JPH04291185A - 超音波受信ビームフォーマ - Google Patents

超音波受信ビームフォーマ

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Publication number
JPH04291185A
JPH04291185A JP3057275A JP5727591A JPH04291185A JP H04291185 A JPH04291185 A JP H04291185A JP 3057275 A JP3057275 A JP 3057275A JP 5727591 A JP5727591 A JP 5727591A JP H04291185 A JPH04291185 A JP H04291185A
Authority
JP
Japan
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signals
delay line
signal
channel
ultrasonic receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP3057275A
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English (en)
Inventor
Keiichi Murakami
敬一 村上
Atsuo Iida
安津夫 飯田
Tetsuya Matsushima
松島 哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to DE69225824T priority patent/DE69225824T2/de
Priority to US07/854,887 priority patent/US5228007A/en
Publication of JPH04291185A publication Critical patent/JPH04291185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/34Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
    • G10K11/341Circuits therefor
    • G10K11/346Circuits therefor using phase variation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,同時複数方向受信を可
能としかつダイナミック・フォーカスを行い得るように
した超音波受信ビームフォーマに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断などに用いられる超音波受信
装置においては,超音波信号を電気信号に変換する複数
のトランスジューサを面上に配置した構造をもっており
,夫々のトランスジューサが,いわば同一点から反射さ
れてきた音波信号を,一斉に受信した態様を構成するこ
とによって,焦点を合わせるようにしている。
【0003】図3は従来の超音波受信における固定フォ
ーカス方式の態様を示す。図中の符号1は超音波プロー
ブ,2−iは夫々トランスジューサ,3−iは夫々遅延
線,T−iは端子,Aは超音波反射点を表している。
【0004】点Aから反射されてくる超音波信号は,ト
ランスジューサ2−iに受信され,夫々のトランスジュ
ーサ2−iが電気信号に変換する。このとき,例えばト
ランスジューサ2−1の場合とトランスジューサ2−4
の場合とで点Aからの距離が異なることから,この距離
の差を補正するために,トランスジューサ2−iに対応
して遅延線3−iがもうけられる。即ち,上記距離の差
を補正して,点Aから同一時刻に発せられた超音波信号
が夫々のトランスジューサ2−iに受信されて変換され
た上で同時に各端子T−iに現れるようにされる。
【0005】図3に示される方式の場合には,超音波反
射点Aの位置が異なるものとなるたびに,上記遅延線3
−iにおける遅延時間を調整し直す必要がある。
【0006】図4および図5は夫々図3に示す遅延線の
構成例を示す。図中の符号3および3−iは遅延線,4
はマルチプレクサを表している。またT−iは図1に示
す端子に対応する端子である。
【0007】図4の場合には図3に示す夫々のチャネル
(各トランスジューサ2−iに対応するチャネル)毎に
1つの遅延線3−iが用意され,原理的にはスイッチS
Wによって,上述の遅延時間が調整される。
【0008】図5の場合には複数のチャネルに対して単
一のタップ付き遅延線3が用意され,各チャネルに対応
する図3に示す端子2−iやT−iはマルチプレクサ4
に接続される。マルチプレクサ4は,入力側の端子に接
続された信号を出力側のいずれの端子へも切り換えて接
続され得るよう構成されており,例えば端子T−2に入
力される信号を上記タップ付き遅延線3におけるいずれ
の入力端に導くべきかによって上記接続の状態が切り換
えられて設定される。即ち,上述の遅延時間を正しく取
り,遅延線3の出力端子において各チャネルからの信号
が夫々所望される遅延時間を与えられて加え合わされる
ようにされる。
【0009】図3に示す方式の場合には,上述の如く,
焦点が異なるものとなるたびに遅延時間を調整し直す必
要があったが,この点を改善するためのダイナミック・
フォーカス方式として,代表的な2つの方式が知られて
いる。
【0010】図6は2系統交互切換方式の場合の態様を
示す。図中の符号2−i,3−i,Aは夫々図3に対応
しており,5−iはアンプ,6Aは反射点#1用遅延線
ユニット,6Bは反射点#2用遅延線ユニット,7A,
7Bは夫々加算器,8は切換スイッチ,B,Cは夫々他
の反射点を表している。
【0011】上述のダイナミック・フォーカスを達成す
るに当たっては,図3に示す遅延線3−iを一斉に,反
射点の位置を異ならせるにつれて,夫々対応する遅延時
間になるように,切り換えてゆくようにすればよい。
【0012】しかしながら,当該切り換えに当たっては
一般に切り換えノイズが発生する。このために,図6に
示す方式においては,ユニット6Aと6Bとを別個にも
うけ,ユニット6Aが反射点Aからの超音波信号を検出
するように調整されて検出を行っている間に,即ちスイ
ッチ8がユニット6A側に接続されている間に,ユニッ
ト6Bにおいて,次回に反射点Bからの超音波信号を検
出し得るように,ユニット6B内の各遅延線3−i2を
一斉に調整する。そして,ユニット6Bが反射点Bから
の超音波信号を検出している間に,ユニット6Aにおい
ては,次回に反射点Cからの超音波信号を検出し得るよ
うに,ユニット6A内の各遅延線3−i1を一斉に調整
するようにする。
【0013】図6に示す2系統交互切換方式の場合には
,遅延線群が2系統必要となるという点が1つの問題点
である。
【0014】図7は位相制御方式の場合の態様を示す。 図中の符号2−i,3,5−i,Aは夫々図3,図5,
図6に対応している。また9−iは信号波形を表してい
る。
【0015】図3に示す方式の場合には,反射点Aから
の距離の差を遅延線3−iによって補正していた。しか
し,当該距離の差をなくするように補正しなくても,図
3における例えば端子T−1に現れる交番信号と端子T
−2,T−3……に現れる交番信号との正のピーク点が
重なり合うように合成できれば,反射点Aに焦点が合わ
されたことになると考えることができる。
【0016】図7に示す位相制御方式の場合には当該原
理を利用している。即ち,トランスジューサ2−1から
の信号9−1と,トランスジューサ2−pからの信号9
−pとは,図示の如く,スタート点において時間tの差
が存在する。このために,信号9−1と信号9−pとの
正のピーク点は必ずしも一致せず,場合によっては逆位
相となってしまうこともある。
【0017】図7に示す位相制御方式の場合には,図示
を省略しているが,例えば信号9−pの位相を調整して
,信号9−1の位相と合致するようにする手段がもうけ
られている。
【0018】図8は位相調整手段の原理を示す。図中の
符号10は乗算器である。今入力信号としてcos(ω
t +φ) が供給され,参照信号として cos(αt +θ) が供給されるとする。この場合には,乗算器10の出力
信号は    1/2〔 cos{(ω+α)t+φ+θ}+ 
cos{(ω−α)t+φ−θ}〕で与えられる。
【0019】乗算器10の出力信号のうちの例えば周波
数(ω−α)/2πの成分側を抽出するようフィルタを
かけると,当該乗算後チャネル信号は cos{(ω−α)t+φ−θ} であり,参照信号における位相θを調整することによっ
て,乗算後チャネル信号の位相を変化させることができ
ることが判る。
【0020】図7に示す位相制御方式の場合には,例え
ば信号9−pに対して,図8に示した原理にもとづく位
相調整を行い,信号9−1に対して正のピークが合致す
るようにする。
【0021】上述の如く,ダイナミック・フォーカスを
行うに当たっては,上記2つの方式が知られている。
【0022】一方,超音波診断に当たっては,超音波を
発信させつつ,いわば患部近傍を走査し,反射波を受信
することが行われている。この場合,超音波を或る方向
に発信しては反射波を受信し,また次の方向に発信して
は反射波を受信し……てゆくことになり,走査時間が大
となる。
【0023】この点を改善するために,従来から同時2
方向受信方式が知られている。
【0024】図9は同時2方向受信方式の場合の態様を
示す。また図10は原理説明図である。図中の符号2−
i,5−i,Ai,Biは図3などに対応しており,1
1は超音波発信方向,12−1,12−2は夫々受信方
向,13−1,13−2は夫々フォーカス・ユニットを
表している。
【0025】図9に示す同時2方向受信方式の場合には
,図示方向11に示す方向に超音波を発信しておくよう
にし,第一方向フォーカス・ユニット13−1が図示方
向12−1の方向上の点A1からの反射を受信するよう
にセットされ,かつ第二方向フォーカス・ユニット13
−2が図示方向12−2方向上の点A2からの反射を受
信するようにセットされる。当該夫々の方向にセットす
るに当たっては,位相に多少の偏差を与えるようにされ
る。勿論,夫々のフォーカス・ユニット13−iにおい
ては,同じ方向上の点B1やB2からの反射を受信する
ようにダイナミック・フォーカスされると考えてよい。
【0026】図10は同時2方向受信の場合の原理を説
明する図である。図10における符号14は方向11に
向かう送信指向特性を表し,符号15−1は方向12−
1に向かう受信指向特性を表し,符号15−2は方向1
2−2に向かう受信指向特性を表している。
【0027】上記指向特性が夫々図示特性14,15−
iであるものとするとき,トランスジューサ2−iによ
って受信される信号の指向特性は,図示16−iで示す
如き受信総合特性となる。第一方向フォーカス・ユニッ
ト13−1と,第二方向フォーカス・ユニット13−2
とは夫々図示の特性16−1と16−2とに合わせてあ
ると考えてよい。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記図3に示す固定フ
ォーカス方式,図6に示す2系統交互切換方式,図7に
示す位相制御方式の夫々のハードウェア量(特に遅延線
の個数)を比較すると次の如くなる。即ち,図3の方式
の量を「1」とすると,図6の方式の量は「2」となり
,図7の方式の量は「1」である。
【0029】更に,図9に示す同時2方向受信方式にお
いては,(1) 固定フォーカス方式を採用すると,上
記量は「2」であり,(2) 2系統交互切換方式を採
用すると,量は「4」であり,(3) 位相制御方式を
採用すると,量は「2」である。
【0030】このことから,ダイナミックフォーカスを
実現した上で同時2方向受信方式を採用する場合には,
位相制御方式を採用する場合でも,上記量は「2」とな
ってしまう。
【0031】本発明は,この点を解決することを目的と
しており,必要とする遅延線の個数を「1」に保ったま
まで,ダイナミックフォーカスと同時に同時2方向受信
方式を採用できるようにすることを目的としている。
【0032】
【課題を解決するための手段】図1(A)は本発明の原
理構成図を示す。また図1(B)は原理説明図を示す。 図中の符号2−i,3,10−iは図3,図7,図8に
対応しており,17−iはバンド・パス・フィルタ,1
8は加算器,19−iはバンド・パス・フィルタを表し
ている。また20はトランスジューサ2−iからの信号
の周波数帯域特性,21−1はフィルタ17−1からの
信号の周波数帯域特性,21−2はフィルタ17−2か
らの信号の周波数帯域特性を表している。
【0033】図1(A)においては,1つのトランスジ
ューサ2−iからの(即ち1つチャネルに対応する)構
成を代表して示していると考えてよい。図1(A)にお
いては,第1の参照信号 cos(αt+θ1 ) と,第2の参照信号 cos(βt+θ2 ) とは,角速度αと角速度βとが異なる値をもつように選
ばれる。この理由は,同時2方向受信方式を採用するに
当たって,夫々異なる2つの方向に対応する受信信号を
差別化するためである。
【0034】また第1の参照信号の位相角θと,第2の
参照信号の位相角θとは,同じ記号で表現しているが,
より具体的には,(i) 上記同時2方向受信方式を採
用する際の夫々異なる方向に対応する指向特性を与える
ための位相角δ,δ’と,(ii)位相制御方式による
ダイナミック・フォーカスを行うための位相角の変更ξ
(t)とを組み合わせたものである。
【0035】即ち,第1の参照信号の位相角θは,θ1
 =δ+ξ(t) で与えられ,第2の参照信号の位相角θは,θ2 =δ
’+ξ′(t) で与えられる。
【0036】フィルタ17−1とフィルタ19−1とは
,夫々,周波数(ω−α)/2πの成分を抽出するバン
ド・パス・フィルタであり,フィルタ17−2とフィル
タ19−2とは,夫々,周波数(ω−β)/2πの成分
を抽出するバンド・パス・フィルタである。
【0037】
【作用】乗算器10−i1からの出力は,周波数(ω+
α)/2πの成分と,周波数(ω−α)/2πの成分と
を持つ。また乗算器10−i2からの出力は,周波数(
ω+β)/2πの成分と,周波数(ω−β)/2πの成
分とを持つ。
【0038】フィルタ17−1の出力は,周波数(ω−
α)/2πの成分のみであり,フィルタ17−2の出力
は,周波数(ω−β)/2πの成分のみである。前者は
,上述の如く,同時2方向受信方式における第1の方向
からの受信情報を搬送するものであり,後者は同じく第
2の方向からの受信情報を搬送するものである。
【0039】両者は加算器18によって重畳された上で
,1つ分のチャネルに対応する乗算後チャネル信号とし
て遅延線3に導かれる。遅延線3上では,他のチャネル
からの同様な乗算後チャネル信号と,時間合わせをした
上で加え合わされて出力される。
【0040】当該遅延線3からの出力は,バンド・パス
・フィルタ19−iによって,夫々の周波数成分をもつ
ものに分離される。即ち,フィルタ19−1からの出力
は,各チャネルにおける上記第1の方向からの受信情報
を搬送する「第1方向乗算後チャネル信号」を全チャネ
ルにわたって加え合わせたものである。またフィルタ1
9−2からの出力は,各チャネルにおける上記第2の方
向からの受信情報を搬送する「第2方向乗算後チャネル
信号」を全チャネルにわたって加え合わせたものである
【0041】夫々のフィルタ19−iからの出力は,参
照信号中の位相角θにおける上述のξ(t)を変化させ
ることによって,ダイナミック・フォーカスされた結果
の情報をもつものとなる。
【0042】言うまでもなく,トランスジューサ2−i
からの信号の帯域特性は図1(B)図示の符号20で示
すものであり,フィルタ17−1からの出力の帯域特性
は図示の符号21−1で示すものであり,フィルタ17
−2からの出力の帯域特性は図示の符号21−2で示す
ものである。
【0043】このことから,両者の出力を加算器18で
加算した上で,遅延線3内を通しても,フィルタ19−
iによって両者を分離することが可能である。
【0044】したがって,本発明の場合には,同時2方
向受信方式を採用しつつ,かつダイナミック・フォーカ
スを行いながら,遅延線の個数は「1」で足りる。
【0045】
【実施例】図2は本発明の実施例構成を示す。図中の符
号2,3,4,5,10,17,18,19は夫々図1
などに対応している。
【0046】トランスジューサ2−1に対応する第1の
チャネルにおける第1の参照信号の周波数と,……,ト
ランスジューサ2−nに対応する第nのチャネルにおけ
る第1の参照信号の周波数とは,夫々同一である。
【0047】また同様に,第1のチャネルにおける第2
の参照信号の周波数と,……,第nのチャネルにおける
第2の参照信号の周波数とは,夫々同一である。
【0048】第1のチャネルにおける2つの参照信号の
位相は,図1に関連して説明した如く,第1の参照信号
……θ(1) =δ(1) +ξ(1,t)第2の参照
信号……θ’(1) =δ’(1) +ξ’(1,t)
である。
【0049】また同様に,第nのチャネルにおける2つ
の参照信号の位相は,図1に関連して説明した如く,第
1の参照信号……θ(n) =δ(n) +ξ(n ,
t)第2の参照信号……θ’(n) =δ’(n) +
ξ’(n ,t)である。
【0050】言うまでもなく,加算器18−iにおいて
加算される2つの信号の周波数成分は,互いに分離可能
なものであることが望ましい。また,フィルタ19−i
における出力の周波数成分は,互いに分離されたもので
あることになる。
【0051】なお,図1(A)や図2における加算器1
8や18−iは,必須のものではなく,必要に応じて対
策をとれば省略することができる。
【0052】更に言うまでもなく,同時2方向受信方式
の場合においては,例えば図9に示す方向11,12−
iは,時間と共に,図示白抜き矢印の如く,走査によっ
て変化されてゆくものである。したがって,図1や図2
の場合にも,上記角度δ(i),δ’(i)を時間によ
って変化させ,および/またはマルチプレクサ4による
切換位置を変化させることによって,上記走査が行われ
ることは言うまでもない。尚,以上の説明においては,
周波数W0 受信信号についてのみ記述してきたが,受
信信号の帯域幅がある程度狭い場合(図17に示す如き
場合(実開昭62−27608号参照))には,上述の
議論は,上記帯域幅を有する受信信号全体について近似
的る成立する事は言うまでもない。また,受信信号の帯
域幅がゼロでない事から,単純なミキサでは2方向の指
向性を持つ2つの中間周波数信号のスペクトラムを周波
数分離できない場合は,ダブルヘテロダイン方式による
周波数分離を行えば良い事も言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明した如く,本発明によれば,同
時2方向受信方式を採用しかつダイナミック・フォーカ
スを行わせるにも拘らず,遅延線の個数が「1」で足り
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例構成を示す。
【図3】固定フォーカス方式の態様を示す。
【図4】遅延線の構成例を示す。
【図5】遅延線の構成例を示す。
【図6】2系統交互切換方式の態様を示す。
【図7】位相制御方式の態様を示す。
【図8】位相調整手段の原理を示す。
【図9】同時2方向受信方式の態様を示す。
【図10】同時2方向受信の場合の説明図である。
【符号の説明】
1  プローブ 2  トランスジューサ 3  遅延線 4  マルチプレクサ 5  アンプ 6  遅延線ユニット 7  加算器 8  切換スイッチ 9  信号波形 10  乗算器 11  超音波発信方向 12  超音波受信方向 13  フォーカス・ユニット 14  送信指向特性 15  受信指向特性 16  受信総合特性 17  バンド・パス・フィルタ 18  加算器 19  バンド・パス・フィルタ 20,21  信号の帯域特性

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波信号を電気信号に変換する複数
    のトランスジューサ(2)を有する超音波プローブ(1
    )をそなえ,上記複数の夫々のトランスジューサ(2)
    からの出力信号である各チャネル信号に対して,各チャ
    ネル毎にダイナミックに調整される位相をもつ参照波信
    号を乗算し,乗算後の各乗算後チャネル信号を遅延線(
    3)を介して加え合わせるようにして,ダイナミック・
    フォーカスを行うようにした超音波受信ビームフォーマ
    において,上記夫々のチャネル毎に,少なくとも2種の
    異なる周波数をもつ参照信号を用意すると共に少なくと
    も2つの乗算器(10)をそなえ,かつ上記夫々の参照
    信号は,互いに異なる方向からの超音波信号を受信する
    と共にダイナミック・フォーカスを行うよう調整された
    位相角(θ(i) )をもつよう構成されてなり,上記
    夫々のチャネル毎の上記夫々の乗算器(10)からの乗
    算後チャネル信号が上記遅延線(3)に供給され,上記
    夫々のチャネル毎の上記重畳された乗算後チャネル信号
    が,上記遅延線(3)を介して加え合わされた上で,上
    記参照信号の周波数に対応づけられたフィルタ(19)
    によって周波数分離されるよう構成されることを特徴と
    する超音波受信ビームフォーマ。
  2. 【請求項2】  上記複数の参照信号の夫々の周波数は
    ,夫々のチャネル内の複数の乗算器(10)から得られ
    る上記乗算後チャネル信号の周波数帯域が実質上重なら
    ないように選ばれることを特徴とする請求項1記載の超
    音波受信ビームフォーマ。
  3. 【請求項3】  上記各チャネルからの上記乗算後チャ
    ネル信号がフィルタ(17)を介して瀘波されて所望す
    る周波数成分のみを抽出された上で,上記遅延線(3)
    に供給されることを特徴とする請求項1記載の超音波受
    信ビームフォーマ。
  4. 【請求項4】  上記乗算後チャネル信号を濾波するフ
    ィルタ(17)は,濾波後信号の周波数帯域が,上記少
    なくとも2つの乗算後チャネル信号相互間で,実質上重
    ならないように選ばれることを特徴とする請求項3記載
    の超音波受信ビームフォーマ。
  5. 【請求項5】  上記夫々のチャネルにおける上記少な
    くとも2つの乗算後チャネル信号は,上記遅延線(3)
    に供給されるに先立って重畳され,当該重畳された信号
    が上記遅延線(3)に供給されることを特徴とする請求
    項1記載の超音波受信ビームフォーマ。
  6. 【請求項6】  上記遅延線(3)はタップ付き遅延線
    で構成され,かつ上記夫々のチャネルからの上記乗算後
    チャネル信号は,マルチプレクサを介して,上記タップ
    付き遅延線における所望されるタップに供給されること
    を特徴とする請求項1記載の超音波受信ビームフォーマ
JP3057275A 1991-03-20 1991-03-20 超音波受信ビームフォーマ Pending JPH04291185A (ja)

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US07/854,887 US5228007A (en) 1991-03-20 1992-03-20 Ultrasonic beam forming system

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