JPH04290153A - バス信号のマルチプレクス装置 - Google Patents

バス信号のマルチプレクス装置

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JPH04290153A
JPH04290153A JP5508391A JP5508391A JPH04290153A JP H04290153 A JPH04290153 A JP H04290153A JP 5508391 A JP5508391 A JP 5508391A JP 5508391 A JP5508391 A JP 5508391A JP H04290153 A JPH04290153 A JP H04290153A
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Japan
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data
bus
output
signal
address
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JP5508391A
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Taro Asao
太郎 朝生
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バス信号のマルチプレ
クス装置に関し、特に、外部に出力すべきバス信号をマ
ルチプレクスし、且つ、外部において所定の余裕度を有
するようにタイミングを整えて送出するバス信号のマル
チプレクス装置に関する。
【0002】近年、LSI化技術が進歩し、小さいチッ
プ上に多種多様の機能を搭載したマイクロプロセッサが
開発され、実用に供されている。
【0003】かかるマイクロプロセッサは、該プロセッ
サチップを収容するパッケージの入出力ピン数の制限か
ら、各ピンに複数の機能(信号)を割当て、時分割で、
つまりマルチプレクスして入出力するように構成される
のが一般的である。
【0004】特に、多数の入出力ピンを必要とするアド
レス信号とデータ信号とを同一ピンに割当てることは一
般的に行われている。マイクロプロセッサの処理能力の
向上により該マイクロプロセッサが扱い得るアドレス、
データの幅が広がる傾向とともに、上記多重化の技術は
益々必須となっている。
【0005】このようなマイクロプロセッサでは、マル
チプレクスされたアドレス信号とデータ信号とを送受す
る1つのバス(以下、「アドレスデータバス」という)
が形成され、このアドレスデータバスによって、該マイ
クロプロセッサと外部の回路とが接続されるようになっ
ている。
【0006】このアドレスデータバス信号に含まれるア
ドレス情報とデータ情報は、マイクロプロセッサの外部
に設けられたデマルチプレクス回路(DMUX回路)で
分離され、それぞれアドレス信号及びデータ信号として
使用されるようになっている。また、他のユニットとの
間でアドレス情報及びデータ情報をやり取りする場合は
、上記デマルチプレクスされたアドレス信号及びデータ
信号をそれぞれ独立のバスとして配線して使用するよう
になっている。
【0007】また、他の種類のマイクロプロセッサとし
て、アドレスバスとデータバスとを各別に備えるものが
ある。この種のマイクロプロセッサも、他のユニットと
の間でアドレス情報及びデータ情報をやり取りする際は
、アドレス信号及びデータ信号をバスとしてそれぞれ別
個に配線して使用するようになっている。
【0008】即ち、かかるマイクロプロセッサを搭載し
たユニット(例えばプリント基板で構成される)と他の
ユニットとはアドレスバス及びデータバスで電気的に接
続されるようになっている。
【0009】ところが、近年、電子装置を構成する各ユ
ニットに、それぞれマイクロプロセッサが使用される場
合や集中管理が要求される場合が多く、かかる場合は複
数のアドレスバス及びデータバスで各ユニット間が接続
されることになり、各ユニットを構成するプリント基板
上では多数の入出力ピンが必要になっている。
【0010】したがって、アドレスバス及びデータバス
の本数を減少させる技術が望まれている。
【0011】
【従来の技術】図10は、従来の電子装置の物理的な構
成を示すものである。
【0012】図において、50はシャーシであり図中前
面は開口されている。該シャーシ50の図中後面は、パ
ックボード51で閉塞されている。バックボード51に
はコネクタ521 〜52n (図中では、1個のみを
符号52で代表させて記載してある)が搭載され、これ
らコネクタ521 〜52n のピン間は、バックボー
ド51に印刷配線されたパターン又はワイヤで接続され
るようになっている。
【0013】また、図中531 〜53n はユニット
としての例えば種々の電気回路を実装したプリント基板
であり、該プリント基板531 〜53n がシャーシ
50に収容されるようになっている。各プリント基板5
31 〜53n の一端辺(バックボード51側)には
、例えば上記コネクタ521 〜52n に嵌合するコ
ネクタ部が形成されている。
【0014】そして、該プリント基板531 〜53n
 のコネクタ部が上記バックボード51のコネクタ52
1 〜52n に嵌合されることによりバックボード5
1を介して、プリント基板531〜53n 相互間が電
気的に接続されるようになっている。
【0015】かかる電子装置では、各プリント基板53
1 〜53n に実装される部品が、LSI化やモジュ
ール化により小型になり、また、実装技術の進歩により
面実装等が採用されるに至り、小さいサイズのプリント
基板で従来と同等の機能を実現できるようになってきて
いる。
【0016】しかしながら、プリント基板サイズが小さ
くなっても、該プリント基板で実現する機能が従来と同
じであるならば、コネクタ部のピン数は従来と同じ数だ
け必要であり、これが小型化のネックとなっている。
【0017】換言すれば、プリント基板サイズは、その
コネクタ部のピン数により決定され、プリント基板の小
型化が阻害されている。
【0018】近年のマイクロプロセッサの同時処理能力
が、16ビット、32ビット…と向上するに連れてアド
レスバス、データバスの幅が広がり、これによりピンネ
ックの問題は益々増長されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】かかる問題に対処する
ために、コネクタを低背化したりコネクタのピン間隔を
狭くしてプリント基板からの入出力ピン数を増加する試
みがなされている。
【0020】しかしながら、プリント基板に実装される
部品の、LSI化やモジュール化、部品の面実装技術の
採用、さらには、マイクロプロセッサの同時処理能力の
向上に伴うアドレスバス、データバスのバス幅の拡大は
益々促進され、プリント基板のピンネックという問題は
依然として解消されない。
【0021】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、他のユニットと接続するバスの本数を減らすこと
ができるとともに、該他のユニットにおけるタイミング
余裕度を向上することができ、したがって電子装置の信
頼性を高めることのできるバス信号のマルチプレクス装
置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のバス信号のマル
チプレクス装置は、図1に原理的に示すように、第1の
バスB1から入力される第1のデータAと第2のデータ
Dとを保持する保持手段10と、該保持手段10に保持
された前記第1のデータAと第2のデータDとをマルチ
プレクスするマルチプレクス手段11と、該マルチプレ
クス手段11でマルチプレクスされたデータを第2のバ
スB2に出力する出力手段12と、前記マルチプレクス
手段11のマルチプレクスのタイミングと前記出力手段
12の第2のバスB2への出力タイミングを制御する制
御手段13とを具備することを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明では、第1のバスB1からの第1のデー
タ(例えばアドレス)Aと第2のデータ(例えばデータ
)Dとを保持手段10に保持しておき、これら第1のデ
ータAと第2のデータDを制御回路13からの制御信号
に応じてマルチプレクスし、さらに、このマルチプレク
スされたデータを上記制御回路13からの制御信号に応
じて出力手段12を介して第2のバスB2に出力するよ
うにしている。
【0024】上記第1のデータAと第2のデータDは、
例えば第1のバスB1がマルチプレクスされていなけれ
ばそのまま、マルチプレクスされていればデマルチプレ
クスして保持手段10に保持される。
【0025】これにより、第2のバスB2上では第1の
データAと第2のデータDとがマルチプレクスされたも
のとなるので、上記第1のバスB1がマルチプレクスさ
れたものでなければ第2のバスB2の信号線数は半減し
、マルチプレクスされたものであっても従来はデマルチ
プレクスして送出していたので、上記と同様にやはり半
減することになり、ピンネックの問題を緩和できる。
【0026】また、第1のバスB1上の各信号は、B1
がマルチプレクスされたものであれば制御手段13によ
りタイミングが再調整されて第2のバスB2に送出され
るので、第2のバスB2上の信号に余裕度を持たせるこ
とができ、ひいては、該第2のバスB2に接続される他
のユニットの動作の信頼性を向上させることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0028】先ず、本発明のバス構造の概念について説
明する。情報の転送を要求する側をMPU、該要求に応
答する側を周辺装置として定義する。
【0029】図2は、MPU側のバス(第1のバスB1
)としてマルチプレクスされたアドレスデータバス(A
DMUX)が用いられる場合を示す。この場合、一旦、
アドレスとデータをデマルチプレクスして、所定のタイ
ミングで再マルチプレクス(以下、「リタイミング」と
いう)して周辺装置にアドレスデータバス(ADMUX
)として送出する。
【0030】この構成では、入力されるバスの本数と出
力されるバスの本数とは同一であるが、従来は一旦デマ
ルチプレクスして送出していたことから見れば、該MP
Uから出力されるバスの本数は半減している。また、リ
タイミングして出力するので、周辺装置側のタイミング
余裕度を持たせることができる。このタイミング余裕度
の詳細については後述する。
【0031】図3は、MPU側のバス(第1のバスB1
)としてマルチプレクスされないアドレスバスとデータ
バスが用いられる場合を示す。この場合、アドレスとデ
ータはマルチプレクスされ、且つ、リタイミングされて
送出される。
【0032】この構成では、入力されるバスの本数に比
べ出力されるバスの本数は半減している。
【0033】上記図2と図3に示した構成の相違は、M
PU側のバスがマルチプレクスされているか否かである
。したがって、図2に示した構成で、入力側にデマルチ
プレクスする手段を備えれば図3の構成となる。
【0034】したがって、以下の説明では、図2に示し
た構成の実施例について詳細に説明し、図3に示した構
成の実施例については詳述しない。なお、以下の実施例
では、マイクロプロセッサ及びその周辺回路等で構成さ
れる処理ユニットをMPUと称し、該処理ユニットに含
まれるマイクロプロセッサはCPUと称する。
【0035】図4は、MPU(図示しない)のアドレス
データバスAD0〜7の再マルチプレクス回路の構成を
示す。図5は、MPUのアドレスデータバスAD8〜1
5の再マルチプレクス回路の構成を示す。これら図4及
び図5に示す再マルチプレクス回路は、図6に示す制御
回路で制御されるようになっている。なお、周辺装置は
8ビットのアドレスデータバスで制御されるものとする
。したがって、図4〜図6の回路では2台の周辺装置を
制御できるものである。
【0036】図4において、20は8ビットのトランス
ペヤーレントラッチである。このラッチ20には、図示
しないCPUからのアドレスデータバス信号AD0〜7
が入力されるようになっている。そして、このアドレス
データバス信号AD0〜7は、同様に図示しないCPU
から出力されるアドレスラッチイネーブル信号ALEに
同期して該ラッチ20にラッチされるようになっている
。このラッチ20の出力は、セレクタ22、23の一方
の入力端子Aに供給されるようになっている。このラッ
チ20は、マルチプレクスされたアドレスデータバスA
D0〜7のアドレス部分をラッチする。
【0037】21も8ビットのトランスペヤーレントラ
ッチである。このラッチ21には、図示しないCPUか
らのアドレスデータバス信号AD0〜7が入力されるよ
うになっている。そして、このアドレスデータバス信号
AD0〜7は、同様に図示しないCPUから出力される
ライト信号WRL(ニモニックWRLの最後の「L」は
、Lレベルで有意であることを示しており、図中のニモ
ニックWRの上線と同義である。以下、本明細書では同
様の記述をする。)に同期して該ラッチ21にラッチさ
れるようになっている。このラッチ21の出力は、セレ
クタ22、23の他方の入力端子Bに供給されるように
なっている。このラッチ21は、マルチプレクスされた
アドレスデータバスAD0〜7のデータ部分をラッチす
る。
【0038】22、23はそれぞれ4ビットのセレクタ
であり、セレクト入力端子Sに供給される選択信号AO
ELに応じてA端子入力又はB端子入力のいずれかを選
択して出力するものである。この選択信号AOELは、
後述する制御回路(図6参照)から供給される。このセ
レクタ22、23の出力はバッファ24に供給されるよ
うになっている。
【0039】24は8ビットのトライステートバッファ
であり、データ出力イネーブル信号DOELに応じて上
記セレクタ22、23からのデータを周辺装置に対する
アドレスデータバスMAD0〜7に出力するか、又は、
その出力をハイインピーダンス状態にするものである。 このバッファ24に供給されるデータ出力イネーブル信
号DOELも、後述する制御回路から供給されるように
なっている。
【0040】25も8ビットのトライステートバッファ
であり、データ入力イネーブル信号DIELに応じて上
記周辺装置からのアドレスデータバスMAD0〜7のデ
ータを通過させてアドレスデータバスMAD0〜7に出
力するか、又は、その出力をハイインピーダンス状態に
するものである。このバッファ25に供給されるデータ
入力イネーブル信号DIELも、後述する制御回路から
供給されるようになっている。
【0041】図5に示す再マルチプレクス回路も、入力
されるアドレスデータバスのビット位置等を除けば、上
記図5に示した再マルチプレクス回路と略同様に構成さ
れる。
【0042】即ち、図5において、30は8ビットのト
ランスペヤーレントラッチである。このラッチ30には
、図示しないCPUからの高位バイト選択信号BHE、
アドレスデータバス信号AD1〜7が入力されるように
なっている。そして、この高位バイト選択信号BHE、
アドレスデータバス信号AD1〜7は、同様に図示しな
いCPUから出力されるアドレスラッチイネーブル信号
ALEに同期して該ラッチ30にラッチされるようにな
っている。このラッチ30の出力は、セレクタ32、3
3の一方の入力端子Aに供給されるようになっている。 このラッチ30は、マルチプレクスされた高位バイト選
択信号BHE、及びアドレスデータバス信号AD1〜7
のアドレス部分をラッチする。
【0043】31も8ビットのトランスペヤーレントラ
ッチである。このラッチ31には、図示しないCPUか
らのアドレスデータバス信号AD8〜15が入力される
ようになっている。そして、このアドレスデータバス信
号AD8〜15は、同様に図示しないCPUから出力さ
れるライト信号WRLに同期して該ラッチ31にラッチ
されるようになっている。このラッチ31の出力は、セ
レクタ32、33の他方の入力端子Bに供給されるよう
になっている。このラッチ31は、マルチプレクスされ
たアドレスデータバスAD8〜15のデータ部分をラッ
チする。
【0044】32、33はそれぞれ4ビットのセレクタ
であり、セレクト入力端子Sに供給される選択信号AO
ELに応じてA端子入力又はB端子入力のいずれかを選
択して出力するものである。この選択信号AOELは、
後述する制御回路(図6参照)から供給される。このセ
レクタ32、33の出力はバッファ34に供給されるよ
うになっている。
【0045】34は8ビットのトライステートバッファ
であり、データ出力イネーブル信号DOELに応じて上
記セレクタ32、33からのデータを周辺装置に対する
アドレスデータバスMAD8〜15に出力するか、又は
、その出力をハイインピーダンス状態にするものである
。このバッファ34に供給されるデータ出力イネーブル
信号DOELも、後述する制御回路から供給されるよう
になっている。
【0046】35も8ビットのトライステートバッファ
であり、データ入力イネーブル信号DIELに応じて上
記周辺装置からのアドレスデータバスMAD8〜15の
データを通過させてアドレスデータバスMAD8〜15
に出力するか、又は、その出力をハイインピーダンス状
態にするものである。このバッファ35に供給されるデ
ータ入力イネーブル信号DIELも、後述する制御回路
から供給されるようになっている。
【0047】図6は、図4及び図5に示した再マルチプ
レクス回路を共通に制御する制御回路である。
【0048】図において、40はDタイプのフリップフ
ロップであり、図示しないクロック生成回路からのクロ
ック信号CLKの立ち上がりのエッジで、該フリップフ
ロップ40のD入力端子に供給されているアドレスラッ
チイネーブル信号ALEを取り込んで記憶するものであ
る。上記アドレスラッチイネーブル信号ALEは、図示
しないCPUから出力されるものである。
【0049】このフリップフロップ40の出力は、周辺
装置に対するアドレスラッチイネーブル信号MALEと
して該周辺装置に供給されるようになっている。また、
フリップフロップ40の出力は、NORゲートの一方の
入力端子にも供給される。
【0050】41は4ビットのDタイプフリップフロッ
プで構成されるレジスタであり、クロック入力端子CK
に供給されるクロック信号の立ち上がりのエッジで動作
するものである。このレジスタ41のロック入力端子C
Kには、上記クロック信号CLKがインバータ42で反
転された信号が供給される。したがって、このレジスタ
41は、クロック信号CLKの立ち下がりのエッジで動
作することになる。
【0051】このレジスタ41の第1番目のフリップフ
ロップのD入力端子には、NORゲート43の出力が供
給されるようになっている。NORゲート43の入力端
子には、上記したフリップフロップ40の出力信号MA
LEとアドレスラッチイネーブル信号ALEが供給され
るようになっている。したがって、このNORゲートか
らは、アドレスラッチイネーブル信号ALEを次のクロ
ックサイクルまで引き延ばした信号がLレベルで有意の
信号として出力される。この第1番目のフリップフロッ
プは、上記NORゲート43の出力信号をクロック信号
CLKの立ち下がりで取込み、選択信号AOELとして
出力する。この選択信号AOELは、セレクタ22、2
3(図4参照)及びセレクタ32、33(図5参照)に
供給されるようになっている。
【0052】レジスタ41の第2番目のフリップフロッ
プのD入力端子には、図示しないCPUが出力するライ
ト信号WRLが供給されるようになっている。このライ
ト信号WRLは、クロック信号CLKの立ち下がりのエ
ッジで該第2番目のフリップフロップにセットされ、そ
の出力は、ORゲート44(負論理でのANDゲートの
表現で記載している)の一方の入力端子に供給されるよ
うになっている。
【0053】レジスタ41の第3番目のフリップフロッ
プのD入力端子には、図示しないCPUが出力するリー
ド信号RDLが供給されるようになっている。このリー
ド信号RDLは、クロック信号CLKの立ち下がりのエ
ッジで該第3番目のフリップフロップにセットされ、そ
の出力は、ORゲート45(負論理でのANDゲートの
表現で記載している)の一方の入力端子に供給されるよ
うになっている。
【0054】レジスタ41の第4番目のフリップフロッ
プのD入力端子には、図示しないCPUが出力するリー
ド信号RDLがインバータ46で反転された信号が供給
されるようになっている。このインバータ46の出力は
、クロック信号CLKの立ち下がりのエッジで該第4番
目のフリップフロップにセットされ、その出力は、デー
タ出力イネーブル信号DOELとしてバッファ24(図
4参照)及びバッファ34(図5参照)の出力イネーブ
ル端子OEに供給されるようになっている。
【0055】上記ORゲート44は、上述したレジスタ
41の第2番目のフリップフロップの出力を一方の入力
とし、ライト信号WRLを他方の入力としてLレベルで
の論理積をとり、Lレベルで有意な周辺装置に対するラ
イト信号MWRLとして出力するものである。このライ
ト信号MWRLは周辺装置に供給され、データの書込み
に使用される。
【0056】上記ORゲート45は、上述したレジスタ
41の第3番目のフリップフロップの出力を一方の入力
とし、リード信号RDLを他方の入力としてLレベルで
の論理積をとり、Lレベルで有意な周辺装置に対するリ
ード信号MRDLとして出力するものである。このリー
ド信号MRDLは周辺装置に供給され、データの読み出
しに使用される。
【0057】47はORゲート(負論理でのANDゲー
トの表現で記載している)であり、図示しないCPUか
ら供給されるリード信号RDLを一方の入力とし、図示
しないチップセレクト回路からのチップ選択信号IOC
S1Lを他方の入力としてLレベルでの論理積をとり、
その出力は、Lレベルで有意なデータ入力イネーブル信
号DIELとしてバッファ25(図4参照)及びバッフ
ァ35(図5参照)の出力イネーブル端子OEに供給さ
れるようになっている。ここで、チップ選択信号IOC
S1Lは、アクセス対象の周辺装置を選択する信号であ
り、このチップ選択信号IOCS1Lが有意のときにの
み、当該装置は周辺装置からのデータ入力が可能となる
【0058】なお、信号MCSLは、図示しない周辺装
置選択回路から出力される周辺装置の選択信号である。 この選択信号MCSLが有意にされた周辺装置のみが、
上記再マルチプレクス回路からの各信号に応答すること
になる。
【0059】次に、上述した再マルチプレクス回路と情
報の送受を行う周辺装置側のインタフェース回路につい
て説明する。
【0060】図7はかかる周辺装置側のインタフェース
回路の構成を示す。
【0061】図において、60は8ビットのトランスペ
ヤーレントラッチである。このラッチ60には、上述し
たMPUの再マルチプレクス回路(図4〜図6)でアド
レスとデータをマルチプレクスして送出するアドレスデ
ータバス信号MAD0〜7が入力されるようになってい
る。そして、このアドレスデータバス信号MAD0〜7
は、同様に再マルチプレクス回路から出力されるアドレ
スラッチイネーブル信号MALEに同期して該ラッチ6
0にラッチされるようになっている。即ち、このラッチ
60には、周辺装置に対するアドレス情報がラッチされ
る。したがって、このラッチ60の出力は、該周辺装置
のアドレスバスに出力され、所定のアクセスアドレスと
して使用されることになる。
【0062】また、61は双方向の8ビットバッファで
あり、そのDIR端子及びG端子に供給された信号に応
じて動作するものである。このバッファ61のMPU側
の入出力端子には、アドレスデータバスMAD0〜9(
又はMAD8〜15)が接続され、周辺装置側の入出力
端子側には、該周辺装置のデータバスが接続される。 即ち、このバッファ61は、G端子に供給される選択信
号MCSLがHレベルのときは、上記MPU側及び周辺
装置側の双方ともハイインピーダンス状態になり信号の
通過は阻止される。
【0063】一方、上記G端子に供給される選択信号M
CSLがLレベルのときは、リード信号MRDLに応じ
て信号の流れる方向が制御される。即ち、リード信号M
RDLがLレベルの時(MPU側からのリードアクセス
時)は周辺装置側からMPU側に、リード信号MRDL
がHレベルの時(MPU側からのライトアクセス時)は
MPU側から周辺装置側に、それぞれ信号が通過するよ
うに制御される。
【0064】次に、上記構成において、本実施例の動作
を図8及び図9に示したタイミングチャートを参照しな
がら説明する。なお、図中破線の矢印で示したタイミン
グは、CPUに固有のタイミングであり、変更の余地が
ないものである。即ち、アドレスラッチイネーブル信号
ALE、アドレスデータバス信号AD15−0、ライト
信号WRL、リード信号RDL、データイネーブル信号
DENLの各信号は図示タイミングでCPUから出力さ
れるものである。
【0065】図8は、MPUが周辺装置にライトする時
の動作タイミングチャートを示すものである。
【0066】CPUが出力するアドレスデータバスAD
15−0の内容は、同じくCPUが出力するアドレスラ
ッチイネーブル信号ALEによりラッチ20、30にセ
ットされる。これにより、ラッチ20、30にアドレス
が保持されることになる。
【0067】また、上記アドレスデータバスAD15−
0の内容は、同じくCPUが出力するライト信号WRL
によりラッチ21、31にセットされる。これにより、
ラッチ21、31に送出すべきデータが保持されること
になる。
【0068】次いで、ラッチ20、30及びラッチ21
、31のマルチプレクス処理が行われる。即ち、選択信
号AOELがセレクタ22、23、32、33のセレク
ト端子Sに供給されることにより、前半部分でラッチ2
0、30の内容、つまりアドレスが選択され、後半部分
でラッチ21、31の内容、つまりデータが選択されて
時分割で出力される。このセレクタ22、23、32、
33の出力はバッファ24、34に供給される。この際
、現在実行中のオペレーションがリードでない、つまり
リード信号RDLがHレベルであるので、データ出力イ
ネーブル信号DOELはLレベルになった状態を維持し
ている。したがって、上記セレクタ22、23、32、
33の出力はバッファ24、34を通過して周辺装置に
対するアドレスデータバス信号MAD15−0として出
力される。
【0069】また、周辺装置側においてアドレスデータ
バス信号MAD15−0を受信するタイミングとして、
周辺装置側に対するアドレスラッチイネーブル信号MA
LE、ライト信号MWRLが出力される。
【0070】周辺装置側インタフェース回路では、上記
アドレスデータバス信号MAD15−0に含まれるアド
レス情報をアドレスラッチイネーブル信号MALEでラ
ッチ60に取込み、また、バッファ61を介して送られ
てくる上記アドレスデータバス信号MAD15−0に含
まれるデータをライト信号MWRLに同期して取り込む
ことになる。
【0071】ここで、CPU側におけるアドレスデータ
バスAD15−0とアドレスラッチイネーブル信号AL
Eとの関係、周辺装置側におけるアドレスデータバスM
AD15−0とアドレスラッチイネーブル信号MALE
との関係を比較して見るに、CPU側においては、アド
レスデータバスAD15−0上のアドレスはクロック周
期T1の略中央からT2の略中央までの1クロック周期
の間バリッドになり、ラッチイネーブル信号ALEは、
このバリッド区間の略中央で立ち下がってアドレス情報
をラッチ20、30に取り込むことになる。
【0072】しかしながら、これらアドレスデータバス
AD15−0、ラッチイネーブル信号ALEを、そのま
ま周辺装置に供給する構成にすると、配線容量等の原因
により信号の遅延が発生し、上記アドレスのバリッド区
間とラッチイネーブル信号ALEの立ち下がり位置の関
係がズレる場合が発生する。かかる場合は、ラッチイネ
ーブル信号ALEに対するセットアップタイムやホール
ドタイムの規定が守れず、最悪の場合は正常にアドレス
情報をラッチできないという事態が発生する。したがっ
て、かかる構成は周辺装置側におけるタイミングの余裕
度がないと言わざるをえない。
【0073】これに対し、本実施例は、アドレスとデー
タをデマルチプレクスした後に再度マルチプレクスする
ことにより、アドレスデータバスMAD15−0のアド
レス情報のバリッド区間を延ばし、このアドレスのバリ
ッド区間に対し適切なタイミングで変化するラッチイネ
ーブル信号MALEを付して送出するように構成してい
る。これにより、該ラッチイネーブル信号MALEとア
ドレスのバリッド区間の関係が多少ズレても充分な余裕
を持ってアドレス情報をラッチすることができるものと
なっている。
【0074】また、上記構成によりデータのバリッド区
間は若干短くなるが、データのバリッド区間は元来充分
に長いものであるので、何等問題は発生しない。
【0075】次に、MPUが周辺装置からデータをリー
ドする時の動作について、図9のタイミングチャートを
参照しながら説明する。
【0076】MPUから周辺装置に対してアドレスを送
出する動作は、上述したライト時の動作と同じであるの
で、ここでは説明は省略する。
【0077】アドレス部の送出が完了し、選択信号AO
ELによりセレクタ22、23、32、33でデータが
選択されるタイミングになると、データ出力イネーブル
信号DOELはHレベルになり、バッファ24、34の
出力はハイインピーダンス状態にされる。
【0078】一方、CPUからはリード動作を指示する
旨のリード信号RDLが出力される。このリード信号R
DLは、周辺装置に対してリードを指示するリード信号
MRDLとして送出される。周辺装置はこれに応答して
内部のデータバスにデータを出力する。このデータはバ
ッファ61を介してアドレスデータバスMAD15−0
に出力される。この際、データ入力イネーブル信号DI
ELがLレベルとされているので、アドレスデータバス
MAD15−0上のデータはバッファ25、35を介し
てMPU内部に取り込まれることになる。
【0079】この場合も上記と同様の理由によりアドレ
ス情報の送出に対して充分なタイミングの余裕度を持た
せるとができ、また、データの読込みに対しても従来と
同様のタイミングの余裕度を維持できるものとなってい
る。
【0080】なお、上記実施例では、アドレスとデータ
をマルチプレクスして送受する場合について説明したが
、これ以外のデータをマルチプレクスして送受できるこ
とは勿論であり、上記実施例と同様の作用・効果を奏す
る。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
他のユニットと接続するバスの本数を減らすとができる
とともに、該他のユニットにおけるタイミング余裕度を
向上することができ、したがって電子装置の信頼性を高
めることのできるバス信号のマルチプレクス装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明を適用するMPU側のバスとしてマルチ
プレクスされたアドレスデータバス(ADMUX)が用
いられる場合を概念的に示す図である。
【図3】本発明を適用するMPU側のバスとしてマルチ
プレクスされていないアドレスバス及びデータバスが用
いられる場合を概念的に示す図である。
【図4】本発明の実施例の一方のバイトに対する再マル
チプレクス回路の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例の他方のバイトに対する再マル
チプレクス回路の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例の図4及び図5に示した回路を
制御する制御回路の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施例の周辺装置側のインタフェース
回路の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施例におけるライト時の動作タイミ
ングを説明するためのタイミングチャートである。
【図9】本発明の実施例におけるリード時の動作タイミ
ングを説明するためのタイミングチャートである。
【図10】一般的な電子装置の物理的構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10  保持手段(ラッチ20、21、30、31)1
1  マルチプレクス手段(セレクタ22、23、32
、33) 12  出力手段(バッファ24、34)13  制御
手段(制御回路) 14  入力手段(バッファ25、35)B1  第1
のバス(アドレスデータバスAD15−0)B2  第
2のバス(アドレスデータバスMAD15−0) A    第1のデータ(アドレス) D    第2のデータ(データ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1のバス(B1)から入力される第
    1のデータ(A) と第2のデータ(D) とを保持す
    る保持手段(10)と、該保持手段(10)に保持され
    た前記第1のデータ(A) と第2のデータ(D) と
    をマルチプレクスするマルチプレクス手段(11)と、
    該マルチプレクス手段(11)でマルチプレクスされた
    データを第2のバス(B2)に出力する出力手段(12
    )と、前記マルチプレクス手段(11)のマルチプレク
    スのタイミングと前記出力手段(12)の第2のバス(
    B2)への出力タイミングを制御する制御手段(13)
    と具備したことを特徴とするバス信号のマルチプレクス
    装置。
  2. 【請求項2】  前記第2のバス(B2)のデータを入
    力し、前記第 1のバス(B1)に出力する入力手段(
    14)を具備し、該入力手段(14)のデータ入力タイ
    ミングは前記制御手段(13)により制御されることを
    特徴とする請求項1記載のバス信号のマルチプレクス装
    置。
  3. 【請求項3】  前記保持手段(10)は、前記第1の
    バス(B1)により供給されるマルチプレクスされたデ
    ータを、第1のデータ(A) と第2のデータ(D) 
    とにデマルチプレクスして保持することを特徴とする請
    求項1又は2記載のバス信号のマルチプレクス装置。
  4. 【請求項4】  前記保持手段(10)は、前記第1の
    バス(B1)により供給されるマルチプレクスされてい
    ない第1のデータ(A) と第2のデータ(D) とを
    保持することを特徴とする請求項1又は2記載のバス信
    号のマルチプレクス装置。
  5. 【請求項5】  前記制御手段(13)は、前記第1の
    バス(B1)のデータが前記第2のバス(B2)に出力
    された場合に、該第2のバス(B2)のデータが所定の
    余裕度を有するように前記マルチプレクス手段(11)
    及び出力手段(12)の動作タイミングを再調整するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のバス信号のマルチ
    プレクス装置。
JP5508391A 1991-03-19 1991-03-19 バス信号のマルチプレクス装置 Pending JPH04290153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265000A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Fujitsu Ltd バスマスタ回路/スレーブ回路切替え回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007265000A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Fujitsu Ltd バスマスタ回路/スレーブ回路切替え回路

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