JPH04288012A - 軟カプセル剤の製造法 - Google Patents
軟カプセル剤の製造法Info
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- JPH04288012A JPH04288012A JP4962191A JP4962191A JPH04288012A JP H04288012 A JPH04288012 A JP H04288012A JP 4962191 A JP4962191 A JP 4962191A JP 4962191 A JP4962191 A JP 4962191A JP H04288012 A JPH04288012 A JP H04288012A
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- soft capsule
- capsule agent
- adhesion
- capsules
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Landscapes
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、付着防止液としてグリ
セリルモノ脂肪酸ジアセテートを使用する軟カプセル剤
の製造法に関する。
セリルモノ脂肪酸ジアセテートを使用する軟カプセル剤
の製造法に関する。
【０００２】
【従来の技術】軟カプセル剤の製造方法は、打ち抜き法
、適下法及び浸漬法の三方法に大別されるが、その中で
も、工業的には、生産性、剤形の多様性、高品質等の点
から、打ち抜き法に分類される連続自動法が大半を占め
ている。連続自動法による軟カプセル剤の製造法におい
て、カプセルの外壁を構成するカプセルシエルを製造す
るために、予じめ調製されたゼラチンのゾル溶液を一定
の厚みの層としてキャスティングドラム上に展延し、キ
ャスティングドラムが一回転する間に該ゼラチン溶液を
冷却してゲル化させ、シートを製造するが、この工程に
おいて、ゼラチンシートのキャスティングドラムからの
剥離性をよくするために付着防止液（離型剤）を塗布す
る。また、左右対称の２枚のゼラチンシートを左右一対
のダイロールにより成形しながら内容薬液を充填し、接
着させて軟カプセル剤を製造するが、この工程において
も、ゼラチンシートのダイロールよりの剥離をよくする
ために、ダイロールに導入される前にゼラチンシートに
付着防止液が塗布される。更にまた、この付着防止液は
、上記キャスティングドラム及びダイロールからの剥離
性を向上させるのみではなく、更に重要な意味をもって
いる。すなわち、内容薬液を充填した軟カプセル剤の剤
皮は約４０〜５０％の水分を含有しているので、これは
常温、低湿度の乾燥空気中で一次乾燥（タンブラードラ
イヤー）及び二次乾燥し、剤皮水分を１０％以下にして
製品とするが、付着防止剤はこの乾燥終了までの工程に
おけるカプセル剤同士の付着を防止する作用をする。
、適下法及び浸漬法の三方法に大別されるが、その中で
も、工業的には、生産性、剤形の多様性、高品質等の点
から、打ち抜き法に分類される連続自動法が大半を占め
ている。連続自動法による軟カプセル剤の製造法におい
て、カプセルの外壁を構成するカプセルシエルを製造す
るために、予じめ調製されたゼラチンのゾル溶液を一定
の厚みの層としてキャスティングドラム上に展延し、キ
ャスティングドラムが一回転する間に該ゼラチン溶液を
冷却してゲル化させ、シートを製造するが、この工程に
おいて、ゼラチンシートのキャスティングドラムからの
剥離性をよくするために付着防止液（離型剤）を塗布す
る。また、左右対称の２枚のゼラチンシートを左右一対
のダイロールにより成形しながら内容薬液を充填し、接
着させて軟カプセル剤を製造するが、この工程において
も、ゼラチンシートのダイロールよりの剥離をよくする
ために、ダイロールに導入される前にゼラチンシートに
付着防止液が塗布される。更にまた、この付着防止液は
、上記キャスティングドラム及びダイロールからの剥離
性を向上させるのみではなく、更に重要な意味をもって
いる。すなわち、内容薬液を充填した軟カプセル剤の剤
皮は約４０〜５０％の水分を含有しているので、これは
常温、低湿度の乾燥空気中で一次乾燥（タンブラードラ
イヤー）及び二次乾燥し、剤皮水分を１０％以下にして
製品とするが、付着防止剤はこの乾燥終了までの工程に
おけるカプセル剤同士の付着を防止する作用をする。
【０００３】従来、この付着防止剤としては、流動パラ
フィン、脂肪酸トリグリセリドが知られているが、これ
らは付着防止機能が不充分であり、キャスティングドラ
ム及びダイロールからゼラチンシートが剥離し難く、絡
まってしまい、機械のトラブルを生ずると共に、カプセ
ル同士が付着して、不良品が発生するという欠点があっ
た。
フィン、脂肪酸トリグリセリドが知られているが、これ
らは付着防止機能が不充分であり、キャスティングドラ
ム及びダイロールからゼラチンシートが剥離し難く、絡
まってしまい、機械のトラブルを生ずると共に、カプセ
ル同士が付着して、不良品が発生するという欠点があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、高い付着防止
機能を有する軟カプセル剤製造用の付着防止液の開発が
望まれていた。
機能を有する軟カプセル剤製造用の付着防止液の開発が
望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は鋭意研究を行った結果、グリセリルモノ脂肪酸
ジアセテートが上記目的を達成することを見出し、本発
明を完成した。
発明者は鋭意研究を行った結果、グリセリルモノ脂肪酸
ジアセテートが上記目的を達成することを見出し、本発
明を完成した。
【０００６】すなわち、本発明は、軟カプセル剤の製造
法において、付着防止液としてグリセリルモノ脂肪酸ジ
アセテートを使用することを特徴とする軟カプセル剤の
製造法を提供するものである。
法において、付着防止液としてグリセリルモノ脂肪酸ジ
アセテートを使用することを特徴とする軟カプセル剤の
製造法を提供するものである。
【０００７】本発明で付着防止液として使用されるグリ
セリルモノ脂肪酸ジアセテートとしては、脂肪酸部が炭
素数８〜２０、特に１２〜１８のものが好ましい。これ
らのグリセリルモノ脂肪酸ジアセテートは食品用の基剤
として使用されている極めて毒性の低いものである。
セリルモノ脂肪酸ジアセテートとしては、脂肪酸部が炭
素数８〜２０、特に１２〜１８のものが好ましい。これ
らのグリセリルモノ脂肪酸ジアセテートは食品用の基剤
として使用されている極めて毒性の低いものである。
【０００８】本発明方法は、付着防止液としてグリセリ
ルモノ脂肪酸ジアセテートを使用する以外は、従来の軟
カプセル剤の製造法に従って実施される。
ルモノ脂肪酸ジアセテートを使用する以外は、従来の軟
カプセル剤の製造法に従って実施される。
【０００９】
【実施例】次に実施例を挙げて説明する。
【００１０】実施例１
ゼラチン１０ｋｇ、グリセリン４．５ｋｇ及び精製水６
ｋｇを８０℃で３時間加熱撹拌してゼラチンのゾル溶液
とし、真空脱気したのち、５０℃の恒温槽に貯留して軟
カプセル皮膜剤とした。酢酸トコフェロール１ｋｇ及び
ゴマ油０．５ｋｇ を撹拌して均一な混合液とし、この
液を内容液として、ライナー社製ロータリー充填機を用
いて、常法により上記の軟カプセル皮膜で被包成形し、
通常の乾燥工程を経て、内容量１５０ｍｇの球形の軟カ
プセル剤を製造した。この全工程にわたり、付着防止液
として、グリセリルモノラウリルジアセテートを用いた
。
ｋｇを８０℃で３時間加熱撹拌してゼラチンのゾル溶液
とし、真空脱気したのち、５０℃の恒温槽に貯留して軟
カプセル皮膜剤とした。酢酸トコフェロール１ｋｇ及び
ゴマ油０．５ｋｇ を撹拌して均一な混合液とし、この
液を内容液として、ライナー社製ロータリー充填機を用
いて、常法により上記の軟カプセル皮膜で被包成形し、
通常の乾燥工程を経て、内容量１５０ｍｇの球形の軟カ
プセル剤を製造した。この全工程にわたり、付着防止液
として、グリセリルモノラウリルジアセテートを用いた
。
【００１１】比較例１
全工程にわたり、付着防止液として、流動パラフィンを
用いた以外は、実施例１と同様にして軟カプセル剤を製
造した。
用いた以外は、実施例１と同様にして軟カプセル剤を製
造した。
【００１２】比較例２
全工程にわたり、付着防止液として、トリカプリル酸グ
リセリンを用いた以外は実施例１と同様にして軟カプセ
ル剤を製造した。
リセリンを用いた以外は実施例１と同様にして軟カプセ
ル剤を製造した。
【００１３】実施例１及び比較例１〜２の製造法におけ
る、一次乾燥（タンブラードライヤー）終了時までの軟
カプセル剤同士の付着球の発生率並びにキャスティング
ドラム（ＣＤ）及びダイロール（ＤＲ）よりのゼラチン
シート剥離状況を表１に示す。
る、一次乾燥（タンブラードライヤー）終了時までの軟
カプセル剤同士の付着球の発生率並びにキャスティング
ドラム（ＣＤ）及びダイロール（ＤＲ）よりのゼラチン
シート剥離状況を表１に示す。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【発明の効果】本発明方法によれば、ＣＤ及びＤＲから
のゼラチンシートの剥離が良好であるため機械のトラブ
ルを生ずることがなく、また軟カプセル同士が付着して
品質を低下させることもなく、工業的有利に軟カプセル
を製造することができる。
のゼラチンシートの剥離が良好であるため機械のトラブ
ルを生ずることがなく、また軟カプセル同士が付着して
品質を低下させることもなく、工業的有利に軟カプセル
を製造することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 軟カプセル剤の製造法において、付着
防止液としてグリセリルモノ脂肪酸ジアセテートを使用
することを特徴とする軟カプセル剤の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962191A JPH04288012A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 軟カプセル剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962191A JPH04288012A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 軟カプセル剤の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288012A true JPH04288012A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=12836306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4962191A Pending JPH04288012A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 軟カプセル剤の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04288012A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0600422A1 (en) * | 1992-11-30 | 1994-06-08 | Warner-Lambert Company | Hard film composition for capsules |
| EP1210936A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-05 | Suheung Capsule Co Ltd. | Gelatin capsule |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4962191A patent/JPH04288012A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0600422A1 (en) * | 1992-11-30 | 1994-06-08 | Warner-Lambert Company | Hard film composition for capsules |
| US5456746A (en) * | 1992-11-30 | 1995-10-10 | Warner-Lambert Company | Hard film composition for capsules |
| EP1210936A1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-06-05 | Suheung Capsule Co Ltd. | Gelatin capsule |
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