JPH04297622A - 地上に設置した構造物の地盤変動に対する絶対位置補正装置 - Google Patents

地上に設置した構造物の地盤変動に対する絶対位置補正装置

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JPH04297622A
JPH04297622A JP6331791A JP6331791A JPH04297622A JP H04297622 A JPH04297622 A JP H04297622A JP 6331791 A JP6331791 A JP 6331791A JP 6331791 A JP6331791 A JP 6331791A JP H04297622 A JPH04297622 A JP H04297622A
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JP
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floater
float
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JP6331791A
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Nobuyuki Matsui
信行 松井
Yasuyuki Hayakawa
康之 早川
Masayuki Miura
正之 三浦
Toshikazu Miyajima
宮嶋 俊和
Satoru Miura
悟 三浦
Toshikazu Satsuta
敏和 颯田
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地上に設置した構造物の
地盤変動に対する絶対位置補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地上に設置した構造物、例えば定点観測
用アンテナ、パラボラアンテナ、レーダアンテナ等は、
その設置した絶対位置が変化しないことが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば火山島
などにおいては、地殻変動により、設置した絶対位置が
変化する。その絶対位置は、人工衛生を利用して簡単に
求め得るのは公知であるが、求めた絶対位置に補正する
技術は、確立されていない。
【0004】本発明は、地上に設置した構造物の地盤変
動に対する絶対位置補正装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、長尺の
池の長手方向に沿って2対の基台を立設し、該2対の基
台にそれぞれ前記池に浮設した長尺の浮体の両側をガイ
ドする補正装置を設け、該補正装置に前記浮体の長手方
向及び長手方向に直交する方向に移動自在な可動部を設
け、該可動部をそれぞれの方向に移動するシリンダを設
けたことを特徴とする地上に設置している。
【0006】
【作用】上記のように構成された補正装置においては、
所定期間後に、浮体の可動部によるガイド部のX、Y変
位量を公知の方法により測定し、ガイド部を設定位置に
戻すための各シリンダのストロークを求め、ストローク
修正量を決定する。
【0007】次いで、各シリンダを修正ストロークに伸
縮し、可動部により浮体を設定位置に修正移動する。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1ないし図3において、地盤Aには、中
央部B1が深く、前方部(図示右側)B2及び後方部B
3が浅い断面で長尺の池Bが堀設されている。この池B
の底面には、遮水シートCが敷設され、池Bに充満され
た水のレベルLを調整するポンプPが設けられている。 その中央部B1の長手方向に沿って、2対1組の基台す
なわちベースDが立設され、それらベースD上には、そ
れぞれ補正装置すなわちXYテーブルEが設けられてい
る。
【0010】これらXYテーブルEに、後記する態様で
ガイドされる浮体すなわち反射エリアフロータF1が池
Bに浮設されている。このフロータF1は、例えば軽量
コンクリート、発泡スチロール、鋼製のユニフロート等
で形成され、フロータF1の後部には、長手方向に複数
対のレーダのアンテナGが立設されている。そして、複
数個のフロータF1間には、それぞれ温度収縮調整装置
H、Hが設けられている。そして、前方部B2及び後方
部B3には、反射エリアフロータF1と同じ材料で形成
された複数個の前方エリアフロータF2、後方エリアフ
ロータF3とが接地スクリーンフロータF1と隙間を設
けて浮設されている。なお、図の符号B4は水位調整ゲ
ート、8はXYテーブルEのローラフレームである。
【0011】図4ないし図7において、XYテーブルE
の架台1の上部に設けられたレール2、2の内側には、
サイドフレーム4、4とY変位調整シリンダSY1、S
Y2とで長方形に形成された可動部である移動フレーム
3が2対のアッパローラ5、5及びサイドローラ6、6
を介して前後動自在に設けられている。これらシリンダ
SY1、SY2に駆動されるフレームガイド7が設けら
れ、そのフレームガイド7と架台1との間には、X変位
調整シリンダSXが介装されている。このフレームガイ
ド7のフロータF1側には、垂直なローラフレーム8が
突設され、そのローラフレーム8には、フロータF1の
側面に突設された垂直なガイドフレーム12の端面に当
接するアッパガイドローラ9、ロアガイドローラ10と
、両側面を挟持するサイドガイドローラ11、11とが
設けられている。
【0012】図8において、フロータF1の長手方向す
なわちY方向の4隅部は、それぞれXYテーブルE1〜
E4によりガイドされている。
【0013】図9において、XYテーブルE1、E2の
Y変位調整シリンダSY1、SY2は、シリンダ可動式
の複動シリンダで構成され、その左右の作動室は、油圧
回路L1、L2により切換弁VXを介して油圧ポンプP
又は油タンクTに選択的に接続され、開閉弁VX1、V
X2により遮断されるようになっている。また、Y方向
調整シリンダSYは、油圧回路L3、L4により切換弁
VYを介して選択的に油圧ポンプP又は油タンクTに選
択的に接続され、開閉弁VY1、VY2により遮断され
るようになっている。
【0014】他方、XYテーブルE3、E4の油圧回路
もXYテーブルE1、E2と同様に構成されているが、
図示のようにY方向調整シリンダSY1、SY2を省き
、X方向調整シリンダSXだけを同様に油圧ポンプP、
油タンクTに接続してもよい。
【0015】次に変位修正の態様を説明する。
【0016】図10において、アンテナ受信開始時に反
射エリアフロータF1の絶対位置は、設定誤差内にある
【0017】図11において、アンテナ受信開始所定時
間(例えば23時間)後に、変位の修正を行う。ここで
、X変位は、XYテーブルE1〜E4のベースD〜Dが
地盤の変位xによる変位であり、Y変位は、XYテーブ
ルE1〜E4の変位及びフロータF1の温度伸縮yによ
る変位である。また、Z変位は、フロータF1の垂直変
位であるが、これは水位調整ゲートB4(図1)により
行い、本補正装置の対象外とする。
【0018】先ず、変位量の測定を行う。すなわち図1
2において、公知の方法によりフロータF1のXY規制
部すなわちガイドフレーム12〜12のX、Y変位量を
求める。
【0019】次いで、XYテーブルE1〜E2の各シリ
ンダのストロークメータによりフロータF1、XYテー
ブルE1〜E4の位置を演算する。
【0020】次いで、図13において、ガイドフレーム
12を設定位置12aに移動するための各シリンダのス
トロークを演算し、ストローク修正量RX、RYを決定
する。
【0021】次いで、図14において、図示しない総括
コントローラから修正を必要とするフロータF1の図示
しないローカルコントローラに修正開始信号を伝達する
【0022】次いで、図15に示すように、XY規制テ
ーブルE1、E2の各シリンダSX、SY1、SY2の
シリンダを修正ストロークに伸縮し、X、Y変位を矢印
aで示すように修正する。また、図16に示すように、
X規制テーブルE3、E4のシリンダSXを修正ストロ
ークに伸縮し、矢印bで示すようにX変位を修正して終
る。なおY変位によってローラとガイドとが外れるのを
防止するために、シリンダSY1、SY2の作動を必要
とする。またXYテーブルはX、Y方向を規制するが、
Yテーブルは浮体のY変位と地盤のY方向の変位とに関
係なく、X方向の規制のみをするものである。
【0023】図17ないし図20には、本発明の別の実
施例が示されている。すなわち、池は、前池21と後池
22とが隔壁23により画成された中央部20と、前方
部25と、図示しない後方部とに画成されている。その
前池21と後池22とは、隔壁23に穿設された複数の
前後池間連通管24により連通されている。
【0024】これら前池21と後池22とには、それぞ
れ反射エリアフロータ26とアンテナフロータ27とが
浮設され、両フロータ26、27は、複数のジョイント
ビーム28により連結されている。また、両フロータ2
6、27間には、反射エリアシート29が張設されてい
る。更に、フロータ26の前縁と地盤Aとの間には、シ
ート収納部30に巻回された基部にシートジョイントフ
ァスナ31で連結された防風シート32が浮設されてお
り、アンテナフロータ27の後縁と地盤Aとの間にも、
同様な防風シート33が敷設されている。
【0025】前記後池22の後側には、複数のベース3
4が立設されている。これらのベース34の前面には、
それぞれ前記XYテーブルEと実質的に同様に構成され
た補正装置である水平位置調整装置35が設けられ、ア
ンテナフロータ27の後面に連結されている。この実施
例では、アンテナフロータ27と該フロータ27を収め
る前池21とを小型にして地盤変動による変位を小さく
することができる。また、池を前後池21、22に2分
割して連通管で連通し、風及び水位変動時に発生する波
を減衰することができる。また、防風シート32、33
により、風によるフロータ26、27の揺れ等の影響を
軽減することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、地盤の変動により構造物の絶対位置が変位
しても、その変位を補正し、例えばレーダの運転上の支
障をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した補正装置を備えたレーダアン
テナ設備を示す斜視図。
【図2】図1の長手方向に直交する垂直断面図。
【図3】反射エリアフロータを示す斜視図。
【図4】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図5】図4の上面図。
【図6】図4の側面図。
【図7】図4の正面図。
【図8】補正装置の配置を示す斜視図。
【図9】補正装置の油圧回路図。
【図10】アンテナフロータの設置時の斜視図。
【図11】アンテナフロータ及び地盤のX変位、Y変位
を説明する斜視図。
【図12】変位量測定を説明する斜視図。
【図13】変位修正量演算を説明する斜視図。
【図14】修正開始時の斜視図。
【図15】X、Y変位修正を説明する斜視図。
【図16】X変位修正を説明する斜視図。
【図17】本発明の別の実施例を示すアンテナ設備の斜
視図。
【図18】図17の池及びフロータを示す斜視図。
【図19】図17の標準断面図。
【図20】図17の別の断面図。
【符号の説明】
B・・・池 B1・・・中央部 D・・・ベース E・・・XYテーブル F1・・・反射エリアフロータ G・・・アンテナ SY1、SY2・・・Y変位調整シリンダSX・・・X
変位調整シリンダ 1・・・架台 2・・・フレーム 3・・・移動フレーム 7・・・フレームガイド 8・・・ローラフレーム 9・・・アッパローラ 10・・・ロアローラ 11・・・サイドローラ 12・・・ガイドフレーム 20・・・中央部 21・・・前池 22・・・後池 23・・・隔壁 24・・・前後池間連通管 25・・・前方部 26・・・反射エリアフロータ 27・・・アンテナフロータ 28・・・ジョイントビーム 29・・・反射エリアシート 34・・・ベース 35・・・水平位置調整装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  長尺の池の長手方向に沿って2対の基
    台を立設し、該2対の基台にそれぞれ前記池に浮設した
    長尺の浮体の両側をガイドする補正装置を設け、該補正
    装置に前記浮体の長手方向及び長手方向に直交する方向
    に移動自在な可動部を設け、該可動部をそれぞれの方向
    に移動するシリンダを設けたことを特徴とする地上に設
    置した構造物の地盤変動に対する絶対位置補正装置。
JP6331791A 1991-03-27 1991-03-27 地上に設置した構造物の地盤変動に対する絶対位置補正装置 Expired - Fee Related JPH0721200B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110106928A (zh) * 2019-05-22 2019-08-09 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 一种设于竖井口防护栏的可调式支架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110106928A (zh) * 2019-05-22 2019-08-09 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 一种设于竖井口防护栏的可调式支架
CN110106928B (zh) * 2019-05-22 2023-11-24 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 一种设于竖井口防护栏的可调式支架

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