JPH04289431A - 回転体の診断手法 - Google Patents

回転体の診断手法

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Publication number
JPH04289431A
JPH04289431A JP5264791A JP5264791A JPH04289431A JP H04289431 A JPH04289431 A JP H04289431A JP 5264791 A JP5264791 A JP 5264791A JP 5264791 A JP5264791 A JP 5264791A JP H04289431 A JPH04289431 A JP H04289431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
frequency
rotating body
matrix
acoustic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5264791A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Tsuneoka
常 岡   治
Shinya Kato
加 藤 信 也
Norimitsu Komai
駒 井 則 光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5264791A priority Critical patent/JPH04289431A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の診断方法、特に
FFT解析手法等を用いた回転体の音響情報を基に該回
転体の異常を検出するようにした回転体の診断技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、回転体の音響情報等をFF
T等を用いた周波数解析器を用いて周波数分析すること
によって、その機器の音響特性を解析する技術が開発さ
れ、この技術をプラント等の構成機器の診断を行うため
の道具として利用することが一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
、回転体に発生する音響信号の持つ周波数は、回転体の
回転周期に比べて遥かに高い帯域にある。このため、回
転体の回転に伴って発生する音響信号が回転体の1回転
の間に変動しているにもかかわらず、その特徴を定量的
に捕えることが困難であるといった問題点があった。
【0004】本発明は上記に鑑み、例えば回転体に発生
する音響信号等の高い周波数成分の特徴を回転体の回転
角度に追従して抽出して、回転体に発生した異常事象を
判定するための信号処理及び異常判定アルゴニズムとし
て使用するようにしたものを提供することを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る回転体の診断方法は、回転体の1回転に
対応するパルスを基準にして、このパルスをNブロック
に分割し、この各ブロックの時間内における音響信号に
対するそれぞれの周波数解析を行い、この解析によって
得られた信号レベルを基に各ブロック毎の音響スペクト
ルパターンを周波数帯域とブロック番号とのマトリック
スに現して、パターン認識を行うようにしたものである
【0006】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、回転体
の回転パルスを基準としてその間に発生する音響信号の
特性を1回転にN分割された周波数変化のパターンとし
て捕らえ、このパターンの変化に着目することによって
、音響信号と回転体の回転信号のような情報の持ってい
る周波数領域の異なる2種類の情報を有機的に関連付け
、データの特徴を合理的に抽出して、回転体に発生した
異常音等を早期に検出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図2は、本実施例を実施するのに最適な診
断装置のブロック図を示すもので、この診断装置は、回
転体近傍から得られたアナログの音響信号をディジタル
値に変換し周波数解析を行うAD変換/FFT処理器1
と、回転体の回転同期信号を得るため回転体の1回転に
対応するパルス信号を基準にして該パルス信号をNブロ
ックに分割するパルス分割器2と、このパルス分割器2
で生成されるタイミング信号によって動作するメモリ切
替器3と、各周波数解析データを一時的に保存するカレ
ントデータ記録器4と、得られたカレントデータを平均
処理するマトリックスデータ平均処理器5と、音響信号
の異常診断や監視を行うか、または診断/監視のために
ベースデータを登録を行うかを判定する学習/診断判定
器6と、診断用ベースデータを記憶するための診断用ベ
ースマトリックス登録器7と、得られた音響信号の診断
を行うための異常判定器8とから主に構成されている。
【0009】そして、図1に示す様に、回転体近傍から
得られるアナログの音響帯域信号と回転体の1回転に対
応して得られる回転パルスを入力とすると、アナログの
音響信号は、AD変換/FFT処理器1によって、A/
D変換されFFT処理を行うことによって周波数領域の
データに変換される。一方、得られた回転パルス信号は
、パルス分割器2によってN等分に分割さ、このパルス
分割器2によって生成されたN等分の分割タイミングに
同期したパルス分割信号(ブロック番号)N1 ,N2
 ,N3 …が生成されて前記FFT処理を行うタイミ
ングが制御される。
【0010】これによって、回転体の1回転をN分割し
た各部分での周波数領域データが生成される。このよう
にして得られた各ブロック番号N1 ,N2 ,N3 
…に対する各周波数帯域F1 ,F2 ,F3 …毎の
信号レベルの一例を図1に示す。
【0011】これらの周波数領域データは、パルス分割
器2が生成するタイミング信号によって動作するメモリ
切替器3によって、カレントデータ記録部4の各ブロッ
クに格納される。このカレントデータ記録器4は、回転
体の1回転をN分割した各部分での周波数領域データを
格納するため、各周波数領域データN個分のブロックを
持っている。従って、カレントデータ記録器4は、回転
体の1回転分の周波数解析結果を蓄積することができる
【0012】このように回転体の1回転分の周波数解析
結果をカレントデータ記録器4に蓄積することによって
、図1に示す様に、各ブロック毎の音響スペクトルパタ
ーンを、周波数Fに関する情報、即ち各周波数帯域F1
 ,F2 ,F3 …と、パルスからの時刻に関する情
報、即ち各ブロック番号N1 ,N2 ,N3 …との
マトリックス〔D11,D21,D31…、D11,D
12,D13…〕で現すことができる。そして、このマ
トリックスによりパターン認識を行って、音響判断する
のであるが、この判断を以下のようにして行っている。
【0013】カレントデータ記録器4に回転体1回転分
のデータが蓄積されてマトリックスが形成されると、そ
のデータは、周波数解析の精度を向上させるために、平
均処理等の統計処理を行うマトリックスデータ平均処理
器5に送られる。このマトリックスデータ平均処理器5
では、カレントデータ記録器4に蓄積されたそれぞれの
マトリックス内のデータをユーザー等によって指定され
た平均回数分加算し、最後に平均回数で除算することに
よって平均値が求められる。求められた平均値は、学習
/診断判定器6によって得られる学習/診断判定フラグ
に基づいて学習機能および診断機能に送られる。
【0014】診断用ベースマトリックス登録器7は、学
習/診断判定器6の学習/診断判定フラグが学習を示し
ている場合に機能し、マトリックスデータ平均処理器5
によって得られた平均化されたマトリックスデータを保
存すると同時に、異常判定用のしきい値を生成し保存す
る。
【0015】異常判定器8は、学習/診断判定器6の学
習/診断判定フラグが診断を示している場合に機能し、
マトリックスデータ平均処理器5によって得られた平均
化されたマトリックスデータを保存するとともに、診断
用ベースマトリックス登録器7に登録されているマトリ
ックスデータ平均処理器5によって得られた平均化され
たマトリックスデータ及び異常判定用のしきい値を用い
て正常/異常の判定を行なう。判定結果が異常の場合等
、必要に応じて異常を知らせるための警報出力等も行う
【0016】本実施例によれば、回転体の発生する音響
信号と回転体の回転信号とを有機的に関連付け、効果的
な特徴部分を自動的に抽出し、さらに音響部分を用いた
回転体の異常診断システムを構築することができる。
【0017】なお、上記実施例のパルス信号及びパルス
分割器において、回転体の回転軸にパルス分割数分の反
射板等を設置し、パルス信号を生成する時点から1回転
をN分割して、AD変換/FFT処理器2及びメモリ切
替器3のタイミングを制御するようにすることができる
。この場合、マトリックスデータ平均処理器5に送るタ
イミング信号をN個分のパルスに対して1パルス送るた
めのカウント積算器を介して発生させるか、マトリック
スデータ平均値処理側にN個分のパルスをカウントする
ためのアルゴリズムを搭載する必要がある。
【0018】前記診断用ベースマトリックス登録器7に
おいて、各周波数解析結果に対する平均値及びしきい値
をそれまでに蓄積した類似回転体のデータ等を用いて予
めコンピュータソフトウェア等に登録しておき、学習機
能を削除することによって、システムの簡略化ひいては
価格低減化を図ることができる。
【0019】また、診断用ベースマトリックス登録器7
及び異常判定器8を取り除き、カレントデータ記録器4
またはマトリックスデータ平均処理器5までに止めて、
解析手法の部分にみを実行させ、回転体の発生する音響
信号をオフラインで解析するようにすることもできる。
【0020】歯車を持つ回転体を診断するために、上記
実施例のパルス信号及びパルス分割器2において生成す
るパルス信号を診断の対象となる歯車の歯数に合わせ、
これによって、時間に対するN分割を各歯車が噛合って
いるそれぞれの状態に対応させた分割となして、歯車の
各歯の状態を監視するようにすることができる。
【0021】上記実施例におけるA/D変換を行うため
のクロックを、回転体の1回転に対してN分割されたそ
れぞれに対してFFTを用いた周波数解析に必要なNF
FT×2個のクロックに調整する機能を持たせ、これに
よって、回転体の回転数に依存して周波数が変化する音
響信号の特徴を、周波数分割数の一定の位置に固定する
ようにすることができる。このようすると、回転体の回
転数によって周波数が変化するような特性を有した回転
体の診断を行う場合における診断アルゴニズムを簡素化
させることができる。
【0022】前記マトリックスデータ平均処理器5にお
いて、平均値の計算と同時に分散値等の統計値を計算し
、その値を診断用ベースマトリックス登録器7の診断の
しきい値に登録することによって、完全に自動化された
しきい値の設定を行なうようにすることもでき、またこ
のマトリックスデータ平均処理器5において、平均値の
計算と同時に分散値等の統計値を計算し、得られた各種
統計量に基づいて異常判定を行なうようにすることもで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
回転信号と音響信号のような周波数帯域が掛け離れた2
種類の信号を一元的に管理し特徴量を効果的に取り出す
ことができ、これによって、例えば音響信号を用いた回
転体の異常診断等を効果的に行なうことできるといった
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を流れの工程順に示す図。
【図2】図1の実施例を実施するのに最適な診断装置の
ブロック図。
【符号の説明】
1  AD変換/FFT処理器 2  パルス分割器 3  メモリ切替器 4  カレントデータ記録器 5  マトリックスデータ平均処理器 6  学習/診断判定器 7  診断用ベースマトリックス登録器8  異常判定
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体の1回転に対応するパルスを基準に
    して、このパルスをNブロックに分割し、この各ブロッ
    クの時間内における音響信号に対するそれぞれの周波数
    解析を行い、この解析によって得られた信号レベルを基
    に各ブロック毎の音響スペクトルパターンを周波数帯域
    とブロック番号とのマトリックスに現して、パターン認
    識を行うことを特徴とする回転体の診断方法。
JP5264791A 1991-03-18 1991-03-18 回転体の診断手法 Pending JPH04289431A (ja)

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JP5264791A JPH04289431A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 回転体の診断手法

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JP5264791A JPH04289431A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 回転体の診断手法

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JPH04289431A true JPH04289431A (ja) 1992-10-14

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ID=12920638

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JP5264791A Pending JPH04289431A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 回転体の診断手法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101243A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Omron Corp 支援装置
WO2015087732A1 (ja) * 2013-12-12 2015-06-18 Ntn株式会社 回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法
JP2015114224A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 Ntn株式会社 携帯端末利用振動検査システムおよびそのサーバ
JP2015114214A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 Ntn株式会社 回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法
JP2022145537A (ja) * 2021-03-19 2022-10-04 株式会社リコー 判定装置、判定方法、プログラムおよび加工システム

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