JPH04295701A - 車高センサ - Google Patents

車高センサ

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JPH04295701A
JPH04295701A JP6159491A JP6159491A JPH04295701A JP H04295701 A JPH04295701 A JP H04295701A JP 6159491 A JP6159491 A JP 6159491A JP 6159491 A JP6159491 A JP 6159491A JP H04295701 A JPH04295701 A JP H04295701A
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JP
Japan
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detector
signal
signal pattern
shock absorber
vehicle height
Prior art date
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Application number
JP6159491A
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English (en)
Inventor
Shinji Kato
真司 加藤
宗谷 ▲高▼木
Muneya Takagi
Akio Sato
彰生 佐藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の車体
の高さ(車高)を自動的に検出するための車高センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】路面状況、荷重、速度等の走行条件の変
化に合わせて車両の車高を自動的に、或いは任意に変化
させて、最適の走行状態を得ようとする試みは古くから
なされており、そのために車両の懸架装置に油圧シリン
ダのような車高調整手段を設けることも行われているが
、このような車高調整機構には、車高の値を自動的に検
出するセンサを併設することが必要になる。
【0003】このような目的に使用することができると
考えられる従来技術の一つが、特開昭57−16309
号公報に「変位検出装置」として記載されている。この
装置においては、レーザビーム或いは電子線のような高
エネルギビームを用いて金属材の表面を局部的に熱処理
し、金属材の表面の所定位置に局部的な磁気変質部を多
数箇所形成して基準尺となし、この基準尺に対向して磁
気特性を検出する磁気検出器と、その出力信号を処理す
る制御装置とを設け、基準尺と磁気検出器との相対的変
位、即ち移動を検出するようになっている。ここで基準
尺というのは、金属材、具体的には油圧シリンダに使用
されるピストンの表面に、等間隔に磁気変質部を目盛り
として設けたものを意味しており、磁気検出器はその直
前に磁気変質部が有るか否かを検知して1又は0の2値
信号を出力し、制御装置がその2値信号から磁気検出器
の前を通過した磁気変質部の数を数えることにより、前
記のように相対的変位を検知することができるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように前記従来技
術は、ピストンの表面に等間隔に設けられた磁気変質部
を有する基準尺に対向して磁気検出器を設け、磁気検出
器の前を通過した磁気変質部の数を制御装置によって数
えることによって、ピストンと磁気検出器との相対的変
位を検知するものであり、所謂デジタル的な検出方法を
とるものであるから、それだけではピストンの絶対的な
位置を検知することができないので、これを車両の車高
センサとして使用すると、車両の走行を開始するに当た
って制御装置を起動する時、即ち制御装置の電源投入時
には、基準となる位置のデータが未だ入力されていない
ために、相対的変位だけでは車高の値を検知することが
できず、走行開始時の車体制御ができないという問題が
ある。
【0005】そこで、ショックアブソーバ等のピストン
に磁気検出器を取り付けると共に、その可動範囲のシリ
ンダ側に永久磁石による強力な磁界を形成し、磁気検出
器によって磁界の磁束密度を検出(測定)することによ
って、ピストンの絶対的な位置を検知するような方法も
考えられるが、この場合は、ピストンの上下動によって
発生する磁性の金属粉が、強力な磁界によってピストン
の付近に集まり、ピストンがその中で摺動することによ
り、ピストン及びシリンダの磨耗を促進するおそれがあ
る。本発明はこれらの諸問題に対処し、車両がどのよう
な状態にあっても絶対的な車高の値を正確に検出するこ
とができると共に、考えられる副次的な問題を生じない
車高センサを提供することを、発明の解決課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、ショックアブソーバにおい
て相対的に移動する2つの部材の一方に形成された局部
的な磁気変質部からなり、車高を示すアナログ信号を発
生するための第1の信号パターンと、同じく前記ショッ
クアブソーバにおいて相対的に移動する前記2つの部材
の一方に形成された局部的な磁気変質部からなり、特定
の相対的移動位置においてその位置を示す位置信号を発
生するための第2の信号パターンと、前記第1の信号パ
ターン及び前記第2の信号パターンから前記アナログ信
号及び前記位置信号を読み取るために、前記ショックア
ブソーバにおいて相対的に移動する前記2つの部材の他
方によって支持された磁気的な検出器とを備えているこ
とを特徴とする車高センサを提供するものである。
【0007】
【作用】第1の信号パターンからアナログ信号を読み取
る磁気的な検出器は、ショックアブソーバにおいて相対
的に移動する2つの部材の相対的位置を検出するが、2
つの部材の一方が車軸側に連結されていて、地面に対す
る絶対的な高さが判明しているので、2つの部材の他方
に連結されている車体の絶対的な高さを直ちに算出する
ことができる。
【0008】しかしながら、このように、第1の信号パ
ターンに対面する検出器は、絶対的な車高に対応するア
ナログ信号を出力するものの、その実測値は温度の影響
などによって、正しい出力値に対する偏差を生じること
がある。そこで本発明による車高センサにおいては、第
2の信号パターンとその定位置信号を読み取るための磁
気的な検出器をも備えており、第1の信号パターンに対
応する検出器が特定の位置にあることが検知されたとき
に、その検出器が第1の信号パターンのアナログ信号を
読み取って得た実測値を、予め設定されている正しい値
(所定値)と比較し、その偏差が零になるように全位置
における実測値を補正するので、常に正確な絶対的車高
を検知することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の車高センサをショックアブソ
ーバ10に組み込んだ実施例を示している。ショックア
ブソーバ10の外筒12の上端は、ロッドガイド14に
よってロッドの貫通孔を除いて閉じられ、また下端はロ
アキャップ16によって閉じられている。外筒12の内
部には間隔をおいてシリンダとなる内筒18が、上端を
ピストンロッドガイド14の突起部に、また下端をバル
ブプレート20の突起部に、それぞれ嵌合固定されるこ
とよって支持されている。シリンダである内筒18には
ピストン22が摺動可能に嵌合しており、ピストン22
に取り付けられたピストンロッド24が、ロッドガイド
14を液密に貫通している。その他、ピストン22やバ
ルブプレート20に逆止弁や絞り孔が設けられること、
内筒18や外筒12内に作動油が適量封入されること、
ロアキャップ16とピストンロッド24が、それぞれ車
両の車軸側又は車体側に連結されること等は、通常の車
両の車輪懸架装置に用いられるショックアブソーバと変
わらない。
【0010】図1の実施例では、ピストン22のすぐ下
部に検出器26を設けると共に、ピストンロッド24に
関して180°反対側に、もう一つの検出器28を設け
ており、これらの検出器26及び28の検出端部は、そ
れぞれシリンダである内筒18の内壁面30に対して僅
かな距離をおいて対向していて、内壁面30に予め記録
されている目には見えない磁気変質部による後述のよう
に特殊な信号パターンを読み取ることができるようにな
っている。内筒18の材質は、一つの例として2相ステ
ンレス鋼(SUS329J1)を用いるが、その他にも
、熱処理によって磁気的(或いは電磁気的)特性を変化
させ得るものならば使用することが可能である。例えば
、冷間加工によってマルテンサイト化したオーステナイ
ト系のステンレス鋼やアモルファス材料等がそれである
【0011】図2(a)はシリンダである内筒18の内
壁面30に記録される第1の信号パターン32の例と、
その作成方法を示したもので、信号パターン32は図示
しない例えばYAGレーザ発振器から放射されるレーザ
ビーム34のような高エネルギ密度のビームを、集光レ
ンズ36によってスポット状に絞って、内壁面30上の
1点38に照射する。それによって、点38では内壁面
30の表面の温度が非常に高くなり、表面から所定の深
さまで母材が溶融するが、照射が止むと速やかに熱が放
散して冷却される。このようにして局部的に熱処理され
た点38では、母材である内筒18の表層における透磁
率等の磁気的(電磁気的)特性が、母材の他の部分に対
して局部的に変化して、所謂磁気変質部となる。この例
の内筒18の材料として用いられる2相ステンレス鋼は
、強磁性のフェライトと非磁性のオーステナイトの組織
が混在するため、全体としては非磁性体となっているが
、レーザビーム34によって溶融された点(磁気変質部
)38では、全てフェライト組織に変化することによっ
て強磁性を呈する。
【0012】そこで、例えばNC制御によって、母材(
内筒18)又はレーザビーム34を所定の様式に従って
内筒18の円周方向及び軸方向に移動させながらこの局
部的な熱処理を繰り返し、例えば図2(a)に示ように
、数個の点38が横に並んで円周方向の列を形成すると
共に、そのような列のそれぞれの、互いに隣の列との間
隔が例えば等差数列的に変化するように配列させて、全
体として濃淡の程度が単調に変化する縞模様のような第
1の信号パターン32を形成する。なお、後述の第2の
信号パターンも、配列の形は異なるが、これと同様な方
法によって、溶融層である点38を、同じ内筒18の内
壁面30上における他の部分に、互いに重なることがな
いように形成される。例えば、第1の信号パターン32
と第2の信号パターン42は、検出器26及び28に対
向して、外筒12の下部領域の内壁面30における互い
に反対側に、それぞれ円周方向90°以上の範囲にわた
って設けられる。このように、円周方向90°以上の範
囲にわたって信号パターン32、42を設けることによ
り、ショックアブソーバ10中のシリンダである内筒1
8とピストン22が、相対的に円周方向に多少回転して
も、検出器26及び28によって信号検出が可能である
【0013】これによって、強磁性のフェライトの組織
からなる磁気変質部の密度、即ち、単位面積あたりの磁
気変質部の面積(点38の数)が、内筒18の軸方向に
単調に変化するように、多数の点38が分布することに
なる。従って、検出器26の一定の検出面積に入る磁気
変質部(点38)の数が内筒18の内壁面30上の軸方
向の位置毎に異なるので、特定の位置では特定の数の点
38が、検出器26に対して特定の値の磁気的特性(例
.透磁率)を示し、その磁気的特性の値が第1の信号パ
ターン32の特定の位置を表示する位置信号となって、
検出器26によって読み出され、後述のような信号検出
回路によって、検出器26が対面している第1の信号パ
ターン32の位置、従って外筒12と内筒18の相対的
位置、が検知され、外筒12又は内筒18の一方が車軸
と連結していて地上の高さが判明していることから、他
方が連結している車体の高さを絶対的な値として検知す
ることができる。ピストンロッド24の端部から出てい
るケーブル40は検出器26が検出する信号を外部へ取
り出すためのものである。なお、YAGレーザ発振器に
よって発生するレーザビーム34を、スポット状に照射
することによって溶融する点、即ち溶融層38を形成す
るための処理条件は、一例として次に示す第1表のよう
にすることができる。
【0014】第1表    YAGレーザスポット処理
条件Xeランプ放電電圧              
  440Vレーザパルス幅            
        0.5msec溶融層(点38)の直
径            0.28mm溶融層の中心
間距離(軸方向) パターン開始位置で          0.1mmパ
ターン終了位置で          2.0mm溶融
層の中心間距離(円周方向)    0.3mm
【00
15】アナログ的な第1の信号パターン32は、図2(
a)に示すような多数の点からなる濃淡の縞から形成さ
れる他に、点38からなる磁気変質部を線状或いはそれ
を複合させた形に配列させて、色々な形の磁気変質部と
して形成することができる。また、円周方向の幅が軸方
向に一律に変化する細長い三角形のような連続帯状の磁
気変質部を形成することによっても、図2(a)の場合
と同様な作用、効果を奏することができる。更に、幅が
一定であっても、溶融層の深さを漸次変化させることに
よって、磁気変質部の磁気的特性を体積単位で軸方向に
変化させ得るので、このようなものもアナログ的信号パ
ターン32として使用することができる。なお、点38
における溶融層の深さが十分あれば、信号パターンを構
成する溶融スポットを内筒18の外周面に設けることも
可能である。また、信号パターン32を内筒18の表面
に形成する代わりに、ピストンロッド24の上部の表面
に形成し、内筒18の上部の内側に設けた検出器によっ
て信号パターンを読み取るようにしてもよい。
【0016】第1の信号パターン32に対応する検出器
26は、磁気的或いは電磁気的にアナログ信号を読み取
るものであればコイルからなるピックアップ、磁気抵抗
素子或いはホール素子等、何でもよいが、例えば共振コ
イルLとして構成されるときは、図3に示すように特定
の容量を有するコンデンサCとの共振回路を組み、これ
を発振回路、平滑回路、増幅回路等からなる信号検出回
路に接続することによって、位置即ち車高を表す電圧等
のアナログ信号を出力させることができる。しかし、こ
の信号検出回路は本発明の特徴とするものではないし、
従来技術の範囲を出るものではないから詳細な説明は省
略する。図4には、図3に示すような信号検出回路の出
力を例示している。ショックアブソーバ10のピストン
22の近傍に取り付けた検出器26の内筒18に対する
位置、即ち車高、の変化に対応して検出回路の出力電圧
が略直線的に変化しており、電圧が車高と一対一の対応
をするので、電圧から車高を直ちに読み取ることができ
る。
【0017】以上の説明から明らかなように、アナログ
的な第1の信号パターン32と、それを読み取る検出器
26との組み合わせによって、ショックアブソーバ10
において検出器26と第1の信号パターン32との相対
的位置が検出され、それによって車両の絶対的な車高が
検知されるが、これを実用に供するときには、車高の計
測値の信頼性を高めるために、外気温度やショックアブ
ソーバ10等の温度に対する補正を考慮すべきである。 何故なら、例えば寒冷地で車両を長時間停車したような
場合には、ショックアブソーバ10の温度が−40°C
程度まで低下することがあるし、また、悪路ばかりを走
行したときは、ショックアブソーバ10の温度が+12
0〜150°C程度まで上昇することがあるので、この
ように極端な車両の使用状態においては、異常な温度環
境によって検出器26の検出特性や、出力信号を処理す
る信号検出回路その他の作動特性が変化したり、検出器
26と内筒18の内壁面30との隙間の大きさが変化す
ること等の原因によって、一般的にいうと検出器26の
出力が図6の実線のようになり、実際の車高に対応して
本来出力されるべき図6の破線のような形に対して偏差
(ずれ)を生じることがある。
【0018】そこで、図1に示した実施例においては、
検出器28とそれに対向して内筒18の内壁面30に設
けられた第2の信号パターン42を設けている。第2の
信号パターン42は、例えば,ショックアブソーバ10
が伸縮の中間状態にあるときに検出器28が対面する内
筒18の内壁面30上の位置を中立位置(中心)Oとす
るほか、ショックアブソーバ10が適当な短縮状態にあ
るときの検出器28の対面位置を短縮位置S、適当な伸
長状態にあるときの検出器28の対面位置を伸長位置L
として、内壁面30上のそれら3つの位置に図2(b)
に示したような定位置マーク44を設けたものである。
【0019】第2の信号パターン42の定位置マーク4
4は、第1の信号パターン32の縞模様を形成する磁気
変質部(点38)と同じように、レーザビームをスポッ
ト状に絞って、図5に示すように、内筒18の内壁面3
0上の第1の信号パターン32が設けられている場所以
外の部分に照射し、局部的に溶融層を作ることによって
磁気変質部とした数個の点38の列により形成すること
ができる。図示例の場合3箇所に設けられた定位置マー
ク44は、ショックアブソーバ10が位置O,S,Lの
いずれかに対応する状態にあるときにそれを検知するた
めのもので、それぞれの定位置マーク44をアナログ的
に識別することができるように、作成の際にそれぞれ異
なる磁気的特性の値を与えておいてもよいが、単なるデ
ジタル信号を生じる同じような指標であっても、検出器
28が信号を発した時に、それが3つの定位置マーク4
4のうち、どれを見たものであるかということは、第1
の信号パターン32を見ている検出器26の出力の大き
さを参照すれば明らかになる場合が多いから、一般的に
は必要ではない。
【0020】ところで、第1の信号パターン32を検出
器26によって読み出す際に、温度等の影響によって現
れる実測値の偏差は、図7に示すように、出力値(電圧
)がショックアブソーバ10のピストン22の可動範囲
全域にわたって、同じ量δだけ高くなるというような、
比較的単純なものであることが多い。これは、検出器2
8によって第2の信号パターン42をサーチし、L,O
,Sの各定位置マーク44が検出された時に、主たる検
出器26が第1の信号パターン32から読み取る図7の
実線G’のようなアナログ量の出力値(実測値)と、予
め計測して電子式制御装置のメモリ等に記憶させてある
破線Gのような本来の出力値とを比較したときに、その
差が3つの定位置のどこでも略同じ量(例えばδ)であ
ると判定される場合である。このような場合には、検出
器26による第1の信号パターン32の実測値から一律
にδだけの減算補正をすることによって、正しい車高に
対応する出力値が得られ、正確に車高を知ることができ
る。
【0021】もし、前述の図6のようなずれ方をしてい
るときは、3つの定位置L,O,Sにおける検出器26
による実測値(実線G’)と、メモリに記憶されている
本来の出力値(破線G)との偏差が、定位置毎に異なっ
て現れる。このような場合には、まず中立位置Oにおけ
る偏差を検出し、それがδであれば、実測値G’から一
律にδだけの減算を行う。その結果は図8に示したよう
な形になり、G’−δの直線は原点Oを通ることになる
が、破線Gに比べて勾配が異なる。そこで更にG’−δ
の直線を回転させる(この場合は勾配を減じる)と破線
Gと重なるが、どれだけ勾配を減じるべきかという値は
、定位置S及びLにおける偏差の大きさによって決まる
。このようにして、図6のようなずれ方をしているとき
でも、検出器26による第1の信号パターン32の読み
取りに加えて、検出器28により第2の信号パターン4
2の定位置を検出して、必要な補正を加えることにより
、実測値から正確な車高を知ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、第1の信号パターンか
らアナログ信号を読み出すことによって、電源投入の直
後であっても車高を検出することができるため、走行開
始時の車体制御が可能となる利点がある。しかも、温度
等による実測値の偏差も、第2の信号パターンから位置
信号を読み取り、特定の位置における実測値と所定値と
の差を検出して実測値を補正することができるため、常
に正確な車高を検知することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車高センサの実施例の一部を切断
して示す斜視図である。
【図2】本発明の車高センサの要部である磁気変質部の
詳細例とその製作方法を示す斜視図であって、それぞれ
(a)は第1の信号パターンを、(b)は第2の信号パ
ターンを示す。
【図3】本発明による車高センサにおいて使用すること
ができる信号検出回路を例示するブロック図である。
【図4】本発明の車高センサの実測値を例示する線図で
ある。
【図5】第1の信号パターンと第2の信号パターンを形
成されたショックアブソーバの要部を一部切断して示す
斜視図である。
【図6】車高センサの実測値とその偏差を示す線図であ
る。
【図7】実測値の補正の仕方を示す線図である。
【図8】図7とは異なる場合の実測値の補正の仕方を示
す線図である。
【符号の説明】
10…ショックアブソーバ 18…内筒 22…ピストン 24…ピストンロッド 26、28…検出器 30…内壁面 32…第1の信号パターン 34…レーザビーム 38…点(溶融層) 42…第2の信号パターン 44…定位置マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ショックアブソーバにおいて相対的に
    移動する2つの部材の一方に形成された局部的な磁気変
    質部からなり、車高を示すアナログ信号を発生するため
    の第1の信号パターンと、同じく前記ショックアブソー
    バにおいて相対的に移動する前記2つの部材の一方に形
    成された局部的な磁気変質部からなり、特定の相対的移
    動位置においてその位置を示す位置信号を発生するため
    の第2の信号パターンと、前記第1の信号パターン及び
    前記第2の信号パターンから前記アナログ信号及び前記
    位置信号を読み取るために、前記ショックアブソーバに
    おいて相対的に移動する前記2つの部材の他方によって
    支持された磁気的な検出器とを備えていることを特徴と
    する車高センサ。
JP6159491A 1991-03-26 1991-03-26 車高センサ Pending JPH04295701A (ja)

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