JPH04298753A - レチクル支持装置 - Google Patents
レチクル支持装置Info
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- JPH04298753A JPH04298753A JP2203875A JP20387590A JPH04298753A JP H04298753 A JPH04298753 A JP H04298753A JP 2203875 A JP2203875 A JP 2203875A JP 20387590 A JP20387590 A JP 20387590A JP H04298753 A JPH04298753 A JP H04298753A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
- G03F7/70866—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、半導体装置の製造工程等に用いられるレチク
ルの支持装置(レチクル支持台)に関し、特に半導体露
光装置のレチクル支持装置に関する。
ルの支持装置(レチクル支持台)に関し、特に半導体露
光装置のレチクル支持装置に関する。
[従来の技術]
第4図は、従来のレチクル支持装置の概略斜視図を示す
。このレチクル支持装置は、複数箇所に吸着パッド21
が配置されている。レチクル1はこの吸着パッド21に
吸着されて固定される。
。このレチクル支持装置は、複数箇所に吸着パッド21
が配置されている。レチクル1はこの吸着パッド21に
吸着されて固定される。
第5図は、別のレチクル支持装置の概略斜視図を示す。
このレチクル支持装置は、環状部材に吸着溝を形成した
吸着環22を有する。レチクル1はこの吸着環22に吸
着されて固定される。
吸着環22を有する。レチクル1はこの吸着環22に吸
着されて固定される。
[発明が解決しようとする課題]
上述のいずれの従来例によっても、支持されているレチ
クル1の自重によってレチクル自身が変形する。レチク
ルの変形により、レチクル上のパターン位置がシフトす
る。その結果、ウェハ等に焼付転写したときに、チップ
倍率変化やディストーションが現れ、トータルオーバー
レイの劣化(全体としての重ね合わせ精度の劣化)や歩
留まりの劣下等の問題点が発生する。
クル1の自重によってレチクル自身が変形する。レチク
ルの変形により、レチクル上のパターン位置がシフトす
る。その結果、ウェハ等に焼付転写したときに、チップ
倍率変化やディストーションが現れ、トータルオーバー
レイの劣化(全体としての重ね合わせ精度の劣化)や歩
留まりの劣下等の問題点が発生する。
近年、半導体メモリー等の高集積化にともなって、パタ
ーン設計ルールの微細化が進んでいる。
ーン設計ルールの微細化が進んでいる。
また、フィールドサイズの大型化にともなうレチクルサ
イズの大型化が予測される。パターンの微細化は、焼付
転写精度の向上を要求し、またレチクルサイズの大型化
は、レチクル自重変形の量が大きくなることを意味する
。したがって、上述従来例にあるようなレチクル支持装
置では、半導体の製造そのものが不可能になるおそれが
ある。
イズの大型化が予測される。パターンの微細化は、焼付
転写精度の向上を要求し、またレチクルサイズの大型化
は、レチクル自重変形の量が大きくなることを意味する
。したがって、上述従来例にあるようなレチクル支持装
置では、半導体の製造そのものが不可能になるおそれが
ある。
本発明は、上述の従来例における問題点に鑑み、レチク
ルの自重変形によるチップ倍率変化やディストーション
を抑え、トータルオーバーレイおよび歩留まりを向上さ
せることのできるレチクル支持装置を提供することを目
的とする。
ルの自重変形によるチップ倍率変化やディストーション
を抑え、トータルオーバーレイおよび歩留まりを向上さ
せることのできるレチクル支持装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段および作用]上記の目的を
達成するため、本発明に係るレチクル支持装置は、密閉
手段によりレチクルの一面の側に密閉された空間を形成
し、この密閉手段のレチクル面と対向する一面は可透光
な部材で構成するようにし、圧力調整手段によりこの密
閉された空間内の圧力を所定の圧力とするようにしてい
る。
達成するため、本発明に係るレチクル支持装置は、密閉
手段によりレチクルの一面の側に密閉された空間を形成
し、この密閉手段のレチクル面と対向する一面は可透光
な部材で構成するようにし、圧力調整手段によりこの密
閉された空間内の圧力を所定の圧力とするようにしてい
る。
上記のように密閉された空間の圧力を調整することによ
り、レチクルの自重による変形を矯正することができる
。
り、レチクルの自重による変形を矯正することができる
。
圧力調整手段は、例えば圧力流体を供給する圧力供給手
段と、該圧力流体の圧力を調節して前記密閉された空間
に供給する圧力調節手段とを有する。
段と、該圧力流体の圧力を調節して前記密閉された空間
に供給する圧力調節手段とを有する。
さらに、密閉された空間内の圧力を検知する圧力検知手
段と、この圧力検知手段の検知結果に基づいて圧力調節
手段による圧力調節量を制御する圧力制御手段とを設け
てもよい。
段と、この圧力検知手段の検知結果に基づいて圧力調節
手段による圧力調節量を制御する圧力制御手段とを設け
てもよい。
また、レチクルのたわみ量を測定するたわみ測定手段と
、このたわみ測定手段の測定結果に基づいて圧力調節手
段による圧力調節量を制御する圧力制御手段とを設けて
もよい。
、このたわみ測定手段の測定結果に基づいて圧力調節手
段による圧力調節量を制御する圧力制御手段とを設けて
もよい。
また、本発明に係るレチクル支持装置は、半導体露光装
置等で用いるレチクルの一面の側にこのレチクル面と対
向する一面が可透光な部材で構成された第1の密閉され
た空間を形成するとともに、このレチクルと同等のダミ
ーレチクルを支持するダミーレチクル支持手段と、この
ダミーレチクルの一面と共働して第2の密閉された空間
を形成する第2の密閉手段とを設けている。そして、第
1および第2の密閉された空間に圧力流体を供給し、こ
の圧力流体の圧力を調節して上記第1および第2の密閉
された空間に供給する圧力を調節する。さらに、ダミー
レチクルのたわみ量を測定し、測定結果に基づいて圧力
調節量を制御するようにしている。
置等で用いるレチクルの一面の側にこのレチクル面と対
向する一面が可透光な部材で構成された第1の密閉され
た空間を形成するとともに、このレチクルと同等のダミ
ーレチクルを支持するダミーレチクル支持手段と、この
ダミーレチクルの一面と共働して第2の密閉された空間
を形成する第2の密閉手段とを設けている。そして、第
1および第2の密閉された空間に圧力流体を供給し、こ
の圧力流体の圧力を調節して上記第1および第2の密閉
された空間に供給する圧力を調節する。さらに、ダミー
レチクルのたわみ量を測定し、測定結果に基づいて圧力
調節量を制御するようにしている。
なお、上記の密閉された空間の圧力は、この空間外の圧
力に対して正または負のいずれに変圧してもよい。どち
らに変圧してもレチクルの自重による変形を矯正するこ
とができる。
力に対して正または負のいずれに変圧してもよい。どち
らに変圧してもレチクルの自重による変形を矯正するこ
とができる。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るレチクル支持装置の
概略断面図を示す。同図において、1は回路パターン等
が描図されたレチクル、2はレチクル1を吸着固定する
ための吸着環、3は吸着環2内の排気をするバキューム
、4は耐圧ガラス、5はレチクル1と耐圧ガラス4の空
隙の圧力を維持するための圧力チャンバーである。吸着
環2およびバキューム3等でレチクル支持手段を構成す
る。また、耐圧ガラス4および圧力チャンバー5等はレ
チクルの下側に密閉された空間30を形成する密閉手段
を構成する。
概略断面図を示す。同図において、1は回路パターン等
が描図されたレチクル、2はレチクル1を吸着固定する
ための吸着環、3は吸着環2内の排気をするバキューム
、4は耐圧ガラス、5はレチクル1と耐圧ガラス4の空
隙の圧力を維持するための圧力チャンバーである。吸着
環2およびバキューム3等でレチクル支持手段を構成す
る。また、耐圧ガラス4および圧力チャンバー5等はレ
チクルの下側に密閉された空間30を形成する密閉手段
を構成する。
6はレチクル1を圧力チャンバー5に押し当てるための
押え環、7は圧力チャンバー5内の空間30の圧力を測
定するための圧力センサー、8は圧力チャンバー5への
圧力供給および開放を行う制御弁、9は圧力チャンバー
5内の圧力を調節するための圧力調節器、10は圧力チ
ャンバー5に加圧するための高圧N2ガス、11は圧力
制御部である。高圧N2ガス10は不図示の圧力供給手
段から供給される。圧力調節器9は圧力調節手段を構成
する。また、圧力センサー7は圧力検知手段を構成し、
圧力制御部11は圧力制御手段を構成する。
押え環、7は圧力チャンバー5内の空間30の圧力を測
定するための圧力センサー、8は圧力チャンバー5への
圧力供給および開放を行う制御弁、9は圧力チャンバー
5内の圧力を調節するための圧力調節器、10は圧力チ
ャンバー5に加圧するための高圧N2ガス、11は圧力
制御部である。高圧N2ガス10は不図示の圧力供給手
段から供給される。圧力調節器9は圧力調節手段を構成
する。また、圧力センサー7は圧力検知手段を構成し、
圧力制御部11は圧力制御手段を構成する。
第6図は、第1図のレチクル支持装置の部分概観図を示
す。第1の取付ベース30と第2の取付ベース31には
、可動プランジャ32とリニアガイド33が設けられて
いる。リニアガイド33には平行板バネ35を介して押
え環6が取付けられている。可動プランジャ32を駆動
することにより、平行板バネ35をリニアガイド33に
沿って矢印34のように上下動させることができる。こ
れにより、押え環6をレチクル1に押し当て、あるいは
開放することができる。
す。第1の取付ベース30と第2の取付ベース31には
、可動プランジャ32とリニアガイド33が設けられて
いる。リニアガイド33には平行板バネ35を介して押
え環6が取付けられている。可動プランジャ32を駆動
することにより、平行板バネ35をリニアガイド33に
沿って矢印34のように上下動させることができる。こ
れにより、押え環6をレチクル1に押し当て、あるいは
開放することができる。
上記第1図および第6図に示す構成において、レチクル
1を吸着環2の上面に載せ、バキューム3によって仮固
定する。その後、可動プランジャ32を駆動し、押え環
6を吸着環2と対向するように押し当てる。この状態で
は、レチクル1の自重による変形が起きている。
1を吸着環2の上面に載せ、バキューム3によって仮固
定する。その後、可動プランジャ32を駆動し、押え環
6を吸着環2と対向するように押し当てる。この状態で
は、レチクル1の自重による変形が起きている。
そこで、圧力制御部11は、制御弁8を圧力チャンバー
5側に接続し、高圧N2ガス10を圧力チャンバー5に
供給する。ここで、圧力調節器9の設定圧力は、予め圧
力制御部11によって初期化されているものとする。圧
力制御部11は、圧力センサー7の出力をモニターしな
がら、圧力調節器9の設定圧力を上げ、圧力チャンバー
5内を加圧する。これにより、密閉された空間30は、
予め設定されたレチクル1の適正矯正圧力に達する。以
後、圧力制御部11は、その適正矯正圧力を維持するよ
うに、圧力センサー7をモニターしながら圧力調節器9
の設定圧力を調節する。
5側に接続し、高圧N2ガス10を圧力チャンバー5に
供給する。ここで、圧力調節器9の設定圧力は、予め圧
力制御部11によって初期化されているものとする。圧
力制御部11は、圧力センサー7の出力をモニターしな
がら、圧力調節器9の設定圧力を上げ、圧力チャンバー
5内を加圧する。これにより、密閉された空間30は、
予め設定されたレチクル1の適正矯正圧力に達する。以
後、圧力制御部11は、その適正矯正圧力を維持するよ
うに、圧力センサー7をモニターしながら圧力調節器9
の設定圧力を調節する。
第2図は、本発明の第2の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成を示す。上記の第1の実施例では、圧力セ
ンサー7で圧力チャンバー5内の圧力を圧力制御部11
へフィードバックしている。これに対して本実施例は、
レチクル1の自重変形を測定しその値をフィードバック
するようにしている。なお、第2図において、第1図と
同一の付番は同一または共通の部材を示す。また、押え
環6とその押し当て機構は第6図に示したものと同様で
あるので説明を省略する。
置の概略構成を示す。上記の第1の実施例では、圧力セ
ンサー7で圧力チャンバー5内の圧力を圧力制御部11
へフィードバックしている。これに対して本実施例は、
レチクル1の自重変形を測定しその値をフィードバック
するようにしている。なお、第2図において、第1図と
同一の付番は同一または共通の部材を示す。また、押え
環6とその押し当て機構は第6図に示したものと同様で
あるので説明を省略する。
第1の実施例と相違する部分のみを説明する。
12はレチクル1にスポット光を投射するための投光部
、13は投光部12から投射されレチクル1で反射した
光を検出するための受光部、14は受光部13の出力を
位置の信号に変換する計測部である。これらは、レチク
ルのたわみ量を測定するたわみ測定手段を構成する。
、13は投光部12から投射されレチクル1で反射した
光を検出するための受光部、14は受光部13の出力を
位置の信号に変換する計測部である。これらは、レチク
ルのたわみ量を測定するたわみ測定手段を構成する。
上記構成において、第1の実施例と同様に圧力チャンバ
ー5に加圧していく。圧力制御部11は計測部14の出
力をモニターしており、レチクル1の変位(たわみ量)
が「0」になると、以後その状態を維持するように計測
部14の出力をモニターしながら圧力調節器9の設定圧
力を調節する。
ー5に加圧していく。圧力制御部11は計測部14の出
力をモニターしており、レチクル1の変位(たわみ量)
が「0」になると、以後その状態を維持するように計測
部14の出力をモニターしながら圧力調節器9の設定圧
力を調節する。
第3図は、本発明の第3の実施例を示した図である。同
図において、第1図と同一の付番は同一または共通の部
材を示す。また、押え環6とその押し当て機構は第6図
に示したものと同様であるので説明を省略する。
図において、第1図と同一の付番は同一または共通の部
材を示す。また、押え環6とその押し当て機構は第6図
に示したものと同様であるので説明を省略する。
第3図において、20はレチクル1と同等なダミーレチ
クル、15は圧力チャンバー5と同様な構成の第2の圧
力チャンバーであって圧力チャンバー5と連結されてい
る。17、18、19はダミーレチクル20の自重変形
を測定するための検出ヘッド、16は検出ヘッド17、
18、19の出力からダミーレチクル20の各部分の変
位を算出する変位測定回路である。
クル、15は圧力チャンバー5と同様な構成の第2の圧
力チャンバーであって圧力チャンバー5と連結されてい
る。17、18、19はダミーレチクル20の自重変形
を測定するための検出ヘッド、16は検出ヘッド17、
18、19の出力からダミーレチクル20の各部分の変
位を算出する変位測定回路である。
ダミーレチクル20は、レチクル1が固定されていると
同様な状態で固定されている、したがってレチクル1の
変形と同等な変形が起きている。
同様な状態で固定されている、したがってレチクル1の
変形と同等な変形が起きている。
そこで上記の第1、第2の実施例と同様に、圧力チャン
バー5および第2の圧力チャンバー15に加圧してゆく
。このとき、圧力チャンバー5と第2の圧力チャンバー
15は互いに連結されているため、それらの内部圧力は
常に等しい。圧力制御部11は、検出ヘッド17、18
、19および変位測定回路16によって算出されるダミ
ーレチクル20の変位量(たわみ量)をモニターしてい
る。この変位量は加圧にともないやがて「0」になる。
バー5および第2の圧力チャンバー15に加圧してゆく
。このとき、圧力チャンバー5と第2の圧力チャンバー
15は互いに連結されているため、それらの内部圧力は
常に等しい。圧力制御部11は、検出ヘッド17、18
、19および変位測定回路16によって算出されるダミ
ーレチクル20の変位量(たわみ量)をモニターしてい
る。この変位量は加圧にともないやがて「0」になる。
以後、圧力制御部11は、その状態を維持するように変
位測定回路16の算出値をモニターしながら圧力調節器
9の設定圧力を調節する。
位測定回路16の算出値をモニターしながら圧力調節器
9の設定圧力を調節する。
なお、前述のすべての実施例において、レチクルと圧力
チャンバーの位置関係を逆にして、レチクルの上部にチ
ャンバーを設けてもよい。この場合、前述の実施例とは
逆にチャンバー内を減圧するようにして同様な効果を得
ればよい。
チャンバーの位置関係を逆にして、レチクルの上部にチ
ャンバーを設けてもよい。この場合、前述の実施例とは
逆にチャンバー内を減圧するようにして同様な効果を得
ればよい。
上記の各実施例で、「密閉」という語は、完全に密閉さ
れた状態のみでなく、ほぼ密閉された状態をも含む。「
密閉」された空間の圧力を変えることによりレチクルの
自重による変形を矯正できれば充分である。
れた状態のみでなく、ほぼ密閉された状態をも含む。「
密閉」された空間の圧力を変えることによりレチクルの
自重による変形を矯正できれば充分である。
上記の各実施例で「レチクル」はマスクを含むものとす
る。
る。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、レチクル自身を
一面とする密閉空間を形成し、その空間内部の圧力を調
節するようにしているので、レチクルの自重変形を矯正
することができる。その結果、チップ倍率変化およびデ
ィストーションの小さい焼付転写が可能となり、トータ
ルオーバーレイおよび歩留まりを向上させることができ
る。
一面とする密閉空間を形成し、その空間内部の圧力を調
節するようにしているので、レチクルの自重変形を矯正
することができる。その結果、チップ倍率変化およびデ
ィストーションの小さい焼付転写が可能となり、トータ
ルオーバーレイおよび歩留まりを向上させることができ
る。
第1図は、本発明の第1の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成図、 第2図は、本発明の第2の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成図、 第3図は、本発明の第3の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成図、 第4図および第5図は、従来のレチクル支持台、 第6図は、第1図のレチクル支持装置の部分概観図であ
る。 1:レチクル、 5:チャンバー、 6:押え環、 7:圧力センサー、 8:制御弁、 9:圧力調節器、 10:高圧N2ガス、 11:圧力制御部。 特許出願人 キヤノン株式会社 代理人 弁理士 伊東哲也 代理人 弁理士 伊東辰雄
置の概略構成図、 第2図は、本発明の第2の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成図、 第3図は、本発明の第3の実施例に係るレチクル支持装
置の概略構成図、 第4図および第5図は、従来のレチクル支持台、 第6図は、第1図のレチクル支持装置の部分概観図であ
る。 1:レチクル、 5:チャンバー、 6:押え環、 7:圧力センサー、 8:制御弁、 9:圧力調節器、 10:高圧N2ガス、 11:圧力制御部。 特許出願人 キヤノン株式会社 代理人 弁理士 伊東哲也 代理人 弁理士 伊東辰雄
Claims (5)
- 【請求項1】半導体露光装置等で用いるレチクルを支持
するレチクル支持手段と、 該レチクルの一面と共働して密閉された空間を形成する
とともに、該レチクル面と対向する一面が可透光な部材
で構成されている密閉手段と、該密閉された空間内の圧
力を所定の圧力とする圧力調整手段と を具備することを特徴とするレチクル支持装置。 - 【請求項2】前記圧力調整手段が、圧力流体を供給する
圧力供給手段と、該圧力流体の圧力を調節して前記密閉
された空間に供給する圧力調節手段とを有する請求項1
に記載のレチクル支持装置。 - 【請求項3】前記圧力調整手段が、さらに、前記密閉さ
れた空間内の圧力を検知する圧力検知手段と、該圧力検
知手段の検知結果に基づいて前記圧力調節手段による圧
力調節量を制御する圧力制御手段とを有する請求項2に
記載のレチクル支持装置。 - 【請求項4】前記圧力調整手段が、さらに、前記レチク
ルのたわみ量を測定するたわみ測定手段と、該たわみ測
定手段の測定結果に基づいて前記圧力調節手段による圧
力調節量を制御する圧力制御手段とを有する請求項2に
記載のレチクル支持装置。 - 【請求項5】半導体露光装置等で用いるレチクルを支持
するレチクル支持手段と、 該レチクルの一面と共働して第1の密閉された空間を形
成するとともに、該レチクル面と対向する一面が可透光
な部材で構成されている第1の密閉手段と、 該レチクルと同等のダミーレチクルを支持するダミーレ
チクル支持手段と、 該ダミーレチクルの一面と共働して第2の密閉された空
間を形成する第2の密閉手段と、上記第1および第2の
密閉された空間に圧力流体を供給する圧力供給手段と、 該圧力流体の圧力を調節して上記第1および第2の密閉
された空間に供給する圧力調節手段と、前記ダミーレチ
クルのたわみ量を測定するたわみ測定手段と、 該たわみ測定手段の測定結果に基づいて上記圧力調節手
段による圧力調節量を制御する圧力制御手段と を具備することを特徴とするレチクル支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203875A JPH04298753A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | レチクル支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203875A JPH04298753A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | レチクル支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04298753A true JPH04298753A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=16481164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2203875A Pending JPH04298753A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | レチクル支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04298753A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003133223A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-09 | Canon Inc | 露光装置 |
KR100578262B1 (ko) * | 2003-11-13 | 2006-05-11 | 주식회사 디엠에스 | 진공을 이용한 대면적 마스크 고정장치 및 그를 이용한노광장치와 노광방법 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP2203875A patent/JPH04298753A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003133223A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-09 | Canon Inc | 露光装置 |
KR100578262B1 (ko) * | 2003-11-13 | 2006-05-11 | 주식회사 디엠에스 | 진공을 이용한 대면적 마스크 고정장치 및 그를 이용한노광장치와 노광방법 |
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