホース巻取機を備えたセ
    ツト型動力噴霧機。
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