JPH04289637A - ブラウン管 - Google Patents
ブラウン管Info
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- JPH04289637A JPH04289637A JP1065191A JP1065191A JPH04289637A JP H04289637 A JPH04289637 A JP H04289637A JP 1065191 A JP1065191 A JP 1065191A JP 1065191 A JP1065191 A JP 1065191A JP H04289637 A JPH04289637 A JP H04289637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction means
- dynamic
- dynamic quadrupole
- electron beam
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 49
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N Nitroglycerin Chemical compound [O-][N+](=O)OCC(O[N+]([O-])=O)CO[N+]([O-])=O SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビームの集束状態を
補正する補正手段を備えたブラウン管に関し、特にその
補正手段の改良技術に係わる。
補正する補正手段を備えたブラウン管に関し、特にその
補正手段の改良技術に係わる。
【０００２】
【従来の技術】ブラウン管の偏向ヨークの偏向磁界分布
は、図形歪の軽減などの理由から斉一磁界ではなく故意
に歪んだものとされる。特に、カラーブラウン管では偏
向磁界の歪みにより集中誤差の発生を補正したりするた
め更に大きな歪みが形成される場合が多い。
は、図形歪の軽減などの理由から斉一磁界ではなく故意
に歪んだものとされる。特に、カラーブラウン管では偏
向磁界の歪みにより集中誤差の発生を補正したりするた
め更に大きな歪みが形成される場合が多い。
【０００３】ところが、偏向磁界の歪みは電子ビームの
集束状態にも大きな影響を与える。例えばＣＦＤ（コン
バージェンス・フリーＤＹ）の場合にはスクリーン面中
央ではジャストフォーカスするがコーナでは垂直方向に
前ピン（過集束）となる非点収差が発生する。
集束状態にも大きな影響を与える。例えばＣＦＤ（コン
バージェンス・フリーＤＹ）の場合にはスクリーン面中
央ではジャストフォーカスするがコーナでは垂直方向に
前ピン（過集束）となる非点収差が発生する。
【０００４】この問題を解決するため従来では電子銃の
箇所にダイナミックフォーカス補正手段及びダイナミッ
ク四重極補正手段を設け、双方の手段を動的に駆動する
ことでスクリーン面の全体で水平方向のみならず垂直方
向についても集束するよう構成している。
箇所にダイナミックフォーカス補正手段及びダイナミッ
ク四重極補正手段を設け、双方の手段を動的に駆動する
ことでスクリーン面の全体で水平方向のみならず垂直方
向についても集束するよう構成している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイナ
ミック四重極補正手段の位置と偏向ヨークの位置と異な
るために電子ビームは集束しても水平方向と垂直方向と
で像倍率が異なる。そのため、電子ビームのスポットが
円にならず横長の歪んだものとなり画質を損なう原因と
なっていた。ここで、ダイナミック四重極補正手段の位
置を偏向ヨークの近傍に移動することが考えられるが、
例えばカラーブラウン管の場合には集束状態への干渉等
の理由により事実上困難である。
ミック四重極補正手段の位置と偏向ヨークの位置と異な
るために電子ビームは集束しても水平方向と垂直方向と
で像倍率が異なる。そのため、電子ビームのスポットが
円にならず横長の歪んだものとなり画質を損なう原因と
なっていた。ここで、ダイナミック四重極補正手段の位
置を偏向ヨークの近傍に移動することが考えられるが、
例えばカラーブラウン管の場合には集束状態への干渉等
の理由により事実上困難である。
【０００６】そこで、本発明は電子ビームが水平方向と
垂直方向の像倍率を同じくしてスクリーン面に収束する
ブラウン管を提供することを課題とする。
垂直方向の像倍率を同じくしてスクリーン面に収束する
ブラウン管を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係るブラウン管は、電子ビームをスクリーン
面に向かって発射する電子銃と、電子ビームの通過空間
内に偏向磁界を形成する偏向ヨークと、電子ビームの走
査に対し同期して電圧印加し、電子ビームの集束状態を
補正するダイナミックフォーカス補正手段及びダイナミ
ック四重極補正手段とを有するブラウン管において、前
記ダイナミック四重極補正手段を複数の位置に分割して
設け、この複数のダイナミック四重極補正手段の補正内
容を合成して得られる仮想ダイナミック四重極補正手段
が前記偏向ヨークの位置になるよう構成したものである
。
の本発明に係るブラウン管は、電子ビームをスクリーン
面に向かって発射する電子銃と、電子ビームの通過空間
内に偏向磁界を形成する偏向ヨークと、電子ビームの走
査に対し同期して電圧印加し、電子ビームの集束状態を
補正するダイナミックフォーカス補正手段及びダイナミ
ック四重極補正手段とを有するブラウン管において、前
記ダイナミック四重極補正手段を複数の位置に分割して
設け、この複数のダイナミック四重極補正手段の補正内
容を合成して得られる仮想ダイナミック四重極補正手段
が前記偏向ヨークの位置になるよう構成したものである
。
【０００８】
【作用】電子銃から発射される電子ビームは偏向ヨーク
で所定の偏向作用を受けると共にダイナミックフォーカ
ス補正手段及びダイナミック四重極補正手段によって水
平及び垂直方向の偏向状態が補正されて電子ビームはス
クリーン面の一点に収束し、且つ、ダイナミック四重極
補正手段は複数箇所に分割して配置され、その補正合成
して得られる仮想ダイナミック四重極補正手段が偏向ヨ
ークの位置となるため水平方向と垂直方向の像倍率が同
じになる。
で所定の偏向作用を受けると共にダイナミックフォーカ
ス補正手段及びダイナミック四重極補正手段によって水
平及び垂直方向の偏向状態が補正されて電子ビームはス
クリーン面の一点に収束し、且つ、ダイナミック四重極
補正手段は複数箇所に分割して配置され、その補正合成
して得られる仮想ダイナミック四重極補正手段が偏向ヨ
ークの位置となるため水平方向と垂直方向の像倍率が同
じになる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図１乃至図３には本発明の実施例を示す。図１は各
手段の作用をレンズに置き換えて本発明の概念を説明す
る図である。図１において、電子銃１とスクリーン面２
との間には偏向ヨーク３が配置され、偏向ヨーク３はレ
ンズにて置き換えると、垂直方向が凸レンズ部３ａで、
水平方向が凹レンズ部３ｂとして作用する。
る。図１乃至図３には本発明の実施例を示す。図１は各
手段の作用をレンズに置き換えて本発明の概念を説明す
る図である。図１において、電子銃１とスクリーン面２
との間には偏向ヨーク３が配置され、偏向ヨーク３はレ
ンズにて置き換えると、垂直方向が凸レンズ部３ａで、
水平方向が凹レンズ部３ｂとして作用する。
【００１０】電子銃１内部にはメインレンズ４と共にダ
イナミックフォーカス補正手段５とダイナミック四重極
補正手段６，７とが設けられ、この各手段５，６，７は
電子ビームの走査に対し同期して電圧印加される。ダイ
ナミックフォーカス補正手段５はレンズにて置き換える
と、垂直方向、水平方向共に凹レンズ部５ａとして作用
する。ダイナミック四重極補正手段６，７は２箇所に分
割して配置されている。一方のダイナミック四重極補正
手段６はレンズにて置き換えると、垂直方向が凹レンズ
部６ａで、水平方向が凸レンズ部６ｂであり、他方のダ
イナミック四重極補正手段７はレンズにて置き換えると
、逆に垂直方向が凸レンズ部７ａで、水平方向が凹レン
ズ部７ｂとなるよう駆動される。そして、図２に示すよ
うに２つのダイナミック四重極補正手段６，７の補正内
容を合成して得られる単一の仮想ダイナミック四重極補
正手段８が偏向ヨーク３の位置に等価的に置き換えられ
るようその強さが制御される。
イナミックフォーカス補正手段５とダイナミック四重極
補正手段６，７とが設けられ、この各手段５，６，７は
電子ビームの走査に対し同期して電圧印加される。ダイ
ナミックフォーカス補正手段５はレンズにて置き換える
と、垂直方向、水平方向共に凹レンズ部５ａとして作用
する。ダイナミック四重極補正手段６，７は２箇所に分
割して配置されている。一方のダイナミック四重極補正
手段６はレンズにて置き換えると、垂直方向が凹レンズ
部６ａで、水平方向が凸レンズ部６ｂであり、他方のダ
イナミック四重極補正手段７はレンズにて置き換えると
、逆に垂直方向が凸レンズ部７ａで、水平方向が凹レン
ズ部７ｂとなるよう駆動される。そして、図２に示すよ
うに２つのダイナミック四重極補正手段６，７の補正内
容を合成して得られる単一の仮想ダイナミック四重極補
正手段８が偏向ヨーク３の位置に等価的に置き換えられ
るようその強さが制御される。
【００１１】上記構成において、電子銃１から発射され
る電子ビームは偏向ヨーク３で所定の偏向を受けると共
にダイナミックフォーカス補正手段５及び２箇所のダイ
ナミック四重極補正手段６，７によって水平及び垂直方
向の偏向状態がそれぞれ補正されて、電子ビームは水平
及び垂直方向共にスクリーン面２の一点に収束される。
る電子ビームは偏向ヨーク３で所定の偏向を受けると共
にダイナミックフォーカス補正手段５及び２箇所のダイ
ナミック四重極補正手段６，７によって水平及び垂直方
向の偏向状態がそれぞれ補正されて、電子ビームは水平
及び垂直方向共にスクリーン面２の一点に収束される。
【００１２】そして、２箇所のダイナミック四重極補正
手段６，７の補正合成して得られる仮想ダイナミック四
重極補正手段８が偏向ヨーク３の位置となり、非点収差
を発生する位置とこれを補正する位置が一致するため水
平方向と垂直方向の像倍率が同じビームスポットが得ら
れる。
手段６，７の補正合成して得られる仮想ダイナミック四
重極補正手段８が偏向ヨーク３の位置となり、非点収差
を発生する位置とこれを補正する位置が一致するため水
平方向と垂直方向の像倍率が同じビームスポットが得ら
れる。
【００１３】図３にはトリニトロン方式で静電的にダイ
ナミック四重極補正手段６，７を構成する具体例が示さ
れている。トリニトロン方式の場合にダイナミック四重
極補正が可能な位置は（１）３本のビームが完全に分離
しているＧ２近傍（２）３本のビームが完全に一致して
いるメインレンズセンタ（３）３本のビームが完全に分
離しているコンバージェンスプレート近傍の３ケ所であ
る。（２）の位置は従来よりダイナミック四重極補正手
段７が設けられている位置であり、新たに加えるとする
と（１）又は（３）の位置である。（３）の位置は高圧
のポテンシャル下で静電補正をすることになり、耐圧、
給電、回路の各面で困難である。そのため（１）の位置
、即ち、Ｇ２近傍で例えばプリフォーカス系などという
ことになり、図３に示す如くこの位置にもう一方のダイ
ナミック四重極補正手段６が配置されている。そして、
図示の如く供給する動的電圧を共通化できる。又、２箇
所のダイナミック四重極補正手段６，７の一方又は両方
を電磁コイルによる磁気的手段によって構成してもよい
。
ナミック四重極補正手段６，７を構成する具体例が示さ
れている。トリニトロン方式の場合にダイナミック四重
極補正が可能な位置は（１）３本のビームが完全に分離
しているＧ２近傍（２）３本のビームが完全に一致して
いるメインレンズセンタ（３）３本のビームが完全に分
離しているコンバージェンスプレート近傍の３ケ所であ
る。（２）の位置は従来よりダイナミック四重極補正手
段７が設けられている位置であり、新たに加えるとする
と（１）又は（３）の位置である。（３）の位置は高圧
のポテンシャル下で静電補正をすることになり、耐圧、
給電、回路の各面で困難である。そのため（１）の位置
、即ち、Ｇ２近傍で例えばプリフォーカス系などという
ことになり、図３に示す如くこの位置にもう一方のダイ
ナミック四重極補正手段６が配置されている。そして、
図示の如く供給する動的電圧を共通化できる。又、２箇
所のダイナミック四重極補正手段６，７の一方又は両方
を電磁コイルによる磁気的手段によって構成してもよい
。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ダイ
ナミック四重極補正手段を複数の位置に分割して設け、
この複数のダイナミック四重極補正手段を補正合成した
単一の仮想ダイナミック四重極補正手段が偏向ヨークの
位置になるよう制御したので、非点収差を発生する位置
とこれを補正する位置が一致するため電子ビームが水平
及び垂直方向の像倍率を同じくして一点に収束するとい
う効果を奏する。
ナミック四重極補正手段を複数の位置に分割して設け、
この複数のダイナミック四重極補正手段を補正合成した
単一の仮想ダイナミック四重極補正手段が偏向ヨークの
位置になるよう制御したので、非点収差を発生する位置
とこれを補正する位置が一致するため電子ビームが水平
及び垂直方向の像倍率を同じくして一点に収束するとい
う効果を奏する。
【図１】発明の概念を説明する図。
【図２】２つのダイナミック四重極補正手段の補正合成
によって得られる仮想ダイナミック四重極補正手段を示
す図。
によって得られる仮想ダイナミック四重極補正手段を示
す図。
【図３】トリニトロン方式の場合の具体的構成を示す図
。
。
１…電子銃
２…スクリーン面
３…偏向ヨーク
５…ダイナミックフォーカス補正手段
６，７…ダイナミック四重極補正手段
８…仮想ダイナミック四重極補正手段
Claims (1)
- 【請求項１】 電子ビームをスクリーン面に向かって
発射する電子銃と、電子ビームの通過空間内に偏向磁界
を形成する偏向ヨークと、電子ビームの走査に対し同期
して電圧印加し、電子ビームの集束状態を補正するダイ
ナミックフォーカス補正手段及びダイナミック四重極補
正手段とを有するブラウン管において、前記ダイナミッ
ク四重極補正手段を複数の位置に分割して設け、この複
数のダイナミック四重極補正手段の補正内容を合成して
得られる仮想ダイナミック四重極補正手段が前記偏向ヨ
ークの位置になるよう構成したことを特徴とするブラウ
ン管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03010651A JP3134316B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ブラウン管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03010651A JP3134316B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ブラウン管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04289637A true JPH04289637A (ja) | 1992-10-14 |
| JP3134316B2 JP3134316B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=11756128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03010651A Expired - Fee Related JP3134316B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ブラウン管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3134316B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100760778B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2007-09-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 횡장화 유니렌즈를 갖는 유니-바이 전자총의 전압결선 및전극형상 구조 |
| KR100777714B1 (ko) * | 2001-07-06 | 2007-11-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP03010651A patent/JP3134316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100777714B1 (ko) * | 2001-07-06 | 2007-11-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 |
| KR100760778B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2007-09-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 횡장화 유니렌즈를 갖는 유니-바이 전자총의 전압결선 및전극형상 구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3134316B2 (ja) | 2001-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |