JPH04289322A - 法面緑化工法 - Google Patents
法面緑化工法Info
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- JPH04289322A JPH04289322A JP3052386A JP5238691A JPH04289322A JP H04289322 A JPH04289322 A JP H04289322A JP 3052386 A JP3052386 A JP 3052386A JP 5238691 A JP5238691 A JP 5238691A JP H04289322 A JPH04289322 A JP H04289322A
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は素材として少なくとも有
機質土壌改良材と植物の種子と肥料と高分子系浸食防止
剤とを用い、これらを水と混合し、法面に吹付ける法面
緑化工法に関する。
機質土壌改良材と植物の種子と肥料と高分子系浸食防止
剤とを用い、これらを水と混合し、法面に吹付ける法面
緑化工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に法面に緑化基材を吹付ける技術は
種々知られており、例えば本出願による特開平2−47
427号公報にも開示されている。これらの基材はいわ
ゆるバッチ式によって水と攪拌され高圧空気によってノ
ズルから法面に吹付けられるようになっている。
種々知られており、例えば本出願による特開平2−47
427号公報にも開示されている。これらの基材はいわ
ゆるバッチ式によって水と攪拌され高圧空気によってノ
ズルから法面に吹付けられるようになっている。
【0003】周知の如く、緑化用の素材としては種々の
ものが知られており、またその配合の割合も土質や気候
条件に応じて選択されている。したがって、1バッチ毎
に配合される緑化用の素材はあらかじめ定められている
。
ものが知られており、またその配合の割合も土質や気候
条件に応じて選択されている。したがって、1バッチ毎
に配合される緑化用の素材はあらかじめ定められている
。
【0004】しかしながら、緑化現場には計量機等を設
置することは困難であり、そのために素材の配合が必然
的に不均一となる。したがって、あらかじめ所定の割合
で配合しておくことも考えられるが、種子が発芽したり
、高分子系浸食防止剤が保存中に雨水の影響を受けたり
して不都合である。また丈夫で雨水に強い包装を行うこ
とはバッチに投入するときの作業が面倒である。
置することは困難であり、そのために素材の配合が必然
的に不均一となる。したがって、あらかじめ所定の割合
で配合しておくことも考えられるが、種子が発芽したり
、高分子系浸食防止剤が保存中に雨水の影響を受けたり
して不都合である。また丈夫で雨水に強い包装を行うこ
とはバッチに投入するときの作業が面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、現場において簡単に所定の割合で緑化用の素材を
配合でき、もって均一な緑化基盤を得ることのできる法
面緑化工法を提供するにある。
的は、現場において簡単に所定の割合で緑化用の素材を
配合でき、もって均一な緑化基盤を得ることのできる法
面緑化工法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、素材と
して少なくとも有機質土壌改良材と植物の種子と肥料と
高分子系浸食防止剤とを用い、これらを水と混合して法
面に吹付ける法面緑化工法において、粉粒状の高分子系
浸食防止剤および肥料をそれぞれ計量して水溶性プラス
チック製の袋に充填し、その袋とあらかじめ計量した有
機質土壌改良材とあらかじめ計量した植物の種子とあら
かじめ計量した水とを攪拌機に導き、その袋を溶解し、
それらの混合物を吹付ノズルから法面に吹付けるように
なっている。
して少なくとも有機質土壌改良材と植物の種子と肥料と
高分子系浸食防止剤とを用い、これらを水と混合して法
面に吹付ける法面緑化工法において、粉粒状の高分子系
浸食防止剤および肥料をそれぞれ計量して水溶性プラス
チック製の袋に充填し、その袋とあらかじめ計量した有
機質土壌改良材とあらかじめ計量した植物の種子とあら
かじめ計量した水とを攪拌機に導き、その袋を溶解し、
それらの混合物を吹付ノズルから法面に吹付けるように
なっている。
【0007】
【作用効果の説明】したがって、槽内には丁度1バッチ
分の水が貯えられており、そこに粉粒状の高分子系浸食
防止剤および肥料を充填した袋を攪拌機に投入すると、
攪拌機中の水により袋がとける。そして撹拌機において
あらかじめ1バッチ分に計量された有機質土壌改良材お
よび同様に計量された種子とともに混合され、したがっ
て、所定の配合の割合が得られる。それ故に吹付けによ
る均一な緑化基盤が得られる。
分の水が貯えられており、そこに粉粒状の高分子系浸食
防止剤および肥料を充填した袋を攪拌機に投入すると、
攪拌機中の水により袋がとける。そして撹拌機において
あらかじめ1バッチ分に計量された有機質土壌改良材お
よび同様に計量された種子とともに混合され、したがっ
て、所定の配合の割合が得られる。それ故に吹付けによ
る均一な緑化基盤が得られる。
【0008】袋は水に溶けるので、ノズルに詰るような
ことがない。また粉粒状の高分子系浸食防止剤を用いる
ので、袋内において長期間保存でき、しかも肥料に対す
る悪影響がない。
ことがない。また粉粒状の高分子系浸食防止剤を用いる
ので、袋内において長期間保存でき、しかも肥料に対す
る悪影響がない。
【0009】種子や土壌改良材は比較的に取扱いが容易
であり、あらかじめ数種類の量を準備しておけば現場に
おいて、単に所定量撹拌機に投入すればよい。同様に浸
食防止剤および肥料を入れた袋もあらかじめ数種類を準
備しておけばよい。
であり、あらかじめ数種類の量を準備しておけば現場に
おいて、単に所定量撹拌機に投入すればよい。同様に浸
食防止剤および肥料を入れた袋もあらかじめ数種類を準
備しておけばよい。
【0010】したがって本発明によれば、あらかじめ粉
粒状の高分子系浸食防止剤および肥料を入れた水溶性の
袋と植物の種子と有機質土壌改良材とを現場以外の工場
等で製造しいおくことができ、緑化工法の作業効率が向
上する。
粒状の高分子系浸食防止剤および肥料を入れた水溶性の
袋と植物の種子と有機質土壌改良材とを現場以外の工場
等で製造しいおくことができ、緑化工法の作業効率が向
上する。
【0011】
【好ましい実施の態様】本発明の実施に際して、各素材
は必ずしも1バッチ1個に計量する必要はなく、複数個
を配合してもよい。
は必ずしも1バッチ1個に計量する必要はなく、複数個
を配合してもよい。
【0012】また必要に応じてその他の素材例えばゼオ
ライト、セメント、増量材等を袋に充填してもよく、又
別個に計量して土壌改良材と同様に付加して用いること
ができる。そして水はポンプから攪拌機に給水されが、
その量はタイマで制御できる。
ライト、セメント、増量材等を袋に充填してもよく、又
別個に計量して土壌改良材と同様に付加して用いること
ができる。そして水はポンプから攪拌機に給水されが、
その量はタイマで制御できる。
【0013】本発明で実施される有機質土壌改良材とは
バーク堆肥やピートモス等である。また袋の材料である
水溶性プラスチックとはポリビニルアルコール、ポリア
クリル酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、ポリビニルピロリドン等が好ましい。
バーク堆肥やピートモス等である。また袋の材料である
水溶性プラスチックとはポリビニルアルコール、ポリア
クリル酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、メチル
セルロース、ポリビニルピロリドン等が好ましい。
【0014】高分子系浸食防止剤としては、粉粒体であ
り、保存が容易なものであればよく、ポリ酢酸ビニル系
化合物、ポリアクリルアミド等が好ましい。
り、保存が容易なものであればよく、ポリ酢酸ビニル系
化合物、ポリアクリルアミド等が好ましい。
【0015】肥料としては通常の化学肥料であればよい
。
。
【0016】植物の種子としては、外来草本(ケンタッ
キー31フェスク、クリーピングレッドフェスク、オー
チャードグラス等)と木本(ヤマハギ、イタチハギ、メ
ドハギ等)を使用する。法面に最終的に成立させるのは
木本植物であるが、木本植物は生育が遅いため、吹きつ
けた基盤が降雨により流出し易いので、生育の早い外来
草本を混ぜることで、木本が浸食防止作用を発揮しはじ
めるまでの浸食を防止できる。
キー31フェスク、クリーピングレッドフェスク、オー
チャードグラス等)と木本(ヤマハギ、イタチハギ、メ
ドハギ等)を使用する。法面に最終的に成立させるのは
木本植物であるが、木本植物は生育が遅いため、吹きつ
けた基盤が降雨により流出し易いので、生育の早い外来
草本を混ぜることで、木本が浸食防止作用を発揮しはじ
めるまでの浸食を防止できる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明を実施する装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0018】全体を符号10で示す吹付機はそれ自体公
知のものであり、素材の投入部11と、投入された素材
の第1攪拌機12と第2攪拌機14とよりなっている。 図中13は原動機である。
知のものであり、素材の投入部11と、投入された素材
の第1攪拌機12と第2攪拌機14とよりなっている。 図中13は原動機である。
【0019】他方、コンプレッサ16から延びるエアホ
ース17は前記第2攪拌機14の送給ヘッド15より配
合された素材すなわち緑化基材を圧縮空気と共にノズル
18に送り、法面Nに吹付けるようになっている。
ース17は前記第2攪拌機14の送給ヘッド15より配
合された素材すなわち緑化基材を圧縮空気と共にノズル
18に送り、法面Nに吹付けるようになっている。
【0020】また槽19内には水中ポンプ20が設置さ
れており、発電機21から延びる電線が水中ポンプ20
に接続されている。水中ポンプ20からのホース23は
前記第1撹拌機12に延びている。そして投入部11に
素材を送るコンベア24a、24bが設けられている。
れており、発電機21から延びる電線が水中ポンプ20
に接続されている。水中ポンプ20からのホース23は
前記第1撹拌機12に延びている。そして投入部11に
素材を送るコンベア24a、24bが設けられている。
【0021】図中E1は槽19に投入される水溶性プラ
スチック製の袋であって、浸食防止剤と肥料とが入れて
いる。E2は計量された植物の種子であり、E3は計量
された有機質土壌改良材である。
スチック製の袋であって、浸食防止剤と肥料とが入れて
いる。E2は計量された植物の種子であり、E3は計量
された有機質土壌改良材である。
【0022】本発明で実施される緑化基材の代表的な配
合例は下記の表に示す通りである。
合例は下記の表に示す通りである。
【0023】
【0024】第1および第2の攪拌機12、14はあら
かじめ1バッチ分の緑化基材を準備するようにし、第2
の攪拌機14内の基材を吹付け作業している間に第1の
攪拌機12で次の1バッチ分の基材の攪拌混合作業をし
ている。
かじめ1バッチ分の緑化基材を準備するようにし、第2
の攪拌機14内の基材を吹付け作業している間に第1の
攪拌機12で次の1バッチ分の基材の攪拌混合作業をし
ている。
【0025】吹付け作業に際して、前述の如く、予め1
バッチ分を計量した肥料と粉粒状の高分子系浸蝕防止剤
とを入れた袋E1と、あらかじめ計量した種子E2と、
あらかじめ計量した有機質土壌改良材E3とをコンベア
24a上に乗せて、コンベア24bを介して投入口11
に投入され、第1の攪拌機12にはいる。
バッチ分を計量した肥料と粉粒状の高分子系浸蝕防止剤
とを入れた袋E1と、あらかじめ計量した種子E2と、
あらかじめ計量した有機質土壌改良材E3とをコンベア
24a上に乗せて、コンベア24bを介して投入口11
に投入され、第1の攪拌機12にはいる。
【0026】他方、水槽19内の水はポンプ20により
第1の攪拌機12に送られる。その量は図示しないタイ
マにより計測することができる。
第1の攪拌機12に送られる。その量は図示しないタイ
マにより計測することができる。
【0027】この第1の攪拌機12で攪拌混合された1
バッチ分の緑化基材は図示しないゲートを介して第2の
攪拌機14に送られる。その間に水溶性の袋E1は水に
溶ける。したがって、混合作業は均一に行われる。
バッチ分の緑化基材は図示しないゲートを介して第2の
攪拌機14に送られる。その間に水溶性の袋E1は水に
溶ける。したがって、混合作業は均一に行われる。
【0028】このようにして混合された緑化基材は送給
ヘッド15から圧縮空気によってノズル18に送られる
1バッチ分の作業が終了したならば、第1の攪拌機12
から第2の攪拌機14に緑化基材が送られて同様な作業
を行う。
ヘッド15から圧縮空気によってノズル18に送られる
1バッチ分の作業が終了したならば、第1の攪拌機12
から第2の攪拌機14に緑化基材が送られて同様な作業
を行う。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば下記のすぐれ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
【0030】(1) 緑化基材を構造する各素材は1
バッチ分があらかじめ計算されているので各バッチ別の
作業において不均質なものにならない。
バッチ分があらかじめ計算されているので各バッチ別の
作業において不均質なものにならない。
【0031】(2) 高分子系浸食防止剤と肥料とが
水溶性プラスチック製の袋に1バッチ分が計量されて入
れてあるので、袋を槽に投入するだけでよい。
水溶性プラスチック製の袋に1バッチ分が計量されて入
れてあるので、袋を槽に投入するだけでよい。
【0032】(3) 水溶性プラスチック製の袋が溶
けないで部分的に残存していても、ホースやノズルに貼
着して詰らせることがなく、吹付け作業中にいずれは溶
解する。
けないで部分的に残存していても、ホースやノズルに貼
着して詰らせることがなく、吹付け作業中にいずれは溶
解する。
【0033】(4) 高分子系浸蝕防止剤が水に溶け
てから吹付けるまでの時間が短いので、劣化の程度が少
なく、浸蝕防止効果が向上する。
てから吹付けるまでの時間が短いので、劣化の程度が少
なく、浸蝕防止効果が向上する。
【0034】(5) 作業能率が向上する。
【図1】本発明を実施した装置を示す説明図。
10・・・吹付機
11・・・投入部
12・・・第1攪拌機
13・・・原動機
14・・・第2攪拌機
15・・・送給ヘッド
16・・・コンプレッサ
17・・・エアホース
18・・・ノズル
19・・・槽
20・・・水中ポンプ
21・・・発電機
22・・・電線
23・・・ホース
24a、24b・・・ベルトコンベア
E1 ・・・高分子系浸食防止剤および肥料を入れた水
溶性プラスチック製の袋 E2 ・・・植物の種子 E3 ・・・有機質土壌改良材
溶性プラスチック製の袋 E2 ・・・植物の種子 E3 ・・・有機質土壌改良材
Claims (1)
- 【請求項1】 素材として少なくとも有機質土壌改良
材と植物の種子と肥料と高分子系浸食防止剤とを用い、
これらを水と混合して法面に吹付ける法面緑化工法にお
いて、粉粒状の高分子系浸食防止剤および肥料をそれぞ
れ計量して水溶性プラスチック製の袋に充填し、その袋
とあらかじめ計量した有機質土壌改良材とあらかじめ計
量した植物の種子とあらかじめ計量した水とを攪拌機に
導き、その袋を溶解し、それらの混合物を吹付ノズルか
ら法面に吹付けることを特徴とする法面緑化工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238691A JPH0678631B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 法面緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238691A JPH0678631B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 法面緑化工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289322A true JPH04289322A (ja) | 1992-10-14 |
JPH0678631B2 JPH0678631B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=12913370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238691A Expired - Lifetime JPH0678631B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 法面緑化工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678631B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018193743A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | デンカ株式会社 | 緑化工法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628732U (ja) * | 1979-08-09 | 1981-03-18 | ||
JPS62186744U (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-27 | ||
JPH02121118U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP5238691A patent/JPH0678631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628732U (ja) * | 1979-08-09 | 1981-03-18 | ||
JPS62186744U (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-27 | ||
JPH02121118U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018193743A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | デンカ株式会社 | 緑化工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678631B2 (ja) | 1994-10-05 |
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